幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

川上哲治の重さ

2013-10-31 00:58:43 | 野球
 川上哲治が亡くなりました。僕らの世代では川上の現役時代は知りません。知識として「打撃の神様」とか「ボールが止まって見えた」という名言のことは知っていますが、あくまでも僕たちの中での川上と言えば「V9巨人」の川上監督です。そしてマンガ及びアニメ「巨人の星」におけるもっとも重要な実在する登場人物です。

 僕たちが子どもの頃のヒーローは何と言っても長嶋であり王でした。そのONを配下において常勝巨人軍を率いているのが川上監督。ある意味、野球大好き少年たちにとっては、川上は天皇よりもアメリカの大統領よりも、世界の誰よりも偉いと感じられる「ドン」。それほど重みと凄みがある超大物でした。

 その後、長嶋が引退して巨人の監督になり、さらにその長嶋が成績不振で更迭される云々という話になった時に、長嶋と川上の確執がマスコミを通じて広がりました。その頃にはもう大学生になっていたので、世の中のこともわかるようになっていましたが、何となく小学生の頃の古き良き思い出を汚されたような気がしたものです。

 巨人の4番打者の系譜は川上から長嶋、長嶋から王、そしていまの監督である原へと受け継がれたものです。この系譜はまた巨人の監督の流れでもあります。日本シリーズで負けなかった川上は、何代目かの後輩である原と今の4番であり将来の巨人監督であろう阿部のこの日本シリーズでの戦いを空からどう見ているのでしょうか。楽天を応援してはいますが、川上追悼のために巨人の選手たちにも一層の奮闘を期待したいと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶好調は要注意

2013-10-30 00:00:01 | テニス
 先週土曜日に4時間サークルでテニスをして、日曜日午前中にスクールで1時間半テニスをして、仕上げに日曜日午後から山本麻友美プロと2時間テニスをした時のこと。さすがにこれだけ連続でやれば体は疲れるもののボールに対する感覚はどんどん良くなっていきます。最初にプロとアップで打ちあっていても、良い感じでガンガン打てます。この場合の「良い感じ」とはボールがしっかり見えていて、ミスヒットが少なく、ショットをコントロールできているという「感じ」です。

 今日は調子が良いなと思いながらアップを終わってゲームに入りました。ところがゲームになったら調子が悪くなった「感じ」がするのです。微妙にショットがネットしたりアウトしたり。決まったと思ったショットが決まらずに返ってきたり。そうこうしているうちに山本プロとペアを組みながら負けてしまいました。もう「あれれ?」という感じです。

 そのまま数ゲームは「???」と首を捻りながら調子が出ないまま進んでいったのですが、山本プロに「ゲームする前は絶好調だと思ったんだけど」と言ったら「ああ、プロの選手でもそういうことありますよ」「試合前の練習で調子が良いと、試合が始まると調子が悪く感じるんです。そんなに悪いわけではないんだけど、調子が良いと思っているから相対的に悪く思ってしまって、それで自分から調子を崩すんですよ」「だから調子が良いときはプレーが雑になって(*)、逆に調子が悪いと思っている時の方が慎重に丁寧にプレーするので結果が良いってこともよくありますよ」だそうです。

 なるほど、自分でプレーのハードルを上げて、自分でそのハードルに達していないと思いこんで自滅するというパターンみたいです。確かに日曜日の僕はそうだったのだろうと思いました。僕以外のメンバーから見たら調子が良いわけでも悪いわけでもなく、いつもの僕のプレーだったのに、自分だけ勝手に調子が悪い、おかしいと思っていたんでしょう。

 それを聞いてから徐々にプレーも元に戻りました。いや、プレー自体はそれほど変わっていないのかも知れませんが、気持ちはすっかり切り替わりました。最初に負けた組み合わせで今度は楽勝でしたから。なぜ最初にあんな苦労をしたのかと不思議に思うほどです。自信を持つのは良いけど、過信になってしまってはいけない、絶好調の時こそ要注意ということです。

