幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

藤井隆の90年代風CM

2017-09-30 23:26:18 | 広告
 藤井隆がニューアルバム「light showers」をリリースしましたが、そのアルバム収録曲のMVがYouTubeにアップされて話題になっています。ネットで早々に取り上げられているので僕もちょっと前に見たのですが、あまりの出来の良さにそれから何回も繰り返して見てしまいました。

YouTube「藤井隆 "light showers" CFまとめ

 このアルバムのコンセプトが藤井が影響を受けた90年代の音楽をテーマにしているため、MVはなんと各楽曲を使った90年代風のCM仕立てになっているのです。当時の音楽と言えば何よりもタイアップ。そこでアルバムの楽曲全てに架空のタイアップがついていて、MVはそのCM集という作りです。

 架空のタイアップですからスポンサーも商品も全て架空なのですが、これがどれもこれも「いかにも」で、本当に当時のCMを集めて並べたのではないかというくらい良くできています。映像、編集、キャッチコピー、アートディレクション全てが完璧な出来栄え。

 架空の商品もPHSとかスキーウエアとか通信カラオケとかコンパクトカメラとか、やはり当時主流の商品ばかりで、アルペンかなとかキヤノンかなとか、つい実在のスポンサーを思い浮かべてしまいます。とにかく完成度の高さが際立っています。

 90年代というのは僕は30代でコピーライターとして一番頑張っていた時代だけに、余計に当時の広告界の空気感をリアルに思い出すことができます。このMVは藤井本人が全て監督したということですが、スタッフに当時の広告を作っていたスタッフががっちり加わっているのではないかと思うのですが、どうなんでしょうか。でなければホイチョイプロダクション絡みでしょうか。

 と言うか、もしホイチョイが絡んでいないんだったら、彼らも「やられた!」と思っているかも。ちなみにMVの最後がまた小ネタでここまで面白いというのも素晴らしいです。

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秋冬の体調管理

2017-09-29 23:56:10 | 健康・ダイエット
 いよいよ9月も終わります。気温も湿度もぐっと下がってきて朝晩は冷え込むようになってきました。過ごしやすくてテニスするにも最適な季節がきて嬉しい限りなのですが、体調管理をきちんとしないと思わぬ落とし穴にはまる可能性がある季節でもあります。

 当然のことながら油断して薄着をしていると風邪をひきます。真夏に近い恰好でまだフラフラしていて「あれ、寒いな」と気づいた時にはもう悪寒がして微熱が出ているということを何度やらかしたことやら。また冷たい飲み物も要注意で、体を冷やして風邪だけではなく腹痛も呼び起こしてしまいます。

 次にテニスプレーヤーは怪我の危険が高まります。急なダッシュやターン、ジャンプした時の着地などで肉離れしたり靭帯や腱を切ることもあり得ます。大怪我につながるだけにしっかり体を温めてから動き出さないといけません。何より危ないのはいったん休憩して体が冷えた時です。気づかずにすぐに動いて「やっちゃった」というのが怖いです。

 ダイエット的にも秋冬は危険な季節なのは言うまでもありません。なにせ食べ物がおいしいですし食欲も増します。冬は宴会も多く食べ過ぎ飲み過ぎに要注意です。もっとも僕の場合は春夏も全然痩せなかったので季節関係なくなっていますけどね。ヤバいです。
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民進党の安売り

2017-09-28 23:31:47 | 政治
 民進党が完全に混乱を極めています。もう無茶苦茶です。前原代表は民進党は公認を出さずに党籍を残したまま希望の党公認で立候補していいというプランを打ち出したようです。意味がわかりません。だったら民進党を離党して希望の党から出るべきでしょう。しかも前原自身は無所属で立候補とか、代表が無所属ってどういう状態なんだか。

 しかもこれはどうやら前原の個人的な思いつきのようで、党としてまとまった意見でもないようです。前原は昔から頭でっかちで思ったことを腹にためておけずに口に出してしくじるということを繰り返していますが、今回もまた同じようなパターンに陥っているようです。代表になったんだから、しっかりと党をまとめていかなければならない立場なのに、一人だけ突っ走って勝手に党を解体して身売りするようなことをする代表って意味がわかりません。小池にくっつきたいなら代表を辞任して離党すべきでしょう。

