幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

フォアボレーの改良1年

2022-08-31 23:37:27 | テニス
 数年がかりのサービスの改良がかなり進み、昨日も書いたように今や最大の問題は頑張り過ぎると腰痛になることなので、かつての江川卓の投球のようにいかに手を抜いて全力を出さずに、そこそこのサービスを打つかに関心が変わりつつあります。今日セカンドサーブをしっかり振って打ってみたら入ったは入ったものの、セカンドまで頑張るとますます腰がヤバいことも実感してしまいました。試合でサービスを打つ本数を減らすためにもファーストを入れることが何より大事だと改めて思っています。

 で、次なる技術改良はフォアボレーです。と言っても、すでに昨年秋から取り組んでいるので早くも改良歴1年。長年の癖を直すにはこちらも数年かかると覚悟して臨んでいます。僕のフォアボレーの悪い癖は手首が寝てしまい、ラケットを引いて後ろから前へスイングして打とうとすることです。緩いボールならこの打ち方でも何とかなりますが、速いボールに対しては遅れてフレームショットするか、ちゃんと当たっても長くなってアウトすることが多いです。またラケットが寝ているとアングルボレーが打ちにくく、角度をつけようとしてさらに振ってしまうという悪循環が起きます。

 こういうボレーをする人はサークルにもそこそこいます。多くはレベルの低い中でずっとテニスをしていたために、このボレーでも対応できてしまい直すチャンスがなかった人か、シングルスプレーヤーでボレーをあまりせずにストローク練習ばかりしてきたような人です。ストロークを打っているうちはバレませんが、レベルが高いダブルスに入ってネットにつくと途端にスピードについていけずボレーミスを連発して凹むことになります。まあ単に老化で目がついていかないのでボレーが当たらないという事情もありますが。

 僕のボレーの矯正ポイントは手首を曲げてラケットを立てて構え、あとは素早く打点に合わせることです。後ろから前に振らずにヒットする時にしっかり握りこむこと。速いボールはこれで返せるし、遅いボールならラケットを振らずに足を送って力を加えます。ただ、言うは易く行うは難し。これまでと構え方から打ち方まで違ってくるので、悪い癖がどこかに残っただけでバラバラになってミスヒットします。いろいろなポイントを意識しながら繰り返し練習して体に覚えさせるしかありませんが、考えることが多いのでどうしても反応も遅くなりミスが出ます。今はボレー練習ならできる時もそこそこありますが、試合中に無意識にできるようになるまでにどれだけ時間がかかることやら。

 基本が大事、基礎練習が大事というのは、初級者のうちはわかりませんが、こうして長年テニスをしてくると自分の弱点がわかってきて実感できるようになります。年齢的にテニスできる残り時間が少なくなってきているので、できたらあまり何年もかけずに修正していきたいと思っていますが、果たして。
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頑張ると腰が痛くなる

2022-08-30 23:57:31 | テニス
 還暦を過ぎると老化を感じることも多々ありますが、特に回復力の衰えは顕著です。小さな擦り傷ひとつでも若い頃なら2日もあれば治ったのに、今では1週間以上かかります。一度痛めたところはずっと痛いし、少し休んで痛みが和らいでもすぐにまた再発します。アキレス腱の痛みは完全に常態化していますが、腰痛も定期的に繰り返しやってくるようになりました。テニスする時に腰のサポーターは必須アイテムです。

 特に腰痛が悪化するのはサービスです。数年かかっているサービスの改良はそれなりに自分でも手応えがあって、以前よりは随分マシになってきたと思うのですが、調子が良い時に限って腰が痛くなります。これは調子が良いからこそ調子に乗ってガンガン打つためですが、そうするとほぼ100%の確率で翌日から「イテテテ」となります。そんな時に在宅勤務で長時間椅子に座っていると、立ち上がる時に痛くて大変です。トイレに行くにも腰を曲げたままヨタヨタと歩いています。

 なので腰が固まってしまわないように、ちょこちょこと動いて軽いストレッチをして筋肉をほぐすことが必要なのですが、仕事も調子の良い時に集中してバーッとやりたいので、なかなか「ちょこちょこ」ができません。とは言え、アキレス腱も同様な状態なので、よくよく気をつけてなるべく15分ごとに椅子から立ち上がって動いてほぐすようにはしています。

 結局、仕事もテニスも、さらにはサックスやピアノの練習も頑張り過ぎないで「適当」にやることが大事ということになります。これはこれで難しいんですけど、体の声をちゃんと聴きながらうまくやっていくしかありません。完全にダメになってしまわないように「騙し騙し」です。

