今朝のテレビ朝日「モーニングショー」で、羽鳥慎一が「びっくりした、テレビ朝日の今年の新入社員は女子の方が多い」という発言をして、パネラーの浜田敬子が「当たり前なんです、それが。女子の方が学力も優秀だったりするので」と説明していました。これは別に今に始まったことではなく、昔から就職活動時点での男女を比べたら、平均的に女性の方が優秀なのは変わっていません。僕が採用面接官をした30年近く前でも状況は同じで、普通に比べたら採用したいのは女性ばかりでした。
僕が面接をしたのは書類選考の後の一次面接でしたが、女性はほとんどがしっかりとした受け答えをしていたし、学力も高かったと思います。それに比べて男性は考え方が幼くて、勉強もちゃんとしていないという印象の学生が多かったです。ただ一次面接で多くの優秀な女性を推薦しても、二次以降の面接で落とされてしまいました。当時は男女雇用機会均等法が施行されてから数年経ってはいましたが、まだまだ実際には男性優位の採用が行われていたんだろうと思います。女性は結婚や出産で退社してしまう確率が高いし、ハードワークや転勤に向いていない、という当時の人事の思惑があったのでしょう。女性枠というものがあったのではないかと推察しています。
その頃に比べたら最近の新入社員は男女がすっかり同等に扱われていて、女性の方が人数も多くなってきています。今では男女の区分なくみんなしっかりしているし真面目だなと感じます。昔のちゃらんぽらんなのに採用された男性社員は今や50歳前後で多くが「ウーン?」な中間管理職になっていて、真面目な女性社員は今でもしっかりきっちりと仕事をしています。「栴檀は双葉より芳し」なのです。ただ問題は管理職や役員は相変わらず圧倒的に男性が多いということ。これについては、いろいろな意見はあるだろうとは思いますが、新入社員が男女同等になった以上、いつか役員も同じようになるのではないかと思っています。そんなに遠くない「いつか」です。