幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ソフトバンク王手

2017-10-31 23:35:44 | 野球
 なぜか今年の日本シリーズはきちんと見ています。ここまで全試合を全イニング見てしまいました。そしてソフトバンクの強さを改めて認識させられました。つくづく強いです。

 もちろん相手がセ・リーグのチャンピオンチーム広島ではなく、2位阪神でもなく、ギリギリ巨人との3位4位争いを制したDeNAだということもありますが、仮に相手が広島だったとしても果たしてどこまでソフトバンクに対抗しえたのだろうと思います。

 ここまで3試合の結果だけみれば、初戦はともかく2戦、3戦は接戦でした。ただスコアは確かに競りましたが、堂々の横綱相撲をしているソフトバンクに対して、ギリギリの消耗戦をしているDeNAという印象がします。ソフトバンクはまだまだ余裕を残しているけれど、それでも勝てているという感じです。

 投手力、攻撃力、守備力、機動力。全てにおいてソフトバンクの方が上回っているのは予想通りでしたが、監督の采配までソフトバンクが上をいっています。CSであれほど冴えていたラミレスの用兵が日本シリーズではむしろ裏目に出ています。特に1番打者の差がそのまま勢いの差につながっていますが、短期決戦では「持ってる」選手を使って「持ってない」選手を外さないと、往々にしてこういうことになってしまいます。

 それにしても、このままストレートでソフトバンクが優勝したら、きっとCS批判が巻き起こるんでしょう。CSがこのままでいいのかという検証は僕も必要だと思うのですが、やはりせっかくですから横浜のファンにも少しは楽しさを味わってもらいたいし、DeNAにも意地も見せてもらいたいものです。
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ドラマで描かれる広告マン

2017-10-30 23:42:46 | テレビ・芸能
 テレビ東京系で放送されているドラマ『ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!〜』は、かつて超大手広告代理店の敏腕クリエーターだった主人公が、会社を辞めて小さな広告会社で奮闘する物語。まあドラマ自体はヒューマンコメディで沢村一樹や三宅裕司、要潤、和久井映見などがテレ東らしく肩の力を脱いて演じていて悪くないのですが、広告会社が舞台のドラマはどうしてもリアリティが気になります。

 もちろんフィクションなのですから、デフォルメされた表現や、盛り上げるための「そんなことないやろ」的展開は仕方ありませんし、「一発逆転の会心の出来栄え」の広告が大抵の場合「ビミョー」な出来なのも諦めます。ただ「超大手広告代理店のクリエーター」が、必ずチャラチャラしていてい嫌味で尊大なのはどうしてなんでしょう?そういうイメージなんだと言われてしまえばそれまでですが、僕が知っている優秀なクリエーターはむしろ「オタク」っぽいシャイな人が多く、そうじゃなければ「ガラッパチ」でやたらと親しみやすい人です。

 もちろん、これもそれではドラマにならないと思われているのでしょうが、チャラチャラで尊大というのは本当に少ないですし、たまにいてもあまり優秀ではありません。これまで幾多の広告会社を舞台にしたドラマや映画を見てきましたが、どれもこれも「ちょっと違うなぁ」と背中が痒くなったり、ゾワゾワしたりするので、それに耐えきれずに途中で見るのをやめてしまうことが多かったです。

 これは多分他の業界をテーマにしたドラマでもきっと同じなんだろうと思います。頻繁に映像化される医療ドラマや警察ドラマなんかはもう業界関係者も慣れっこなんでしょうが、ちょっと本当とは違うイメージがそうやって拡散されていくのは、やっぱり内心困ったもんだと感じているのでしょうか、各業界の皆さま。
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スマホが初期化された

2017-10-29 23:40:36 | ネット・PC
 先週金曜日の朝。スマホを随分長く再起動していなかったせいか動きが悪くなっていたので、久々に再起動。ところが立ち上がったところでパスワードの入力を求められました。スマホの電源を入れた時に盗難や紛失時のセキュリティ対策としてパスワードを設定してロックをしていたようです。「ようです」というのも、自分ではあまりそういう設定をした記憶がないのですが、パスワードの入力を求めてくるところからすると、そういう設定をしてしまったのでしょう。

