幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ウィンブルドンドロー発表

2017-06-30 23:43:29 | テニス
 いよいよウィンブルドンが来週月曜日から始まります。今日ドローが発表されました。錦織を中心にドローを見ていきたいと思います。

 錦織は今回第9シードなので、まず4回戦で5~8シードの選手と当たります。ワウリンカ、ラオニッチ、チリッチ、ティームの誰となるかで錦織の初めてのベスト8進出が大きく左右されるわけですが、相手はチリッチになりました。これは結構辛い相手です。4人の中では一番イヤな相手かも知れません。

 ワウリンカとティームは芝が得意ではありません。ラオニッチとチリッチは芝への適性が高く、特にラオニッチは昨年準優勝しています。ただ現在の調子はラオニッチよりもチリッチの方が好成績を残してきています。それに錦織はチリッチに通算では7勝6敗と勝ち越していますが、2014年全米決勝をはじめいつも大事なところで当たって負けています。決して相性が良い相手とは言えません。

 もし何とかチリッチに勝てたとすると準々決勝でナダルです。今のナダル相手に錦織が苦手な芝で勝てる可能性はかなり低いでしょう。と言うことで、今回はチリッチに勝ったら二重丸の合格点だと言って良いでしょう。問題はチリッチ戦まで無事に勝ち上がれるかどうかです。

 なにせ錦織とウィンブルドンと言えば常に怪我との戦いです。今回も前哨戦で臀部の痛みで棄権しています。1回戦のチェキナート(105位)、2回戦のベネトー(81位)、3回戦のバウティスタアグー(19位)までは普通なら楽勝だと思いますが、それもあくまでも体調が万全だったらという話。とにかく怪我をしないでと願うしかありません。

 また今回杉田祐一が絶好調です。現在トルコの大会で決勝に進んでいます。この好調さのままにウィンブルドンに乗り込めば1つ2つは勝てるかも知れません。ただ1回戦のクラインはともかく、2回戦でフェリシアーノ・ロペスと当たることになってしまいました。芝が得意なベテラン選手。かなり厳しい相手ですが、絶好調モードで突破してくれないかなと期待しています。

 男子の優勝争いはフェデラーが軸だと言って間違いないでしょう。前哨戦のハレで9度目の優勝を果たし万全の状態でウィンブルドンに乗り込んできています。全仏を制したナダルが2番手、昨年優勝しているマレーが3番手。ここのところずっと調子を落としているジョコビッチが4番手。いずれにしてもまたも4強によるタイトル争いになるのでしょう。ここに割って入れるとしたらやはりラオニッチ、チリッチのビッグサーバーですが、ラオニッチはフェデラーの山、チリッチはナダルの山ですから厳しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大活躍する10代たち

2017-06-29 23:35:44 | スポーツ
 藤井聡太四段の29連勝は将棋界にとっては羽生7冠以来の大きなニュースというか、村の中だけではなく外に向けて発信できたニュースでしたが、これほど話題性が高くなったのは何といっても彼がまだ14歳だということにあります。若い才能が一気に花開く様子は古今東西を問わずに人の心を魅了します。貴乃花も錦織圭も宮里藍も浅田真央もそうでした。

 そして今の日本には同じように10代で大活躍をしているスポーツ選手が一気に出てきました。18歳の陸上・サニブラウン・アブデル・ハキーム、17歳卓球・平野美宇、16歳水泳・池江璃花子、16歳サッカー・久保建英、14歳卓球・張本智和など、将来が楽しみなアスリートが続々と同時多発的に出現してきました。

 彼らの溢れる才能と年齢は、この先どこまで大きく成長するのか、どんな素晴らしい成功を達成するのかを我々に想像させ楽しませてくれます。何より素晴らしいのは彼らが若いだけに一緒に大きな夢を見ることができることです。まだ10代半ばでこのレベルなら、将来は日本人がまだ到達していないほどのレベルに達するのではないか、と。

 ちょうど錦織圭が出てきた時がそうでした。それまで我々は日本男子がグランドスラムで勝つことなど不可能だと思っていました。世界の50位以内に入れたら上出来、松岡修造のウィンブルドンベスト8は運に恵まれた奇跡だったと。ところが錦織は次々と結果を出してくれました。現時点では全米準優勝が最高ですが、いつか本当にグランドスラムで勝てるのではないかという夢を現実にしてくれそうな実力は備えています。

