幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

全米オープン展望

2010-08-31 02:05:33 | テニス
 今年最後のグランドスラムである全米オープンテニスが始まりました。注目はナダルの生涯グランドスラム達成なるか、です。過去に6人が達成している生涯グランドスラム。クレーコートには無類の強さを誇るナダルも、ハードコートでは普通の強豪の1人。しかも毎年春のクレーシーズンに飛ばし過ぎて、全米の季節には息切れ気味のことが多いのですが、今年は体調もそれほど悪くなさそうだけに、チャンスだと思います。

 対抗はいつものごとくフェデラーということになるんでしょうが、かつての絶対的な強さが影を潜めたフェデラーが果たしてナダルとの決勝戦まで勝ち上がってこられるかどうか。全仏、ウィンブルドンのように強打の若手選手にやられてしまう可能性もあります。

 2強を打ち破るかも知れない選手はたくさん名前が上げられます。それだけ男子はいまレベルの高い戦国時代に突入しています。マレー、ジョコビッチ、ロディック、ベルディヒ、ソダーリング、ツォンガ、ダビデンコあたりの誰が2強を倒しても驚きません。さらに若手のチリッチ、クエリー、ベテラン復活のナルバンディアン、ヒューイットもいます。もちろん日本期待の錦織がこの中に入ってくることを期待したいと思います。

 多士済済の男子に比べて寂しいのが女子です。若手がなかなか出てこない状況が続いていて、かと言ってベテランも冴えず、見ていてもワクワクするものが乏しいのです。相変わらず実力ナンバー1のセレナは怪我のため欠場、同じく復活してきたエナンも欠場。ヴィーナスも故障気味ということで、なんと第1シードはキャロライン・ウォズニアッキになりました。

 かと言って優勝争いがウォズニアッキを軸にということでもありません。有力なのは第2シードで昨年のチャンピオンであるクライシュテルスと、同じく復調してきたシャラポワ。後はいつものようにクズネツォワ、ディメンティエワのロシア勢やヤンコビッチ、スキアポーネ、ストーサーあたり。若手ではアザレンカ、ウーダンあたりも一発期待ということです。

 日本勢はクルム伊達が初戦でクズネツォワ、森田がスキアポーネに当たる厳しいドローになってしまいました。ただシード選手は初戦は調子が上がらないもの。ここで足元をすくえば、一気に上位進出もあり得ます。期待しましょう。

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コンタクトレンズ置き去り?

2010-08-30 00:43:09 | 日記
 日曜日の夜。土日のテニスで日焼けでひりひりする肌を恨みながらシャワーを浴び、ついでに脱衣所でテニス用の使い捨てコンタクトレンズを外そうとしたら、右目の方がレンズが目に張り付いて外れません。時々こういう時があるのですが、頑張って外したら、なんとレンズが4分の1くらいちぎれているではありません。ありゃ、ちぎれた残り4分の1はまだ目の中か、と慌てて捜索。鏡で確かめてみますがよくわかりません。

 しばらく手鏡で右目を見ながら触って確かめていたのですが、どうも違和感があります。黒目がちょっと色がおかしいので、どうもこれかなと思うのですが、触ると痛いだけで外れる気配がありません。10分くらい頑張っていたのですが、とうとうギブアップ。友人の眼科医に電話しました。

 家族と食事中だった彼女は親切に「あと1時間くらいしたらクリニックで診てあげるから」と言われたので、1時間後にもう一度レンズを外そうと努力してみましたがダメだったので、クリニックに行きました。彼女はわざわざ日曜日の夜にクリニックを空けて待っていてくれました。

 それからいろいろ診てもらったのですが、結論から言えば「レンズはありません」とのこと。どうもコンタクトレンズに関してはそういう事故も多いらしく、レンズが残っていると思ってあれこれ眼球を触ることで、自ら傷つけてしまって違和感が生じるというケースも多いそうです。いやぁ、まさかこの引っかかるような違和感は自分で作った傷だったとは。バカです。