 テニスだけではなく、他のいろいろなことにも結び付く話だなと思ったので、あえて「テニス日誌」ではなく「コーカイ日誌」に書きました。

*山本プロ御本人からこれを読んで注釈が入ったので原文のまま追記しておきます。
「調子がいいと雑になると言う部分は、正確に言うと雑になるのではなく、調子がいいと欲が出て色々な事をやりたくなり、その時に過大評価しすぎてる自分のイメージとズレが生じ出して、あれ?という不信感や不調だという勘違いに繋がってしまうという感じです」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みのもんたの責任

2013-10-29 00:11:37 | テレビ・芸能
 みのもんたの息子の起こした窃盗事件については実はあまり興味がないのですが、彼が会見で「やめないと収まりがつかない日本の風潮」を嘆くのは噴飯ものだとは思いました。だってそういう「風潮」を作りだしたのは他ならぬ「みのもんた」だろうと思うからです。彼を筆頭に小倉とか宮根とかを僕が好ましく思わないのは、自分だけは正しいという顔をしてそういう「風潮」を作りだして、より気づまりで住みにくい世の中にしているからです。どれだけお前らは偉いんだ、正しいんだ、と問い糺したくなるからです。

 もちろん、みのも小倉も宮根もそれを「仕事」でやっていることは承知しています。あくまでもそういう役割を演じているのであって、それを求めているのはテレビを見ている人々であることも確かでしょう。しかし、いくら仕事でやっているだけであっても、自分たちがやっていることを正しく把握していないと、結局今回のみののように自分で自分の首を絞めてしまいます。

 みのが「30歳過ぎた子どもの責任を親が取るおかしさ」を言う気持ちはよくわかります。僕も親がそこまで責任を持つ必要は基本的にはないと思います。しかし、それでは世間が収まらないのは、日頃みのが偉そうに世の中に説教してきたからですし、そんなみのを教祖のように支持してきた多くの人がいるからです。そこを自覚していれば、みのは開き直ったりせずに最初から責任を感じて謙虚に世間に頭を下げて潔く身を引いていたかも知れません。そして、そうしていればここまで叩かれることはなく、むしろみのを弁護する論調も増えたと思います。

 しかし、みのは自分はタレントとしてそういう役割を演じていただけで、本当の自分はそんな清く正しい人間ではないと思っているから、ここにきて子どもの責任を自分が取らされることに納得がいかないのだと思います。「みのもんたの子どもでなければ」と彼は言っていましたが、確かにみのが一般人だったら、もしくはタレントでももっとヘタレキャラや悪役キャラなら、そこまで世間の非難は高まらなかったことでしょう。でも立ち位置が違えば責任の取り方も変わるのです。それはタレントでも企業人でも同じです。

 それにしても住みにくい世の中になりました。容赦ない正論がまかり通る様子はブルドーザーが全てをなぎ倒していくのと同じで、後には何も残りません。みのもんたは決して好きではありませんが、彼自身が犯罪を行ったわけではないのにこっぴどく糾弾される様子は見るに堪えないものがあります。とにかく有名人だから、気に入らないからというだけで叩きたいというストレス発散のスケープゴートになっているような気がしてなりません。上に書いたことと矛盾するかも知れませんが、そこまでみのもんたが悪いとはとても思えないので。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本シリーズ2戦目まで

2013-10-28 00:33:04 | 野球
 日本シリーズが始まりました。第1戦、2戦ともじっくりテレビで観戦。中日が出場していない日本シリーズをこれだけちゃんと見たのは久しぶり、というか、暇だった大学生時代以来かも。それだけ今回は楽天への注目度が高いということです。恐らく巨人ファン以外はみんな楽天を心情的に応援しているのではないかと思います。

