幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

西野カナのレコ大受賞

2016-12-30 23:52:43 | テレビ・芸能
 1億円でLDHが買っていたことが明らかになったレコード大賞。今年はLDHが全面撤退(?)とわかりやすく買収疑惑を認めた形になったので、果たして誰が大賞を取るのか興味があって、久しぶりにフルで生放送を見ていました。長時間に及び放送に途中で寝てしまうほどダレましたが、結果としては西野カナ。これで有線放送大賞と2冠、しかも有線大賞とレコ大は違う楽曲で獲得するという快挙(?)です。

 ただこの結果は完全に批判をかわすためだというようにしか思えません。2008年から昨年までの8年間、レコード大賞はEXILEと三代目JSB、それにAKB48しか取っていません。だから今回はどちらでもないアーティストに取らせるのかなと思っていたら案の定でした。買収批判をかわすために「置きにいった」のでしょう。西野の「あなたの好きなところ」が今年を代表する曲かどうかなんてことは、二の次三の次ということです。

 オリコンランキングは相変わらずAKB48グループが独占しているので、レコチョクランキングで見ると2016年の年間ランキングは1位「海の声」2位「365日の紙飛行機」3位「前前前世」4位「PERFECT HUMAN」5位「クリスマスソング」6位「恋」7位「トリセツ」8位「花束を君に」となっています。このうち今回ノミネートされていたのは「海の声」「365日の紙飛行機」「花束を君に」の3曲。

 この3曲ならどれも今年広く知られて親しまれた曲だから相応しいなと思っていましたが、どれも選ばれませんでした。CMの色が濃すぎる「海の声」は選びにくいのはわかります。また生放送に出てくれない宇多田ヒカルにも受賞させたくないのもわかります。だったら素直に「365日の紙飛行機」で良いのではないかと思いましたが、やはり「またAKBか」という批判が怖かったのでしょう。AKBにしても取ってまた批判されるなら貰わなくてもいいかも知れませんが、本来なら大賞に相応しい楽曲だったと思います。

 本当は星野源の「恋」にすれば八方丸く収まって良かったのです。エイベックス系でもないしTBSドラマの主題歌ですから局としても問題なし。あれだけ恋ダンスもブレイクして認知度も高いのに、なぜアルバム賞に選んでおいて大賞ノミネートとなる優秀作品賞に選ばなかったのかわかりません。発売が10月とギリギリだったので間に合わなかったのか、というくらいしか理由が思いつきません。

 西野を選ぶなら昨年の「トリセツ」で選んでおけば良かったのです。やはり1億円の裏金のせいで無理矢理3代目に大賞を与えた因果が巡ってきているような感じです。
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AKB48紅白選抜決定

2016-12-29 23:59:46 | AKB&乃木坂
 いよいよ明後日に迫ったNHKの紅白歌合戦。AKB48の出場メンバー48人を投票で決める紅白選抜選挙の結果が今夜発表されました。AKBの総選挙では速報と最終結果では大きく順位が入れ替わるのですが、今回はそういうこともなく、中間発表のメンバーから新たに当選になったのはAKB48の川本紗矢、SKE48の松村香織、NGT48の加藤美南の3人だけでした。落選したのはAKB48の高橋朱里と込山榛香、NMB48藤江れいなの3人。たった3人しか入れ変わらなかったために逆に目立つことになってしまいました。

 落選した中では高橋朱里はショックが大きいでしょう。今年の総選挙で15位にランクインし、すっかり若手メンバーのリーダー的な存在になってきていたのに、まさか48位に(どころか繰り上がりの50位にも)入らなかったとは。藤江はAKB48の4期生で2007年の最初の紅白出場時からずっと出ていたのに今回とうとう出られなくなってしまいました。新たにランクインした中ではSKE48の松村の相変わらずファン人気の高さに驚きました。

 それ以外ではやはり大家志津香。「ミラクル9」のレギュラーを長年続けていて一般層への知名度の高さは神7に続くくらいだと思いますが、総選挙ではいつも圏外とファン人気は全く問題外のメンバー。それが48人の中に入ってきているところが、今回の投票と総選挙の違いをくっきりと示しています。また総選挙に強いSKEが48人中6人だったのに、総選挙に弱いNMBが11人だったのは、お金をかけない難波のファンという噂が本当だったことを証明してしまいました。特にNMBの木下百花が最終的にも残ったのは驚きでした。唯一の金髪ショートはかなり紅白で目立つだろうと思います。

 後は比較的順当な選抜メンバーになったと思います。中学生の奈子美久の繰り上がり選抜がSKEの2人だったのでグループ間の人数バランスも良くなりました。残る問題は上位陣の順位がどうなっているのかですが、それは紅白当日に16位までを発表してセンターなどのポジションがわかるということです。センターは総選挙連覇中の指原莉乃なのか、それとも2位の渡辺麻友か、今年一気に一般知名度を上げた山本彩か、それとも卒業する島崎遥香もしくは小嶋陽菜か。選挙に強いSKEが人数が少なかったのは実はSKEファンが松井珠理奈に票を集中させていたからだったら松井が1位ということもあり得ます。

 僕は本命指原、対抗山本、穴が渡辺で大穴が松井だと睨んでいますが、果たしてどういう結果になるのか、大晦日が楽しみです。
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ボーカル短期レッスン

2016-12-28 22:00:39 | 音楽
 ピアノの弾き語りをするにあたって壁になっているのがボーカル。ピアノは5年間レッスンを受けていますから、下手なりに練習を積めば上達はしていきますし、わからないことはMちゃん先生に聞けば教えてくれます。しかしボーカルは全く我流で歌っているだけ。基礎も全く知らないので、このままではダメだと思って、音楽教室の短期レッスンに申し込みました。30分×3回のレッスンです。

 ボーカルのT先生は長年教室に通っていますから顔馴染み。明るくて優しい先生なので安心です。ただ僕の体調が悪いのが問題。左足は肉離れをしているし、目は手術前だしで、これで十分なレッスンを受けられるかどうか心配だったので、まず最初に体調問題だけ話しておきました。

 レッスンはまずストレッチから。ちゃんと息が出るようなストレッチを教えてもらいました。首回りや腰、お腹などを回します。次にリップロール。唇を震わしながら息を吐く発声練習法です。これがなかなか難しい。できているようなできていないような。いきなりそれらしくできたのですが、でも安定しません。うまくいく時とダメな時があります。T先生からまずこれをしっかり練習するように言われました。

 そして実際に弾き語りをしてみます。ちょっと緊張して間違えたりしてしまいましたが、T先生は拍手して誉めてくれました。優しい。指摘されたのはAメロ、Bメロが棒読みになっていて、もっと歌詞に感情を込めて歌うこと、子音の発音が弱いのでしっかり子音を意識して出すこと、サビの高音で息が弱いのでもっと強く吐くこと、などでした。言われれば思い当ることばかりです。

 ピアノの弾き語りなので、どうしても気持ちがピアノにいっていて、歌は単に歌っているだけなのは自覚していました。それを棒読みと言われるのは当然です。しかし主役は歌なのだから、まずしっかり歌の練習をしましょうというのは全くその通り。いろいろと教えてもらえてレッスンを受けた甲斐があります。残り2回のレッスンでどこまでボーカルが良くなることができるのか楽しみです。
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運動不足で体重危機

2016-12-27 23:40:47 | 健康・ダイエット
 先週の水曜日に肉離れをしてから1週間。日毎に回復はしてきていますが、まだ痛みがあるので普通の速度では歩けません。階段も怖いのでなるべくエレベーターやエスカレーターを利用しています。左足を庇いながら歩くと右足にかなり負担がかかります。左足の痛みも気になりますが、右足の疲れも辛いので、結局なるべく歩く距離を短くするように心がけています。

 怪我の回復と再発防止が一番なので仕方ないのですが、こういう生活を送っていると当然のごとく運動不足になります。左足以外は元気なので、他の部位が「動きたい」と言っているのがわかります。テニスを離れてまだ1週間ですが、予定ではこの後に斜視の手術もあるため、テニスに復帰できるのはほぼ1ヶ月先。体がナマってしまうのは間違いありません。ヨガならできるんじゃないかとネットで検索してしまったくらいです。

 週に2~3回テニスをしている生活を続けてきたので、運動不足で体がナマるだけではなく、ますます体重が増えてしまうのが心配です。と言うか、すでに1週間で1kg増えました。たださえそれ以前からパーソナルベスト(ワースト?)の体重を叩きだして危機感を抱いていたのに、さらにに記録更新中です。体重が増えれば肉離れした足にもさらに負荷がかかるわけで、これは非常事態宣言をした方がいいレベルです。

 しかも会社は明日で仕事納め。年末年始の予定は実家に顔を出すくらいしかありません。後は家で安静という名の寝正月となると、もう破滅的なことになりそうです。食事を制限しつつ、何とか左足に負担をかけないエクササイズを考えないと。出川ばりに「ヤバイよ、ヤバイよぉ!」と内心で叫んでいます。
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スマスマ最終回

2016-12-26 23:59:20 | テレビ・芸能
 今年1年、解散騒動で話題を振りまき続けたSMAPがいよいよ今日の「SMAP×SMAP」最終回で活動を終えました。紅白歌合戦への出場もはっきりと断り、スマスマで終わりたいというのも理解できます。それが香取が木村と生放送で一緒に出たくないからだという巷間伝えられる噂通りだとしても、区切りとしてスマスマを選ぶことは間違っていないと思います。

 5時間もの番組を全部見続けることはできませんでしたが、後半の2時間半ほどはちゃんと見ました。スマスマ開始から長い間ずっと見てきていただけに過去のSMAPの映像を見ると思い出すこともたくさんあります。SMAPの28年間というのは僕にとっても家族が成長し続けてきた28年間でもありますから、思いがシンクロする部分も結構ありました。

 SMAPが結成した28年前、我が家はまだ僕と妻の2人家族でした。翌年息子が誕生し、4年後には娘が生まれました。それからスマスマが始まり、以後ずっと子どもたちの成長とともに過ごしてきた28年でした。そして今年SMAPは解散し、息子は結婚して独立、娘は就職して社会人になりました。スマスマを見ていると、我が家の歴史の傍らには常にSMAPがいた感じがしました。彼らのヒット曲を聴くと当時の思い出もよみがえります。

 そんなSMAPの解散はもちろん寂しいものがありますし、さらにはその解散劇が決して前向きではなくイメージの暗いものなだけに余計に残念ではあります。同じ事務所に所属すると言っても木村以外のメンバーの先行きは不透明ですし、彼らが一緒に活動することも現状では考えにくいのですが、将来メリーがこの世を去って、木村と他の4人が和解でき、いろいろな条件が整えば再結成ということだってゼロではないと思います。その頃にはもう還暦近いSMAPかも知れませんが、それでもいつかそんな日が来ることを願いたいと思います。

 
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年賀状を出しました

2016-12-25 23:34:28 | 日記
 毎年のことながら、今年も年賀状を1日で完成させました。ぐずぐずやっていても仕方ないので集中してパパッと作ってさっさと投函。年賀状はまず出すことに意義があると思っています。

 ただ今年少し手こずったのはプリンタの調子が悪かったこと。厳密にいうと給紙トレイからうまく印刷にいかないのです。なぜかハガキがそのまま印刷されずにスルーしてしまい、排紙トレイに出てきて「用紙が詰まりました」と警告、ストップしてしまいます。たまにうまく印刷されることもあるのですが、それは3~4枚に1枚くらいの割合ですから、とにかく止まってばかりです。

 あれこれ手を尽くしてみましたが直りません。いろいろ試した結果、1枚ずつハガキをトレイに入れていけば何とか印刷される確率が高いことがわかりました。トレイにハガキを入れる角度と位置がポイントのようで、プリンタにハガキが1枚吸い込まれて印刷が始まったら、次のハガキを「ここ」という場所に置きます。慣れてくると8割くらいの確率でうまくいきました。

 いつもより何倍も印刷に時間がかかりましたが、それでも何とかデザイン面も宛名面もできました。印刷に時間がかかった分、一言添えるメッセージの時間が削られてしまいましたが、それも何とか書き上げて、肉離れでまだ痛い足をひきずって投函してきました。25日に出せば元日には届くはず。もし元日に届かなかったら僕のせいではなく郵便局のせいです、多分。
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趣味のリスクマネジメント

2016-12-24 23:59:36 | 音楽
 水曜日の夜にテニスして肉離れしてしまっために思わぬ4連休になってしまいました。もちろん足が痛いので買い物とかに出かけるわけにもいかず、家でじっとしています。お蔭で溜まっているマンガと録画したテレビ番組の消化、そしてサックスとピアノの練習がはかどること。寒い季節にある意味、理想的な引きこもり生活を送っています。

 特にサックスとピアノは来年正月明けに目の手術をしたらしばらく練習できないだろうと思っていたので、ここでしっかり練習しておけるのは助かります。2月中旬にはリハーサルがあるので、それまでにはほぼ仕上がっていないといけません。そろそろピッチを上げていこうと考えていたところでした。

 サックスの16分音符のタンギングは相変わらず不安定ですし、ピアノ弾き語りのボーカルはなかなか上達しません。練習時間の不足を痛感していたので、テニスの時間を振り分けられるのは大きいです。ふくらはぎの肉離れはテニスはできなくても楽器の演奏には支障がないので「趣味のリスクマネジメント」をしておいた効果が出ました。

