幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

女子の方が優秀

2025-04-02 23:58:51 | 時事
 今朝のテレビ朝日「モーニングショー」で、羽鳥慎一が「びっくりした、テレビ朝日の今年の新入社員は女子の方が多い」という発言をして、パネラーの浜田敬子が「当たり前なんです、それが。女子の方が学力も優秀だったりするので」と説明していました。これは別に今に始まったことではなく、昔から就職活動時点での男女を比べたら、平均的に女性の方が優秀なのは変わっていません。僕が採用面接官をした30年近く前でも状況は同じで、普通に比べたら採用したいのは女性ばかりでした。

 僕が面接をしたのは書類選考の後の一次面接でしたが、女性はほとんどがしっかりとした受け答えをしていたし、学力も高かったと思います。それに比べて男性は考え方が幼くて、勉強もちゃんとしていないという印象の学生が多かったです。ただ一次面接で多くの優秀な女性を推薦しても、二次以降の面接で落とされてしまいました。当時は男女雇用機会均等法が施行されてから数年経ってはいましたが、まだまだ実際には男性優位の採用が行われていたんだろうと思います。女性は結婚や出産で退社してしまう確率が高いし、ハードワークや転勤に向いていない、という当時の人事の思惑があったのでしょう。女性枠というものがあったのではないかと推察しています。

 その頃に比べたら最近の新入社員は男女がすっかり同等に扱われていて、女性の方が人数も多くなってきています。今では男女の区分なくみんなしっかりしているし真面目だなと感じます。昔のちゃらんぽらんなのに採用された男性社員は今や50歳前後で多くが「ウーン?」な中間管理職になっていて、真面目な女性社員は今でもしっかりきっちりと仕事をしています。「栴檀は双葉より芳し」なのです。ただ問題は管理職や役員は相変わらず圧倒的に男性が多いということ。これについては、いろいろな意見はあるだろうとは思いますが、新入社員が男女同等になった以上、いつか役員も同じようになるのではないかと思っています。そんなに遠くない「いつか」です。
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ジーユーでジューブン

2025-03-21 23:37:38 | 時事
 長く生きてくるとファッションの流行り廃りも随分と見てきました。学生の頃のニュートラブームとか、20代の頃はDCブランドが流行ったり、ダサかったユニクロがいつの間にかファストファッションのリーダーとしてオシャレになっていたり。バブル期のファッションはぶっ飛んでいる服が多くて、とても着こなせないと当時は思っていましたが、その頃の写真を見ると自分も今ではあり得ないくらい派手な服を着ています。かと思えば40代ではコム・デ・ギャルソンにはまって黒っぽい服ばかり着ていました。そのせいか、今でもついつい黒ばかり着てしまいます。じゃなければ突然バブル期のような派手な赤とかになるのですから、統一感がありません。

 近年はジーユーで服を買うことが増えました。と言うか、いま着ている服は約60%がジーユー、30%がユニクロ、残り10%が昔に買ったギャルソンなどの古着です。服を買いに行く時にはまずジーユーで見て、気に入ったものがなければユニクロに行くという感じです。大抵はどちらかで欲しかったものに近い服が見つかります。最近は古着はあまり行かなくなりましたが、コロナ前は良く行ってました。

 なぜその三択になるのかと言えば、ひとつには安いからです。昔はもっと服にお金をかけていましたが、今は安くても品質が上がってデザインも良くなっています。それにジーユーの服はオーバーサイズが売りなので、中高年が着るには楽なのもメリットです。若い子向けということになってますが、実際に店に行くと年配の客も多いです。今どき年相応のファッションなんてあまり意識していないというか、20代から70代まで似たような服を着ていますから。

 ジーユーとユニクロと古着で被服費を安くして、その分を趣味に回すようになりました。ファッション大好き人間以外はそうなってきていると思います。だからファストファッションとハイブランドだけが売れて、昔は盛況を極めたデパートで売っているようなちょっとお高いくらいの価格の服が売れなくなっているのでしょう。ファッション業界の人は大変かも知れませんが、僕のような人間にはとても助かる傾向です。

 
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京大志向の理由

2025-03-14 23:29:16 | 時事
 今年もまた週刊誌で高校別の大学合格者数ランキングが掲載される季節になりました。高校に入学する直前の春休み、そういうランキングを初めて本屋で見て、自分の進学先の高校が上位に入っていることを知り「へー」と思って以来ほぼ半世紀。下世話な企画だと思いつつも、母校のこととなると気になってついつい見てしまいます。そういう狙いもあって批判されながらも週刊誌は掲載を続けているのでしょう。

 ここのところ母校のランキングを見ると東大合格者数は良くて20位、悪くて30位あたりをウロウロしていて、悪くはないけどあまりパッともしませんが、京大の合格者数はトップ10に入るくらいまでランクが上がってきていて、ちょっとどういうことなんだろうと不思議に思っています。我々が高校生の頃は東大志向が強く、京大の倍近くは東大に進んでいたと思うのですが、今はまるで逆になっています。

 不思議と書きましたが、実際に名古屋から進学するなら京都の方が東京よりずっと近いですし、住居費などを考えても仕送りも安く済みます。「実利的」な選択としては京大なのかも知れません。かくいう僕も進学先として京大を真剣に考えていました。結局経済的な理由で「浪人ダメ、私立ダメ、下宿ダメ」の3つの縛りを親から言われて、確実に現役合格できるだろう地元の国立大学を選択するしかなかったのですが、親が許せば京大は東大よりは経済的に楽だろうからありかなと当時考えていました。もちろん家がもっと裕福なら東大を狙って、滑り止めに早慶を受けていたと思いますし、実際に高校の仲の良い友人たちもそのパターンを選んでいました。

 なので、今のはるか年下の後輩たちが京大志向が強いというのは、経済的な理由なのか、それとも京大の学風に憧れがあるのか、どちらなんだろうと思っています。これだけ物価が上がって国民の生活が苦しくなっている状況を考えると、経済的な理由の方が大きいのかなと想像してしまいますが、もしそうならそれはかなり残念なことです。僕自身も行きたかった学校ではなかったことが大学生活を多少なりともスポイルしていました。受験して落ちたのなら自分の責任だから諦めもつきますが、受ければ受かったかもと思うと、いつまでもモヤモヤするものです。

 当時の学力では京大現役合格の成否は五分五分だったでしょうし、大人の目線で考えれば地元での進学もそこまで悪い選択ではなかったんじゃないの、と思いますけど、視野の狭い高校生にはキツイです。実際進学したら、奨学金を貰い、授業料を全額免除され、バイトしまくって、親には全く負担をかけずに大学を卒業できましたから、京大に行っても何とかなったのかも知れません。でもそれは大学に行くまでは知らなかったし、誰も教えてくれませんでした。僕の弟は、そういうやり方もあるから何とかなると僕が教えて、他の地方の国立大学に進み、親の仕送りゼロながら、奨学金とバイトで寮生活を4年間満喫して卒業しました。国立大学はそういう貧困家庭の子どもが大学教育を受けられるように、授業料の値上げなんてしないで欲しいと切に願っています。

 
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貧乏は本人のせいなのか

2025-03-04 23:59:44 | 時事
 なんで近年こんなイヤな世の中になったのかなぁと、ぼんやり考えていたら、ホリエモンとかに代表されるような「金を稼いでる奴がエライ、貧乏な奴は努力が足りない」というようなことを言い出した人間がいて、それがどんどん広まってしまったからかもと思いました。今の世の中ではコツコツと地道に働いても、経済的に充足されないことも多いです。決して努力していないわけでもないのに、貧乏なのは本人が悪いと言われたら、それは誰だって腹が立ちます。

 なぜ金持ちと貧乏の差が生じているのかと言えば、一番は「親ガチャ」だったりします。金持ちの子どもは最初から大きなアドバンテージを得ています。特に首都圏に住んでいれば、かなり有利です。じゃあ地方の普通以下の家庭の子どもはどうしたら良いのかと言うと、ホリエモンも橋下徹も言うように「頑張って勉強して稼げる力を身につける」というルートを選ぶことになります。それでホリエモンは起業して、橋下は弁護士になって成り上がっていくわけですが、そういう人間に限って「貧乏なのは本人の努力が足りない」と言い出すわけです。自分はそうやってきたのだから、それを肯定するとともに、そうじゃない人間を厳しく否定します。アメリカのバンス副大統領も似たようなタイプらしいです。

