幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

紅白歌合戦あれこれ

2014-12-31 23:58:52 | テレビ・芸能
 紅白歌合戦は今年も白組の勝利に終わりました。今年の紅白は中島みゆきに松田聖子、薬師丸ひろ子、中森明菜と我々の世代には嬉しい女性歌手が勢揃いしたので、今年こそは紅組が勝つのではないかと思ってみていましたが、終わってみれば相変わらず白の圧勝。これだけ紅白のバランスが崩れているのは番組的にいかがなものかと思います。白組がジャニーズの力で勝ち続けているのなら、紅組はもっとAKB48の力を利用して「ヲタ」パワー全開にしないとダメかも。それが一般視聴者にどう受け取られるのかはともかく。

 個人的には先ほども書いたように80年代アーティストが続々と出てきて楽しい紅白でした。サザンも長渕も出たし。できたらあれだけジャニーズが出たのですから、マッチや少年隊も出したらどうかとか、薬師丸だけじゃなくキョンキョンも今年も出て欲しかったとか思いますが、それもまたシニア層や若年層にしたら面白くないものになってしまうでしょう。そもそも今年だって聖子や明菜が出てきても若者にとっては全然ピンとはこなかったでしょうし。

 少し俯瞰して見ると、ちょっとNHKの内輪受けや自局推しが強すぎる気がしました。特に朝ドラをやたらと取り上げていましたが、昨年の「あまちゃん」は社会的現象になるほどの影響力があったから良かったのであって、今年も同じようにやっても白けるばかりです。またいくら今年のヒット曲が少ないからと言っても、古い曲の比率が高すぎます。しかもクリス・ハートに「糸」を歌わせるのなら、ご本人に「麦の歌」と2曲歌ってもらえば良いことではないでしょうか?

 吉高由里子の司会は予想通りのグダグダな出来でしたが、もう適性のない若手女優に司会をやらせるのもやめたらどうでしょう?このままでは来年も井上真央あたりに司会が回ってくる気配がしますが、相手が嵐なら高橋みなみか指原梨乃にやらせた方が絶対に面白いし、きちんと進行できます。

 なお、僕が考える今年の紅白のMVPは中島みゆき、敢闘賞はTOKIO、特別賞は神田さやかです。期待した明菜は喋りが友近の物真似にそっくりだったことは評価します。
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コーカイ日誌で振り返る2014年

2014-12-30 23:58:39 | 日記
 今年もいよいよ押し詰まってきました。恒例企画のコーカイ日誌で振り返るこの1年。まず個人的には体調不良の連続だったことが挙げられます。2月に風邪を引いたのはいつものこととして、昨年からずっと五十肩に悩み(同窓会と五十肩)、5月には原因不明の鼻血(鼻血とテニスの因果関係)、7月上旬には風邪(夏風邪)、そして7月半ばに尿路結石(1年半ぶり9回目の結石)、しかもその時に入れたカテーテル(尿道カテーテル初体験)が悪影響を及ぼして10月末までヘロヘロになっていました(我慢して頑張る限界)。入院手術もしたし(22年ぶりの入院生活)、体調的にはこれまでの人生の中で5本の指に入るほどひどい年だったと思います。

 ただ絶不調の割にはテニスも音楽もずっと頑張っていて、テニスでは久しぶりのサークル交流戦(久しぶりの交流戦)をやったり、毎年出ている大会で賞品をきちんとゲットしたり(クジ運の強いリーダー)といろいろありましたし、山本麻友美プロとも相変わらずたくさんテニスができました(プロとも5年目)。体調が悪かった割には楽しめたと思います。

 音楽でも3回の発表会(発表会のビデオがない演奏も体調管理が肝心発表会を楽しめたのは進歩)だけではなく、高校の大同窓会でも演奏したり(同窓会動員記録更新)、店頭でのデモ演奏をやったり(てもでもの涙)と、今までにない経験をしたので大きな進歩だったと思います。

 来年はとにかく体調管理には気をつけて健康な1年を送れることを第一に考えていきたいと思います。テニスも音楽も健康があってこそ。今年のようにボロボロの体調だと楽しめないことがよくわかりましたから。
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Tくんプラハに行く

2014-12-29 23:43:25 | 日記
 今夜は今年最後のイベントとなる高校の同級生Tくんの海外赴任送別会でした。彼とは2年の時に5人組の仲良しグループで、生涯で一番楽しい時期の友達だったので、今でも格別の思いがあります。この5人全員が揃うことはなくても、ちょくちょく個別にはお互いに会っています。Tくんの結婚披露宴にも参加していますし、本当に大事な友人のひとりです。

