幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

Facebookのリア充自慢大会

2017-04-30 23:19:56 | ネット・PC
 連休に入っても僕はバカのひとつ覚えのようにテニスしてサックス吹いてピアノを弾いてという変わらない毎日を送っているわけですが、世間の人はそうではないようで、特にFacebookは「リア充自慢」があちらこちらで炸裂しています。それも中高年になるほど自慢大会が激しくて、思わず「リア充爆発しろ」と古いネットスラングを呟きたくなります。

 と言うか、最近の若者はすっかりFacebook離れを起こしていて、彼らはどんどんインスタグラムなどに移動してしまったので、ますますFacebookに美味しそうな料理やキレイな風景や楽しそうなお仲間の写真をアップするのは中高年ばかりになってしまいました。まあ皆さん楽しそうでいけなくはないのですが、ついついその自慢の写真の裏側に潜む心理を推しはかりたくなるのが僕の悪い癖です。

 単純に虚栄心を満たしたいというのは、アラフィフのバブル世代に多い気がします。若い頃から常に周りに対して「幸せのマウンティング」を行ってきた世代らしく、それもいかにもセレブ感あふれる写真を見せつけてきてくれるので、こちらも写真から多くの情報を読みとるようにしてあげるのがマナーでしょう。

 もっと上のアラカン世代は趣味の深さを披露する写真が多いです。こんな趣味をやってます、ここまで深めていますという報告が目立ちます。かくいう僕もその中の1人になってしまうのですが、これは仕事も落ち着いてそろそろリタイヤだし、これからは自分はこういうことをやって生きていくんだぞという決意表明なのかも知れません。昭和一桁の親世代のような「無趣味」ほどカッコ悪いものはないと思っている世代でもありますし。

 アラフォー世代はとにかく家族の写真のオンパレードです。年齢的にそれしかニュースがないということもあるのでしょうが、上の世代に比べて明らかに家族愛を披露することに抵抗感がありません。世代が上になればなるほど「身内のことなんて」という感覚が強いのだろうと思いますが、40歳以下にはそういう感覚は理解できないのでしょう。アメリカ映画を見ているとリビングに家族の写真がやたらと飾られていますが、あれのFacebook版のような感じです。

 連休も後半に入るときっとますますリア充自慢大会は激しさを増すことでしょう。今回は僕も息子の結婚式という大ネタがあるので、大会に参戦できると思います。

 
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土9っぽい月9「貴族探偵」

2017-04-29 23:49:41 | テレビ・芸能
 テレビドラマには枠で見るというスタイルがあります。フジテレビ系月曜9時とか日テレ系土曜9時(今クールから10時に枠移動しましたが)、TBS系日曜9時などが典型ですが、長年人気ドラマを生み出し続けていて、なおかつ一定のテイストのようなものがハッキリしている「枠」のファンがいるのです。

 月9と言えば旬な人気俳優が出演するOL向けのラブストーリー(『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』『やまとなでしこ』等)、土9はマンガ原作でジャニーズが出演する学生向けの学園モノやサスペンス(『金田一少年の事件簿』『ごくせん』『野ブタ。をプロデュース』等)、そして日9は小説が原作のファミリー向けヒューマンドラマや社会派ドラマ(『華麗なる一族』『半沢直樹』『天皇の料理番』等)というところでしょう。

 ここ最近は月9の凋落が指摘されていて、フジテレビの凋落の象徴のように扱われています。今クールの『貴族探偵』も初回こそそこそこの視聴率でスタートしたものの、2回目は視聴率も急落し、またも苦戦の様相を呈しはじめています。僕は初回、2回目と見ましたが、決してつまらないわけではなかったのですが、あまりにも月9らしさがなく、ほとんど土9のテイストだったので、それが苦戦の原因ではないかと思いました。

 主役は嵐の相葉雅紀なのですが、本当の主役は武井咲です。彼女が冒頭からラストまでずっと出演していて、彼女の目線でドラマは進行します。相葉の出番は武井の半分程度しかないでしょう。そして武井の相棒的存在の生瀬勝久、相葉の使用人である松重豊、中山美穂、滝藤賢一も含めた群像劇でもあります。

 ラブ要素は皆無であり、かなりコメディタッチで小ネタも多く現実感はゼロ。ネタはトリックそのものが中心です。土9っぽさに加えてテレ朝金曜深夜枠(『TRICK』『時効警察』『警部補 矢部謙三』等)もかなりの割合でブレンドされています。このドラマを喜ぶのはマニアック層であり、決して月9のメインターゲットであるOLではありません。

 ドラマそのもののクオリティは高いのですが、明らかに枠を間違えています。となると失敗の責任は制作ではなく編成にあります。フジテレビ苦戦の原因は編成のセンスのなさ、時代感覚の欠如だと思っていますが、これはもっと根本的、基本的なところで間違えていると思います。せっかくの豪華キャストだったのにもったいないことです。
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引退を実感するのに2年

2017-04-28 23:40:28 | 日記
 アスリートが引退した後ってどんな気持ちなんだろうと昔から思っていました。プロ野球選手でも力士でもテニス選手でも、若い頃から最前線でしのぎを削って戦ってきて、体力的なことや精神的なこと、そのほか諸々の事情があって引退した時に、戦わなくてもいい自分、戦っていない自分、傍観者の自分をどう感じるのだろうと思っていたのです。

 さっぱりとしているのか、誇らしいのか、それとも寂しいのか、特に何も感じずに次のステップに向かっているのか。人それぞれに違うのでしょうが、若くして引退した江川や貴乃花は、いやそんなトップクラスの選手ではなく大成しなかった選手も含めて、引退をどう感じているのかなぁと昔から考えていました。自分はアスリートではないし、勝負の世界で生きているわけでもないし、引退もないから彼らの気持ちはわからないだろうけどと。

 ところが最近になって自分が「広告制作」という世界、クリエーティブという戦いの場から引退しているんだ気づきました。2年前に人事異動で制作部門から管理部門に変わった時に僕は「引退」していたんだということを、今頃になって実感してきたのです。なぜ今さらそう思うようになったのかと言えば、自らの意志で異動したわけではなかったので、なかなか自分の立場の変化が腹に落ちなかったのだろうと思います。裏を返せば最近になってようやく今の仕事に馴染んできたということで、随分と時間がかかってしまいました。

 引退したんだなぁと思うのは、もう表現の現場に戻れないなという実感が伴ってきたからです。32年間もやっていた仕事ですから、体に染みついていたものが抜けるのに2年かかったようです。そして素晴らしい広告、面白い広告を見て「やられた」という感覚もようやく最近なくなりました。これはすっかり自分が戦場から身を引いて現役ではない証拠だと思います。

 僕は江川や貴乃花のようなトップ選手ではなく、多くのありふれた凡百のコピーライターの1人に過ぎませんが、それでもこうして最前線にもう戻ることはないなと実感しているということは、あの頃は戦場で自分なりに頑張って戦っていたんだなぁと思いました。まあ会社員としてはもうしばらく現役なのですが、選手ではなく球団のコーチとか職員とか、そういう立場で関わっている感じがします。

 

 
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なぜ既婚女性はモテるのか

2017-04-27 23:40:49 | 男と女
 最近既婚女性が「彼氏」を作るケースが増えています。と言っても、統計があるわけではなく僕の観察と感覚によるものですが、とにかく既婚女性の不倫率がガンガン上がっていることは恐らく間違いないだろうと思っています。

 独身をこじらせているような女性たちからしたら、なぜ結婚している女が恋愛市場に参入するんだと腹立たしいことでしょうが、これは既婚女性にニーズがあるからだとしかいいようがありません。そう、男性は既婚より未婚の方がモテますが、女性は今や既婚の方がモテるのです。

 なぜ既婚女性の方がニーズがあるかと言えば「遊び相手」として最適だからです。独身女性は遊ばれたくはないというのが普通でしょうし、できたら次に付き合ったら結婚したいと考えている率が高いでしょう。少なくとも多くの男は独身女性はそう思っていると考えています。重くて面倒くさいのです。その点、既婚女性は基本が「遊び」ですから気楽に付き合えます。既婚男性はもちろん、未婚の男性だって「人妻」の方が責任もなく楽しそうで良いかもと思うわけです。

 その点、既婚男性は恋愛市場においては圧倒的な弱者です。いくら金を持っていようが、精神的余裕があろうが、結局「独身」という看板には負けることがほとんどで、かなりのイケメンで金持ちでないと既婚者はごく普通の独身男性にも太刀打ちできません。それがわかっているからこそ、遊びたい既婚男性は既婚女性を狙うか、もしくは独身と偽って恋愛市場に乗り出していくのです。恐らくかなりの割合でそうやって騙されている独身女性がいます。いつまでも結婚してくれない男がいたら、本当は既婚者なんじゃないかと疑った方がいいです。

 と言うことで、最近の恋愛市場における不倫率はかなり高くなっていると推察されます。一方で独身の男性女性ともに恋愛に腰が引けている、もしくは積極的に「おひとりさま」へと撤退している人が増えているにも関わらず、逆に既婚男性のみならず既婚女性までもがどんどん戦線復帰をしているからです。

 今は特に子どもがいない働いているアラサー既婚女性と、若いうちに産んで、もう子育てが落ち着いたアラフォー既婚女性が戦場の主役と言っていいでしょう。こういう人たちの「恋バナ」を聞いていると、つくづく今の世の中はもう昭和時代の恋愛から結婚、家庭を築くという一本道のストーリーが難しくなってきたなと感じます。まあ個人的にはあれこれあった方が楽しいじゃんとも思っていますから嘆いているわけでもないですけど。
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ゴールデンウィークは何をする

2017-04-26 23:22:50 | 日記
 もうすぐゴールデンウィークに突入するということで、いろいろと計画を立てている人も、無計画で何にも考えていない人もいることでしょう。どこかに出かけるという人の話を聞くと、よくそんな混んでいるとわかっているところに突撃していく気になるなぁと感心しますが、どんなに混んでいようが、料金が高かろうが行きたい人は行くようです。大したエネルギーです。

 僕はもうこの10数年、ゴールデンウィークと言えばテニスです。渋滞も関係ないし、料金も同じだし、何よりテニスするには良い季節です。かつては12日間で10回テニスをしたり、6日間連続でテニスをしたりしていましたが、最近はさすがにやり過ぎると体を壊してしまうので、もう少し回数を抑え気味にしようと思っています。特に連日テニスをすると体を回復する時間がないので、理想は1日おきで、たまに中2日空けるくらいです。

 ここ数年はテニス以外に楽器の練習をするというのもゴールデンウィークの大きなテーマです。毎年7月上旬に発表会があるので、ゴールデンウィークに集中的に練習をして一気に上達しておきたいのです。楽器の演奏というのもスポーツと同じで体で覚えるものなので、やはりあまり間をおかずに練習をしたいのですが、平日はなかなかそうもいかないのでゴールデンウィークこそチャンスなのです。

 ただ楽器の演奏というのはかなり集中力が必要で、すぐに疲れてしまってなかなか長い時間は練習できないのがネックです。子どもの頃ならできたのでしょうが、大人の手習いはいろいろと障害が多いです。
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新郎の父のスピーチ

2017-04-25 23:59:28 | 日記
 いよいよ息子の結婚式・披露宴まであと10日となってきました。と言っても、別に僕自身は出席するだけなので何もしていないのですが、新郎の父として親族を代表してスピーチをするという役目だけは負っています。本当はそんな挨拶をするよりもサックスのひとつも吹きたいところなんですが、全くそういう機会はもうけてもらえませんでした。

 スピーチといっても新郎の父の喋ることと言ったら、来賓の皆さんへの謝辞であり、今後とも若い2人をよろしくということです。何回も出席して聞いていれば、今さら調べなくてもそれくらいはわかります。後は「忌み言葉」を使わないように注意しましょう、ということでしょうが、そんなことを全てきちんと守っていたら本当に型通りの挨拶になってしまうのでロボットにでも喋らせておけば良いことになってしまいます。

 と言うことで、僕としてはなるべくフランクに自由に楽しいスピーチにしたいと考えているのですが、新婦側のご両親や親族がかなり真面目できちんとしているようなので、どこまで崩していいのか少し迷っています。まあめでたい席ですから、少々羽目を外しても許してはもらえるだろうと踏んではいますが。