 僕は40代後半になってテニスに熱中するあまり、たくさんあった他の趣味からどんどん離れてしまっていました。あまりにもテニス一筋だったので、これでもし体を壊したら生き甲斐を失ってしまうと危機感を感じて始めたのがサックスでした。今でももちろんテニス最優先の生活を送ってはいますが、かなりサックスとピアノの比重も高くなりましたので、テニスと両輪とは言わないまでも補助輪くらいの役割は果たしています。

 テニスができない年末年始、しっかりサックスとピアノの練習をしようと思います。

 
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サークル恒例の忘年会

2016-12-23 23:59:58 | テニス
 今日はサークル恒例の忘年会でした。毎年毎年、きちんと忘年会を続けています。もちろん参加する人数は年によってまちまちで、以前は数人ということもありましたが、昨年は27人、今年は減りましたがそれでも17人参加で賑わいました。

 忘年会では最後に参加者全員が一言ずつ何か喋ってもらいます。自己紹介でも今年の反省でも来年の抱負でも、なんでも内容は構わないのですが、その順番だけは決めてあって、サークルに参加した年次の若い順ということになっています。新人から古参へという順番です。これなら最後に僕が締められるので長年これだけは守ってきています。

 この「サークル歴の浅い順」を長年やっていると、かつての新人が中堅になり古参になっていく移り変わりが「いとをかし」という趣があります。今回の17人のうち今年の新人は2人、2011年以降、最近5年以内に入会したメンバーが17人中10人いました。つい先日入ってきたような気がするメンバーが、もう真ん中より後ろなのです。そして20世紀に入会した古株は僕も含めてわずか3人。順調に世代交代が進んでいます。

 もっともサークル歴は浅くても平均年齢は確実に上がってきていて、今回の参加者の平均は約42歳。20代2人、30代3人、40代8人、50代4人。できたらもう少し20~30代が増えてほしいところですが、幹事である僕の年齢を考えると中年主体のサークルの方がやりやすいことも確かです。むしろ20代がよく参加してくれているなぁと感心するくらいです。

 肉離れの足を引きずって2次会まで参加しましたが、来年もまた楽しく健康にテニスができれば良いなと思っています。ま、肉離れしていて言うことでもないですけど。
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またまた肉離れ

2016-12-22 23:58:38 | テニス
 昨日の夜テニスをしていた時のこと。最後にちょっと長い待ち時間があってからコートに入ったので、張り切ってテニスをしていました。それがいけませんでした。ロブが上がってきた時に、いつもならやらないジャンピングスマッシュをしてしまったのです。若い頃は得意なショットでしたが、年を取ってからジャンプをするとかなりの確率で着地の時に足を痛めます。アキレス腱を痛めたのもスマッシュでジャンプした着地時でした。何回もやっているので最近は無理しないように自重していました。

 昨日は待たされてウズウズしていたので、つい頑張って飛んでしまいました。スマッシュは決まったのですが、着地した瞬間に左足のふくらはぎが「プチップチッ」と嫌な音を立てました。すぐに「あ、肉離れだ」と悟りました。疲れがありました。待たされて体は冷えていました。最近体重も増えていました。条件は整っていたのです。なるべくしてなった怪我です。すぐにコートを離れてベンチに戻り様子を見ます。ズキズキと痛くて、歩くのも大変ですが、幸い腫れてくるというほどではありません。アキレス腱も大丈夫そうです。

 前回の肉離れは2010年でしたが、その時は1週間で治る程度の軽いものでした。しかし、その前の2006年の1月に右足のふくらはぎの肉離れの時はかなり重傷で、すぐに足がパンパンに腫れ上がりました。とても歩けるような状態ではなく車椅子を用意してもらいましたが、今回はそろそろとではありますが何とか辛うじて歩くことができます。10年前よりは傷は浅いようです。

 左足なので車の運転もあまり支障なくでき、家に帰ってとりあえず氷で患部を冷やします。肉離れした時の応急処置は「休める」「冷やす」「圧迫する」「上げる」です。血流を抑えて内出血を止めることが悪化を防ぐことになります。本当はコートサイドでできたらもっと良かったのですが、とりあえずすぐにプレーをやめたので、これ以上の悪化は防げたようです。

 今日会社を休んで整形外科に行き診察してもらいました。エコーでみると、ふくらはぎの奥の深いところが断裂していて内出血しているけれど皮膚に近いところは無事なので、3週間くらいで完治するんじゃないかということでした。10年前は6週間かかりましたから半分の時間です。傷が浅くて助かりました。松葉杖なしでもヨタヨタですが何とか歩けるし、連休明けの月曜日もこれなら出社できそうです。