 Tくんは三河の某自動車メーカーに勤務していて、海外赴任経験も豊富。今回はチェコに行くそうで、年齢を考えるとこれが最後の海外となる可能性が高いようです。現地法人の副社長格として行くそうですから、さぞかし王侯貴族のような生活をするのかと思ったら、アジアとは違ってヨーロッパとなると普通のマンション住まいだとか。それでもグランドピアノを持っていくとか、ゲストルームがあるとからしいので、それなりにちゃんとした待遇なのだろうとは思います。

 高校時代の彼はパチンコに麻雀、競馬とギャンブル好きな、ちょっと素行が悪い少年でした。ところが2年生で僕たちと同級生になると、なぜか品行方正な我々の仲間になって、一緒に徹夜トランプをするようになりました。正直当時から僕はギャンブラーで名を馳せていたTくんが金もかけないトランプで満足しているのかどうか不思議に思っていたのですが、彼によれば僕たちと一緒に遊ぶことで更正できたのだそうです。

 出世して数千人の部下をもつ彼のことを思えば、当時の僕たちが果たした役割の大きさは相当なものだったのだと思います。と言っても、試験が終わると「会食会」と称してみんなで一人暮らしをしている仲間のマンションに行き徹夜で遊び呆けていただけですけど。

 Tくんがこれから住むプラハは日本より常に5℃くらい気温が低いそうなので、遊びに行くなら夏が良いそうです。行ってみたいとは思いますが、定年までそんな時間とお金があるかどうか心配ですし、僕が定年になった時にはTくんも定年でプラハにはいないだろうし、なかなか機会があるかどうか。とりあえずはTくんが現地で元気に活躍することを願うばかりです。
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黒田がカープ復帰

2014-12-28 18:23:59 | 野球
 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹が来年広島カープに復帰するという、野球ファン、とりわけカープファンにとっては衝撃のニュースがありました。年俸15億円を蹴って年俸4億円のカープに移籍。プロの世界ではあり得ない決断です。アメリカ人はクレイジーだと思っているのではないかと。同じ日本人だって「そんなバカな」と思います。

 それもこれも黒田の「カープ愛」なのでしょう。どれだけカッコいいのかと。カープファンならまさに感涙ものです。ドラファンとしてはそこまで球団を愛してくれる選手がいて羨ましい限りですし、さらに言えば落合GMの鬼のようなコストカッターぶりに正直イヤになっているので、ちょっと絶望的な気持ちにさえなります。

 そもそも落合はドラゴンズを強くしたいのか、単に球団の利益を上げたいのか、どちらなのでしょう?昨年の井端に対する仕打ち、今年の大島や平田に対する年俸提示、いずれも「もっと出してやれよ」と思います。ドラゴンズが好きだから大島は自分の主張を泣く泣く引っ込めましたが、あれでは選手もファンも球団を嫌いになります。たかだか1千万円程度を節約したにしては割に合わない大きな損失だと思いますけど。

 カープだって昔からシブチンで有名ですが、それは「無い袖は振れない」からだと誰もがわかっています。決してケチなわけではなく本当にお金がないのだから仕方ありません。それがわかっているからこそ、黒田も大幅な年俸ダウンにも関わらずカープを優勝させるために戻ってくるのでしょう。今のドラゴンズにそんな心意気を持った選手がいるのか、そんなにチームに誇りと信頼を抱いている選手がいるのか、実に心配になってきます。

 2シーズン連続でAクラス入りしたカープはマエケンも残留したことでエースの2枚看板が揃いました。恐らく来季限りになりそうな夢のダブルエースですが、それだけに来季にかける意欲は球団、選手、ファンいずれも高いことでしょう。優勝をはっきりと目標にしているカープ、単なる守銭奴と化したGMのせいでモチベーションが下がりまくっているドラゴンズ。残念ながら来季もBクラスかなと悲しい気持ちになってしまいます。いや、それにしても黒田は男前だな。素晴らしい。
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テニスサークル内での問題行動

2014-12-27 23:47:18 | テニス
 今日で今年のサークルの練習も終わりました。今年の練習日はトータル54回。例年並みでしたが天候不良による中止も3回と少なく、よくできた方だと思います。週1回以上が目標なので、年間54回というのは完全に目標クリアです。

 前にも書きましたが、女性の参加率が下がっていることが今のサークルの一番の問題なのですが、裏を返せばそれ以外はさほど問題なく順調だとも言えます。29年もサークルをやっていれば、これまでにいろいろな問題があり、問題児が現れては消えていきました。もっとも困るのはサークル内で「派閥」を作られてしまうことで、一部のメンバーだけで集まって他でテニスしたり試合に出られたりされると、大抵サークルの中がギクシャクし始めます。