 1戦目の先発が田中ではなく則本だった本当の理由はわかりませんが、ペナントレース同様、則本は相手のエースと投げ合って負けるという結果に終わりました。試合は楽天がずっと押していたにも関わらず、4安打で2点を取った巨人の強さが際だっていました。逆に楽天は初めての日本シリーズに選手が緊張して力が出ないのかという感じです。まあ松井の三塁憤死とか亀井の大ファインプレーとか、楽天にはツキがなかったというところもありました。

 楽天にとっては負けられない2戦目はエース田中がルーキー菅野と対戦。エース対ルーキーの対決ということでは1戦目と逆になったわけで、結果もエースの勝ち。田中で負けたらほぼ終戦ムードになりそうなところだっただけに楽天としては本当に勝てて良かったというところですし、巨人としては1勝1敗で東京に戻れるなら十分でしょう。まだ余裕があると思います。

 2戦目の綾は藤田の内野安打。ビデオで見るまでもなくアウトだったのに完全なミスジャッジで貴重な2点目が楽天に入りました。直後に田中が油断して寺内にホームランを打たれてしまいましたが、あの2点目、あのミスジャッジが勝負を左右したことは間違いありません。審判が空気を読んだのかと思いました。

 さて3戦目以降の展開ですが、先ほども書いたように巨人はまだまだ余裕です。この2試合で戦力差をたっぷり見せつけてくれました。楽天は指名打者が使えない東京ドームでの試合でどうやって点を取るのか、どういう継投で巨人打線を抑えるのか、課題が山積しています。田中と則本以外に通用しそうな投手がいないので、どうやっても先発もリリーフも投手が足りません。

 巨人の不安材料は坂本の守備です。WBCの時にも解説の桑田に「もう2つレベルをあげないと」と苦言を呈されていましたが、今回も初戦で間に合わない一塁に投げたり、2戦目で村田の頭脳プレーに敵と一緒に惑わされてダブルプレーを逃したりと散々です。運動神経だけで守備をやっているのでショートという頭を使う場所には向いていないのではと思います。坂本の守備から巨人の守りが崩れる可能性は十分にあります。

 楽天は松井が鍵を握ると思います。経験不足の楽天の選手たちの中で、日本シリーズもメジャーリーグも経験してきている松井がもっとチームを引っ張らないとダメでしょう。判官贔屓で楽天を応援しているファンが全国にいるのですから、その声を味方につけて楽天の日本一がなるかどうか。僕の見るところ確率25%くらいかなぁ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ほこ×たて」のヤラセ

2013-10-27 00:44:48 | テレビ・芸能
 フジテレビの人気番組「ほこ×たて」のヤラセ問題は局側も認めたことで番組が休止になりました。恐らくこのまま番組は打ち切りということになるのでしょう。残念なことです。もっともスタートした頃は本当に面白かったけど、最近の対決はマンネリ感が強くて僕は録画はしてもあまり真面目に観ていませんでした。

 面白くなかった原因のひとつに「ガチ」対決と銘打ちながら、とてもそうは思えない演出が随所に感じられたからで、本来ならもっとあっさり終わっているだろうという対決も無理やり盛り上げている感がプンプンしていました。今回告発されたヤラセについても、そこまでひどいとは思わなかったものの「やっぱり」という思いはしました。

 これだけテレビの裏側がいろいろなところで報じられて視聴者がスレてくると、いかにものあざとい演出はもう嘘臭く感じられてしまいます。そういう時代なのです。「ほこ×たて」のスタッフは時代の変化、視聴者の変化についていけてなかったんだなと思います。ダメな時はダメなりに作り方見せ方はあるはずで、昔ながらのヤラセの手法では、今回告発されなくても早晩バレていたか視聴率が低迷して打ち切りになったのではないかと思います。

 さて、今回の騒動はかつての「あるある大事典」の時とよく似ています。「あるある」もフジの系列局の関西テレビ制作でした。あの事件の反省を生かしていなかったという意味でフジテレビは強く非難されても仕方ありません。就任間もない亀山社長の辞任はあるのでしょうか?エース登板のはずだったのに、いきなり危険球を投げて退場処分みたいな感じになってしまいそうですが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食材偽装で思うこと