 そして「親ガチャ」の次に差がつくのが、職種や業種による格差です。「職業に貴賤なし」などという言葉はすっかり死語になりつつあります。都心のオフィスでPCに向かって金を動かすだけで年収1億円を得られるファンドマネージャーと、人手不足の地方の公立病院で夜勤をしている年収500万円の看護師。そこに20倍もの努力の差があるとは思えません。むしろ社会の役に立っているのはどちらなのか、多くの人の支持は看護師に上がることでしょう。ちなみにファンドマネージャーに対して悪意があるわけではないし、看護師を貧乏だと思っているわけでもありません。

 マネタイズの仕組みがきちんと出来上がっている職種は報酬が高く、金にはなりにくいけれども社会が必要としている職種は報酬が低く抑えられてしまいます。だからこそ富の再分配のために累進的な課税方式があるのに、それすらも金持ちが文句をつけて政府は消費税を上げるなどして逆進性を高くし続けてきました。そしていつの間にやら「貧乏なのは本人のせい」キャンペーンが展開されて、世の中に必要な儲からない仕事ほど人手不足になってしまい、社会が歪んできています。

 金持ちだから「偉い」わけではないですし、貧乏=ダメ人間と決めつけるのも間違いです。年収がその人の「値段」だと思う考え方は、あまりにも人間の存在を薄く軽く見ています。

 

 
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トランプとゼレンスキー

2025-03-02 23:59:41 | 時事
 トランプとゼレンスキーの会談は外交史上類を見ないという公開でのブチ切れ口論となって破談してしまいました。ネットに上がっていた動画で見ましたが、トランプが途中で切れたのもわかりますし、ゼレンスキーの一徹さも伝わってきます。そして副大統領のバンスが、こうなるきっかけを作ったのも動画を見ているとわかります。それぞれの思惑があって、最初から難しい会談なのはわかり切っていることですから、普通はもっと事前に地ならしをして臨むものだろうと思うのですが、なぜあんなことになってしまうのかと不思議な気がします。

 そもそもマスコミに公開している時間が長いです。通常ならもっと短い時間だけ公開して、あとは非公開で進めるものらしいですから、公開の席で口論となってしまってはお互いに引くに引けません。バンスがいきなり割って入るのも不自然です。普通は首脳同士が直接話しているところに横から口を出して、しかもあんな挑発的な言動をしないでしょう。あれは芝居なのかバンスの地なのか。ゼレンスキーが通訳なしで会談に臨んでいたのも不思議です。いくら英語が話せるからと言っても、やはり慎重に会話をしなければならないのですから、通訳を介した方が不用意な発言は出にくいだろうと思います。

 そういう通常の首脳会談ではあり得ないことが積み重なって、ゼレンスキーはもちろんですが、トランプにとっても得るものがない最悪の結果となってしまいました。それは世界にとっても恐らく最悪な結果です。喜んでいるのはプーチンだけでしょう。侵略戦争を始めたものの、長引く戦いで世界から孤立して戦費は嵩み出口が見えない状況だったのに、トランプが一気に引っくり返してくれました。トランプはプーチンの都合の良い飼い犬になってしまったわけです。今頃プーチンは己の幸運に高笑いしていることでしょう。

 民主主義を奉じる西側諸国のリーダーだったアメリカが、トランプによって一気にロシア中国北朝鮮と同じような独裁国家に変貌しつつあります。トランプが酷いことはわかっていましたが、ここまでとはさすがに予想していませんでした。まるで19世紀の帝国主義全盛の世界に時計の針が逆戻りしたかのようです。今後は強国が自分たちの都合だけで世界を好きなように振り回すのでしょうか。すでに兆候は表れています。

 そんな中で、当然日本も振り回される側にいます。なにせアメリカの属国扱いなのは戦後80年経っても変わっていません。地位協定もそのまま、米軍基地も国内に残っています。軍事的にはアメリカの気持ちひとつでいつでも日本はアメリカに再占領されてしまいます。中国とアメリカが取引して沖縄を中国に割譲することもできてしまいます。さすがにそんな荒唐無稽な話はないだろうと思いたいのですが、同盟国を簡単に見捨てるトランプと、それを支持するアメリカ国民を見ていると、とても安心してはいられません。

 とは言え、「脱従米」も現状のままではかなり非現実的な選択肢ですし、地政学的に日本はヨーロッパから遠く離れていて、中国やロシアの隣国です。トランプが言う「第3次世界大戦」が起きた時に、日本だけ巻き込まれずに平和でいることはかなり難しいでしょう。せめて国土が戦場にだけはならないようにと願いますが、それも叶うかどうか。外交努力でと言うのは簡単ですが、難しい舵取りをしながら日本が戦争に巻き込まれない努力を政治家は続けて欲しいですし、国民も妙に威勢の良い言論に惑わされないようにしないとなりません。戦争で死ぬのは常に立場の弱い人々なのですから。

 
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頭越しは不快

2025-02-19 23:59:43 | 時事
 ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアとの停戦に向けた米露高官による協議がウクライナの頭越しに行われたと不快感を示したそうです。そりゃそうです。一方の当事者を無視して勝手に停戦協議をするなんて腹立たしいに決まっています。しかし相手がトランプとプーチンでは文句を言ったところで聞く耳持たないだろうことも確実です。全てはトランプを勝たせたアメリカ国民のせいです。世界中がこうしてトランプに迷惑をかけられていることを、アメリカ人はどう思っているのでしょうか、って言っても、トランプ支持者は岩盤なので、トランプ同様に何とも思っていないんでしょう。

 このウクライナの現状は明日の日本かも知れません。もしくは明日の韓国、台湾、フィリピンです。東アジアで中国と対峙しなければならない国々は、トランプの言動によって振り回されるだけではなく、いつ頭越しに中国と勝手な取引をされるかわかったものではありません。トランプは例え同盟国であってもアメリカ以外の国がどうなろうが知ったことではないと考えていますから、頼ったところで当てにはなりません。いつ頭越しに交渉されるかわからないのですから、日本もアメリカ依存一辺倒から脱却する外交を目指すべきだと思いますが、そう簡単にいかないだろうことも容易に想像がつきます。

 頭越しに交渉されるのがイヤなのは、国家間だけではありません。個人の人間関係でも同じです。人と人との関係にはマナーとルールがあります。自分を飛ばして頭越しに話をされるのは本当に不快です。僕は公私関係なく、誰かに紹介された人と直接やり取りすることになっても、間に入ってくれた人をずっと尊重するようにしています。直接やり取りしても良いとお墨付きを貰っていても、なるべく情報は共有するようにします。そうしないと次がなくなってしまいますし、何よりせっかく好意で紹介してくれた人を不快にさせたくはありません。

 でもそういう心の機微というものを全然理解できない人も中にはいるんですよね。「それの何が悪いのかわからない」と言われてしまうと、あーはいはい、と諦めるしかありません。20代までなら若いから仕方ないかと思いますが、30歳過ぎたらもう少し大人になろうねと心の中で思って見限るだけです。

 
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昭和男は全てセクハラ気質か

2025-02-04 23:45:24 | 時事
 ミュージシャンの近田春夫が「パワハラやセクハラ当たり前のことを“昭和気質”と簡単にひとくくりにするのってのも昭和の人に対する“差別”では?」「昭和生まれでもそうではない人の方が一般じゃないですかね?」と、昭和世代でも多くは常識的な感覚を持っているという趣旨のコメントをしているそうです。近田の憤りはわかります。僕も同じことを言われたら「全部同じにするな」と反論したいです。

 そもそも今と当時とではハラスメントの線引きが全然違います。今ならパワハラやセクハラに該当することでも、当時は全く問題だと思われていませんでした。ルッキズムなんて言葉も聞いたことがなかったので、女性の容姿を貶すのはともかく、誉めて何が悪いんだと思っている昭和世代は未だに多いでしょう。だって当時は女性に「今日も可愛いね」と誉めるだけでモテモテだったんですから。容姿に限らずですが、女性に対してシラフで面と向かって誉めることができる男性があまりいなかった時代でした。

 大河ドラマでよく問題になりますが、戦国時代と今とでは人権に対する意識はまるで違います。信長や秀吉、家康の殺戮を今の時代感覚で批判しても意味がありません。昭和と令和でも同じです。当時はそれで問題にならなかったことが、今はダメになっているのですから、昔はどうあれ今はちゃんと時代に合わせてアップデートできているなら問題はないでしょう。ただ「昔ならこれくらい当たり前だった」とばかり言って、未だに当時と同じ言動を繰り返している人がいたら、それは恥ずかしいから早く改めろよと思います。

 それに昭和生まれと言っても幅が広すぎて、とても一括りにできるものではありません。戦前生まれ、団塊の世代、新人類、氷河期世代、そしてゆとり世代の初期まで、全て昭和生まれです。60歳以上違うのに「昭和」でまとめるのは無理があります。その中でさらに同世代でも個人差が大きいのですから、近田が言うように安易に昭和だからで十把一絡げにされるのは抵抗感があります。ありますが、まあ言われるのも無理ないなぁというケースも多く見受けられるので、時代についていけない人間はさっさと退場するのが一番。院政を敷いているらしいフジテレビも一気に大きく世代交代してはどうでしょう。
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労組の思い出

2025-01-27 23:45:32 | 時事
 フジテレビが今回の騒動のせいで、社員が一斉に労組に加入して約80人だった組合員が約500人にまで増えたとか。驚くのは80人しかいなかったということです。いまどき組合活動なんて流行らないよ、ということなんでしょうか。あまりにも給料が良くて待遇改善など要求しなくても良かったので、組合の必要性を感じていなかったのかも知れません。

 僕の会社にも労働組合があります。入社した頃は組合活動がまだ盛んな時期で、新入社員はほぼ強制的に組合に加入させられました。僕はそれほど組合に興味があったわけではありませんが、仕事でチームを組んだ先輩たちに組合活動の主力メンバーが何人もいて、強引に赤旗を購読させられたりもしました。初めて読んだ赤旗は思っていたよりも普通の新聞で面白かったです。

 若手の時期に1年間だけ執行委員も経験しましたが、自分の性には合わないと感じたので早々に辞めました。ただ組合自体は応援していましたし、ずっと脱退することなく組合費も払い続けていました。近頃は組織率の低下が顕著だという話も聞いていて、それはかなり残念だなと思っています。労働組合は先達が苦労して手に入れた労働者の権利のひとつです。せっかく得た権利を自ら放棄することは愚かだと思います。

 フジテレビの今の社員たちも同じように感じていることでしょう。加入者が極端に少なかったのに、一気に増えることができたのも、長年細々とでも組合を維持し続けていた人たちがいたからこそです。どんなものでも一度失ってしまうと再び作り直すには途轍もないエネルギーが必要になります。僕のテニスサークルも過去に何回もやめようかと思うような時期がありましたが、そのたびに「やめたらもう二度と始められない」と思い直して続けてきました。そうしてついに今年で40年目突入です。組合とは何の関係もない蛇足ですが。
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献体前でのピース写真

2024-12-24 23:59:21 | 時事
 もうネットで大炎上しているので知っている人も多いでしょうが、美容外科医の女性がグアムでの「解剖実習」での写真として、献体の前で集まってピースしながら写真などを撮ってブログに載せました。しかも一部にモザイクはかかっていたものの、頭部がそのまま写っていたものなどもあり、当然のことながら倫理的にあり得ないとの批判が殺到しています。

