幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

首里城焼失

2019-10-31 23:38:40 | 時事
 衝撃的な映像でした。首里城が夜空の下で赤々と焼け落ちていく様を、本当にただただ悲しい思いで見ることしかできませんでした。沖縄の人々にとっては首里城は誇りであり支えであり心のよりどころであると聞いています。何かと辛いことが多いウチナンチューの人にとって、どれほどの喪失感があることか。これを乗り越えて再建への道筋が早く見つけられることを願うばかりです。

 シンボル的な建造物の焼失というと、いくつもの事例が思い出されます。記憶に新しいのは今年4月のパリのノートルダム大聖堂の火災。直後から世界中から多額の募金が集まりましたが、首里城にも同様に募金が集まれば良いなと思います。石造りのノートルダム大聖堂は完全には焼け落ちてはいませんが、木造の首里城は完全に焼失してしまいました。木造建築物の火災に対する「弱さ」を改めて思い知りました。

 1950年の金閣寺炎上。これは三島由紀夫の小説になり映画化もされました。国宝だった金閣と文化財が焼失してしまったのですが、さらに衝撃的だったのはこれが見習い僧侶による放火だったことです。首里城の焼失の原因はこれから調査されますが、まさか放火ではないでしょうが、どうしても金閣寺のことがあるので、うがった見方をしてしまいます。

 首里城は今回で5度目の焼失だそうですが、4度目の焼失が太平洋戦争での沖縄戦の時。これで思い出すのは名古屋城が空襲で焼失した1945年の名古屋大空襲です。日本の国宝第一号だった名古屋城が無残にも焼け落ちたのは終戦が迫る5月14日。日本がもっと早く降伏をしていたら名古屋城は今もその姿を残していたのにと思うと、名古屋市民としては残念でなりません。首里城が長い年月を経て復元されたように、名古屋城も木造で復元する計画がありますが、費用が膨大過ぎて進んでいません。首里城の火災の影響から、名古屋城の復元もどういう方向に進むことやら。

 

 
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アナログはアナクロではない

2019-10-30 23:18:09 | 時事
 文化庁が毎年調査発表している国語に関する世論調査で、「御の字」「憮然」「砂をかむよう」などの言葉が誤用されているということを発表して話題になっています。今さらですが、誤用も過半数が用いるようになれば誤用ではなくなってくるのが言葉というもので、「砂をかむ」のが「唇をかむ」から連想して悔しい様子だと思っている人が多くなってきたとしたら、もう間もなくそれが正しい日本語になってしまうのでしょう。

 で、このところ違和感があるなぁと思っているのが「アナログ」という言葉の使い方。最近どうも「古臭い」とか「時代錯誤」とか、そういう感じで使われていることが多いように感じます。「あの人はアナログ人間だから」とか「それって随分とアナログだよね」とか。言いたいことはわかりますが、アナログは「デジタル」の対義語であって「時代遅れ」という意味ではありません。

 アナログとは「数値を長さ、角度、電流といった連続した物理量で示すこと」で、デジタルは「連続的な量を、段階的に区切って数字で表すこと」です。ですからアナログは決して古臭いとか時代遅れという意味ではありませんし、デジタルが進んでいるとか現代的という意味でもありません。アナログ時計とデジタル時計の違いは表示方法の違いで、先進性の差ではないのです。

 時代錯誤を表す本来の言葉は「アナクロ」(アナクロニズム)です。恐らくアナログとアナクロが似ているから、こうした誤用が広まってきているのだろうと思いますが、我々の年代ならまだしも、若い世代は「アナクロ」という言葉をあまり使わなくなってきているようなので、この先は「アナログ」が「アナクロ」の意味で使われることがますます増えそうな予感がします。
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サックス教室を退会

2019-10-29 23:44:18 | 音楽
 10年前の7月から通い始めた音楽教室のサックスレッスンですが今月をもって退会、昨日が最後のレッスンとなりました。10年前にドラムを習い始めたばかりの高校の同期生に半ば引っ張られていきなり入会したのですが、思いのほか楽しく、全くの素人が曲がりなりにも好きな曲を演奏できるようになり、音楽を聴くだけではなく演奏する楽しみも得られたのは、大げさではなく自分の人生に大きなプラスになりました。

 性格的に物事を長く続けるのが得意な方だとは言え、やはり10年以上続けてこられたのは第一に先生のお蔭であり、第二にスタッフのサポートであり、第三に家族の支援があったからだと思います。いくら好きなことでもひとりではなかなか続けられるものではありません。周りに感謝をしています。

 地味な基礎練習をコツコツやるのは苦手なので、モチベーションを保てたのは発表会という目標があったからです。期日があるので頑張らざるを得ませんし、他の人と一緒に演奏することは本当に楽しくて、これぞ音楽の醍醐味だと感じました。だからピアノ伴奏だけのホールでの発表会よりもバンドによるライブハウスでの発表会の方がよりテンションが上がりました。

 今回退会という選択になったのは、仕事が忙しくなり、定期的に決まった時間にレッスンに通うことが難しいということもありますし、さすがに10年を超えてマンネリ感が出てきてしまったということもあります。ここらで一度区切りをつけようということです。ただ先日の台風で集大成のつもりだった発表会が中止になってしまって「区切り」がきちんとつけられなかったので、どこかでリベンジのチャンスは狙っています。そういう意味ではちょっと先行き不透明なままの退会となりました。
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札幌「五輪」の費用負担問題

2019-10-28 23:16:14 | 時事
 IOCが突如としてマラソン・競歩の札幌開催を言い出してから混乱が続いています。「アスリート・ファースト」なら東京より札幌の方が「確率的」には確かにマシでしょう。ただ本当にその日に札幌の方が涼しいのかどうかはわかりません。札幌だって暑い日はかなり暑いです。それに8月は台風が来ます。その進路次第では最近では北海道でもかなり荒天になりますから油断はできません。

 さらに言えば札幌のインフラの問題もあります。会場やコースだけではなく、ホテルや交通、警備などの諸問題を東京と同等以上のレベルに持っていけるかどうかも「アスリート・ファースト」なら考えなければなりません。アスリートに不便や苦痛を強いるようでは札幌開催の意味が薄れてしまいます。それらを全てクリアできるなら、あくまでも確率の問題ではありますが、札幌の方が東京よりは安心ではあると思います。

 問題はいま揉めに揉めている費用負担問題です。あくまでも東京五輪だし東京に不備があるから札幌で代替開催する以上、東京都が負担しろという考え。いやいや、札幌で開催して札幌が利益を受けるのだから札幌で負担すべきという考え。それはIOCが言い出して押し付けてきたのだからIOCで負担しなさいよという考え。もはや都市を超えて国家のプロジェクトなのだから国に負担してほしいという考え。そしてIOCの提案を受けたのは組織委員会だから委員会が負担するんでしょ、という考え。

 どこもなぜ自分たちが負担を強いられなければならないんだと考えるのはわかります。とは言え、費用負担問題でいつまでも揉めていたら二進も三進もいきません。どこかが一手に費用を引き受けることなんて無理強いはできないでしょうから、ある程度の割合で分担して持つしかないでしょう。IOCもアメリカの放送局からたんまり貰っているんだから、無理を言った手前ちゃんと金も払えよと思います。

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決勝はイングランドvs南ア

2019-10-27 23:29:21 | スポーツ
 この週末に行われたラグビーW杯準決勝。優勝候補筆頭で3連覇を狙うニュージーランドがイングランドに完敗を喫しました。衝撃的でした。ここまでのニュージーランドの戦いぶりには何の不安もないものだったのですが、イングランド戦では急にチームが変わったのかと思うほど不発。あの強いオールブラックスはどこにいってしまったのかと不思議に思うほどでした。

 ただこれはニュージーランドを責めるのではなく、イングランドを誉めるべきなのでしょう。それほどイングランドは絶好調だったと思います。特にディフェンスが素晴らしく、日本がそうだったように、ラグビーで番狂わせを起こすのは大抵ディフェンスがめちゃくちゃ頑張った時です。点の取り合いになったら強い方が勝ちます。ディフェンスで強豪のリズムを崩せば勝機が見えてくるのです。まあ世界2位のイングランドを弱者呼ばわりするのは失礼ですが、なにせ相手があのオールブラックスなので。

 ウェールズと南アも熱い一戦でした。まったく互角の展開で延長戦もあるかと思われましたが、わずかにペナルティゴール1本分の差で南アが勝利しました。日本が完敗を喫した南アとウェールズにほぼ差はなく、そのウェールズに僅差で敗れたフランスも実力的に大きな差はないと考えると、日本がさらに上を目指すのはやはり容易ではないなと感じさせます。

 イングランドと南アの決勝戦もどちらが有利なのか予想が難しいです。ニュージーランドに勝ったイングランド有利かとは思いますが、それにしたって6:4くらいの有利さかなと。いずれにしても面白いゲームになると思うので来週日曜日が楽しみです。
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自分のテニスをやりきる難しさ

2019-10-26 23:47:36 | テニス
 先日ちょっとテニスの調子が良くて、自分が思った通りのプレーがかなりできました。よし、この調子で今日もガンガンいくぞ、と考えていたのですが、全然そうはいかずに、むしろ調子が出ないなぁと首を捻りながらのプレーになってしまいました。

 以前山本麻友美プロにそういう話をした時には「自分で調子が良いと思っている時は得てしてミスが多くなることがある」ということを聞いたことがあります。調子が良いのではなく、調子に乗ってしまっているだけで、プレーが軽率になっていたのかも知れません。

 自分のテニスをやりきろう、と考えて、必要以上に力んで強く打ったり、ラインぎりぎりのところにコントロールしようとしたり、難しいプレーを狙ったり、そういうやらなくても良いことをしてミスを繰り返していた気がします。人間はミスをする生き物ですから、ミスをするリスクをきちんと計算に入れた上でプレーをすべきだったのに、まるで博打のようなテニスをしていました。

 さらに今日ダメだったのは、そうやって自滅に近いミスを繰り返した挙句に、今度は相手のミスを待つ消極的なテニスになってしまったことです。「自分のテニス」とは真逆の「相手のテニス」に合わせているだけのプレーですから、やっていても楽しくないし成長もありませんし勝てません。まだチャレンジしてミスをする方が数倍マシです。

 これまでにも調子が良かった次のテニスでこういうことを繰り返してきたのを思い出しました。と言うか、そうなることを忘れていた自分が情けないです。しっかり心に刻み込んで、調子が良かった次のテニスこそ、丁寧な「自分のテニス」をしようと思います。40年もやっているのに、いつまで経ってもテニスは難しいです。
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身の丈に合った受験

2019-10-25 23:59:24 | 政治
 文科相に起用された時からその資質を疑問に思っていましたが、本当に文科相に相応しくない発言をしてくれました。羽生田文科相は、2020年度から採用される大学入学共通テストに英検やTOEFL、ケンブリッジ英検といった民間の資格・検定試験を活用する政策において、地方在住者や貧困層が不利益を生じる問題に対して「身の丈に合わせて」受験をしろと言ったのです。なんという発言でしょう。教育の機会均等という理念とは全く逆のことを言い放つ文科相って、公選法違反で辞任した経産相よりも資質としてヤバいと思うのですが。

 民間試験は受験料が高額でかつ都市部に受験会場が偏っています。都市部の富裕層の子弟ならば何回も受験してウォーミングアップもできますが、地方在住者や貧困層の子弟ではそんなことはおいそれとできません。そういう受験生たちが不利にならないようにやり方を考えるのが文科省の仕事のはずなのに、むしろ切り捨てにかかるというのは国を亡ぼす論理です。都市部のお坊ちゃま優遇というのは、お坊ちゃま政権の安倍内閣ならではの発想で、従来の農村部に強かった自民党からは出てこなかったことでしょう。

 家庭の経済力の差によって受験に有利不利ができることは昔から同じです。僕も家庭が貧乏だったせいで大学受験は「現役、地元、国立大」(浪人、下宿、私立NG)という縛りを親から受けました。仕方なく確実に合格できそうな地元の国立大一本の受験をし、私立大を受けることもありませんでした。高校の親友は裕福な家の次男坊で、腕試しの慶応を受けて合格して入学金を払い込み、滑り止めの早稲田も合格してやっぱり入学金を払い込み、結局京大に合格し進学したので、早慶に払い込んだ学費は全て無駄にしました。この時ほど家庭の経済力の差が子どもの人生にとってどれだけ選択肢を増やすことができるのかを痛感したことはありませんでした。

 政治の役割とはそういう恵まれない環境で育った子どもたちを掬いあげて、その能力を開花させることでしょう。階層の固定化を促進するような教育政策は明らかに間違っています。安倍政権を支持できない大きな理由のひとつです。

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脱税には厳しい処分を

2019-10-24 22:44:24 | テレビ・芸能
 お笑い芸人のチュートリアル徳井義実の脱税事件。徳井をCMに起用しているエディオンがCMを差し替えるということですが、当然の処置でしょう。今回の徳井の脱税は重加算税を課されているようにかなり悪質です。逮捕されなかったのは追徴税額が約3400万円だったからだそうで、1億円を超えたら逮捕という目安があるからだとか。額の大小だけの問題だったようです。

 何より悪質だと思うのは2012年~15年まで申告していながら、16~18年まで全く無申告だったという点で、単なる無知とか無理解というわけではなく、申告義務を知りながら意図的に申告をしなかったことです。しかも本人は「ルーズだから」と言い訳していますが、40代半ばの社会人が納税について「ルーズ」というのは全く言い訳になりません。

 ワイドショーでの芸能人たちのコメントも基本的には徳井に対して厳しめですが、最近の風潮としてこういう時には厳しい姿勢を見せておかないと自分もネットで叩かれることがわかっているからでしょう。ところがなぜか所属事務所の吉本興業は謹慎させないと言っています。闇営業問題で世間を騒がせてコンプライアンスについては厳しく対処してしかるべき吉本がそれで良いのでしょうか?甘い対応をすると、また事務所の危機管理能力が問われかねないと思いますが。

 サラリーマンの税金はガラス張りで否応なく取られていきます。だから一部の自営業者が経費の名のもとに飲食費や宿泊費、クルマの購入費やガソリン代、果ては住居費までも浮かせていることを非常に不愉快に思っています。世の中の大半を占めるサラリーマンの納税に対する「恨み」の深さを甘く見ない方が良いでしょう。税金を正しく払うのは国民の義務です。いくらその使われ方に不満があるとしても。そりゃ、今の政権のあり様を見ていると不満だらけですけどね。

 
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日本シリーズ改革の必要性

2019-10-23 23:30:27 | 野球
 日本シリーズはあっさりとソフトバンクが優勝を決めました。第4戦は点差こそ4-3と僅差でしたが、内容はやはりソフトバンクの盤石の勝利という印象で、正直ここまで両チームに戦力差があるようでは面白くありません。これでパ・リーグが7年連続で日本一になりました。もはや実質的に日本一のチームを決めるのはパ・リーグのCSセカンドステージと言っても良いでしょう。

 似たようなことがラグビーであったのを思い出しました。かつてラグビーの日本一を決める日本選手権は社会人代表チームと学生代表チームが戦っていました。昭和40年代頃まではどちらが勝つか、実力拮抗していて面白かったのですが、新日鉄釜石と神戸製鋼の7連覇があってからは一気に社会人チームの実力が勝るようになってしまい、社会人と学生の上位チームのトーナメント戦に変わり、遂に今や学生チームの日本選手権への参加は閉ざされてしまいました。

 さすがにまだセとパでラグビーの社会人と学生ほどの実力差はないと思いますが、パの7連覇というのは神戸製鋼の7連覇を思い出させる数字だけに、何らかの改革が必要なのではないかと感じさせます。例えばセとパのCSと一体化させて、セ2位とパ3位、セ3位とパ2位が対戦して勝ち上がった方がセパの1位とそれぞれ対戦、そこで勝った方が最終的な決勝戦を行うとか。これだけセ・リーグが弱いとベスト4はパの1位から3位とセの1位で争うことも十分あり得ます。

 W杯ラグビーのあれだけ熱気のある面白いゲームを見た後に、野球の何ともつまらない日本一決定戦を見せられると、「野球つまんね」と感じられてしまっても仕方ありません。W杯ラグビーはいよいよこれから準決勝。日本が負けても強豪同士の本気の面白いラグビーがまだまだ見られます。こんなことで日本の野球は大丈夫でしょうか。

 
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巨人はオリックスより?

2019-10-22 23:53:31 | 野球
 日本シリーズが第3戦まで終わりました。ソフトバンクが巨人に3連勝。それも全て完勝です。巨人投手陣はソフトバンク打線を抑えることができず3試合連続6失点以上、巨人打線はソフトバンク投手陣に手も足も出ず単発のホームランでしかなかなか得点できません。特に巨人の中軸である坂本、丸、岡本は完全に封じ込められています。

 ソフトバンクは今年のパ・リーグ2位のチームです。そのソフトバンクに対してセ・リーグ王者の巨人がここまで完膚なきまでに叩きのめされるとは、いかにセとパの実力差があるかということになってしまいます。いや、毎年の交流戦の結果を見れば明らかに両リーグで実力差はあるのですが、それにしても巨人が弱すぎます。これでは1989年日本シリーズでの近鉄・加藤哲郎の「巨人はロッテより弱い」発言を思い出してしまいます。

 あの発言は加藤本人は「していない」と言うことですが、あれだけ盛り上がったのはやはり誰しもそう思うほど巨人の調子が悪かったからでしょう。もちろん、その後に巨人が近鉄に4連勝して逆転優勝するのですから勝負事は終わるまでわかりませんが、今年の巨人がここから4連勝できるかどうかと言うと、かなり厳しいだろうと思います。なにせ相手がソフトバンクです。勝ち慣れ、日本シリーズ慣れしていますから、当時の近鉄とは全く違います。ソフトバンクの選手は「オリックスより弱い」と内心思っているかも知れません。

 唯一巨人に逆転の可能性があるとしたら、明日の先発が菅野だということでしょう。故障で投げられないのではないかと思われていた大エースを敢えて登板させるほど、巨人は追い詰められているわけですが、その背水の陣に選手が奮起すれば、流れは変わるかも知れません。原監督の大博打ですが、ひとつ間違えれば菅野の選手生命すら脅かしかねないわけで、甥っ子だからとは言え、なかなかできる決断ではありません。
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