幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

コーカイ日誌で振り返る2010年

2010-12-31 02:04:21 | 時事
 年末恒例企画「コーカイ日誌で振り返る」2010年版です。
 まず何と言っても今年は猛暑の年でした(「猛暑の信州旅行」)。9月に入っても暑さが続き(「猛暑は続くよどこまでも」)、本当にバテバテでしたが、それ以上に政治の世界で混迷が続き、参院選もグダグダ(「通る有名人、落ちる有名人」)ならその後もグダグダ。政治がこれほどダメだった年もさすがに珍しいでしょう。

 それに今年はソーシャルメディア元年でもありました。その代表例が尖閣ビデオ事件(「ソーシャルメディア時代の尖閣ビデオ流出」)ですが、他にもツイッターが広告のお約束をすっ飛ばしたり(「浜崎あゆみが孫正義に直接出演交渉した夜」)、年末のツイッターを利用した告発事件が起きたり(「大桃美代子の自爆テロ」)。個人的にも昔ならあり得ないような人とのつながり(「今春の新入社員に一足早くツイッターで出会う」)とかいろいろソーシャルメディア絡みではありました。

 スポーツ界は話題が豊富でした。まずバンクーバー五輪ではフィギュアスケートが熱かった(「浅田真央は「銀に終わった」が正しい」)し、サッカーW杯南ア大会での日本の活躍があったり(「大きな大きな勝ち点3」)。伊達公子の活躍(「パリの奇跡~伊達公子伝説新章~」「アラフォー伊達がシャラポワを撃破」)もテニスファンとしては忘れられません。

 名古屋では中日ドラゴンズ(「史上最長!日本シリーズ第6戦」)と名古屋グランパス(「グランパス悲願の初優勝」)のW優勝が話題をさらいました。

 大相撲は激震の年でした。まず朝青龍の電撃引退劇があり(「絶妙のタイミングでの朝青龍引退発表」)、さらにNHKの放送が中止になるほどの野球賭博事件(「琴光喜の解雇はトカゲのしっぽ切りに過ぎない」)で、相撲界のイメージはガタガタになりました。それを救ったのが白鵬の連勝記録。結局63連勝で終わり(「白鵬を止めたのは稀勢の里」)双葉山の記録を抜くことはできませんでしたが、相撲界にとっては救世主となりました。

 個人的には春、夏、秋でそれぞれ違った風景の一年でした。春は新しい出会いと別れ。ラジオ出演を立て続けに3回(「ラジオはラジオだけじゃない」)、山本麻友美プロと知り合ってテニスを一緒にしてもらえるようにもなりました(「雲の上のプロと一緒に」)。また年下の友人の哀しい死もありました(「泣きたくなるような菜の花畑からの写メール」)。

 夏は溜まっていた物欲を解放しました。6月にデジカメを購入(「いきなりデジカメを買ってしまった」)、7月にノートパソコン(「9年振りにパソコン購入」)、8月にセカンドカー(「妥協だらけのクルマ選び」)、そして9月にブルーレイレコーダー(「ブルーレイレコーダーを購入」)と大物ばかり。そうそう、クルマを売った時(「5社対抗クルマ査定合戦決着」)も面白い経験をしました。

 秋に集中的にスポーツやライブに行った年でした。それも全てラッキーで。まず10月の有明のテニスジャパンオープンに二度も行き(「ロイヤルボックスに潜入」)、中日の日本シリーズにも行き(「バックネット真裏からの日本シリーズ観戦記」)、どちらもあり得ないような良い席で見ることができました。さらに斎藤和義(「斎藤和義のライブに行きました」)と中村あゆみ(「中村あゆみのブルーノートライブ」)も仕事絡みで見ることができました。抽選で当たったプロクリニック(「森上亜希子プロテニスクリニックに参加」)も楽しいイベントでした

