幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

WBCの影響残る開幕戦

2023-03-31 23:46:58 | 野球
 WBCの余熱がある中、プロ野球が開幕しました。声出し応援も可能になってコロナ以前のプロ野球が帰ってきたという印象です。中日は巨人と東京ドームで開幕戦を迎えました。先発は小笠原。あの世界一の侍ジャパンに唯一黒星をつけて世界一強いチームとネタにされた中日のエースのひとりです。今年の中日には小笠原の他にも大野、柳、高橋宏、涌井とエースだらけですが、その中で開幕投手になっただけに気合十分の投球でした。

 ただいくら小笠原が頑張っても味方打線が今年もなかなか点を取ってくれません。辛うじて2点をリードしたものの、中田翔にソロホームランを浴び1点差。さらに8回も志願の続投をしたものの中田翔にタイムリーを打たれて逆転されてしまい無念の降板となりました。8回も小笠原が投げたのは本来8回を投げるはずだったロドリゲスの亡命騒動のせい。それが最悪の形で影響されてしまいました。

 しかし小笠原の涙の降板でチームが奮起をしました。代わった勝野が1球で坂本を打ち取った後の9回表の攻撃で何と一気に4点を奪い逆転をしました。チャンスに弱い高橋周平がまさかのタイムリーを放ったのが、今年の中日打線は変わったのかも、と感じさせました。そして9回裏は亡命せずにちゃんと来日したマルティネスが完璧に巨人打線を封じ込めて勝利。勝野はセ・リーグ初の開幕戦1球勝利投手となりました。

 今日の中日の逆転勝利にはWBCの影響がありました。ロドリゲスが亡命したのもWBCのせいですが、巨人が9回に大勢を投げさせなかったのもコンディションが整っていなかったからです。逆転されたのも逆転できたのもWBCのせいでした。他の球団の選手も多かれ少なかれ開幕戦の選手起用にWBCの影響が感じられました。強いチームほど多くの主力選手を代表に送っているだけに、調整がうまくいかないと今年は昨年にもまして混戦になりそうです。
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パナソニックとアイリスオーヤマ

2023-03-30 23:59:39 | 日記
 クイズノックのメンバーのテレビ出演が昨年から急激に増えていることで、クイズノックおたくの娘が最近リビングのテレビとDVDレコーダーを独占しています。そのせいでドラマやバラエティを録るのも見るのも苦労しているので、この際だからと娘の部屋にテレビとDVDレコーダーを買うことにしました。リビング、僕の寝室に続いて3セット目(DVDレコーダーは4台目)になりますが、もうそういう時代だから仕方ありません。

 とは言え、なるべく安く済ませたいのでAmazonで調べてテレビはアイリスオーヤマの24型、DVDレコーダーはパナソニックの1TBのスタンダードモデルにしました。テレビは韓国や中国メーカーにすればさらに安くなるのですが、国産にこだわりました。とは言えパナソニックやソニー、シャープなどはかなり高いし、アイリスオーヤマはこれまでもエアコンや炊飯器を買ってみて、安いなりですがコスパの良さは評価をしていました。DVDレコーダーはリビングも寝室もパナソニックのディーガなので、使い慣れていて安心ですし、安くなっていたので決めました。テレビと合わせて約56000円と格安です。

 昨日届いたので今日梱包を開けて設置を始めたのですが、ディーガはともかくアイリスオーヤマが独特でした。特に驚いたのがB-CASカード。入っていないぞと思って探したら何とminiB-CASカードだったのです。存在は耳にしたことがありますが、現物を見るのは初めてでした。まあ良いですけど、なぜこんなマイナーなものを使っているのかと不思議に思いました。さすがアイリスオーヤマだけあってリモコンも本体も作りがチャチで安っぽいです。足をつけるねじ穴も作りが雑。もちろんそのあたりは覚悟の上です。使うのに問題はないのですからコスパの良さは確かです。

 ディーガの設置については慣れているので簡単でしたが、問題はディーガのリモコンをテレビにも使えるようにする時。 テレビのメーカーを選ぶだけで設定できるのですが、アイリスオーヤマはリストに入っていないため使えないのです。LGなどの海外メーカーも選べるのに、思わず「なんてこった!」と叫びました。安心の国産メーカーと思ったら、実は韓国メーカーの方がメジャーだったのです。良く考えてみればそりゃそうです。パナソニックとアイリスオーヤマは日本のメーカーと言えども方向性が真逆のブランドでした。