 サニブラウンの目標はいつか世界記録を更新することだそうです。まだ10秒すら切れない日本男子選手が世界記録なんて妄想でしかないと思っていましたが、急激に成長している彼ならもしかしたらと可能性を感じさせてくれます。これは20代の桐生やケンブリッジにはちょっと託せない夢です。

 2020年という具体的な目標があるからこそ、こうして一気に10代が出てきたんだろうと思います。ま、藤井くんは五輪に関係ないですけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治家と官僚の関係

2017-06-28 23:59:54 | 政治
 文科省の前事務次官である前川喜平氏が立ち上がって以降、どうやら文科省は「対安倍政権」の戦闘モードに入ったようです。と言っても前川氏のモットーである「面従腹背」戦法ですから、なかなか表立った戦闘にはなっていませんが、安倍政権にとってはかなり辛い戦いになるだろうと思います。何より安倍政権にとって怖いのは、この文科省との局地戦が他の省庁に広まって、政府と官僚機構の全面対決になることで、そうなったら政権は機能不全に陥ってもたないことは火を見るより明らかです。

 安倍政権が官僚に反感をもたれているのは、「内閣人事局」を作って官僚人事を握り、それを使って官僚を抑えつけたからでしょう。それも公明正大な納得性の高い施策を行うためならともかく、森友学園や加計学園、また女性ジャーナリストレイプ事件のように、安倍首相の「お友達」を厚遇するために「私的」に官僚を使っているのでは、官僚側に不満が溜まるのも当然です。

 小泉政権時代に官僚は「抵抗勢力」だとレッテルを貼られ、「政治主導」という名の下に現在のような官僚統治機構が作られたわけですが、それを安倍政権は悪用しているとしか考えられません。もし自分たちに恥じることがないのなら、逃げ回ることもなく「印象操作」だと妙な主張をすることもなく、堂々と証拠を示して反論すればいいのです。「文書が確認できない」「記憶にない」などと曖昧な誤魔化しばかりしているから、ますます疑惑が膨らみ支持率が下がるのです。

 かつて民主党政権が「事業仕分け」で官僚をこっぴどく叩いた時も同じようなことが起きましたが、本来政治家と官僚は戦うべきものではなく、協力して仕事を進めるパートナーのはずです。政治家が理念を提唱し、それを具体的に落とし込んで実行していくのが官僚のはず。日本でももっとも優秀な学生たちが官僚になっていくのに、そのせっかくの人材をうまく使いこなせない政治家は、それだけで国家に損失を与えています。ましてや自分の「お友達」のために彼らを使うなど公金横領と同じです。

 それにしても第1次安倍内閣では「お友達内閣」を作り、今回は「お友達」のために官僚に忖度をさせ、本当に安倍首相はお友達思いだなぁと感心します。もちろん、私人としては悪いことではないのですが、公人としては「李下に冠を正さず」を徹底していただきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恒例夏ドラマ展望

2017-06-27 23:38:57 | テレビ・芸能
 春ドラマは『小さな巨人』と『あなたのことはそれほど』、そしてテレ朝の警察ドラマ3本が視聴率2ケタをクリアしたようです。とは言え20%に迫るような作品はなく、相変わらず視聴率的には低調でした。ちなみに僕は視聴率はもっと低かったですが、月9『貴族探偵』が面白かったです。月9、相葉ちゃん主演ということで、ターゲットとドラマの内容がズレてしまったのが低迷の原因でしょうか。残念でした。

 さて、7月から始まる夏ドラマには掘り出し物があるでしょうか?まずフジ系月曜夜9時は『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』。人気医療ドラマの第3弾です。主演は変わらず山下智久。共演は新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛美、浅利陽介、有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信、椎名桔平ほか。主なキャストはそのままの続編なので固定ファンは見るかも知れませんが、ガッキー以外の主要キャストが以前より人気が落ちている割に新キャストも魅力が薄いことが懸念材料でしょう。

 フジ系火曜夜9時『僕たちがやりました』。イタズラで10人の死者を出し、事件の容疑者となってしまった高校生らの逃亡サスペンス。マンガが原作です。主演に窪田正孝、共演に永野芽郁、新田真剣佑、葉山奨之、間宮祥太郎、今野浩喜、川栄李奈、岡崎紗絵、板尾創路、榊原郁恵、水川あさみ、三浦翔平、古田新太ほか。これから伸びそうな若い俳優をまとめて見られるのは楽しいですが、さてうまくドラマ化できるかどうか。

