幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

今度は女子体操

2018-08-31 23:10:07 | スポーツ
 よくもまあ次から次へと出てくるものだと呆れてしまいますが、今度は女子体操でパワハラです。しかも今回は構図がちょっと複雑でした。当初は女子体操の速見佑斗コーチの暴力が問題となりました。ここまでは未だにそういうコーチもいるのか、という話でしたが、速見コーチの指導を受けていたリオ五輪代表選手の宮川紗江が会見を開いたところから大きく話が変わりました。

 宮川は速見コーチの暴力について「あった」ことは認めましたが、その事実を認めた上で今後も師事したいことを表明、さらに今回の速見コーチへの処分は宮川と速見を引き離すための協会のパワハラであると主張したのです。パワハラをしたのは塚原千恵子強化本部長で、宮川を自分のチームに引き入れようとしているというのです。

 そんなことがあるのかと、すぐには信じられないような話ですが、宮川の会見の様子や語った内容からすると信ぴょう性が高そうな感じがします。そもそも宮川が選手生命を賭してそのような作り話をしても仕方ないので、そこまで腹を括って話すからには真実があるのだろうと思われます。

 それに対して塚原強化本部長の夫の塚原光男副会長が即座に「全部うそ」だと断言しました。内容を調べもせずに反射的にに全て嘘だと断じるようなトランプ大統領のごとき人間の言葉を信用できるわけがありません。かえって嘘をついているのは塚原夫妻であり協会側だなと感じさせてしまいました。

 さらに森末慎二や池谷幸雄、田中理恵ら体操界の著名OBが以前からの疑惑や噂などをリークし宮川をバックアップするような発言を始めて、ますます塚原本部長の独裁ぶりが浮き上がってきています。この構図は日大アメフト部事件の時とよく似ています。若い選手の真摯な会見での言葉や態度と、権力を持った老人の不遜な態度や言動。伝わってくるもので自然とどちらが真実を語っているのかわかってしまいます。

 ただ今回は日大アメフト部やボクシング連盟ほどはわかりやすくないので、選手側にとってはより厳しい戦いになるかも知れません。明かな違法行為があったわけではないので、パワハラと言われてもいくらでも塚原夫妻は言い逃れできそうですし、速見コーチの暴力があったことは過去のことではあっても事実として認められてしまっています。早速塚原側は音声データなるものを出して反論してきました。

 ただ40年も女子体操を指導してきて、未だに五輪でメダルを獲得するという成果が出ていない強化本部長って、それだけで強化できなかった責任を取るべきではないかと思いますが、ずっとドンであり続けることができる理由はなんなのでしょう?そのあたりにも体操界の闇を感じます。
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改めてサマータイムは愚の骨頂

2018-08-30 23:39:52 | 時事
 東京五輪の暑さ対策のためにサマータイムを導入するという組織委員会の提言ですが、これがどれくらいバカバカしいかについては以前にも書きました。わざわざ考えなくてもわかるくらい愚かしい話で、もしマラソンの開始時間を2時間早めたいなら、サマータイムを導入しなくても単純にスタートを2時間早くするだけで済むことです。

 そしてどうやら組織委員会はマラソンのことだけ考えているようで、他の競技団体には何の相談もしていないらしいです(こちら→「サマータイム「無理」 夕方予定競技が酷暑に」)。夕方から開催する予定のサッカーやラグビー、馬術など多くの競技が昼下がりの開催になってしまうのですが、考えるまでもなくサッカーやラグビーを猛暑の炎天下で行うなど自殺行為です。

 それに馬術は人間よりも馬の方がさらに暑さに弱いそうで、午後の暑い時間帯に競技を行うの無理だそうです。人気のマラソンのことしか頭にない組織委員会のトップはラグビー大好きな森喜朗なのに、ラグビーのことは全然考えていなかったのでしょうか?首相時代から「サメの脳みそ」として有名でしたが、それにしても考えの浅さには驚きます。

 さらに愚かしい話なのは、本当に競技の開始時間を変更できるかどうか、ということ。つまり今の五輪の日程というのは全てアメリカのテレビ局の都合で決まっています。真夏に開催しているのもアメリカのテレビ局に真夏のキラーコンテンツがなく視聴率が低迷するからですし、午後に予選をやって午前中に決勝をやるのもアメリカのゴールデンタイムに決勝の時間を合わせるため。

 なので、日本で勝手に時間を変えると言ったところで、アメリカで都合の良い時間になっているものを変えられない可能性が高いのです。日本の午前7時~10時がアメリカの午後6時~9時のゴールデンタイムなのですから、2時間ずらしたらまだアメリカは夕方4時~7時で仕事中です。そんな時間に人気競技の決勝をやるなんて決してアメリカのテレビ局は納得しないことでしょう。

 もし強引にサマータイムを導入しても、競技時間の変更ができないのなら何の意味もありません。全く無意味なことを導入するどころか、こうして検討しているだけでも無駄です。早くこんな愚策は破棄してもらいたいものです。
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こよみ満4ヶ月3.4kg

2018-08-29 23:17:14 | ペット
 うちの豆柴こよみも今日でめでたく生後満4ヶ月になりました。まだ乳歯が抜け替わってはいませんが、体だけはむくむくと順調に育ってどんどん大きくなっています。今日体重を計ったら3.4kgでした。先月29日には2.2kgでしたから、1ヵ月で1.5倍になっています。

 もちろん体重だけではなく体高も大きく育っているので、見るたびに「なんだか大きくなったなぁ」と思います。ここまで特に病気もせず体調を崩したこともないので、元気で健康なのはありがたいことです。

 もう少ししたら狂犬病の予防注射をして、いよいよ来月半ばから「お散歩デビュー」をさせようと計画を練っています。そのために今日は試しにリードをつけてみたのですが、これがもう嫌がること嫌がること。柴犬は体を拘束されるのを極端に嫌うということですが、リードなんてまさに「拘束具」そのものですから、そりゃ嫌だろうとは思います。

 とは言え、散歩に連れて行くにはリードなしでは無理なので、これはもう慣れさせるしかありません。相変わらず「おすわり」も「お手」もできないし、甘噛みもいくらダメと言っても聞きゃしないし、そもそも自分の「こよみ」という名前すら本当に認識できているのかどうかも怪しいしで、「ちょっと頭の悪い子かな」と言う疑惑が生じ始めてはいますが、とりあえずは元気だから良いか、という温い感じで可愛がっています。
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「正直、公正」というキャッチフレーズ

2018-08-28 23:23:54 | 政治
 自民党の総裁選は安倍晋三と石破茂の一騎打ちになりました。石破以外の候補が全てビビッて腰砕けで立候補を見送るとはどうしようもありません。自民党にかつての活力がないのはわかってはいましたが、これほど揃いも揃って情けないとは。まるでロシアのプーチン、中国の習近平のように安倍が自民党内を締め付けていることはわかりました。ここまで独裁的・専横的な政権はこの50年間日本では見たことがありません。

 石破もこのままではドン・キホーテとなりそうですが、敢然と立った姿勢は高く評価されていいと思います。あっさりと腰が砕けてしまった岸田某など政治家として全くなっていません。自らの主張を通してこそ政治家です。独裁者の腰巾着になって政権の禅譲を狙うようなことを選ぶ政治家に何を期待したらいいと言うのでしょう。

 もっとも石破も「正直、公正」のキャッチフレーズを用いましたが、支持者から「個人攻撃で不快」などと言われて引っ込めてしまいました。これはいただけません。「正直、公正」は通常の政治家のキャッチフレーズなら評価に値しません。そんなことは人としての基本であり、改めて政治家が言うことでもありません。

 しかし今回に限っては、なぜ安倍の対抗軸として石破が立候補をしたのかを端的に示している明快なキャッチフレーズです。嘘つきでお友達ばかり優遇しているまるで前近代的な為政者である安倍が日本のモラル崩壊を引き起こしていることを、これほどわかりやすく批判したキャッチフレーズはありません。もっともっと前面に押し出していいと思います。

 「正直、公正」に異議を唱えたのは参院竹下派らしいです。自分たちが石破もろとも安倍に「潰される」ことを恐れての異議申し立てですし、安倍に対しても尻尾を振ってみせただけのことですが、石破を今回唯一他派で支持したのが参院竹下派ですから、彼らの声を石破も無視することはできなかったのでしょう。引っ込めると言いながらも心の中で石破は舌打ちしていると思います。

 総裁選は安倍の勝利は揺るがない情勢のようですが、石破がどれだけ党員票を獲得するかによって、今後の政権運営になにがしかの影響が出ると言うことです。自民党の政治家に期待できないなら、せめて自民党支持層が党内を揺り動かして、自民党の活性化を図ってもらいたいものです。キャッチフレーズさえ批判される「物言えば唇寒し」という状況の政党では、とても自由闊達な議論ができる開かれた政党とは言えませんから。
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さくらももこ逝く

2018-08-27 23:42:54 | マンガ
 突然の訃報に驚きました。さくらももこ。まだ53歳。乳がんだったそうです。同世代でも自分より年上の人が亡くなることには最近あまり驚かなくなってきましたが、さすがに年下はまだ若いのにと衝撃を受けてしまいます。

 「ちびまる子ちゃん」を初めて読んだのはアニメ化される前ですから1980年代後半でしょう。もしかしたらビッグコミックスピリッツに連載していた「神のちから」の方が作品に触れたのは先だったのかも知れません。その後に「ちびまる子ちゃん」が講談社漫画賞を受賞して、そしてアニメ化されたのですから、あの頃一気にさくらももこの名前は世間に知られるようになりました。

 時代はバブル最盛期でしたが、バブルっぽさはない普遍的なテーマのマンガで、なおかつ新しい感性もあって「ああ、若い作家が出てきたな」と強く感じました。年齢的にも僕の4歳下で、僕が中学生の頃に小学生。ちょうど僕の弟とほぼ同じなので、彼女の感覚というものがとても身近に感じられたものでした。全くキャラは違いますが、さくらももこと西原理恵子が僕にとっては「年下」「新世代」を最初に感じさせた漫画家でした。

 まる子はアニメでも描かれたように山口百恵の大ファン。僕も百恵の大ファンでしたから、それだけでも強く共感したものです。本当に同時代を生きてきた作家が亡くなるなんてショックです。ご冥福を祈ります。

 

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日焼けバテ

2018-08-26 23:56:26 | テニス
 土曜日のテニス、天気予報では曇り時々雨ということだったので、小雨決行というつもりでコートに向かいました。ところが雲は多いものの太陽が頻繁に雲の切れ間から照りつけてきます。しかも時間とともに晴れている時間が増えてくるほどで、雨など一滴も降る気配がありませんでした。

 いつもは真夏でも長袖のアンダーシャツとタイツを履いて日焼け対策をしているのに、雨だとばかり思って短パンTシャツで腕も足も露出してテニスしていたので、しっかり日焼けをしてしまいました。終わってみたら肘にしていたエルボー対策のバンドの跡がくっきりと白く残っていました。

 日焼け対策をするようになったのは数年前からです。もちろん「美白」のためではありません。それまではむしろノースリーブを着てなるべく妙な日焼けのラインが目立たないように工夫していたのですが、50歳を過ぎてから日焼けすると体力をかなり削られてしまうことに気づきました。日焼けするとテニスの後にぐったりと疲れてしまうのです。

 もちろん炎天下でテニスをすれば全く日焼けをしないわけにはいかないのですが、長袖のアンダーシャツとタイツを着用し、キャップを被れば、顔と手の甲以外はほぼカバーしていますから、かなり日焼けする面積は減らせます。オバサンのテニス愛好家はこれに必ず手袋と顔にマスクをしていますが、さすがに僕はそこまではやりません。ただ手足の日焼け防止は面積が大きいだけに必須です。

 昨日のように手と足を一気に日焼けしてしまうと、ドッと疲れが出ます。今日は朝から頭が痛いし体がダルいし、一日遅れの熱中症のような感じで夕方近くまでずっとゴロゴロと寝ていました。せっかくの日曜日が半日無駄になってしまいました。二日酔いした時と同じくらいもったいないので、暑くても面倒でもやはり日焼けしないように気をつけないと。もう海に泳ぎになんてとても怖くて行けません。

 
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腕を振り切る難しさ

2018-08-25 23:12:03 | テニス
 よく野球のピッチャー、特に若手が「腕を振り切ることだけを意識しました」というようなコメントをします。ボールを置きにいくようなピッチングをしたくない、したらダメだということです。このコメントをつい「ふーん」と聞き流しがちですが、実際に腕を振り切って投げることってかなり難しいと思います。

 例えばダーツの時に腕を振り切って投げる人はいません。バスケットのシュートも同様です。全力投球してフリースローを決めるのは至難の技です。もっと身近な例で言えば数歩先にあるゴミ箱にゴミを投げ入れるのに、大きく振りかぶって全力で投げる人もいません。

 コントロールが必要な時には当然威力は無視します。どんなに速いスピードで投げてもダーツの得点は変わらないからです。ところがピッチングは違います。ボール1個、時には半個分の精密なコントロールを要求されているのに、威力もマックスが必要なのです。腕を振り切って150km/hの速度を出してなおかつコントロールも大事って、どんだけ無茶なことかということです。

 テニスの場合も同じような技術が必要です。サービスでもストロークでもプロになるとオンラインのコントロールを求められますが、だからと言って威力を落としていいものでもありません。200km/hのスピードを出しながら、細心のコントロールが必要なのです。しかもそれを素手ではなくラケットという道具を使ってやっているのですから、もはや神の領域です。

 我々レベルであっても本来はしっかりラケットを振り切ってボールをコントロールする技術が必要です。ラケットを振り切ってボールに回転をかけるからこそ、ボールの軌道が安定して狙ったところに飛んでいくからです。ところが頭ではわかっていても、これがなかなか難しいのです。なぜならしっかりラケットを振り切って、なおかつきちんとラケットの真ん中にボールを当てて、狙っている方向にボールを飛ばすというのは相当練習をしないとできないからです。

 テニス初心者どころか中級者になっても、ラケットをボールに当てにいって振り切らずに力加減だけでコントロールしている人ばかりです。と言うか、ラケットをしっかり振ってボールをコントロールできるようになったら上級者なのかも知れません。しっかり振り切って20球連続でサービスを入れるという練習を山本麻友美プロに教えられて時々やっています。100球近く打たないと成功しません。本当に難しいです。
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2018全米ドロー発表

2018-08-24 23:49:15 | テニス
 今年最後のグランドスラム全米オープンテニスのドローが発表されました。相変わらず高い壁として立ちはだかるベテラン勢に挑む若手という近年の構図ですが、むしろベテランが強すぎてベテラン同士の熾烈な戦いの方が見どころかも知れません。

 まず第1シードのナダルは比較的易しいドローになりました。1回戦で大ベテランで同じスペインのフェレールですが、数年前ならともかく今ではナダルの相手にはならないでしょう。3回戦でロシアの22歳ハチャノフと当たるのが最初の関門。とは言え、準々決勝の第5シード・アンダーソンまではナダルが万全なら問題ない相手ばかりです。

 その下の山には第3シードのデルポトロがいます。強い時にはナダルだろうがフェデラーだろうが打ち倒すデルポトロですから後は体調次第。どこかが痛いとあっさり棄権してしまう可能性もあります。デルポトロの山には準々決勝で当たる第8シードのディミトロフがいますが、そのディミトロフは初戦がワウリンカといきなり超ハードモード。さらに3回戦でラオニッチ、4回戦でイズナーと「いじめ」かというくらい大変な山になったので、デルポトロにまでたどり着けるかどうか。この山は準決勝に勝ち上がってナダルと対戦するのが誰か読めません。

 第4シードの若手代表アレクサンダー・ズベレフ。グランドスラム以外では強いのに、グランドスラムだけ極端に弱い男がそろそろ覚醒するかどうか。順当にいけば4回戦で錦織圭に当たります。さらに準々決勝ではグランドスラムに強い第7シードのチリッチが待ち受けています。錦織もチリッチも全米は相性が良い大会だけにズベレフとしては厳しいところでしょう。

 そして第2シードのフェデラーはもっとも厳しいドローになってしまいました。初戦の西岡良仁はともかく、2回戦で大物食いのペール、3回戦で悪童キリオス、4回戦でアジアの若手ホープであるチョン・ヒョンと続きます。特にキリオスが厄介です。そして何と言っても準々決勝で第6シードのジョコビッチ。事実上の決勝戦かも知れない組み合わせが準々決勝になってしまいました。フェデラーには厳しいドローですが、反面まだ疲れが溜まっていない準々決勝で最大の難敵と当たることができるのは良かったのかも知れません。

 錦織目線で見ると2回戦のモンフィス、3回戦のシュワルツマンと癖の強い相手が続き苦労しそうです。4回戦のズベレフが厳しく、準々決勝は因縁のチリッチ、準決勝フェデラーorジョコビッチとなりますから険しい道のりが続きます。今回はズベレフに勝ってベスト8まで進めれば「良くやった」、チリッチに勝って準決勝進出なら「十分」な結果だと言えるでしょう。
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絵コンテのままのMV

2018-08-23 23:14:33 | AKB&乃木坂
 AKB48の総選挙シングル「センチメンタルトレイン」のMVのフルバージョンが公開されました。総選挙1位の松井球理奈が休養したままなので、絵コンテと一部CGで制作された未完成バージョン。松井が復帰したら撮影編集をして完成版を出すということです。

 早速見てみました。これはなかなか異様なMVです。仕事柄、昔からCMの「ビデオコンテ」というものを見てきましたが、まさにそんな感じ。実写部分にいきなり絵やCGや、松井の代役、果ては昔の曲のMVの松井のカットまで挿入されてきます。AKB48の昔からのファンなら別の楽しみ方を見つけられるかも知れませんが、ファンじゃない人間が見たら「なんじゃこれは」となることでしょう。

 しかもMVの演出をした高橋栄樹監督は「未完成版だけど完成した」と思っているそうで、多分監督自身は制約の多い中、やりきった感があるのかも知れません。高橋監督はAKB48がまだ売れていない頃からMVを作ってきた人ですから、彼にも彼なりの意地やプライドがあるのでしょう。

 監督の思いとは別に、これで完成版が本当に必要なのかどうかも議論が分かれるところです。松井の復帰は遅れるばかりで、このまま休養が続けば次のシングルが発表されてしまいます。今さら完成版を出したところで手遅れですし、もう未完成版が最終版でも良いんじゃないかと監督ならずとも思ってしまいます。

 AKB48はその活動自体がドキュメンタリーですから、前代未聞のMVもそのまま残していくということに意味があります。完成版も作るのも良いですが、この未完成版こそが「センチメンタルトレイン」の真の意味のMVでしょう。
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次に乗るクルマを考える

2018-08-22 23:26:48 | クルマ
 いま乗っているベンツCクラスは2009年製。今年10月に車検です。調子は良いのでまだ買い替える予定はないですから、このまま車検を通すつもりですし、できたらあと4年くらいは乗りたいと考えています。ただ僕は急に車を買い換えたくなる癖があるので、本当にあと4年乗るかどうかはわかりません。

 次に乗りたいクルマというのは常に考えています。子どもが生まれてから約30年もセダンに乗り続けてきたので、流行のSUVに一度乗ってみたいとは思っています。いまはどんどんSUVのジャンルが拡大していて、コンパクトなもの、スポーティなもの、3列シートなど、言ってみればSUVには「セダン以外」のジャンルなら何でもあるよという時代なのです。

 妻も娘も運転することを考えると、ビッグサイズのSUVは難しいかなと思っています。と言うか、SUVはミドルサイズでもセダンに比べるとかなり大きく、ちょっと欲しいかなと思ってサイズを見ると軒並み横幅が1900mmオーバーで、これは駐車場で妻がぶつけそうだなぁと躊躇してしまいます。

 プレミアムSUVのレンジローバーイヴォークが魅力的なのですが、コンパクトサイズと言われながらも車幅は1900mm。もう少し小さい本当のコンパクトサイズというと、BMWのX1、ボルボのV40、ベンツのGLA、アウディQ3あたりになりますが、最近注目しているのがQ3より小さいアウディのQ2です。

 先に並べたコンパクトSUVよりもさらにワンサイズ小柄な上に、エンジンが1ℓ。車重も1370kgと軽量で燃費も良く、それでいて室内はQ3にひけを取らない広さというのですから、完全にコンパクトカーとSUVのいいとこどりです。運転が下手になっていくばかりの妻が乗ることを考えると、アイポイントが高く、取り回しが良く、乗り降りも楽なQ2は理想的なクルマだと言えます。

 ただ問題はアウディブランドだけにリッターカーの癖に価格は国産車よりはるかに高いということ。ベーシックグレードは299万円と戦略的な価格をつけていますが、ちゃんとしたオプションをつけていくとやはり400万円くらいになるようです。まあトヨタのCH-Rだって最終的には300万円をオーバーするのですから、ブランド代をどう評価するかという価値観の問題ではあるのですが。

 
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