幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ケンミンショーの名古屋めし特集

2020-07-31 23:56:57 | 名古屋
 昨日の「秘密のケンミンショー極」では名古屋めし特集をしていました。紹介されたのは鉄板ナポリタン、あんかけスパ、小倉トースト、台湾ラーメン、台湾まぜそば、味噌煮込みうどん、味噌カツ、どて煮、味噌おでんなど。「濃い」「茶色い」そして「熱い」という名古屋めしの特徴をよく掴んでいて、新鮮味はありませんでしたが、よくまとまっていたと思います。

 取材VTR自体は過去素材でしたが、スタジオゲストは田山涼成、大久保佳代子、オカダ・カズチカ、ガンバレルーヤよしこ、ボイメン水野勝、村上佳菜子とバランスもまあ揃っていました。この場合のバランスとは年齢や男女もありますが、出身地も名古屋市に偏っておらず三河出身者もいたという意味です。ただバラエティ感が強いというか、大物ゲストがいなかったのは残念で、イチローや藤井聡太は無理でも、武井咲とか舘ひろしとか松平健とか浅田真央とかはダメだったかなぁとは思いました。

 今回取り上げられなかった名古屋めしは、ひつまぶし、天むす、きしめん、ういろ、エビフライ、名古屋コーチンなどがありますが、まあ確かに「今さら」感の強いものばかりなので、落としたのも仕方ないかなとは思います。特にひつまぶしと天むすは名古屋めしの代表的なメニューですが、もう全国的にメジャーになり過ぎて新しい情報も乏しいし面白くはありません。

 これら以外で個人的に好きな名古屋めしはカレーうどんと寿がきやラーメンです。特にカレーうどんは東京のカレーうどんとは全然違う独自の進化を遂げた名古屋めし。昔から有名なのは「若鯱家」(「鯱乃家」)で、確かにここのカレーうどんは絶品ですが、他の店のカレーうどんもそれぞれに特徴があって美味しいです。在宅勤務が続いていますが、徒歩5分くらいのところにあるうどん屋のカレーうどんもたまに食べに行っています。黒い服を着て食べに行きたい名古屋めしです。
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お盆はステイホーム

2020-07-30 23:15:20 | 時事
 コロナの感染拡大はとどまるところを知らない勢いです。ついに岩手県でも感染者が出てしまったように、全国津々浦々にコロナは広まっています。一度は落ち着いたかに見えましたが、無症状の感染者が新宿からじわじわと感染を広げ、東京から首都圏、そして東京との往来が多い全国の大都市、そしてそこから地方へと予想通りの展開を見せています。しかも「GOTO」キャンペーンが始まったばかりですから、さらに今後しばらくは感染者数は増える一方だと思います。

 本来ならば歌舞伎町をあの時点で封鎖しておけば良かったのですが、もはや完全に手遅れ。今頃になって小池知事や吉村知事が飲食店やカラオケボックスに短縮営業要請とか言い出していますが、何を今さらだと思います。それに4月5月の頃なら飲食店も自粛できたでしょうが、もうこれからは無理でしょう。そんなことをしたら確実に潰れていってしまいます。

 また店だけではなく客になる国民も自粛はこりごりという意識が強くありそうです。それは単に自粛することに飽きたというだけではなく、経済を回さないと本当にヤバイんじゃないかという思いが高まってきているからです。4月5月は感染することの方が怖かったし、まだ一部の自営業者やフリーランスが死活問題と言っていても多くのサラリーマンは実感が乏しかったことでしょう。しかし今や各企業の赤字決算が続き、ボーナスカットが現実問題となってきて、誰もが底なしの不況になることを恐れ始めました。

 感染してもほとんどの若者は無症状や軽症で済むというのもわかってきていますから、お盆に入るまでは相変わらず街中には若者を中心に多くの人が出歩いている状況に変わりはないと思います。チャンスがあるとしたらお盆期間です。企業も都心の飲食店も休業するところが多いですから、必然的に人出が減ります。猛暑の時期なので外を出歩く人も少なくなりステイホームしやすい環境です。あとは旅行や帰省をする人がどれだけいるかです。GOTOがどうなるか次第かも。