 日曜の夜にわざわざクリニックを空けさせて診てもらった彼女には本当に申し訳ないことをしました。しかし、あのまま「レンズが目に残っている」と思って一晩不安に過ごすよりは精神衛生上はスッキリして良かったです。持つべきものは役に立つ友人です。そして、コンタクトレンズの取り扱いには十分注意しましょう。

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レベル違い

2010-08-29 00:39:22 | テニス
 昨日の「テニスマガジンゼビオカップ」初日、僕たちのチームは予想通りに厳しい相手との対戦が続きました。その中で特に驚いたのが日本のトップリーグの実業団で活躍するH選手と対戦したこと。全日本クラスの選手が我々が参加するような大会に出てくることはまずありません。H選手は愛知県出身で県内の大学を出て県内の企業に所属しているので、名古屋にいること自体は驚きませんが、それにしても、という感じでした。

 まあ滅多に相手にしてもらえないレベルの選手だけに、対戦できるのもひとつの記念と思ったので、こちらは構わないのですが、やってる本人は決して楽しくはないだろうなぁという印象。恐らくは一緒に出場していた奥さんの関係で引っ張り出されたんだろうと推察されますが、見ていても笑顔もなくずっと不機嫌そうな顔をしていました。

 団体戦なので、最初の相手の時はミックスダブルスに出ていたのですが、明らかに素人の女性相手にやりにくそうでした。で、次に僕たちとの対戦では男子ダブルスに出てきました。それでも手は抜いているのかも知れませんが、遠慮なく打てるだけでも気分的にやりやすかったのでしょう。H選手の最初のサービスゲームは全部サービスだけで終わってしまいました。もっとも、全部触れたのでエース狙いをしてきたわけではないと思います。

 と言うのも、次は我々のリーグで一番強いチームと当たったのですが、そこでH選手は負けてしまったのです。この時はペアの男性が全くダメでミスを重ねていたので、さすがのH選手でもどうしようもなかったという試合展開。それでも自分のサービスではほとんどサービスエースでした。僕たちよりもうまい男性相手にノータッチのエースを量産できるのですから、僕たちにはエースを取るつもりではなく、触れるところにサービスを打ってくれていたんだなぁとわかったわけです。

 それにしてもH選手にとっては全然楽しくないでしょうね。全力を出す必要もなく勝ててしまう相手とやったり、ペアがミスばかりして負けてしまう試合だったり、勝っても負けても楽しいわけがありません。もちろん、それは僕たちのせいではなく、そんな大会に出てきたH選手のせいなんだから仕方ないんですけどね。

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早起きは健康に悪い

2010-08-28 00:12:27 | テニス
 先日も書いたように、この土日は毎年出場している「テニスマガジンゼビオカップ」に参加します。草トーナメントにしてはレベルの高い大会で、毎年コロコロに負けるのは仕方ないのですが、問題は暑さと早起き。なぜわざわざ猛烈に暑い名古屋で真夏に大会を開催するのか?東北大会が秋なのに、東海大会が夏というのは納得いきません。7月に北海道、8月に名古屋、9月に東北というスケジュールはおかしいでしょう。

 恐らく会場の名古屋グリーンテニスクラブの都合なんでしょうけど、いつも熱中症寸前でみんなやっているのですから、重大な事故が起きる前に、もう少し時期をズラす努力をしていただけないかと思います。多分重大な事故が起きると、開催時期をズラすのではなく、大会自体が中止になってしまうことでしょうから。

 もうひとつの問題が早起き。集合8時とか、ゴルフじゃないんだからって感じです。いつも9時近くに起きている僕には相当厳しいです。まあこれに関しては人によって生活時間が全然違うので「8時?余裕だよ~」という人もいるでしょうけど、僕は8時に集合しようとすると遅くとも6時半に起きなければなりませんから、いつもより2時間早起きです。

 以前にも書きましたが、単に早く起きるだけなら何とでもなります。問題は日頃の生活時間と大きく違うと、それは単に「起きた」だけで、実際には体も頭も動かないということ。僕が本格的に動き始められるのはお昼近くになってから。しかし、その頃にはもう2試合くらい終わってしまっています。

