幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

初心者とのテニス

2021-04-30 23:40:40 | テニス
 今日は3月に一緒にテニスをした初級者の男性と初心者の女性と2度目のテニスをしました。初心者の女性は今回ラケットもシューズも購入しきて今日が初めて使うという状況です。これはこちらもきちんと教えてあげないといけません。とは言え、これまでも似たようなレベルの人を教えたことがありますが、初心者を教えるのは本当に難しいです。

 なにが難しいかというと、初心者はみんな同じように見えて、実はそれぞれが全然違うからです。まずボールに対するリズム感。球技経験がどれくらいあるかによるのですが、野球やバスケットボール、バレーボール、サッカーなどの球技をやってきた人ならボールのバウンドに合わせることは慣れていて上手です。いわゆる「球勘」があるタイプです。逆に球技経験がない人は、弾んだボールにリズムを合わせられないので同じ初心者と言ってもちょっと大変です。

 基礎的な身体能力としては筋力や持久力も大事ですが、何より目が良いかどうかがテニスの場合は重要です。単なる視力はもとより動体視力や深視力が高いとボールがちゃんと見えているので良いのですが、時々全然見えていない人がいます。普段はデスク周りとかしか見ていない人は、スポーツに必要な視力を気にしてもいませんから、ボールが飛んできてはじめて「見えない」と気づきます。空振りするタイプはこの視力が悪い人が意外と多い気がします。

 そして最後にコツコツと努力することを厭わない性格。すぐに投げ出したり諦めたりする人は何をするにせよ難しいですが、テニスは上達に時間がかかるスポーツなので、飽きっぽい人は大抵最初で躓いてしまいます。できなくてもすぐに結果を求めずに努力を続けられる人は教える側も助かります。やはり最後は「やる気」です。

 今日の初心者は形は変でもとにかくラケットにボールを当てようという意志が強かったし、球技経験もあるので球勘もありますから、恐らくずっと練習を続けられればラリーは案外早くできるようになると思います。まあ練習を続けられるかどうかは本人の意欲だけではなく環境にも大きく左右されるので、それも大事なポイントなんですが、今日の初心者もそこが課題になりそうでした。
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豆柴こよみ3歳

2021-04-29 23:42:44 | ペット
 我が家の豆柴こよみも今日で3歳になりました。体重は7kg。太ってはいないので少し豆柴にしては大柄ということになりそうです。健康で元気に毎日跳ね回っています。少しだけ知恵がついてきた感じはしますが、相変わらず飼い主の言うことを聞くよりも自分の興味のあることに突っ走っていってしまいます。落ち着きが出てくるのはもう少し先のことになりそう。

 今日は2歳の孫娘を預かっていましたが、初めて孫がいる時にケージから出して一緒に遊ばせました。と言っても、孫は触ったり抱きついたりしようと近寄っていくのですが、こよみはどう対処していいかわからず困って逃げます。しかし孫がじっとしていると、クンクンと寄ってきて匂いを嗅いだり舐めようとしたりと興味はあるようです。お互いにボールが好きなので、取り合いをしていました。

 一応こよみの方が1歳年上なので、見ていると孫の面倒を見てやらなければならないのかも、という表情はしています。ただどうしたら良いのかわからないので結局諦めて自分は自分の好きなことをしていようとなるみたいで、孫も常にあちらこちらに気が向いてしまうので、まあその距離感がお互いに適度なところなのでしょう。

 今はまだ似たような精神年齢、似たような知性ですが、今後はどんどん孫の方が知恵がついてくるので、この関係がどう変わっていくのか楽しみです。
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連休に雨雨雨

2021-04-28 22:43:49 | 日記
 いよいよ明日からゴールデンウィーク。とは言え、コロナで旅行もままならないご時世ですが、それに加えて今年は雨が多くなりそうな予報です。名古屋では明日29日昭和の日が大雨予報で、以降も1日、3日、5日、6日、8日と繰り返し雨が降るという予報になっています。コロナで苦しむ人たちの涙雨かという感じです。これだけ雨が多そうなゴールデンウィークというのもあまり記憶にありません。

