アニメ『葬送のフリーレン』が昨日の放送で最終回を迎えました。と言っても、ストーリーはまだ一級魔法使いの試験が終わったところで、マンガの方はその後もずっと続いていますので、いったんここで休止というところです。ただアニメ第2期の発表がなかったので、しばらくはアニメは放送されないと思われます。アニメファンとしては寂しい限りでしょう。
何度も書いているように僕はマンガ好きであってアニメファンではないので、やらないならやらないでも良いのですが、とは言え、アニメを普段見ない僕が毎週ちゃんと見るほど、『葬送のフリーレン』のアニメ化は原作ファンも納得するほどの良い出来でした。アニメはマンガでは表現できない「動き」「音」「間」が表現できます。さらに週刊連載のマンガは全編カラー化は至難なので、アニメなら「色」もわかります。原作の改悪がされていない限りは、アニメ化は原作ファンとしても歓迎です。
アニメ『葬送のフリーレン』はかなりのヒット作です。今の日本テレビでは全番組の中でもバズっていることではトップクラスですから、このまま終わりということはあり得ないでしょう。勝手な僕の憶測ですが、いったん最終回にして第2期の発表がないのは、いつから再開するかについて原作者もしくは小学館との調整がついていないだけなのではないかと考えるのが一番素直です。なにせオリジナルストーリーを入れ込んで引き延ばしをするようなことをしていませんから、原作をどんどん消化していってしまいました。第2期を始めるにしても、どこまで原作のストックがあれば良いのか計算する必要があります。
もちろん次は劇場版ということもあり得ます。『鬼滅の刃』方式です。劇場版を作るとしたら恐らく「黄金郷のマハト」の話になるでしょう。テレビアニメからの流れとしても自然ですし、劇場版にするには適度な原作のボリュームがあり、さらにエピソードとしてもバトルもあり感動もありで盛り上げやすいです。理想としては夏に映画を公開して、秋からテレビアニメ第2期というのが良いところですが、原作の連載が最近滞っているので、そんなにトントンと進むかどうかはわかりません。全ては僕の憶測なので、全然当たらなかったとしてもスルーしていただければと思います。