 TBS系火曜夜10時『カンナさーん!』もマンガ原作。パワフル主婦の奮闘記ということで、主演になんと渡辺直美。かなり振り切ったキャスティングです。本当は誰か他に考えていたのに急遽ドタキャンされて渡辺になったのでしょうか?共演は要潤、斉藤由貴、トリンドル玲奈、山口紗弥加、工藤阿須加、じろう(シソンヌ)、川原瑛都、遠山俊也、朝加真由美ほか。なんだかあまり予算がない感じがするキャストですが、脚本がマギーなので、もしかしたら拾い物のコメディに仕上がっているかも。「逃げ恥」「カルテット」「あなそれ」とヒット連発の火10枠なのも期待値を上げます。

 日テレ系水曜夜10時『過保護のカホコ』はベテラン遊川和彦脚本の社会派ホームドラマ。世間知らずのお嬢様が社会に出て成長していくということで、主演は高畑充希。朝ドラ以来すっかり売れっ子になりました。共演は竹内涼真、黒木瞳、時任三郎、濱田マリ、平泉成、佐藤二朗、中島ひろ子、西岡徳馬、三田佳子ほか。あの遊川が脚本だけに一筋縄の展開ではないだろうと期待したいところです。

 テレ朝系木曜夜10時は『黒革の手帳』。松本清張の代表作5度目のドラマ化だそうです。もはや古典劇。主演は武井咲。銀座のママ役はちょっとまだ早いのではないかと思いますが、新境地開拓ということでしょうか。共演は江口洋介、仲里依紗、高嶋政伸、滝藤賢一、和田正人、内藤理沙、真矢ミキ、高畑淳子、奥田瑛二、伊東四朗ほか。さすがに清張ドラマらしくかなり気合の入った脇役陣です。

 フジ系木曜10時『セシルのもくろみ』は唯川恵原作小説のドラマ化。ファッション雑誌業界を舞台にした女性向けドラマ。主演に真木よう子、共演に吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、金子ノブアキ、佐藤江梨子、藤澤恵麻、長谷川京子、徳井義実、リリー・フランキーほか。アメリカのオシャレドラマも意識している感じがします。ファッション好きな女性には見どころの多いドラマになるかも。

 TBS系金曜夜10時『ハロー張りネズミ』。また随分と古いマンガを持ち出してきました。80年代に連載された弘兼憲史の人気作を今さらドラマ化。主演は瑛太、共演は森田剛、深田恭子、山口智子、中岡創一、片山萌美、蒼井優 、リリー・フランキーほか。リリーさん大忙し。ただ脚本・演出が「モテキ」の大根仁だけに、ゴールデンタイムに似合わないコアなドラマになったら面白いかも。

 日テレ系土曜夜10時『ウチの夫は仕事ができない』。土9が1時間遅い時間帯に枠移動。ジャニーズ枠なのは変わらず主演は錦戸亮。共演は松岡茉優、佐藤隆太、壇蜜、薮宏太、イモトアヤコ、江口のりこほか。タイトル通りのお仕事ホームコメディで渡辺千穂のオリジナル脚本。バラエティ感の強いキャスティングですが、さてどうなることか。

 TBS系日曜夜9時『ごめん、愛してる』は韓国ドラマをリメイクしたラブストーリー。主演に長瀬智也、共演は吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶ、大西礼芳、大智、山路和弘、草村礼子、六角精児、池脇千鶴、中村梅雀ほか。僕は興味が沸きませんが、韓流ドラマが好きな人にはハマるかも。

 フジ系日曜夜9時『警視庁いきもの係』は大倉崇裕の小説が原作の動物×刑事ドラマ。元鬼刑事と動物マニア女子が、現場に残された動物、ペットの様子から事件を解決していく異色のミステリー。主演は渡部篤郎、橋本環奈。共演は三浦翔平、石川恋、長谷川朝晴、清原翔、でんでん、寺島進、浅野温子ほか。イケメンと猫で女子受け狙いですが、橋本でオタク男性も狙っているのかも。