 僕のテニスの予定も結構びっしりと入っているのですが、なんと幸いなことに今のところ雨の予報の日に限って屋内コートを確保しています。外でテニスする日は晴れの予報なので、コートと天気がうまくバランスが取れていて、このままなら全部予定通りにテニスができそうです。日頃の行いが良いのか前世に徳を積んだのかわかりませんが、天気予報を見て思わずガッツポーズしたくなるほどでした。

 とは言え、一週間、10日先の天気なんてどう変わるかもわかりません。一日おきに雨が降るような予報ですから少しズレたらテニスは中止になります。やっぱり日頃の行いの悪さが祟ったかと思い知らされることになりかねません。まあ膝を始め体も心配ですし、もし雨に祟られるようなことになったら、少し神様が休めと言っているのかもと思って我慢することにします。

 それに雨が多ければ連休中の人出も減りますから、コロナ感染が広がるのを防ぐ一助にはなることでしょう。恐らく神様も僕の膝よりもそっちを憂慮して雨をたくさん降らせている気がしてきました。
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リアル二刀流躍動

2021-04-27 23:55:10 | 野球
 大谷翔平がアメリカで躍動しています。「ベーブ・ルース以来」と騒がれているリアル二刀流。なにがベーブ・ルース以来かというと、「本塁打王争いでトップに立つ選手の先発は1921年のベーブ・ルース以来100年ぶりの快挙」なんだそうです。なんだか無理やりベーブ・ルースと比較したいがための条件ですが、まあそもそも近代野球で二刀流なんてものが存在し得なかったのですから、ベーブ・ルースを引っ張りだしてきて比べたがるのも仕方ありません。

 以前は投手か打者がどちらかに早めに絞った方が大記録を残すような選手になれるので良いのではないかとも思いましたし、実際にそう主張する専門家もたくさんいます。ただどちらに決めたところで史上最高の投手や史上最強の打者になれる可能性は低く、400勝(過去2人)も4000安打(過去2人)も700本塁打(過去3人)も難しいでしょう。数十人はいる偉大なレジェンド級の選手たちのひとりとして数えられるようになるのがせいぜいです。

 しかしこのまま二刀流を貫けば史上唯一のパーフェクトな二刀流選手として歴史に名を残すことは十分に可能です。まさに「ナンバーワンよりオンリーワン」です。160kmの速球で三振をバタバタ取りながら、ホームランをガンガン打って自らが投げた試合は自らが打点を挙げて勝利投手になり投打ともにヒーローという選手は本当に「100年に一度」です。そして実際に今日の試合で大谷は「2番投手」として5回3安打4失点9奪三振、2安打2打点3得点の活躍で自らのバットで勝利投手になりました。

 最近は投げない日は野手として守備もしているので、まさに八面六臂の大活躍ですが、それだけ投手としての調整が難しいところがあるだろうと思います。エンゼルスの選手層の薄さのせいで出場機会が多いのは良いことでもありますが、投手として万全な調子で登板できるように、もう少しだけ出場をコントロールできる環境があればもっと良いピッチングができるのではないかと思います。まだまだ楽しみにしたいので怪我だけは避けて欲しいと願っています。
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河村たかし4選

2021-04-26 23:42:43 | 政治
 名古屋市長選挙は河村たかしが4選を果たしました。これまでのような圧倒的な強さに比べたら接戦だったとは言え、NHKが早々に当確を出したように終始優位は変わらなかったという印象です。本当に選挙に強いです。個人的には残念でしたが。

 河村たかしの政治手法はトランプ前大統領の名古屋版です。いつもエスタブリッシュメントやエリートを仮想敵に仕立て上げて、それを攻撃することで生活に不満を持つ人々を味方にして結束させます。訴えることはわかりやすい銭金であって理念ではありません。典型的なポピュリストです。大阪維新と通じ合うものがあります。河村はトランプよりも早いですから正確にはトランプがアメリカ版河村たかしです。

