幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

雷雨に完敗

2021-07-31 23:48:45 | テニス
 我々のテニスサークルは長年「晴れサークル」を自称するくらいに雨天中止が少ないサークルです。毎年50回前後の練習会がありますが雨天中止になるのは年間で2~3回です。それくらい雨に降られることがないのですが、今日はダメでした。しかも数年に一度あるくらいの「始めたら雨」パターンで、これが一番ダメージが大きいです。

 同じ雨でも前日から「きっと雨だな」と思っていて、実際に朝からしっかり雨の場合はさっさと諦めがつきますし他の予定も入れられます。またテニスを始めてある程度やったところで雨が降りだす場合もまだマシです。一番残念なのはコートに集まっていざ始めたら雨が降り出すパターンで、今日はまさにその最悪のタイミングでした。

 コートに向かって車を走らせている時から怪しい雲行きになってきて、テニスを始める前から遠くで雷鳴が響いていました。これは雨が降ってくるなと覚悟はしたのですが、実際にコートでテニスを始めると一緒にぽつぽつと降り始めたのです。ただこのタイミングで降り出してもいつもなら気にせずに続けるのですが、今日は雷つき。しかもどんどん近づいてきます。稲妻が走り雷鳴が近くなってきてしまってはどうにもなりません。

 あとは雨雲レーダーを見ながらどれくらいで雷雲が去るかに注目していたのですが、最初は1時間弱で雨は上がるかなという予報だったのに、時間が経つにつれて簡単に雨は上がらない予報に変わってきてしまいました。テニス開始時間から小一時間は粘ったものの結局諦めるしかありませんでした。いくら雨に強いとは言え、やはり自然相手に全勝はありません。特にこの季節は急に天気が変わることが多いので、本当に幹事泣かせです。
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ジョコビッチ敗れる

2021-07-30 23:54:05 | テニス
 東京五輪の男子テニスシングルスで「ゴールデンスラム」の大記録を狙っていた世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチが準決勝で敗れ、金メダルを逃しました。準決勝の相手は5位のアレクサンダー・ズベレフ。セットカウント1―2でした。番狂わせではありますが意外ではありません。ジョコビッチを倒すとしたらズべレフ、チチパス、メドベージェフの若手3強の誰かだろうと思っていましたし、グランドスラムと違って3セットマッチなら以前からジョコビッチは彼らに負けることもありました。

 これで1988年のグラフ以来のゴールデンスラムの夢を絶たれたジョコビッチ。ゴールデンスラムのチャンスはそう何回もありませんから、年齢的に考えてもこれがジョコビッチにとっては実質的なラストチャンスだったと言ってもいいでしょう。ただ年間グランドスラムはまだ十分に可能性があります。ジョコビッチの強さは何といってもグランドスラムでの5セットマッチの戦い方を熟知していることです。これまでのグランドスラムでも2セットダウンしたところから余裕をもって逆転勝利をすることがありました。逆に言えば2セット取られたら負けてしまう3セットマッチでは今回のように負けてしまうことも十分あり得るということです。

 決勝はズべレフとハチャノフの若手対決となりました。安定感ではズべレフですがハチャノフは今季好調ですし乗ると手が付けられない爆発力があるのでどちらが勝つかはわかりません。3位決定戦はジョコビッチとメドベージェフに勝ったカレーニョブスタのベテラン同士。順当ならジョコビッチですが、もし負けたことで気落ちしてモチベーションが下がっていると番狂わせもあります。ジョコビッチはとにかく気持ちが異様に強い選手なのですが、逆に言えば気持ちが落ちていると案外コロッと負けてしまうこともあります。

 ジョコビッチにとって今回のオリンピックはゴールデンスラム達成のために無理して来日したので金メダル以外に用はないでしょうから、早く全米オープンの準備をしたいからもう棄権して帰りたいくらいだろうと思います。錦織がドローに恵まれていてここでジョコビッチとの対戦だったら勝てる可能性もあったかも知れないのに残念です。
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錦織の復調