 と言うことで、テレビのリモコンとディーガのリモコンの両方を駆使しないといけない不便さが生じてしまいました。リビングでも寝室でもほぼディーガのリモコンしか使っていないので不便ですが、使うのは基本的に娘だけなのでまあ良いでしょう。ちなみにディーガには「どこでもディーガ」という機能がついていて、スマホアプリを使って外出先からでも放送中の番組や録画番組、ディーガに保存した音楽・写真などを視聴することができます。娘はこの機能がかなり気に入ったようです。僕にはあまり必要ないですが、まあ喜んでいるなら何よりです。 
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転がるか、踏ん張るか

2023-03-29 23:36:12 | テニス
 今日いつものナイターテニスをしていた時に、正面に来たボールを体をかわしながらフォアボレーをして決めました。そこまでは良かったのですが、体をかわしたまま態勢が崩れてバランスを失い後ろに倒れそうになりました。このままお尻から落ちて後転するか、それとも踏ん張って立て直すか、よろけながらも考えて、結局頑張って踏みとどまることにしました。もう少しで後ろに倒れそうになるところを懸命に足を送りながら、何とか反転して前を向き転がらずに済みました。

 この転がるか、踏ん張るかの判断はかなり難しいです。大怪我したくないなら転がって受け身を取る方が安全です。高校生の頃に柔道部で黒帯だったので、自ら転がるならコントロールもある程度できるし受け身も取れます。ただしラケットを持っていること、高校生の頃よりはるかに体が固くなっていることなどを考えると、華麗に後転しながら受け身を取れるかどうかは怪しいので、擦り傷や軽い打撲の可能性はあります。

 逆に踏ん張って耐えることができれば怪我はしません。ただしもし踏ん張った挙句に失敗して倒れると打ち所が悪いと大怪我につながりかねません。手首や足首を捻挫したり、背中や肩を強打するかも知れません。ゼロか100かの博打的選択です。転がるよりもリスクは高いのでハイリスクハイリターンとも考えられます。

 結果として踏みとどまることができたので、ハイリターンを得られたのですが、以前から痛めていた右足首にかなり強い負荷がかかったせいで、さらに足首が痛くなりました。そこから後はもう遠いボールを追いかける気力を失いました。怪我が悪化したということよりも、足首が痛いことを再認識させられて、ダッシュするのが怖くなってしまったのです。

 転んでも踏ん張ってもリスクはあったということで、どっちもどっちでした。人生においても何か大変なことがあった時に、上手に転がる方がいいか、頑張って踏みとどまる方がいいかは難しい選択だと思います。今回の反省点としては正面に飛んできたボレーは教科書通りバックボレーで処理しましょう、ということです。体をよけながらのフォアボレーは基本から外れているし年寄りがやるとバランスを崩しやすいので危険です。何事も基本は大事です。
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エアコンを電気代で決める

2023-03-28 23:41:48 | 日記
 我が家のリビングのエアコンは16年使っています。16年前は気張ってパナソニックの高級機種を買いましたが、エアコンは10年を過ぎると買い替え時期に入るそうですから、すっかり寿命になっていて、昨年の夏は青息吐息であまり冷えませんでした。秋になって以降はもう使っていません。今年の夏を迎える前に買い替えることは昨秋から考えていて、一番エアコンが安く買える3月に購入することを以前から決めていました。

 3月になぜエアコンが安くなるかと言うと、今年の新商品が出てくるので昨年の型落ちが安くなるからです。エアコンのような成熟商品は1年で画期的に進化したりするわけではありませんから旧型で十分です。ただ4月になると旧型もほぼ完売してもう店頭に並ばなくなるので、買うなら今月末までにというのが、かつて家電量販店の広告を担当していた頃にクライアントから教わったことです。

