幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

オンラインゲームの罠

2024-09-11 23:59:00 | ゲーム
 僕は高校生の頃にインベーダーゲームが大ヒットして、大学生の頃はアーケードゲームが全盛だったので、まさにゲーム世代の走りです。ゼビウスをゲーセンでプレイして子どもたちから神のように見られていた新入社員時代が懐かしいです。ファミコン以降はスーマリやドラクエはもちろん、かなりクソゲーに近いものまで手当たり次第にやっていて、平日なのに夜明けを迎えて寝不足のまま出勤していました。20代の若さゆえです。長男が生まれた頃にパソコンを購入して、「信長の野望」や「大航海時代」をプレイするかたわら夜泣きする息子を抱っこしたりしていました。

 40代になる頃までゲーム好きは変わっていませんでしたが、年齢とともに長時間プレイするのが厳しくなりました。ゲームして寝不足のまま仕事に行くのが無理になってきてから徐々にゲーム離れが進み、ドラクエの新作以外は手を出さず、ついにはそのドラクエからも離れていって、すっかりゲームから足を洗って堅気になったのは50代半ばのことです。40年近くゲームにはまっていたのですが、離れて見たら意外とあっさりさっぱりしたものでした。

 50代になってゲームから離れた原因のひとつがオンラインゲームの隆盛でした。なにせオンラインゲームは切り上げるタイミングが難しいです。自分のペースで進めにくいこともあって、年配者には体力的にきついなと感じました。また一緒にプレイしている相手が若く、中には小学生だったりすることもあり、世代格差の大きさも気持ちが離れる要因のひとつでした。

 ところがここ3ヵ月ほどスマホのオンラインゲームにはまっています。「ラストウォーサバイバル」というゲームで、当初は手軽な暇つぶしの算数ゲームかと思って始めたら、全然違う戦争シミュレーションゲームでした。めちゃくちゃカジュアルに遊べるミニゲームに見せておいて、中身は全然違うゲームなので「広告と違う」と離れていく人も多いようですが、よく練られた戦略ゲームなので、沼にはまると抜け出せなくなる魅力があります。

 一応無課金もしくは微課金でも遊べますが、もちろん重課金すればサクサクと進むことができます。僕も最初は無課金と決めてのんびり遊んでいたのですが、やはりそれではゲームが進むほどにストレスが溜まってしまうので、適度に課金しながらも焦らずプレイしています。チャットで会話する人たちも恐らく仕事を持っている20代から40代くらいが多いだろうと推察されるので、比較的落ち着いていて安心です。

 問題はやはり24時間プレイできるので寝る時間が取れないことです。スマホゲームなのでベッドに入ってからでもプレイできますから、寝る前に午前3時までやってしまい、なのに朝6時に目が覚めてまたログインしてベッドの中でプレイしてしまいます。睡眠時間3時間は全盛期のピンクレディーだな、と思うような年寄りがやっていいことではありません。
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最近変えたこと

2024-09-10 23:59:06 | 日記
 一昨日に「変える」ことをしないと続けられない、という話を書きました。変えるのは面倒臭いしストレスが大きいので、できたらやりたくないのですが、まずは目の前の小さなことからコツコツと変えていこうと考えています。何事もいきなり大きく動こうとするのは大変なので、小さく動きながら少しずつ勢いをつけて大きな動きにしていく方がうまくいくことが多いからです。と言うことで、直近に変えたことがいくつかあります。

 まず長年続けてきた平日夜のテニスを、これまでの週イチから月イチに変えようとしています。これは心底残念なのですが、諸事情あって今後も続けていくためには縮小するしかないという結論に達しました。とりあえず月イチにしますが、またいつか増やすことも可能性としてあります。もちろん月イチで継続することもあるし、それも難しくなっていくのかも知れませんが、現状では最適な解かなと思っています。