 以前はいつもそれで朝一番の試合に負けてしまっていたので、対策として早寝早起きを始めたのですが、仕事と関係なく早起きしていても、結局夜更かしは変わらないので、単なる寝不足になってしまいました。やはり人間は自然に眠くなったら眠り、目が覚めたら起きる方が体に良いと思います。僕の結論は「早起きは健康に悪い」でした。

 しかも、猛暑の中でテニスのような激しい運動をするのも健康に決して良くありません。健康に悪いことばかりのテニス大会参加。それでも行くんですけどね。

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「愚者択一」の民主党代表選

2010-08-27 01:17:28 | 政治
 民主党の代表選が連日トップニュースになっています。小沢一郎が出馬するのかしないのか、鳩山由紀夫がそれを支持するのかどうか、菅直人がそれにどう対抗するのか。自民党時代に見飽きたような権力抗争を今度は民主党が繰り広げているのを見ていると、つくづく一緒だなぁという感想しかもてません。

 本来ならこの代表選は日本をどういう方向に向かってリードしていくかを決める選挙のはずです。なにせ民主党の代表はイコール総理になるわけですし、小沢と菅は政策や手法について同じ党内でありながら大きな差があるからです。

 小沢は昨年夏の総選挙で民主党が掲げた「生活者第一」のマニフェストを改めて進めたいと考えているようです。対して菅は民主党のマニフェストを反古にして「財政再建」路線を進めようとしています。どちらの方向に向かって進むのかを、きちんと正面から議論してそれを広く国民に見せればいいのに、政策論議を横においといて、彼らは多数派工作ばかりをしているように思えます。これでは国民は白けるばかりです。

 小沢の泣き所は「金」の問題で、それでまだ最近幹事長を辞任したはずなのに、その点についてなんら進展も釈明もないままに代表選に出るというのはおかしな話です。また菅は総理になりたかっただけで、総理になってなにをしたかったのかが見えないままにここまで来てしまいました。彼は「政局」に対してはセンスがあるみたいですが、肝心の政治についてのセンスは全く見えてきません。

 こんな「二者択一」は「愚者択一」です。どちらも国民は望んでいない不毛な択一です。いまもっとも喫緊な問題は円高です。これに対して日本政府がどう対応していくのかを世界中が見守っているにも関わらず、レベルの低い権力闘争に明け暮れている姿は、民主党に対して失望しか生み出しません。非常事態につき代表選のスケジュールを先延ばししてでも円高対策をやります、と言えば民主党株も上がったことでしょうに。

 もし代表選の結果、総理が替わったら、きちんと解散してその新政権の信を改めて国民に問うべきです。じゃなければ勝手に総理を1年ごとにすげ替えていた自民党と同じ。というか、民主党の場合は1人1年もちませんから、もっとダメということですね。

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高島彩の退社と結婚

2010-08-26 01:49:26 | テレビ・芸能
 2日ほど前のニュースになりますが、フジテレビの高島彩アナが退社を発表し、メディアが結構騒いでいました。ツイッターにも書いたのですが、この騒ぎ方は尋常ではなく、単にテレビ局のアナウンサーが会社を辞めると言っただけなのに、まるで人気芸能人やスポーツ選手が引退を発表したかのような大ニュースとして扱うこと自体がおかしい話です。

 それは単に会社員だから、という筋論だけではなく、ほとんどの人気女子アナと同じく、アヤパンもフジを退社してもフリーになって今後ますますテレビに出ることでしょうから、むしろ活躍の場が広がるというだけで、これをニュースとして大騒ぎするのは、彼女の退社後の営業活動の一助にしかならないからです。

 もうひとつ疑問に思ったのは、東京のマスコミは高島彩をまるで日本中誰でも知っている大スターのように扱っていますが、地方在住者にはそれほど馴染みがあるわけではないということ。キー局は確かに全国ネットで中心となるテレビ局ではありますが、エリアが定まっている以上やはりキー局と言えども地方局であることには変わりありません。関東圏以外では「8チャンネル」とか「4チャンネル」とか言われたってわからないし、地方には地方の人気アナもいます。東京のマスコミ関係者が思っているほどキー局の女子アナは全国区ではないのです。