 
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豆柴の夏バテ

2022-08-29 23:59:49 | ペット
 4歳になったうちの豆柴「こよみ」ですが、最近ちょっと元気がありません。いつもゴロゴロとしていて食事も1日1回。とにかく暑さに参っているように感じます。散歩に行ってもすぐに日陰に座り込んで動こうとしません。連れて行く方も暑いのはイヤなので気温の高い時間帯には行かないのですが、そもそも名古屋の夏は夜になってもあまり気温が下がらないので人も犬も散歩するには厳しいです。

 食欲がないので体重が落ちました。4月29日が誕生日なので毎月29日に体重を計っているのですが、これまで8.2kgだったのに7.8kgでした。今日は予防接種のために獣医に連れて行って計測したのですが、いつもより少ないので家に帰ってから家の体重計で改めて計っても一緒でしたから間違いありません。食事が減れば痩せるのは当然ですし、ちょっと最近腰回りがふっくらしてきていたので少しくらい痩せた方が良いのかも知れませんが、さすがに一気に400gも減ると心配になります。

 ネットで犬の夏バテを調べても、それほど目から鱗の話が書いてあるわけではないので、涼しい部屋で過ごせるようにするとともに、水分補給に気を遣って秋が来るまでもう少し待つしかなさそうです。
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全米オープンドロー

2022-08-28 23:44:27 | テニス
 いよいよ今年最後のグランドスラム全米オープンが始まります。ただ今大会はわかっていたこととは言え、かなり役者に欠けてしまいました。まず大本命のジョコビッチがワクチン未接種のため欠場。そしてズべレフも全仏での怪我が未だに癒えず欠場です。錦織は復帰が全米に間に合わず、フェデラーもいません。なんとも盛り上がりません。

 こうなると本命はやはり第1シードのメドベージェフとなります。ウィンブルドンは参加できなかったので、この全米に向けて調整してきているでしょうし、昨年に続く連覇の可能性も高いと思われます。メドベージェフの山には第6シードのオジェアリアシムが入りました。また4回戦では今年覚醒したかのように絶好調のキリオスがいます。この2人と連続で対戦するとなると、かなり消耗させられますから大本命と言えども全く油断はできません。

 対抗となる第2シードはナダルです。実力的には十分ですが敵は怪我でしょう。体調が万全でなくともナダルは何とかしてきましたが、年齢が年齢だけにどこまで気力でカバーできるものなのか心配です。幸いなことに今回はドローに恵まれた感があります。準々決勝でノリーとルブレフの勝者と当たりますが、それまでは順当に勝ち上がれそうです。

 第3シードのアルカラスはちょっと厳しい山になりました。3回戦で直前のマスターズ1000シンシナティで優勝したチョリッチと当たります。好調さを持続して乗り込んでくる選手と早いラウンドで当たるのは不運です。さらに4回戦チリッチ、準々決勝シナー、準決勝でナダルとなりますから上位シード選手の中ではもっとも厳しいドローになりました。

 第4シードのチチパスは安定していますが爆発力がありません。すっかり脇役が板についてきた感じがしますので、ここらで大きな花火を上げたいところです。4回戦でベレッティーニ、準々決勝でルードとこちらも強敵揃いです。チチパスの山にはノーシードのマレーとバブリンカもいます。好調な西岡良仁も勝ち上がれば3回戦でチチパスと対戦になります。見どころが多い山だとも言えそうです。

 女子はやはりシフィオンテクが本命でしょう。今大会が最後となるセリーナ・ウィリアムズがどこまで勝ち上がれるでしょうか。2回戦で第2シードのコンタベントと当たります。まだ復調には遠い大坂なおみに多くを期待できないと思いますが、相性が良い全米ですし復活の兆しが見られると良いのですが。なにせ日本人選手のシングルス出場は西岡、大坂とダニエル太郎の3人しかいません。すっかり低迷期に入ってしまいました。

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ブラタモリと境港のナゾ

2022-08-27 23:58:02 | テレビ・芸能
 今夜の「ブラタモリ」は境港と米子でした。僕は9年前に山陰に家族でドライブ旅行に行った際に、境港で水木しげるロードを観光して米子の皆生温泉に泊まりました。翌日は「ベタ踏み坂」で知られる江島大橋を渡って松江に向かいました。その時にいろいろと不思議に思ったことが、今回のブラタモリでいくつも解明されて、かなりスッキリしました。

 まず思っていたのが境港と米子の広々とした平地と、ベタ踏み坂で上った先にある島根半島の山との対比。なぜ山地と平地が狭い海を挟んで向かい合っているのか、また境港から米子にかけて大きな川もないのに真っ平な土地があるのか不思議に思ったのです。ブラタモリで説明されたがの島根半島はプレートによって作られた断層で、境港から米子は砂州だということでした。あんな広い砂州があるとは驚きでした。砂州と言えば天橋立のようなものを思い浮かべてしまいますが、境港と米子はかなり広大です。

 しかも境港は昔は島で、砂州で繋がったと知ってまたびっくり。境港から米子というのは特に市境になりそうな川とか丘ともなく不思議に思ったのですが、まさか元は島だったのかと。そしてそんな広い砂州を作った大量の砂が山地にあった「たたら製鉄場」から流された砂だと聞いてさらに驚きました。「たたら場」と言えば「もののけ姫」です。あの映画のたたら場のモデルは島根にあるということは知っていましたが、山陰地方の山間にいくつものたたら場があったということと結びついて、さらにびっくりです。

 そして皆生温泉。ホテルの窓から海を眺めた時に不思議なビーチの形をしているなと思ったのです。泳ぎはしませんでしたが、ビーチの先に離岸堤があって、そこに向かって砂浜が延びていました。離岸堤は実はたたら製鉄が明治後期になって衰退したために砂の量が減って砂浜が侵食されるのを防ぐために作られたもので、離岸堤に延びる砂浜が実は「トンボロ」だったということです。トンボロと言えば堂ヶ島とかエンジェルロードなどが有名ですが、島に向かって延びている砂の道です。あれと同じものだったのかと。

 そしてさらに番組では島根半島が巨大な離岸堤の役割をしていて、境港・米子の砂州がトンボロだという説明もしていました。もう「なるほど」の嵐です。あの山陰旅行の時にいろいろと感じた違和感が、ブラタモリで一気に解決してしまいました。相変わらず素晴らしい番組です。

 
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パワーかテクニックか

2022-08-26 23:12:07 | テニス
 テニスプレーヤーにはパワーで押していくタイプとテクニックで勝負するタイプがいます。パワー系の選手は概して大柄で、小技はあまり使わずに力で相手を圧倒していくプレイスタイルで、安定感に欠けるものの調子に乗ると手がつけられません。テクニック系はタッチに優れているので、コントロール良く回転をかけたり前後左右に揺さぶったりして駆け引き上手です。プレーに爆発力はありませんが、粘り強く安定していることが多いです。大坂なおみは典型的なパワー系で、錦織圭は典型的なテクニック系です。

 我々のような一般プレーヤーでも、下手なりにどちらかの傾向がみられます。自分がどちらのプレーが好きかということもありますが、持って生まれた身体的な特徴から、好むと好まざるとに関わらずどちらかに寄っていくのは仕方のないところです。僕のテニスは明らかにテクニック系で、これはテニスだけではなく他のスポーツでも同じです。野球でもサッカーでもバスケでも柔道でも、何をやっても「いぶし銀」「業師」の職人的なプレースタイルを目指してしまいます。

 そうなった原因は早生まれのせいか子どもの頃に小柄だったことにあります。小学校に入学した時にはクラスで1番か2番に小さく、小学校時代は卒業するまで常に小柄な方で6年生の時でも138センチしかありませんでした。中学生になってから一気に身長が伸び、高校入学時には170センチを超えて人並みになり、さらに柔道部で鍛えたせいで筋肉もがっつりつきましたが、12歳までに身につけた小さいなりに大柄な子に対抗するやり方が完全に習い性になってしまいました。

 20~30代の頃は「筋力があるんだからもっと思い切り振ったら」と先輩からアドバイスされていましたが、性格的にエースとエラーが紙一重みたいなギャンブルテニスは全く性に合わなかったので全然そういう気にはなれませんでした。あくまでも6割程度の力できちんとボールをコントロールして、相手の裏をかいて省エネで勝つテニスが好みでした。とは言え、レベルが上がってくるとそうそう相手もミスをしてくれない上に、甘いボールは叩き込まれるようになります。そうなると自分でもある程度は相手を押し込んでいけるようなボールの必要性も感じてきたので、ようやくアラフィフになって普通とは逆により力強いテニスを目指して改良を重ねるようになりました。

 自分のテニスは少しずつ方向転換をしていても、ファンとして応援するならやはり神業を連発するテクニシャンなプレーヤーが好きです。だからフェデラーも錦織もツアーにいない今は見ていてもいまひとつ盛り上がれません。40歳を過ぎたフェデラーはもう仕方ないにしても、まだ30代前半の錦織は何とか復活してほしいと強く願っています。

 
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クイズ甲子園に20歳はズルいのか

2022-08-25 23:59:31 | クイズ
 昨日の「東大王」は「クイズ甲子園2022」の生放送でした。10校11チームの戦いを勝ち上がって決勝に残ったのは県立浦和、栄東、松江高専の3校。連覇を狙う栄東が本命かと思って見ていましたが、松江高専が競り勝ち見事に優勝しました。ハイレベルな戦いで見応えがありました。松江高専はその後に東大王チームとのスペシャルマッチもあり、こちらも大接戦。最後は東大王がギリギリで勝ちましたが、その実力は大学のクイズ研トップクラスにもひけをとらないことを証明して見せました。

 ただネット上では優勝した松江高専に対して「ズルい」という批判が上がったようです。と言うのも、高専ですから5年生は20歳。他のチームは18歳以下なのに2学年上だから強いのは当たり前という声が出たのです。これは難しいところです。確かに10代後半の2歳の差は大きいと思います。学力であってもスポーツであっても、2年経てば確実に向上します。これが我々のような60代なら2歳差は2年分だけ老化しているので逆ハンデとなりますが。

 なのでネットの意見もわからないではないですが、主催者側がルール的に認めている以上、それを「ズルい」と言って松江高専の生徒を批判するのは間違っています。彼らはちゃんと参加を認められて出ているのですから、ズルくもなんともありません。むしろ2歳年上で勝って当たり前のプレッシャーをはねのけてよくぞ優勝したと思います。

 ただテレビ局はそういう批判が起きることをもっと事前に検討して配慮すべきでした。参加者は学生です。くれぐれも彼らが傷つくことがないようにきちんと対応すべきです。ちなみに「甲子園」と銘打っていますが、実際の高校野球は年齢制限があって20歳は出られません。インターハイも同様です。そう考えると「クイズ甲子園」も高専生は18歳以下に参加資格を制限することも来年以降はありかも知れません。もし来年も「東大王」が続いていたらですけど。

 
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落合博満が選ぶ歴代ベスト9

2022-08-24 23:40:35 | 野球
 YouTubeのプロ野球チャンネルではいろいろな人が、それぞれの歴代ベストナインを選ぶ企画が人気です。大抵は自分が一緒にプレイした人から選ぶので、パ・リーグで活躍していた人はパ・リーグ中心になるし、若い人は現役に近い選手を選び、昭和の大選手はやはり昭和の選手を選びます。まあ見たこともない選手を歴代最高と言うのは難しい面もあるのは重々承知ですが、だからと言って金田、長嶋、王、野村、福本などを除いた歴代ベストナインは何だかなぁといつも思っていました。もちろん「平成以降」とか「2000年代」とか限定しているなら仕方ないですけど。

 そんな中、落合が自分の「オレ流チャンネル」で歴代ベストナインを発表しました。投手・金田正一、捕手・野村克也、一塁手・王貞治、二塁手・高木守道、三塁手・長嶋茂雄、遊撃手・松井稼頭央、左翼手・張本勲、中堅手・福本豊、右翼手・イチロー、指名打者・門田博光。もうこれぞザ・ベストナイン、というド定番でド真ん中の選択に思わず拍手したくなりました。

 落合の基準は「記録」です。それもシーズン成績ではなく生涯成績。そしてかなり優先しているのが「試合数」。わかりやすいしブレがありません。プロ野球選手は試合に出続けて、そこで比類なき活躍してナンボであるという徹底した評価基準がありました。僕も子どもの頃からこの歴代ベストナインを考えるのが好きですが、完全に一致しています。昭和の頃はまだ活躍していなかった松井稼頭央の代わりに吉田義男、イチローの代わりに若松勉だったくらいでしょうか。それ以外は日本プロ野球界不動のメンバーです。

 コメント欄には若い人からだと思われる「現役時代に対戦した人のベストナイン」を求める声がいくつも上がっていましたが、金田だ野村だ長嶋だと言われても生まれる前の選手なんか見たことないし、という気になるのはわかりますが、僕は上記の選手は全て現役時代を知っているだけに納得しかありません。僕より年上の落合がこうしたメンバーをずっと選んでいるのは当然ですし、ここに割って入ってきた松井とイチローは素晴らしいとも思います。強いて言えばさらに前の世代である沢村、スタルヒン、別所、川上、大下などは時代もあって入れようがないなぁというくらいです。