 かつて民主党の国会議員である時にはそういう引っ搔き回すタイプの政治家が野党に一人くらいいても良いかと思っていました。しかし市長となると話は違います。アイデアマンという評価もありますが、単なる思いつきの受け狙いが多いです。しかも今回の大村知事へのリコール運動です。コロナ禍の最中にやることかと思っていましたが、ついには署名の偽造問題まで発覚。これでさすがに次はないだろうと思ったのですが、それでも当選するのですから恐るべしです。

 前にも書きましたが僕は大村知事はコロナ対策については良くやっている方だと評価しています。彼の言葉はロジカルできちんと筋道が通っています。河村市長の常に受け狙いの言動とは大違いです。人間味があるとか話が面白くてわかりやすいとか、そういうことで河村を支持する人もいますが、好き嫌いだけで首長を選ぶのはリスクが高すぎます。

 もし今回自民党出身でオール与党になる横井利明が当選していたら、県と市の連携もスムーズになりコロナ対策もワクチン接種も今よりずっとうまくいくだろうと思っていましたから、また知事と市長が喧嘩を続けていくことになるのかと思うとつくづく残念な選挙結果でした。
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最終的には体で覚える

2021-04-25 23:25:08 | テニス
 今日の山本麻友美プロのレッスン会でまた両手バックハンドを教えてもらいました。これで5回連続、通算で10回目です。これだけずっと教わっていればいい加減できるようになれよというところですが、今のところラリーをしていて会心のショットは10%、まあまあのショットが40%、フレーム気味のショットが30%、全くのミスショットが20%という感じです。要はゲームで使うにはまだまだ精度が低くて使いものにはならないレベルです。

 ただミスをした原因はかなりわかるようになってきました。基本的にはきちんと打点に入れていないことにあります。それはボールの前後左右の距離が合っていないことに加えて、今日アドバイスされたのは高さも合っていないということです。どうもちょっと低いところで打とうとし過ぎているようで、下から上にスイングしようとして膝くらいの高さで打っているから、腰の高さで打つようにとプロに言われました。

 両手バックハンドは本当に融通が効かなくて、特に現段階ではきちんと打てるポイントがごく限られています。少しでも遠かったり高かったりするとほぼミスです。片手バックハンド、特にスライスならかなり打てるポイントが広いので、長年フットワークをさぼって適当に打ってきましたから、その癖がなかなか抜けないのです。

 また緩いボールならフットワークは間に合いますが、しっかり打たないと飛んでいかないので振ろうとしてミスが出ます。速いボールは当てればカウンターで返っていくので楽ですが、今度はフットワークが間に合いません。両手バックハンドの理想形である片手では打てない高く弾んだボールを上から叩き込むなんて真似はいつになったらできるようになるのか見当もつきません。

 山本プロには、とにかく数を打って体で覚えることだと言われています。要は現在のレベルで伝えるべきことは全て伝えたから後はしっかり練習しろってことです。まあ10回もレッスンしたらそりゃそうだわなと納得したので、今後は壁打ちにでも頻繁に出かけようかと思っています。
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目的か手段か

2021-04-24 23:41:28 | テニス
 今日もテニス日和の中、気持ちよくテニスをしました。もうすぐ来る連休も例年のようにテニス三昧の予定です、と書いていて思い出したのですが、昨年の今頃はコロナ禍による緊急事態宣言の真っ最中で、公営テニスコートは閉場されてしまい、せっかく頑張って確保したテニスコートは全て強制キャンセルさせられてサークルも休まざるを得なかったのでした。

 緊急事態宣言が愛知県に出た昨年の4月半ばから5月末まで1か月半もサークルは長期休会してしまいました。ただ民間のテニスクラブでコートレンタルできるところがあったので、そこで少人数ながら定期的にテニスができたので助かりました。さすがに「テニス三昧」は無理でしたが、あまり間があくと年寄りは再開時に怪我をしやすいので危ないのです。

 いま緊急事態宣言が出ている東京ではスポーツ施設にも休業要請が出されているらしいです。愛知県は大村知事が宣言に慎重な姿勢を崩していないので、当面はまだテニスコートは使えそうです。恐らく連休中の人出と医療機関の逼迫状況を見て今後どうするか判断するのでしょう。ワクチン接種が進まない以上、極力みんなで感染が広がらないように頑張るしか、我々のできることはありません。

