幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

早々と発表会の選曲

2017-01-31 23:59:01 | 音楽
 まだ今度の発表会まで1ヵ月以上あるのに、すでに7月の発表会の曲選びを考えています。どうも3ヵ月以上も同じ曲を練習していると、ちょっと飽きてしまうみたいです。それだけやっていれば9割がた出来上がっていますし、後は完成度を高めていくだけになるので刺激が足りないというのもあります。

 それと3月の発表会から7月の発表会まで4ヵ月しか練習期間がありません。サックスはそれだけあれば何とか仕上げられますが、ピアノは時間が足りません。僕の場合はピアノを仕上げるには半年近くかかるので、今から準備を始めておかないと間に合わないということもあります。

 で、余裕のあるサックスはS先生から「転調のある曲」という指定がありました。少しでも難しい曲にチャレンジさせたいということです。過去にも転調する曲は何回もやりましたが、そのたびに苦労をしました。7月の発表会ではピアノ伴奏だけのソロ演奏なので、僕としてはゆったりとして綺麗なバラードにしたいので、「懐メロ」「ヒット曲」「女性ボーカル」という条件で、いろいろと楽譜を見ながら転調のある曲を探しました。

 結局「これかな」と決めたのが松田聖子『瑠璃色の地球』。美しいバラードです。聖子が大人になってからの曲なので、若い頃の幼いイメージもありません。途中で転調もきっちりします。しかもアルトサックスのキーだとフラット系からシャープ系に転調するので、先生が求める難しい曲にぴったりです。まずはピアノ譜をアルトサックス用に移調するところから始めますが、サックスの場合はまだ時間的に余裕があるので、曲さえ決まればゆっくり始められます。

 問題はピアノ。今回に続き次も弾き語りに挑戦したいと考えています。1回でやめてしまうと、せっかく掴みかけた弾きながら歌う感覚を忘れてしまいそうなので、もう一度挑戦してみます。ただ曲選びがかなり難しいです。ピアノ弾き語りに合う曲で、伴奏が簡単な楽譜があって、歌を知っていて歌の練習期間が短くて済んで、歌のキーが合う曲。いくつも楽譜を見て悩んでピアノのMちゃん先生にもあれこれ相談して。

 なんだかんだで決まったのがゆずの『栄光の架け橋』。キーが合うわけがないと思ったのですが、原曲のキーはとんでもなく高いのですが、これを一気に下げてCにすると歌いやすい弾きやすい曲になりました。今回の『TSUNAMI』もCに移調したので、同じように『栄光の架け橋』もCに移調しちゃおうということです。サックスに続きピアノの方も移調する作業をしなくてはなりませんが、これもまた勉強。何とか2月中に楽譜を完成させて3月には練習に入れるようにしたいと思っています。
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錦織のグランドスラム制覇のために

2017-01-30 23:38:46 | テニス
 全豪が終わってしばらくテニスツアーは小休止になります。大きな大会は3月のインディアンウェルズとマイアミのマスターズ1000です。4月からはヨーロッパのクレーシーズンに入って6月の全仏となります。錦織がグランドスラムを制するなら一番チャンスがあるのはやはり相性が良い全米でしょうが、全仏も最近のクレーコートに対する適応具合を見るとチャンスはあるのではないかと思います。

 フェデラーとナダルが復活したことで、今年も錦織にとってグランドスラム制覇は高い壁ではありますが、可能性がないとも思えません。今回の全豪だって優勝したフェデラーとファイナルセットまでもつれこむ接戦を演じたのですから、ちょっとした運ときっかけさえあれば十分タイトルは狙えるはず。テニスの技術的なことはとりあえず置いておいて、ドローについて考えてみます。

 今回の全豪でも錦織のドローはかなり厳しい方だったことは明らかです。もちろん「運」がないということもありますが、シードが5番目だったことも響きました。実は錦織はトップ10に定着した2015年以降のグランドスラム9大会のうち実に6大会が第5シードで、第4シードは1回しかありません。やはり優勝を狙うならドローが楽になる第4シードまでに入っておきたいところです。ですから全仏までにランキングを5位から4位に上げなければなりません。

 全豪後のランキングは1位マレー、2位ジョコビッチ、3位と4位が入れ替わってワウリンカ、ラオニッチの順になり5位錦織、そして6位にナダルが上がってきました。4位のラオニッチ4930ポイント、5位錦織4830ポイントです。わずか100ポイントの僅差ですから、ちょっとした成績の差で逆転できます。そのためには錦織は出場するマスターズ1000の大会での安定した上位進出が必要ですし、できることならどこかで優勝して1000ポイントを獲得したいところです。

 と言うのも、昨年の錦織は全豪後のアメリカシリーズから4月以降のクレーシーズンまでずっと安定した成績を残していたので、失効するポイントも大きいのです。ただマスターズ1000での優勝はありませんでしたから、がっつり稼ぐならそこしかありません。それにグランドスラムを狙う以上、まずマスターズ1000をそろそろ取っておきたいところです。チャンスは昨年準優勝した3月の地元マイアミか、最近3年連続でベスト4以上のマドリードあたり。ここで一発優勝できれば全仏で第4シードに入れそうな気がします。

 後はドロー運です。全仏でとにかくジョコビッチとナダルとは違う山に入ること。この2人にワウリンカも含めた3人が決勝前までにボトムハーフで潰し合ってくれれば、もう片方のトップハーフで錦織はマレーと準決勝で対戦となりますから、決勝まで勝ち上がることは十分可能です。まあそんなにうまくいくことは少ないかも知れませんが、でもそういう運が味方しないとなかなかグランドスラムは取れないものでしょうし。

 
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再始動した伝説

2017-01-29 23:11:10 | テニス
 全豪男子シングルス決勝。フェデラー対ナダル。史上最高の選手同士による「レジェンド決戦」。しかも2人とも故障から復帰しての決勝進出。これほどワクワクするカードはありません。

 1セット目はお互いに様子見のような展開でした。相手がどこまで復活しているのか、長年のライバルであり親友だけに探り合っているように見えました。ちょっとした隙をついて先にフェデラーがブレイクして先行、1セット目を取りました。先行逃げ切り型のフェデラーとしては良い立ち上がりです。

 2セット目はいつもの2人の試合展開になってきました。すなわちナダルがフェデラーのバックに強烈なトップスピンのフォアハンドを集め始めたのです。2008年頃の2人です。これをやられると片手バックのフェデラーが苦しくなってミスをし始めます。一気にナダルが2つブレイクをしてリード。ただフェデラーがセット終盤で1つブレイクバックをしました。これが次のセットに生きてきます。2セット目ナダルが取ってタイ。

 3セット目はフェデラーが一気に攻めかかります。より速い展開に持ち込んでどんどん攻めてナダルを防戦一方に追い込みます。ナダルに得意のカウンターショットを打たせないほど速い攻撃は2006年頃のフェデラーです。小気味よくポンポンとポイントを取っていくフェデラー。完璧な王者のテニスで楽々と3セット目を取り再びリードしました。

 4セット目はまたナダルのペースに。フェデラーが3セット目同様に速い攻撃テニスで攻めかかりますが、ミスが極端に増えました。決めにいくフォアハンドやボレーでミスを重ねる姿は2010年ごろのフェデラーでした。あの頃からフェデラーのミスが目立つようになりましたが、4セット目のフェデラーはまさにエースよりエラーが目立つ当時の姿でした。ナダルが4セット目を取って再びタイに戻してファイナルセットへ。

 ファイナルセットにもつれ込めばナダル有利というのは、今も昔もこの2人の対戦では変わりません。やはり先にブレイクしたのはナダル。こうなるともうフェデラーは万事休すかと思われました。しかし、2017年のフェデラーは違いました。ナダルのサービスゲームで毎回ブレイクポイントを握ります。簡単にはナダルにキープをさせません。その執念がついに実って、2回続けてブレイクに成功します。優勝がかかった9ゲーム目を何とかもぎ取ってフェデラーが勝利。奇跡の復活優勝です。

 素晴らしい試合でした。「生ける伝説」である2人の歴史がそのまま詰まったような決勝戦。勝ったフェデラーだけではなく負けたナダルも見事な復活劇。伝説は再び動き始めたのです。この2人が戻ってきた2017年のテニス界は実に面白くなりそうです。
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少しずつ見えてきている

2017-01-28 23:43:15 | 健康・ダイエット
 左目の斜視の手術から3週間が経過しました。医師の話では1ヶ月がひとつの目安だったので、もう少しの我慢です。1ヶ月経てば洗顔もできるし、頭も普通に洗えるようになります。点眼薬もやめても良くて、コンタクトも入れて良いと言うことでした。ただ目の違和感と赤いのは数ヶ月かかるということだったので、1ヶ月ではまだ完全に治ったとは言えないのでしょうが。

 一番気になっているのは両眼視で、無理なく意識せずにできるかどうかですが、正面のものを見るのはかなり慣れてきました。あまり両眼視を意識しないでも自然に焦点を合わせて見ることができるようになってきました。ただし距離が近いものを凝視するのは疲れるので、どうしても左目を閉じて右目だけで見てしまいます。

 テニスの時にボールを追うのも、回を重ねるごとに慣れてきて見えるようになってきました。まだコンタクトも入れられないので見にくいことには変わりありませんが、最初の「見えない!」という衝撃を思うと、かなりマシになってきてミスヒットも減りました。まだバック側が見づらいのですが、これは左目の動きにも問題があるような気がします。

 左目を手術でかなり右向きにしたせいで、左側へあまり目が動きません。そのため左側を見た時に、右目はしっかり左に動いているのに左目が自分の意識ほど左に動かないので、右と左で見ているところがズレてしまうのです。これをピタリと合わせるのにまだ慣れなくて、左側を見る時には顔も左に向けないと両眼視できない状態です。

 日常生活ではそこまで左側を敢えて流し目で見る必要がないのでさほど問題はないのですが、テニスの時にはバック側に速いボールが飛んできた時に焦点が合わずにボールをミスヒットすることがあるので、それを改善できれば良いなぁと思っています。

 まだ目をあまり使うと疲れて痛くなるのですが、使わないとリハビリできないので、調整が難しいところです。

 
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ベテランたちの全豪

2017-01-27 23:52:50 | テニス
 フェデラーとナダルがともにフルセットの激闘を勝ち抜いて、世界中のテニスファンの期待通りの決勝へと駒を進めました。大会前にこの2人が決勝に進むと予想していた人はほとんどいないでしょう。期待はしていてもその希望は恐らくかなえられることはないだろうと思っていましたが、いくつかのラッキーと、なにより「生ける伝説」ならではの勝負強さを発揮して夢の決勝が実現しました。

 フェデラーはナダルに対して極端に相性が悪いのですが、今大会に限って言えば「コートが速い」「フェデラーの方が1日休みが多い」ということもあって、必ずしもナダル有利とも限りません。ただ「ベビーフェデラー」と呼ばれるプレースタイルがフェデラーに似ているディミトロフとの死闘は、ナダルにとって最高の対フェデラー練習になったのではないかとも思うので、この結果ばかりは全く読めません。

 さて、女子の方も久々にウィリアムズ姉妹による決勝となりました。これでなんと9度目のグランドスラム決勝での対戦です。ともに10代から活躍している36歳と35歳になったこの姉妹がまだこれだけの力を有していたとは驚きました。特にヴィーナスのカムバックは称賛すべきことです。そして同時に若手の女子選手たちはいったい何をしているのかと少しばかり残念な気もします。男子に比べてあまりレベルアップを感じられないのが近年の女子テニスであり、ルチッチバローニのベスト4も含めて、今大会はその象徴のようになってしまいました。

 男女のファイナリスト4人が持つ過去のグランドスラムタイトルはフェデラー17、ナダル14、セレナ22、ヴィーナス7の合計60。もちろんこれだけのタイトル数を誇るメンバーが揃ったのは過去にありません。フェデラーが優勝すれば男子の最多タイトル数をさらに更新します。ナダルが勝てばサンプラスを抜いて単独2位になります。セレナが勝てばグラフを抜いてこれも単独2位に浮上。ヴィーナスが勝てば10位タイになります。

 これだけベテランたちが活躍できる原因が「速いコート」だからだとフェデラーが語ったそうですが、確かにインドアカーペットなど速いコートが多かった時代に育った30代の選手には慣れもあるのでしょう。ただ、それにしてもテニス界の高齢化というか長寿化には驚きます。錦織もあと10年活躍できれば良いですが、故障が多いだけに長くできるかどうか心配です。

 
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デ杯フランス戦のこと

2017-01-26 23:57:23 | テニス
 全豪オープンも佳境を迎えていますが、全豪が終わるとデ杯が世界中で行われます。日本はワールドグループ1回戦で強豪フランスをホームの有明コロシアムで迎え撃ちます。錦織の成長とともに日本男子テニスのレベルが上がって、今は世界の16強であるワールドグループに定着できるようになってきました。今後はさらなる上を目指す段階に入ってきたと思います。

 その日本代表のフランス戦メンバーは以下の通りです。西岡良仁(シングルス99位/ダブルス585位)、杉田祐一(シングルス112位/ダブルス444位)、ダニエル太郎(シングルス124位/ダブルス1225位)、内山靖崇(北日本物産:シングルス240位/ダブルス226位)。エースの錦織がいません。スケジュールが過密のため今回は代表入りを辞退しました。かなり錦織なりに悩んだことだろうと思います。デ杯のチケットを早々に確保したファンからは悲鳴が上がりました。

 しかし錦織が出ても出なくてもフランスに勝ち目はないだろうと思います。恐らくそれも錦織が辞退を決意した理由のひとつでもあるでしょう。フランスのメンバーは以下の通りです。リシャール・ガスケ(シングルス18位/ダブルス856位)、ジル・シモン(シングルス25位/ダブルス262位)、ニコラ・マウ(シングルス41位/ダブルス1位)、ピエール ユーグ・エルベール(シングルス73位/ダブルス2位)。

 フランスも現在ランキングで自国のトップであるモンフィスに加え、ナンバー2のツォンガも出ません。この2人が出なくても層の厚さが日本とは全然違います。ランキングを見ればわかるように、ガスケやシモンと互角に戦える選手は錦織を除いていないのです。しかもダブルスにいたっては世界ナンバー1ペアがフランスに控えているのですから、日本は仮に錦織が孤軍奮闘してシングルスで2勝しても、残る1勝を挙げる手立てが残っていないのです。錦織が自分の体力を考えてデ杯をスキップするのもある意味仕方ないでしょう。

 前から繰り返し書いているように、日本がデ杯で勝ち上がるためには、錦織が健在なうちにナンバー2の選手がトップ30に食い込めるくらいに成長するか、ダブルスのスペシャリストを育てるしかありません。今のところどちらも兆しすらありませんから、このままでは錦織の衰えとともにまた元のアジア・オセアニアゾーンに戻っていくことになりそうです。
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ロジャーとラファ

2017-01-25 23:15:04 | テニス
 いよいよ佳境に入ってきた全豪オープン。シングルスはベスト4が揃いましたが、ベテラン勢が男女とも勝ち上がっています。女子はココ・バンダウェイ、ビーナス・ウィリアムズ、ミリヤナ・ルチッチバローニ、セレナ・ウィリアムズの4人。25歳のバンダウェイを除けば大ベテラン揃いというか、30代も半ばです。そして男子はロジャー・フェデラー、スタン・ワウリンカ、ラファエル・ナダル、グリゴール・ディミトロフと、こちらも25歳のディミトロフ以外は30代。男女8人の平均年齢がこれほど高いベスト4というのは近年記憶にありません。

 さて、この中でもしかしたら実現するかも知れないのが、女子のウィリアムズ姉妹の決勝、男子のフェデラーとナダルの決勝です。どちらも時代を10年以上巻き戻したカードで、懐かしさにクラクラきます。ウィリアムズ姉妹のグランドスラム決勝対決というのはなんと2001~2003年頃によく実現したカードです。そしてフェデラーとナダルのグランドスラム決勝は2006年~2008年頃に毎回のように見ていた光景。それが2017年のいままた実現するかも知れないのですから、彼らのプレーヤーとしての息の長さに驚きます。