 いろいろ振り返って今年の一番の収穫は、やはり山本プロと定期的に一緒にテニスをして仲良くなれたこと(「プロとのテニスと忘年会」)、印象的だったのはサックスの発表会での失敗(「ステージには魔物が住んでいた」)でしょうか。来年もテニスとサックスに頑張ろうと思います。
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高速道路ぐるり一周

2010-12-30 02:51:15 | クルマ
 昨日はアウトレットモールに行きたくて名古屋ICから名神高速に乗りました。名古屋は晴れ気温7度。途中小牧JCTから中央自動車道に入ります。目指すは土岐のアウトレット。しかし、岐阜県に入った頃から雲が多くなり雨が降り出しました。土岐JCTから東海環状道に。雨気温4度。とてもアウトレットでショッピングする天気ではありません。



 本来なら降りる予定だった土岐南ICをスルーして、そのまま湾岸長島ICを目指し南下します。もちろん目的は東海地区最大のアウトレットモールであるジャズドリーム長島。藤岡を過ぎたあたりから晴れ間がでてきて、雨は豊田付近で上がります。前方は雲の切れ間から日が差し込んでおり、後ろを振り返ると真っ黒な雲が岐阜の山を覆っています。



 名港トリトンを渡り湾岸長島ICで降りました。晴れ気温8度。暖かいです。土岐とは比べものになりません。料金は名古屋ICから湾岸長島ICまでの分。大きく廻ってきましたから、たくさん走ることができてこれはお得なのか損なのか?よくわかりませんが、環状道ができるとこういう周り方もできるようになるのは便利です。



 もっとも大回りして時間がかかったので長島に着いたのが15時過ぎ。すぐに日が暮れてきて風も出てきて寒いことこの上なし。結局寒さに震えるのは土岐でも長島でも同じか、とガッカリでした。

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年末年始の予定

2010-12-29 01:11:01 | 日記
 今年の年末年始は28日と4人を休んで自主的に8連休にしました。毎年4日は休むことが多いのですが、28日も休んだことはあまりありません。たまたま今年は仕事がうまくキリがついたので休むことができました。8連休とは言え、ゴールデンウィークならテニス三昧するところですが、この時期はあれこれと行事も多くテニスばかりしているわけにもいきません。まあ季節的にもあまりテニスは向いているとは言えませんしね。

 予定としては日頃やらずに放置してあることを片付ける連休になると思います。例えば本や雑誌やマンガの整理もしなくてはなりませんし、パソコンの中の溜まったデータも整理したいです。前にも書いたように服や靴も捨てたいしですし。

 学生とか若い頃なら、この休みに日頃会えない友人と会ってみるのも楽しかったのですが、この年になるとむしろ身辺の整理に力が入るから不思議です。古い友人とは年賀状の交換だけで済ませてしまいます。もっとも最近はツイッターやフェイスブックで旧友との情報交換ができるので、昔に比べたらそういう人たちともご無沙汰している感じがあまりしません。

 ただ高校時代の友人とフェイスブックで「友達」になるのは不思議な気分でした。「友達になりました」とネットで言われても、30年以上前からこいつとは友達なんだけど、みたいな。今までの30数年間はなんだったんだろう?

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ラストM-1

2010-12-28 03:01:35 | テレビ・芸能
 サークルの忘年会で見られなかったM-1ですが、もちろん録画しておいたので1日遅れで見ました。とは言え、とっくに結果は知ってしまったので、ライブならではの緊張感もなく、冷静に落ち着いて見てしまったのは、良かったのか悪かったのか。多分あまり楽しめてはいないでしょうね。

 今回の特徴はまず審査員が若返ったこと。宮迫や大竹には新しい世代の笑いに対しての評価を特に期待してしまいます。それから最後のM-1ということで、出演者も審査員も特別な感情が渦巻いていて、それにうまく乗っかることができるかどうか、ということもポイント。最後だからうまく着地したいと思うのか、最後だからこそ新しいものを引っ張り出して終わりたいと考えるのかによって、結果は全然違うことになります。