 なので店がやっていないからと言って路上で酒盛りをしているような一部の迷惑な人間は本当に勘弁してほしいものです。酒を飲みたければ家で一人で飲めば良いし、誰かと話したかったらリモート飲みをすればいいじゃないかと思うのですが、酒自体が好きで飲めれば良いという人ならともかく、酒を手段にして集まってワイワイと騒ぎたい人はそれでは物足りないのでしょう。

 僕はテニスを手段にしてコミュニケーションツールとして活用することもありますが、あくまでも本筋はテニス自体です。テニスが好きでプレーすることが目的なので、酒が好きで飲むことが目的の人には共感できますが、酒と真面目に向き合わないでただ集まって騒ぐことが目的の人たちにはどうしてもちょっと冷たくなってしまいます。まあテニスも酒もそれ自体が目的となると「依存症」になりやすいので、平時には実はそっちの方が大抵困った人なんですけどね。
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緊急事態宣言に効果はあるのか

2021-04-23 23:37:26 | 政治
 確か前回の緊急事態宣言をやめた時には「効果が感じられない」とか何とか言ってやめたと思うのですが、その効果がないと思っている緊急事態宣言がまた東京、大阪、兵庫、京都に発出されました。しかも今回はたった3週間だそうです。出したり引っ込めたりがあまりにも科学的な根拠なく「なんとなく」で行われるのですから、そりゃ国民も緊張感を失ってしまいます。

 そもそも切り札だったワクチン接種はどうなったんだ、という話です。最初は3月中に医療従事者に接種が終わり4月には高齢者に、全国民が夏までに、という話だったと思いますが、4月も終わりが近づいてきているのに医療従事者さえまだまだ接種が終わっていないということです。ワクチン接種率が先進国中最下位というのでは、これを失政と言わずして何と言うのだろうと思います。菅総理と河野ワクチン担当大臣は自らの責任を感じているのでしょうか。

 オリンピックの選手には毎日PCR検査をするそうです。毎日です。「検査」と「隔離」が有効な感染防止策だということは1年前からずっと言われてきているのに国民に対しては全然行わず、なぜかオリンピック選手にはやるんですから、有効な対策だとわかっていながら国民の命は守らなくても良いと考えているとしか思えません。検査をやらなければ見た目の感染者数も増えないから検査をしたくないんだろうと言われていることが陰謀論ではなく本当なのかと疑いたくなります。

 小池都知事は「夜8時以降はネオン看板も消灯を」だそうです。戦時中かと思いました。コロナは空襲してくるものなのでしょうか。相変わらず精神論だけ。しかも上から目線の「お願い」の連発です。その結果、感染が広がればお願いを守らなかった都民が悪いと言うのですからどこまで感染が広がってもそれは都知事の責任ではないということでしょう。「都民ファースト」という言葉が空虚に響きます。

 愛知県はまだ「まん防」でとどまっていますが、この先いつ東京や関西に続いて緊急事態宣言になるともわかりません。これ以上、生活が制限されるのは本当に勘弁してほしいですが、大阪のように医療崩壊が起きて救急車が搬送先を見つけられないで立ち往生してしまうのも命に関わるので困ります。吉村知事ら維新が大阪の医療を事前に破壊していなければここまで悲惨なことにはなっていなかったでしょう。

 我が国の政治家連中がこれほど無策無能だというのはさすがに予想できませんでした。いざとなったらもう少し有能だろうと期待していたのですが、クルーズ船から1年以上経過してもこの体たらくでは、どうやら見込みが甘かったようです。それとも彼らもオリンピックさえなければもっと有効な手段が取れたのでしょうか?確かに小池知事は最終的にはオリンピックのせいにしそうな気がします。いきなり手の平を返して「オリンピック中止」を誰よりも先に言い出して一躍また主役になろうと考えていても不思議ではありません。
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距離感の話