 そしてお盆休みが終わったら、またどっと人が出てきて感染が広がるんでしょう。そうなるとわかっていても政府は無策を続けそうですから。対策を立てないとどうなるかの実験なんでしょうか。すでにスウェーデンでは失敗に終わっているのですから改めて日本で実験する必要もないのですが。
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痩せたと言われる理由

2020-07-29 23:54:05 | 健康・ダイエット
 ここのところしばらく会っていない人から「痩せましたね」と言われることが増えました。1ヵ月半ぶりに髪を切りにいって言われ、インスタに最近の写真を載せて言われ、半年ぶりにランチに行った店の人に言われ、今日4ヵ月半ぶりに会社に顔を出して話をした5人全員に言われました。これだけ周りから言われるということは確かに痩せたように見えているのでしょう。

 ただ体重も体脂肪率も特に変化はありません。在宅勤務になってからむしろ体重は微増したくらいです。頑張って近所を散歩したりテニスで走り回ったりしていますが、毎日通勤していることを思えばどうしても消費カロリーは少ない上に、2ヵ月くらい前の腰痛と、2週間前の自転車で転倒した怪我と、この1ヵ月くらいの梅雨でますます運動不足になっています。太る要因はいくらでもありますが、痩せる理由は正直ありません。

 それでもこれだけ「痩せた」と言われるには何かしら理由があるはず。ひとつは服のせいかも。みんな最後にあったのは3月とか4月だったので厚着していましたが、いまはポロシャツやTシャツ1枚ですから着膨れしていた時からの印象ですっきり見えて痩せたように思われたのかも知れません。

 もうひとつ考えられるのは固定化したイメージのせい。数年前の太っていた頃の印象が強かったせいで、実はこの2年くらいはすでに痩せていたにも関わらず、久しぶりに会ったらそれを忘れてもっと昔のイメージと比べて痩せたと勘違いしたのかも知れません。そうだとしたら、どれだけデブだと思われていたんだろうと笑えてきます。

 最後に考えられるのはいよいよ老化が進んで「痩せた」のではなく「やつれた」「衰えた」のかもということです。誰しも老けて衰えがみえる高齢者に正直にそう言うことはありませんから「痩せましたね」とオブラートに包んで言ってくれている可能性もあります。京都人か!という突っ込みを入れたくもなりますが、これは笑えません。

 ずっとレギュラーで会っているテニス仲間やピアノの先生や鍼灸院の先生からは何も言われないので、正直なところどう?と聞いてみようかなぁ。「正直、老けましたね」とか言われたら悲しすぎるのではやっぱりやめておきます。

 
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全治2週間

2020-07-28 23:38:07 | 健康・ダイエット
 ちょうど2週間前に自転車で転倒して、2か所の擦り傷と5、6か所の打撲を負いました。結構な痛さと寄る年波を考えると1ヵ月くらいは治らないのではないかと思ったのですが、2週間でほぼ治ってしまいました。意外に体は若かったようです。

 大小2か所の肘の擦り傷は前にも書いたように「湿潤療法」で劇的に回復しました。今は小さくなった傷跡が数か所まだピンク色で薄い皮が張っている状態ですが、もう痛みも痒みもないし問題ありません。琵琶湖が富士五湖くらいになったので、見た目にもしっかり見ないと気付かないくらいになりました。

 打撲は順番に痛みが引いていきました。右太腿は最初こそ歩行にも支障をきたすほど痛かったのに、3日くらいで痛みがなくなりました。左肩と左肘は触ると痛い状態が続きましたが、1週間で収まりました。右膝と左大腿骨は10日目を過ぎた頃に触っても鈍い痛みががあるくらいにまで落ち着いて、今はほとんど痛みも感じません。

 一番問題なのは左胸で、触ると痛いのは左脇の下なのですが、左腕を動かすと肩甲骨だったり左胸だったり左肩だったり、いろいろなところが痛みました。つい2日前くらいでも、まだあちらやこちらが痛かったのですが、ようやく昨日あたりからそれも落ち着いてきて、今は違和感はありますが痛みというほどのものではなくなりました。

 と言うことで、今回の自転車転倒事故は全治2週間というところです。「全治」と「完治」の違いは、治療を必要としなくなったら「全治」で、完全に元の状態に体が戻ったら「完治」だそうですから、今はまだ全治です。完治というのは左胸の違和感がなくなって躊躇なく左腕を振り回せるようになった時ですから、もう数日はかかるかなと思っています。もっとも転倒した24時間後にはテニスをやっていましたから、テニスバカには全治も完治も関係ないとも言えますけど。

 
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在宅勤務はサボるという話

2020-07-27 23:38:50 | 時事
 3月上旬からの在宅勤務がすでに4ヵ月半になりました。この間、一度も出社していません。当初は2週間くらいでオフィスに戻ってくるつもりだったので、まさかこんなに長期にわたるとは考えておらず、オフィスに置いてきた資料や私物などもあることですし、そろそろ一度会社に顔を出すつもりです。行っても資料を取ってきてデスク周りを片付けるだけでさっさと帰ってくる予定ですが。

 テニス仲間にはいろいろな企業、業種の人がいるので、中には「在宅勤務なんて仕事にならないからサボってるんじゃないですか?」という人もいます。それを聞くたびに「ああ、そういう仕事の仕方をしているんだろうな」と思ってしまいます。もちろん職種によっては在宅勤務に向かない仕事というのはあるでしょうが、僕の場合は在宅でも全く問題なく仕事ができる環境がありますし、電話がかかってきたり急に声をかけられたりして周りに邪魔されることがないので、むしろ仕事の効率は上がっています。

 多分大事なことは基本的にやるべきミッションとゴールが明確かどうかです。単にオフィスにいること自体が仕事ではありません。そういう意味では毎日出社していた時だって、仕事の手が空けばオフィスを出て書店に行ったりカフェに行ったりしていましたから、それが今は家でテレビを見たり本を読んだり散歩に行ったりしている時間になっているだけです。それを「サボっている」と捉えるか、「インプットしている」と捉えるかの違いです。

 まあそうは言っても会社全体がそういう価値観で動いていないと、自分だけが「これは大事な充電の時間だ」と主張しても「サボってるんじゃねぇよ」と怒られてしまうでしょう。若者ならそういう会社は見限って、さっさと転職することをお勧めしますが、中年以上はまず自分の価値観を引っくり返す必要があるので、ちょっとしんどいところかなと思います。
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引きこもりの4連休

2020-07-26 23:25:51 | 日記
 本来なら東京五輪のための4連休だったはずですが、何のための連休なのかわからない4日間でした。梅雨も明けていないので雨は降り続くし、テニスは中止、自転車で転倒した怪我もまだ痛みがあったので、大事をとってずっと家に引きこもっていました。

 テニスができなかっただけではなく、ご近所散歩にも行けなかったので完璧な運動不足でしたが、幸いなことに体重は特に増えることはなくキープできました。意図的に食事量を少し減らしたのが良かったのかも。怪我の痛みはかなり回復して、肘の擦り傷も傷跡はまだ残っていますがほぼ治りました。後は左胸の痛みがなくなれば良いのですが、軽く鈍い痛みが残っています。

 家に引きこもっていたのでピアノとサックスの練習はできました。とにかく練習すればするだけ上達するのが楽器演奏の良いところで、上達すると楽しくなるのでさらに練習して上達するという好循環が生まれます。これはテニスも同じですが、いかに練習する環境を作れるかが「大人の習い事」のポイントです。今回のような外出できない暇な連休というのは絶好の環境でした。

 ただ暇な連休の悪いところは、どんどん夜更かしになることです。正月休みがいつもそうですが、毎日のように生活時間が後ろにずれていってしまいます。幸い在宅勤務かつフレックス勤務なので明日から急に朝早く起きる必要はないのですが、それでもいつも起きる時間よりも2時間近く後ろにずれてしまったので立て直しが大変になってしまいました。

 来月のお盆期間は1週間の連休の予定なので、今回の二の舞は避けたいと思っていますが、いつもダメなので自信はありません。
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世界を動かした音楽

2020-07-25 23:59:29 | 音楽
 NHKで今日放送した『たけしのその時カメラは回っていた』。月イチのドキュメンタリー番組で、タイトル通りに「そのとき」の映像を見ながらビートたけしらがトークをする構成です。「世界を震わせた伝説の音楽シーン」の裏側に迫るということで、1969年のウッドストック・フェスティバルの舞台裏、1987年のデヴィッド・ボウイのベルリンの壁コンサート、そして1985年の“We Are The World”のレコーディング現場の模様を取り上げました。