2013-10-26 00:01:00 | 時事
 阪急阪神ホテルズの食材偽装事件。トップの往生際の悪い会見が何より最悪でした。「偽装ではなく誤表示」「現場がやった」と責任逃れに終始していて、いまどきこんなひどい会見はないだろうと思うくらいです。数年にもわたって何種類もの安モノを高い食材として「誤表示」していたとしたら、それはもう「詐欺」です。そして全ては現場の無知と怠慢のせいにしているのも気分が悪い。なぜ潔く認めて謝罪し辞任しないのか、ますます信用を失うばかりなのにそれが解らないあの社長では、そりゃあこんな事件も起きるだろうと思ってしまいます。

 経営状態が思わしくなく、利益改善、コストカットの要求を現場に突きつけ、食材偽装へと突き進んだんだろうと思いますが、可哀想なのは責任を押し付けられた現場であり、シェフであり、納入業者です。あの社長の会見を見ていて「やってられねぇ!」と憤っている現場の人たちの顔が思い浮かぶくらいです。客の信用だけではなく現場の士気も下げまくりで、もう経営陣を刷新したとしても信頼回復へのハードルはかなり高いと思われます。

 ただこの食材偽装は阪急阪神ホテルズだけの特別な事件かというと、恐らくは他のレストランなどでもあるだろうと多くの消費者は思っていることでしょう。だいたいブランド牛、ブランド豚、ブランド米などがやたらと多くのレストランで提供されていますが、例えば「イベリコ豚」はいったいどれだけ生産されているんだと思うほどここ数年乱発されています。そもそもその値段で松坂牛やキャビアや北京ダックが食べられるはずないだろうと。

 まあ実際に破格値のそうした料理を食べれば「ああ、やっぱり」と落胆せざるを得ない味です。まれに「値段相応で頑張っているな」くらいなものもありますが、安さを追い求めれば何かが犠牲になるのは当たり前。それが味なのか、サービスなのか、雰囲気なのか、はたまた食材偽装なのかということです。

 まずは消費者が過剰に安さを追い求めないことです。「コスパがいい」ことばかりを評価せず、値段相応のものがきちんと提供されることを望むべきでしょう。じゃなければ業界自体がどんどん首を絞められて窒息死してしまいます。これはなにも外食産業だけの話ではありません。あらゆるものには適正価格があるのです。不当に安いものを求めれば誰かが犠牲になっています。コストカット地獄で苦しむのは明日は自分かも知れないということに気づくべきです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋ドラマ感想

2013-10-25 00:59:13 | テレビ・芸能
 もう少し前に書いておくはずだったのですが、あれこれあって遅くなりました。この秋の新ドラマをいくつか見たのでその感想です。

 まず期待の『リーガルハイ』ですが、相変わらず前作のクオリティを保っていると思います。面白いですが、ちょっと残念なのは保っているだけで前作を超えたという気がしないことです。ひとつは「縦軸」の小雪の話がまだよく見えてこないからということもありますが、より問題なのは岡田将生があまり古美門のライバルとしての力量を感じさせないからです。ガッキーも前回よりも大人になっておとなしくなってしまった気がするし、パート2の宿命から逃れられていないという感じです。よりコメディ色が強くなったのは、生瀬勝久がいない分、他の出演者が頑張っているからでしょうか。

 次にキムタクのSF恋愛ドラマ『安堂ロイド』。期待と不安が半々でしたが、見た結果もやはり半々でした。真面目にSFドラマとして見たら突っ込みどころ満載という作品ですが、逆に「突っ込みながら見る」ドラマとして考えたら最高で、とにかく狙っているのか天然なのかわからないようなボケに満ち満ちています。ハリウッド映画の劣化版と批判もできますが、どうせ予算的に遠く及ばない以上、ハリウッド映画のパロディをやっていると考えれば面白いとも言えます。少なくとも桐谷美玲や本田翼など旬の若手女優を見られるだけでもお得かな。