2021-07-29 23:59:06 | テニス
 東京五輪テニス競技において日本勢は全種目で姿を消しました。もっとも金メダルの最有力候補と思われていた大坂なおみは全く良いところなく大会を去っていきました。今大会はやる気を感じないプレーぶりだったので、その理由はわかりませんが期待外れの一言です。また女子ダブルスで今季好成績を残している青山/柴原組も振るわず、唯一頑張っていたのは錦織圭でした。

 故障から復帰してからも以前の切れのあるテニスは戻ってこず、このままズルズルとランキングを下げていって引退してしまうのではないかと危惧していましたが、今回は1回戦のルブレフ戦で素晴らしいテニスを披露してすっかり調子を取り戻してきました。ドローと日程に恵まれずに準々決勝で敗退となってしまいましたが、テニス自体は今後に期待できる内容でした。

 今日のジョコビッチ戦はスコアだけ見たら2-6、0-6と全く歯が立たない完敗でした。実際勝てそうな気配は微塵もありませんでした。そもそもジョコビッチと錦織は似たタイプの選手でジョコビッチが錦織の上位互換ですから相性が悪いのは仕方ありません。その上、錦織は猛暑の中での連日シングルスとダブルスを掛け持ちしての熱戦で疲労もかなりたまっていて、逆にジョコビッチは涼しい時間帯ばかり試合していたので体調にも雲泥の差があったようです。それらを考えれば完敗するのは無理からぬこと。

 ただ錦織のテニス自体には切れがあって、相手が「守備力お化け」のジョコビッチでなければ勝てる内容だったと思います。サービスは改良の成果があって威力も精度も増しているようですし、速いタイミングで左右にボールを展開する錦織らしいプレーができていました。これからの北米ハードコートシーズンに適合したテニスだけに、この調子を維持できれば全米オープンでの巻き返しが楽しみです。
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きっとくる五輪ロス

2021-07-28 23:48:07 | スポーツ
 毎日テレビでオリンピック観戦をしています。日本が国別金メダル獲得数で中国アメリカを抑えてトップと大活躍しているのですから見ないわけにはいきません。大橋悠依の個人メドレー2冠とか野球でサヨナラ勝ちとか錦織が猛暑の中で勝ったり柔道女子で新井の金メダル、そして夜にはサッカーでフランスに大勝し、最後は橋本の体操個人総合金メダルと盛り沢山で、テレビをザッピングしながらあちらこちらをつまみ食いのように見ていて忙しくて仕方ありません。

 テレビ番組がつまらなくなったと言われて久しく、実際ドラマもバラエティも昔のような視聴率30%とか40%なんて取れなくなりました。僕はかなり前からテレビで見るべきものは最終的にはニュースとスポーツ中継だけだろうと言ってきましたが、いよいよそういう時代に突入したと思います。というか、それさえネット配信でも事足りるのですからテレビの未来は暗いと思いますが、とりあえず今のところオリンピック観戦でテレビはフル稼働中です。

 しかしオリンピックはいつかは終わります。いつかというか8月8日に終わってしまうのは確実なので、意外に短い夏の祭典です。終わってしまったらお盆休みです。その時にテレビで見るものは何もありません。恐らく爆発的に感染拡大しているコロナのニュースを茫然と見ているしかないのでしょう。今のままなら「五輪ロス」が間違いなくやってきます。

 だからと言って広がるコロナ禍を前にしてどこかに出かけるのも憚られるのですから、結局テレビの前に座って「オリンピックの感動をもう一度」を見ることになってしまうのでしょう。オリンピックが終わったらそんな廃人のようになってしまわないために、せめて真夏の暑さに負けずテニスの予定くらいしっかり入れておこうと思います。
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宇津木妙子と岩清水梓の解説

2021-07-27 23:40:12 | スポーツ
 今夜はソフトボールの決勝戦とサッカー女子の日本チリ戦を交互にチャンネルを変えながら観戦していました。どちらも重要な一戦とは言え、もちろん金メダルがかかったソフトボールの方がより重要なのですが、サッカーもヒリヒリとした試合になりました。結果はどちらも日本が競り勝ち、めでたくソフトボールは金メダルですし、サッカーは決勝トーナメント進出を決めたので良かったです。

 面白かったのはソフトボールとサッカーそれぞれの解説者です。ソフトボールは当初テレビ朝日は古田敦也が解説するような紹介だったので「おいおい」と呆れましたが、実際に中継が始まったら北京五輪決勝と同じく宇津木妙子だったので安心しました。日本ソフトボール界のレジェンドで解説でもレジェンドです。彼女の監督目線でありながら母親目線でもある解説は野球解説者にはない温かさと味わいと深さがあります。

 今回も主に上野のピッチングについて辛口ながら愛情溢れるコメントが多く、とても説得力がありました。また日本を応援しながらもアメリカチームにもリスペクトがあり、ソフトボール愛が有り余っている解説はさすが唯一無二。優勝決定後に解説席にいながら選手たちの呼びかけに直接応答していた場面も含めて本当に素晴らしい解説でした。

 そしてサッカーの解説は岩清水梓。こちらも核心を突いた素晴らしい解説でした。まず理解力が高く言うコメントがいちいち的確で説得力があります。しかも選手たちに対して全く遠慮がなく辛辣で厳しい。これはやはりまだ現役を退いてからの時間が短く現場や選手たちとの距離が近いからということもあるのでしょうが、岩清水本人のキャラクターも大きいと思います。その容赦のなさは選手たちへの愛情の裏返しなので、それがまた聞いていて楽しいです。

 宇津木妙子の解説が野村克也なら岩清水梓の解説は広岡達朗。どちらも辛辣ですが味わいが違います。変にタレント化して利害関係者に気を遣った発言が多い常連の野球解説者やサッカー解説者を聞きなれているので、両者ともに新鮮でした。なおスケートボードの解説をしていた瀬尻稜もユニークというか、スケボー文化を体現していて面白かったので、各競技の解説者にも見どころ(聞きどころ)が多い東京五輪だなと思っています。
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13歳、真夏の大冒険

2021-07-26 23:18:35 | スポーツ
 今日も午前中のスケートボードから午後のアーチェリー、柔道、そして夜の体操、卓球とオリンピック三昧。そしてあまりにも今の日本のアスリートたちが勝負強いので感心してしまいました。決してメダル至上主義ではないのですが、やはり勝負事なので「勝ち切る」強さは素晴らしいですし、しかもその勝ち方がみんな堂々とかつ爽やかなのは感動的です。

 かつての日本選手は「重圧に弱い」と言われてきました。特にオリンピックのような国際的な舞台では日頃の実力を発揮できずに敗退していく選手が多数いました。そしてそんな中で勝てるメンタルが強い選手はある意味「変わり者」扱いさえされていたと思います。

 ところが今日は日本選手最年少金メダリストのスケートボードの西矢椛(13歳)を筆頭に、アーチェリー「最後の一投」で初のメダル獲得の立役者となった武藤弘樹(24)や、体操男子団体で最後の鉄棒で完璧な演技を披露した橋本大輝(19)、悲願の卓球初の金メダルを獲得した伊藤美誠(20)など、10代から20代前半の若いアスリートたちがみなプレッシャーを楽しんでいるように感じられました。

 NHKの倉田アナが西矢の活躍を「13歳、真夏の大冒険」と表現して話題になっていますが、まさにオリンピックという大舞台で楽しく冒険しているかのような笑顔で戦っている彼らを見ていると、つくづく日本人のメンタリティも変わったなと思います。それは大谷翔平や藤井聡太らにも共通して感じる「自然体の強さ」で、必要以上に力まずリラックスしているからこそ100%の実力を発揮できているのでしょう。
 
 それにつけてもすごいメダルラッシュです。わずか3日間で金8銀2銅3。かつてソウルからバルセロナ、アトランタの頃など大会全体でようやく日本の金メダルは3~4個だったのに、毎日それくらいの金メダルって信じられません。地元開催とは言え無観客で観衆の応援というアドバンテージもないのにこれだけ日本選手の活躍が続くとは驚いてしまいました。

 コロナ禍での開催、しかも無観客で期待した経済効果も得られず「誰得?」などと言われながらのオリンピックですが、やはりスポーツそのものは素晴らしいと改めて実感しています。
 
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ひねもす五輪五輪かな

2021-07-25 22:58:57 | スポーツ
 朝の競泳から夜のサッカーまで一日中オリンピックを見ていました。と言うか、暑いし出かけるところもないしテレビをつけたらオリンピックしかやってないので見ているしかなかったというのが正直なところです。スポーツ観戦好きですから良いですけど、スポーツに興味がない人にしてみたらテレビはいったいどうなっているんだと怒りたくなることでしょう。ニュースだってオリンピックの結果ばかりでまともな報道とは思えません。

 今日だけで競泳とスケートボードと柔道で合計金メダル4つ。これだけでも好成績ですが、さらにテニスの大坂と錦織は勝つし、ソフトボールは劇的勝利で銀メダル以上が確定、卓球の混合ダブルスは大逆転勝利で決勝進出、男子サッカーは強豪メキシコ相手に勝利するなど、どの競技も地元開催の有利さを生かしているのか素晴らしい結果を残しています。昨日の内村航平の落下と瀬戸大也のまさかの予選落ちで幸先悪いスタートかと思ったのに、この調子ならメダルラッシュの予想も当たりそうな感じです。

 サッカーでメキシコに勝ったのも驚きましたが、なにより錦織が世界7位のルブレフに完勝したのが一番の驚きでした。復帰後トップ10選手にはなかなか勝てなかった錦織がようやくかつての切れ味鋭いテニスを取り戻して最高のプレーを見せてくれました。試合後のインタビューでは錦織自身が自分でも驚いたというくらいの出来でしたが、これがもし続くようなら2大会連続のメダルの可能性もゼロではありません。そのためにはジョコビッチが棄権するとか錦織にとって有利になるアクシデントが起きないといけませんが。

 それにしても今日だけで10種類以上の競技を見たと思います。バスケットボール3×3、サッカー、スケートボード、テニス、バドミントン、バレーボール、競泳、柔道、体操、ソフトボール、卓球。テレビの前に座っているだけで世界のトップアスリートのパフォーマンスを堪能できるのですから、やはりオリンピックはスポーツ好きには贅沢なイベントです。
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続・脱力テイクバック

2021-07-24 23:48:17 | テニス
 昨日の山本麻友美プロのレッスン会でまたテイクバックの時にリラックスするように言われました。前回に引き続き両手バックハンドを教わっていたのですが、「形はかなり良くなったけど力が入ってガチガチだから」ということです。頭では力を抜いてリラックスしないと一気にラケットを振り抜けないことは理解しているのですが、まだ慣れないフォームでリラックスするのは本当に難しいです。

 以前に教わったサービスの時にも同じことを言われました。その時も足の位置やラケットのテイクバックの仕方、トスの上げる高さなどいろいろフォームを細かく修正していったのですが、ひとつひとつ直すということは気をつけることばかりで、どうしても力が入ります。脱力をすると以前の癖が出てしまいそうだからです。

 今の両手バックハンドも同じでステップもテイクバックも面の向きも全て細かく直していますから、それを考えながら打つとどうしても力が入ってガチガチになります。正しい目指すべきフォームを維持しながら脱力するのはほぼ矛盾した行為だとさえ言えます。

 サービスの時は繰り返し練習をすることで教えられたフォームを体に覚えこませて、考えなくてもそのフォームが新しい「癖」になるようにして、ようやくリラックスして打つという段階に入れました。恐らく両手バックハンドも同じで、とにかく反復練習して体が新しいフォームに馴染めばもっとリラックスすることができると思います。

 結局スポーツの基本は反復練習です。ただ間違ったフォームのまま反復練習してしまうと、「クセがすごいんじゃ」という個性的なスタイルが出来上がってしまうので、初めにできる限り理に適った正しい綺麗なフォームを身につけることが何より上達の近道です。もう40年以上テニスをしてきた段階で今さらそんなことを言っても「後の祭り」状態なので残念なだけですが。
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開会式は国内向けショーだった