 そういえば弟の結婚披露宴の時にも父に代わって親族代表として挨拶をしました。その時は僕自身がまだ若く思慮も足りない頃だったので、結構バンバンふざけたことを言っていた記憶があります。相手が大阪人で披露宴も大阪だったので、真面目に喋っても受けないだろうと思ったせいもありますが、ほとんど原稿も考えずにアドリブでした。さすがに今回はアドリブで喋るには僕自身が年齢を重ねてしまいました。いい年した分別ある大人の自分と、真面目なスピーチが嫌いな自分のせめぎ合いになりそうです。
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正しい努力をしたアスリート

2017-04-24 23:38:59 | 日記
 今日の報道ステーションで松岡修造が女子アイスホッケー日本代表のGKである藤本那菜に取材をしていました。2015年の世界選手権でベストGKに選ばれた今や世界一のGKと言ってもいいくらいの名選手です。

 彼女は子供の頃からアイスホッケーをやっていましたが、どのポジションでも才能がなく最後に「たまたま」空いていたGKに回ったそうです。しかもいきなりそこで才能を開花させたわけでもなく、単に負けず嫌いでコツコツと努力を積み重ねてきた結果が「世界一のGK」にまでたどり着いたというのですから、恐らく並大抵の努力の積み重ねではありません。

 今日からゴールデンでスタートした「中居正広のミになる図書館」。スキージャンプの高梨沙羅が珍しくバラエティに出演していました。彼女が体力テストに挑戦するコーナーで、運動神経を問われて「走る滑る飛ぶ以外は苦手、体育は3、球技はどうしていいかわからない」と答えていました。あれだけのジャンプを見せる世界一の選手が運動は苦手だというのです。

 藤本那菜と高梨沙羅は似ています。どちらも運動神経が良いわけではなく、ウインタースポーツの、それもかなり専門的な種目にチャレンジして、さらにそこでコツコツと努力をしてようやく今の場所にたどり着きました。一見すると2人ともスポーツエリートであり、天才なのではないかと思ってしまうのですが、どうもそういうことではないようです。

 松岡修造は藤本に取材して「努力力」という言葉を掲げていましたが、確かに並外れた「努力する力」があるのだろうと思います。それに加えて、僕は「努力する場所」もしくは「努力する方向」も大事なのだろうと感じました。それを間違えてしまうと、いくら努力してもやはりそこまでの結果はついてこないのではないかと思います。「正しい努力」は難しいですけどね。
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河村たかし圧勝

2017-04-23 23:15:43 | 政治
 名古屋市長選は大方の予想通りに現職の河村たかしが圧勝しました。もう名古屋に住んでいればこうなることは当然空気として感じていました。決して河村を積極的に支持しているわけではなくても「しょーがねーなー」という消極的な支持者が多かったのではないかと思います。

 河村たかしは目立つので何かと批判の多い政治家です。特に行政のプロからは嫌われていることでしょう。一番指摘されるのは「下品なパフォーマンス政治家」ということ。わざとらしい名古屋弁を使って庶民派ぶって大衆受けすることばかりを言うという政治手法が嫌われているのだと思います。僕は河村たかしと同じ高校の出身なので、同窓会で会ったことも握手して話したこともありますが、本当にどこに行ってもああいう人です。

 ただ「パフォーマンス」する政治家はマイナスかと言うと、むしろプラスに働いている方が多いでしょう。パフォーマンス自体は悪いことではないですし、わかりにくい政治の世界をわかりやすく見せているわけですから、いくらそれを批判しても有権者にあまり響くとは思えません。問題があるとしたらパフォーマンスばかりで、実際には何もしていない、もしくはその裏でマイナスになるような行為をしている場合です。

 しかし、先ほども書いたように河村はあのまんまです。減税をすると言って市議会の反対と戦いながら実際に減税をしているし、市長報酬は800万円に減らすと言って実践しているし、名古屋城天守閣を木造化して観光の目玉にすると言っているのですから、これも本当にやることでしょう。有言実行している政治家を「パフォーマンスだけ」と批判しても響かないのは当然です。批判するなら「優先順位が違う」ことをきちんと説明しなければなりません。