 もちろんパーソナルベストを出した時のシーズン成績を比べて歴代ベストナインを選ぶならいろいろと違ってくるでしょう。ただプロというのは長年コンスタントに試合に出て活躍を続けることが何より一番大切で、だからこそ好き嫌いとか記憶に残るとか関係なく、記録を基準に選ぶんだという落合の主張はまさに正論です。また落合自身がベストナインに入れないのは二塁手、三塁手、一塁手をやったからで、どこにも自分は入れないというのもわかります。指名打者は指名打者をやった人から選ぶということで門田を選ぶのも落合らしいです。

 ただ例えば1試合だけとか短期決戦で勝つためのベストオーダーを落合が監督の立場で組むとなったら話は別かも知れません。守備に不安のある張本を外して秋山を入れるとか、福本とイチローはトップバッターとして被るからセンターは松井秀喜にするとか、左バッターが多いから左右のバランスを考えてDHは門田ではなく落合が入るとか、DHなしのルールなら大谷翔平を先発させるとか、いっそ二遊間は守備の連係を考えてアライバにするとか。チームとしてより機能させることも考えるとまた面白い気がします。
 
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初めてのiPhone

2022-08-23 23:39:14 | ネット・PC
 会社の携帯が5年も使って通話やアプリの動作に不具合が生じてきたので、新しい機種に交換してもらいました。社用携帯もガラケーの頃から数えてすでに何代目になるのかわかりませんが、今回初めてiPhone、それも13になりました。これまではソニーのXperiaで、僕の個人携帯と同じ機種だったので使い勝手が良かったのですが、会社の方針なのかandroidはやめてiPhoneに一本化するようです。IT部としては両方のOSをサポートするのが大変だからでしょう。

 個人携帯はずっとandroidなのでiPhoneを持つのは初めてです。と言っても娘も妻もiPhoneなので、それほど戸惑うことはないだろうと思っていたのですが、ホームボタンがない13はちょっと勝手が違いました。しかも本体だけポンと渡されて初期設定のマニュアルのURLを教えられただけなので、なかなか不親切です。5年も使い込んでいたこれまでのXperia並みにカスタマイズしようとしても、やはり勝手が違うので手間がかかって仕方ありません。

 とは言え、iPhoneの解説本を購入するのも何となく癪ですし、ネットで記事をいちいち探すのも面倒くさいし、と思っていたら、Kindle Unlimitedで無料で読める「iPhone完全マニュアル2022」という解説本がありました。最新のiOS 15にも完全対応しています。ムック本なら1210円、これが無料なのはありがたいです。早速ダウンロードして、いくつか手間取っていた設定を済ませることができました。

 社用携帯のため、ゲームアプリとかはインストールしませんが、さすがにアプリもサクサク動くし、カメラも5年前のXperiaとは比べ物にならないくらいに高性能です。せっかくなのでもう少し解説本を読み込んで、いろいろ知らない最先端の機能を使ってみようと思います。新しいガジェットはいつでも楽しいものです。
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東北に初めて優勝旗

2022-08-22 23:27:32 | 野球
 仙台育英が下関国際を破って初優勝しました。東北に春夏を通じて初めての優勝旗が渡った、ということで、大いに話題になっています。なにせこれまで春夏合わせて12回も決勝に進みながら優勝できなかった東北勢です。僕は1969年青森の三沢が決勝延長再試合の末に負けた時から高校野球の記憶がありますから、「13度目の正直」には本当にここまでくるのに長かったなと思います。

 この間には三沢の太田だけではなく、東北のダルビッシュや花巻東の菊池、大谷など、とんでもない高校生エースが何人もいました。実力的にはいつ優勝してもおかしくはなかったのです。かつて沖縄代表がなかなか優勝できませんでしたが、一度沖縄尚学が優勝してからは沖縄勢は春3回夏1回優勝しています。同じように東北勢もこれからはきっと何回も優勝できるのではないかと思います。

 決勝で負けはしたものの、大阪桐蔭と近江という春の優勝準優勝校を連破した下関国際も今大会を盛り上げてくれました。仙台育英に比べて伝統も経験も少ないのに、大健闘でした。かつては県大会で1回戦負け続きの弱小校だったというのに、2017年に甲子園初出場して以来、近年どんどん強くなってきているのですから、もちろん指導者が素晴らしいのだろうと思いますが、高校生の可能性は大人が思うよりもはるかに大きいものだということも改めて感じさせます。

 ここのところ近畿地方ばかりが地の利を生かして強いという印象の高校野球でしたが、今大会の結果を見てこれまで優勝旗を持ち帰っていない県の高校が、自分たちもできるぞと思って来年以降に活躍してくれたら良いのになと思います。

 
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