幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

アクセス数とかランキングよりも

2011-05-31 02:20:42 | ネット・PC
 以前にも書いた話ですが、こうして長年にわたって毎日ブログ(本家はブログではなくHTML版のweb日記なんですが、まあブログの方がアクセス数多いしブログってことで)を書いていると、ネタによってアクセス数だのランキングだのがどう変動するか大体予想がつきます。

 アクセス数が増えるのは芸能ネタか政治ネタです。特にテレビ番組の話題を取り上げるとアクセス数アップ間違いなしです。視聴率の高いドラマの話題はみな食い付きます。芸能人のゴシップ系ネタもキラーコンテンツ。政治絡みの時事ネタも反応は良いです。スポーツネタはサッカーは良いですが、野球はイマイチ、相撲はダメ、テニスはもっとダメ。全仏オープンの話を書いてもアクセス数は見事なまでに伸び悩みます。

 日常雑記は意外に反応が良いです。五十路のオヤジの日常なんて誰が興味あるのかと思いますが、自分の身の回りの話でも一応それなりに読んでもらえるのはありがたいことだと思います。かつてはMっちゃんを筆頭に身近な人の面白い話もいろいろ書いてきましたが、最近はそれも難しくなってしまいました。いくら匿名にしたところで、僕の周りの人間が読めばすぐに誰のことかわかるし、昔のように読んでいる人間が限られていれば笑い話で済んだことも、最近は影響がどこに及ぶかわからないので、おいそれとネタにできなくなってしまいました。Mっちゃんが今年になってまだ一度も登場していないのは、単に彼が昔ほど面白くなくなったという理由だけではないのです。

 この「コーカイ日誌」を書き始めたのは15年も前。当時のネット界は本当に牧歌的な時代で、そもそもインターネットを知っている人間の方が少なく、会社などで触れたことがある人は10人に1人くらい、ましてや個人でメールアドレスを持っている人間は100人に1人、自分で個人サイトを立ち上げている人間は10万人に1人くらいじゃないかと思うほど希少でした(数字は全て僕の体感なので適当です)。当時テニスサークルのサイトを探しましたが、自分の作ったものを含めて全国で10サークル程度しか見つけられませんでした。

 恐らく個人で毎日ネット上に日記を書いている人間は1000人単位で、日記のリンク集は頑張ればほとんどの日記が読めてしまうほどのボリュームしかありませんでしたし(僕が書き始めた頃「日記猿人」の登録数は500程度でした)、そもそもweb日記を読んでいる人間なんて、書いている人間だけじゃないかと思うほど同人誌感覚の世界でした。

 話が逸れましたが、ことほどさように当時と今とでは読み手が全く違うのだから、受けるネタ、アクセス数が伸びるネタも変わってくるのは当然です。始めた頃はもっとアクセス数を意識していたので何を書けば受けるのか考えていました。ただ以前にも書きましたが、今は一番意識している読者は「未来の自分」です。5年後、10年後に自分が読み返して「面白い」「懐かしい」「なるほど」と思えるように書いています。だから少数の読者しか喜ばなくてもテニスネタは欠かせないのでご了承いただきたいと思います。

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中日が首位に立ちました

2011-05-30 00:50:13 | 野球
 開幕からずっとモタモタしていた中日が交流戦に入ってから絶好調。相変わらずパ・リーグの強さが目立つ中、なぜか勝ちまくるものだから、あっという間にセ・リーグの首位に躍り出てしまいました。中日だけ勝っていて他のセのチームが負ければ、そりゃあすぐに順位も上がろうというものです。

 スタートダッシュでつまづいたのは打線の不調でした。上から下まで揃って2割前後の低打率だったのですから、いくら投手力が自慢の中日と言えども勝てません。しかし、ここにきて荒木が絶好調。森野はまだまだのようですが、井端、和田、ブランコらが少しずつ調子を上げてきています。なにより全然打てないグスマンを外して野本や藤井を起用することで打線が繋がるようになりました。交流戦だけならチーム打率は西武、ソフトバンクに続いて12球団で3位なのです。