 もちろん、結果から言えば最後だからこそキレイに終わりたいと思ったのかなぁと。特に審査員の中の中堅層である人たちがそう考えたのでしょう。笑い飯が優勝したというのは、物語としてはうまくできていますし、とりたててそれに異議を唱えるつもりもありませんが、僕は紳助とカウスが最後にスリムクラブを推したのが印象的でした。

 ジャルジャルのネタが新しいかどうかは議論の分かれるところというか、単なる楽屋落ちではないか、というのがカウスの79点という厳しい採点に表れています。僕は面白かったし勢いもあったし、あれはあれでありだなぁと思いましたけどね。しかし、スリムクラブには本当に新しい部分を見出したからこそ、カウスも紳助も高い評価をしたのだと思います。来年はスリムクラブの仕事がどーんと増えるのは間違いありません。

 ナイツや銀シャリなどの「漫才らしい」漫才が比較的低い評価(と言っても十分に面白かったと思います)なのに比べて、漫才というよりもコントに近いコンビが高く評価されたのも時代の流れなのでしょう。だからこそ「漫才日本一」を決めるM-1というカテゴリーでのイベントは継続できなかったのだと思います。来年の暮れ、M-1に代わる新しいお笑いバトルがどんなカタチで登場するのか楽しみです。

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プロとのテニスと忘年会

2010-12-27 01:56:55 | テニス
 昨日は忙しい日曜日でした。朝はいつものようにスクールに行き、帰ってきてからサックスの練習をし、年賀状を書き上げました。そして午後からは今年最後の山本麻友美プロとの練習会。参加したメンバーもサークルの選りすぐりだけに、かなり内容の濃い充実した練習会となりました。「内容が濃い」というのは、言い換えればレベルが高くて、それだけプロのスイッチも入るので「やられっ放し」ということでもあります。あれこれ工夫して何とかプロに一矢報いようと頑張るのが楽しみな練習会ですから、もちろんその方が良いのですが。

 それにしてもスイッチが入って少しプロが本気を見せると、さすがにボールが厳しくなります。ストロークは深く速いだけではなく、コースが読めないので完全に対応が遅れます。かといってヤマを張ってもプロの選択肢が多いだけに、いとも簡単に抜かれてしまいますし。せいぜいこちらの奇襲と、後はフレームショットくらいしかチャンスがないのが残念。もう少しカタチを作ってポイントできるパターンに持ち込みたいのですが、それはまた来年以降の課題ということになってしまいました。

 さて、プロとの練習会が終わってから、みんな急いで帰宅して着替えて今度はサークルの忘年会。プロも参加してもらって総勢17名。新栄のスポーツバーで19時から始まって終わったのは23時近くになりました。本来メインで考えていたのは、もちろんプロとのトークだったのですが、久しぶりにサークルの集まりに顔を出したK上くんが衝撃告白をしたので、みんな唖然呆然騒然。その後はひたすらK上くんへのインタビュータイムになってしまいました。

 とは言え、それも含めていろいろと話題は盛り上がり、プロから賞品としてシューズやガットも頂いたし、1年を締めくくるに相応しい楽しい会になったのは幹事としては幸せでした。3月にプロと初めてテニスした時には、忘年会まで顔を出すほどサークルに馴染んでもらえるとは予想もしていませんでした。サークルは来年で創設25年になります。まさか四半世紀も続くとは最初は全く予想もしていませんでしたが、ここまできたら、体が動く限りできるだけ長く続けたいと思います。こうして来年へのやる気を引き出す忘年会というのは、きっと成功なんでしょうね。

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年賀状を自宅プリンタで印刷

2010-12-26 01:58:26 | 日記
 今年も去年に続き2種類の年賀状を作りました。ひとつは24年続けてきた家族の様子を手書きのイラストで描いたもので、こちらは昔から年賀状をやり取りしている方たちへ。もうひとつは家族とはあまり関係ない比較的新しい付き合いの人たちに、僕が発表会でサックスを吹いている写真のもの。どちらもサクッと印刷して、さっさと一言添えて送りました。

