幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

10万円が遅い街

2020-06-30 23:51:13 | 時事
 名古屋市では給付金10万円がまだ1割未満しか給付されていないという記事を読んで「河村市長は大村知事のリコールなんかに血道をあげている場合か!」と思った名古屋市民も多いことでしょう。大都市では給付が遅れていると言い訳しても、遅れているのは大阪市3%、千葉市8%、名古屋市9%で、札幌市は92%、神戸市78%、福岡市53%と給付が進んでいます。行政の対応の巧拙がこんな大きな差になったことは明らかで、少なくとも大阪と名古屋はやっぱりあの市長が無能もしくはやる気がなかったのかという思いを新たにしました。

 一般のサラリーマンなら10万円が届かなくてもすぐに困窮するという人は少ないかも知れませんが、自営業、個人事業主、またサラリーマンでも業種によってはコロナで完全に詰んでしまったという人もたくさんいるはずです。そもそも10万円では焼け石に水かも知れませんが、もう7月になるのにこんなに遅いのでは施策の意味が本当にありません。人員削減を続けてきた自治体に余力がないのなら、なぜ民間に事業委託してでも早く給付をしないのか、大事なのは「スピード感」ではなかったのかと思います。

 さて、そんないつ届くのかもわからない10万円ですが、これを子どもに渡すのかどうかという議論がまたあります。別居していて住民票が移していない社会人の子どもには当然渡すべきですが、同居している社会人の子どもの場合はもし家計に余裕がなければ生活費として一部差し出してくれという話はあるかも知れません。また小学生以下なら親が管理するのも当然でしょう。議論が分かれるのは中学生から大学生の子どもの場合です。

 これだけ世の中で話題になっただけに、いかに世間に疎い子どもであっても「10万円もらえるんだよね」と期待することでしょう。社会人だって10万円は嬉しいのに、学生にとってはまさに大金。何に遣おうかと夢が膨らむ金額です。しかし家計が苦しい、学費もかかっている、そんな状況で子どもにポンと10万円ずつ渡せるかどうか。親子の間で激しい葛藤が生じる家庭も多いのではないかと推察されます。就学中の子どもには「奨学金」名目で使途を限定して別途支給した方が良かったかも知れませんが、そんなことしていたらさらに手間がかかって支給が遅れちゃいますしね。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京アラートはどこに消えたのか

2020-06-29 22:40:19 | 政治
 今日の東京の感染者数が58人。これで4日連続で50人超えです。首都圏以外の地域ではかなり感染は抑え込まれているだけに、東京の突出ぶりが異様なほど目立っています。東京都は大半が「夜の街」つながりだから市中感染が広がっているわけではないと苦しい言い訳をしていますが、もちろん東京都民も周辺自治体もこの数字の増え方は不安なことでしょう。と言うか、せっかく感染を抑え込んだ他の地方にとっては、東京から人が移動してきてまた再流行するのではないかと戦々恐々です。

 小池都知事が言い出した「東京アラート」が発令されないのも不思議です。いくらあれが橋を赤くするだけの意味のない政治的パフォーマンスだったとしても、一度アラートの基準を定めたのですから、その基準を超えたのなら何度でもアラートを出すべきですし、もし基準を変えたなら変えたでそれをきちんと示すべきでしょう。そうじゃなければ結局パフォーマンスの効果がないからやらないんだと思われても仕方ありません。

 小池のパフォーマンスのための東京アラートは百歩譲って「なかったこと」にしても構いませんが、これだけ感染者数が増えてきているのに特に何の対策も取らない無策ぶりには腹が立ちます。全て「夜の街」の住民に全責任をかぶせて知らん顔では今後ますます東京発の感染拡大は広がるばかりです。以前のような外出自粛要請も営業自粛要請も出していません。いまそんなことをしたらステイホームの時の無策ぶりを露呈して批判されるだけで、都知事選へ悪影響しかないからやらないんだろうと思いますが、本当に自分のことしか考えていないんだなと呆れます。

 このまま放置しておいたら東京都だけではなく日本全国に感染が広がるかも知れませんが、今はとにかくコロナよりも経済対策最優先のようですから、あとは日本人の運の良さに賭けるのみです。怖い賭けですが、なにせこんなに批判されていても小池が再選確実らしいですから、その方が怖いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変化することは難しい

2020-06-28 23:53:43 | テニス
 自民党がダーウィンの進化論を改憲論議のPRのために誤って引用したと批判されています。詳細はどこかで検索して調べてもらえればわかると思いますが、「最も強い者が生き残るのではなく最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは変化できる者である。」という言葉。名言として昔からよく使われてきましたが、これはダーウィンの言葉ではないとして最近では知られています。

 今日は自民党を批判するための話ではなく、誤用について論ずるつもりもありません。この言葉が名言としてこれまで引用されてきたのは、「良いこと」を言っているからです。強者、賢者ではない普通の人間でも変化に対応していければ生き残れるという内容は希望が持てます。それなら自分でもできるかも知れないと思えます。ダーウィンの言葉であろうがなかろうが、人の心を動かすことができる力があれば、それは名言でしょう。

 とは言え、変わることは簡単なことではなく、実際には本当に大変です。まず勇気がいります。努力も、忍耐も必要です。現状維持の方がずっと楽ですし、これまで通りに慣れたことをする方がストレスもありません。しかも変わったからと言って確実に良いことが起きるかどうかもわかりません。変わるということは、これまでの自分を捨てることですし、変わった後に元の方が良かったと思っても戻れる保証はありません。それでも本当に変わるのか、という決断を突きつけられたら、多くの人が二の足を踏むのもわかります。

 僕自身も変化はあまり好みません。どちらかと言うと、同じことをコツコツと繰り返していく方が好きだし気楽です。これまでも変わるときは必要に迫られて変わらざるを得ない時くらいでした。いま、テニスのボレーを変えようとしていますが、こんなことですら結構大変です。40年間積み上げてきたものを崩してやり直そうとしていますから、思い通りにいかないことがしばしばです。変えなければそれなりにできるのに、変えようとしている今はかなりパフォーマンスが落ちています。

 つい「今のままで良いか」という弱気な心が顔を出しそうになります。それでも変えようと思っているのは、ちゃんと変われたら必ず良くなるからです。外圧ではなく、自分の意志で変わるというのは本当に大変なことですし、それが中途半端ではなく完遂できる人は大したものだと思います。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欲は年齢で変わる

2020-06-27 23:10:28 | 日記
 若い頃に欲しいものは具体的でした。物欲と性欲が最たるものですが、自己顕示欲もそれなりに強かった気がします。僕だけではなく周りもそんな若い連中でいっぱいでした。多くがギラギラしていました。またそういう欲まみれなことについての苦しみもあり、もっと欲にとらわれずシンプルに楽に生きられないのだろうか、というのもまた悩みの一つでした。それもまた欲のひとつではあるのですが。

 中年になると欲求も多様化します。人によって方向性が定まってくるからです。自分ができることとできないことがハッキリしてくるし、諦めることもできるようになります。あれもこれも、という人は少なくなり、出世や権力欲に取りつかれる人もいますし、金銭欲にこだわる人、性欲にとらわれる人、刺激をひたすら求める人、物欲にしても自分なりにジャンルが特化していきます。僕の場合は権力欲はありませんでしたし、金銭欲もそこそこで十分、とにかく自由に我儘に生きていたいという欲求がどんどん強くなりました。会社という組織の人間であることの葛藤が一番強かった時期です。

 そして50代も後半になりサラリーマン生活も先が見えてくると、もうその葛藤も消えていきます。なにせ周りは後輩ばかりになってくるので結構我儘も言いやすくなっていますし、今さら大きな期待もかけられませんから気楽なものです。人付き合いも無理しないので、友人「らしき」人の数は減っていきますが、気の合う好きな人だけいればそれで良いので全然気になりません。若い頃に願った「欲求からの解放」に少し近づいてきているような気もします。

 ただまだ仙人か聖人のようになったわけではありません。少しギラギラがなくなっただけで悟りを開いたわけではないので、相変わらずつまらない欲求にとらわれて失敗は繰り返しています。それに70代や80代の人生の諸先輩を見ていると、まるで子どもに戻ったかのように我儘放題の困ったジジババも多いので、年を取れば取るほど欲がなくなるということでもなさそうです。

 今の「欲」はテニスや音楽が上手くなりたいということ。それは誰かに勝ちたいとか負けたくないという類ではなく、純粋に今の自分を上回りたいという欲求です。なんだか妙にストイックな老人になりそうで、それはそれで我ながらちょっとイヤです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレワーク時代の住みたい街

2020-06-26 22:39:32 | 時事
 昭和の頃の住みたい街というのは、郊外の鉄道沿線のベッドタウン、買い物と子育てがしやすく治安が良い街、というイメージでした。それは夫が都心へ通勤し、妻は育児に専念する専業主婦という形態に適した街です。しかし平成に入ってからは夫婦共働き世帯が増え、郊外よりももう少し都心に近く通勤が楽で、かつ保育園や夜遅くまで開いているスーパーなどの都市型施設が整っている街のニーズが高まりました。タワーマンションが流行ったのもそういう傾向があったからでしょう。

 そして今年はテレワーク元年。特に大企業ではコロナが収束した後もテレワークを継続するところが多くなりそうです。企業にとってみればオフィスにかかる経費を大きく削減できるテレワークはメリットが大きいからです。また働いている側にしてもテレワークのメリットを一度享受してしまうと、毎日満員の通勤電車に揺られて定時に出社する辛さは耐えられません。パワハラ、セクハラ、アルハラも激減して人間関係の煩わしさもかなり解消されます。

 そんな令和テレワーク時代になると、これまでの住みたい街のイメージがまた変わりそうです。まず通勤の利便性を優先しなくても済みます。スーパーが夜遅くまで開いている必要もありません。逆に会社のある都心やターミナル駅の施設を利用しなくなり、自分が住んでいる街で生活が完結できることが求められます。例えばスポーツジムとか習い事もできる街が良いですし、ジョギングできる公園や美味しいレストランやカフェがたくさんある方が生活が充実します。通勤しないなら駅から近い必要はないですが、車での移動には便利な場所の方が良いです。

 しがらみなくどこでも住めるなら、今後人気が落ちる街、上がる街を見極めて家を買った方が断然良いです。もちろん人気が本当に上がってしまったら高くなってしまいますから、今のうちに見極めておくことが大切ですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切手とかベリカードとか集めていた頃

2020-06-25 23:48:32 | 日記
 趣味も年齢や時期によって変わってくるものです。僕のこの10年間くらいの趣味はテニス、サックスとピアノの演奏、クイズといったところですが、20代から40代の頃の趣味はテニスの次にパソコン、カラオケ、映画、マンガ、ゲーム、クイズ、旅行、食べ歩きでした。お金が一番潤沢にあった頃なので趣味にもお金をかけることができましたから、温泉旅行とか南の島とかに家族やテニス仲間で行っていた時代です。

 大学時代はテニスもやっていましたが、むしろアルバイトで小銭を稼ぎ、授業もさぼってボーリングにのめりこんでいました。月に120ゲーム投げていた頃です。あとは映画、ドライブなどデートできる趣味がメインでした。そしてひとりの時はマンガと音楽、そしてゲーム。まだファミコンもない時代でしたから、喫茶店やボーリング場、ゲームセンターで100円玉を積み上げてゲーム台に向かっていました。パチンコをやっていたのもこの頃です。

 中高生の頃の趣味はと言うと、今ほど楽しみもない時代ですし、お小遣いも少なかったので読書がメイン。マンガも買えないので立ち読みなどでなるべく済ませていましたし、音楽もレコードを買う金がないので、ラジカセでせっせとエアチェックをしたり、リクエストハガキを書いたり。この頃だけの趣味としてはベリカード集めというのがありました。短波が受信できるラジカセだったので、世界各国の日本語放送を聴いては受信報告書を送っていました。北京放送とかオーストラリア放送とか懐かしいです。

 そして小学生時代の趣味、初めての趣味らしい趣味は当時の小学生の間で大流行していた切手収集でした。小学校3年生の終わり頃に周りの友達に影響されて集めはじめましたが、6年生の頃にはかなり真剣に集めていました。と言っても月の小遣いが500円とかですから、憧れの「見返り美人」「月に雁」など当時3000円くらいしていたのでとても手が出せず、国宝シリーズの「法隆寺」とか「普賢菩薩」など1000円未満で買えた切手が一番の自慢でした。

 中学生になって小遣いが増えた頃には文庫本とレコードで小遣いが消えるようになったので、切手に対する興味はどんどん失せていってしまったのですが、僕の浮世絵好きや国宝好きは当時の切手収集がルーツになっています。実は今でも当時の切手帳を持っているのですが、ほとんどの切手が50年前より値下がりしているらしいので、物価の上昇率を考えると、当時の僕の「お宝」も本当にタダ同然の古い切手に過ぎません。もう小学生が夢中になって切手を集めるような時代は来ないでしょうが、今なら小学生の小遣いでも無理なく集められるんですけどね。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョコビッチの大会でコロナ感染

2020-06-24 23:45:52 | テニス
 世界1位のノバク・ジョコビッチが発案したチャリティのためのエキジビション大会でコロナ感染が広がったというニュースはテニスファンとしてはとても残念でした。何回も書いているようにテニスは基本的に屋外で行われますし、コンタクトスポーツではなく、選手同士の距離も離れているので感染の危険性はかなり低い競技です。テニスをしていて感染したという事例は聞いたことがありません。

 ただプレー中以外、例えば更衣室やパーティなどでの感染はもちろん可能性はあります。だから我々のサークルもテニスの時のハイタッチやプレー後の握手はやめていますし、テニス後のお茶会などもまだ自粛しています。もちろんシャワールームも使っていません。そろそろ大丈夫かなという気もしていますが、もう少し様子見た方が良いかなという判断です。

 感染が抑えられている愛知県にいてすらそうしているのに、ヨーロッパ(今回は第1戦がセルビア、第2戦がクロアチア)で開催したこの大会では約4000人の観客を入れて、対戦相手と肩を組んだ記念撮影や握手、ハグなどが行われ、また試合後に盛大なパーティーも開かれていたそうです。その結果、ディミトロフ、チョリッチ、トロイツキ、そして発案者のジョコビッチと彼らの家族などが感染してしまいました。幸いなことにほとんど無症状ということですが、あまりにも無防備な運営だったと批判されるのも仕方ないことです。

 ジョコビッチは世界ナンバー1のスーパースターで、テニス界のみならずスポーツ界でも大きな影響力があるアスリートです。そんな彼の「しくじり」は今後のテニス大会やスポーツ大会の開催や運営に衝撃を与えてしまいますし、影響が広範囲に及ぶ可能性があります。これでまたスポーツイベントの完全復活は遠のいてしまいました。全米、全仏オープンも予定通りに開催されるのかも先行き不透明です。ファンとしては溜息をつくしかありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AKB48のOGメンバーもグループ化

2020-06-23 23:19:32 | AKB&乃木坂
 AKB48が7月1日に配信リリースする『離れていても』のMVが公開されました。コロナ禍のもと、新しい生活様式が求められている今の日本を映し出すMVになっています。こうした世相を反映した応援ソングは昔からAKB48が得意とするところですが、今回の楽曲には懐かしいOGが参加しています。と言っても、これまたAKB48の得意技ではあります。

 参加しているのは前田敦子、高橋みなみ、大島優子、小嶋陽菜、板野友美、篠田麻里子、指原莉乃、山本彩。さらに秋に卒業予定の松井珠理奈も加わっています。残念なのは先日芸能界を引退した渡辺麻友がいないことで、神7が揃うことはかないませんでした。楽曲参加と言っても全てリモート収録ですから、これすら参加できないという渡辺の病状というのは結構心配になります。

 AKB48のこの「OG商法」ですが、『希望的リフレイン』で歴代センターがMVに登場し、『君はメロディー』では楽曲にも参加し現役メンバーとの共演もしました。その後も何かあればライブやイベントにちょこちょこと顔を出しています。そのたびにファンは喜んで盛り上がりますが、これだけ現役の人気が落ち目になってしまうと、OGの力を借りずにはもうダメなのかと思わされてしまって寂しいものがあります。

 とは言え、今回の楽曲、MVともよくできていて、さすが秋元康はこのあたりは手慣れているなと思わせます。AKB48の最新曲『失恋、ありがとう』がものの見事に話題にもならず大ゴケしているような現状なので、OG参加もつい冷ややかに見られがちですが、今後はOGも含めての「グループ」という扱いになっていくのかも。ただ彼女たちの事務所がそれぞれ違うので調整は大変でしょう。

 その点、乃木坂46は最近卒業した主要なOG(生駒里奈、西野七瀬、桜井玲香、若月佑美、衛藤美彩ほか)たちが、そのまま乃木坂46合同会社に残留しています。これなら事務所の意向ひとつでグループへの参加も簡単です。やはり乃木坂はAKBの成功も失敗も学んで運営しているんだなと感じます。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YouTubeでテニス勉強中

2020-06-22 23:47:50 | テニス
 在宅勤務になって以来、テニスレッスン動画をYouTubeでかなり見ています。以前にテニスサークルのメンバーが「YouTubeでサービスのコツを思い出した」と言っていて、そんなお手軽なと思ったのですが、実際に自分もあれこれYouTubeを見ていると確かに参考になる動画がたくさんありました。

 内容は多岐にわたっています。サービスやボレーなどの技術的なレッスンもあれば、戦術、戦略についての解説もあります。よくわからない若い兄ちゃんがやっているチャンネルもあれば、年配のどこかのテニスコーチもいるし、若手プロから引退した有名ベテランプロまでバラエティ豊か。

