幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ハロウィンというビジネスチャンス

2015-10-31 23:25:27 | 時事
 僕の中では節分の恵方巻きの次くらいにくだらないと思っているハロウィンのバカ騒ぎもようやく終わりを迎えようとしています。まあ騒ぎたい若者がいるのはいつの時代も同じですが、それにしてもここ数年の日本のハロウィンはあまりにも本来と違う方向に突っ走っていて違和感がありすぎます。「国によって楽しみ方が違っていい」などと言ったりする人もいるようですが、他国の宗教的行事なんですから、もう少し敬意をもって本質を理解した上で楽しむべきだと思います。大人がコスプレして渋谷に集まって騒ぐのは何らハロウィンと関係ありません。

 という個人的な感想は置いておいて。商売の話で考えると、最初にハロウィンをしつこく日本で商業ベースにのせようとしたのはディズニーランドではないかと思います。年間カレンダーに穴があかないように常にイベント仕掛けていく上で、せっかく気候の一番いい秋に何もないのはもったいない。クリスマスまでの「つなぎ」として無理やりハロウィンを押し込んでいたら、いつの間にか上手い具合に火がついたカタチです。もちろんディズニー以外のテーマパークも遊園地もデパートもショッピングモールも商店街も飲食店も、とにかく人を集めたいところはこうしたネタがあれば大助かりですから一斉に乗っかってきました。コスプレと結びついたお蔭でアパレルや雑貨業界、玩具業界なども特需に恵まれたことでしょう。

 音楽業界もハロウィンソングの定番化を狙っています。今年目立ったのはAKB48ときゃりーぱみゅぱみゅでしたが、まだクリスマスソングや卒業ソングのような楽曲のラインナップはできていないので、今後も毎年どんどん出してくることでしょう。またクリスマスやバレンタインデーのようにカップル狙いのイベントにはなっていませんが、これも時間を経るとともに単に「仲間」で集まるイベントから細分化していくのではないかと推測されます。クリスマスだって昔は家族でケーキを食べるか、職場の人たちと騒ぐかというイベントでした。「彼氏と2人で過ごすハロウィン」なんて特集をいつ女性誌が組み始めることやら。

 そしてプレゼント市場です。ハロウィンは秋の収穫祭ですし、子供がお菓子をもらうというイベントでもありますから、これを何とかうまい具合に「ものを貰う」日として位置づけられると、また一気に需要が広がります。秋はプレゼントするきっかけが特にない季節ですから、これが確立するとビジネス的にはおいしいことになります。ただ今の若者は貧乏ですから、バブル期のような派手なことは期待できません。むしろターゲットを余裕のある高齢者にした方が良いのかも。一番金を出すのは孫相手ですから、ハロウィンは祖父母から孫にプレゼントする日ということにすればどうかなと。

 もっとも僕は最初に書いたように、そんな商魂丸出しのハロウィンなんて御免ですけどね。このまま自分とは関係なく過ぎていくように静かにスルーしようと思っています。

 
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自動運転はいつ実用化するのか

2015-10-30 16:24:39 | クルマ
 宮崎の歩道を暴走して7人の死傷者を出した軽自動車を運転していたのは認知症の治療を受けていた73歳の男性でした。この人に限らず、いま高齢の特に男性が起こす事故が目立ちます。高速道路を逆走する約7割が高齢の男性だそうです。家族からも危ないからと運転をやめるように言われているのに、それでも交通手段がないからと運転をして事故を起こす人も多いそうで、もうこれは起こるべくして起きている悲劇と言っても良いでしょう。

 数年前に亡くなった義父も晩年は運転が危うかったのを思い出します。義母が亡くなり、ひとり暮らしをしていて、通院している病院まで行くには自分が運転していくしかないので、いつもハンドルを握っていましたが、義父は最終的には自ら「危ないから」と運転免許を返上しました。それ以降はバスで病院に通うか妻が乗せていっていましたが、うちから義父の住んでいる妻の実家までは車で片道1時間以上かかりますから、なかなか毎日の足代わりにはなれませんでした。ましてもっと田舎に住んでいる高齢者では、公共交通機関なんて当てにならないでしょうから車がないと生きていけません。危なくても何でも運転せざるを得ないのでしょう。

 解決策はもちろん地域の公共交通機関を発達させたり、高齢者のための施設を充実させたり、ケアをする人を増やしたりなど、国や自治体の対応が考えられますが、当然税金を費やすことになり、財源のことを考えるとそこまで福祉に金をかけることはこのご時世に簡単ではありません。高齢者対策はもちろん考えなくてはなりませんが、こと「高齢者と運転」というテーマで考えるなら、やはり「自動運転」が一番効果的ではないかと思います。

 すでに自動車メーカーはかなり完成度の高い自動運転車を発表しています。あとは技術の詰めももちろんですが、法整備と社会インフラの整備でしょう。東京や大阪のような日本の都市部での複雑な交通環境で自動運転を許可するのはまだまだ危ういかも知れませんが、車が必要不可欠な「生活の足」となっていて、しかも高齢者が多く交通量が少ない過疎化の進む地方だけでも優先的に自動運転を実用化していくということで早期の実現はできないものでしょうか。社会実験になってしまいますが、それでも将来のことを考えたら、早期導入が望ましいと僕は思います。僕自身、20年後くらいにはお世話になっている可能性が高いので。
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鷹と燕では勝負にならないのか

2015-10-29 23:52:36 | 野球
 日本シリーズは福岡ソフトバンクホークスが東京ヤクルトスワローズを4勝1敗で制して2年連続の優勝を果たしました。圧倒的な強さでした。戦う前からホークスが勝つだろうとは多くの人が予想していたとことでしょうが、短期決戦では何が起きるかわからないしスワローズにも勢いがありそうだしと思っていたら、その程度のことなど歯牙にもかけないほどのホークスの強さでした。

 投手力に差があるのは最初から思っていた通りでしたが、打力は互角かと思いきや、層の厚さが全然違いました。スワローズも中軸の2人(山田・畠山)は確かにホークスと遜色ないかもと思わせましたが、それ以外の前後の打者も控えの野手も戦力差にかなりの開きがありました。他球団ならレギュラークラスの野手が控えでベンチにいるのですから、あれではスワローズ投手陣もたまったものではありません。ホークスは4番内川を欠いているのです。もし内川が健在だったら本当に4タテだったかも知れません。

 スワローズの見せ場は第3戦の山田の3連発だけでした。まあこの結果も仕方ありません。なにせセ・リーグとパ・リーグではかなりレベル差があることは交流戦で明らかだったし、そのレベルの高いリーグのぶっちぎりのチャンピオンと、レベルの低いリーグのどんぐりの背比べの1位では勝負にならないのも当たり前です。古の某加藤投手のように「ロッテより弱い」とホークスの選手に言われなかっただけ良かったです。

 とにかくホークスが強すぎます。いっそホークスはメジャーリーグに行ったらどうかと思います。ワールドシリーズチャンピオンと世界一決定戦をやっても面白そうですが、向こうは真剣勝負はイメージダウンになるだけだから受けないでしょう。それよりリーグに加わって1シーズン通して戦ってどこまで勝てるのか見てみたい気がします。

 
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あと1ヶ月ほしい

2015-10-28 23:59:15 | 音楽
 12月6日の発表会まで残り1ヶ月とちょっと。このあたりの時期になると、できることならほぼ完成に近づいていて仕上げにかかりたいタイミングです。実際、サックスはその状態で、いまは細かいところの詰めと、ピアノおよびサックスの先生とのアンサンブルなので、その合わせを意識する段階にきています。ここから1ヶ月で詰めていけば、これまでの経験上ほぼ仕上がるかなと思います。

 問題はピアノです。たださえサックスに比べて経験が浅く習得に時間がかかるのに、まだ全然弾きこなせていません。たどたどしくて自分でも嫌になるくらいです。あと1か月では頑張っても何とか間違えないで弾けるようになるかどうかで、恐らく表現のレベルにまで達することがないまま発表会を迎えることになりそうです。4ヶ月かかってもこの体たらくとは我ながら情けない限りですが、せめてあともう1ヶ月あればなぁと思っています。

 ピアノは先ほども書いたようにまだキャリアが浅いので、とにかく練習するしかありません。逆に練習すればしただけ上達していきます。じゃあ練習すればいいじゃん、となるのですが、現実的にそれほどピアノに時間が割けるわけではないのが辛いところ。今はせいぜい1日30分~1時間がやっとです。理想を言えば1日2時間くらい弾く時間を作れたら、かなりのスピードで上達しそうなのですが、休日でもテニスに行っていると2時間は難しいです。ましてや平日ではとても1時間以上は難しいです。

 今さらプロになるわけでも音大を受験するわけでもないのですから、のんびり楽しみながら上達していけば良いと頭では理解しているのですが、どうも性格的に締切を設定しないと努力に身が入らないタイプのようで、発表会のように時間を区切られることは大きなモチベーションになります。何とかあと1ヶ月で2ヶ月分の進歩を遂げるしかありません。
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スマホの料金が高いので

2015-10-27 23:59:24 | ネット・PC
 毎月9000円以上もスマホの利用料としてauに払っています。高い。高すぎます。政府が携帯各社に料金を引き下げろと再三言っていますが、本当にこれだけの料金を携帯会社が奪い取っていては、特に金のない若者は他にお金が回らないし、時間も奪われてしまって世の中が活性化しません。諸悪の根源と見られても仕方ありません。もっとも、料金が下がっても簡単にスマホから若者をひっぺがすことは難しいでしょうけど、少なくとも若者が他のことにもお金を回せるだけの余裕が生まれるかも知れません。

 なぜ9000円以上もするのか明細を見てみたところ、基本使用料が934円、オプション使用料が6380円、通話料が943円、かんたん決済利用料401円、購入機器代金1566円、ユニバーサルサービス料2円、請求総額割引-1366円、消費税660円で合計9520円でした。割引は機器購入代金の分なので、実質的な機器購入代金は200円。となると高いのはオプション使用料ということになります。通話料は1000円以下ですから1700円のスーパーカケホにする必要はないかも知れません。なので基本的なLTEのプランを見直せば少しは安くなるかもと思いました。

 ただ料金プランを見直そうと思っても、これがまたいろいろややこしくて大変です。auのサイトをあれこれ見てみたところ、どうも今入っているLTEフラット(パケット定額のオプションサービス)が高いような気がしてきました。基本使用料+パケット通信定額サービス+インターネット接続サービスで6934円。これをスーパーカケホ&データ定額3にすると基本使用料とインターネット接続サービスを加えても6200円になります。約700円安くなる計算です。これまでパケット使用料は毎月1GB未満なので、3GBもあったら十分です。カケホも今の使い方なら要らないのですが、これはかなり自粛して控えめに使っているせいで、もう少し余裕ができた方が良いなと思っているので、プランを切り替えることは十分リーズナブルです。

 本当はもっともっと、できたら月5000円以下くらいに抑えたいのですが、そうなるとSIMフリーとかにチャレンジすることになります。それもネットで読んでいてもいろいろと面倒くさいので、とりあえずは月に700円でも安くなるなら歓迎かなと思っています。
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ヨシノブと井端の引退

2015-10-26 23:56:03 | 野球
 巨人・原監督の後任が高橋由伸になることが決まりました。高橋は現役にまだこだわりがありそうでしたが、兼任監督にはならず引退して監督に専任するそうです。まだまだ打撃は一流で今季も代打の切り札として存在感を示していただけに引退は惜しいと思います。

 そして高橋の引退に合わせて井端も引退を発表しました。井端は高橋が引退するなら自分も一緒に辞めると言っていて、正直少し奇異な感じはします。「盟友」と表現しているメディアもありましたが、井端の盟友と言われて誰しもが思うのは「アライバ」コンビの荒木であって高橋だとは思いませんでした。またいくら井端自身が高橋をそう思っているとしても、それで2000本安打まであと88本としながら力が衰えたというわけでもないのに引退するというのも野球人として理解できません。それとこれとは話が別でしょうと思いますが。

 巨人のフロントもまさか井端まで引退するとは予想していなかったのではないでしょうか。まだ力を残している経験豊富なベテランは貴重な戦力です。この2人の代わりになるような選手は簡単には見つかりません。高橋新監督は自分のせいで引退する井端を思いとどまらせなかったのでしょうか?来季、自分も含めて2人分のマイナスは新監督には痛手でしょう。

 高橋は親の借金を巨人に肩代わりしてもらうために希望球団のヤクルトを諦めて渋々巨人を逆指名したと言われています。今回も原の後任を押し付けられたような現役引退と監督就任。大事なところで思うような野球人生が送れません。井端は落合に嫌われて中日を追い出され、それでも巨人で活躍していたのに、高橋の思わぬ引退の影響で自分も現役引退です。どちらもファンからしたら何だか釈然としない幕引きになってしまいました。
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動かないから痛くなるのかも

2015-10-25 23:57:29 | テニス
 以前にも書きましたが、ここのところ太腿の横から裏が痛くて困っていました。仕方なくスクールをずっと休んで丸1週間テニス断ちをしていたのですが、結局痛みが残ったまま土曜日にサークルでテニスをしました。どれだけ気を付けていてもやり始めるとつい目一杯動いてしまうのは常。終わってから「やばいかな」と心配していたのですが、今朝起きたら嘘のように痛みがありません。いったいなんなんでしょう?

