幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

飲酒喫煙で代表辞退

2024-07-19 23:35:27 | スポーツ
 パリ五輪体操女子の主将である宮田笙子が飲酒と喫煙をしたということで代表を辞退した件。「厳しすぎる」という声が各方面から上がっています。昨今は何かあったらすぐに人を過剰に厳しく責める風潮がある中、今回は逆に随分と世論は優しいなと感じます。だったら高校野球で一部の生徒による不祥事で甲子園を辞退することももっと擁護してやったらどうかと思います。本人と関係なくても「全体責任」と言うのなら、今回は本人の問題ですし、法律違反ですし、体操協会の中でもそういう規定を設けていたわけですから、ルールに照らせば「自己責任」で処分を受けるのは当然だと思います。

 とは言え、擁護する側の意見もよくわかります。そもそも飲酒も喫煙も他者を害する行為ではなく、自分を害するからそれを保護するために成年になるまでは禁止されているわけです。宮田は保護されるべき立場だということです。となると、これは宮田にプレッシャーをかけて、そういう行為に至らせてしまった体操協会の管理監督責任こそが問われるわけで、辞めるのは直接には監督やコーチであり、宮田が罰せられるのは筋が違うということになります。

 別の見方からすると、現在成年は18歳に引き下げられているのに、なぜか飲酒喫煙賭博などは20歳からとなっていて矛盾を生じています。19歳の宮田を自分で責任を取れる成年だと考えるのなら、飲酒喫煙でそこまで厳しい処罰を受けるのはやはりおかしいと考えらえます。行為と罰則が釣り合っていません。そもそも今でこそ未成年の飲酒喫煙はかなりうるさく言うようになりましたが、平成初期くらいまでは大学生になれば「解禁」が当たり前でした。当時だって違法でしたが、取り締まりなど行われず「お目こぼし」「黙認」というのが暗黙の了解でした。制限速度を10km/hオーバーで走行しているのと同じ類の法律違反です。

 と言うことで、どうしても今回の件は宮田を擁護したくなります。何らかの処分を受けるのは仕方ないにしても、帰国させて代表辞退に追い込むのはやり過ぎではないかと思いましたが、ここまで世間に知れ渡ってしまった以上、もう宮田はメンタル的に立ち直れないでしょうから、今さら代表復帰は厳しいことでしょう。一番良かったのは内々に処理して宮田のプレッシャーを取り除き、チームをまとめることだったろうと思いますが、なぜこんなことになってしまったのか。主将が欠けて選手の補充もできず、体操女子はもう戦う前からガタガタです。体操協会は以前からいろいろゴタゴタと内紛が多い組織ですし、内部告発だったというし、何か裏に別の理由があるのではないかと邪推しています。知らんけど。
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未だに新型コロナが流行

2024-07-18 23:59:11 | 時事
 もう第何波になるのかわかりませんが、また新型コロナが流行しているそうです。現在主流の変異株「KP.3」はこれまでの免疫を回避し、感染力が強いそうで、これからお盆休みのシーズンに入ると、爆発的に感染が広がる可能性が高いと懸念されているとか。僕は今年の正月に親族が集まった食事会がクラスター化し、そこにいた4歳から88歳までの11人全員が感染しましたから、お盆もまた同じことになったら目も当てられません。

 KP.3は高熱とのどの痛みが特徴だそうです。なにより猛暑との合わせ技が危ないようで、暑さで体力や免疫力が低下し、食欲不振や脱水で重症化しやすくなるということです。夏バテしないように気をつけて生活をし、なおかつ人が集まるところをなるべく避けるようにしないといけません。と言っても、かなり前からお盆休みの親族集合日も決めてしまっていて、お店も予約してあります。もう少しコロナの流行具合を見て本当に集まるかどうか考えることにします。

 親族が集まる時を除けば、今年のお盆休みも大きな行事は全く予定していません。テニスも暑いので最低限しかやりませんし、大勢集まって宴会をする予定もないです。お盆とゴールデンウィークと年末年始の「3大連休」は、混雑を避けていつも家でゴロゴロすることにしているので、そういう点では安心です。僕もあと2年弱で前期高齢者の仲間入りですから、無理や無茶は控えて、何とか3度目のコロナ感染は避けたいと切に願っています。

 唯一の心配は10月に5年に一度の高校の同窓会を予定していることです。参加者全員が前期高齢者直前で、恐らく100人を超える同期が集まることになります。前回の5年前はコロナがまだ姿を見せておらず、それから5年で収まったので、本当にうまくすり抜けたと思っていたのですが、そんな甘くはなかったのかも。秋にどうなっているかが今から気になります。
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万博に行きたいか?

2024-07-17 23:59:26 | 時事
 関西万博がいつから始まるかご存知でしょうか?万博のテーマは知っていますか?あの目玉がたくさんついているキャラクターの名前は?多分、多くの人がよくわかっていないのではないかと思います。万博を主に費用面から批判する声は多く聞きますが、万博を待ち遠しく思っている人なんて、どれだけいることやら。

 大阪府は学校から強制的に来場させるようにしたいみたいですが、学校側は全然乗り気じゃないとか。チケットを買っているのは付き合いで買わされている地元企業だけだとか。あれほどの支持率と得票数を誇り、吉本興業と組んで大阪のテレビ局を御用メディアにしてしまっている大阪維新の会をもってしても、地元ですら万博の評判はあまり上がらないようです。ましてや一歩関西圏を出てしまえば誰も興味がなくても仕方ありません。維新にとっても残念ですが、それに国の税金を投入されてしまう我々国民も残念。せめて維新を支持している大阪府民の税金だけで赤字補填くらいはして欲しいものです。

 関西万博がこれほど人気が冷え込んでいるのは、過去の日本人の万博好きを考えると少々異様です。日本で開催された万博は、一般博(登録博)が1970年の大阪万博と2005年の愛・地球博、特別博(認定博)が1975年沖縄海洋博、1985年つくば科学博、1990年大阪花博の3回でした。区分名は途中から変更になっているので少しややこしいですが、とにかく過去5回の万博は全て人気があって成功してきています。僕は沖縄海洋博以外の4回に行っていますが、どれも印象的で楽しかったという思い出しかありません。

 とは言え、20世紀に比べるとやはり今の時代は博覧会の意味とか価値が揺らいできています。実物に見て触れることでしか、新しいもの、未知なるものを理解できなかった時代とは違います。情報の速度も精度も大きく変化した現代において、新しいデジタル全盛時代の万博のあり方を提示しなければ、単なる古臭い見世物小屋にしかなり得ないでしょう。そういうワクワクするようなプレゼンテーションが関西万博からは伝わってきません。1970年から55年間も経て同じ大阪で開催されるのに、いつまで古い夢を見ているのかと思ってしまいます。

 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに2025年4月13日から10月13日まで半年間にわたり関西万博は開催されます。あの不気味なキャラクター「ミャクミャク」は歴史、伝統、文化、世界とのつながりを脈々と引き継ぐことを意味しているそうです。外国パビリオン建設が間に合うのかどうかすら、かなり怪しい状況のようですが、ふたを開けてみればやっぱりみんな見に行くのでしょうか?愛・地球博も開幕前は醒めた空気でしたが、始まったらそれなりに人気が上がりました。僕は今のところ行く予定はありませんが、万博連続参加記録更新の意識はあるので、どうしようかなと思っています。 
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発表会が終わって

2024-07-16 23:59:50 | 音楽
 先週土曜日にボーカルの発表会があり、これで今年の発表会シーズンも終了。さあ夏が来るぞと張り切っていましたが、実際にはまだ梅雨の終わりでテニスも2回連続で雨天中止になったりして、どうもスッキリしません。気分がすっかりダウンしてしまったので、今は休息の時と割り切ってのんびりしています。

 これまで控えていたゲームを少しやってみようとスマホアプリで始めたのは良いのですが、ついついはまってしまって大変です。自分が凝り性だったのを忘れていました。手空き時間に楽しむつもりが、ゲームの手空き時間に他のことをやるようになってしまったので、いろいろなことが進みません。特にYouTubeを見る時間が極端に減りました。ゲームとYouTubeなら、傍目にはあまりやっていることは変わらないかも知れません。

 少し音楽から離れようと思いながらも、つい次の発表会の構想を練ってしまいます。と言うか、発表会の前からいろいろ思い巡らせていて、先生にもあれこれ相談していました。実際に練習するのはそれほど楽しくないですが、この曲をやろうか、それともこの曲にしようかと考えるのは楽しいのでやめられません。

 すでにピアノとボーカルは冬の発表会に向けて曲が決まっていて、ピアノは練習も始めています。とにかくピアノは仕上げるのに時間がかかるので、コツコツと練習するしかありません。やらなければ決して上達はしないし、やればやったで一歩ずつですが着実に前に進みます。一歩ではなく半歩かなと、我ながら悲しくなる時もありますが、後退していなければ良しとしましょう。
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アルカラスとジョコビッチ

2024-07-15 23:45:43 | テニス
 今年のウィンブルドンは昨年に続きアルカラスとジョコビッチの新旧王者対決となり、昨年に続きアルカラスが勝利して連覇を達成しました。見ていた誰もが思ったことでしょうが、昨年よりも両者の差は明らかに開いていたし、21歳と37歳の年齢差があるのですから、それも当然のことでしょう。むしろジョコビッチはよく頑張った方だと思います。それくらいアルカラスがジョコビッチを圧倒していました。

 過去にもウィンブルドンの男子シングルスで2年連続で決勝で対戦したカードは何回もあります。オープン化以降でもボルグ-コナーズ、ボルグ-マッケンロー、エドバーグ-ベッカー(3年連続)、フェデラー-ロディック、フェデラー-ナダル(3年連続)、ジョコビッチ-フェデラー。過去は全て世代が近いライバル関係にある2人の対戦ばかりでした。16歳も年が離れている2人が2年連続で対戦するというのは異例中の異例ですし、たまたま若くして頭角を現したアルカラスと、驚異のベテランのジョコビッチが、この瞬間だけ交差したということになります。16歳差というのはボルグとサンプラス、もしくはエドバーグとフェデラーの年齢差ですから、対戦すること自体が珍しいです。

 アルカラスのライバルは現在ランキング1位のシナーです。アルカラスは3位ですから、この1年ではシナーの方が好成績を残していると言えるでしょう。過去の対戦成績も両者伯仲していますが、グランドスラムのタイトル数だけはアルカラス4(仏1・英2・米1) に対してシナー1(豪1) と差がついてしまいました。不安定なところもあるけれども、ここぞの大勝負で強いアルカラスと、常に安定したパフォーマンスのシナーというところでしょう。まだ21歳と22歳の両者だけに、今後この関係がどう続いていくのか楽しみです。

 そしてジョコビッチ。もはや残されたタイトルはオリンピックの金メダルだけですから、今回のウィンブルドンよりもパリ五輪に今年は軸足を置いているのかもと思います。フェデラーに続き、ナダルもマレーも今年限りで引退しそうな中、未だにトップクラスの実力を誇るジョコビッチはいつまでプレーを続けるのか。もしかしたら40代でのグランドスラム制覇を目論んでいるのかも知れません。

 
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