 逆に自慢の投手陣はパ・リーグのチーム相手に苦戦していますが、それでも2枚看板の吉見とチェンがしっかり投げているし、ネルソンも開幕からずっと頑張っています。岩瀬は投げてみなければわからない不安はありますが、落合監督が様子を見ながらうまく使っている感じ。交流戦10試合で8勝2敗はできすぎでしょう。もっとも上をいくソフトバンクは8勝2分勝率10割ですから強すぎますが。

 中日の対抗馬と目された巨人と阪神は相変わらず苦戦しています。両チームとも防御率は良いのですが打てません。巨人は交流戦に入ってからのホームランがわずか2本。阪神は10試合で18得点。これではいくら投手が踏ん張っても勝てません。統一球で飛ばないと言われていますが、両チームの重量打線がその影響をモロに受けたのでしょうか。

 もっとも開幕ダッシュを見せたヤクルトにいたっては、交流戦に入ってからの貧打は目を覆わんばかり。チーム打率は2割を切り、10試合でホームランわずか1本、得点13。いくらパ・リーグの投手が良いからと言ってもあまりに酷いです。もしかしたらセ・リーグの投手の研究ばかりしていてパ・リーグの投手のことは全く調べていなかったのでしょうか?交流戦を境に流れが変わるのが例年のことなので、今年はいよいよ中日球団史上初の連覇が見えてきたかも。気が早い?まだ5月?まあ良いじゃないですか。

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記録的に早い梅雨入りの記録と記憶

2011-05-29 02:14:31 | 時事
 27日に東海地方と関東甲信越地方が梅雨入りしました。これは平年よりもともに12日早く、観測史上東海で3番目、関東甲信越では2番目に早い記録だそうです。僕の記憶の中には5月に梅雨入りしたことなんてなかったのですが、東海地方で過去5月に梅雨入りしたのは僕が生まれてからでも2008年(5/28)、1993年(5/30)、1991年(5/31)、1963年(5/6)と4回もあって、今年で5回目ということになるようです。2才児だった1963年はともかく、それ以外は大人になってからのことなのに(2008年なんてわずか3年前なのに)全然覚えていないんだから、記憶なんていい加減なものです。

 それにしても1963年の5月4日の梅雨入りって何なんでしょう?GWまっただ中です。ちょっと調べてみたらこの年は天候不順で、梅雨入りは早かったものの、梅雨明けも各地でまちまちだったようです。東海地方は6月22日に梅雨明けですから、1ヶ月ずれた感じで早く梅雨入りして早く梅雨明けしています。ところが5月6日に梅雨入りした関東では梅雨明けがなんと7月24日。2ヶ月半も梅雨だったわけですが、東海と関東というのはほとんど天気は似ていますから、関東だけずっと雨が降り続いていたというなのではなく、気象庁の判断が割れたということだと思います。ちなみに近畿は梅雨明けが7月13日と東海と関東の間ですが、梅雨入りは不明となっています。

 さて、テニス愛好家としては梅雨は一番困る季節です。昨日の練習ももちろん中止。久しぶりに参加する人や新人さんもいただけに何とか開催したかったのですが、1日ずっと雨では仕方ありません。これからしばらくは週末の天気予報を見ながらやきもきさせられることが続きます。いくら「晴れサークル」と言えども、毎年梅雨の間は1回や2回は雨に降られて中止していますから。

 ただ昔は雨が降ればそのまま家にこもっているしかやることがなかったのですが、今はスクールでテニスできるので助かります。インドアで冷暖房付きのスクールなので、蒸し暑いこの時期にも快適。できたらスクールの駐車場に屋根がついていれば傘いらずで完璧だったのですが(我が家の駐車場はマンションの1階なので傘が要りません)まあそれは贅沢でしょう。もちろん都心のスクールならそういうところもありますが、なにせ名古屋市外の田舎のスクールなので仕方ありません。