 さて、高島彩と言えばもうひとつ注目されているのが、ゆずの北川悠仁との結婚。フジを退社したことでいよいよカウントダウンらしいということですが、これが我が家では火種となっています。うちの熱狂的な「ゆずっこ」の娘が、この話題になると凶暴になるのです。ちょっと前から「女子アナ嫌い。特にフジの女子アナ大嫌い」と言い出して、何をこいつは言っているのかと思っていたのですが、そもそもの原因はそれだったわけです。だからアヤパンと北川悠仁の話になると1日中不機嫌になるので面倒くさくてかないません。

 有名人が誰と結婚しようと所詮関係ないことなのに、それが納得できないのがファン心理。でも結婚するならするで、さっさとしてもらいたいです。いつまでも噂で話が回っている状態は娘の精神状態をささくれだったものにするだけですし、ひいては我が家の平和に影響しますから。

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徒労感が心を折る

2010-08-25 01:04:36 | 日記
 人間誰しも苦労するのは好きではありませんが、それでも報われる苦労なら達成感もあります。苦労したのに何にも良いことがないとか、無駄骨に終わったというのはガッカリして疲れも倍加します。この「徒労感」という奴は、単なる肉体的疲労以上に自分の心を蝕むのでよくありません。

 仕事で感じる徒労感はまだマシです。と言うのも、仕事はつまるところお金のためにやっているわけですから、お金さえ貰えれば後はどれほど残念な結果になろうとも完全に徒労に終わったということはありません。もちろん、お金にもならずにタダ働きさせられて、結局それが無駄になったりしたら半端じゃない徒労感を感じますけどね。

 ただ仕事はそういう性質のものだと僕は思っているので、過度の期待をしていません。むしろ徒労感を強く感じるのはプライベートでのボランティア的活動です。お金を貰わずに人のために動くという場合、期待している報酬は「相手の喜ぶ顔」「感謝の言葉」「役立ったという自己満足」です。僕の場合はテニスサークルや学校の同窓会の幹事の仕事が、まさにそれにあたります。

 ところがしばしば人は幹事がボランティアであることを忘れます。まるでお金を貰って働いているサービス業の人と勘違いしているかのように、さまざまな要望やワガママ、無茶を押しつけてきます。特に「ダメでもともと」という感覚でいろいろ要求されるのは本当に困ります。こちらは善意でやっている以上、相手の要求にはなるべく応えたいと思いますが、できることとできないことがありますし、できることでもかなり無理しないと難しいこともあります。その無理をさせておいて、実は「どっちでも良かった」なんてことを言われたら本当に切れそうになりますよ。

 「だめもと」「言うだけタダ」のさもしい精神を無償で働くボランティア相手に発揮することがいかに人間として下品なことか、そういう人は自覚していません。その行為が、どんどんボランティアの心をへし折って、最後はやめさせてしまうのに気づいてもいません。たとえお金を払った相手であっても、自分のためにサービスを提供してもらったら心を込めて「ありがとう」と言うべきです。まして無償で働く人に対しては、なるべくその人が働きやすいように気を遣うことと、感謝の気持ちをしっかりと示すのが当然です。じゃないと、結局人が去っていき自分にとってもマイナスにしかなりません。「徒労感」を甘く見ない方が良いと思います。

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プロのコーチで実力アップ

2010-08-24 01:51:53 | テニス
 1999年から毎年欠かさず参加している大会に「テニスマガジンゼビオカップ東海大会」というのがあります。昔は「ウィルソンカップ」だったのですが、途中で大会スポンサーがゼビオになったので名前は変わりましたが、中身は一緒。テニスマガジンが主催して全国各地で行われている土日を使ったツーデイ(土曜日リーグ戦、日曜日順位別トーナメント)の団体戦です。

