幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ようやく雨に勝利

2024-07-20 23:45:52 | テニス
 ここのところテニスが連続で雨天中止の憂き目に遭いました。基本的には週末1回と平日夜1回の週2ペースでテニスをしていますが、先週から平日、週末、平日と3回連続で雨。それも狙ったようにテニスを始める時間の前から降り始めて、終わる頃には上がっているのです。テニスは途中から雨が降ってきてもあまり気になりませんが、始める時に降っているとかなり気持ちが萎えるものです。

 それにしても2週間もテニスができなかったことなんて、3年前の春にコロナ感染して自宅待機を食らった時くらいしか記憶にありません。それ以降はアキレス腱や腰が痛かろうが、コロナワクチンの後遺症に苦しんでいようが、必ず週1回はテニスをしてきました。体調が悪くなく、コートまですでに行っているのに中止になるのは本当に残念でなりません。

 と言うことで、梅雨明けした今日こそテニスできると思って張り切っていました。朝から快晴で気温がグングン上がって昼前にはすでに35度を超えていましたが「そんなの関係ねぇ」の気分で、なんと開始時間を勘違いして1時間半前にコートに着いてしまったくらいです。時間が余ったのでコートの近所のコメダに入って中日スポーツを読んでいたら、どんどん雲が広がってきました。雨雲レーダーを見るとテニスを始める頃には雨が降り出す予報になっています。「聞いてないよぉ」と思って、慌ててコートに戻りました。

 開始時間の20分前には早くも猛然と雨が降り出しました。雨雲レーダーの予報がコロコロ変わり、夜までずっと雨になったかと思えば、30分ほどで上がる予報になったりしています。開始時間にはパラパラと小降りになったので、コート脇で準備。アップをしている間に雨は上がりました。とは言え、またいつ降り出すかわからないので、やんでいる間にどんどんやろうと言って、休みなしで2時間くらいテニスをしたのですが、降り出すどころかどんどん晴れてきました。雨雲レーダーからもいつの間にか雨雲が消えています。

 前半に飛ばし過ぎて、後半1時間も早く切り上げるほどにヘトヘトになるまでテニスをしました。久しぶりで食べ過ぎた気分。これでようやく雨に対して3連敗のち完勝で連敗ストップです。「晴れサークル」なのに、こんなスランプは初めてかもと思いましたが、よくよく考えてみれば、これまで我々には屋内コートという大エースが控えていました。雨の時でも大抵屋内を確保していたので、雨天中止にならずに済んでいたのです。マルティネスのいない中日ドラゴンズみたいなもので、そりゃ勝てなくなるのも無理からぬ話でした。

 まだ今後1年8ヵ月は大エース不在のままです。雨だけではなく夏の強烈な陽射しも、冬の寒さと伊吹おろしもシャットアウトしてくれた大エース。我々にとって百害あって一利なしの無意味なハードコートへの改修工事のせいで、貴重な大エースを奪われてしまったことに、改めて怒りがこみあげてきます。
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飲酒喫煙で代表辞退

2024-07-19 23:35:27 | スポーツ
 パリ五輪体操女子の主将である宮田笙子が飲酒と喫煙をしたということで代表を辞退した件。「厳しすぎる」という声が各方面から上がっています。昨今は何かあったらすぐに人を過剰に厳しく責める風潮がある中、今回は逆に随分と世論は優しいなと感じます。だったら高校野球で一部の生徒による不祥事で甲子園を辞退することももっと擁護してやったらどうかと思います。本人と関係なくても「全体責任」と言うのなら、今回は本人の問題ですし、法律違反ですし、体操協会の中でもそういう規定を設けていたわけですから、ルールに照らせば「自己責任」で処分を受けるのは当然だと思います。

 とは言え、擁護する側の意見もよくわかります。そもそも飲酒も喫煙も他者を害する行為ではなく、自分を害するからそれを保護するために成年になるまでは禁止されているわけです。宮田は保護されるべき立場だということです。となると、これは宮田にプレッシャーをかけて、そういう行為に至らせてしまった体操協会の管理監督責任こそが問われるわけで、辞めるのは直接には監督やコーチであり、宮田が罰せられるのは筋が違うということになります。

 別の見方からすると、現在成年は18歳に引き下げられているのに、なぜか飲酒喫煙賭博などは20歳からとなっていて矛盾を生じています。19歳の宮田を自分で責任を取れる成年だと考えるのなら、飲酒喫煙でそこまで厳しい処罰を受けるのはやはりおかしいと考えらえます。行為と罰則が釣り合っていません。そもそも今でこそ未成年の飲酒喫煙はかなりうるさく言うようになりましたが、平成初期くらいまでは大学生になれば「解禁」が当たり前でした。当時だって違法でしたが、取り締まりなど行われず「お目こぼし」「黙認」というのが暗黙の了解でした。制限速度を10km/hオーバーで走行しているのと同じ類の法律違反です。

 と言うことで、どうしても今回の件は宮田を擁護したくなります。何らかの処分を受けるのは仕方ないにしても、帰国させて代表辞退に追い込むのはやり過ぎではないかと思いましたが、ここまで世間に知れ渡ってしまった以上、もう宮田はメンタル的に立ち直れないでしょうから、今さら代表復帰は厳しいことでしょう。一番良かったのは内々に処理して宮田のプレッシャーを取り除き、チームをまとめることだったろうと思いますが、なぜこんなことになってしまったのか。主将が欠けて選手の補充もできず、体操女子はもう戦う前からガタガタです。体操協会は以前からいろいろゴタゴタと内紛が多い組織ですし、内部告発だったというし、何か裏に別の理由があるのではないかと邪推しています。知らんけど。
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未だに新型コロナが流行

2024-07-18 23:59:11 | 時事
 もう第何波になるのかわかりませんが、また新型コロナが流行しているそうです。現在主流の変異株「KP.3」はこれまでの免疫を回避し、感染力が強いそうで、これからお盆休みのシーズンに入ると、爆発的に感染が広がる可能性が高いと懸念されているとか。僕は今年の正月に親族が集まった食事会がクラスター化し、そこにいた4歳から88歳までの11人全員が感染しましたから、お盆もまた同じことになったら目も当てられません。

 KP.3は高熱とのどの痛みが特徴だそうです。なにより猛暑との合わせ技が危ないようで、暑さで体力や免疫力が低下し、食欲不振や脱水で重症化しやすくなるということです。夏バテしないように気をつけて生活をし、なおかつ人が集まるところをなるべく避けるようにしないといけません。と言っても、かなり前からお盆休みの親族集合日も決めてしまっていて、お店も予約してあります。もう少しコロナの流行具合を見て本当に集まるかどうか考えることにします。

 親族が集まる時を除けば、今年のお盆休みも大きな行事は全く予定していません。テニスも暑いので最低限しかやりませんし、大勢集まって宴会をする予定もないです。お盆とゴールデンウィークと年末年始の「3大連休」は、混雑を避けていつも家でゴロゴロすることにしているので、そういう点では安心です。僕もあと2年弱で前期高齢者の仲間入りですから、無理や無茶は控えて、何とか3度目のコロナ感染は避けたいと切に願っています。

 唯一の心配は10月に5年に一度の高校の同窓会を予定していることです。参加者全員が前期高齢者直前で、恐らく100人を超える同期が集まることになります。前回の5年前はコロナがまだ姿を見せておらず、それから5年で収まったので、本当にうまくすり抜けたと思っていたのですが、そんな甘くはなかったのかも。秋にどうなっているかが今から気になります。
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万博に行きたいか?

2024-07-17 23:59:26 | 時事
 関西万博がいつから始まるかご存知でしょうか?万博のテーマは知っていますか?あの目玉がたくさんついているキャラクターの名前は?多分、多くの人がよくわかっていないのではないかと思います。万博を主に費用面から批判する声は多く聞きますが、万博を待ち遠しく思っている人なんて、どれだけいることやら。

 大阪府は学校から強制的に来場させるようにしたいみたいですが、学校側は全然乗り気じゃないとか。チケットを買っているのは付き合いで買わされている地元企業だけだとか。あれほどの支持率と得票数を誇り、吉本興業と組んで大阪のテレビ局を御用メディアにしてしまっている大阪維新の会をもってしても、地元ですら万博の評判はあまり上がらないようです。ましてや一歩関西圏を出てしまえば誰も興味がなくても仕方ありません。維新にとっても残念ですが、それに国の税金を投入されてしまう我々国民も残念。せめて維新を支持している大阪府民の税金だけで赤字補填くらいはして欲しいものです。

 関西万博がこれほど人気が冷え込んでいるのは、過去の日本人の万博好きを考えると少々異様です。日本で開催された万博は、一般博(登録博)が1970年の大阪万博と2005年の愛・地球博、特別博(認定博)が1975年沖縄海洋博、1985年つくば科学博、1990年大阪花博の3回でした。区分名は途中から変更になっているので少しややこしいですが、とにかく過去5回の万博は全て人気があって成功してきています。僕は沖縄海洋博以外の4回に行っていますが、どれも印象的で楽しかったという思い出しかありません。

 とは言え、20世紀に比べるとやはり今の時代は博覧会の意味とか価値が揺らいできています。実物に見て触れることでしか、新しいもの、未知なるものを理解できなかった時代とは違います。情報の速度も精度も大きく変化した現代において、新しいデジタル全盛時代の万博のあり方を提示しなければ、単なる古臭い見世物小屋にしかなり得ないでしょう。そういうワクワクするようなプレゼンテーションが関西万博からは伝わってきません。1970年から55年間も経て同じ大阪で開催されるのに、いつまで古い夢を見ているのかと思ってしまいます。

 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに2025年4月13日から10月13日まで半年間にわたり関西万博は開催されます。あの不気味なキャラクター「ミャクミャク」は歴史、伝統、文化、世界とのつながりを脈々と引き継ぐことを意味しているそうです。外国パビリオン建設が間に合うのかどうかすら、かなり怪しい状況のようですが、ふたを開けてみればやっぱりみんな見に行くのでしょうか?愛・地球博も開幕前は醒めた空気でしたが、始まったらそれなりに人気が上がりました。僕は今のところ行く予定はありませんが、万博連続参加記録更新の意識はあるので、どうしようかなと思っています。 
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発表会が終わって

2024-07-16 23:59:50 | 音楽
 先週土曜日にボーカルの発表会があり、これで今年の発表会シーズンも終了。さあ夏が来るぞと張り切っていましたが、実際にはまだ梅雨の終わりでテニスも2回連続で雨天中止になったりして、どうもスッキリしません。気分がすっかりダウンしてしまったので、今は休息の時と割り切ってのんびりしています。

 これまで控えていたゲームを少しやってみようとスマホアプリで始めたのは良いのですが、ついついはまってしまって大変です。自分が凝り性だったのを忘れていました。手空き時間に楽しむつもりが、ゲームの手空き時間に他のことをやるようになってしまったので、いろいろなことが進みません。特にYouTubeを見る時間が極端に減りました。ゲームとYouTubeなら、傍目にはあまりやっていることは変わらないかも知れません。

 少し音楽から離れようと思いながらも、つい次の発表会の構想を練ってしまいます。と言うか、発表会の前からいろいろ思い巡らせていて、先生にもあれこれ相談していました。実際に練習するのはそれほど楽しくないですが、この曲をやろうか、それともこの曲にしようかと考えるのは楽しいのでやめられません。

 すでにピアノとボーカルは冬の発表会に向けて曲が決まっていて、ピアノは練習も始めています。とにかくピアノは仕上げるのに時間がかかるので、コツコツと練習するしかありません。やらなければ決して上達はしないし、やればやったで一歩ずつですが着実に前に進みます。一歩ではなく半歩かなと、我ながら悲しくなる時もありますが、後退していなければ良しとしましょう。
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アルカラスとジョコビッチ

2024-07-15 23:45:43 | テニス
 今年のウィンブルドンは昨年に続きアルカラスとジョコビッチの新旧王者対決となり、昨年に続きアルカラスが勝利して連覇を達成しました。見ていた誰もが思ったことでしょうが、昨年よりも両者の差は明らかに開いていたし、21歳と37歳の年齢差があるのですから、それも当然のことでしょう。むしろジョコビッチはよく頑張った方だと思います。それくらいアルカラスがジョコビッチを圧倒していました。