 特にフェデラーとナダルは幾多の名勝負を繰り広げてきました。当時を懐かしむファンは世界中にたくさんいますが、両者とも故障をして全盛期の力を失い、時代はすっかりジョコビッチとマレーの2強になっていました。ところが今回はその「新2強」が早々に敗退し、「旧2強」が大方の予想を覆すかのように準決勝まで勝ち上がって、懐かしい「クラシカル・ファイナル」が実現しそうなところまできています。もう二度とないと思っていたのに、こうなったらぜひともこの決勝を見たいと願ってしまいます。

 準決勝、フェデラーはワウリンカとのスイス対決ですが、過去はフェデラーが圧倒してきています。ただワウリンカというのはグランドスラムでいきなり強くなることがあって、その状態になったら手がつけられません。それがこの準決勝ではないことを願うのみです。ナダルとディミトロフもナダルが過去は圧勝してきていますが、ディミトロフは前哨戦で錦織を決勝で破って優勝していて、いまもっとも乗っている若手です。こちらも過去の対戦成績があまり参考にならず勝負の行方はどうなるかわかりません。

 決勝がフェデラーvsナダルなら世界中が大注目ですが、逆に両者ともに負けることも十分ありえます。せめてフェデラーだけでも決勝に勝ち上がってほしいです。35歳だけに今回がグランドスラムで優勝するラストチャンスという気がしますから。
 
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体重が元に戻ってしまった

2017-01-24 23:56:50 | 健康・ダイエット
 斜視の手術の後、しばらく痛くて食欲もなく一気に体重が4kg近く落ちました。一時的なものとは言え、これだけ落ちたので何とかキープしようと思ったのですが、やはりそういう都合の良い話はなく、すでに手術後半月で3kg戻ってしまいました。早いです。目の機能の回復よりも体重の回復の方がずっと先に進んでいて悲しいです。

 もう手術前の体重まで戻るのは不可避的な状況ですが、来月には恒例の人間ドックもありますし、何とか少しでも体重を落としたいところです。自分としてはそんなに食べているつもりもないし、実際若い頃よりはかなり量も減っているのですが、それでも着実に増えていくのは、やはり基礎代謝が落ちているからでしょう。特に年末の肉離れ以降、まともに運動ができなかったので、体が鈍るとともに筋力がかなり落ちてきている感じがします。

 いつもダイエットをする時は「夜食・間食をしない」「歩く」「筋トレ」の3本柱で臨むのですが、今は「歩く」も「筋トレ」もできていません。しかし、そろそろ手術の傷も回復しつつあるし、テニスにも復帰したところですから、体を鍛えることも始めて良い頃合いかと考えています。もちろん、まだ無理してはいけないのだろうと思いますが、ぼちぼち取り組まないと1ヶ月後の人間ドックに間に合いません。根性あるのみです。
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稀勢の里横綱昇進

2017-01-23 23:59:25 | 大相撲
 初場所に14勝1敗で初優勝した稀勢の里が横綱に昇進することが決まりました。先場所が12勝しかしていないのに今回いきなり昇進という甘さは近年なかったことで、双羽黒事件以来ずっと協会は横綱昇進を厳しくして2場所連続優勝が条件(鶴竜は14勝優勝同点-14勝優勝)だったのに、日本人横綱欲しさにいきなり条件を緩和したようです。だったらなぜかつて小錦を昇進させなかったのか(13勝優勝-12勝準優勝-13勝優勝)、あれはやはり外国人差別だったと言われても仕方ありません。

 稀勢の里の実力が横綱級であることは昨年の成績を見るだけでもわかります。他の大関とはレベルが違うし、横綱の日馬富士、鶴竜よりも安定感では上回っています。鶴竜など明らかに稀勢の里より格下感があります。ただ問題は彼の勝負弱さにあります。重圧がかかると途端に脆くなってしまい、幾度も大事な場面で負けてきました。優勝なしで準優勝11回という過去の成績がそれを証明しています。稀勢の里の横綱昇進を阻んできたのは実力ではなく彼の精神面であり「心技体」すべての充実が求められる横綱として「心」の余りの物足りなさこそが問題なのです。

 この初場所は稀勢の里は「綱取り場所」では本来ありませんでした。いつも苦しめられるプレッシャーがなかった上に2横綱1大関が休場し、残る2大関は大きく負け越している不調ぶり。唯一の相手は力が衰えている白鵬だけのマッチレースでした。そんな気楽な場所で初優勝したからと言って、稀勢の里の「心」が横綱に相応しく成長したとどうして判断できるというのでしょう。千秋楽の白鵬戦に勝ったから「文句なし」なんて言葉がスポーツ紙に踊っていましたが、白鵬の気迫に押されて土俵際まで一気に持っていかれ、白鵬が気負いこみ過ぎて自滅しただけの相撲だったのに、どこが「文句なし」なのか、さっぱりわかりません。

 どう考えても「日本人横綱」待望論によって下駄を履かされた昇進です。本来なら「綱取り場所」の来場所重圧を克服して優勝して堂々と昇進すべきところなのに、ここで上げておかないと来場所またプレッシャーから昇進逃しちゃうからとみんなが不安に思っている感じがプンプンします。僕は稀勢の里はそんなに弱い力士ではないと思っていますし、今の横綱大関陣の力を考えたら来場所も優勝候補一番手ですから、堂々と昇進した方が良いのになとどうしても思ってしまいます。

 まあ形はどうあれ横綱昇進は間違いありません。だったら立派な横綱になって欲しいものです。プレッシャーのかからないところでは白鵬と互角の実力者だけに、普通に相撲が取れれば横綱になっても優勝争いをできることでしょう。問題は精神面の弱さから「横綱」という地位の重さに負けてしまう可能性があることで、そうなると年齢が年齢だけに短命横綱に終わるかも知れません。全ては精神面次第ということになりそうです。

 
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錦織vsフェデラー

2017-01-22 23:36:08 | テニス
 全豪4回戦で錦織とフェデラーが対戦しました。この両者は過去に6回対戦していますが、グランドスラムで当たるのは初めて。できたらもっと上のラウンドで対戦して欲しかったカードですが、フェデラーがランキングを下げてしまっているためどちらかがベスト8にも残れない4回戦での対戦となってしまいました。

 錦織もフェデラーも大好きな選手だけにどちらを応援するか悩みましたが、見ているとやはり自然と錦織側に立ってしまいました。ただそれはほとんどの場面でフェデラー優勢だったということもあるかも知れません。もし逆にずっと錦織が押していたらフェデラーを応援していたのかもとは思います。結果はフルセットの末にフェデラーが勝ちましたが、2人とも素晴らしいテニスを展開していて見応えのある好試合でした。

 この試合の直前にマレーが敗れました。フェデラーは次にマレーと当たる予定でしたが、これでぐっと楽になりました。錦織との大熱戦の疲労は35歳で故障明けのフェデラーにはかなりの負担になったことでしょうから、準々決勝を少しでも楽に戦えるのはラッキーです。もちろん相手のズべレフがマレー戦の調子を維持していたら苦戦するかも知れませんが、恐らくベルディヒ戦、錦織戦のフェデラーを見ていたら軽く一蹴するのではないかと思います。

 フェデラーファンとしては、何としてももう一度グランドスラムタイトルを獲得して欲しいと願っていますが、今回はトップシードの2人が敗れたことで大きくチャンスが広がりました。この機会にぜひフェデラーの復活優勝を見たいと思います。

 錦織もフェデラー戦に勝てれば同様にグランドスラム初制覇のチャンスが広がったわけですが、まだフェデラーの方が上だったかと痛感させられました。途中から左脇腹が痛んでいたようですが、それも含めて総合力でフェデラーに勝てなかったという印象でした。あと少し、ほんの少しだけの差だとは思えるだけに、早くここを突き破って欲しいです。
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