 なのに今回の対立候補は「減税をやめる」「市長報酬は上げる」「木造化は慎重に」などと言うのですから、それを聞いた有権者が票を投じるわけがありません。既得権益を守るようなことを主張して、それで河村の半分近い票を取ったことがむしろ驚きでした。対立候補に投票した人たちは恐らく支持したのではなく、河村の多選に対する批判票だろうと思います。河村に勝ちたいなら政策よりもこうした「飽きてきた」市民に対してフレッシュさを訴えることができるような若いイケメン(もしくは美人)候補を立てるべきなのです。

 と言うことで、今後また4年間は河村たかしの市政が続きます。2020年東京五輪に向けて東京一極集中が進む中、名古屋のプレゼンスをいかに上げるかを河村は考えていることでしょう。当選後のインタビューでは「ロンドン、パリ、ニューヨーク、名古屋」の世界4大都市構想をぶち上げていました。こういうバカなことを言うから嫌われるし支持されるのだろうと思います。

 
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ドライブデート

2017-04-22 23:49:16 | 男と女
 まさに春爛漫という気候になってきました。桜が散ってからゴールデンウィークまでのこの季節は初夏ではなく晩春。行楽にもスポーツにも縁側での日向ぼっこにも最適です。遊びに行くなら今しかないと思うくらいです。

 先週は三重県の山間部まで春合宿に行き、渓谷沿いに咲く桜を眺めながらのドライブもできました。この季節はドライブにも最適で、窓を開けて風を感じながら走っても気持ちが良く、もしオープンカーを持っていたらぜひフルオープンにして走りたいくらいです。

 とは言え、最近の若者はデートでドライブをすることも随分と少なくなったらしいです。僕たちが若い頃はデートと言えば映画かドライブでした。お喋りが苦手な内向的な若者は映画、アクティブで陽気な若者はドライブ。もしくは雨や夏冬は映画、天気が良く快適な季節はドライブでした。

 名古屋から日帰りドライブデートというと、定番のスポットがいくつもあり、東は浜名湖や御前崎、北は郡上八幡や諏訪湖、西は琵琶湖で南は伊勢志摩といったところでしょうか。大学生の頃は中古でようやく買ったサニーでそのあたりを走り回っていましたし、社会人になってからも中古で見栄張って買ったセリカXXで海へ山へと出かけていました。

 今はクルマを持つこと自体が不経済と思われていますし、運転免許すら取らない若者も多いですから、デートでドライブも流行らないのでしょう。と言うか、そもそもデートをしない、異性と付き合わない若者も多くなっていますから、そうなるとドライブする機会なんてとんとないでしょうね。

 国道沿いやインターチェンジ付近のラブホテルがどんどん廃業するわけです。いや、ドライブの目的はそれだけでは決してないですけど、でもねぇ。
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知らなくていい秘密

2017-04-21 23:33:44 | 日記
 僕は知りたがりというか、隠し事をされるのがイヤの方なので、何か秘密にされているなと思うと聞き出そうとしていましたし、時にはカマをかけて本当のことを引っ張り出そうとしたりしていました。昔から勘は良い方だし、人の話はよく覚えているので矛盾した話なんかには敏感に反応するので「あれ、怪しいぞ」とピンとくるのです。

 しかし、年を取って経験を重ねてくると、知らなくても良いことまで知る必要はないなということがわかるようになってきます。よく浮気を探るために相手の携帯を盗み見るという話がありますが、あれは大抵不幸なことにしかなりません。基本的に相手が隠している、もしくは敢えて話さないのは、こちらが聞いても楽しくない不快な話に決まっています。それを無理矢理知ると当然気分が良いわけがありません。

 また直接自分には関係ない隠し事だとしたら、今度はそれを知ったことで誰かに話したくなる誘惑を抑えなくてはなりません。もしくはポロっと不用意に漏らさないように注意をし続けることが必要になります。僕はお喋り好きですが責任感も強いので「これは話してはダメだな」と思ったことは決して話さないタイプなので、結局聞いた内容をむしろ忘れてしまうように努力しています。本当に話してはいけない秘密は最初から聞かないのが実は一番楽なのです。

 ただそういう性格だからか、結構人に内密な相談をされることも多く、ますます言えないことが増えていってしまいます。このまま墓場まで持っていくか、老人になったらボケたふりをして喋り倒すか悩むところです。
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