幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

阪神を助け広島を挫いた中日

2019-09-30 23:04:57 | 野球
 今季の中日は5位で終わりましたが、終盤まで3位になってCS進出の可能性がありました。球団史上最長のBクラス期間を過ごしているだけに、何としても奇跡のCS進出を果たしてほしかったのですが本当に残念でした。

 そしてBクラス確定してからの中日の戦い方は同じくCS進出を争っていた阪神を助けて広島を挫く戦い方でした。なにせ中日の最後の3試合は、広島、阪神、阪神と全て直接対決。全部勝てば4位の可能性はありました。しかし広島には勝って、広島の自力でのCS進出を阻止しましたが、最後の阪神2連戦の初戦を落として5位確定、そして最終戦も連敗して阪神のCS進出をアシストしました。

 特に最終戦では大野を先発させて3回1死まで大野がパーフェクトピッチングをしていたのにそこで交代。阪神ファンからも大きな拍手を受けて降板した直後に、後を受けた投手が打たれて3点を献上してしまいました。大野があのまま投げていればどうなっていたかわからない試合でした。

 大野が3回1死で降りたのは、その時点で広島のジョンソンを抜いて防御率1位のタイトルを確定したからです。もちろんあと2回投げれば勝利投手の権利を得て2桁勝利の可能性もあったのですが、打たれて失点したらタイトルは失います。この判断は中日ベンチとしては当然かも知れませんが、広島ファンからしたら「ふざけるな」と言いたいところでしょう。僕も逆の立場なら怒ります。

 ただ今年の中日は阪神には4つの勝ち越し、広島には5つ負け越しています。最後の最後で少し借金を返した形ですから、まあ勘弁してもらえればと思います。広島は昨年まで3連覇もしたんだからいいじゃないですか、中日は7年連続Bクラスです。落合監督時代の栄光を思うと、情けなくて涙が出ます。 
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ファッション離れ

2019-09-29 23:12:44 | 日記
 若者がファッションにお金をかけなくなったという話は随分前からありますが、これは「ファッション離れ」というよりは、単に若者が貧乏になってしまって、昔のようにファッションにお金をかけられなくなったというだけだと思っていました。しかし、よく考えればファッションにお金をかけなければ当然ファッションへの興味も薄れていきますから、結局のところファッション離れということになってしまいます。ファッション業界にとってはかなり由々しき問題でしょう。

 と、なぜそんな考察をしているかと言えば、僕自身も若者でもないのに「ファッション離れ」をしているからです。アラフォーの頃は経済的に余裕があったことと、会社にもカジュアルなファッションで出勤していたので、いろいろなブランドの服を購入していました。デパートで服を買っていましたし、アウトレットモールにも頻繁に出かけていました。当時のお気に入りのブランドはコム・デ・ギャルソンでした。

 しかし、50代になってからは収入も減ったし、平日はスーツ、休日はテニスウエアという二極化してしまったので、急速にファッションから遠ざかってしまいました。メンズファッション誌は全然読まなくなりましたし、デパートの服飾売り場を歩くこともありません。アウトレットに行くのも年に1、2回です。パルコに行っても楽器店と書店だけ立ち寄って帰ってきてしまいます。

 お陰で最近はたまにある休日のお出かけファッションに本当に困ります。新しい服を買っていないので、急遽ユニクロで適当に見繕ってくるか、古いギャルソンを箪笥から引っ張り出してくるかの二択です。そもそも日頃から服を見慣れていないと、どういう服を買ったら良いかの勘がどんどん鈍ってきてしまうので、気に入った服というものが何なのかもわからなくなってきています。ファッション離れはファッション音痴を生むようです。

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日本ラグビーの夜明け

2019-09-28 23:33:19 | スポーツ
 まさかアイルランドに勝つとは。そりゃ前回も南アに勝ったのですから、可能性がゼロではないことはわかっていましたが、「奇跡」が2回続くことなんてないだろうと思っていました。しかし2回続いたのですから、これはもう「奇跡」ではなく「必然」の勝利だったということになります。日本のラグビーはもう暗闇から完全に抜け出して夜明けを迎えたと言って良いでしょう。