 月9ドラマでありながらあまりらしくない『海の上の診療所』は意外に好きでした。腕は良いけど女好きの医者が離島に行ってはマドンナに恋して振られてという医療版「寅さん」。そういう意味では『安堂ロイド』と共通する制作姿勢が見受けられます。元ネタは映画にあって、それのパロディ的部分を意識してやっていて、内輪受け、楽屋落ち、小ネタなども挟み込んでいます。これはクドカンの『あまちゃん』のヒットが影響しているのかも知れません。そう言えば『海の上の診療所』は種市先輩と吉田副駅長も出ているし。弟じゃなく兄ミズタクも出して欲しかったな。それに瀬戸内海の綺麗な風景が見られるだけでも癒されます。

 最後に『東京バンドワゴン』。こちらは昔ながらのホームドラマがベースです。もっと絞り込めば『寺内貫太郎一家』でしょう。大家族で下町で人情劇で派手な家族喧嘩。西城秀樹の役回りをいまは亀梨和也が演じているわけです。お気楽に見られる人情コメディとしてはよくできています。

 以上4本はどれもそこそこスタートは面白かったのですが、なにせ週に4本は多いので、最後まで見続けられるかはまだわかりません。多分『リーガルハイ』は残ると思うけど、あとは横一線でしょうかね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天気図読みも幹事の仕事

2013-10-24 01:18:38 | テニス
 「藤原の効果」という聞き慣れない単語も話題になった台風27号と28号。どうやらゆっくりと北上を続けてきていましたが、週末にかけてやってくるようです。伊豆大島はもとより、また日本中で台風による被害が起きるのかと思うとうんざりします。

 今年は本当に台風の当たり年で、毎週のように台風が日本列島を襲っているような感じです。テニスのために天気予報ばかり見ている僕としても、これほど天気が荒れてしまうと気が重くてかないません。「今週はテニスできるのかな?」とずっと気にしているわけですから、天気が結構なストレスになってしまいます。

 本来この季節は爽やかな秋晴れが続くものです。あまり天気のことを気にしないでノビノビとテニスを楽しめる季節のはずなのに、空と天気図ばかり見て心配しているのは辛いです。と言うか、僕の場合は単に心配しているだけではなく、何時から降り出すかとか上がるかを予想してテニスを中止にするか強行するかを判断しなくてはなりません。自分の決断が間違って「晴れてきたのに中止にしてしまった」「始めたのに降り出した」という事態が起こると、誰よりも僕自身がガッカリしています。

 もちろん逆に自分の予想が当たることもあるわけで、特に「危ない天気なのに集まってやり始めたら天気が回復してきた」という時は、自分のテニスの出来など関係なく嬉しいものです。うまくテニスができることよりもマネジメントがうまくいった時の方が嬉しいなど本末転倒なのですが、こうなるともう幹事の性と言えるかも知れません。

 と言うことで、今週も土曜日は雨の予報ですが、徐々に回復に向かうはずなので、雨の上がるタイミングの読みが難しいところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いいとも終了のお知らせ

2013-10-23 00:09:03 | テレビ・芸能
 「笑っていいとも!」が終わるそうです。昨日の放送で鶴瓶に聞かれたタモリが「来年3月で」と答えて、フジテレビもそれを確認したとか。まあかなり前から終わるという話は聞いていましたから、ようやくかとは思いましたが、32年間も週5日の生放送を続けていたというのはスゴイことだと思います。

 「いいとも」が始まった1982年10月、僕は大学生でした。「いいとも」の前の番組は「笑ってる場合ですよ!」で、「いいとも」と同じくスタジオアルタからの生放送。B&Bが司会をしていて、当時の漫才ブームに乗っていた若手お笑い芸人たちが多数出演していました。ところがこの番組は2年で終了、そして代わりに始まったのが当時まだ深夜色・アングラ色の強かったタモリをMCに据えた「笑っていいとも!」でした。

 大学生で毎日昼まで寝ているような生活をしていた僕は、この「いいとも」の初回も冒頭からちゃんと見ていました。なにより面白かったのはやはり「テレフォンショッキング」で、今と違ってガチで生放送での出演交渉でしたから、そのハプニング性がたまらなかったものです。いきなり電話がかかってきてテレビだと気づかずに喋る芸能人、もちろん出演を断られることも多く、電話も繋がらなかったりして番組が十分に浸透するまでは本当に生放送らしさが詰まっていて面白かったものです。

 また各曜日のレギュラー陣も豪華で、さんま、鶴瓶、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、関根勤、所ジョージら今の大御所連中が出ていました。30年前ですから当時はまだ彼らも若手~中堅というポジションでしたが、逆に言えばタモリも含めてみんな脂の乗り切った時期ですから、そのスピード感や斬新さは今とは比べ物になりません。

 社会人になってからは「増刊号」で見ることが大半になってしまいましたが、それでも番組中期くらいまでは僕も熱心な視聴者だったと思います。最近はさすがに増刊号もあまり見なくなってしまいましたが、たまに見るとタモリが番組中にただ佇んでいるだけのようで、それはそれで面白いとは思っています。

 まあ30代半ばだったタモリももう68才。大学生だった僕も50代ですから、いかにこの32年間が長かったかがわかります。思い出の多い番組ですが、どこかで終わらせなければならいのであれば、これ以上引っ張るよりも、このあたりが良い引き際でしょう。残り半年、どういう展開にして終わるのか?最後は「終わってもいいかな?」「いいとも!」で締めくくるのでしょうかね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のニュースで見るPM2.5

2013-10-22 01:10:29 | 時事
 中国のPM2.5による汚染がかなり深刻なことになっているようです。ハルピンでは計測不能の汚染度の高さだそうで(中国・ハルビン PM2.5計測不能の高さ)、日本なら1日の平均濃度が70マイクログラムを超えると健康に影響があると外出を控えるように言われるのに、ハルピンでは1000マイクログラムを超えて正確に計測できないレベルだそうで。学校が休校になったのはもちろん、視界が50メートル以下なので公共バスの運行さえとりやめたほどだとか。とても人間の住む環境とは思えません。

 先月末に行われたテニスの北京オープンではクルム伊達公子が現地に入ったら頭痛と発熱を訴えて1回戦で途中棄権してしまいましたが、観客はマスクをして観戦している模様が報じられていましたし、今月上旬のゴルフツアーでもガスが晴れるまでプレーを中断していたとか(中国PM2.5:秋から深刻ナゼ? 20日は北京マラソン)。幸い20日の北京マラソンは快晴であまり影響がなかったそうで良かったですが、スポーツイベントを開くのはかなり危険な状況のようです。さらに北京公演を予定していた歌手のバティ・オースティンがぜんそくの発作に襲われて公演を中止したそうです(中国:北京でぜんそく発作 米歌手公演中止 大気汚染か)。これもPM2.5のせいかと言われているようです。

 WHOはPM2.5に発がん性リスクの5段階の危険度のうち最も高い分類にしたと発表しています(WHO PM2.5に発がん性)。まさに命に関わる危険な状況にあるわけで、日本の高度経済成長時代の四日市ぜんそくの被害を思わせますが、恐らくこの中国の状況は四日市を上回っているのではないかと思いますし、そうなると今後の健康被害の甚大さも相当なものになることでしょう。子どもの頃に四日市に住んでいた人が今でもぜんそくで苦しんでいるのを知っているだけに、特に幼い子どもたちへの被害がどこまで拡大するのか心配です。

 さらに中国だけではなく西日本までPM2.5の影響は及んでいます。九州や中国、四国地方の人々にとっては風向き次第ではかなり深刻な大気汚染に悩まされかねません。早急な対策を中国政府に講じて欲しいところですが、当分解決は無理との見立てもあるようで、本当にどうなってしまうのやら。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする