よくもまあ次から次へと出てくるものだと呆れてしまいますが、今度は女子体操でパワハラです。しかも今回は構図がちょっと複雑でした。当初は女子体操の速見佑斗コーチの暴力が問題となりました。ここまでは未だにそういうコーチもいるのか、という話でしたが、速見コーチの指導を受けていたリオ五輪代表選手の宮川紗江が会見を開いたところから大きく話が変わりました。
宮川は速見コーチの暴力について「あった」ことは認めましたが、その事実を認めた上で今後も師事したいことを表明、さらに今回の速見コーチへの処分は宮川と速見を引き離すための協会のパワハラであると主張したのです。パワハラをしたのは塚原千恵子強化本部長で、宮川を自分のチームに引き入れようとしているというのです。
そんなことがあるのかと、すぐには信じられないような話ですが、宮川の会見の様子や語った内容からすると信ぴょう性が高そうな感じがします。そもそも宮川が選手生命を賭してそのような作り話をしても仕方ないので、そこまで腹を括って話すからには真実があるのだろうと思われます。
それに対して塚原強化本部長の夫の塚原光男副会長が即座に「全部うそ」だと断言しました。内容を調べもせずに反射的にに全て嘘だと断じるようなトランプ大統領のごとき人間の言葉を信用できるわけがありません。かえって嘘をついているのは塚原夫妻であり協会側だなと感じさせてしまいました。
さらに森末慎二や池谷幸雄、田中理恵ら体操界の著名OBが以前からの疑惑や噂などをリークし宮川をバックアップするような発言を始めて、ますます塚原本部長の独裁ぶりが浮き上がってきています。この構図は日大アメフト部事件の時とよく似ています。若い選手の真摯な会見での言葉や態度と、権力を持った老人の不遜な態度や言動。伝わってくるもので自然とどちらが真実を語っているのかわかってしまいます。
ただ今回は日大アメフト部やボクシング連盟ほどはわかりやすくないので、選手側にとってはより厳しい戦いになるかも知れません。明かな違法行為があったわけではないので、パワハラと言われてもいくらでも塚原夫妻は言い逃れできそうですし、速見コーチの暴力があったことは過去のことではあっても事実として認められてしまっています。早速塚原側は音声データなるものを出して反論してきました。
ただ40年も女子体操を指導してきて、未だに五輪でメダルを獲得するという成果が出ていない強化本部長って、それだけで強化できなかった責任を取るべきではないかと思いますが、ずっとドンであり続けることができる理由はなんなのでしょう?そのあたりにも体操界の闇を感じます。
宮川は速見コーチの暴力について「あった」ことは認めましたが、その事実を認めた上で今後も師事したいことを表明、さらに今回の速見コーチへの処分は宮川と速見を引き離すための協会のパワハラであると主張したのです。パワハラをしたのは塚原千恵子強化本部長で、宮川を自分のチームに引き入れようとしているというのです。
そんなことがあるのかと、すぐには信じられないような話ですが、宮川の会見の様子や語った内容からすると信ぴょう性が高そうな感じがします。そもそも宮川が選手生命を賭してそのような作り話をしても仕方ないので、そこまで腹を括って話すからには真実があるのだろうと思われます。
それに対して塚原強化本部長の夫の塚原光男副会長が即座に「全部うそ」だと断言しました。内容を調べもせずに反射的にに全て嘘だと断じるようなトランプ大統領のごとき人間の言葉を信用できるわけがありません。かえって嘘をついているのは塚原夫妻であり協会側だなと感じさせてしまいました。
さらに森末慎二や池谷幸雄、田中理恵ら体操界の著名OBが以前からの疑惑や噂などをリークし宮川をバックアップするような発言を始めて、ますます塚原本部長の独裁ぶりが浮き上がってきています。この構図は日大アメフト部事件の時とよく似ています。若い選手の真摯な会見での言葉や態度と、権力を持った老人の不遜な態度や言動。伝わってくるもので自然とどちらが真実を語っているのかわかってしまいます。
ただ今回は日大アメフト部やボクシング連盟ほどはわかりやすくないので、選手側にとってはより厳しい戦いになるかも知れません。明かな違法行為があったわけではないので、パワハラと言われてもいくらでも塚原夫妻は言い逃れできそうですし、速見コーチの暴力があったことは過去のことではあっても事実として認められてしまっています。早速塚原側は音声データなるものを出して反論してきました。
ただ40年も女子体操を指導してきて、未だに五輪でメダルを獲得するという成果が出ていない強化本部長って、それだけで強化できなかった責任を取るべきではないかと思いますが、ずっとドンであり続けることができる理由はなんなのでしょう?そのあたりにも体操界の闇を感じます。