 また昔話を繰り返して、かつていかに日本ラグビーが弱かったかを書くのはやめます。それよりも、この勝利を完全に結果に結び付けることを願います。「結果」とは悲願の8強入りです。前回大会と同じことを繰り返さないことです。南アに勝ち3勝1敗でリーグ戦を終えながら決勝トーナメントに進めなかったのはボーナスポイントの差でした。今回もせっかくアイルランドに勝ったのに、また前回の二の舞になる可能性があります。

 今日のラストプレーは、ライン外にアイルランドがマイボールを蹴りだして自ら負けを確定したことでした。これはアイルランドが7点差以内の負けでボーナスポイント1点を取りにいったからです。あのまま攻めても引き分けで勝点2。だったらリスクを冒すよりも1点を確実に取った方が良いというしたたかな判断でした。

 これで2戦を終えて日本は2勝ながら勝点9、アイルランドは1勝1敗ですが勝点6です。2試合ともボーナスポイントを確実に取りに行ったアイルランドは、残り2試合は格下のロシアとサモアですから、勝点4+ボーナス1の5点を重ねて16点まで伸ばせそうです。しかし日本は次のサモア戦で勝点5を取ったとしても合計14点。スコットランドがロシアとサモアから10点を得てきたら、最終戦のスコットランド戦で雌雄を決することになります。

 もし引き分けなら日本が2位ですが、負けた場合はボーナスポイント次第になりますし、もし勝点が並んだ場合は直接対決の勝者が上位になるのでスコットランド。日本の方が状況は有利ですし、日程的にも日本の方が恵まれてはいるのですが、それでも強豪スコットランド相手に負けるわけにはいかないという展開なのです。

 本当の日本ラグビーの夜明けは地元開催の今回のW杯で8強入りした時こそだと思うので、最後まで勝ち切るラグビーを期待したいと思います。

 
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文化庁は文化を殺すな

2019-09-27 23:48:17 | 政治
 文化とは政府にとって都合の良いものだけが文化ではない、というのは当然のことです。自分たちにとって都合が悪くたって公平に政府は金を出すべきで、それを阻むことはあってはなりません。意見の多様性が担保されていない社会は独裁国家です。愛知トリエンナーレに文化庁が決定していた交付金を交付しないというのは、さすがに呆れかえりました。

 文化庁は手続き上の不備を理由にして交付金の「全額不交付」を決めたようですが、中止となった「表現の不自由展・その後」を再開したいと25日に表明した直後だけに、これは明らかに愛知トリエンナーレではなく、表現の不自由展をターゲットにした圧力だと考えて良いでしょう。このやり方は韓国に対するホワイト国適用除外と同じやり方で、徴用工問題に対する報復ではないと日本政府は言っていますが、明らかに報復であることは日韓のみならず世界中がわかっています。そういう表と裏の使い分けばかりしていると全ての言動が信用されないということがわからないのでしょうか。そもそもが安倍政権は嘘ばかり吐いているのに。

 恐らく文化庁だって今回の措置の筋の悪さはわかっていることでしょう。日本ペンクラブが、「脅迫等によって中断に追い込んだ卑劣な行為を追認することになりかねず、行政が不断に担うべき公共性の確保・育成の役割とは明らかに逆行するもの」という談話を出しましたが、まさに脅迫された被害者に責任を求めるような決定であって、今後ますます同様の脅迫を生むことでしょう。気に入らないイベントがあれば脅迫すれば良いと国が認めたようなものだからです。

 それでも文化庁がこうした決定をせざるを得なかったのは、安倍政権の強い意向があったからでしょう。なにせ文科大臣は加計学園疑惑の中心人物です。最悪の人事です。外交も内政も力で強引に押し通すやり方ばかりが目立つ安倍政権。後押しするマスコミ。そしてなぜかそれを支持する国民。憂いがどんどん深くなります。
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スポーツ中継の古い記憶