 去年は約160枚のほとんどがいつものイラストのものでしたが、今年は思い切って写真バージョンを送る人を増やしました。イラスト100枚に対し写真42枚。2対1までは届きませんでしたが、かなりの人にサックス写真バージョンが届くことになります。

 ところで、どちらも我が家のプリンタで印刷をしたのですが、このプリンタ自体がかなり古いものなので、印刷にやたらと時間がかかりました。しかも今どき当たり前の「ふちなし」ができないし、画質も最新機種に比べるとかなり落ちるしで、本当に残念なプリンタです。電機店に行けばプリンタなんて安いものだし、さっさと買い替えれば良いのにと自分でも思うのですが、これがなかなか踏ん切れないままきてしまいました。

 買い替えられない一番の理由は、まだプリンタがちゃんと使えるということ。ちゃんと動いているのに新しい機械を買うなんて貧乏性だからもったいなくてできません。ただ、今年母親や娘の年賀状まで含めるとかなり印刷したのですが、そろそろ動作が怪しくなってきました。次の年賀状を作るときには新しいプリンタになっているかも。ちょっとワクワクしながらプリンタのパンフレットを集めてこようと思っています。

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極私的ドラマアカデミー賞2010

2010-12-25 01:22:10 | テレビ・芸能
 ここ数年(2007年2008年2009年)書いている極私的ドラマアカデミー賞。去年以上に不作感が強かったので今年はもうやめようかと思いましたが、やはり恒例のものはとりあえずやっておこうかと思い直したので書きます。もちろんタイトル通り「極私的」なものですから、ノークレームでお願いします。

 まず作品賞のノミネートから。『龍馬伝』、『不毛地帯』、『新参者』、『怪物くん』、『うぬぼれ刑事』。『不毛地帯』は昨年からの2クールドラマですが、今春に終了したので、今年のノミネートにしました。これは結構激戦です。ただ抜群に面白いドラマが並んだ激戦ではなく、もう一息な作品ばかりの中で「よりマシ」なものを選ぶ作業ですが。

 この中で僕の最優秀作品賞は『うぬぼれ刑事』です。もうハチャメチャな作品ですが、豪華なゲスト出演者とクドカンドラマならではのギャグセンス。最初はなんだこれ?と思いましたが、回を重ねるごとに面白くなりました。癖になるドラマです。次点は『新参者』で。面白かったのですが、途中ちょっと間延びしたのは残念でした。

 主演男優賞は板尾創路(『木下部長とボク』)、唐沢寿明(『不毛地帯』)、阿部寛(『新参者』)、長瀬智也(『うぬぼれ刑事』)、二宮和也(『フリーター、家を買う。』)。こちらも作品賞同様に阿部と長瀬の一騎打ちですが、僅差で長瀬智也に。彼の個性が十分に生かされた作品に恵まれた感はありますが、賢くてかつバカという難しい役を見事に演じきったと思います。

 主演女優賞は昨年に続いて不作です。エントリーは綾瀬はるか(『ホタルノヒカリ2』)、山田優(『崖っぷちのエリー~この世でいちばん大事な「カネ」の話』)。実は『Mother』の松雪泰子と『曲げられない女』の菅野美穂を見ていないのが失敗でした。本来ならこのどちらかから選ぶたいのですが、見ていないということで、今回この部門は該当者なしとします。

 助演男優賞は香川照之(『龍馬伝』)、岸部一徳(『不毛地帯』)、遠藤憲一(『不毛地帯』)、チェ・ホンマン(『怪物くん』)、向井理(『新参者』『ホタルノヒカリ2』)。香川、岸部、遠藤のオヤジが光りましたが、ここは年の功で岸部一徳に。あの「里井くん」の怪演は見事でした。次点はチェ・ホンマンの自然体なキャラにも票を入れたくなりましたが、やはりその演技力を評価して王道で香川照之に。