 その点、小池は政局の天才ですから上手に立ち回っています。民進党を丸ごと受け入れるのではなく、きちんと自分たちと政治観が同じ人間だけ受け入れると言っています。民進党の中から後でごたつくような異分子を除き、自分の子分になれる人間しか要らないと踏み絵を踏ませるつもりです。そして自分がこの先どう動くのかはギリギリまで腹の内に収めておいて手を読ませないようにしています。前原の子どもっぽさとは対極です。

 小池は基本的に安倍よりも右寄りの政治家です。民進党の赤松グループはとてもじゃないけれど子分になるのは無理です。中道保守の連中だって小池とは合わないでしょう。そもそも小池では政策的に自民党の対立軸にはなれません。原発反対というくらいしか違いがないのですから、あくまでも安倍政権に対する対立軸でしかないのです。安倍と小池の対決は昔なら田中派と福田派が抗争をしていたようなものです。同じ穴のムジナのケンカに過ぎません。

 それにしても前原はアホですね。もう少し民進党を高く売るやり方はあったと思いますが、どうしてここまで前のめりになって小池に安売りしてしまうのか。後は枝野代表代行がどう動くかでしょうね。枝野までアホだったら民進党は完全にバラ売りになりそうです。そして右寄りの政治家が嫌いな国民の受け皿は共産党しか残らないということになります。なので共産党は躍進するかも知れません。
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誰にとっての希望の党か

2017-09-27 23:25:08 | 政治
 小池都知事が国政政党「希望の党」の立ち上げを宣言しました。本人は都政と両立していくと言っていますが、本音ではもう都政ではこれ以上自分のアピールをするチャンスがないと見切っての転進でしょう。小泉ばりの「劇場型政治」で常に政局の中心になることだけがこの人の目的ではないかと思えてなりません。早々に「小池ファースト」のために都を見捨てようとしている知事になぜ投票したのかと都民は悔やんでいるかも知れませんが、過去にも青島だの石原だの舛添だの、東京都民はおかしな選択ばかりしてきましたから今さらです。

 さて、小池がブームに乗って動き始めたのに、さらにそこに思いっきり乗っかろうとしているのが民進党です。早くも党内から解党論が出ているそうで、民進党を解党して希望の党に合流し「非自民・反共産」勢力の結集を目指すのだとか。もともと民進党の主流は自民党から浮いてしまった「はぐれモノ」ですから、基本的には革新ではなく保守系です。一部に左寄りのリベラルグループがいますが、前原代表を含めて多くは共産党にアレルギーがあります。

 ところが選挙で勝つには共産党との野党共闘しか現状選択肢がありませんでした。本来なら民進党は自由党と組むか、公明党と組んだ方が政策的には近いのですが、公明党はすっかり与党暮らしのおいしさに虜になってしまって自民党から離れられないし、自由党は組織が弱い上に民進党は「小沢アレルギー」が強いので、イヤイヤ共産党に近づいています。なので希望の党の登場はまさに渡りに船、一気に軸足が傾いてしまいました。離党者ドミノを防ぐには希望の党こそが希望なのです。

 逆に自民党にとっては希望の党と民進党の合流はきわめて都合が悪くなります。野党連合は準備期間がなく難しいだろうと睨んで「大義なき」解散総選挙に突っ走っているのに、ここでまさかの野党再編成機運は計算違いの大ピンチです。下手をすると連立与党で3分の2どころか、自民党の単独過半数割れもあり得ます。そうなると仮に政権は維持できても公明党の言い分をかなり聞かなくてはならなくなるし、安倍首相の手による改憲など遠のくばかりです。

 民進党議員にとっては「希望」の党になりそうな今回の総選挙ですが、果たして国民にとって残るのは希望なのか絶望なのか。少なくとも対立軸ができることで選挙特番が面白くなって「池上無双」への期待値が高まることだけは間違いないですが。
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大島に首位打者の可能性?