 日テレ系日曜夜10時30分『愛してたって、秘密はある』。主演は福士蒼汰。秋元康が手がけるラブ・ミステリー。共演は川口春奈、鈴木保奈美、賀来賢人、鈴木浩介、白洲迅、柄本時生、山本未來、堀部圭亮、岡江久美子、遠藤憲一ほか。うーん、見どころがが感じられないので、あまり視聴率が取れそうな気配がしません。

 最後に深夜枠から注目ドラマをひとつ。テレ東系金曜夜12時12分『下北沢ダイハード』。若手脚本家11人が送る下北沢で起きた人生最悪の一日」をテーマにした1話完結エピソードが展開されるパニック・コメディ集。古田新太と小池栄子は案内人として毎話登場するそうですが、毎回のゲストがなかなか凝ったキャストだけに面白くなるかも。

 と言うことで、今回は僕の好きなコメディタッチのドラマが多そうで楽しみです。『カンナさーん!』『過保護のカホコ』『ハロー張りネズミ』『ウチの夫は仕事ができない』『警視庁いきもの係』『下北沢ダイハード』あたりはチェックしてみようかと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発表会まで1週間

2017-06-26 23:59:48 | 音楽
 いよいよ発表会まで残り1週間を切りました。未だに何を着ていくか決まっていませんが、時間だけは刻々と過ぎていきます。今日はサックスでピアノ伴奏との合わせでした。伴奏はいつもMちゃん先生なので気心は知れたものです。事前に話もいろいろしていますし、ほぼ問題なく合わせ練習できました。

 サックスのS先生から言われることも今回はかなり難しくなってきています。以前の譜面通りに吹くことに四苦八苦していた頃と違って、常に表現的な問題を指摘をされます。今日も転調してから「音が窮屈になっている」から「もっと豊かに」と言われたのですが、僕は聞きながら「おー、これは音楽家に言う指摘だ」と感動していました。指摘されることのレベルが上がったなぁと。

 昔ならこんなことを言われてもチンプンカンプンと言うか、まず豊かな音というものがよくわからなかったし、実際にどう吹けば豊かになるのか見当もつきませんでした。今は演奏がそのレベルに達してきたからこそ指摘されているわけですから、まさに自分の成長の証です。サックスを習い始めて丸8年、ついにここまできました。

 もちろん、まだ豊かな音で吹くことがちゃんとできていないから指摘されているわけですし、さらに言えば「豊かな音」の奥はどこまでも深く、追究していっても切りがないわけですが、それでも少しは進歩したんだなぁと感慨深いものがあります。

 残り1週間でどこまで豊かな音で心地よい演奏をすることができるか、あまり時間はありませんが頑張りたいと思っています。それに発表会で終わりではなく、まだ先が続いているわけですし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田島登板は采配ミス

2017-06-25 23:48:20 | 野球
 ようやく波に乗ってきた中日は今日巨人を3タテできるはずでした。ドラ1ルーキーの柳が好投し、その後は岩瀬、そして又吉とつないで9回裏3-2とリード。僕は8回に2球しか投げなかった又吉を続投させると思いました。いまの中日でもっとも信頼できる投手は又吉です。先発と救援の両方でフル回転させられていますが、文句も言わずによく投げています。たった2球で降板させてはもったいないし、なにせ1点差ですから万一の延長に備えて良い投手は残しておかなければなりません。

 ところが9回のマウンドに上がったのは田島でした。クローザーの田島が最後に登場するのは確かに普通なら定石ではありますが、こと東京ドームは田島にとって鬼門です。昨年9月に1点リードの9回に逆転サヨナラ2ランホームランを浴び、さらにその5日後にも同点の10回にサヨナラ満塁ホームランを浴びています。そして今年の4月に阿部に逆転サヨナラ3ランを浴びました。東京ドームで投げるたびにサヨナラホームランを打たれているのです。

 そして一昨日も1点差の9回に登板して2死一、二塁のピンチを招きました。この時は左の亀井が代打で登場したので岩瀬がリリーフして事なきを得ましたが、あのまま田島が投げていたら多分またサヨナラ負けを喫していたのではないかと、テレビで見ていても思いました。

 東京ドームの直近4試合全て打たれているのに、ここでまた性懲りもなく田島を起用するのかと僕はベンチの采配に呆れました。案の定田島は2塁打、安打、四球、といきなり大ピンチを招きます。代打石川にサヨナラヒットを打たれて柳の勝利投手もチームの連勝もぶち壊してしまいました。