 この大会の特徴は参加資格がフリーであること。つまり我々のような一般プレーヤーのみならず、テニスクラブのコーチも、大学体育会の部員も、実業団に所属するトップアマチュアも、そして本人さえその気ならプロだって参加できます。普通こうしたイベント色の強い一般向けのテニス大会というのは参加制限があって、全日本、全日本学生、インターハイなどの経験者は参加不可だったりするのですが、オープン大会で賞品がまあまあ良いものですから、年々参加チームのレベルが上がり続けています。

 お陰で10年以上にわたって参加を続けている僕たちのサークルも上位進出は遠のくばかり。過去に3位トーナメント準優勝で何とか賞品を貰ったりしたこともありますが、基本的には毎年1日1勝というのが目標になっています。昨年は3位トーナメントのコンソレ優勝でしたが目標クリア。もっとも賞品は用意されておらず名誉だけでしたが。

 それでも毎年お揃いのTシャツを買って雑誌に写真が掲載されることを楽しみに参加していますが、今年はウェアだけではなく実力でも写真を載せてもらおうと、先日山本麻友美プロに特別レッスンをしてもらいました。本当は山本プロにチームの一員として出てもらいたかったのですが、さすがに現役を離れたばかりの彼女は参加は遠慮したので、それならばと特訓をお願いしたのです。

 試合は女ダブ、男ダブ、ミックスの3本マッチ。毎年女ダブを負けて男ダブで勝ってミックスで勝負ということになるので、今年は何とか最初の女ダブの強化を図りたいと思っています。プロにもいろいろとアドバイスを貰いながら練習をしたので、その成果が今週末の試合で発揮できると良いのですが。僕も含めてサークルのメンバーはプロに打ってもらってアドバイスをしてもらったこの数ヶ月で確実に実力は上がっていると思います。後は本番で結果が出るかどうか。楽しみです。

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我が家の「埋蔵金」の使い道

2010-08-23 01:09:54 | クルマ
 週末に義父のクルマを売って、新たに中古車を買いました。義父のクルマは先日も書いたように177万円という超高額で引き取られていきました。1年3ヶ月乗って購入金額よりマイナス13万円って、どれだけおいしい話だか。こんなことも世の中にはあるんですね。

 で、その足でディーラーに行き、今のセカンドカーであるラウムから買い換える中古のシエンタを試乗しました。お盆前に2005年式の赤を試乗して結構気に入ったのですが、年式が古いことだけが残念だったので、今回は2007年式のガンメタ。走行距離もまだ12000km、2012年3月まで車検は残っているし、ワンオーナーでキレイに乗ってあったし、装備もDVDナビ、バックモニター、ETCがついていたので問題なし。

 これで94万円。2005年の赤が84万円、もう1台検討していた2008年の青が126万円なので、比べてもこのガンメタには割安感がありました。家族4人で試乗して全員文句なしということだったので即購入決定。諸費用込みで104万円のところを交渉して97万円まで下げてもらったので、売買の差額は80万円ちょうどになりました。

 いま家族で揉めているのはこの差額の取り扱い。本来は義父のクルマを売ったお金。孫のためにクルマを買ってやれということなので、クルマを買うこと自体は問題ないのですが、差額まで貰ってしまっては申し訳ありません。

 ただ義父は孫たちのために全部使っても良いということだったので、僕としては残額は貯金して子どもの学資に回したいのですが、残る家族3人は「貯金なんてつまらない、山分けだ」と主張しています。まあこんな降って沸いた(と言うか、ディーラーとの交渉で捻り出したのですが)ような「埋蔵金」ですから気持ちはわからないでもないですが、このご時世に経済的余裕があるわけではなし、パーッと散財してしまうわけにもいきません。しばらくは使い道に頭を悩ませることになりそうです。

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春夏連覇の興南は史上最強か?