 しかし、記憶が曖昧なだけにパスワードがなんだったのか思い出せません。適当にいつものパスワードをいくつか試してみたのですが全部違うと言われます。このロックは画面に入るための指紋やパターンのロックではなく、スマホ自体の機器のロックなので、ここを突破しないと何にもできません。電話がかかってきても電源が入っていないのと同じ扱いになって着信すらしないのです。

 しかも30回パスワードの入力を失敗すると初期化されて出荷状態に戻るそうです。データもアプリも全て消去されるというわけです。1度失敗するたびに「あと残り○回で初期化するよ~ん」と(そういう文面ではないのですが、そう感じてしまうほど)脅されます。最初は気楽にいろいろパスワードを試していましたが、残り10回を切ってくるとさすがに焦ります。

 ネットで対策を調べてみましたが、画面ロックの解除方法はいくつか載っていますがどうも機種やOSによって違うようですし、そもそも機器のロックですからそこも違うようです。基本的にパスワードが違っているともう初期化しか手段はないようでした。いろいろ思いつく限りパスワードを試してみましたが、結局30回目も失敗。哀れスマホは初期化されてしまいました。

 そこからはもう一から改めて設定していくしかありません。幸いクラウドにデータがバックアップされていたので、最近5日間くらいに撮った写真以外はほぼデータはバックアップできていました。SNSをはじめ全部のアプリをまたインストールする手間はかかりましたが何とか復旧。戻らなかったのはLINEのトークとキャリアメールくらいでした。なぜメールがバックアップされていないのかは謎ですが、まあ大したメールはなかったはずなので気にしないことにしました。

 だいたい復旧できたところで、こわごわ再起動してみましたが、今度はロック画面の設定はしないを選んだのでパスワードを要求されることもなく起動しました。まあ今回のことで初期化されても何とかなることはわかりましたが、かなり復旧させるのは面倒くさいので、とにかくパスワードは忘れないように、やたらと気まぐれに変えないことですね。
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17年ぶり2度目の珍事

2017-10-28 23:58:24 | テニス
 今月に入って毎週のように週末は雨。当然サークルもテニスできずに中止が続いていて、今日の雨でなんと3週連続の中止になってしまいました。「晴れサークル」を標榜しているだけに滅多に雨天中止はありません。先週の2週連続中止でも6年ぶりだったのに、3週となるとさすがに幹事の僕でも記憶にありませんでした。

 久しぶりに過去の記録を引っ張り出してきて、サークル創設の31年前まで遡って調べてみました。そうしたら3週連続の雨天中止というのが2000年9月後半に一度だけありました。実に31年間で今回が17年ぶり2度目の記録だったのです。

 「晴れサークル」だけに、雨天中止はだいたい1年に3回くらいなものです。年間50週として16分の1くらい。となると2週連続で中止になるのは256分の1ですからおよそ5年に一度くらいの確率で2週連続中止が起こりうるわけです。しかし3週連続となると4096分の1ですから、なんと80年に一度くらいの「大地震が来るぞ」的な確率になってしまいます。31年で2度目というのは確率的には多すぎることになります。

 とは言え、実際の天気と言うのはサイコロを振って雨の降る日を決めているわけではなく、季節によって雨が多い時期と少ない時期があるわけですから、梅雨時や秋の長雨の時期に雨が続くのは当然。そう考えれば31年で2度目というのは、やはりかなり「晴れサークル」なのではないかと思われます。きっとこれだけ雨に降られたのですから、今後は当分雨による中止はないだろうと思っています。

 僕は高校時代、確率は数学の中でも得意な分野でした。きっとこの計算で大丈夫、なはずです。

 
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2017ドラフト会議

2017-10-27 23:45:48 | 野球
 7球団の競合の末に日本ハムが清宮幸太郎を引き当てました。さすが日ハムです。ダルビッシュも中田も大谷も(ついでにハンカチ王子も)、きっちりその年の話題の選手を獲得する日ハムの引きの強さは感動的ですらあります。高校生なのに1塁しか守れず、足も速くない清宮は個人的にはそれほど魅力的に感じない選手ではありますが、話題性は抜群なことは間違いありません。またキャンプから日ハムは賑わって興行的にも大成功でしょう。

 さらに日ハムは7位で東大の宮台も指名しました。7位ですからどの球団もその気になれば指名できたわけですが、やはりこれも結局日ハムの手に落ちるのかと思うと、「持ってる」球団は違うなぁと思います。話題性だけではなく日ハムは投手を5人も指名しています。野手陣が充実しているだけに理にかなった指名です。

 日ハムに引けをとらず良いドラフトをしたのがオリックスです。即戦力ナンバー1と言われた左腕の田嶋大樹、さらに2位で右腕の鈴木康平と左右の社会人投手を獲得しました。投手の補強が課題だけにこの2人を取れたのは大きいでしょう。同じく上手くいったのが中日。中村奨成こそくじで外したものの、社会人右腕の鈴木博志を外れ1位で指名、さらに2位で石川翔、4位で清水達也と高校生の注目投手を獲得しました。さらに地元の中京大中京の伊藤康祐も指名できて、高校生主体のバランスの良いドラフトになりました。

 逆に残念だったのがソフトバンク。くじをなんと3度も外してしまいました。さすがにドラフト前に描いていた戦略も大きく崩れたことでしょう。阪神も清宮、安田と2度もくじ運に恵まれず将来性のある高校生を1人しか指名できませんでした。将来のチーム作りを考える上ではどうなのかなと思います。同じくくじ運がなかった巨人も野手に偏った指名に終わりました。特に社会人捕手を2人も指名しましたが、小林や宇佐見がいるのに必要だったのでしょうか。

 もちろん話題の選手が必ずしも活躍するわけではないですし、ドラフトが成功したか否かは数年後にならないとわかりません。5年後に今年指名された選手たちがどう成長しているかが楽しみです。
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森と思ったら城だった

2017-10-26 23:35:06 | 旅行
 先日の九州旅行の時に太宰府天満宮に行きました。太宰府から福岡に戻る西鉄の中からぼんやり外を眺めていたら、突如として窓外に森が現れました。ヨーロッパの森は平地に広がっていますが、日本の森はほぼ山地です。何もない平野部に森があるとしたら、神社がある「鎮守の森」が多いのですが、その森は幅は狭いですが随分と長く一直線に続いています。電車はその森を突っ切る形で通り過ぎていったので、その森がどこまで先に伸びているのかわかりません。

 不思議な森だなぁ、なんだろうと印象に残ったので、家に帰ってからグーグルマップで調べてみました。確か西鉄の二日市駅を出て下大利駅の手前くらいだったと記憶していたので、航空写真に切り替えたらすぐに場所が特定できました。「特別史跡 水城跡」。おー、なるほど、あれが水城だったのか。

 水城とは7世紀、白村江の敗戦後に朝鮮半島からの攻撃に備えて天智天皇が防衛のために築いた城跡のひとつです(解説こちら)。太宰府を守るために玄界灘から上陸する敵への防衛ラインとして平野部の山と台地の間に水路を引いて土塁と堀で城壁を作りました。僕は城好きではありますが、古代の城はあまり詳しくないので、車窓から見た時には全く結びつきませんでした。不覚です。

 先ほどまでいたのが太宰府で、あのあたりは大野城市です。この地名でまずこの時代の城を思い浮かべるべきでした。とは言え、車窓から森を見ただけで「何かある」と自分のアンテナに引っかかったことは、自分で自分を褒めようと思います。旅行に行った時に「あそこに行こう」と計画して訪ねるのも良いですが、偶然に出会う名所旧跡というのも旅の醍醐味だと改めて感じました。
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野党再編は進むのか

2017-10-25 23:43:32 | 政治
 総選挙が終わりました。ほぼ予想通りの結果になりましたが、問題はここからだと思います。定数減の中で議席微減で守り抜いた自民党の1強体制は盤石です。連立を組む公明党は適宜ブレーキをかけながらとなりますが、議席を減らしたこともあり、これまでよりは発言力は弱まるかも知れません。

 問題は野党がどうするかです。まず立憲民主党ははっきりと自公と対峙していくことは間違いないでしょう。枝野が言ったように、ここで変な数合わせに走ったら間違いなく人気は失速します。「筋を通した」ことが売りなのですから、最後まで筋は通さないといけません。

 立憲と連携するのは共産党と社民党ですが、もともと数のうちにほとんど入らない社民党はともかく、共産党も今回は大幅に議席を減らしました。立憲民主党は野党第1党になったとは言え、仲間がこの両党だけでは大した力を発揮できない可能性が高いですから、筋を通しつつ仲間を増やす必要があります。

 大敗した希望の党はこの先どうなるのか読めません。当選した議員のほとんどが民進党の議員です。小池が都知事にとどまった以上、国会運営は民進党議員の手で進められるわけですから「第2民進党」と見られても仕方ありません。かと言って小池がしゃしゃり出ても「風」はやんでいますし、袂を分かった立憲とも合流できず、民進党復帰も筋が通らずで袋小路感が漂っています。離党して無所属になり、立憲か逆に自民に加わる議員が増えるかも知れません。

 維新も負けました。ここも基本的には橋下の個人政党ですから、橋下不在の期間が長引けば長引くほど退潮傾向に陥るのは当然です。頼りにした希望の党が惨敗しただけに、共倒れ感が強く地味に維新も袋小路です。橋下が復活すればまた浮上するでしょうが、本人にその気があるかどうか。橋下が復活しないのならば、遅かれ早かれ消滅して自民か希望に吸収される可能性もあります。

 野党が分裂したままでは自民党1強体制は揺るぎません。小選挙区制にしたのは政権交代が可能な2大政党制にしたいからなのに、このままでは理想と程遠い状況です。理想を目指した前原の決断は悪いことではなかったのですが、その後のやり方がいかにも稚拙でした。野党にとっては難しい局面です。
 
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台風とすれ違い旅

2017-10-24 22:45:16 | 旅行
 台風21号と激突してしまうかもと恐れていた今回の九州旅行ですが、結果的にはうまくすれ違うことになりました。日曜日朝の飛行機で名古屋を出発したのですが、名古屋は雨ながらほぼ風はなく飛び立つには問題ありませんでした。ただ福岡はかなり気流が乱れているので、その時は北九州空港に着陸するか、最悪名古屋に戻る可能性もあるということでした。

 実際には福岡空港に無事着いたわけですが、岡山上空あたりからかなり揺れがひどくて、気分が悪くなるほどでした。滅多に飛行機で乗り物酔いはしないのですが、今回はきつかったです。それでも福岡に着いたら雨が降ったりやんだりだったので、予定通りにランチの海鮮丼を食べてから太宰府天満宮と九州国立博物館へ。ここでも電車移動の間に雨が降って、現地を歩いている時は上がっているというギリギリかわした感じで観光できました。

 さすがに日曜日夜の「博多ナイト」は雨風とも強くなってきたので、楽しみにしていた中洲の屋台巡りは諦めましたが、ホテル近くの博多ラーメン店は美味しかったので良かったです。

 月曜日は関東から近畿まで台風直撃で大変だったようですが、すでに台風が通り過ぎていた九州は曇ってはいたものの問題ない天気。レンタカーで西を目指します。広大な吉野ケ里遺跡公園を午前中たっぷり歩いて回り、昼は長崎でちゃんぽん発祥の店へ。午後から大浦天主堂とグラバー園を見て回りました。さらに夜は新地中華街へ繰り出し東坡肉も味わいました。

 火曜日の長崎は朝から快晴。軍艦島デジタルミュージアムや長崎県美術館(妻が好きな「さだまさしの世界展」を開催中だったので)、出島と午前中は精力的に回り、出島のレストランで長崎名物のトルコライスも味わうことができ満足。今回福岡、長崎とも食べたい味はほぼ食べ尽くすことができました。

 中洲の屋台巡りと軍艦島上陸こそ果たせなかったものの(波が高くて娘が船酔いを懸念して拒否したので)、台風の影響でまず九州上陸も果たせないかもと心配していたのに、むしろ本州が台風直撃の前に九州へ避難し、台風が過ぎ去った後に名古屋に戻ってくると言う「ナイスすれ違い」となりました。
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投票は義務ではなく権利

2017-10-21 22:27:50 | 政治
 いよいよ投票日が明日になりました。台風21号が本州直撃ということで、投票率の低下が懸念されています。一方で期日前投票が前代未聞の多さのようで、僕も今日期日前投票所になる区役所の近くを通りかかったら大渋滞していました。ネットを見ていると今回の選挙は関心が高そうに思えるのですが、実際のところ投票率がどれくらいになるか興味があります。

 ところで投票率の話になると気になるのが「義務だから」ちゃんと投票してきました、とドヤ顔で話す人がいるのですが、選挙権はその名の通り「権利」であって義務ではありません。こんなことは小学校で教わることですし、ちょっと考えればわかりそうなことです。

 いつの間にか投票に行くことを義務だと思い込んでいる人が多いのは、あまりにも「投票に行きましょう」と呼び掛けられ過ぎているからでしょうし、行かない人を「意識が低い」だとか「バカ」だとか悪く言うことが多いからだと思います。もっと言えば日本人特有の「お上に従う」性向が強いからではないかと推測しています。

 江戸時代からお上の言うことに従順で自分の意見を表明しない国民性ですから、お上を選ぶ選挙という制度自体に未だに馴染めないのではないかと思います。よくわからない場合は自分より賢そうな人に任せて黙って後をついていくという身の処し方は、一蓮托生の農村的な共同体で生きていく場合には間違いではありません。個人の才覚で成否が決まる狩猟民族とは違うのです。

 せっかく先人が獲得した普通選挙も日本人にはそれほどありがたくはないのかも知れません。「一票の格差」が酷い割にはそれほど問題にならないのもそういう国民性ゆえかと。いっそ明治時代のように税金をたくさん納めた人だけが選挙権を持つようにしたらどうでしょう?有権者が10分の1になれば選挙にかかる手間も費用もずっと少なくなりますし、何よりそれでも現在とそれほど結果は変わらないような気がしますから。
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ブラタモリ再び名古屋に

2017-10-20 23:08:01 | テレビ・芸能
 今年6月、ついに名古屋にやってきた「ブラタモリ」。僕は放送されるかなり前から繰り返しブラタモリと名古屋の話題をここで取り上げてきましたが、なんとまだ放送後半年も過ぎていないのに11月に再びブラタモリが名古屋にやってくるそうです。

 前回の放送がされるずっと前に、僕はブラタモリが名古屋に来たら「家康の町づくり」をテーマにしたらいいということを書きました。すると実際の放送もその通りの内容だったので、NHKの担当者がこのブログを読んだのではないかと疑っているのですが、ただそれは名古屋を取り上げるなら誰でも思いつく当たり前のこと。本当はそこからいかに「ものづくり名古屋」に発展していったかというところに踏み込んでほしかったので放送後にもここでそう書きました(「ブラタモリ名古屋編完結」)。

 そうしたら、なんと11月の放送のテーマがその「ものづくり」だというのです。やっぱり担当者はこのブログを読んでいます。まあこれも読んでいなくても愛知県は製造品出荷額等総額が連続38年間全国1位、それも2位の神奈川県の約2.5倍のぶっちぎりなのですから、当然そういうテーマになるのは不思議でもなんでもないのですが、さて「ものづくり」をテーマに名古屋を回る時にどこに行くのか。いま報じられているのは東山動植物園や外堀だそうですが、それだけでは「ものづくり」は語れないでしょう。

 パッと思いつくのはトヨタ産業技術記念館、トヨタ博物館、ノリタケの森あたりですが、それ以外に瀬戸や常滑などの焼き物、有松鳴海絞り会館、半田のミツカンミュージアム、岡崎の八丁味噌の郷、各務原の航空宇宙博物館などもあります。鉄道好きなタモリならリニア・鉄道館も良いでしょう。新幹線も名古屋、航空機も名古屋です。さらにブラザーのミシン、メニコンのコンタクトレンズ、シヤチハタのスタンプ印、パロマやリンナイのガス器具、マキタの芝刈り機にオークマの工作機械。本当に「ものづくり大国」です。

 さらにそのルーツを探れば「からくり人形」に行きつくと思います。名古屋の山車とからくり人形を調べるだけでも1時間番組になるくらいです。今回も2回にわたって名古屋編なのか、それとも1回は名古屋の「ものづくり」で、もう1回は岐阜とか浜松とか高山とかに行くのかはわかりませんが、大いに放送が楽しみです。
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