 どれも有名な音楽界の「事件」ですが、なかでも僕にとって印象的なのは“We Are The World”です。これは前年に行われたイギリスのロックスターたちの「バンド・エイド」に触発されてアメリカのミュージシャンたちが行ったチャリティですが、当初このニュースを聞いた時には「なんだイギリスの真似か」とちょっと軽く見ていました。バンド・エイドにはポール・マッカトニー、デヴィッド・ボウイ、U2、ポリス、フィル・コリンズ、デュラン・デュラン、カルチャークラブ、ワム!などの人気アーティストが参加していたので、すでに新鮮味がないなと思ったのです。

 ところが「USAフォー・アフリカ」 として集まったメンバーの凄さにぶっ飛びました。ご存知の人も多いことでしょうからいちいち書き連ねたりはしませんが、人気絶頂のマイケルジャクソン繋がりのアーティストはもちろんですが、レイ・チャールズやボブ・ディランといった当時すでにレジェンドだった人たちまで引っ張り出してきたところは本当に「アメリカすごいぜ」と思ったものです。

 メイキングビデオも繰り返し見ましたし、もちろんレコードもビデオを買いました。そして挙句に会社の仲間と練習して、会社のイベントでステージで披露までしました。僕はスティービー・ワンダーもどきのコスプレをして何人分かのパートを歌いましたが、あまりにも好評(上手いではなく笑えるということで)だったので、そのあとに2回も頼まれてイベントで披露したくらいです。それくらい“We Are The World”は世界中の若者に衝撃を与え、誰もが知っているムーブメントでした。僕が未だに英語歌詞の曲を歌詞カードなしで歌えるのはこの曲だけです。

1985年10月20日
左からシンディ・ローパー、スティービー・ワンダー、ライオネル・リッチー(のつもりの人)
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幻の東京五輪開会式

2020-07-24 23:35:48 | 時事
 今日の夜8時から本当なら東京五輪の開会式が行われるところでした。まさにお祭り騒ぎで大変なことだったでしょう。九州の豪雨災害などどこかに置き忘れてメディアは五輪一色のはずですし、我々もまた祭りの始まりに興奮していたと思います。観覧チケットが当たった人たちは移動も宿泊も大変な思いをしていて、しかもそれをなぜか自慢気に話していたはずです。

 全ては幻になってしまいました。今夜行われたのは全国各地で夜8時に1分半の花火を打ち上げたことだけ。それも人が集まらないように打ち上げる場所は秘密にして打ち上げたとか。誰にも見せないように花火を打ち上げる。まさに移動を自粛するように呼び掛けながらの「GOTOキャンペーン」みたいな矛盾です。

 もちろん今年の開会式は幻ですが、来年の開会式まで幻と決まったわけではありません。2021年7月23日金曜日夜8時に開会式は延期と発表されているのですから、あと1年しかありません。それまでに「アフターコロナ」対応の五輪にすべく様々な準備を整えようと大変な思いをして頑張っている人たちがいます。

 しかも彼らは「来年もできないんじゃないか」という不安を飲み込みながら仕事をしています。また「五輪なんかやるべきじゃない」という反対派の人たちの声にも晒されています。普通にやっていたって胃が痛むような仕事だと思うのに、これだけ不確定な要素が満載ではストレスが相当にかかっていることでしょう。これでもし本当に五輪中止になったら、長年かかって準備に奔走してきた現場の人たちの精神的なショックははかり知れません。

 1年後、無事に東京五輪の開会式を迎えられているのか、それとも本当に「幻の五輪」に終わっているのか。まさに今の段階では神のみぞ知るというところです。
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歌舞伎町から錦三へ

2020-07-23 23:21:17 | 時事
 東京で小池都知事が目の敵にした「夜の街」。歌舞伎町のホストクラブを中心に若年層で感染が広がり、そこから東京都内への市中感染、さらに首都圏へ、そして東京と往来が激しい大阪、愛知、福岡などへとどんどんコロナが感染を広げています。最初に歌舞伎町で感染を抑え込めなかった以上、こうなるともう順番に大都市から地方へと感染が広がっていくのは当然のことでしょう。

 愛知県でも連日感染者数が過去最大を更新しています。そしてその感染の広がり方も東京のケースとそっくりです。名古屋で一番の「夜の街」である通称「錦三」(きんさん)のカラオケバーと会員制ラウンジがクラスターになったそうです。ホストクラブやキャバクラなどが立ち並ぶ一角で感染が広がり、その勢いを止めることができないとか。なにせ彼らは年配者と違って行動範囲が広い上に、調査にも非協力的な人間が多いでしょうから、感染が広がるにも時間がかかりません。

 愛知県の7月の感染者は20~30代が7割、ほとんどが軽症・無症状で、重症や中等症の人は4,7%だそうです。2~4月に感染拡大した際は20~30代は3割、中等症以上が32%に達していたということですから様相はかなり違います。今は若年層が感染しても無症状か軽症なのでどんどん動き回ってさらに感染を広げているという段階です。このままいくと徐々に高齢者や既往症などがあるリスクの高い人々に感染が広がり、重症・中等症の人が増えて一気に医療現場が逼迫します。そうなる前に何とか食い止める手立てを講じなければなりません。

 安易に自粛を要請しても、もう本当に経営が成り立たなくなっている瀬戸際のところは自粛なんかできないでしょう。事業主にしてみれば明日コロナが広がることよりも、今日自分の店が倒産することの方がはるかに心配なのですから。あとはもうコロナに対する抗体が実はみんなできていて、感染しても軽症で収まる「ただの風邪」になることを願うばかりです。

 
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藤井棋聖の息抜き

2020-07-22 23:41:51 | テニス
 藤井棋聖が報道ステーションの富川アナにインタビューされた時に「息抜きは?」と聞かれて「将棋観戦と詰将棋」と答えて驚かれていました。四六時中将棋のことばかり考えているのだから、息抜きは将棋から離れるものだと思うのが凡人で、やはり将棋の申し子は発想が違います。対局と観戦や詰将棋は藤井棋聖にとっては頭の使う場所が異なるのかも知れません。もしくは藤井棋聖にとっては将棋は「仕事」ではないのかも。大好きなことをしているのですから、普通の人の「息抜き」とは元来意味合いが違うということも考えられます。

 僕は当然凡人ですから仕事の息抜きは必要です。と言うか、息抜きばかりしています。じゃないと40年近くもサラリーマンなんてやってられません。ただもし仮に大好きな息抜きのテニスをプロプレーヤーとして仕事にしていたら、息抜きは「テニス観戦と壁打ち」と言えるかどうか。まあテニスの試合を見るのはもしかしたら息抜きになるのかも知れませんが、壁打ちは無理でしょうね。あれは練習ですから。そもそもテニスで詰将棋に相当するものが思い当たりません。

 だいたいテニス愛好家は意外とプロの試合に興味のない人が多くいます。これは日本独特なのか、海外でもそういう傾向があるのかわかりませんが、少なくとも日本ではテニスは「するもの」であって「見るもの」ではないとする人がたくさんいて、だからテニス中継は少ないしプロのツアー大会も多くありません。野球やサッカーは「する」人より「見る」人が圧倒的に多いですし、ゴルフだって「する」人は大抵「見る」人です。

 テニスをする人がプロの試合を「見ない」理由のひとつには、する人はダブルスオンリーなのに、プロの試合はシングルスが中心だということがあるのかも知れません。ダブルスとシングルスは同じテニスですが、かなり違う競技です。日本の愛好家は特にダブルス中心なので、あまりシングルス中心のプロの試合に興味が湧かない人が多いのかもという仮説は考えられます。

 まあだからと言ってシングルス中心にツアーを回っているプロプレーヤーが息抜きにダブルスの試合を見るかどうかはちょっと疑問ですし、そもそもテニスプレーヤーも息抜きはテニスではなくサッカーだったりゴルフだったり音楽や映画だったり家族と過ごすことだったりだろうと思います。そう考えるとやはり藤井棋聖は「さすが天才少年は違う」と無理に納得するしかありません。
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