 ボーカルの発表会で玉置浩二の『メロディー』のピアノ弾き語りをしたいと考えていたのですが、それをビートルスの『レット・イット・ビー』に変更しました。すでに2ヵ月くらい『メロディー』の伴奏を練習していたのですが、あまりの楽曲の難しさに、このままでは発表会に間に合わないと判断して、ピアノの難易度が低い『レット・イット・ビー』に変えました。2ヵ月間の練習が無駄になったとも言えますが、撤退するなら少しでも早い方が良いと判断しました。ピアノの難易度は下がりますが、歌の難易度は当然英語で歌う分だけ上がります。でもボーカルの発表会なので、ピアノで苦労するのは違うなと思いましたから、これからは歌の練習をしっかりやるつもりです。

 メガネを変える、というより、新たに1本作ることにしました。いま使っているメガネはすでに13年前に作ったもので、すっかり老眼が進んでしまい、遠くはともかく近くが相当見づらくなっています。スマホはメガネを外して見ています。パソコンは霞んで読みにくいので画面を拡大しています。一番困るのは読書で、文庫もマンガも読みづらくて仕方ありません。楽譜も見えないのでかなり困っています。

 ということでスマホからパソコンまでの近用専用の累進多焦点レンズで作りました。デスクワークや読書など専用のメガネです。テレビもボケるということですが、テロップが読みづらくても大丈夫じゃないかという気もしていて、実際にどうなのかは使ってみないとわかりません。週末には出来上がるはずなので待ち遠しいです。こちらは変えるストレスはないですが、最高級のレンズで作ったのでかなり高価なメガネになったことがストレスです。
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立憲自民党

2024-09-09 23:31:35 | 政治
 自民党の総裁選の傍らで立憲民主党の代表選も行われています。ただ自民党と違って立憲の場合は野田佳彦、枝野幸男、泉健太と新旧の代表に1回生の吉田晴美という、もう少し何とかならなかったのかという顔触れ。泉がダメだというのは現在の立憲の支持の低迷ぶりを見れば明らかですし、野田と枝野は古すぎて何を今さら感しかありません。そして1回生ではさすがに経験が無さすぎて、小泉進次郎をどうこう批判できないでしょう。

 泉と吉田は推薦人が集められず野田や枝野が推薦人を貸したと言われています。要は代表戦を盛り上げる演出をしたかったために、若手を立候補させているわけで、これまたキングメーカーとして菅や麻生が暗躍する自民党と大差ありません。人材が払底しているだけで、まだ乱立であってもいろいろバラエティ豊かに揃っている自民党の方がマシに思えてきます。

 とは言え、自民党の候補者たちも言ってることが支離滅裂です。特に茂木幹事長と林官房長官。いまの岸田政権を支えている主要人物が、現政権の施策を真っ向から反対するようなことを言い出しました。茂木は「増税ゼロ」、林は「マイナ保険証への一本化見直し」です。耳を疑います。それらは野党が散々岸田政権に国会で主張してきたことなのに、これまで一切耳を貸そうとはしてきませんでした。なのに自分が総理になったら公約として実行するというのです。

 だったらなぜ今までやらなかったのか。党幹事長と官房長官というのは総理に次ぐ権力者であり政権の要です。岸田総理の政策に反対ならそう主張すべきなのに、これまで彼らが反対したという話は一切聞いたことがありません。立憲の泉代表が「立憲自民党だ」と揶揄しましたが、本当にその通りです。そして本当にやるかどうかはともかく、そう言い出したということは、内心ではそれが国民に受けるとわかっている証拠です。完全な人気取りです。

 どうせ実際に総理になったら、茂木も林もなんだかんだ理由をつけてやらないだろうということくらい容易に想像がつきます。小池都知事の選挙公約と同じくらい実現性が感じられません。そしてこれくらいの図々しさ、腹黒さがなければ自民党の政治家は務まらないということなのでしょう。そんな連中に裏金議員の処分なんてできるわけがないし、政治とカネの問題も解決できないし、日本の明るい未来なんて感じられるはずもありません。
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続けることと変えること

2024-09-08 23:58:10 | 日記
 僕は会社に入社して一度の転勤もなく41年半勤めています。長く続けることが苦にならない方で、テニスサークルの運営もすでに38年になりました。この「コーカイ日誌」も28年ほぼ毎日書き続けています。高校の同窓会の幹事も25年やっています。サックスを習い始めて15年、ピアノは13年。「継続は力なり」という言葉があるように、ずっと続けていれば遅々としてであっても進歩はするし熟練もします。何事かは得られるものなので、やらないよりはやった方が良いだろうと思います。

 ただ同じことを続けるというのは実は楽な作業でもあります。同じことを繰り返していると、単なるルーティンになるので思考停止しがちです。刺激もどんどん少なくなってくるし、熟練はしても本当に進化しているのかどうか怪しいところもあります。慣れは気楽な反面、その気楽さやストレスの無さが「時間の無駄」に繋がりやすいことも確かです。

 大事なのは、どこかのタイミングで「変える」ことだと思っています。自分から主体的に変えようと思って変えていくのか、もしくは熟した実が落ちるように自然と変わっていくのかは時と場合によりますが、変化をしていかないと続くものも続かないし、もちろん続かない場合は変わるしかありません。これまで長く続いたものでも、少しずつ変えてきたからこそ、続いたということもあります。

 年を取ってくると若い頃よりも「変える」ことに億劫になります。年寄りが「老害」だと言われるのは、積み重ねてきた経験から先が読めてしまうという場合も多いですが、それとともに変えることを厭う気持ちがどうしても強いからだと思っています。自分の持ち時間が短いと自覚しているのに、それでも変えるのはエネルギーも必要です。とは言え、やはり変えるべき時には変えないといけないよなぁ、と思って過ごしてきたこの夏でした。具体的なことは書きませんが、ちょっと面倒臭いです。

 
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全米決勝組み合わせ

2024-09-07 23:59:52 | テニス
 ここまで完全に話題として放置してきた全米オープンですが、気がつけばもう決勝です。男子シングルスは第1シードのシナーと第12シードのフリッツの対戦となりました。シナーはもちろん1位の選手ですから当然として、フリッツがまさか決勝まで勝ち上がってくるとは予想できませんでした。とは言え、ここまでシナーとの対戦は1勝1敗の五分ですから、決してチャンスがないわけではありません。地元アメリカの選手が全米で決勝に勝ち残ったのは2006年ロディック以来、もし優勝すれば2003年ロディック以来となります。全米暗黒時代に終止符を打てるでしょうか。

 かつてはコナーズ、マッケンロー、アガシ、サンプラス、クーリエ、チャンらを擁して世界最強を誇っていたアメリカがロディックを最後にグランドスラムで優勝できなくなったのは言うまでもなくフェデラー、ナダル、ジョコビッチの3超人のせいです。彼らの出現とともにアメリカ勢はヨーロッパ勢によってテニス界の辺境に追いやられてしまいました。しかし、超人たちの衰えとともに今少しずつアメリカ勢も復活してきています。

 地元の大会とは言え、今回はベスト8に4人が残りました。ベスト4には一昨年ティアフォー、昨年シェルトン、そして今年はフリッツとティアフォーの2人が残ったのもアメリカ復活という印象を受けます。そしてそれは3超人の衰えと同じタイミングであることからも、いかにアメリカにとって彼らが天敵だったかを示しています。

 しかしもう時代は変わりました。今年のグランドスラム王者は全豪シナー、全仏、ウィンブルドンがアルカラス、そして全米をもしシナーが取れば、完全に2強時代の完成です。20年以上にわたって続いた超人の時代がようやく終焉を迎えようとしています。寂しさはありますが、さすがに長過ぎたのでもう十分だと思います。そして長らく続いたアメリカの低迷もいよいよ終わろうとしているのかも知れません。
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