 今回ヤマダ電機、エディオン、ヨドバシ、ビックカメラと4店舗を回ってみました。最近大抵の家電はネットで購入するのですが、久しぶりに家電店巡りをしたのはエアコンは撤去と設置の工事があるので、単なる価格の安さだけではなく、工事対応も確かめたかったからです。工事対応と商品の品揃え、価格を総合的に勘案して、今回はヤマダ電機で買うことにしました。2022年型が一番多く残っていて選ぶことができたのと、ウーマンラッシュアワー村本似の店員の説明がもっとも筋が通っていたことが理由です。

 村本とはあれこれ話をしましたが、細かいことは置いておいて、機種選びの決め手となったのは省エネ性能と価格のバランスでした。床暖房がある我が家ではエアコンの暖房は使いません。冷房だけで最初の価格差を電気代が安くなる分でどれくらいの期間で回収できるかを検討した結果、富士通ゼネラルの一番安い機種とその上の機種の価格差なら4年間で回収できそうだということで、下から2番目の機種にしました。我が家のリビングのエアコンは真夏は豆柴のためにフル稼働しているので、冷房だけしか使わなくても早めに回収できそうです。

 他の機能はほとんど検討しませんでしたが、村本の「この価格帯の機種はどのメーカーでも機能的にはぶっちゃけ大差ありません」は、多分そうだろうなと思ったので、設置された後でゆっくり取扱説明書を読もうと思っています。何だかんだ言ってもエアコンは冷えれば良いので、冷えれば。
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そろそろ食べ歩き

2023-03-27 23:49:26 | グルメ
 3年前からコロナでリモートワークになって以来、夜に食事に出かけることがめっきりと減りました。この3年間、全然行かなかったわけではなく、アニバーサリーなどには時々レストランに出かけていましたが、それも家族か親しい友人とだけ。大人数で集まったのは昨年5月のサックスの発表会後の打ち上げ一度きりです。テニス仲間と恒例だった夏の「味仙会」も冬の忘年会も中止していますし、高校の同期と集うこともありませんでした。もちろん職場での集まりはゼロです。

 幹事役をしないので食べログなどでレストランを検索することも本当に少なくなりました。行くとしても昔から良く知っている店に行ってしまいます。食べ歩きが好きなので、昔は常にネットで検索して新しい店を開拓していましたが、それも随分遠い昔のことのように感じます。PCのブックマークには行ってみたい店のサイトがたくさん並んでいましたが、今はどれだけ生き残っていることやら。

 それもようやく終わろうとしています。3月に入ってから、夜に出かける話がボチボチと増えてきました。以前は僕自身がなかなかその気になれなかったのですが、もうそろそろ大丈夫かなと前向きの気持ちになっています。最近ちょこちょことネットでレストランを検索しています。知らなかった店が増えています。逆に以前ならヒットしたはずの店が出てこないので心配にもなります。

 問題はこの3年の間に定年再雇用になって僕の収入が激減したことで、以前ほど気楽に食べ歩きすることができなくなりました。高級店には恐ろしくて足を踏み入れることはできません。しかも年を取って以前ほどがっつり食べられなくなったし、酒も全然飲まなくなったので、フレンチレストランでワインを飲んだり、焼き鳥屋で日本酒飲んだらすぐに酔ってしまいそうです。体力のある若い人や大酒飲みとは一緒に行くのは当分厳しそうなので、無理しないで少しずつ夜の繁華街に馴染んでいこうかと思います。
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大相撲戦国時代

2023-03-26 23:43:12 | 大相撲
 大相撲春場所は霧馬山が大栄翔を本割、決定戦で連勝して逆転の初優勝をしました。照ノ富士が休場し、綱取りの貴景勝まで途中休場、横綱大関不在の場所という異常事態になりましたが、関脇の霧馬山と小結の大栄翔という上位力士が順当に決定戦を行ったのは「荒れる春場所」としては、まあまあ良かったと思います。番付最上位となった若隆景まで終盤に休場してしまいましたが、三役は若隆景と翔猿以外は9勝から12勝と実力通りの勝ち星を挙げて面目を保ちました。

 夏場所カド番となる貴景勝ですが、もし休場したり強行出場しても負け越してしまうと名古屋場所は大関不在となってしまいます。なので、来場所の星次第では三役陣は一気に新大関昇進の可能性が高まります。まず霧馬山は先場所11勝、今場所12勝ですから、来場所10勝で昇進できそうです。大栄翔は先場所10勝、今場所12勝ですから来場所11勝がノルマでしょう。この2人は来場所が勝負です。