2017-09-26 23:29:01 | 野球
 プロ野球もいよいよシーズン終盤。各チームとも残り試合が1ケタになりました。優勝は早々に決まりましたが、CS進出争いと個人タイトル争いが残っています。そんな中、骨折で今季出場絶望となっている中日の大島にまだ首位打者の可能性が残っています。

 大島は規定打席数をクリアしてから骨折したので打率.313のまま。そしていま大島の上には.317のDeNA宮崎と.314の巨人マギーが厘差でいます。例年ならタイトル争いのために打率を下げないよう試合に出ないという選択肢もあって、そのたびに「ファン軽視」と批判を受けるわけですが、今年に限ってはDeNAと巨人がCS進出を激しく争っているために、主力の2人を休ませるわけにもいきません。中日は両チームとまだ試合を残しているだけに、投手陣も大島を援護するために2人を抑え込もうとするでしょう。「もしかしたら」ということはあり得ると思います。

 ただ大島としては自分で何もできない「タナボタ」首位打者が本当に嬉しいのかどうかは微妙でしょう。嬉しくないわけではないでしょうが、やはり最後まで試合に出てチームに貢献した上でタイトルを獲得するのが理想で、戦線離脱してチームも5位に沈んでいる状況で、他の打者が失速してのタイトルでは嬉しさも半分だろうと思います。しかも打率が.350を超えるような高いレベルでの首位打者でもないですし、妙な形でタイトルを取るくらいなら、来季に自分で打ちまくってタイトルを取ってほしいと思います。キレイごとではありますけど。
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演奏する前の楽しみ

2017-09-25 23:28:54 | 音楽
 新しい曲を演奏する前に、まず楽譜を書かなければなりません。もちろん楽譜を書くといってもオリジナルを作曲しているわけではなく、発表会のために市販の楽譜を自分用にアレンジして書いているだけです。アルトサックスは移調楽器なのでピアノ譜やギター譜などから移調しないと吹けません。ピアノ弾き語りの場合は、自分の歌いやすい(そしてできたら弾きやすい)キーに変えたいので、これもまた移調した弾き語り用の楽譜を書くことになります。

 結構根を詰める面倒くさい作業ではありますが、音楽の勉強としてはかなり役に立っています。なにせオタマジャクシを1音ずつ五線譜に書き込んでいくことで、当然メロディーとリズムを確認することになりますし、聞いているだけではあまり意識しない休符も書き込むので「ああ、ここで8分休符があるんだ」などど気づくことができます。

 最初の頃はサッと読めなかった五線譜から上や下に飛び出している音も自分で書き込んでいるうちに随分と慣れてきました。またコードを書き込むことで、和音も覚えることができます。楽譜を書く作業は僕の音楽的基礎力をかなり高めてくれていると思います。

 3月のバンドによる発表会のために、いまはサックス、ピアノともバンドスコアを入手して、それを基にしてアルトサックス用の楽譜、ピアノ弾き語り用の楽譜を書いています。もちろん1回で完璧なものなどできず、書いては先生に見せて演奏してもらってチェック。高さが間違っていたり、リズムが間違っていたり、タイを書き落としていたり、音が抜けていたりするのを訂正していきます。

 現在どちらもほぼ完成に近づいてきました。ただ楽譜がいったん完成しても、今度はそれを自分で演奏しながら「もう少しこう変えた方がいいんじゃないか」ということを先生と相談しながら、さらにアレンジを加えていきます。自分の技術と相談しながらちょっとでもカッコよく演奏できるように仕上げていきます。

 曲の選択、楽譜探し、自分用の楽譜を書く、演奏しながらアレンジしていく、この過程が毎回楽しいのです。単に楽譜通りに演奏するだけではなく、それ以外のことも楽しめるようになってきて、ますます趣味としても深まってきたなぁと思っています。

 
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何度目のサービス改造か

2017-09-24 23:09:23 | テニス
 最近またサービスの改造をしています。テニスを始めて30数年、これまでどれだけサービスの改造を志したことか数え切れません。それほどサービスというのは難しいのです。ナダルだって錦織だってプロになってからもサービスを改造しているのですから、我々愛好家レベルでは永遠の課題だと言ってもいいでしょう。