 年末に予定していたテニスはキャンセルするしかありませんが、それ以降はどちらにしても斜視の手術後になるので、しばらくテニスする予定も入れていません。怖いのは運動不足で、ますます体重が増えそうなことです。怖いなぁ。
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極私的ドラマアカデミー賞2016

2016-12-21 23:59:58 | テレビ・芸能
 毎年恒例の「極私的ドラマアカデミー賞」。2016年はますます見たドラマが少ないので、ちょっと偏りが激しくなるかとは思いますが、恒例なので今年もやります。なお昨年はこちら(極私的ドラマアカデミー賞2015)。

 まず作品賞のノミネートから。『真田丸』、『精霊の守り人』、『重版出来!』、『逃げるは恥だが役に立つ』、『勇者ヨシヒコと導かれし七人』。あまりドラマを見なかった今年でしたが、それでもクオリティの高い作品が並びました。激戦で最優秀作品賞を選ぶのに悩みましたが、やはり個人的な趣味の観点からも社会的な話題性からも『逃げるは恥だが役に立つ』に。脚本も演出もキャスティングも音楽も全てにおいて高水準でした。次点は『真田丸』と迷いましたがマンガ好きなので『重版出来!』に。

 次に主演男優賞。堺雅人(『真田丸』)、岡田将生(『ゆとりですがなにか』)、星野源(『逃げるは恥だが役に立つ』)、山田孝之(勇者ヨシヒコと導かれし七人』)。残念ながら僕が見たドラマからでは主演男優賞にノミネートできる5枠が埋まりませんでした。この4人の中から最優秀主演男優賞は見事に35歳童貞を演じた星野源に。このドラマのヒットは星野の作り上げたキャラクター抜きでは考えられません。次点は主演としては周りに食われてしまい少々物足りなかったですが堺雅人に。

 主演女優賞のノミネートは綾瀬はるか(『精霊の守り人』)、黒木華(『重版出来!』)、新垣結衣(『逃げるは恥だが役に立つ』)。こちらは3人ノミネートです。黒木とガッキーの争いは僅差ですが、可愛いだけではなくコメディセンスを確かな演技力で見せた新垣結衣に。ガッキーの可愛らしさと清純さがなければ成立しないドラマでした。次点はもちろん黒木華で。

 毎年絞りきれない助演男優賞。草刈正雄、大泉洋、内野聖陽(以上『真田丸』)、小日向文世(『真田丸』、『重版出来!』)、オダギリジョー(『重版出来!』)、ムロツヨシ(『重版出来!』『勇者ヨシヒコと導かれし七人』)。5人に絞るのを諦めました。作品が『真田丸』と『重版出来!』に偏りましたが、主役で見せたドラマと脇役が光ったドラマの違いです。この中から最優秀助演男優賞を選ぶなら、やはり新機軸の人間臭い家康を見せた内野聖陽しかありません。次点は草刈でも大泉でも良かったのですが、敢えて真田丸を外してクールな演技で魅せたオダギリジョーにします。

 助演女優賞。ノミネートは長澤まさみ、竹内結子(以上『真田丸』)、高島礼子(『精霊の守り人』)、石田ゆり子(『逃げるは恥だが役に立つ』)、木南晴夏(『勇者ヨシヒコと導かれし七人』)。これは長澤と石田の一騎打ちですが、長澤まさみに。ドラマスタート当初のうざい女から最後は幸村に生涯寄り添い続けた良い女へと見事なイメージチェンジをして視聴者を上手に裏切った手柄は三谷と長澤の共犯があればこそです。次点は少々あざといくらいの演技を見せた石田で。

 恒例の期待外れ賞は『ゆとりですがなにか』に。クドカンドラマということで期待がかなり大きかったのですが、意外にはじけていませんでした。社会派ドラマとは言え、もう少しクドカンなら笑わせてほしいところです。クドカンは2019年の大河ドラマの脚本に決まったので『あまちゃん』クラスの大傑作を期待しています。

 特別賞は脚本家の野木亜希子に。『重版出来!』と『逃げるは恥だが役に立つ』という今年僕がはまった2つのドラマをともに彼女が書いたのですから、野木のお蔭で今年のドラマを楽しめたと言っても良いでしょう。原作付きドラマの名手になってしまったわけですが、今後はぜひオリジナルドラマも見たいものです。

 
 
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