 もちろん打たれた田島が悪いのですが、でも見ていて「また打たれるんじゃないのか」と思っていた通りの結末ですから、これは何の手も打たなかった森監督の責任の方が大きいと思います。田島が出てきたら巨人は「打てる」と思ったのでしょう。そう感じさせるほど巨人のバッターはそれまでとは全く違う自信に満ちた表情をしていました。これで田島は東京ドームで5試合連続失敗です。もう東京ドームでは怖くて投げさせられません。

 ビシエドと平田を欠く中で巨人に2勝1敗と勝ち越したのは良かったですが、采配ミスでをチームの勢いを止めて、巨人にトドメを刺し損なってしまいました。強いチームはベンチのミスを選手がカバーしますが、まだまだ中日はその域には達していないようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男子100m決勝

2017-06-24 23:59:49 | スポーツ
 陸上日本選手権、注目の男子100m決勝。桐生、ケンブリッジ、山県、多田、サニブラウンと10秒0台の記録をもつ選手たちが並びました。日本の短距離にこれほど逸材が揃ったことは過去になかったと思います。しかも最年長の山県でもまだ25歳、サニブラウンはなんと18歳です。2020年はこのメンバーで最盛期になることでしょう。

 今日は日本人初の9秒台は残念ながら雨が降るコンディションなので難しいかもとは思いましたが、世界選手権の出場3枠を決める直接対決となったので、勝負の行方が注目されました。大会前は桐生とケンブリッジがもっとも注目を集めていて、直前に好記録をマークして一気に候補に入ってきたのが多田でした。山県は故障明けのレースだったので難しいかもと思われていました。

 大会に入って予選、準決勝とも自己新を更新して絶好調のサニブラウンが4強に割って入ってきました。スタートが得意な多田、トップスピードが速い桐生、後半追い上げるケンブリッジの3人が3枠の有力候補でしたが、サニブラウンの成長ぶりは侮れません。

 スタートから多田が飛び出したのは予想通りでしたが、サニブラウンがピッタリとついていました。前半の30mですでにサニブラウンのスピードが違います。この時点で勝負あった感がありました。後はサニブラウンがどんどん多田を引きはなし、3位争いをしていた桐生をケンブリッジが最後にかわして多田とほぼ同時にゴールに飛び込みました。

 1位サニブラウンは10秒05とまた自己新。多田が10秒16、ケンブリッジが10秒18と文句なしのトップ3でした。4位の桐生も4×100mリレーのメンバーには選ばれることでしょう。この4人で走るリレーはリオ五輪銀メダルの興奮を再現させてくれるだろうと今から期待が膨らみます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中日のオジサンパワー

2017-06-23 23:29:50 | 野球
 交流戦明けのプロ野球が再開しました。対戦は開幕と同じカード。中日は巨人に開幕3連敗して今季のスタートが最悪になってしまって浮上するのに時間がかかっただけに、この3連戦は借りを返さなくてはなりません。

 先発は巨人が菅野、中日がバルデス。もっとも信頼できるエース同士の投げ合い。予想通りの投手戦となりました。中日は4回に森野が2塁打を放ち、福田のタイムリーで1点を先制。それをバルデスが8回まで3安打の好投で守り切り9回守護神田島に継投。ところが田島が2死1、2塁のピンチを招き、巨人は代打に左の亀井を起用。ここでベンチは田島に代えて岩瀬を投入。ここを岩瀬がセカンドゴロに打ち取って完封リレーを完成させました。

 岩瀬はなんと3年ぶりのセーブ。今シーズンは田島の前のセットアッパーとして好投を続けてきましたが、ついにセーブを挙げるまでに復活しました。今後は相手打線によっては今日のような田島から岩瀬の継投も増えるかも知れません。通算セーブ記録を持つ岩瀬はセーブを挙げるたびに記録更新です。さらに岩瀬には通算最多登板のプロ野球記録更新も今季かかっていますから、体調を崩さず故障をせずに年間を通して投げ続けてほしいものです。