 助演女優賞は広末涼子(『龍馬伝』)、蒼井優(『龍馬伝』)、黒木メイサ(『新参者』)、中島美嘉(『うぬぼれ刑事』)、川島海荷(『怪物くん』)。『龍馬伝』の広末のぶりっ子演技と蒼井の裏表のある役を演じわけたのはどちらも甲乙つけがたいものの決め手には欠ける中、訳のわからないキャラをその存在感で示した中島美嘉に決定。次点は蒼井優で。

 最後に恒例の期待外れ賞は『素直になれなくて』と『月の恋人~moon lovers~』。片や北川悦吏子の脚本がグダグダ、片やキムタク様の演技に限界と、どちらも昔日の栄光も今いずこ状態でしたが、敢えて選べばとっくに限界が見えていたキムタクよりも、ツイッターを題材に選んで期待させた分だけ罪が重い『素直になれなくて』を期待外れ大賞にしたいと思います。これもツイッターがブレイクした2010年ならではということで。

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中村あゆみのブルーノートライブ

2010-12-24 01:17:33 | 音楽
 先日名古屋ブルーノートへ「中村あゆみアコースティッククリスマスディナーライブ」に行ってきました。なぜ中村あゆみ?という疑問は置いておいてください。いろいろ仕事絡みで大人の事情があって行くことになってしまったのです。まあ行くからにはもちろん楽しんできましたけどね。

 ブルーノートに中村あゆみというミスマッチもさりながら、そもそも中村あゆみって活動していたの?という感じの人も多いと思います。実際に1990年代後半から出産を機に活動を控えて音楽業界からも離れていたのですが、2004年から活動を再開していて、2008年から毎年「VOICE」というカバーアルバムをすでに3作発表しています。

 もっとも彼女の大ヒット曲「翼の折れたエンジェル」は1985年の作品。すでに25年前のことですから、当然若い人は知らないしライブにも来ていません。たださえ大人のジャズの殿堂ブルーノートですから、客は年配の人ばかり。五十路手前の僕でさえ平均くらい?と思ってしまいました。

 彼女もそのあたりはわきまえていて、10曲歌った中で、自分自身の歌はアンコールも含めて4曲にとどめ、残り6曲は全てカバー。最新アルバム「VOICE3」から財津和夫「青春の影」、井上陽水「結詞」、井上陽水&玉置浩二「夏の終りのハーモニー」、小田和正「言葉にできない」を歌い、後はジョン・レノンの「Happy Xmas (War Is Over)」とジュディ・ガーランドの「Over the Rainbow」。これなら平均年齢の高い客も知っている曲が多くて満足です。

 昔から変わらないハスキーボイスは健在で、年齢を重ねてますます味が出てきました。ロックアーティストですが、フォークソングを歌っても良かったし、きっとジャズを歌っても良いだろうなぁという感じで、これならブルーノートでも大丈夫だなという印象でした。「青春の影」がすごく良かったので、思わずCDも注文してしまいました。

 ライブでは後ろの方の席に座っていた僕のところまで握手をしに来てくれたりして、なかなかフレンドリー。公演時間は1時間ほどと短かったのですが、それもその後また仕事に戻らなければならなかった僕にはちょうど良い短さでした。まあ「クリスマスディナーショー」だと思って、気合を入れて若い女性を連れて来ていたオヤジ(隣の席にいました)には、あれ、もう終わり?という感じだったでしょうけどね。あ、でも早く終わった方が後の展開のためには良いのかな。
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大桃美代子の自爆テロ

2010-12-23 00:50:50 | ネット・PC
 突然ツイッターで麻木久仁子と自分の元夫との不倫を告発した大桃美代子。「今年嬉しかった事は、Twitterを始めて色々な方と出会えたこと。ショックだったのは、元夫が麻木久仁子さんと不倫をしていた事がわかったこと。先輩として尊敬していたのに、ショック どうして 辛い」という衝撃のツイートから始まった騒動はワイドショーや週刊誌にとって格好のネタ。海老蔵ネタもそろそろネタ切れかと思われたところへ、まさに絶好のクリスマスプレゼントとなりました。