 普通に考えると1週間テニスを休んだから回復したかもということですが、なんとなく実は逆にテニスをしたから良くなったのではないかという気もしています。と言うのも痛かったのはいつも朝起きた時で、昼過ぎまでは痛いのに、夕方から夜にはすっかり痛みがなくなっていたからです。動いたら痛くなるのではなく、長時間動かないと痛いのですから、もしかしたら血行が滞るとか、筋肉が固まって痛みが起きているのかもと思いました。

 テニスをしっかりやったお蔭で良くなったと考える方が素直な気がします。これからまたしばらくテニスを休むと、どんどん痛みが増してくるかも知れません。なのでまた今週からこれまで通りしっかりとテニスをして足を動かしていこうと思っています。テニスのない日はせめて駅の間を歩くとか、階段を上るとかした方がいいかなぁ。
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AKB48の声のセンター

2015-10-24 23:59:25 | AKB&乃木坂
 久々に朝ドラを見続けています。「あまちゃん」以降はほとんど見なかったのですが、今回の「あさが来た」は面白いです。で、主題歌の「365日の紙飛行機」もいいです。と言っても、フルバージョンは当然まだ発表されていなので聴いたことがなく、あくまでもドラマ主題歌のショートバージョンのみですが、朝ドラ主題歌らしく、しかもAKB48らしさもきちんと残してあるところが上手いです。

 この曲の選抜メンバーは入山杏奈、柏木由紀、加藤玲奈、木崎ゆりあ、北原里英、小嶋陽菜、兒玉遥、指原莉乃、島崎遥香、高橋みなみ、松井珠理奈、宮脇咲良、山本彩、横山由依、渡辺麻友、渡辺美優紀の16人。いまのAKB48グループではほぼ文句ない代表的なメンバーばかりです。この16人で今年の紅白も出場してこの曲を披露することになるんでしょう。もしかしたらそれまではフルバージョンをお披露目しないで、紅白の目玉のひとつにするのかもと推測しています。

 この曲の一番の売りは山本彩がセンターでAメロをソロで歌っていることです。主題歌として最初に山本のソロが始まると、まったくAKB48の歌らしくありません。新しい若手シンガーが出てきたのかなという印象。それほど山本の声はアイドル離れしています。そしてその後に高橋みなみと(恐らく)渡辺麻友のツインボーカルになります。高橋の声が入ってきた途端に聞きなれたAKB48にガラっと印象が変わります。乾いたさや姉の声と、湿ったたかみなの声。この対照が面白いのです。

 考えてみればこの10年、AKB48のパフォーマンスは前田敦子、大島優子、さらには渡辺、松井珠理奈らが主に支えてきて、前田、大島らの卒業とともに指原や柏木、さらに島崎らへと交代してきましたが、歌唱の中心は常に高橋みなみでした。もちろん渡辺や小嶋陽菜の甘い声や大島のハスキーな声、そして秋元才加の強い声などが加わってはいたのですが、コアになっている声は周りがいなくなっても変わらず高橋でした。高橋の声があることでAKB48らしさが変わらずに保たれてきたのです。

 年内で高橋が卒業したら来年からAKB48の「声」にどんな変化が生じるのか、そしてその時に誰が「声のセンター」になっているのか。もし山本がセンターになるのだとしたら、かなり大きな変化になるかも知れませんが、彼女はNMB48なのでそうはならないでしょうし、ちょっと予測がつきません。
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ドラマ「釣りバカ日誌」の感想

2015-10-23 23:50:39 | テレビ・芸能
 今日から始まったドラマ版「釣りバカ日誌 新入社員浜崎伝助」。初回は2時間スペシャルということで、映画版並みの長編でしたが、その長さを感じさせないテンポの良さと中身の濃さで面白く見ることができました。