 過去にもウィンブルドンの男子シングルスで2年連続で決勝で対戦したカードは何回もあります。オープン化以降でもボルグ-コナーズ、ボルグ-マッケンロー、エドバーグ-ベッカー(3年連続)、フェデラー-ロディック、フェデラー-ナダル(3年連続)、ジョコビッチ-フェデラー。過去は全て世代が近いライバル関係にある2人の対戦ばかりでした。16歳も年が離れている2人が2年連続で対戦するというのは異例中の異例ですし、たまたま若くして頭角を現したアルカラスと、驚異のベテランのジョコビッチが、この瞬間だけ交差したということになります。16歳差というのはボルグとサンプラス、もしくはエドバーグとフェデラーの年齢差ですから、対戦すること自体が珍しいです。

 アルカラスのライバルは現在ランキング1位のシナーです。アルカラスは3位ですから、この1年ではシナーの方が好成績を残していると言えるでしょう。過去の対戦成績も両者伯仲していますが、グランドスラムのタイトル数だけはアルカラス4(仏1・英2・米1) に対してシナー1(豪1) と差がついてしまいました。不安定なところもあるけれども、ここぞの大勝負で強いアルカラスと、常に安定したパフォーマンスのシナーというところでしょう。まだ21歳と22歳の両者だけに、今後この関係がどう続いていくのか楽しみです。

 そしてジョコビッチ。もはや残されたタイトルはオリンピックの金メダルだけですから、今回のウィンブルドンよりもパリ五輪に今年は軸足を置いているのかもと思います。フェデラーに続き、ナダルもマレーも今年限りで引退しそうな中、未だにトップクラスの実力を誇るジョコビッチはいつまでプレーを続けるのか。もしかしたら40代でのグランドスラム制覇を目論んでいるのかも知れません。

 
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母校の試合をテレビ観戦

2024-07-14 23:59:46 | 野球
 高校野球の愛知大会で母校旭丘が勝ち進んでいます。今日は3回戦だったのですが、ケーブルテレビで試合中継がされていました。ケーブルテレビと言えども、激戦区の愛知県で中継されるということは、それだけ母校の注目度が高いということです。以前にも書いたように今年は身長186センチの絶対的なエース井戸田晴斗がいて、1回戦を8-2、2回戦を5-0と危なげなく勝ち上がってきています。2回戦はノーヒットノーランまであと2つという1安打完封でした。

 3回戦は名経大市邨。ここまでくると当然相手も強くなってきます。普通の公立高がスポーツに力を入れている私立高と戦うのは大変なことですが、今日の試合も4-0で完封勝ちしました。井戸田は散発5安打完封だけでも大したものなのに、5番打者として打つ方でも活躍して、まさに大谷翔平並みの存在感を示していました。大したものです。テレビで母校の校歌を聞いたのは初めてでした。

 次の4回戦の相手もまた私立の大成。打力のある強豪です。ただ井戸田は中5日で投げられるので、まだ疲れは残らないでしょうし、大成はここまで3失点、3失点、4失点と失点を重ねているので、得点するチャンスもありそうです。大成に勝てばベスト16。5回戦ではベスト8をかけてシードされている私立豊川との対戦になります。豊川は今春の選抜出場校で主軸のモイセエフは甲子園でホームランを放っているプロも注目している強打者。井戸田とモイセエフの対決を見たいので、何としてもそこまで勝ち上がってほしいものです。

 ちなみに愛知の代表争いは東邦か愛工大名電が有力で、それを中京大中京と享栄、豊川が追うというところだと思います。エースひとりでは勝ち抜けないのは今の高校野球では常識です。旭丘としては豊川との対戦まで漕ぎつけることができれば、そしてあわよくば勝ってベスト8に進出できれば目標達成と言っても良いでしょう。
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ピッチよりも声を出すこと