 その後、麻木は会見で当時不倫状態だったことを認めましたが、夫婦関係は実質的に破綻していたこと、今さらどうしてこんなことを言い出すのかという大桃に対する不満を言い、謝罪する気はないようです。またツイッターではジャーナリストの日垣隆が麻木に電話で聞いた内容をツイート。そこでも麻木は開き直って「不倫バブル」で儲けてやるという話をしたと批判的に書いています。

 まあ芸能人が誰と不倫をしようが離婚をしようが、それは全然構いません。ゴシップとしては面白いけれど、それ以上でも以下でもありません。ただツイッターの破壊力の凄さは再認識させられました。今回の大桃による不倫告発は誰も得をしません。大桃による自爆テロのようなものです。もちろん一番痛手を被るのはイメージが激しくダウンする麻木ですが、元夫の山路某はもちろん、大桃だって批判されることでしょう。本来なら事務所が管理しなければならないところですが、ツイッターでタレントが好き勝手書き込んだら止めようがありません。

 尖閣ビデオ事件もそうですが、ソーシャルメディアというのは個人が世界に発信できる全く管理されないメディアを持てるということです。今後もマスメディアでは流せないような情報がソーシャルメディアで伝えられることでしょう。それによって今回の麻木の如く、突然テロの標的になることもあり得ます。

 「いや、自分は有名人じゃないからニュース価値なんてないよ」などと油断していることはできません。家族とか親戚とか職場とか、自分の周りの知られたくない人たちに向けてマズイことをいきなり暴露されるかも知れないのです。もしかしたら大桃を見て今後一般人女性の「不倫告発」ツイートが流行るかも知れません。なにせこうした男が二股かけるような三角関係の場合、女性は二股かけた男性ではなく相手の女性を恨むものです。寝取られた方がどんな報復を仕掛けてくるかわかりません。怖い世の中になりました。

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毒の抜けたものまね芸

2010-12-22 02:31:23 | テレビ・芸能
 昨晩の「ものまねグランプリ」。久しぶりにものまね番組を観たのですが、あまりにも変わり映えしない様子にガッカリしました。コロッケもコージー冨田もホリも全くものまねが変わっていません。単に小手先の演出で目先を変えているだけで、相変わらずコロッケは美川憲一だし、コージーは石橋貴明だし、ホリは木村拓哉です。「もういいよ、飽きたよ」と思わずにはいられません。

 ものまねの真骨頂は批評です。真似する人を単にそっくりに演じるだけではなく、その人に対して感じている違和感をあぶり出すと、本当に深くて面白いものまねになります。もちろんそれは毒がありますから、山本高広のように織田裕二から嫌われてものまね禁止を言い渡されたりするリスキーさを併せ持ちます。しかし、それこそがものまねの醍醐味なのです。

 かつてのコロッケの芸にはその毒が溢れていました。美川憲一、岩崎宏美、野口五郎、五木ひろし。誰もがコロッケにぶった斬られていました。しかし同じ人物ばかりをものまねしているうちに、今ではすっかり毒気が抜けてしまい「またか」としか感じられません。型はできているけれど中身はありません。芸の完成度と、ものまねの面白さは全く別物だということが、かつてのコロッケの破壊力を知っているだけに余計に痛感させられます。

 昨日のものまねで優勝した原口あきまさの高田純次は、まだまだその毒がしっかり含まれていました。全然ものまねでも何でもないキング・オブ・コメディの石川遼と加藤清史郎のコントや、サンドイッチマンのマツコ・デラックスの方が、本来のものまね芸よりも面白いのも、毒のある人物批評たりえていたからです。

 もちろん完璧にコピーしました、というのも芸ではありますし、素直にうまいなと思います。ただもっと批評性の高い毒のあるものまねを多くの芸能人・有名人にぶつけていかないと、ますます視聴者はものまね番組から離れていってしまうのではないかと思います。

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