2019-09-26 23:48:27 | スポーツ
 ラグビーW杯を見ていて、ラグビーのライブ中継を見ていた記憶に残る古い試合は何だったのかと考えると、恐らく松尾雄治が明治大学時代に日本選手権を制覇した1975年のことだと思います。確か松尾が4年生で翌年には新日鉄釜石に入社して釜石の黄金時代を築くわけですが、のちに「ミスターラグビー」と呼ばれる松尾は大学時代にすでに日本代表の中心選手でした。

 ラグビーよりはメジャーだったサッカーは1968年メキシコ五輪の銅メダルは記憶にはありますが、試合中継を見ていたわけではありません。ただヤンマーの釜本邦茂のプレー自体は小学校の高学年の頃にはテレビで見た記憶があります。1970年の天皇杯あたりのことでしょう。70年代はヤンマーの黄金期でしたから。
 
 テニスはテレビ中継をしていた記憶があまりありません。大学生の頃にテニスブームが起きて、1979年のボルグvsタナーのウィンブルドン決勝を夜遅くにテレビで見たのが一番古い記憶だと思います。それ以前の選手は記録映像的なものでしか見たことがありません。テニスを生中継で見たのはボルグ、コナーズ、マッケンロー以降ということになります。

 野球となるとさすがに昔からテレビ中継をしていたので良く覚えています。しっかり覚えているのは1967年の巨人V3の頃です。高田繁が新人王を取った年でON砲の全盛時代。実は1964年の王貞治の4打席連続ホームランも3歳でしたが微かに記憶があります。父親が「なんでそんなに王にばかり打たれるんだ!」と怒っていたのを覚えているからです。3歳だったので何をそんなに怒っているのか全く理解してはいませんでしたが、一緒に巨人戦のテレビ中継を見ていたのでしょう。

 大相撲は1965年初場所の部屋別総当たり制となって初日に玉乃島が大鵬を破った歴史的な一番が記憶に残るもっとも古い取組です。当時3歳でしたが、特に大鵬と玉乃島のファンだったので、この2人の初対戦にワクワクドキドキしていました。野球よりは相撲が好きな幼稚園児で、明武谷、藤ノ川、二子岳といったソップ型の力士も贔屓にしていました。

 スポーツ中継なら何でも大好物なので、オリンピックなんて子どもの頃から鼻血ものの大興奮です。さすがに3歳だった東京五輪は微かな記憶しかありませんが、メキシコ五輪以降の夏季大会はもちろん、1972年の札幌以降の冬季大会も欠かさず見続けています。社会人になってからは仕事が邪魔でたっぷり観戦できないのが残念なので、早く定年退職してスポーツ観戦三昧になりたいものです。

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秋ドラマ展望

2019-09-25 23:51:17 | テレビ・芸能
 相変わらずドラマの不調が続いているようですが、もうここまでくると不調なのが当たり前というか、ドラマはそれほど見たいコンテンツではないということなのかも知れません。この夏は『凪のお暇』が良くできていましたが、ヒットしたとは言えませんでしたし。この秋ドラマはどうでしょうか。

 まずフジ系月曜夜9時『シャーロック』。シャーロック・ホームズを原作に、フリーランスの犯罪捜査屋&精神科医がバディを組み難事件に挑む新たなシャーロック・ホームズシリーズ。現代の東京を舞台にして果たしてどこまで古典を成立させられるのか、脚本の井上由美子の腕次第という気がします。主演はディーン・フジオカ、共演に岩田剛典、佐々木蔵之介、山田真歩、ゆうたろうほか。個人的にはあまり好みのキャストではないのが残念です。

 フジ系火曜夜9時『まだ結婚できない男』は、かつてのヒット作『結婚できない男』の13年ぶりの続編。独身を貫き53歳になった主人公を通じて、晩婚化が進んだ令和日本を描き出すということですが、当時のファンには嬉しい復活です。脚本は変わらず尾崎将也。主演も同じく阿部寛。共演陣は一新して吉田羊、稲盛いずみ、深川麻衣、塚本高史、平祐奈、不破万作、三浦理恵子、尾美としのり、草笛光子ほか。高齢キャストで中年視聴者向けです。