2024-07-13 23:54:52 | 音楽
 6週間でピアノ、サックス、ボーカルの3回発表会がある恒例の発表会シーズンも今日で締め括りでした。今回で通算4回目となるボーカルの発表会ですが、ピアノやサックスに比べるといつもそこまでは緊張しません。全然しないわけではないのですが、それでも「間違えたらどうしよう」という不安が少ないし、「何とかなる」という思いが強いからだと思います。楽器は音を外したら明らかに間違えたというのがわかりますが、ボーカルはピッチやリズムが違っても「それはそれ」と、まるでそういうアレンジであるかのように聴こえるいい加減さがあって気が楽です。

 ボーカルで一番心配なのは「歌詞が飛ぶ」ことです。単に1番と2番の歌詞を間違えたというのはそれほど聴いている方にはわからないのですが、歌詞が飛んでしまって口籠ってしまったりするのは楽器で音を外すのと同等以上に「間違えた感」が強くなってしまいます。もちろん歌詞を楽譜台に置いて歌えば良いのですが、僕はカラオケでもあるまいし、ステージでポップスを歌う時に歌詞を見ながら歌うのはカッコ悪いと思っている派なので、間違えるリスクを冒してでも歌詞は暗記して歌うようにしています。で、毎回大抵1曲につき1か所か2か所は歌詞を間違えています。

 今日歌ったのはアンディ・ウィリアムズの「ムーン・リバー」と平井堅の「瞳を閉じて」です。英語詞は意味ではなく音の響きで覚えてしまうので、歌っている途中で「なんだっけ」と歌詞が飛んでしまったら、意味の繋がりからは歌詞を思い出すことが難しいです。そうなったら何となく語感だけで適当に英語らしき発音をして誤魔化します。しっかり歌詞を覚えているにも関わらず、今日も2か所あやふやな英語もどきを歌ってしまいました。

 「瞳を閉じて」は歌詞にストーリーがありますから意味は掴みやすいので、歌詞も意味の繋がりから連想できます。ただ似たような言葉の組み合わせで繰り返し歌うので、1番と2番の歌詞がごちゃ混ぜになるリスクの大きい曲です。案の定というか、しっかりそこを間違えて内心「あちゃ」と思っていました。しかも最後のところで歌詞が飛んでしまい、何と歌ったのかわからない声を出してしまいました。ただあまり気にならない感じで歌えたとは思います。

 先月のサックスの発表会では丁寧に吹こうとし過ぎて、自信なさげに吹いてしまった反省があったので、今日は「声を出す」という高校野球のような目標を掲げて臨みました。声を「張る」というよりは、しっかり息を吸って豊かな声を出すという方向で、これはサックスにも通じる目標です。それができれば今回ピッチは二の次でした。先に書いたようにサックスで音を外すとハッキリとミスしたことがわかりますが、ボーカルの場合はそういうアレンジだという顔をして押し通します。と言うか、サックスならほぼ正しいピッチは指を間違えなければ出せますが、歌はそう簡単ではありません。

 終わってから先生から「とっても声が出ていて良かったです。伴奏していても熱が入りました」と誉めてもらえたので、今回の目標はクリアできたのかなと思います。歌詞を間違えてもピッチを外しても、声がしっかり出ていればOKというのは低い目標かも知れませんが、歌が伝わるためにはまずそこからじゃないかと思うので、今回の自己採点は90点、というのは少し甘いかも知れませんから89点としておきます。

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バイデンは撤退するか

2024-07-12 23:46:59 | 政治
 今年は世界各国で選挙の年、政権交代の年と言われています。すでにイギリスでは首相が労働党のスターマーに代わりました。フランスでは左派連合が極右政党「国民連合」を抑えました。そして何より日本に与える影響が大きいアメリカ大統領選ではトランプが有利に選挙戦を進めています。討論会でバイデン大統領が言葉に詰まったりして失態を晒したことで、たださえ高齢批判が高いのに拍車をかけた形になりました。民主党支持者からも公然とバイデンに大統領選からの撤退を求める声が上がっています。