2021-07-23 23:59:43 | スポーツ
 夜8時からなんと11時50分まで4時間近くかけて行われた開会式。コロナ禍の開会式らしい簡素で密を防ぐ新しいスタンダードがあるかと思って見ていましたが、残念ながらそういうコンセプトはあまり感じられませんでした。取って付けたようにエッセンシャルワーカーの人たちを随所に登場させていましたが、基本的なコンセプトは従来のオリンピックの開会式と同様であり、さらに言えば日本国内向けの底の浅いショーになっていました。

 オープニングアクトは木遣り唄から暗黒舞踏、さらにタップダンスと脈絡がなく、何をしたいのかもよくわからず退屈そのものでした。うちの娘は「つまらない」「こんなものを誰が喜んで見ているのか」と酷評していました。ところが雰囲気が一変したのは入場行進曲にドラクエのテーマが使われたところからです。ここから一気に「クール・ジャパン」仕様になりました。「あいうえお順」での入場、しかもプラカードはマンガの吹出しのデザインというのも斬新でした。

 1800台以上のドローンを使った立体オリンピックエンブレムからの地球もいかにも「かつての」ハイテク大国日本の表現という感じですし、「映画泥棒」のパクリのような寸劇や劇団ひとりと荒川静香の登場などはテレビ的なチープさと安易さそのもの。国家対抗の運動会であるオリンピックに「イマジン」を使う的外れ感、そして聖火ランナーになぜかオリンピックと無関係な長嶋、王、松井の巨人4番トリオの起用ときては、もうこの開会式は明らかに前回リオ五輪の「安倍マリオ」からの延長線上にある国内向けのショーであることは間違いありません。

 それが良いか悪いかは人それぞれの捉え方があることでしょう。あまりにも哲学がなく軽いとは思うものの、それが今の日本という国の有り様を正確に映し出しているとも考えられます。もっと言えば開会式なんて所詮そんなもので十分だというのも正直な気分です。オリンピックのメインはアスリートたちのパフォーマンスであってこんなショーではありません。ただあの聖火台は競技の邪魔だと思うのですが、明日からどこに持って行くのかは気になりました。
 
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オリンピック男子テニスドロー

2021-07-22 23:38:01 | テニス
 東京五輪テニスの男子のドローが決まりましたが、日本勢には厳しいものとなりました。まずリオに続く2大会連続のメダルを目指す錦織圭の初戦は第5シードのルブレフ。過去の対戦成績は錦織の1勝0敗とは言え、それは2018年のこと。今ではすっかり立場が逆転しています。いくら地元とは言え錦織にはかなり荷が重い相手です。仮に勝ち上がれたとしても準々決勝で第1シードのジョコビッチに当たりますからメダルへの道筋はかなり厳しいものになりそうです。

 錦織よりランキングが上にいる西岡良仁は第12シードのハチャノフ。こちらも厳しい相手です。さらにダニエル太郎が第13シードのソネゴ、杉田祐一は第15シードのフォニーニと全員がシード選手と対戦するアンラッキーなドローになってしまいました。せめて同じシード選手でも錦織がソネゴやフォニーニなら何とかなったかもと思いますが、実力のある選手がより強いシード選手と対戦することになってしまったのですから運のないドローだと思います。

 ちなみに優勝争いの大本命はもちろんジョコビッチですが、誰にもチャンスがあるハードコート、しかも猛暑の有明で3セットマッチとなると番狂わせも十分にあり得ます。特に上位シード勢のメドベージェフ、チチパス、ズべレフあたりは3セットマッチならジョコビッチをオーバーパワーできますし、実際にマスターズ1000大会では優勝もしています。この4強の誰が勝ってもおかしくはありません。

 なお男子ダブルスにも錦織はマクラクラン勉と組んで出場します。錦織はダブルスも上手いので意外に期待できるかも知れません。初戦の相手はポルトガルのジョアン・ソウザとペドロ・ソウザのペア。この初戦を突破したら勢いに乗って上位進出を期待したいところです。
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