 そういうことをすると当然テニスだけにとどまらず、どんどんプライベートでも仲良くなっていきますから、サークルに来てもその一部メンバーだけで固まって談笑したり、帰りもお茶会に参加せずに自分たちだけで別のところで食事をしたりするようになります。サークルに来ても自分たちだけでテニスをしたがるような目に余る行動を取り出すと、完全に他のメンバーからそのグループだけが浮きますから、結局サークルをやめてもらうことになります。

 サークルに自分のテニス友達を連れてきてくれるなら歓迎ですが、逆にサークルに入会してきたメンバーから気に入ったのだけを他に連れていってテニスしている奴がいると、これはもう完全にサークルに対する敵対行為です。今はそういうメンバーがいないので平和ですが、妙にコミュニケーション能力と事務能力が高いマメな奴がいると、大抵そういうことを始めるので要注意です。過去に他のサークルがそうやって分裂したり衰退したりしたのを見てきました。

 あとはサークル内で「ナンパ」する輩ですね。サークル内恋愛は99%破綻しますし、どちらか一方、時には2人ともサークルに来なくなるので迷惑千万です。最近はサークルの平均年齢も高くなり既婚者も多いので、随分と被害は減りましたけど、こればかりは昔から防ぎきれないところもあるので、メンバーに節度を持って接するようにお願いするしかありません。あからさまに女好きな奴がいると、女性陣には警報を出しておくのですが、それでも引っかかる女性もいるんですよねぇ。

 
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極私的ドラマアカデミー賞2014

2014-12-26 12:18:25 | テレビ・芸能
 毎年恒例の「極私的ドラマアカデミー賞」。いつものことですが、自分が見たドラマしか評価しないので、いくら話題になったドラマでも僕が見ていない以上エントリーできません。あくまでも個人的感想ですからあしからずご了承ください。なお、昨年はこちらで。

 まず作品賞から。ノミネートは『私の嫌いな探偵』、『ブラック・プレジデント』、『HERO』、『ごめんね青春!』、『素敵な選TAXI』の5本です。他にも『軍師官兵衛』をはじめ良い作品はいくつかあったので悩みましたが、個人的にコメディ好きという趣味嗜好を優先しました。池井戸潤原作作品(『ルーズヴェルト・ゲーム』『花咲舞が黙っていない』)も良かったのですが、やはり『半沢直樹』を超えられなかったので落としてしまいました。

 この中から最優秀作品賞を1本ということになると、実は帯に短し襷に長しというか、抜きん出た作品がない接戦なのですが、敢えて選べば『素敵な選TAXI』です。バカリズムの脚本が素晴らしくそのチャレンジ精神とオリジナリティを評価したいと思います。次点も接戦で難しいのですが、『ブラック・プレジデント』で。沢村一樹の突き抜けたキャラクターが痛快でした。『HERO』もレベルは高かったのですがパート2ということで落としました。

 次に主演男優賞。ノミネートは岡田准一(『軍師官兵衛』)、沢村一樹(『ブラック・プレジデント』)、二宮和也(『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』)、木村拓哉(『HERO』)、竹野内豊(『素敵な選TAXI』)。ジャニーズ勢が3人もノミネートになってしまったのは意外ですが、最優秀主演男優賞は沢村一樹です。惜しいのは接戦で次点の竹野内豊。とぼけた味わいの竹野内の演技も突き抜けた沢村の演技と甲乙つけがたいものがありました。

 主演女優賞は毎年人材不足ですが、今年のノミネートは剛力彩芽(『私の嫌いな探偵』)、杏(『花咲舞が黙っていない』)、小泉今日子(『続・最後から二番目の恋』)、綾瀬はるか(『今日は会社休みます』)の4人。本当は5人選びたいのですが(例えば上戸彩『昼顔』、石原さとみ『ディアシスター』とか)、見ていないので仕方ありません。この中で最優秀主演女優賞は剛力彩芽で。まさか剛力を選ぶ日が来るとは。でもこのドラマでの彼女はコメディセンスを十分に発揮して好演していました。次点は杏で。ちょっと力み過ぎたのが惜しかった感じです。

 助演男優賞は候補が多すぎるのでノミネートを絞り込むのもなかなか難しい作業でした。片岡鶴太郎、田中哲司(ともに『軍師官兵衛』)、手塚とおる(『ルーズヴェルト・ゲーム』)、上川隆也(『花咲舞が黙っていない』)、松重豊(『死神くん』『HERO』)の5人にしました。この中から最優秀助演男優賞は手塚とおるで、昔から小物の悪役が多い手塚ですが、『ルーズヴェルト・ゲーム』では良い存在感を示しました。次点は田中哲司か松重豊か迷いましたが、難役を見事に演じきった田中で。