 バイデンは今のところ撤退する意思はないようですが、このままトランプと対決しても勝ち目は無さそうです。またバイデンに輪をかけて副大統領のハリスも人気がないらしく、民主党としてはトランプに勝つのは困難な状況にあるようです。どうせ負けるなら思い切って「若い」「女性」「黒人」の候補者を出してトランプの「次」に備えた方が良いように思いますが、現職大統領が辞める意思を示さない限りそれも叶いません。

 そんな中、本人さえ出馬する意思を示せばトランプに勝てそうと言われているのがオバマ元大統領夫人のミシェル・オバマです。世論調査ではトランプ対オバマならオバマ圧勝という結果が出ているそうです。ただバイデンが辞める気がない上に、オバマは出る気がないというのですから、いくら数字の話をしたところで机上の空論に過ぎません。「もしトラ」がかなり現実味を帯びてきています。

 翻って日本ではいよいよ岸田下ろしが本格化しそうな感じです。支持率は低迷を極めています。東京都知事選に隠れていましたが、同日に行われた都議補選では2勝6敗と自民党は惨敗しています。個人の人気投票になる知事選よりも、政党の戦いである都議選の方が総選挙の参考になりますから、岸田首相以外の自民党の人たちも焦っていることでしょう。ただ「聞く力」よりも「鈍感力」が優っている岸田は、自ら首相の座を降りるつもりは毛頭ないようです。バイデン以下の支持率なのに居座れる神経の太さだけは常人ではありません。

 かと言って、若くて見た目が良いだけの人物を選挙の顔に据えられて、裏で長老が糸で操るようなのも決して良いわけではありませんが、きっとそういうイメージの良さだけでみんな投票しちゃうから困ります。小泉進次郎の話ではありません。小林鷹之の話です。誰それ?と思っているうちに、そろそろ表舞台に出てきそうです(と言ってもすでに閣僚経験済みですが)。小林が総裁候補として出てきたら、シンジローがどう対抗していくのか、少し興味はあります。
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上げ続ける日本株

2024-07-11 23:59:38 | マネー
 日経平均が連日最高値を更新し続けています。35年前のバブルの頃を覚えていますが、あの頃もこんな感じで株価が連日グングン上がっていました。ただ当時に比べると今の方がずっとマーケットの参加者は醒めている感じがします。バブルの頃は、株も土地も永遠に上がり続けるような錯覚があったし、とにかく周りから景気の良い話しか聞こえてきませんでした。会社では臨時ボーナスが出まくっていたし、盛り場ではタクシーが全然つかまりませんでした。ビンゴの1等は大型テレビか海外旅行が定番で、若いOLがフランスやイタリアまで行ってブランドバッグを買いまくっていました。

 今は株だけが上がり続けていて、実質賃金は2年以上もずっと下落中。みんな生活の苦しさを実感していて、無駄遣いをしないで頑張っています。儲かっているのは一部の大企業だけ。海外の企業や不動産や美術品を日本企業が買い漁っていたバブル期とは全然空気が違います。むしろ円安で日本の資産や土地を海外資本に売り渡しています。北海道などのリゾート地を中国人が買いまくっていて、ニセコは中国人ばかりになっていると聞きました。

 そんな熱狂のない株高の今ですが、バブル期と違って企業の業績を伴って株価も上げているので、バブルではないと言われています。バブルではないとしても、株は上がったり下がったりするものですから、いつまでもこの調子で上げ続けるわけではありません。大きく上げた後には大きく下がります。新NISAの導入に伴って投資を始めた人たちは、大きく下げた時にどうするかだけは決めておいた方が良いです。と言っても、暴落した時に全部売るのは最低の愚策なので、上げている今のうちに半分くらい売る、大きく下げた時にはじっと耐える、もしくは余裕があれば買い増すのが上策です。

 一昨年あたりから中年の独身者や退職金をもらった60代に「余剰資金で株を買った方がいいよ」と投資を勧めていて、実際にこの2年くらいの間に買った人たちがいます。今はみんな大きく利益が出ていますが、その人たちには「暴落してから売るのは最低」だと繰り返し言ってあります。僕も所詮素人ですが、ドがつく素人は「狼狽売りをしない」ことだけでも守っていれば大損はしません。素人ができるのは機を見て果敢に売買することではなく、ひたすら持ち続ける握力をつけることだけですから。
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