2021-04-22 23:55:35 | テニス
 テニスで大事なことはボールとの距離をうまく取ることです。初心者はどうしてもボールに近づき過ぎてしまい、ラケットを振るスペースを作れません。適度な距離を瞬時に見分けてそこに入るフットワークを身につければミスヒットはかなり減ります。ですからベテランが初心者の振りをして左手でラケットを握って打っても、フットワークが初心者と違うのですぐにバレてしまいます。

 で、ここで話はころっと変わるのですが、人と人との付き合いにとっても大事なことは距離感です。若い頃はこの対人関係の距離感がうまく掴めずに軋轢を生じることが多々あります。どうしても好きな人には距離を詰め過ぎてしまいますし、逆に苦手な人との距離を取り過ぎて余計に苦手になってしまうこともあります。また相手に詰められすぎていると感じているのにうまく距離を取れずに苦しむこともあるでしょう。

 年齢によっても距離感の感覚は変わってきます。若い頃はお互いに距離が近くてもあまり苦になりませんが、年を重ねてくるとある程度は距離があった方が楽だと感じるようになります。ただこの感覚は世代差よりも個人差の方が大きいので、何歳であってもちゃんと適度な距離感を推し量って保てていれば良いですが、ズレが大きいと「ぐいぐいきて遠慮がないな」「全然打ち解けてくれなくて水臭いな」という風にお互いが不満に感じてしまいます。

 僕がこれまで観察してきたところでは、ボールとの距離感がうまく取れない人は、人との距離感もうまく取れない人が多いような気がします。なんかテニスも人間関係も不器用なんですよねぇ。初心者でもないのにボールを後ろや横によく飛ばす人は大抵人との距離感もズレていて、ちょっと煙たがられていたりします。もちろん、あくまでも個人の感想ですので異論は認めます。
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ご近所応援飯

2021-04-21 23:06:44 | グルメ
 いま住んでいる街は名古屋の南東部にあり地下鉄の乗り換え駅なので交通の便が随分と良いところです。また大学が近辺に多い学生街であり、さらに名古屋市内でも有数の高級住宅地も控えているので住環境としては満点に近いと思っています。強いて言えばもう少し駅付近がオシャレになると良いのですが、まあオシャレであることよりもリーズナブルであることの方が生活している人間としてはありがたいのであまり文句は言いません。

 コロナ前にこの近辺で行きつけの店というのは決まっていて、徒歩30秒の「味仙」を筆頭に焼き鳥屋、居酒屋くらいしかありませんでした。ちょっと良い店に行く時には車に乗って少し郊外の広めの駐車場がある和食やイタリアンに行くか、もしくは都心に出ていました。

 しかしコロナ以降はそういう機会も激減してしまいました。再雇用で軽くなったお財布的には助かっていますが、ご近所の飲食店がどんどん消えていくのは寂しい限りです。たまに行っていた中華料理店、和食、パスタ店などがすでに昨年のうちに閉店してしまいました。うちの街だけではなく日本全国で同じことが起きているのだろうと思います。

 なので、せめて少しでも助けになればと思って、今は週に一回くらいはご近所でランチを食べるようにしています。これまで知っていても入ったことがないような店に順番に入って勝手に「ご近所応援飯」だと思っています。今日は駅の近くにある古い定食屋に初めて入ってみました。カウンター席とテーブル席がひとつ。小さな店でご夫婦だけでやっているみたいです。本日のランチは魚フライ定食620円。格安です。他にもメニューが豊富で一般的な定食だけではなく、うどん、きしめん、そば、ラーメン、カレー、丼ものもあります。

 とりあえず定食屋の定番である790円のとんかつ定食を頼んでみましたが、とにかくボリュームがあって、高級なとんかつ専門店には劣りますがちゃんと美味しいのですから文句なしでした。安い、旨い、早い、多いという定食屋のあるべき姿が具現化していました。せっかく近所にあったのにこれまで入ったことがなかったのが悔やまれるほどです。会社の近くにあったら間違いなくヘビーローテーションしていたことでしょう。

 ここに35年も住んでいるのにまだまだ入ったことがない店がたくさんあります。きっと他にも良い店はあるでしょうから、消えてしまう前にこれからもどんどん発掘を続けていこうと考えています。
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