幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

「龍馬伝」第二部に向けて

2010-03-31 02:20:12 | テレビ・芸能
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」が第一部終了だそうです。これまで大河ドラマにそんな区切りがあったのかどうか、あまり定かではないのですが、まあ1クールのドラマに慣れた視聴者には、こうして民放と同じように区切っていく方が良いのでしょう。

 世間ではなかなか好評というか、従来の大河ドラマファンとは違う若い視聴者層にも受けているようで反応は悪くありません。一番の理由はやはり主役の福山雅治の現代的な龍馬に対する好感度の高さ。これまでの「豪快」「大雑把」「汚い」という龍馬像を覆す「キレイ」で「繊細」な草食系の龍馬を作り上げています。あのヘタレぶりはいかにも平成22年の龍馬です。なぜあんなヘタレな癖にモテモテなのかわかりません、と言うか、顔が福山だからモテるんだろうなとしか思えませんが、とにかく草食系龍馬というのは新しいと思います。

 二番目はロケを多用した金のかかった映像。去年があまりにもチープだったため、今年は本当にきちんと絵を作っているなぁと思わされます。もともと大河ドラマは金をかけて作っていることが売りだったのですから、原点回帰ではあるのですが、特に印象的な海の絵を繰り返し見せるのは「海」と「船」に生きた男である龍馬のドラマとしては大事な点だと思います。

 三番目は岩崎弥太郎を演じる香川照之をはじめ、脇のキャストがうまくはまっていること。龍馬の福山雅治が演技力と言うよりも本人の素の魅力で演じているのに対し(だからこそスターなんですが)、香川は徹底して演技で勝負しています。やりすぎ感すらありますが、あそこまでやらないと福山龍馬に対抗はできません。香川弥太郎の今後は大いに期待したいと思います。

 福山、香川だけではなく、平井加尾役の広末涼子も、千葉佐那役の貫地谷しおりもヒロインとして十分に魅力的。大森南朋の武市半平太も少しずつダークサイドに堕ちていくダース・ベーダー的役柄をその暗い目の輝きでよく表現しています。活躍の場面は少ないですが、乙女役の寺島しのぶもイメージ通り。惜しいのは谷原章介の桂小五郎が現代的で軽過ぎる気がするのと、千葉重太郎の渡辺いっけいが出てくると、いきなり福山との絡みが「ガリレオ」に見えてしまうところ。佐那が柴咲コウではなくて本当に良かったです。

 さて第二部以降では勝海舟に武田鉄矢というのがとても不安です。「JIN-仁-」で緒方洪庵を演じたばかりで、今度は勝海舟。キャストが混乱します。勝は小日向文世ではなかったのか、なんて。だいたい江戸っ子の勝を武田鉄矢じゃねぇ。おりょうの真木ようこは楽しみです。イメージはピッタリ。第二部になると龍馬はいよいよ本格的に日本中を動き出すことでしょうし、そうなるとドラマも一気にダイナミズムを増してくるはず。これまでのホームドラマ的展開からいよいよ幕末歴史ドラマらしくなります。本来の大河ファンも楽しめるようになるはずと期待しています。

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人が動くのは損得か好き嫌いか

2010-03-30 00:58:23 | 日記
 世の中は全て損得の計算で動いていると考えている人と、世の中は全て好き嫌いで動いていると思っている人、どちらもある意味では真実ですし、ある意味では間違っています。損得だけで行動できるなんて人は本当にごく限られた人ですし、好き嫌いだけで動けるのもまたよほどの変わり者です。

 女性が結婚相手は条件で選ぶか、恋愛感情で選ぶかと言われれば、建前としては恋愛感情で選ぶのでしょうが、実際にはかなり条件もそこに含まれた上での恋愛感情のはずです。開業医と無職の2人を並べてどちらを取る、と言われたら、いくら好きでもなかなか無職を結婚相手には選べません。と言うか、そこで無職を選ぼうとしたら、周りが反対します。だからと言って、金に目が眩んで好きな男を捨てて金持ちと結婚すれば、それも非難されます。損得と好き嫌いのバランスをとって動くわけですが、そのバランスの取り方が人それぞれなだけです。

 NPO法人を作りたい、という話を人にすると、「それってどれくらい儲かるの?」「もっと儲かるようにしたら?」という反応をする人がいます。何かするなら儲からなければ、と思う人はビジネスセンスがあるというか、商売人の感覚を持っているんでしょう。でも、だったらNPOではなく最初から起業した方が良いかも知れません。NPOは収益を上げてもそれを分配してはいけないので、儲けた金は次の運営資金にするだけですから。

 逆にお金のことよりも「楽しみたい」「面白いことをしたい」と考える人もいます。こういう人は、何かするなら楽しまなければ、と思ってしまうタイプ。恐らく企画やクリエーターには向いているんでしょうが、金勘定が下手というか、別にそれほどお金が欲しいと思っていないので、きっと自分たちだけで起業したら、すぐに会社を潰しそうです。たとえNPOであっても、運営資金が入らずに持ち出しになってダメになりそうです。

 僕は純粋なクリエータータイプではないのですが、かと言って金儲けに燃えるタイプでもないので、中途半端と言えば中途半端です。逆にだからこそバランスが取れていて企画も運営もこなす幹事ができるんだとも思っています。ただNPOを運営していくには、僕のようなバランス型だけではなく専門型の人間も必要です。もっといろいろな人に話をして、協力してくれる人を増やしていかなければと考えています。

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タイガー・ウッズとだって、つながれる

2010-03-29 00:53:48 | ネット・PC
 「6人の知り合いを辿れば世界中の誰とでもつながることができる」という理論があります。「六次の隔たり」(Six Degrees of Separation)というそうですが、まあちょっと誇張された表現ながら、実際に知り合いの知り合いを辿っていけば、かなりかけ離れた人とでも知り合いになれそうな気はします。

 先日知り合ったテニスの山本麻友美プロ。彼女の大学の先輩である伊達公子。伊達のライバルであるグラフ。グラフの夫のアガシ。アガシのライバルのサンプラス。サンプラスを尊敬するフェデラー。フェデラーの親友タイガー・ウッズ。7人目でタイガー・ウッズまでいきました(まあグラフから直接フェデラーにいけばもっと短いのですが)。素晴らしい。

 簡単に世界的有名人と知り合いになったみたいですが、実はここで大事なのは山本プロです。彼女と知り合いでなければ、そうそう有名人につながっていきません。まあ僕自身は広告代理店にいる関係上、有名人と知り合いである知人はたくさん知っています。ですから、別のルートでもタイガー・ウッズにつながることはできると思いますが、いずれにしてもどこかでそういう上へのステップを見つけないと、いつまでたってもタイガー・ウッズに辿りつくことができません。

 SNS(Social Network Service)が発達すると、世界が狭くなり「スモール・ワールド現象」が進むということのようですが、その場合でも世界は均一に狭くなるわけではなく、誰かが広範なネットワークの中心点となり、そこから放射線状につながるという図式は変わらないだろうと思います。駅で言えば、ターミナル駅がどんどん大きくなるとともに、小さなターミナル駅が増えていくような感じです。

 僕が最近「ネットワークのハブ」になる、ということを意識しているのはまさにそこで、新宿駅や東京駅のような大きなターミナル駅にはなれなくても地方中核都市の駅くらいになって、そこから大都市へ向かう線と、地方都市へ向かう線と、田舎に向かうバスくらいが集まる程度のハブになる、という感じです。

 大事なのは大都市への線があることで、田舎の人が集まってきて大都市への乗り換え駅になれれば、結構そこは人で賑わって楽しいんじゃないかと思っています。ただ僕は賑やかなのは好きですが、賑やか過ぎると疲れてしまうので、その「ちょうど良い」加減が難しいんですけどね。

 ああ、なんでこんな話になったかと言うと、先日のテニスのNPO法人を立ち上げたら有名選手を呼んでイベントをしてみたいね、ということになり、フェデラーが呼べるかという話題で盛り上がったからです。ま、ちょっと現実的ではありませんが、夢が見られただけでも楽しかったです。
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把瑠都大関確定で角界三国時代へ

2010-03-28 02:00:58 | 大相撲
 横綱白鵬が14連勝、関脇把瑠都が13勝を挙げて大関昇進確実。場所前の予想通りに春場所が進んでいます。ここに朝青龍がいたらどうなっていたか、というのは死んだ子の年を数えるようなものなので意味のないことです。相撲界は確実にまた新しい世代へと変わりつつあります。30代の日本人大関2人が引退したら、いよいよモンゴル勢vs東欧勢の戦いのバトルが始まります。

 モンゴル勢は横綱白鵬を筆頭に、大関日馬富士、平幕上位に鶴竜、旭天鵬、玉鷲らが並び、さらに幕内下位にも白馬、朝赤龍、時天空、徳瀬川、猛虎浪らがいます。対する東欧勢は大関琴欧州、関脇把瑠都、平幕に阿覧、栃ノ心、黒海。数でも地位でもモンゴル勢が優勢ですが、東欧勢も勢いがあります。相撲はまだまだうまくありませんが、体があるだけにそのパワーに技がついてくれば脅威となることでしょう。

 この2大勢力を迎え撃ち角界三国時代に挑む日本勢ですが、これが全く頼りになりません。大関以上の6人は三国が2人ずつになるのですが、日本の最上位は大関魁皇37才。もう一人の大関琴光喜も33才。20代前半から半ばの伸び盛りが多い外国人力士に比べてロートル化が激しいです。若手で期待の稀勢の里、豪栄道、栃煌山らも伸び悩んでいます。ベテランの両大関がいつまで頑張れるかわかりませんが、引退したら横綱大関に日本人力士がいなくなるのですから寂しい話です。

 ちなみに春場所14日目を終わった時点でのモンゴル、東欧、日本の番付上位5人の平均勝星は、モンゴルが7.4勝(白鵬14、日馬富士10、鶴竜5、旭天鵬3、玉鷲5)、東欧8勝(琴欧州9、把瑠都13、阿覧1、栃ノ心8、黒海9)、日本7.6勝(魁皇8、琴光喜9、豊ノ島5、稀勢の里8、安美錦8)と東欧勢が1位です。阿覧が1勝と絶不調でもこれなのですから、これからは東欧パワーが角界に変化をもたらすことは間違いありません。

 いつか外国人力士をバッタバッタとなぎ倒す「攘夷派」日本人力士が現れて、ファンが拍手喝采をする日のために、今しばらくは外国人力士同士の熱戦を楽しむことにしましょう。

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斎藤一人「絶好調」の教え

2010-03-27 02:28:13 | 時事
 不況になると自己啓発本が売れるらしいです。今の僕は自己啓発本をほとんど読みませんが、中学生から高校生の頃に加藤諦三にはまった過去があることは告白しておきます。ニッポン放送の「テレフォン人生相談」を聞いていたわけではなく、本屋でたまたま手に取って「良いこと言ってるじゃん」と感動しました。香ばしい10代の思い出です。

 世の中には自己啓発大好きな人と、大嫌いな人に分かれる傾向にあるようです。僕のように思春期にはまるのは理解できますが、良い年をした大人が自己啓発本大好きというのはどうかと思うのですが、実際にどんどん本を買ってくれるので、二番煎じ、三番煎じの自己啓発本は常に本屋に大量に並んでいます。

 昨日、自己啓発本の代表的著者である斎藤一人の「絶好調」という新刊をたまたま本屋で目にしました。斎藤一人は銀座まるかんという漢方薬を売っている店の創業者で、高額納税者番付に毎年載っていたことで有名になった人物です。僕の後輩のM崎くんが斎藤一人を尊敬していて、いろいろと彼の「教え」を伝授してくれるので、僕は本を一冊も読んだことがないのにやたらと詳しくなってしまいました。

 たまたま本屋に平積みされていた「絶好調」は、斎藤一人の講演及びその弟子たちの話をまとめたものです。こう書くとまるで聖書のようですが、実際「ひとり教」はかなり信者を増やしているようで、講演会があれば満員だそうですし、まるかんが売り出している「パニウツ元気」という高価なサプリもよく売れているそうです。

 で、その「絶好調」ですが、やたらと大きな文字でデザインされていることもあり、20分くらい立ち読みしたら全部読めてしまいました。1500円の方が立ち読み20分では信者以外には売れないかも知れませんが、斎藤一人は大金持ちですから、売れても売れなくても読んでもらえれば構わないだろうと勝手に思っています。

 読んでみて思ったのは、その徹底したポジティブシンキングと言霊信仰。まあ知ってはいましたが、とにかく前向きな言葉を常に口に出していれば、そのうちそうなっていくというのが「ひとり教」の真髄のようです。本のタイトルになっている「絶好調」というのも、100%じゃなくても20%くらいでも「絶好調です」と言っていれば、そのうち本当に絶好調になれるという教え。逆に調子が悪いと言っていると、いつまでたっても良くならないよ、と。

 確かに愚痴や不平不満ばかり言っているのは良いことではありません。言われた周りも迷惑だし自分も言うことでさらに落ち込みます。しかも言ったところで何の解決にもならないことがほとんど。だったら前向きなことを言って周りを明るくしていけば、そのうち自分も浮上できる、というのは理屈です。本の中には首を傾げたくなるような話もあるのですが、おおむね納得できることが書かれていました。

 自己啓発本に漂う「あやしさ」から拒絶する人がいるのはわかりますが、書いてあることはいたって前向きで常識的でまともだったりします。人生がうまくいっていて必要のない人には全く必要ない本ですが、こういうものを求めている人、すがりたい人もいることでしょう。不況時に受けるというのもよくわかります。「ひとり教」に入信する気にはなれませんが、良いところは取り入れていけば良いかなと思いました。

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NPO法人を立ち上げてみようかと

2010-03-26 02:09:53 | 日記
 我々のテニスサークルというのはすでに25年の歴史がありますが、あくまでも任意団体です。なんら公的なものではなく、まったく私的な集まりで、そういう意味では大した責任もなく極めてお気楽なもの。会計報告もしていませんし、役員もいませんし、総会もありません。基本的に創業者(?)である僕の「独裁政権」が25年間続いているわけで、自分の好き勝手にやって、それで良いよ、面白いよっていう人が一緒に遊んでくれるという形態です。

 ただ25年もやっていると途中でいろいろ飽きがくることもまた事実で、それでも続けてこられたのはこの間にいろいろ活動内容に変化があったからです。最初の数年は仕事仲間の息抜きの遊びでした。次の数年は口コミで外部に広げて異業種交流サークルに変化しました。そして創設から10年過ぎたところでサークルのサイトを作って一気に拡張路線へ。

 それまでサークル内でテニスをして楽しんでいただけだったのを、外部のサークルと交流をするようになりテニスコミュニティを広げていきました。さらに2000年頃からは「勝つ」ことを意識して積極的に大会に参加し、レベルアップにも努めました。「遊び」から「真剣」へ、「内向き」から「外向き」へと変遷を続けてきた25年でした。またそうしてこなければどこかで自壊してしまっただろうとも思います。

 で、四半世紀が過ぎて、最近また変化を考えています。次は「take」から「give」、もしくは「自己満足」から「社会貢献」というべきかも知れません。つまり、これまでテニスをすることで多くのものを得てきたので、そろそろそれを恩返しすべき時期・年齢になってきたのではないかということです。

 自分たちだけがテニスを楽しむのではなく、もっと地域のコミュニティづくりや、人づくり、健康増進など、テニスによって得られる様々なことを広げていくような活動をしていくことができないか。それはレッスン会だったり、交流会だったり、大会の開催だったりというイベントを企画することが主体になるとは思いますが、さらには環境や教育への貢献へと広げることも考えられるでしょう。

 もっと言えばテニスにとどまらずスポーツ全般をカバーして活動範囲を広げていっても良いかも知れません。もちろん、そういうことをするには人、モノ、金、時間が必要であり、個人の力でできることはたかが知れています。アイデアは出ても考えれば考えるほど実施が大変なのですが、まずは小さくてもできることから始めていくのが良いかと思っています。

 最初に「任意団体」である、と書いたのは、じゃあこういう活動をするにはNPO法人になった方が良いかもと思ったからで、ここ数日いろいろとNPOについて調べたり話を聞いたりしています。メリットは法人格となって社会的な信用を得やすいこと。デメリットはとにかく面倒くさいし手間も金もかかること。いろいろ知れば知るほど、会社員が仕事の合間にやるのは大変と言うか無理と言うか、ひとりじゃとてもできないことがわかってきたので、まずは声を挙げて賛同者、協力者を募っていくことかなぁと思っています。いろいろな人に話せば、どこかで知恵が出てきたりするものですから。今日の話はその第一歩です。これからも随時わかったこと、進んだことがあったら書いていこうと思っています。
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ツイッターで喧嘩する人たち

2010-03-25 01:37:13 | ネット・PC
 ツイッター上にはいろいろな職業の人がいます。普通の会社員や主婦、学生はもちろん、IT関係、広告関係、政治家、芸能人、マンガ家などなど。その中でやはり目立つのはジャーナリスト、ライター、文筆業の人たち。書くことが専門なんでツイートも面白いことが多いし、頻繁かつ熱心。他人のツイートも良く読んでいるし、まして自分に対する返信やリツイートは見逃さないという感じです。