 いつもネット上で逆張りの主張を繰り広げるホリエモン、ひろゆき、高須院長さえもがこの件については厳しく批判をしていて、「美容外科のモラルなんてこんなもの」だと美容外科業界全体への批判にエスカレートしているようです。まあ美容外科の有り様についての批判は以前からあるので、それについてはここではこれ以上触れません。ただこの写真を公開した女性医師がまだ若い駆け出しなのかと思いきや、40代で院長を務めている医師なのには驚きました。そんな分別ある年齢とキャリアでこれほどバカな投稿をするなんて、本当にバカでもなれる美容外科なのか、バカだから美容外科を選ぶのかなどと考えてしまいました。

 以前、自民党の松川るいや今井絵理子ら女性議員たちがパリに研修という名の観光旅行に行ってエッフェル塔の前でポーズをとった写真を公開して大炎上しましたが、これと今回の件も似た感触があります。要は「映え」写真を公開して承認欲求を満たしたいという女性がたくさんいて、その年齢上限がどんどん上がってきているのです。最初に10代の女の子がやり始めたことを、いつの間にやら40代の中年女性までもがやり始めて、その件数が増えてきたから必然的に炎上するような写真も増えているのだと思われます。

 解剖実習の遺体の写真が本当に「映え」なのかどうかということは置いておいても、なぜそんなに「映え」にこだわるのか、本当に不思議でなりません。「いいね」がたくさんついたからと言って、それにどれほどの意味があるのでしょう。炎上するリスクとリターンが見合っていないのに、そんなこともわからないで国会議員や医師をやっているのだとしたら、それはその職に相応しくない人間だと言われても仕方ありません。ちなみに、ここまで女性の事例だけ取り上げていますが、男性だって同じことをやれば当然ながら同罪です。今のところ目立っているのが女性だというだけで、本来的には男女は関係ありません。

 かつてツイッターが「バカ発見器」だと言われた時代がありましたが、今はそれがインスタグラムなどに変わってきました。短い文章よりも写真や動画の方が情報量の多さ、わかりやすさ、インパクトの強さではるかに勝りますから、バカも見つかりやすくなります。「君子SNSに近寄るべからず」だと理解できている人は良いですが、バカはバカだからバカなことをしちゃうんでしょう。

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ナベツネ逝く

2024-12-19 23:59:39 | 時事
 「ナベツネ」こと渡辺恒雄が亡くなりました。98歳。戦後日本を象徴するような人物がまたひとりいなくなりました。戦争を生身で知っている従軍した世代の最後の生き残りという感じの人でしたから、いよいよ日本人にとって戦争は遠いものになっていくと思います。それだけ日本の平和が長きにわたって続いてきたということですから、ある意味誇らしいことではありますが、今後もこの平和が守られ続けるのかどうか心配にもなります。口だけ勇ましい人間ほど危なっかしいといつも思っています。

 ナベツネは保守派の言論人でしたが、今のよくわからないネトウヨ的な発言は全くしませんでした。なにせ少年時代は「反軍国少年」だったそうですし、戦後は共産党に入党しています。筋金入りの反戦家であり、総理大臣の靖国参拝を厳しく批判してきました。ナベツネの反戦論には頷けるものが多く、ジャーナリストとしてのナベツネはむしろ社会民主主義者と言えるのではないかと思います。

 ただナベツネが世間の耳目を引いていたのは言論人としてではなく巨人のオーナーとしてでした。本人は野球自体には全然興味がなく選手の名前も覚えていないしルールもよくわかっていなかったらしいですが、経営者としての視点から巨人中心主義の主張を繰り返していて、心ある野球ファンから批判され続けてきました。またJリーグ発足時から当時の川淵チェアマンと激しく対立して、ヴェルディの経営から読売新聞が手を引くことに至りました。川淵のことを「独裁者」と批判し、川淵から「独裁者に独裁者と言われて光栄」などと言い返されたこともあります。

 中日ファンとしては巨人のことばかりで野球界全体の発展を考えていないようナベツネの言動にはいつも反発を感じていましたし、巨人を身贔屓し過ぎてむしろ弱体化させたのではないかと思っています。野球を知らないオーナーが率いて口を出しまくれば、そりゃ弱くなっても不思議はありません。イヤなジジイで老害の典型だったナベツネですが、亡くなってみると妙に可愛げもあるジジイだったような気もします。ご冥福をお祈りいたします。
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