 今年は梅雨入りは早くても梅雨明けは平年並みらしいので、スクールに通う日も増えそうな気がします。

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3D『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』

2011-05-28 02:50:22 | 映画
 昨夜は話題の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』を見てきました。先行ロードショーに行くなんて本当に久しぶりです。この映画はシリーズ第4作になりますが、前3作を見ていなくてもそれほど困らないで楽しめる作りになっています。と言うか、過去のシリーズの中でもっとも話が単純でわかりやすいものになりました。良く言えば頭を使わないで楽しめる純粋な娯楽作、悪く言えば子ども向け。僕はこのシリーズはこれくらい単純な方が良いと思います。

 今回はオーランド・ブルームは出ていません。と言うか、出演者も話が単純になった分、大幅にカットされた感じで、ジョニー・デップとペネロペ・クルスばかりが目立ちます。印象としては007シリーズに近づいた感じです。ボンドとボンドガールがとにかく目立ち、テーマ曲がやたらと有名なわかりやすい冒険娯楽活劇。このまま007シリーズのように延々と続編が作られるのでしょうか。なにせ前作の「ワールド・エンド」でジ・エンドかと思ったのに、そんなことは素知らぬ顔で今回作られていますから。

 さて、問題は3Dです。「3Dじゃなきゃいけないんですか?2Dじゃダメなんですか?」と問いつめたくなるような映画でした。もちろん、3Dは3Dで楽しめます。特に立体感のあるロンドンの町中のアクションシーンとか、僕は好きでした。ただ2Dでも全然問題なく楽しめる作品だと思います。3Dメガネが重くて目も疲れるので、この内容なら2Dで良いなぁという印象を受けました。入場料も3Dは高いですしね。

 ところで余談ですが、僕がこの作品の前に劇場で見たのは3月の『ツーリスト』でした。その前は昨年6月に見た3Dの『アリス・イン・ワンダーランド』だったような記憶があります。この1年で劇場では3本しか見ていないということになります。そして、その3本ともジョニー・デップの映画です。そんなに特別好きなわけではないのに、なぜかそういうことになってしまいました。

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『江』よりも『平清盛』に期待する

2011-05-27 01:53:00 | テレビ・芸能
 NHKの大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』が、あまりにも悲惨な脚本によって「おバカスイーツ大河」になってしまい、特に歴史好きな大河ファンからは物笑いになっている今日この頃。僕は以前書いたように最初の数回で完全に脱落してしまいましたが、テレビ情報誌で展開だけは毎週チェックしています。

 最初のうちは「もしかしたら途中から見応えあるドラマに生まれ変わるのかも」と思って毎週読んでいたのですが、むしろ回を追うごとに無茶苦茶になっているようで、今週末のあらすじは「秀吉に嫉妬する茶々と、それがわからずイライラする江」ということらしいです。しかも3人が3人ともそれが茶々の嫉妬心だとわからずオタオタするという、まさに中学生的恋愛ドラマ。もう歴史ドラマは書けないし書きたくない脚本家が完全に開き直ったとしか思えないストーリーです。とても45分間見ることに耐えられそうもありません。

 そんなわけで2011年大河はすっかり諦めたので、期待は来年の2012年大河『平清盛』に移っています。先日男性の主要キャストが発表になり、昨日には女性キャストも発表されました。主役の平清盛に松山ケンイチ、養父・平忠盛に中井貴一、清盛のライバル源義朝に玉木宏、義朝の父・為義に小日向文世、鳥羽上皇に大河初登場の三上博史、後白河天皇を松田翔太、西行を藤木直人。他に平家貞を中村梅雀、崇徳天皇をARATA、藤原忠実を國村隼、藤原頼長を山本耕史、信西を阿部サダヲ、平盛国を上川隆也、平家盛を大東俊介、伊藤忠清を藤本隆宏。当然のことながらマツケンと玉木がメインですが、それに松田翔太の後白河天皇も絡んでくるはずなので、若手期待のイケメン俳優競演となります。いかにも女性ファン狙いのキャスティングです。

 そして昨日発表された女性キャストですが、清盛の後妻で平家の精神的支柱となる平時子に深田恭子、時子の妹で後白河天皇の女御となり武家と王家を結んだ平滋子(建春門院)に成海璃子、清盛の先妻である高階明子に加藤あい、忠盛の妻・藤原宗子に和久井映見 、清盛と義朝の2人から愛されたこのドラマのヒロイン常盤御前に武井咲、源頼朝の母・由良御前に田中麗奈、藤原得子(美福門院)を松雪泰子、藤原璋子(待賢門院)を檀れい、堀河局をりょう。大河ドラマ常連を排し、あえて民放ドラマで人気の女優を揃えた印象です。

 注目は今もっとも勢いのある女優武井咲でしょう。演技力が必要な役はフカキョンや成海に託し、自分は一番おいしい役を貰いました。正直、ちょっと常磐御前を演じるにはまだ子どもかなという気はしますが、これまでよりずっと若い時代の清盛の話ですから、少女の常磐でも良いのでしょう。個人的には魔性の女を演じる壇れいや、女帝を演じる松雪泰子らベテラン女優陣にも期待しています。

 それにしても全体に若々しいキャストです。本来なら清盛や義朝の子ども世代こそが源平合戦の主役なのに、これだけ若いと重盛、宗盛、知盛ら清盛の子どもたちや、頼朝や義経、弁慶、北条政子、静御前らはどの程度登場シーンがあるんでしょう?清盛が死んでからがドラマだという既成概念は捨てて見た方が良いのかも知れません。

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AKB48の第3回総選挙

2011-05-26 02:35:36 | AKB&乃木坂
 回を重ねるごとに人気が増し注目を集めるようになったAKB48の総選挙。秋元康の思惑通りに運んでいるようで、さすがという他ありません。今回の総選挙は6月9日に最終結果が発表されるそうですが、その暫定順位の発表がありました。まるでプロ野球オールスター戦のような盛り上げ方にも脱帽です。

 現時点での1位は前回からの連覇を狙う大島優子。2位は僅差で前田敦子。このトップ2はまさに不動のようです。そして過去2回とも3位だった篠田麻里子と前回4位の板野友美を今回は一気に柏木由紀が抜き去って3位。柏木のランクアップは事前から予想はされていましたが、さすがにこれだけ差をつけて堂々の3位とは恐れ入りました。

 4位にはAKB48のリーダー格である高橋みなみ。5位に渡辺麻友。このあたりは相変わらず強いです。篠田は6位、板野は8位に順位を下げ、指原莉乃がその間の7位に食い込んできました。テレビでの露出がグンと増えた「さしこ」も予想通りのランクアップですが、まさか「ともちん」をも上回るとは驚きました。

 そして9位にSKE48の松井玲奈。彼女も恐らく前回の11位から上がってくるだろうと思っていたので驚きはしませんが、SKE48のツートップである松井珠理奈が16位とランクダウンしたのとは明暗を分けてしまいました。SKE48からは高柳明音も21位に入る健闘を見せるなど、全体に認知が上がってきているのがよくわかります。「神7」の最後の1人小島陽菜が10位と辛うじてトップ10をキープしました。

 大島と前田のトップ争い、柏木と指原の急上昇とそのあおりを受ける「神7」という構図は事前の予想通り。SKE勢が上がってくるのも最近の彼女たちの売れ具合を考えれば納得です。名古屋は良いプレゼントを秋元から貰いました。W松井以外も認知が高まるのは良い傾向です。

 と、以上わかったようなことを書いてきましたが、実際のところ自分の娘と同世代(実際にうちの娘の同級生にSKE48の子がいます)の彼女たちの良さというのはいまひとつピンとはきていません。もちろん集団パフォーマンスとしてのAKB48はそれなりに評価していますが、個々に「どの子が良いか」とか言われても「別に」としか言いようがありません。個体の区別はかなりつくようになって10数人は顔と名前が一致していますが、好き嫌いを言うほどの強い感情はわきません。「みんな可愛いねぇ」と親のような感想になってしまいます。

 もし投票することになったら、きっと娘の同級生に入れるでしょうね。どれでも一緒なら少しでも距離が近い人に。まさに本当の選挙と似たような構図です。

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全仏オープン1回戦

2011-05-25 02:55:59 | テニス
 全仏オープンが始まって3日。1回戦がほぼ終わりました。男子の3強の試合をWOWOWでライブで観戦しましたが、3人ともそれぞれの戦いで勝ち上がりました。安定感があったのはやはり今年絶好調のジョコビッチ。デ・バッカーを全く相手にせず6-2、6-1、6-3の楽勝。好調さが窺えました。

 フェデラーは難敵フェリシアーノ・ロペスを相手にいかにもフェデラーらしい華麗なプレーを披露。6-3、6-4、7-6とストレートで完勝でした。各セットのスコアは競り合いましたが、要所ではサービスエースを決めるなど、まだまだ余裕がある戦いぶりで、今大会「第3の男」として2度目の優勝を虎視眈々と狙っている感じでした。

 もっとも苦戦したのはナダル。相手がビッグサーバーのイズナーだけに競るとは思いましたが、まさか先に2セットを奪われるとは思いませんでした。6-4、6-7、6-7とここまでは完全にイズナーのペース。しかし、さすがに追い込まれてからの粘り腰こそが本領のナダル。第4セット6-2、ファイナル6-4と連取して逆転勝ちを収めました。

 楽勝のジョコビッチ、完勝のフェデラー、辛勝のナダルと三者三様にはなりましたが、いかにも3人の個性が出た勝ち上がりだっただけに、やはり3人とも強さを感じさせる戦いぶりでした。この調子でいけば大会前の予想通りの展開になると思います。

 なお日本人選手ですが、錦織圭は完勝、森田あゆみは逆転勝ちでそれぞれ日本ナンバー1らしく2回戦に進みましたが、クルム伊達公子は世界1位のウォズニアッキに何もできずに完敗。初出場の波形純里も緊張のせいか力を発揮できず敗退、同じく初出場の添田豪は健闘しましたが相手が第12シードのユーズニーということもあり力負けしてしまいました。まあ全員が実力通り、ランキング通りの結果ですから仕方ありません。

 残る錦織と森田が今後どこまで勝ち上がれるかですが、錦織は3回戦のフェレール戦が山場です。かつて全米で勝って世界を驚かせた再現を期待したいところ。森田は2回戦ウィックマイヤー、3回戦ラドワンスカ(もしくはミルザ)ですが、格上とは言え勝てない相手ではありません。4回戦にシャラポワと当たるまで勝ち上がれれば素晴らしいのですが。そろそろ森田が大輪の花を咲かせることを期待したいと思います。

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三谷幸喜と小林聡美の離婚

2011-05-24 01:35:12 | テレビ・芸能
 世の中に溢れる芸能ニュースほど、どうでも良いニュースはありません。二宮和也と佐々木希が熱愛だの、矢口真理が身長47.5cm差結婚だのと、本当にどうでも良いことです。ただ我々の「ゴシップ好き」の欲求を周囲に求めて身近な人のプライベートをあれこれ詮索するよりは、芸能人で満たしておいた方が平和なので、そういう点では芸能ニュースも全く無意味な存在ではないのかもと思います。と言うか、単純にネタとして面白いですからね。

 そんなどうでも良い芸能ニュースのひとつに「三谷幸喜と小林聡美の離婚」があります。芸能人が離婚しようが何の関係もないどころか、そもそもこの2人が結婚していたことすら知らない人も多いでしょう。ただツイッターで僕のタイムラインには結構な数の人が「ショック」だと書いていたので、むしろ僕はそのことに興味を持ってしまいました。ショックを受けているのは中年の男女(特に女性)に多いようです。なぜか?

 三谷と小林の離婚にショックを感じる心理には、この2人の夫婦関係が「理想的」だと思える何かがあったからでしょう。特に女性からしたら小林聡美というのは美人ではないけれど、才能があって知的で品があって、しかもお高くとまっているわけでもなければ澄ましてもいない、普通のオバサンのようであってそうじゃない、そのあたりが身近に感じられて好感を持たれているのではないかと思います。黒木瞳にはなれなくても小林聡美の路線ならいけるという気になれるし、だからこそ日常的な主婦向け商品のCMにもよく起用されるのです。

 そんな小林聡美の相手として三谷幸喜というのも理想的なのでしょう。才能があって面白くて優しくて家事も手伝ってくれそうで、しかもイケメンでもないから浮気もしなさそう。ドキドキはしないけれど安心できるダンナさんとしては理想的よね、というイメージ。確かにこの2人はこれまでそういうイメージで夫婦としてやってきましたから、受け手がそう思うのも無理はありません。

 ただ、それはあくまでも芸能人の「イメージ作り」です。中年夫婦には他人からは窺い知れない葛藤が必ずあります。普通の一般家庭でもそうなのですから、まして双方が才能に溢れ、仕事で忙しく働き、なおかつ子どももいなければ、すれ違いも増えるし会話も少なくなることでしょう。経済的には2人とも離婚しても何も困らないのです。よほど夫婦関係を維持するための努力をしない限り、離婚に辿り着くのは僕からしたら必然だとすら思えます。

 三谷は僕と同年生まれ、今年で50才です。離婚するタイミングとしてはリミットかな、と考える年齢でしょう。これ以上年を取ったら体力的にも衰えるし、やり直すのもしんどいけど、今ならまだ新しいこと(=再婚)にチャレンジできると思う年齢です。決定的にダメという理由があるなら、いくつになっても離婚することでしょうが、少しずつ食い違ってきてズレが広がってきた場合なら、年齢的な区切りというのは別れる後押しになると思います。

 普通の中年男性が離婚を考えても実行できないのは、ほとんどが経済的な問題(自分だけではなく妻の側も含めて)と、子どもの問題でしょう。三谷にはそのハードルがありませんから、離婚しようと決めたら話は簡単です。2人の離婚を聞いて「やっぱりな」と僕が思ったのは、三谷が連載している朝日新聞のコラムに小林の話がほとんど出てこなくなっていたからですが、自分や周りの同年代の男性に重ね合わせると、何となく三谷の気持ちがわかるような気がするからでもあります。

 もっとも、以上はあくまでも夫の側からの話であって、妻がどう思っているのかは別です。小林はこの離婚でCMを降りることになるかも知れませんから、それなりのダメージはあると思います。そして、一般的なサラリーマン家庭の場合は、もう10年先、夫が60才で定年を迎える時が、妻から離婚を切り出すタイミングみたいですから、そこがまたひとつの山場なんでしょうね。その頃には夫はもうヨレヨレなんで「今さら?」なんですけど、妻はまだまだ元気ですから。僕も10年後が心配です。


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幕内7勝7敗力士の勝率は4割

2011-05-23 00:58:22 | 大相撲
 技量審査場所こと大相撲夏場所が終わりました。白鵬が2敗を喫しながらも優勝し、朝青龍に並ぶ7連覇を達成。いよいよ名古屋場所で新記録の8連覇を狙います。また鶴竜と栃の心が1差の12勝。新入幕で活躍した魁聖も含め、外国人力士の強さが際立った場所となりました。