 豊昇龍は先場所が8勝だったのが痛いです。今場所10勝しましたが、来場所14勝以上で優勝すれば可能性が見えてくるかなというところ。若元春も先場所9勝、今場所10勝ですから同じく来場所は13勝以上で優勝するくらいしないと厳しいです。豊昇龍と若元春は現実的にはもう1場所大関昇進には必要でしょう。今場所9勝で二桁勝星に乗せられなかった琴ノ若はまだ昇進には少し時間がかかるかも知れませんが、近い将来の大関候補であることは間違いありません。また休場して出直しとなる若隆景にも期待したいです。

 将来の大関候補としては新入幕で9勝を挙げた北青鵬と11勝で敢闘賞の金峯山がともに大型力士で楽しみです。サラブレッドの王鵬はちょっと足踏みしていますが素質は十分です。さらに今場所十両で12勝の元大関朝乃山。2場所連続の十両優勝こそ逃しましたが、その実力は十分ですから、来場所いよいよ再入幕すればすぐに上位に上がってくることは間違いありません。また入門2場所目で十両昇進した落合も今場所10勝を挙げる活躍です。次世代の角界を支える力士がこれほど多くいることは喜ばしいことです。しばらくは本命不在の戦国時代が続きそうですが、誰が天下統一を果たすのか楽しみになってきました。
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久しぶりの雨テニス

2023-03-25 23:55:47 | テニス
 天気予報では今日は午後から夕方までは雨が降らないという予報でした。最近の天気予報は昔に比べたら精度が上がっているので、それを信じて家から小一時間かかるテニスコートに向かいました。家を出る時には雨。道中も雨。コートに着いても雨。でも始める頃には上がっているはず、と思ってはいるのですが、メンバーも雨のせいか集まりが悪いし、全然雨は上がらないしで困惑します。

 予定時間になってようやく今日の参加予定者のうち4人だけ集まったので、テニスを始めました。まだ雨はパラパラと降っています。できないような雨ではありませんが、ボールはすぐに水を含んで重くなっていきます。雨は強くなったり弱くなったりしながらも、ザーザーとは降ってこないので何とか続けることはできます。そのうちに2人傘をさしてコートに登場しました。

 全部で6人になったところでゲームを始めました。気温がそこそこ高いので、濡れてもそこまで寒くはありません。とは言え、雨が止む気配もないのでいつまで続けたものか悩むところです。結局6人のまま2時間テニスをしたところでやめることにしました。当てにならない天気予報ですが、まだまだ降り続くことになっていますし、6人中5人はもうこれ以上雨の中のテニスはしたくないなという気分でした。全員40歳以上です。若くはないので無理はいけません。

 結局朝から夜までずっと小雨が降り続いています。先週の土曜日も雨でしたし、明日の日曜日も雨です。春はテニスには良い季節なのですが、周期的に天気が崩れるのが難点です。やっぱりテニスは雨も風も太陽も寒さも関係ない屋内コートが最高かつ最善だなと改めて痛感しました。
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ベテランならではの音

2023-03-24 23:59:19 | 音楽
 今夜はハモンドオルガンのジャズコンサートを聴きにいきました。地元名古屋のカルテットと関西からきたカルテットの対バンで、名古屋のカルテットには僕のサックスの先生もいます。ハモンドオルガンの響きも面白かったのですが、何よりカルテットの平均年齢の差が音の差になっていてそれが興味深かったです。

 名古屋のカルテットはアラフォー世代のジャズメンなので、まだ勢いがある働き盛りの音でした。くっきりはっきりしていて、明るくて元気が良い感じです。次に出てきた関西のカルテットは平均年齢がぐっと上がって60代かなという感じ。元気は明らかに名古屋に劣ります。音も張りがあるという感じではありません。特にトランペットが異色で、トランペットと言えば顔を真っ赤に膨らませて吹いているイメージなのに、随分と軽くふんわりと吹いています。

 ところがこの年相応に元気のないカルテットが、随分と渋くて柔らかくてまったりとしていて良いのです。僕はクラシックにしろジャズにしろ、良いなと思って聴いていると徐々に目が閉じて眠くなってくるのですが、まさにその心地よさの極致のような音楽でした。これがベテランのジャズメンの音なのでしょう。

 改めて年輪を重ねていくことの大切さとか、熟成していく素晴らしさを実感したコンサートでした。
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カントリーな歌唱法

2023-03-23 23:55:19 | 音楽
 次のボーカルの発表会で「カントリーロード」を歌うことにして、レッスンで練習をしたのですが、先生から「歌い方がキレイ過ぎる」と指摘されました。キレイな声、キレイな発音でこじゃれた感じで歌うのではなく、カントリーなんだからもっと武骨に歌った方が良いということです。

 これはなかなか目から鱗の指摘でした。確かにアメリカの田舎の人の歌です。それをマンハッタンのジャズバーのような雰囲気で歌っていたら全く違うことでしょう。と言っても、実際にはそんなことを意識して歌っていたわけではなく、自分なりに苦手な英語歌詞をなるべくネイティブに近づけるように頑張っていただけなのですが、それが結果としてマンハッタンに近くウエストバージニアには遠くなってしまったようです。

 とは言え、じゃあどう歌えばカントリーのような感じになるのかが難しいところです。ニューヨークの摩天楼と山の中の田舎町の違いは分かると言っても漠然としていて、それを歌で表現するのはかなり難問です。これが日本語の歌ならまだ何となくイメージもしやすいですし、例えば山下達郎ではなく松山千春みたいな感じかなとかロールモデルも思いつきますが、ビリージョエルとジョンデンバーの差を英語で表現するのは生粋の日本人には難易度が高いです。

 と言うことで、まだ発表会まで時間もあることですし、もう少しYouTubeでカントリーを聴いてみることにしました。ジョンデンバーの原曲はかなり聴いてはいますが、物真似ではないので、他のカントリー歌手のエッセンスも取り込んでみようと思っています。音楽はただ楽譜通りに再現することだけでも難しいのに、こうして表現レベルに踏み込んでくると本当に悩ましいです。まあそこが楽しいし美味しいところでもあるのですが。
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ハリウッド映画のような結末

2023-03-22 23:56:43 | 野球
 WBC決勝戦はあまりにもドラマチックな展開の末に見事なフィナーレを迎えました。ついこうした出来すぎの展開を「マンガのような」と表現してしまいますが、アメリカメディアは「ハリウッド映画のような」と表現しているようです。水島新司に代表される緻密な野球マンガはアメリカにはないでしょうから仕方ないことです。それほどストーリーがあらかじめできていたかのような白熱した決勝戦でした。

 村上の同点ホームランも岡本の決勝ホームランもダルビッシュから大谷という投手リレーも見どころ満点でしたが、何といっても最後の大谷とトラウトの対決は、日本のみならずアメリカの野球ファンもくぎ付けにした球史に残る名場面でした。日本の熱心な野球ファンが思い出したのはあの夏の甲子園決勝での早実・斎藤佑樹と駒大苫小牧・田中将大の対戦でしょう。主役同士の直接対決です。

 そもそも今日は大谷が投げたことがサプライズでした。エンゼルスは当初準決勝以降は大谷は投げさせないという条件を出していたということでしたが、事情が変わってエンゼルスが1イニングだけならと許可を出したのでしょうか。それほど大谷とトラウトの直接対決は誰もが見たい場面です。しかも優勝がかかった決勝戦、1点差の9回2死。最後の打者としてトラウトが登場することになるなんて、神の配剤としか言いようがありません。

 160km超のストレートで押しまくる大谷と、強振するトラウト。そして最後はやはり大谷の一番の決め球スライダーでした。大きく横に滑り落ちる魔球でトラウトを空振り三振に切って日本の優勝を決めました。素晴らしい名勝負。日本の野球界で永遠に語り継がれるような名場面となりました。

 今大会日本代表の7試合全部頭からお尻まで見ました。久しぶりに野球を堪能しました。そして日本の野球のレベルの高さを改めて再認識した大会でもありました。昭和の頃は秋に来日する日米野球でのメジャーリーガーのレベルの高さに圧倒されていたものでしたが、令和の今、メジャーリーガーのオールスターチームとの真剣勝負で勝てるところまでレベルが上がったのです。半世紀以上前からの野球ファンとしては感無量です。
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