 で、彼らの特徴はやたらと喧嘩っぱやいこと。ちょっと気になるツイートがあると、すぐに突っかかっていきます。自分に対する批判なんか目にしようものなら「徹底抗戦」です。僕なんか平和主義者ですから、気に障るツイートを見ても基本は無視。絡まれて無視できないような感じならやんわり返信。でもそれ以上は関わりたくないのでフォロー解除。最終手段はブロックということになります。

 ところが喧嘩好きなライター諸氏は意見の違う人にどんどんツイートを被せていきます。そんなの無視しておけば良いのにと読んでいて思うのですが、彼らはむしろそれが楽しいのでしょう。まるでお祭りのように盛り上がっています。僕ならツイッター上で喧嘩するなんてストレスにしかならないのですが、彼らは逆にそれがストレス解消になるのではないかと僕は思っています。

 考えてみればストリートで喧嘩する奴は、力が強いとか格闘技経験があるとかヤクザとかです。自信があるから「かかってこい」と思っているわけす。同様にネット上で喧嘩する奴は、文章「力」がある、文章修業「経験」がある、そして文筆「ヤクザ」です。文章に自信があって、しかも舐められてはいけないと思っているから喧嘩するんですね。

 「火事と喧嘩は江戸の華」だったように、ツイッター上でも喧嘩は見物です。筋道立てて会話しているうちは良いのですが、「バカ」だの「低脳」だのと人格攻撃になってくると喧嘩も一気に派手になります。フォローしている文筆ヤクザさんたちが揉め事を起こし始めると、ついついウォッチしちゃうので、ますますツイッターに奪われる時間が増えてしまいます。

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プロ野球開幕順位予想

2010-03-24 01:38:48 | 野球
 プロ野球もパ・リーグが先週開幕し、今週からはいよいよセ・リーグも開幕。セパ出揃って本格的なプロ野球シーズンが始まります。恒例の順位予想をしてみましょう。

 セ・リーグはV4を狙う巨人の優位が動きません。強力打線は高橋の復活と長野の加入でますます厚みを増しました。投手陣にグライシンガーの故障などの不安材料はありますが、控えだけでも十分に戦えるほどの選手層で長丁場を余裕たっぷりで乗り切れそうです。

 対抗は阪神を挙げたいと思います。なによりも城島の加入が大きいです。投手陣のリード面においても、強肩、そして打撃。全てにおいて阪神の実力を底上げしてくれました。ベテラン勢の衰えが気になりますが、うまく夏場を凌げれば、巨人を追う一番手でしょう。

 中日ももちろん巨人を追う有力候補ですが、残念なことに戦力ダウンの方が目立ちます。レギュラーだけ比較すれば遜色なくとも、控えの戦力差が大きい上に、平均年齢が高く故障が怖い。豊富な投手陣も軸になるエースが見つからず、また抑えの岩瀬の衰えも顕著なだけに、阪神との2位争いが限界かも。

 残る3チームではヤクルトがやはり元気。阪神、中日とも僅差だと思います。広島も決して悪くありませんが選手層の薄さは気になるところ。横浜だけは良い材料が見つからず、今年もリーグのお荷物となる可能性が大です。順位予想は巨人>>>阪神・中日・ヤクルト>広島>>横浜といったところでしょうか。

 すでに開幕しているパ・リーグは例年以上に大混戦が予想されます。本命を強いてあげれば日本ハム。すっかりパの強者として「勝ち慣れ」してきましたし、エースのダルビッシュが健在。対抗は昨年覇者の西武。ただ他のチームも戦力拮抗しているだけに本当にわかりません。もっとも劣るかと思われたオリックスが開幕3連勝したように、どこのチームが抜け出すのかは、ちょっとした差で決まるかも。

 順位予想はかなり難しいのですが、日本ハム・西武>ソフトバンク>オリックス・千葉ロッテ>楽天。オリックスは昨年故障者続出で悪すぎただけに、今年は逆に開き直って浮上のチャンスかも。楽天は2枚看板のエースがいるものの、野村監督がいなくてはやりくりが生かし切れない気がします。それに今のパ・リーグは各球団に素晴らしいエースが揃っているだけに、エース対決が多く、2枚看板も必ずしも絶対とは言い切れません。となると打線の差で決まるような気がします。

 ま、毎年あまり当たらない順位予想なので、ご愛敬と言うことでひとつ各チームのファンの方はご容赦ください。

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NHK『激震マスメディア』が噛み合わない理由

2010-03-23 01:25:02 | テレビ・芸能
 昨夜NHKが生放送した『激震マスメディア』が、ツイッター上でかなり話題になっていました。僕は最初興味なかったのですが、あまりにTLが賑やかなので、途中からテレビを見ながらTLを読んでいたのですが、正直テレビを見ているよりもTLを読んでいる方がわかりやすくて面白かったです。それもある意味、象徴的なことですが。