 さて今場所は「ガチンコ」場所のはずなので、注目は千秋楽7勝7敗力士たちの趨勢です。これまで異常な勝率だと言われてきた7勝7敗力士が、今場所は果たしてどれほどの勝率を残すことができるのか。八百長がなければやはり勝率5割程度に落ち着くのか、それとも気合いが違うというこれまでの相撲協会の言い訳通りに高い勝率を維持できるのか。

 昨日の千秋楽に勝ち越しをかけた幕内力士は上は関脇稀勢の里から下は幕尻の木村山まで全部で10人。十両まで含めれば14人いました。幕内力士で無事に勝ち越せたのは稀勢の里、時天空、臥牙丸、雅山の4人にとどまりました。勝率4割です。十両以上14人の勝率は7勝7敗の5割。約8割と言われる過去の数字に比べればずっと低いわけで、これをもって今場所はガチンコ場所だった証明になるのかも知れませんが、逆に言えばやはりこれまでは八百長があったことを裏付けてしまったような結果にもなりました。

 もっとも今場所は負け越しても影響が少ないという特殊事情もあります。なにせ大量の引退力士が出ているために、幕内力士は1番の負け越しくらいでは人手不足の折り、大きく番付が下がることはありません。もしかしたら幕内下位は負け越しても現状維持もしくは上がることすら考えられます。そういう意味では関脇の地位を維持したい稀勢の里と、幕尻の木村山以外はいつもほどは気合いが入らなかったから勝率が低かったということかも知れません。

 技量審査という特殊な場所は終わりました。いよいよ7月の名古屋場所では改めてきちんとした本場所再スタートになるはず。白鵬の連覇記録挑戦だけではなく、いろいろな意味で注目の場所となりそうです。

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全仏オープンのドロー発表

2011-05-22 01:50:26 | テニス
 いよいよテニスファン待望の全仏オープンが始まります。全豪から長いインターバルを置いてようやく全仏。続けてウィンブルドン、ちょっとあって全米と、夏はテニスファンには楽しい季節です。

 楽しみは男子シングルス。今季絶好調で37戦無敗の男ジョコビッチが、いよいよナンバー1の座を狙います。この全仏で決勝に進めばナダルを抜いてナンバー1。鍵を握るのは準決勝で当たる今やナンバー3になってしまったフェデラー戦。いまのジョコビッチならフェデラーはもちろんナダルさえも優位に試合を進めそうですが、グランドスラムには魔物が住んでいます。特にレッドクレーはこれまで多くの「絶対的王者」を沈めてきました。どんな番狂わせが起きるかはわかりません。

 とは言え、順当にいけばジョコビッチとナダルの決勝になると思いますが、日本の錦織にも上位進出の期待をしたいところです。直前にアクシデントがあって万全とは言えない体調のようですが、初戦は台湾のルー。これは勝てない相手ではありません。3回戦まで進めば第7シードのフェレール、4回戦でモンフィス、準々決勝でフェデラーです。錦織vsフェデラー戦を見たいところ。もっともそのフェデラーも1回戦がフェリシアーノ・ロペス、2回戦ティプサレビッチと厳しい相手が続くので、いまのフェデラーでは準々決勝まで進んでこられるか若干の不安は残ります。

 女子は最近ますます混戦模様。エナンの引退でクレーの女王がいません。第1シードのウォズニアッキはランキングこそ1位ですが、グランドスラムで優勝するイメージがありません。優勝候補は第2シードのクライシュテルスということになるんでしょうが、ズボナレワ、ストーサー、スキアポーネ、シャラポワ、ナ・リーなど、まあ誰が勝っても不思議ではないかと。クルム伊達公子は相変わらずグランドスラムでのドロー運が強烈に悪く、今回も1回戦でウォズニアッキと当たります。女子の期待は伊達に代わって日本ナンバー1になった森田あゆみでしょう。1回戦もフランスの若手ムラデノビッチと、伊達と比べるまでもない楽な相手。ぜひ上位進出を期待したいところです。

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