R-1グランプリで優勝したアキラ100%。全裸でお盆で局所を隠すというおバカなハダカ芸です。ほぼ宴会芸そのままですが、練ったネタを見せる芸達者たちを抑えてぶっちぎりで優勝してしまいました。
実際、今回見た12人の中で一番インパクトがありましたし見ていて笑えました。おいでやす小田とか、ゆりやんレトリィバァとかの方がずっと考えて作っているなぁと思ったのですが、でも爆発力では間違いなくアキラでした。この強さは何より生放送だったことにありました。もし間違いがあってもそのままオンエアされてしまう生放送だからこその緊張感が強烈な笑いを生んだのです。
同じようなハダカ芸でも安村の「はいてますよ」には全く緊張感はありません。はいていることは本人に言われなくてもみんな知っているわけですから、あれは安心して見ていられます。小島よしおの「そんなの関係ねぇ」はハダカであることは単なる彼の記号に過ぎず、本来的には「そんなの関係ねぇ」と叫ぶコミュニケーションの断絶を切り取ったことが斬新でした。
しかしアキラの芸は全裸であることが全てです。「見えるか見えないか」をギリギリまで追求していく姿勢そのものがネタなわけですから、これはまさに究極のハダカ芸です。反面、生放送などかなり限られたシチュエーションでしか面白くないわけで、広がりはないでしょう。R-1で優勝しても過去にもあまり売れっ子になることはありませんでしたが、今回もそういう意味では実にR-1らしい優勝者だと言ってもいいのかも知れません。
実際、今回見た12人の中で一番インパクトがありましたし見ていて笑えました。おいでやす小田とか、ゆりやんレトリィバァとかの方がずっと考えて作っているなぁと思ったのですが、でも爆発力では間違いなくアキラでした。この強さは何より生放送だったことにありました。もし間違いがあってもそのままオンエアされてしまう生放送だからこその緊張感が強烈な笑いを生んだのです。
同じようなハダカ芸でも安村の「はいてますよ」には全く緊張感はありません。はいていることは本人に言われなくてもみんな知っているわけですから、あれは安心して見ていられます。小島よしおの「そんなの関係ねぇ」はハダカであることは単なる彼の記号に過ぎず、本来的には「そんなの関係ねぇ」と叫ぶコミュニケーションの断絶を切り取ったことが斬新でした。
しかしアキラの芸は全裸であることが全てです。「見えるか見えないか」をギリギリまで追求していく姿勢そのものがネタなわけですから、これはまさに究極のハダカ芸です。反面、生放送などかなり限られたシチュエーションでしか面白くないわけで、広がりはないでしょう。R-1で優勝しても過去にもあまり売れっ子になることはありませんでしたが、今回もそういう意味では実にR-1らしい優勝者だと言ってもいいのかも知れません。