 助演女優賞も人材豊富です。桐谷美玲(『軍師官兵衛』『死神くん』)、黒木メイサ、門脇麦(ともに『ブラック・プレジデント』)、北川景子(『HERO』)、満島ひかり(『若者たち2014』『ごめんね青春!』)の5人。最優秀助演女優賞は桐谷美玲が抜群でした。特に『死神くん』でのぶち切れた演技は、乱暴なセリフなのに可愛らしさを失わず見事でした。次点も珍妙なクドカンワールドらしいキャラクターを好演した満島ひかりで。

 恒例の期待外れ賞は『若者たち2014』で。豪華キャストを揃えたものの、時代錯誤な脚本と演出にがっかりしました。もちろん、あれはあれで好きだったという人もいるようなので一概に大失敗とは言えないのかも知れませんが、僕の好きな俳優が多かっただけに個人的にはかなり期待外れでした。

 特別賞は『おやじの背中』で。10人の脚本家による10本のドラマという企画はチャレンジングで良かったのですが、重鎮大御所ばかりで1本ずつのドラマが少し重たくなりすぎて胃にもたれたのが残念。もう少し「軽み」があれば良いのにと感じました。まあ連続ドラマと違って「競作」となると力が入りすぎるのも無理はありませんが、1時間ドラマらしい見やすいライトさが欲しかったと思います。
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恋人たちのクリスマスの終焉

2014-12-25 10:35:49 | 時事
 クリスマスです。昨夜のイヴには名古屋の都心でも仲良さげなカップルが目につきました。なんだこの野郎、と思わなくもなかったですが、若い頃ほど腹が立たなくなったのは、さすがに心の狭い僕も大人になったということなのかも。そもそも昔に比べればそういうクリスマスディナーを食べに行くような若いカップル自体が減っているという話もあるようです。

 90年代がクリスマスバブルのピークだったと思うのですが、あの頃の若者はクリスマスに「ぼっち」であることに強い恐怖感を抱いていました。クリスマス前に大して好きでもない相手とくっつく女性が多く、冬が終わると別れるというカップルがやたらといました。また相手がいたらいたで、高級レストランと高級ホテルと高価なプレゼントが必要で、それはそれでまた大変なイベントでした。

 ところが今どきの若者に話を聞くと、そんな強迫観念はありません。ひとりでも平気だし、同性の友達と食事でも楽しいし、カップルも外出せずに「おうちクリスマス」で済ませているようです。これは大変に良いことというか、世の中がまともになったなと思います。あの頃は狂っていました。

 ちなみにクリスマスが「恋人たちのクリスマス」になったのはバブル期のことです。火をつけたのはJR東海の「クリスマス・エクスプレス」キャンペーンでしょう。それ以前のクリスマスというのは家族で過ごすのが中心で、あとはクリスマスを名目にした宴会をしているくらいのものでした。恋人とホテルで過ごさなければダメという「性夜」になった歴史は実は浅いのです。

 ちなみに昨夜の僕はいつものようにテニスでした。クリスマスとは一切関係なく、ごく普通にテニスをしました。今後はますますそういう「普通の日」として過ごす人も増えてくることでしょう。それで良いと個人的には思っていますが、クリスマス関連の売り上げが落ちると景気が悪くなるし、少子化対策にも悪い影響が出そうなのがちょっと日本全体として見た場合の懸念材料でしょうか。
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年賀状の暗い先行き

2014-12-24 23:01:08 | 日記
 今年も年賀状を作る季節になりました。昔は12月に入ると準備をして20日過ぎには投函していましたが、最近は年々遅くなってきてしまい、休暇に入ってから作って29日か30日に投函しています。もう元日に届けばラッキー、届かなくても3日か4日に届けばいいか、くらいの気の抜けた感じです。

 と言うのも、作る枚数もずっと右肩下がりだし、そもそも僕の周りでも年賀状を出す人がどんどん減ってきているので、どうしてもこちらの気合いも入らなくなってしまいます。さすがに40~50代はそこそこ届きますが、年代が下がるほど年賀状を出さないという人が増えてきているし、逆に60代後半以上も「もうしんどいからやめた」という人が多いのです。

 これではJPも焦るでしょう。個人で郵便物を利用するのは年賀状くらいしかないのに、その年賀状も衰退の一途では先行きが見えません。かく言う僕も「もうやめようかな」と考えなくはありません。ただ電子書籍より本の方が好きな人間なので、やはりメールよりも年賀状の方が好きなんですよね。デジタルデータは便利で機能的なのはわかっていますが、紙のハガキの温もりが好きなのです。