 ストーリーはほぼ原作にあったエピソードをなぞっていましたが、もちろんドラマなりに細かいところはアレンジしてはありました。コメディらしい明るさ、達者な役者たちの掛け合いの妙もあり、これぞファミリードラマというほのぼの感満載で、原作のイメージを壊さないように丁寧に作られていたと思います。

 原作ファンにとって少し違和感があったのはキャスト。ハマちゃんの濱田岳は上手いです。これは問題ありませんでした。スーさんの西田敏行はまだハマちゃんのイメージが強いのですが、これはキャストが発表された時から覚悟をしていたので問題ありません。ただ少し太り過ぎで「キレ芸」のスーさんをやるにしては温厚そうに見えるのが少々残念。朝本さん役の武田鉄也は臭みがありすぎ。もっともコメディの武田は説教臭い役よりは嫌悪感が小さくなるので悪くはありません。それに武田はゲストみたいなので、毎回登場するわけではないようですし。

 佐々木さんの吹越満は悪くないのですが、佐々木さんの強烈なキャラはかなりマイルドになってしまいました。もっと毒気のあるキャラだと佐々木さんらしくなります。みちこさん役の広瀬アリス。もっと和風美人な方がよくないかなぁ。広瀬は見た目が派手すぎます。それに秋田から出てきたという設定も謎です。それじゃあハマちゃんとみちこさんのお父さんとのぎくしゃくしたやり取りができません。

 そして一番違和感があったのはスーさんの長男で会社の常務である鈴木昌之役の駿河太郎。原作ではスーさんの甥の多胡にあたる役柄ですが、長男という設定にしたのは、より社長対常務という社内での対立の構図をはっきりさせるためでしょうか?大塚家具の騒動を見てヒントにしたのかも。でも多胡は原作で結構なキーパーソンだけに、そこを変えたのはちょっと納得がいきません。それに駿河太郎の父親は鶴瓶だろうとどうしても思ってしまいますし。

 といろいろ言っても原作に馴染みがなければあまり気にならないことだろうと思います。ドラマとしては十分面白かったし、これからの展開も楽しみです。

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ドラフトあれこれ

2015-10-22 23:59:30 | 野球
 プロ野球のドラフト会議、注目の県岐阜商・高橋純平は3球団の競合の結果、ソフトバンクが獲得しました。地元のスターを指名した中日ですが、くじに外れたので次に東海大相模・小笠原慎之介を指名。これを日本ハムとのくじで勝ち獲得することになりました。高橋と小笠原は今年の高校生で左右のナンバー1。高橋を取れなくても小笠原が取れたら中日としては十分です。むしろ左腕な分だけ使い道が広いかもしれません。この2人のプロ入り後の活躍ぶりが楽しみです。

 ほかにもいろいろドラフトならではのドラマがありました。明大・高山峻はヤクルトと相思相愛だと思われていましたが、そこに阪神が横入りの指名。しかもヤクルト真中監督が外れくじを当たりだと勘違いしてガッツポーズ。それを見た阪神・金本監督は当たりくじを確認もしなかったので、さらに混乱に拍車がかかってしまいました。その場で気づけばまだしも、真中監督のインタビューまでやってから慌てて訂正が入るとはなかなか珍しいケースです。

 同じように仙台育英・平沢大河も地元楽天で決まりかと思っていたら、ロッテが指名してくじで勝ちました。高山同様に本人は楽天に入りたかったことでしょう。楽天のはずれ1位は人気の関東一・オコエ瑠偉。スター性がある選手だけにファンの注目は集まりますから、楽天としてはこれはこれで観客動員につながるのでよかったのではないでしょうか。敦賀気比の平沼翔太は日本ハムの4位、仙台育英・佐藤世那はオリックスが6位、九州国際大付・山本武白志はDeNAが育成2位と、今年の甲子園を沸かした高校球児たちは下位指名となりました。

 球団で見ると、毎年くじに強い日本ハムと楽天が今年はダメでした。今永と能原の2人の有力な大学生投手を指名できたDeNAは合格でしょう。中日はトヨタ自動車の捕手・木下拓哉を獲得しました。ポスト谷繁を求めているだけに良い補強です。ソフトバンクは高橋だけではなく6人全員が高校生。戦力的に余裕がある球団だけに将来を見据えた補強ができるのが強みです。
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