2010-08-22 01:44:36 | 野球
 沖縄の興南高校が史上6校目の春夏連覇を達成しました。沖縄勢と言えば昔は甲子園の「お客さん」扱いで、出場するだけで拍手をもらっていたのが、ついに春夏連覇を達成する日が来ようとは。かつては地域格差が激しかった高校野球も今は本当にレベルアップが著しく、昔のように「愛知」だ「大阪」だ「広島」だというような強豪県の名前だけではではなかなか勝てなくなってきました。

 それにしても決勝戦でも猛打爆発で全国の頂点に立った興南ですが、彼らは果たして史上最強の高校野球チームなのでしょうか?スポーツ界においては「今の最強が史上最強」という考え方があります。常にレベルアップを果たし進歩を続けているのですから、史上最強は現在の最強というのは一理あります。それでいけば興南こそ史上最強です。

 ただファンがいろいろと空想して楽しむには、その考え方は一度取っ払った方が楽しいです。時代の進歩という部分は補正をして考えて、高校野球最強チームを検討してみたいと思います。

 唯一の夏3連覇を果たした中京商は戦前のチームなのでもちろん、王貞治率いる早実とか、柴田勲の法政二、最初に春夏連覇を果たした作新学院とかは全く見ていない伝説のチームなのでわかりません。2校目の春夏連覇の中京商もまだ5才だったので事実は記憶にあってもその内容まではもちろん記憶にありません。

 僕が覚えているもっとも古い最強チームは1979年に史上3校目の春夏連覇を果たした箕島。石井-嶋田のバッテリーを中心にしたいかにも高校野球らしい堅いチームでした。春は浪商の黄金バッテリー牛島-香川を打ち破り、夏は星陵と延長18回の死闘に勝利しました。

 1983年の池田も強いチームでした。畠山・江上・水野の「やまびこ打線」はそれまでの高校野球の常識を覆すようなフルスイング。前年の夏を制し、翌年春も優勝。さらに夏も連覇間違いなしと思われましたが、桑田と清原の1年生コンビ率いるPL学園にまさかの準決勝敗退。これは準々決勝で「事実上の決勝戦」と言われた中京戦に勝った油断があったからじゃないかと言われています。

 その桑田・清原のPL学園は3年間ずっとベスト4以上。最強は1984年とも1985年とも言われていますが、僕は1985年宇部商との夏決勝での勝ち方が「強い」と思いました。そしてさらにその2年後輩の立浪・片岡・野村・橋本らが1987年に史上4校目の春夏連覇を果たします。このどちらが強かったかと言えば、これは難しい比較です。1戦だけの勝負なら大エース桑田がいる先輩たちの方が強いと思いますが、連戦となると投手陣の厚みがあった立浪ら後輩の方に分があるかも知れません。

 1998年松坂大輔の横浜は完成された横綱相撲の強さでした。決勝でノーヒットノーランを演じる超高校級投手の松坂と、小山・後藤・小池らの強力打線。神宮大会も国体も制して4冠達成、公式戦無敗だったチームだけに、実績では桑田・清原のPL学園を上回る史上最強チームの本命かも知れません。

 そして記憶に新しい2006年田中将大の駒大苫小牧。2004年、2005年の夏を連覇、2006年の春を不祥事で辞退して、中京商以来の夏3連覇を賭けて臨んだ2006年の大会でしたが、決勝で「ハンカチ王子」斎藤佑樹率いる早実に延長引き分け再試合の末に競り負けました。

 今年の興南も十分に強いチームですが、こうして振り返るとやはり印象的なのは池田、PL、横浜でしょうか。後にプロでも活躍するような選手が複数いるチームは、高校時代から華やかで強さが一際目立ちます。ただ1試合だけの勝負だったら、これらに負けないチームがいます。1973年江川卓の作新学院。細かい数字の凄さは調べてもらえればわかりますが、とにかく小学生の中で大人が野球をやっているように感じたのは江川だけです。それほど江川は際立っていました。1試合勝負なら江川を打てる高校生はいないでしょう。辛うじて1985年の清原なら勝負になるかも知れません。

 結論、史上最強の高校生は江川。チームはKKコンビのPL学園ということで。ま、あくまでも遊びですからもしファンの方いたらご勘弁ください。史上最強は何校あっても良いと思います。
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