 TBS系火曜夜10時『G線上のあなたと私』。いくえみ綾の人気マンガをドラマ化。バイオリン教室に集った3人の男女が織りなす恋と友情の物語。脚本は『きのう何食べた?』でマンガを上手くドラマ化した安達奈緒子。主演は波瑠、共演は中川大志、松下由樹、鈴木伸之、桜井ユキ、滝沢カレン、真魚、小木博明、夏樹陽子ほか。数字の取れそうなキャストがいませんが大丈夫でしょうか。

 日テレ系水曜夜10時『同期のサクラ』は『過保護のカホコ』の脚本家、遊川和彦が手がけるオリジナルドラマ。忖度できない主人公の10年にわたる社会人生活を描いた成長劇だそう。主演は高畑充希で二匹目のどじょう狙いです。共演は橋本愛、新田真剣佑、竜星涼、岡山天音、相武紗季、草川拓弥、椎名桔平ほか。高畑&遊川コンビ好きには良いかも。

 フジ系木曜夜10時『モトカレマニア』もマンガが原作。元カレが好きすぎるモトカレマニア(MKM)女子の生態描いたラブコメディ。新木優子、高良健吾のW主演、共演は浜野謙太、山口紗弥加、田中みな実、小手伸也、よしこ、関口メンディーほか。軽量級というか、いかにも制作費が安そうなドラマになりそうですが、逆にそれくらい軽い方が見やすいという人もいるかも。

 TBS系金曜夜10時『4分間のマリーゴールド』もマンガ原作。人間の余命が視える特殊体質の主人公と余命1年の義姉との禁断のラブストーリー。いかにもマンガらしい設定です。主演は福士蒼汰、共演に菜々緒、桐谷健太、横浜流星、西村元貴、麻生祐未ほか。普通のラブストーリーにどこまで新鮮味を加えられるかです。

 日テレ系土曜夜10時『俺の話は長い』は、脚本家の金子茂樹が手がけるオリジナルドラマ。30代無職、口だけ達者な屁理屈ニートと家族とのやりとり描いたホームコメディ。主演は生田斗真、共演は小池栄子、安田顕、清原果耶、原田美枝子、杉野遥亮ほか。このキャストなら脚本次第では面白くなりそうです。

 TBS系日曜夜9時『グランメゾン東京』。木村拓哉が久々ドラマ主演。ドン底に落ちたフランス料理シェフが人生の再起を図る「大人の青春」ドラマだとか。相変わらずのキムタク臭がプンプンします。共演は鈴木京香、玉森裕太、尾上菊之助、吉谷彩子、中村アン、手塚とおる、及川光博、沢村一樹、朝倉あきほか。さすがに力の入ったキャストは日曜劇場ならでは。脚本は黒岩勉、主題歌も山下達郎とこちらも一流を揃えてきました。レストランものは傑作も多いだけにどこまで過去の名作に迫れるかです。

 これ以外に深夜枠で注目作がふたつ。ひとつはテレ朝系金曜夜11時15分『時効警察はじめました』。人気ドラマ「時効警察」が12年ぶりに復活。時効成立事件を趣味で捜査する変人警官・霧山が、時効廃止された現代日本を舞台に再始動。オダギリジョー、麻生久美子のコンビは相変わらず。他に吉岡里帆、磯村勇斗、江口のりこ、田中真琴ほか。

 さらにテレ朝系土曜夜11時15分には『おっさんずラブ シーズン2』も予定されています。新シーズンのキャストは未定ということですが、これだけ話題になっただけに視聴率は期待できるかも。問題は未定のキャストです。果たして誰を起用してくるかで期待度は大きく変わりそうです。

 個人的に見たいのは『まだ結婚できない男』ですが、『俺の話は長い』も迷うところなので初回は見ます。キムタクは話のネタに見てみるかも。
 
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いつまで通勤をするのか

2019-09-24 22:54:04 | 時事
 日本と言えば通勤ラッシュ、というのは言い過ぎかも知れませんが、海外に紹介される日本の代表的な光景のひとつとして、満員電車や駅のホームや階段を埋め尽くすサラリーマンたちというのは昭和の時代からアイコンとしてあると思います。特に首都圏では「痛勤」と呼ばれるほど過酷な環境での長時間通勤がしばしば話題になります。

 そんな昭和時代から僕は「なんでこんな苦行を全員でしなければならないのか?」と疑問に思っていました。あまりにもロスが大きい制度です。もちろん工場勤務とか、デパート勤務とかで、その職場にいかなければ成り立たない仕事の人は仕方ありませんが、それとて時差出勤をすることで少しは楽になるはず。事務とか経理会計、ましてや営業や企画なら、みんなが一斉に同時刻に職場に集合する必要などないはずだと30年以上前に僕は考えていました。

 昭和の頃ですらそう思っていたのに、令和のいま、IT化が進みノマドワーキングがこれだけ技術的に可能になってきたのに、なぜ多くのサラリーマンが未だに昭和と同じように決まった時間に決まったオフィスに集まらなくてはいけないのか不思議でなりません。メリットとデメリットを比べたら圧倒的にデメリットの方が大きいはずです。

 通勤するにはまず何と言っても時間のロス、体力のロスがあります。社員の健康を考えても、仕事のクオリティ維持を考えても、バカにならないロスです。また会社にしてみれば通勤費の負担もバカになりません。そしてオフィスの維持費。これも膨大な経費がかかっています。

 さらにはオフィスに通いやすいところに社員が住居を求めるためのロスもあります。当然通勤至便な人気住宅地は高騰し、無駄に高い住居費を負担することになります。本人が住みたいのは海や山の近くだったり、介護が必要な親の近くだったりするかも知れないのに、渋々味気ない新興住宅地に住んでいるケースも多いことでしょう。

 そうした多くのロスをしてまでも、社員がみんな同じ時間に同じオフィスに集まるメリットって何があるのでしょうか。お互いの顔を見ないと安心できない?みんなで一緒にいることで一体感が生まれて良い仕事ができる?チームワークが高まる?幻想です。だって集まることでギスギスしている職場はいくらでもあります。会社を辞める理由の一番は「人間関係」なんですから。

 そろそろもう良いんじゃないですかね、「会社ごっこ」は。基本は在宅勤務なり、家の近くのサテライトオフィスなりで自由な時間に働き、ヘッドオフィスは必要な時にだけ顔を出す。IT企業だけ、ベンチャー企業だけではなく、昔からある大企業だって通勤をやめることはできるはずです。ただ本気でやろうとしていないだけですから。
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シンジローかく語りき

2019-09-23 23:53:10 | 政治
 シンジローはデビュー直後から一貫してパフォーマンスの人だと思っています。父親譲りのキャッチーなワンフレーズ、常に紋切りを避け、間を取っていかにも新しいことを言っているように語ります。具体性はなく「カッコいい」イメージだけを残します。そんなシンジローに胡散臭さを感じている人も多いことでしょう。

 シンジローが単なる若手議員のうちは、それでも良かったと思います。自民党のイメージキャラクターとして特にオバサマからの支持を集めてきました。しかし、イメージ戦略がうまく行き過ぎたせいか、いつの間にやら次期総理候補として名前が上がってきてしまいました。何もしていない、空疎でイメージ先行の若手議員に対して「総理候補」って、いくらなんでもそりゃないでしょと思うのが普通ですが、そうじゃないのが今の日本です。

 その人気に目をつけたアベちゃんは、シンジローを大臣にしてしまいました。ポジションは環境相。環境庁が発足した昔は、理想を語る「正義の味方」的なポジションでした。空論好きなシンジロー向きかと思わなくもありません。しかし、今や環境問題は昔よりはるかにシビアで現実的です。それだけ地球環境は本当に切羽詰まってきていて、理想論を語っていれば済む時代ではなくなったのです。

 そんな時代にシンジローはこともあろうに国連本部での記者会見で『気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ』と何の具体論もない能天気な発言をしてしまいました。当然のごとく批判されています。日本国内なら、こういうシンジロー流の発言も微笑ましく受け取ってくれるかも知れませんが、さすがにニューヨークでやらかすのはどうかと思います。

 これが単に日本の環境相がお間抜けだということで笑い者になるだけならまだ良いのですが、日本は環境問題に対して後ろ向きだと国際的に見られているのに、そこへもってきてこんな環境相を新しく任命したのは、その「意味」を問われかねません。日本語なら「言語明瞭、意味不明瞭」も成り立たなくはありませんが、英語では単に「ちょっと何言っているのかわからない」となってしまいます。

 まあこうしてシンジローを目立つところに置いておいて、その評判を落として「次期総理候補」から引きずり落そうというアベちゃんの深慮遠謀だとしたら、それはそれで納得がいきますが、果たしてどうなんでしょう。


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痛い「から」と痛い「けど」の差

2019-09-22 23:26:27 | テニス
 今日の名古屋は最初から雨予報で、テニスしている4時間のうち結構な割合で雨の時間がありました。それでも全然やめることなく最後までしっかりテニスをしました。肘が痛いので本来なら雨で中止はむしろ望むところなはずですが、逆に最近になくたっぷりとやってしまったほどです。

 痛いか痛くないかと聞かれたらもちろん肘は痛かったし、プレーの質もそれに応じて低く、我ながら残念な出来でしたが、それでもたくさんテニスができたこと自体は満足しています。なにせこの1か月くらい常にコートまできても運営主体でプレーは抑え気味。かなり欲求不満が募っていましたから。

 そもそもテニスエルボーなのにテニスをしていたら治るはずないと言われてしまいますし、しかもその頻度が週に2~3回ですからさらに悪化しても不思議はありません。ところが毎日暇さえあれば肘のストレッチをしているお陰か、むしろ最近は少しずつ改善の気配が見えるのです。

 テニスをすると痛いことは変わっていません。ただその痛みが長引かなくなってきました。前はテニスをしたら数日間も痛かったので、痛いまま次のテニスになっていたのですが、今は中2日でかなり痛みはなくなります。痛みが少ないので、また次のテニスする時には気分よく参加できます。

 この気持ちの部分が大事で、痛い「から」やりたくない、なのか、痛い「けど」やりたい、なのかは全然違います。前向きな気持ちでテニスコートに立てるのですから。もちろん、痛みがなければもっと前向きになれるのですが、少しずつ良い方向に向かっていると感じられるだけで未来は明るいのです。
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サックスのリハーサル

2019-09-21 23:42:51 | 音楽
 今日は来月のサックスの発表会のリハーサルでした。バンドで演奏するので事前のリハは必須なのですが、昔に比べてどんどんリハの時間が短くなってきているのが難点です。恐らく参加者が増えて十分に時間が取れないということもあるのでしょうが、今日はなんと1人につき8分間の予定でした。1曲演奏するだけで5分弱かかるのに、8分で入れ替わるって無理でしょ。

 しかも今日はトップバッターだったので、朝イチの開店と同時にスタジオに入って、すぐにサックスを組み立てて、音を合わせることすらせずにいきなり吹き始めるという荒業です。吹き始めたら返しがあまり聞こえなくて、バンドの音ばかり大きいので、ついつい力んでしまって音が出ないという悲惨な状態。後半は何とか立て直しましたが、あまり納得のいかないまま終わり、すぐに片付けて次の人と交代です。店内滞在時間10分です。

 昔は1人15分くらいリハの時間があって、とりあえず2回は通しで吹いて、さらに気になるところをちょっと練習するくらいの余裕がありました。それが徐々に短くなってきて、最近は1人10分、そしてついに今日は8分。主役の生徒のリハだけではなく、バックを務める講師陣のリハでもあるのですが、こんな短い時間では、それも十分な打ち合わせがされたとは思えません。
 
 今の音楽教室に通い始めて10年が過ぎましたが、この10年間でいろいろな点でどんどんレッスン環境は悪くなってきています。講師のレベル低下、サポートの不足、レッスン料の高騰、発表会やイベントの減少など、全ては経費を削減し、スタッフを減らしているためだろうと思いますが、生徒側としてはこれだけサービスが悪くなってくると考えざるを得なくなります。昔は良い音楽教室だなぁと満足していたんですけどね。

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