 今回の改造のポイントはグリップです。テニスをしない人にはわかりにくい話なのですが、サービスの時にはラケットを「薄く」握ります。これは本当に初心者には難しいのですが、そうするとサービスを打つ時に手首をきかせて力強く打てるようになります。

 と言っても、大人になってから趣味で始めた人にはこのグリップでサービスを打つのは抵抗が大きく、大抵の場合は「厚く」握って羽根つきのように打ち始めています。長年それが身についてしまった人ほどグリップを薄くするというのは勇気がいることです。

 僕は長年かけて少しずつ薄くはしてきたのですが、やはりそうすると力が入らなかったり、コントロールができなかったりで、結局元に戻したりと行ったり来たりを繰り返してきました。その代わりにグリップ以外のところの改造を試みて、これもうまくいっても長続きしなかったりと、なかなか「これでよし」とはなりませんでした。

 いろいろテニス雑誌を読んだり、山本プロをはじめサービスが上手な人に教わったりしながら、やっぱり基本的にはグリップを薄くすることに取り組まないといけないなと改めて痛感して今回の何度目かの改造に取り組み始めました。

 今回は単にグリップを薄くするだけではダメで、スイングの軌道を変えなければ意味がないと思い、フォームも改めて変えています。それが良かったのか、今のところかなり確率良くサービスが入るようになりました。この調子なら今回こそサービス改造がうまくいくかも知れません。

 ただ過去の改造計画も最初は「いいかも」と思ったんですよねぇ。しかし毎回いつの間にか昔の癖が出てきて、なにがなんだかわからなくなってしまい、最後は元の木阿弥ということが多かったのです。長年体に染みついた癖の強さには驚きますが、今回こそ元に戻らないように頑張ろうと考えています。

 もっとも、この改造がうまくいったところで全然完成ではなく、また次のステップに進むわけで、結局テニス人生が続く限りサービスの改造も続くだろうとは思っています。
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横綱大関の責任

2017-09-23 23:40:01 | 大相撲
 豪栄道が平幕相手に連敗したせいで、残り2日を残してなんと16人に優勝の可能性があった秋場所。もし14日目に豪栄道と日馬富士が揃って負けるようなことがあれば史上最低の10勝5敗での優勝という可能性も生じました。またそうなると新入幕で幕尻の朝乃山や十両に敗れた遠藤の優勝ということもあり得たわけですが、豪栄道、日馬富士とも勝って3敗、4敗に踏みとどまり、優勝争いはこの2人に絞られました。2人が横綱大関としての責任を辛うじて果たしたと言っていいでしょう。

 3横綱2大関が休場するという波乱の場所も、終わってみれば残った横綱大関による千秋楽結びの一番での優勝をかけた一騎打ちという順当な結果に収まったわけで、相撲協会も胸をなでおろしたでしょうし、ファンとしてもまあ納得のできるところです。僕としては朝乃山や遠藤が優勝するのも歴史的な事件で面白いかなと思ったところもありましたが、これでよしとしましょう。

 ただ今場所だけが特別だというわけにも今後いかないような気がします。まず横綱大関陣が揃って高齢化していることで、今後も故障は増えるだろうし回復にも時間がかかることは間違いありません。また昔に比べたら「ガチンコ」の力士が多く、どうしても土俵際まで勝負がもつれることも増えたので、怪我の危険性も高いです。

 「土俵の充実」を掲げて改革してきたことが実を結んで人気も回復してきましたが、その代償として力士の怪我が増えて休場者が目立つようになったのは痛しかゆしというところ。今場所大関から陥落が決定した照ノ富士だって、怪我さえなければ横綱に昇進していただろうという逸材でした。怪我の多さと重大さは今後の大相撲の重要な課題になっていくことでしょう。
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誰も勝てない総選挙

2017-09-22 23:07:51 | 政治
 どうやら臨時国会冒頭での解散総選挙が確定的な様相です。これだけ解散風が吹いて「やっぱりやめた」はなさそうですが、果たしてこの総選挙で誰が勝つのでしょうか?勝者が不在の総選挙になりそうな気がしてなりません。

 安倍首相がこのタイミングで解散するのは、モリカケ問題や閣僚の失言問題などで「大負け」予測だったのが、山尾不倫問題や北朝鮮のミサイル発射により「小負け」で済みそうだから解散するんだろうと大半の国民は思っています。要は党利党略のための解散で、北朝鮮問題真っ盛りの時に選挙なんかやって政治的空白を作って大丈夫か、という国民の心配はそっちのけです。

 こういう見え透いた態度では自民党に勝たせられないよなぁと思いますし、実際自民党も最初から「勝てる」と思ってやるわけではないでしょう。議席を減らしても公明党との連立与党が3分の2を確保できたら万々歳くらいに考えていると思います。特に憲法改正を目指す安倍首相としては、本来ならいまの議席数を維持したいのですが、このままではじり貧だから仕方なく解散するわけです。

 とは言え、そんなセコい自民党に対抗するべき民進党も酷い有様です。せっかく代表戦をやったにも関わらず「また前原か」と新鮮味のなさで訴求力はゼロ。山尾幹事長も実現できず、党内の右派と左派は相変わらず揉めていて、野党共闘の方向性さえ確定していません。そもそも前原は「政権交代可能な党」を目指しているようですが、民主党政権の「黒歴史」の記憶が消えるのはまだ30年くらい先ではないかと思うので、とても無理な相談です。まずは批判ばかりと言われようとも、政権に釘をさせるしっかりとした健全な野党を目指すべきではないかと思います。

 そして小池百合子の「都民ファーストの会」も国政選挙には全くの準備不足状態です。都議会選挙で巻き起こった小池旋風は今回の総選挙では起こそうにもタマが足りません。そもそも若狭と細野が合流したとしてもそれで「小池新党」とは言えずアピール不足過ぎます。

 共産党も北朝鮮がこれだけ暴れ回っていると逆風でしかありません。維新の会も結局は橋下の個人的な人気で維持できていた政党だったことがバレてしまいましたから、彼が改めて政界復帰しない限りは人気回復はありえないでしょう。社民党?そんな政党もかつてはありました。自由党?小沢一郎はまだ引退していなんでしたっけ?

 勝てそうな政党がなくても立候補者全員が落選して「当選者該当なし」にはなりませんので、支持されていないのに「国民の支持」を得たことになってしまうのが怖いところです。個人的には北朝鮮やモリカケよりも、経済政策が気になりますが、またぞろ自民党はバラマキ公約を言いだしているようですし、果たして今回の総選挙の争点は何になるでしょうか。何だか不毛な気がする総選挙です。
 
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逃げ切れるか豪栄道

2017-09-21 23:44:53 | 大相撲
 3横綱2大関が休場するというとんでもない異常事態となった秋場所。ひとり横綱の日馬富士も金星を3日連続で配給するなど悲惨な状況下で唯一踏ん張っていたのが大関豪栄道。今場所はカド番でしたが、さすがに上位力士が日馬富士しかいないというチャンスを生かして優勝争いのトップに立っています。

 今日負けたもののまだ2敗で、3敗の力士も今日相次いで負けたため4敗に10人が並んで豪栄道を追いかけるという大混戦というか、大混乱の中での残り3日間となりました。豪栄道は千秋楽に4敗力士のひとりである日馬富士と当たりますが、残る2番を勝てば14日目で優勝を決められます。逆に言えば2連勝で決めないと大混戦の渦に巻き込まれる可能性が高くなります。

 さすがに10人も4敗力士がいれば3人くらいは負けずに4敗をキープしそうです。もしかしたら4~5人での優勝決定戦という珍しい状況になるかもしれないので、なかなか目が離せません。豪栄道としては決定戦になれば何が起きるかわかりませんから、なんとしても本割で優勝を決めたいところでしょう。こんなチャンスは滅多にないのですから。

 もし4敗での優勝決定戦にもつれ込んだとしたら、その時は誰が出てくるのか?恐らく日馬富士と豪栄道はその中にいるでしょうから、この2人が本命だと思いますが、元大関の琴奨菊、4連敗のあと8連勝している関脇の嘉風、今場所前半の主役だった阿武咲、下位でコツコツと勝っている人気の遠藤あたりに決定戦に出てきてほしいものです。
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