幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

線状降水帯と東海豪雨

2023-06-02 23:44:51 | 時事
 今日の東海地方は線状降水帯に覆われて1日ずっと強い雨が続きました。我が家の近くの天白川は洪水警報が出ていて、川の近くには行かないようにということなのに、娘が美容院の予約があって橋を渡らなければならなかったので少々心配でした。幸い車で送迎したので何事もなく良かったですが、思い出すのは2000年9月11日の東海豪雨です。

 この日は会社で仕事をしていたら夕方から激しい雨が降ってきていて、一度退社しようとしたものの、あまりの雨の激しさに収まるまで待とうと1時間くらい職場で待機していたら、ますます雨が酷くなり会社の前の道路が冠水。辛うじて大渋滞の中をタクシーと地下鉄を乗り継いで何とか家にたどり着いたものの、我が家の最寄駅で地下鉄はストップ。次の駅が水没していたことを後で知りました。

 新川が100メートルにわたって破堤したのを始め、各地で氾濫があり、天白川が溢れたことで野並地区が浸水して大きな被害が出ました。この地域では伊勢湾台風に次ぐ水害として強く記憶に残っています。あの東海豪雨からもう23年近くも経ったということも驚きですが、未だに激しい雨が降ると東海豪雨の恐ろしさを思い出します。

 今のところ名古屋は雨の割に被害は軽微だったようですが、それも東海豪雨の記憶がまだ生きているからということもありそうです。「天災は忘れた頃にやってくる」という寺田寅彦の名言がありますが、忘れてしまってはいけないと改めて心に刻みました。他の地域でも大きな被害が出ないことを願うばかりです。

 
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藤井聡太最年少名人&七冠

2023-06-01 23:44:21 | 時事
 渡辺明名人に藤井聡太六冠が挑戦していた第81期名人戦七番勝負第5局、後手の藤井が勝利し、対戦成績4勝1敗として名人を奪取しました。1983年に谷川浩司十七世名人が樹立した最年少名人の記録を何と40年ぶりに更新、さらに羽生善治九段以来2人目、史上最年少での七冠も達成しました。

 この結果は多くのファンが予想していたことでしょう。藤井と渡辺の対局はこれまで藤井が圧倒していましたし、藤井のタイトル戦での強さは異常なほどです。王将戦で羽生が藤井相手に2勝しただけでも立派だったと思うほど、藤井の強さは抜きん出ています。藤井の敵は過密スケジュールだけだと言われるほど敵なしです。当分、藤井が体調でも壊さない限りはこの強さは変わらないでしょう。ライバルはみな年上で、藤井は若くて体力もあり伸びていく幅が大きいのですから、年下のライバルが登場するまでは藤井の優位は揺るぎません。

 前人未踏の八冠制覇に向けて、これで残るタイトルは「王座」ひとつだけになりました。今、藤井は王座戦の挑戦者決定トーナメントベスト8に進出しています。八冠を達成するためには今年の夏に行われる棋聖戦、王位戦のタイトル戦を2つとも防衛して、同時に王座戦の挑戦者トーナメントを勝ち上がらなければなりませんが、決して今の強さなら不可能とは思えませんが、かと言って楽な道程とも言えません。棋聖戦、王位戦の挑戦者はどちらも佐々木大地七段。勢いのある若手で公式戦では2勝2敗の五分の相手です。

 また王座戦と藤井は相性が悪く、これまで挑戦者トーナメントでは準決勝1回、2回戦1回、初戦敗退が3回です。今秋、永瀬王座への挑戦者になれれば可能性は大きく高まりますが、トーナメントを勝ち上がれるかどうかが八冠達成への鍵になりそうです。
 
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中日最下位脱出の裏で

2023-05-31 23:38:06 | 野球
 プロ野球は交流戦に入り、中日がヤクルトと入れ替わって5位に浮上しました。一時期はダントツの最下位で立浪監督の降板を求めるファンの声も上がっていましたが、ここにきてようやく打線が活発になってきました。そして今日の試合で活躍したのが岡林、ブライト、細川、村松、福永と若い新戦力たち。若竜打線が生き生きと塁上を駆けまわることで勢いが生じ、そしてベテランの新戦力涌井が好投してソフトバンク相手に快勝しました。

 今のところ優勝どころかAクラスも遠い中日ですから、目先の勝利よりもこうして新しい戦力が活躍をして来年に繋がれば良いと思います。後は投手力を活かして守り勝つ野球をいかに若い選手たちに植え付けていくか。かつて落合監督時代だってそんなに打っていたわけではありません。ただ谷繁やアライバを中心にした隙のない守りからの野球で黄金時代を築いたのですから、それをもう一度甦らせてほしいと思います。

 ただ中日が最下位脱出をできたのは中日が好調だからというよりも、ヤクルトの調子が悪すぎるからです。今日でなんと12連敗。優勝した翌年の12連敗は史上初だということですが、さすがに泥沼過ぎます。原因は村上の不調に尽きるでしょう。WBCの時点から不調でしたが、そのままシーズンに入ってしまいずっと悪いままです。今日も山田・村上・サンタナのクリーンアップが10打数無安打。村上の打率は.215です。チーム打率がリーグ最低の上に、チーム防御率も巨人に次いで悪く、打てない守れないでは最下位も仕方ありません。

 WBCがこれだけ悪影響を及ぼしたのだとしたら、次回WBCに出ないという選手が増えてもおかしくありません。たださえシーズン直前の大会でコンディション調整が難しいと言われている上に、出場した選手の多くが不調という結果が出てしまっているのですから、あの感動の代償は大きかったと言わざるを得ません。
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地理好きがハマるゲーム

2023-05-30 23:52:22 | ゲーム
 僕は幼稚園の時からの地図好きで、小学生の頃は「地図博士」を自他ともに認めていました。自慢ですが、高校生の時には代ゼミの全国模試で地理で全国1位を取ったこともあります。地図好きは還暦を過ぎても変わらず、古地図も好きですし、鳥瞰図も航空写真も好きですから、暇つぶしにGoogle Mapとストリートビューで世界中を気ままに旅行しています。

 そんな僕が間違いなく好きなゲームが「GeoGuessr」です。ブラウザゲームで、ストリートビューの画面から自分がいる場所を推測してGoogle Map上で当てるというゲームです。もう僕の好きな要素がいっぱいに詰め込まれていますが、実はこのゲームが開発されたのはもう10年前なのに10年間全く触れてきませんでした。理由は簡単でハマると抜け出せなくなるから敢えて避けていたのです。

 ところが最近このゲームの実況動画がYouTubeでよくお勧めされるようになりました。これは困ります。ついつい見てしまって「なんて面白そうなんだ」と見続けてしまいました。結局一昨日とうとう我慢できずに自分で始めてしまいました。こんなことならもっと早くからやっていても同じだったなと思いつつ、コツコツと練習のつもりでやっています。

 GeoGuessrは無料と有料のバージョンがあり、今は無料プレイ中です。無料の良いところは5分プレイすると、その後10分間はプレイできないところです。もちろんそれが嫌で有料バージョンにする人が多いのでしょうが、僕の場合はずっとプレイできたら多分猿のようにやめないので、強制的に10分間退場させられている方が生活を脅かされなくて良いくらいです。10分は意外に長くて、その間にどうしても他のことをしてしまいますから、ちゃんとゲームでのぼせた頭を冷やすことができます。

 そうやってコツコツとプレイしていても徐々に力がついてきます。日本版は標識などで地名が判明しやすく、地名がわかってしまえば場所を当てるのは簡単なのであまり面白くありません。やはり世界版で地球上のどこに飛ばされるかわからないのがスリリングで良いです。まずぐるりと周りを見渡して、ヨーロッパかアメリカかアジアか中南米かなどを推察します。空を見て太陽の方角を確認し、土の色や植生を観察し、看板の文字から言語は何か考えます。走っている車のナンバープレートの色や、道路の状況を見て国名を絞り込んでいきます。地理だけではなく歴史や語学の知識もフル活用する必要があります。

 3日やっただけで随分と世界各国の知識が増えてきました。多分世界一周ヒッチハイク旅行にでも出かけない限り、ほとんど役に立たない知識です。そういう知識を蓄えるのが好きなのが地理好きのクイズ好きなので楽しくて仕方ありません。困った困った。
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東海地方が梅雨入り

2023-05-29 22:57:22 | テニス
 今日東海地方が梅雨入りしたということで、5月の梅雨入りは10年ぶりだそうです。週間天気予報で1週間くらいずっと雨の予報だったから「梅雨入りするかな」とは思っていたので意外ではありませんが、テニス好きとしては雨は困るので、これからはより一層天気予報とにらめっこになりそうです。

 「晴れサークル」と言っていますが、僕のサークルが雨を縫ってテニスができているのは、なるべく屋内コートを確保していることと、天気予報を見ながら臨機応変に日時を変更して雨を避けているということ、そして少々の雨でもテニスをするということがあります。雨が降ったらテニスはしないと割り切れるなら良いですが、貴重な週末をテニスのために予定を空けているので、なるべくならテニスをしたいのです。

 もちろん屋内コートはお金がかかるし、雨を避けて日時をずらすのは手間がかかります。少々の雨でもテニスをするのは熱意が必要です。でもお金と手間と熱意で乗り切れるなら乗り切ろうというテニス愛が「晴れサークル」の秘訣だと考えています。「テニス愛」というより「テニスバカ」の方が正確な表現のような気もしますが。

 とは言え、いくらバカが頑張ってもどうしようもない時もあります。例年なら1年に2、3回雨天中止になるくらいなのに、今年に入ってからすでに4回も雨で中止にしました。この春は毎週のように週末に雨が降っていたから仕方ないのですが、今のペースでいけば年に10回くらい中止になってしまいます。これではマズいので、改めて気合入れ直して梅雨に臨もうと思います。後は早く梅雨入りしたので、空梅雨からの早い梅雨明けを願うばかりです。
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