 そういう感傷もあと10年後か20年後かには本当に古い感じになってしまうんでしょう。まあその頃には僕は時代遅れの頑固な老人になっているはずだから構わないのですが。
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サークルも30年目に

2014-12-23 23:46:50 | テニス
 先日テニスサークル恒例の忘年会を行いました。今回は栄のど真ん中にあるお洒落な南仏料理のお店で。昔から時々行っている店なので美味しくてコスパが良いことは知っていたので予約してみましたが、みんなからも好評だったようです。まあお洒落過ぎて落ち着かないのか、若手の参加率が悪かったのが残念でしたが、会費の割りにはローストビーフなど美味しい料理が出たと思います。

 若手が少ないのは、そもそもサークルの高齢化が進んでいるということもあります。20代:30代:40代:50代の比率は、メンバー全体で見ても1:3:5:1くらい。今回の忘年会参加者は20代1人、30代4人、40代9人、50代2人ですから、ちょっと年齢層が高かったことがわかります。僕がサークルを創設した時には「20代限定」というサークルだったのに、それから30年近く経てば、そりゃ高齢化もします。

 高齢化に伴って持ち上がる問題が故障や病気。昔に比べてメンバーの参加率が全体に低下していることでもそれは明らかです。もちろん、家庭や仕事を抱えて時間のやりくりが大変だという理由も大きいのですが、体調不良で休むメンバーも多いのは本当に残念。テニスに対するモチベーション自体は昔も今もそれほど差はないように思うのに、参加率が低迷しているのが現状です。

 来年はサークルもいよいよ30年目。ここまで長く続くとは始めた僕でも思いませんでした。もっと女性メンバーが増えれば良いのですが、この先そのたりはあまり大きな期待はできないので、細々であっても継続していき、毎年忘年会ができることを目標にしていきたいと思っています。いずれにしても僕がテニスできるのもあと10年か15年でしょう。50周年は厳しいと思いますが、最低でも40周年までは頑張りたいと思っています。
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てもでもの涙

2014-12-22 11:33:48 | 音楽
 昨日、通っているミュージックスクールを運営しているS楽器の店頭イベントでデモ演奏をしました。曲は先月の発表会と同じレ・フレールの「エンドロール」です。毎月、スクールのインストラクターや講師がスクールへの勧誘や販促のために演奏会をしているのですが、それに生徒代表として出演してピアノを弾いたのです。もちろん、技術的に優れているから代表なのではなく、単に出たがり目立ちたがりだと思われての出演依頼だったわけですが、ホイホイと引き受けたのですから思惑通りと言わざるを得ません。

 僕としてはMちゃん先生に頼まれたらイヤとは言えないし、今までにないシチュエーションで演奏するのが楽しそうということとは別に、少しでも度胸をつけるためという目的もありました。これまで何回も人前で演奏してミスを繰り返してきてわかったことは、「場馴れ」が大事ということです。経験を積むことで練習に近い本番ができるようになります。練習でいくら上手に演奏できても本番でグズグズでは仕方ないのですから。

 もちろん、練習でできないことは本番でもできないので、発表会から1ヵ月かなり練習を重ねました。1ヵ月前よりも当然進歩もしています。苦手だった細かくて速いところも指がついていけるようになったし、Mちゃん先生との息もさらに合ってきました。繰り返しお手本も聴きこみ、本番で弾く店頭のピアノでも店が終わる時間に練習のために弾かせてもらいました。

 ところが。やはり慣れない場所での演奏は緊張マックスです。店頭での演奏会は、発表会のように生徒の演奏を優しく暖かく見守ってくれる空気ではありません。クリスマス前に混雑している店内、さまざまなお客さんの前で期待も歓迎もされていないザワついた雰囲気の中でいきなり演奏をするというプレッシャーは想像していたよりも大きく自分にのしかかってきました。

 指は硬くなって動きが悪いし、Mちゃん先生の音もいつもほど聞こえません。発表会での演奏よりはマシでしたが、それは練習でできているレベルが低かったから。本番での達成度はあまり変わらず50点くらいでした。どんなに頑張っても、どんなに好きでも、やっぱりできない時は残念でがっかりします。ただ、毎回リベンジの気持ちは残るので、失敗も前向きにとらえるようにはしていますが。

 ちなみに「てもでもの涙」とはAKB48のファンの間では有名な曲のタイトルです。意味が気になる方はネットで調べてみてください。
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