 番組は途中から観たのですが、ずっと噛み合わない議論が続いていました。マスメディアを代表するおじいちゃんたちが全然わかっていないという印象を視聴者に強く与えただけ。ネットを代表する論者はマスメディアを知っていても、マスメディア側はネットを理解していないのだから意識のズレが相当にありました。マスメディア代表はもっと若くてきちんとネットを理解している人が出てこないと議論が成立しません。あれではますますネットユーザーのテレビ離れ、新聞離れが進んでも仕方ないでしょう。

 そもそもこの番組はメディアの話をしているはずなのに、マスメディア代表の人たちはすぐにジャーナリズムの話にすり替えてしまいます。違う、議論のポイントはそこじゃないんだ、とツイッター上では突っ込みが入っていましたが、本当にこれでは噛み合うはずもありません。

 まあNHKとしては「我々はネットのことも考えていますよ、わかっていますよ」というアピールとしての番組でしょうから、むしろ噛み合い過ぎても困るのかも知れませんけどね。噛み合ったら放送局は自らの首を絞めることになりかねません。噛み合わないままに何となく終わることが目的だったとしたら、実にうまい進行だったと思います。観ているこちらはイライラしましたけどね。

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「エンタの神様」最終回

2010-03-21 01:26:35 | テレビ・芸能
 7年間続いた「エンタの神様」が昨晩で最終回を迎えました。賛否両論あった番組ですが、日本のテレビ芸能史に大きな足跡を残した番組であったことは確かだと思います。

 僕は番組開始当初から見ていました。最初のうちは「エンターテインメント」の本来の定義にのっとって、お笑いよりも音楽に力点が置かれていました。そもそもが「夜もヒッパレ」の枠ですから、それも自然の流れです。モーニング娘。や森山直太郎やGacktなんかが出ていたのを覚えています。

 ところが視聴率が伸び悩む中、お笑い芸人のネタ見せ番組にシフトしてから爆発的にヒット。いわゆる「お笑い第5世代」(というらしい)を生み出す今のお笑い芸人ブームを作り出した源流となりました。初期の青木さやか、友近、はなわ、アンジャッシュ、いつもここから、だいたひかる、長井秀和、レギュラーらから始まり、最盛期には波田陽区、小梅太夫、にしおかすみこ、桜塚やっくん、摩邪、藤崎マーケット、陣内智則、ジョイマンなどが次々とブレイクしていきました。

 テロップがうざいとか、編集が入っているとか、ネタを芸人に押しつけるなどの批判も何のその、「笑いの金メダル」をはじめ、他局に次々とフォロワー番組が登場するほどの先駆者としてのパワーを見せ続けていました。歌ものとコント仕立て、そしてあるあるネタに力を入れていて、「エンタ芸人」という呼称が生まれたくらいでした。

 ところが「爆笑レッドカーペット」の登場以降、「エンタの神様」はスピード感を失っていきます。それは単に1分間で次々と芸人が変わっていくレッドカーペットの方がスピード感があるという話ではなく、出演する芸人の「旬」と芸人のネタの「旬」をともに見失っていて、常に旬のお笑いを提供し続けられなくなったからです。

 番組後期になると、他局でブレイクした芸人がようやく「エンタ初登場」となって出てくるようになりますが、それはエンタが新しい芸人を発掘できていなかったという証拠です。いつまでも旬の過ぎた芸人を使い続ける一方で、ブレイクしそうになっている芸人を出演させないでいる「目利き不足」が番組の低迷を招いてしまいました。

 この2年間くらい、僕も観るネタ番組の優先順位は「あらびき団」→「レッドカーペット」→「エンタ」の順番でした。なぜなら芸人もその順番で徐々に番組に露出してきますから、エンタに出る頃にはすっかり見飽きてしまっていたりします。

 今回の番組終了は当然であり、これ以上引っ張る意味はありません。後番組は人気絶頂の嵐の番組ですから、局としても後番組に大いに期待していることでしょう。最後の挨拶で福澤朗が「今後はスペシャル番組として」と言っていたので、様子を見てたまに復活することもあるんでしょうが、番組の使命は終えたと思います。

 ちなみ僕が好きだったエンタ芸人はヒライケンジでした。やっぱりエンタは歌ものに限ります。

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