 それにしても今日の中日はベテラン勢の活躍が目立ちました。勝利投手のバルデス39歳、セーブの岩瀬42歳、決勝のベースを踏んだ森野38歳、そして最後のセカンドゴロを華麗に捌いた荒木39歳。アラフォーのオジサンたちが大活躍して巨人に競り勝ち、巨人を抜いて4位に浮上しました。

 もちろん若い選手がガンガン出てきて活躍するチームが羨ましくもありますが、オジサンが頑張っているチームも、それはそれなりに応援したくなります。これから夏場はきついと思いますが、若者に負けじと戦ってほしいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若者は大変、なのか。

2017-06-22 23:35:33 | 時事
 世の中の流れを見ていると、今の若者は大変だなぁと思ってしまいます。政治も経済も先行きが不透明で、未来への明るい希望が少ないからです。わかりやすく大変な少子高齢化とか人口減少とか年金問題とか環境破壊とかだけでも溜息が出てしまうのに、例えばロボット化でなくなる仕事、みたいな話がよく出てきますが、これも酷い話です。

 これからは単純作業はロボットがやるとか、付加価値を生み出さない仕事はロボットが、とか言いますが、そうは言っても誰も彼もが付加価値を生み出すようなクリエーティブでグローバルな仕事に携われるわけはないのであって、考えるのは苦手、コンピュータも嫌い、英語も話せない、体力勝負で、という人はかなりの割合で存在するわけです。

 そういう人たちはロボットに仕事を奪われたらどうするんだと。ロボットが代わりに仕事をしてくれるので人間は遊んで暮らせるんだぜ、というのが僕たちが子どもだった昭和の夢物語。今ではロボットに仕事を奪われたらそのまま貧困の海に沈んでいくということは誰にだってわかります。ロボットが生み出した価値はロボットを持っている人が享受するのであって、ロボットにとって代わられた人には何も回ってはきません。

 世界各国で独裁的な指導者が登場してきていて、日本も例外ではありません。手間がかかるし面倒くさい民主主義はすっかり流行らないものになってしまいました。独裁的な指導者は国民を監視して恫喝して従わせていきます。ごく内輪の人間だけで権益を独占します。文句を言う人間は潰されます。今の日本を見ているとそういう社会が着々と近づいてきています。

 こんな世の中、これからの若者は大変だな、生き辛いよなぁと同情してしまいます。でも、もしかしたらそれはカオスで無茶苦茶で、何がどうなるかわからないけれど、きっと未来は明るく楽しいと無邪気に信じていた時代に育った僕たちだからそう感じるだけなのかも知れません。若者は適応能力が高い生き物ですから、変われない中高年からすると大変そうでも、若者には「そんなもの」程度にしか感じていない可能性もあります。

 そうか、そうすると本当に生き辛いのは、これから老人になっていく我々世代なのかも。今の老人は裕福ですが、我々は年金も貰えないし、70歳まで働けとか言われるし、時代に適合するには年を取っているし、このまま下流老人への道に真っ逆さまというのだけは避けたいなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

演奏する時のファッション

2017-06-21 23:38:04 | 音楽
 毎回のことですが、発表会の時にどんな服を着るかでいつも悩みます。今回はホールでのクラシック系発表会なので基本的にはキレイめのファッションとなるのですが、7月なのであまりきちっとした服を着ていくと暑いのです。

 季節があと1ヶ月早ければスーツでもジャケパンでも良いのですが、7月にはちょっと暑い。暑いと汗をかいて指が滑るので演奏に支障をきたします。これまではジャケットを着るなら中はTシャツ、もしくはジャケットなしでシャツを着ていくという感じでした。

 問題は最近まったく服を新しく買っていないことです。前にも書きましたが、部署を異動になってからはカジュアルウエアがほぼ不要になっていて、仕事ではきちんとしたビジネスウエアだし、休日はほぼテニスウエアです。異動する前にたくさん買ったカジュアルはかなり処分しましたが、気に入っているものだけ残してあって、それを発表会で順番に着ているのでバリエーションがなくなってきてしまいました。

 と言うことで、久しぶりに服でも買ってみようかなぁと考えていますが、夏のセールが始まるのが7月から。そして発表会は7月2日。間に合わなくはないですが、さすがにギリギリ過ぎます。かと言って安くなることがわかっているのに高い値段で買うのもイヤですし、結局迷ったまま昔の服を引っ張り出して着ることになってしまいそうです。せめてTシャツくらいユニクロで買ってこようかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする