幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

試合に出ること

2017-11-30 23:05:49 | テニス
 音楽教室のレッスンに通い始めてサックスは9年目、ピアノ7年目になっています。これだけ続いたのも年に2~3回ある発表会で演奏するという目標があるからです。単に地道に練習をしているだけではなかなか続けていくのが難しかっただろうと思います。発表会という目標があってこそ練習にもメリハリができるし、モチベーションも維持できています。

 ところが40年近くやっているテニスには最近そういう目標がありません。30代から40代にかけては頻繁に大会に出場していて「年に一度は優勝」を目標に頑張っていましたが、50代に入ってからはどんどん減ってしまいました。最近は年に一度の団体戦だけが試合に出る機会でしたが、それも今年はその大会自体がなくなってしまいました。

 このままでは今年はひとつも大会参加しないまま終わりそうだったので、さすがにそれも何だかなぁと思い直し、12月にひとつミックスダブルスの大会に参加することにしました。先着順ではなく抽選で参加できるかどうかが決まるので若干不安でしたが無事に当選。後は悪天候で中止にならなければOKです。

 テニスの場合は音楽の発表会のように目標を設定しないとモチベーションが落ちるということはありません。そこはキャリアの差ですが、やはり何らかの目標があった方がよりやる気が出ることには変わりありません。と言っても、あまりにも久しぶりなので「優勝したい」とかではなく、自分が納得できるようなパフォーマンスが発揮できるかどうかが目標です。後は怪我なく楽しくテニスできれば良いなと思っています。もう目を三角にして勝ちにいくような年齢でもありませんし、「グッドルーザー」で良いので、ジェントルにプレーしたいです。
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日馬富士の引退

2017-11-29 23:16:18 | 大相撲
 予想通り日馬富士は引退をしました。これはもうそうするしか道はなかったでしょう。引退勧告をされたり解雇されるよりは、先に引退をしてしまえば傷は少し浅く済みます。日馬富士は横綱としてはよく頑張っていたし、これまで朝青竜や白鵬のように荒ぶることもなく立派に勤め上げてきました。今回のことで温厚そうな日馬富士にも「別の顔」があることがわかってしまいましたが、これまでの功績を考えれば自ら身を引いたことは良かったと思います。もちろん、刑事事件の被疑者として今後どういう処罰を受けるのかはわかりませんが。

 不可解なのはテレビを中心としたマスコミがどんどん貴乃花親方批判を強めていることです。協会側の言い分を代弁しているかのようなことを言うアナウンサーや相撲評論家もいます。しかし、ここまでの経緯を見るにつけ、協会の隠蔽体質、事なかれ主義、臭いものには蓋、長いものには巻かれろ式のやり口は明らかですし、被害者側としての貴乃花親方の気持ちはよくわかります。安易に妥協したらダメだと、あそこまで一歩もひかずに戦っているのは「さすが」としか言いようがないくらいの精神力です。

 旭鷲山が貴ノ岩の頭の傷の写真を公開しましたが、医療用ホッチキスで9針も縫われている傷の大きさは尋常じゃありません。一歩間違えば死んでいたかも知れないほどの大怪我なのに、協会は「なかったこと」にしようとしていたのかと思うと、それは貴乃花じゃなくても怒るでしょう。司法の手ではっきりと事件として取り調べてほしいと思うのは当然です。

 僕は八角理事長はどこかのタイミングで責任を取って当然辞任すべきだと思いますし、同席していた白鵬や鶴竜、照ノ富士らにも何らかの処分は必要です。特に白鵬については、そもそも貴ノ岩に最初に説教をしていたのは白鵬らしいですから、もしそれが本当ならば今回の事件の発端を作った張本人です。加害者ではないにしても、単に同席しただけでもないのですから、きちんと厳しい処分をすべきでしょう。

 白鵬が言う「膿を出し切る」とはそういうことです。自分が膿だったという自覚はきっとないでしょうけど。
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味噌の濃淡

2017-11-28 23:08:04 | 名古屋
 会社で僕の隣席に座っているNちゃんは九州出身で結婚して名古屋に引っ越してきました。名古屋歴は6年です。6年いればそれなりに名古屋にも馴染んできますが、当初はかなりびっくりしたことが多かったそうです。最初に勤務した会社ではバリバリの名古屋人ばかりの中で、まず言葉がわからずに苦労したそうです。電話で「ヒラオさんお願いします」と言われても、「ヒラオ」のイントネーションが標準語とは全然違うので「ヒラオ」という名前が「平尾」に脳内で変換できず、外国人の名前に聞こえたとか。

 「オボエレンワ」(「覚えられない」)も理解できず、「エライ」(「疲れた」)も何が偉いんだろうと疑問に思って尋ねたら、「九州の人は訛りがきついので不自由だね」と言われたそうです。ちなみにNちゃんは海外勤務経験もあり標準語をきちんと喋ることができます。標準語が不自由なのはその会社の生粋の名古屋人たちなのですが、もちろん多勢に無勢なので言い返すだけ無駄です。

 この会社の事例はかなり極端なものですが、三代以上続く生粋の名古屋人で、なおかつ地元の学校を出て、名古屋本社の地元企業に勤務し、周りもほぼ名古屋人という環境で育つと、こういう人たちがいることも確かです。彼らは元来名古屋弁を喋っているという認識自体が薄く、特にイントネーションの違いとか語尾の変化を名古屋弁だと思っていないことが多いので、こういう事態が起きることもあり得ます。

 僕はNちゃんに「そりゃ最初に味噌が濃い会社に入っちゃったね」と同情しましたが、やはり同じ名古屋のコミュニティでも「味噌の濃淡」はかなり差があります。僕の会社は東京に本社がある広告代理店だけに、名古屋出身者の比率は低いですし、社内で話されている言葉はほぼ標準語です。しかも「味噌の濃さ」は時代とともにどんどん薄くなっていて、30年前に比べたら赤出しどころか味噌汁よりお澄ましに近くなっています。

 ちなみに僕も小学校や中学校の同窓会に行くと思いっきり味噌の濃い会合になります。ネイティブでありながら、さすがにその濃度にちょっとたじろぐことさえあります。それに比べて高校の同窓会はかなり味噌が薄いです。名古屋の高校の同窓会なのに、名古屋弁ではなく標準語に近いのは、東京や海外に出ていきたがる母校独自の校風によるものなのかも知れません。 
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重鎮なき相撲界の混沌

2017-11-27 22:58:56 | 大相撲
 九州場所は白鵬の40回目の優勝で幕を閉じました。大記録です。本来ならこの大記録の話で持ちきりになっても良いくらいなのですが、やはり話題は日馬富士暴行問題になってしまうのは仕方ないところでしょう。白鵬本人も千秋楽のスピーチで異例の挨拶をしました。そして、その内容がまた物議を醸しています。

 最初に土俵外のことで騒がせたことを謝罪したのは第一人者の横綱としては決して間違ってはいません。それだけの責任感を持つことは当然必要です。ただその後がいけませんでした。「膿を出し切る」「日馬富士、貴ノ岩を再びこの土俵に立たせたい」と言ってしまいました。「膿を出し切る」と言っても、白鵬は事件の当事者の一人です。いわば「膿」側の人間なのかも知れないのです。それをまるで第三者のような顔でしれっと言われたら、そりゃおかしいだろうという話になります。

 ましてや被害者の貴ノ岩はまだしも加害者である日馬富士を戻したいなどとは、白鵬が言及すべきことではありません。それを言うことでもしかしたら相撲協会、危機管理委員会、横審、さらにはマスコミや世論にアピールしているつもりなのかも知れませんが、もしそうだとしても逆効果でしかありません。「お前がいうことか」と言われるのが落ちです。全く筋が通らないからです。

 解説の北の富士も横審の北村委員長も言っていましたが、万歳三唱も誉められたことではありません。こんな問題が起きている時にどうして「万歳」なんて言えるのか?正直言って、一緒に調子に乗って万歳をしていた観客もおかしいでしょう。あそこはブーイングをするべきところです。まあそこはいろいろ捉え方や場の雰囲気もあるので不問にするとしても、八角理事長を差し置いての一連の発言は明らかに横綱が理事長の上に立とうとする越権行為だと思います。貴乃花親方にも無言でプレッシャーをかけられている八角理事長は、白鵬にも舐められていることが露呈してしまいました。その指導力の無さは平時ならさほど問題になりませんが、こうした非常時では罪です。

 大鵬も北の湖も千代の富士も立て続けに死んでしまい、現役時代の実績で貴乃花や白鵬を黙らせられるような重鎮は今の相撲界にはいません。彼らが頭が上がらないような人物が誰もいないのです。せめて朝青竜が人格者なら良かったのですが、むしろ真逆の人間ですから相撲界のカオスを加速させるばかりです。力士が早死なのは、こういう時に困ります。
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名古屋J1復帰へあと1勝

2017-11-26 23:28:34 | サッカー
 今季J2に陥落した名古屋グランパス。シーズンを3位で終わり、自動昇格できる2位以内を逃したために昇格プレーオフに回りました。その初戦は6位の千葉と。6位と言えども決して楽な相手ではありません。

 試合は前半一進一退の攻防ながら千葉が先制。名古屋には嫌な空気が流れます。しかし後半に入って佐藤寿人を玉田に交代させてから名古屋に勢いがつきました。田口のゴールで同点、さらにシモビッチのハットトリックがあって終わってみれば4-2で完勝しました。打ち合いになれば名古屋のペースです。

 これで次は決勝で4位福岡との対戦です。J1から一緒に降格した相手とは言え「オリジナル10」としての誇りがある名古屋はこの大一番で負けるわけにはいきません。必ずや勝ってJ1復帰を果たしてくれると信じています。また名古屋にはそれだけの力が十分にあります。

 ちなみに田口のゴールの前にハンドがあったのではないかと言われていますが、あれは手に当たっていてもハンドではありません。ルール上、距離が近すぎて意図的に手を出したわけではないのならハンドの反則にはならないからです。あれを「誤審」だと言いたくなる千葉サポーターの気持ちはわかりますが、主審の正しいジャッジに拍手を送りたいと思います。
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ダブルスとシングルス

2017-11-25 23:52:25 | テニス
 今日はサークルの女性たちがエントリーしていたシングルスの大会を見ました。大昔は自分も参加していた大会ですが、シングルスはもう随分前にやめてしまったので最近はエントリーしようとも思いません。と言うか、ダブルスの大会でも全然出ていませんけど。

 シングルスは辛いです。孤独です。あの広いコートをひとりで守らなければなりません。寄る年波とともに自分の足の衰えを痛感します。ボールボーイがいるわけではないので、ひとりで2個のボールを拾うのは面倒です。励ましてくれるペアがいないので、負けて落ち込んでくると、どんどん試合自体がイヤになってきます。

 ダブルスは何より走る距離が短くて楽です。自分がしんどい時はちょっとサボってペアに任せることもできます。戦略的で計算通りにポイントが取れると「してやったり」感があります。負けても自分だけのせいではないので言い訳ができます。勝ったら喜びも2倍、負けても悔しさは半分です。

 だから僕はダブルスが好きなのですが、人によっては長所と短所が裏返しになるようで、シングルス好きはひとりだから気楽で良いと言います。確かに誰にも気兼ねしないで好きなようにできるし、負けてもペアに悪いと思わなくても済むという意味では、それもわからないでもありません。やらないけど。

 今日の大会に参加したサークルのSちゃんは一番上のクラスで見事に優勝しました。「愛知県テニスクラブ連盟」が主催する年に一度のシングルス大会での最高優勝ですから、言わば愛知県のアマチュアテニスプレーヤーのトップです。素晴らしい結果に、いつものガストでメンバーと優勝をお祝いさせていただきました。
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ブラックフライデー

2017-11-24 23:31:40 | 日記
 いきなり今年から商戦に登場した「ブラックフライデー」。アメリカで感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日にあたり、感謝祭の売れ残りを安価でセールすることから「黒字」(=ブラック)になる金曜日という意味だそうです。

 ネーミングとしては「ブラックマンデー」などを想起させるので良い意味には取れないと思うのですが、アメリカでも結局それが定着したんだから日本では当然素直に受け入れるわけです。昨年からイオンなどが導入して、今年は多くの流通がかなり大々的に告知をしています。セールですから消費者にとって悪いことではないと思いますが、結局歳末商戦を少し早く始めるための「きっかけ」ということになりそうです。

 もっとも僕はここのところ消費意欲はかなり減退しているので、デパートにもスーパーにも行く気がありません。買いたいものが特にないし、もし必要なものがあればネットで探して注文してしまいます。いまもっとも頻繁に買い物する店は間違いなくアマゾンです。

 アマゾンの良いところは買い物の「履歴」がすぐにわかることです。自分が買ったものがいくらだったか、いつ買ったかが即座に調べられるので、次に必要になった時に迷いません。「そろそろ替えどきだな」というのもわかるし、気に入っているものを繰り返し購入するのにもアマゾンは本当に便利です。

 今後ますますショッピングは電子化していくことでしょう。ネットではなくリアル店舗で買い物をするにしても電子決済は増える一方ですし、そうすることで現金の受け渡しという手間も省けるし履歴も残ります。日本は先進国でも現金取引が多い方だと言われていますが、今はそうでもすぐに変わっていくんじゃないかと思います。電子決済にすることで店が売上を誤魔化して脱税することも防げますし。

 最後はブラックフライデーとはあまり関係ない話で終わってしまいました。
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サービス改造その後

2017-11-23 23:48:48 | テニス
 テニスファン以外は読んでも何だかわからないだろうとは思う技術の話です。以前にも書きましたが(「何度目のサービス改造か」)9月からサービス改造に取り組んでいます。以前は小手先の改造というか、ちょっとしたヒントを元にして少しだけ変えてみたりしたのですが、今回は大がかりにやっています。

 まずグリップをかなり薄くしています。と言ってもテニスの教科書通りのグリップですが、これまではその薄いグリップではボールをしっかり叩くことができませんでした。今回はグリップを変えるのと一緒に体全体の使い方も意識的に大きく変えています。当然のことですが、グリップだけ変えてもフォームが一緒ではうまく打てるはずがないと改めて気づいたからです。

 フォームも教科書通りですが、トロフィーポーズをしっかり作ること、打ちにいく時に体を早く開かないことに気をつけています。これによって薄いグリップでもボールにしっかり厚く当てることができるようになると同時に、捻り戻しを使えるので、より力まずにラケットスピードを上げることができるようになりました。

 ただまだできないのが、膝を曲げて打つ時にジャンプすることです。これができたらパワーアップ間違いなしなのですが、反面体への負担が大きく年寄りがいきなりやると足腰を痛めそうなので自重しています。まずは改造中のフォームを固めてから少しずつダイナミックに打とうと考えています。

 すでに取り組んで2ヶ月が過ぎましたが、ここまでは順調にいっていると自分では思っています。まだ気を抜くと長年馴染んだ昔のフォームに戻ってしまい「いかん、いかん」となるのですが、思ったようなサービスを打てる確率は少しずつですが上がってきています。ゲームをしていて、自分のサービスゲームを楽にキープできることも増えました。

 今後の最大の課題はセカンドサービスでしっかりと振り切って回転をかけて打つことです。もともとそのために始めたような改造なのですが、まだどうしても自信が持てずにセカンドでしっかり振り切れません。ファーストサービスでは回転をかけて打てるようになってきたし、そのお蔭でファーストの確率がかなり上がったので、後はセカンドでも同じように打つ勇気だけなんですけどね。
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貴乃花を悪者にしたいのか

2017-11-22 10:11:26 | 大相撲
 日馬富士暴行事件がおかしな方向に進んでいます。本来は単純な事件のはずです。日馬富士が後輩の貴ノ岩を酒席で暴行して怪我を負わせた、と。日馬富士本人も暴行の事実を認めているのですから、それ以上でもそれ以下でもないはずのに、その本筋よりも、協会に黙って被害届を出した貴乃花親方を批判するような言動があふれ出ていて、巡業部長である貴乃花を冬巡業から外す方向とか、まるで被害者側が悪者にされようとしています。

 このおかしな成り行きは恐らく外国人にはなかなか理解しがたいでしょうが、「ムラ社会」を知っている日本人なら何となく空気は読めます。そう、その「空気」を読まない貴乃花が悪いという見方です。相撲界にあって多少の暴行は暴行ではなく「かわいがり」であり、今回もそんな大した問題ではなかったはずなのに、内部への報告をすっ飛ばしていきなり外部の人間である警察に被害届を出した貴乃花は、「身内の恥」を敢えて晒し「ムラの和」を乱した極悪人であるということです。まさに「ムラ社会」の思考法です。仮に言われているように貴乃花に次期理事長選への思惑があったとしても、あくまでも加害者は日馬富士、被害者は貴ノ岩です。

 こうなってみると、相撲協会の暴力容認と隠蔽体質は昔から全く変わっていないんだなと思わざるを得ません。新弟子を暴行して殺した2007年の時津風部屋の暴行死事件の反省が全く生かされていないと言って良いでしょう。貴乃花は「改革派」と呼ばれていますが、理想を掲げて改革しようとするには彼の前には岩盤のように固く大きな壁が立ちふさがっていることがうかがえます。そりゃ内部に先に報告すれば握り潰されることは間違いないので、先に警察に被害届を出したのも理解できるというものです。

 今回の事件と政界の「森友・加計問題」には共通した構図があります。「モリカケ」も本来は単純な事件のはずです。首相が政治力を使って身内に利益供与をしたという意味では、相撲界の暴行事件同様に決して誉められたことではありませんが、その世界では「よくあること」です。それが今回たまたま外部に漏れて「バレた」ところも一緒です。そこで素直に陳謝して、スピーディに関係者をそれなりに処分すればボヤで済んだはずが、なぜか官邸は全力で否定して証拠を隠蔽し証言を拒否してしまっために「何か裏にあるのでは」と勘繰られて逆に大炎上しました。

 いま相撲協会も官邸と同じ轍を踏もうとしています。ここで貴乃花を「ムラの掟に背いた」として悪者に仕立てるのはいかにも無理筋です。それよりも早々に日馬富士と同席していた力士たちを処分して終結させる方が世論は納得しますが、八角理事長にそれだけの器量があるかどうか。なにせ「バランス型」という名の「事なかれ」主義者のようですから。
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ツアーファイナルはディミトロフ

2017-11-21 23:32:49 | テニス
 男子テニスの最終戦ATPツアーファイナルはディミトロフが初優勝しました。大器と言われ「ベビー・フェデラー」と呼ばれて期待されてきた選手がようやくビッグタイトルを掴みました。今季はシンシナティのマスターズ1000大会も勝ちましたし、飛躍の年になりました。

 正直この大会はフェデラーが優勝すると思っていました。ナダルは大会前から故障していて、実際に初戦に出ただけで棄権してしまいましたし、後の選手はファイナルにおいてフェデラーに勝てるほどの実績と経験もありません。何よりフェデラー自身が絶好調に見えました。

 フェデラーはラウンドロビンを軽く全勝で突破して準決勝に進みましたが、ここでゴファンがいきなり覚醒しました。若手選手は安定感がないのが欠点ですが、逆にこうしていきなり絶好調になって手がつけられない時も訪れます。ゴファンはラウンドロビンでもナダルを破っていますし、同一大会でフェデラーとナダルを倒すという快挙を成し遂げたわけですが、ディミトロフとの決勝ではもはやエネルギーが切れていたのかも知れません。そういう意味ではディミトロフには運も味方したと思います。

 さてこれで今シーズンは終了しました。フェデラーとナダルのレジェンド2人の奇跡の復活と、代わりにジョコビッチとマレーの故障による後退という意外なシーズンでしたが、その陰で中堅若手が着実に結果を残してきています。来シーズンは戻ってくるベテラン勢と躍進する若手との世代交代を賭けた全面戦争になりそうな予感がします。

 フェデラーとナダルの2強に加えて、ジョコビッチ、マレー、ワウリンカ、チリッチ、デル・ポトロというグランドスラマーたちと、ディミトロフ、ゴファン、ティエム、キリオス、ズベレフといった突き上げてくる若手に挟まれた形で、ラオニッチと錦織も故障から復帰してきます。ランキングを下げている錦織としてはドロー運が悪いとグランドスラムでもなかなか勝ち上がれないかも知れませんが、もう一度復活を遂げてほしいと切に願っています。

 
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