 ひたすら真面目にストイックに解説している何の面白みのないレッスン動画もあれば、関西の芸人かと思うほど喋りが達者なチャンネルもあり、可愛いモデルの女の子がMCになっているチャンネルもあります。教え方も理論もそれぞれで、多様性がありますが、その方が自分の好みやプレースタイルに合ったチャンネルが見つかりそうですから良いと思います。

 とりあえずあれこれ選り好みをせずに見まくってみて、いくつかお気に入りのチャンネルも見つけました。動画で繰り返しプレーを見られるというのは圧倒的なアドバンテージです。僕も今の課題のサービスやボレーを何回も繰り返し見てイメージトレーニングできましたし、ヒントも掴むことができました。いくつものチャンネルを見比べることで、共通しているポイントになる部分はどこかというのも理解できますし、逆にいろいろと違うことを言われる中で、自分に合った理論というのも発見できます。

 これが全部無料で見られるというのは本当に良い時代になったなぁと感じる反面、テニス雑誌とテニススクール、コーチにとっては死活問題だというのもはっきり実感できます。日本のテニス雑誌のメイン記事は技術解説です。日本のテニスファンは「観戦する」人より「プレーする」人の方がずっと多いので、テニスツアーの動向よりも技術解説が人気です。当然、わかりやすくて無料のレッスン動画が相手では勝ち目はありません。歴史あるテニス雑誌が休刊になってしまわないかとても心配しています。

 雑誌だけではなく、無料レッスンをしてしまうわけですから、テニススクールおよびコーチにとっても営業妨害でしょう。なにせ相手は実績のある元ツアープロで、こちらは学生のアルバイトコーチでは説得力が全然違います。なんでこんな学生のいうことに毎月1万円以上払わなければならないんだ、と考える生徒が増えても不思議はありません。

 まあ実際には初心者や初級者は動画見ただけでは絶対に上達しないとは思いますけどね。でも金を貰って教える以上は無料のレッスン動画を上回るメリットを提供できなければいけませんから頑張って勉強しないといけないし、昔のブームの頃のテニススクールのように楽はできないでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電動アシスト自転車購入

2020-06-21 23:46:32 | 自転車
 先日も書いたように給付金の10万円の使い道は電動自転車と決めていました。在宅勤務が続き1台しかない車を家族で取り合いになることも多いし、運動不足解消のためにはテニスと散歩だけではなく自転車で出かけるようにしたいということもあります。と言っても、四方八方急な坂道だらけの我が家の周りで普通の自転車は負荷が高すぎてなかなか使いづらいこともあり、以前から電動自転車は欲しいなと思いつつ高価さゆえに見送ってきました。

 と言うことで、今回の電動自転車選びの基準は(1)予算10万円、(2)ママチャリタイプはマジ勘弁、(3)妻と娘も乗る予定なので乗りやすさ優先でカゴもつけられる、ということになります。で、できたら安心の国産大手メーカー製ということでネットで調べてみたら、そう候補は多くありませんでした。と言うか、条件に当てはまるものはパナソニックのベロスターとベロスターミニの二択でした。思った以上に電動自転車、高いです。

 歩いて10分のところにある自転車ショップに行って実際に見てみたら、ちゃんとこの2台は実車が置いてありました。ベロスターとベロスターミニの違いは文字通りタイヤが27インチか20インチかの違いです。内容はほぼ同じ、価格も同じ。ミニの方がデザインはオシャレです。娘が一緒に見に来ていたら間違いなくミニ推しだったでしょう。ただ実際にまたがってみると、やはりタイヤが大きいベロスターの方が安定感があります。重さはミニの方が1kgちょっと軽いのですが、サドルはベロスターの方が1cmほど下げられるので、小柄な妻が乗るにはミニよりベロスターの方が安心です。

 と言うことで、ベロスターにしました。決め手は何といっても見た目よりも安定感です。コスパが良くて装備充実、安心のパナソニックブランド。弱点はママチャリ並みのブレーキと8アンペアのバッテリーですが、見かけだけのスポーツバイクで実際にはそんなに飛ばすことも長距離を走ることもないので、恐らく大きな問題にはならないはずです。

 ただカゴが純正のものが在庫がないのでしばらく待たなければなりません。急いているわけではないので、7月になってから納車ということにしました。それまで半月ほどありますから、10万円も振り込まれると良いですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする