幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

人徳が人を集める

2017-03-31 23:59:05 | 日記
 昨日今日と2日連続で飲み会がありました。僕としては珍しいことです。昨日はチェコに赴任中の高校の同級生T村くんが一時帰国してきているので、僕が幹事になって仲の良かった連中を集めて10人でのプチ同窓会。今日は2年先輩のアートディレクターのY山さんが3月いっぱいで退職することになったので、60人くらい集まって送別会というか卒業お祝い会。こちらでは僕は長年一緒に仕事を組んできたということでトップバッターで挨拶をさせてもらいました。

 プチ同窓会では、声をかけた同期生たち、特に女性陣がみんなサッと集まってくれました。もちろんT村くんがモテるからです。もっと輪を広げて声をかければもっと大きな同窓会になったことでしょう。それだけT村くんに人を引き寄せる人徳があるのだろうと思います。

 今日の送別会はY山さんと仕事を一緒にした社内外の人々がたくさん集まっていました。とっくに引退した大先輩も、ずっと下の後輩も、名古屋だけではなく遠く東京や沖縄からも駆けつけてきていました。主役は本当に親しみやすく優しい人柄で誰からも好かれるちょっと天然ボケのキャラクター。だからこそ、その人柄に魅かれてこんなにも多くの人が集まったのだろうと思いました。

 人徳がある人というのは本当に羨ましいです。自分が特に何もしなくても周りが集まってきて盛り立ててくれるわけで、三国志の劉備とか、幕末の西郷隆盛とかも多分そういうタイプの特にカリスマ性のある人だったのだろうと思います。僕のようにあれこれ知恵を巡らせて根回しをして気を遣って頑張っても、決してそういうことにはなりません。

 50代も後半になっても未だに人徳がないということは、もう死ぬまでそういう人にはなれないのかも知れません。これでも昔に比べたら尖っていたところが少なくなって丸くなったと思うんだけど、まだまだのようです。
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錦織チャンスを逃す

2017-03-30 23:34:07 | テニス
 一昨日に錦織にとってマスターズ1000大会初優勝のチャンスが到来していると書きましたが、まさかの準々決勝敗退となってしまいました。ベスト8に残っている選手ではもっとも対戦相手としては楽そうなノーシードのフォニーニだったのに。せめてこれを勝って次のナダルに負けるのなら納得もいくところでしたが、さすがにここでの敗退は予想外でした。

 敗因はまたも錦織の故障のようです。膝を痛めたという話でしたが、さらに加えて右手首も痛みが出たらしく、さすがに利き手の手首の故障は致命的です。得意のスピンをかけたフォアハンドが打てないし、サービスも力を入れられないようでは、このレベルでは戦えません。

 錦織の一番の敵は昔からずっと故障です。ツアーの中では小柄なので、どうしても無理をして故障をしがちなのは理解できますが、それにしても多いというか、肝心の大きな大会の時にやっちゃうなという印象があります。年齢ももう27歳と決して若手ではないですし、これからはますます故障との戦いになっていくことでしょう。このままグランドスラムはおろかマスターズ1000でも優勝できないで終わるのかもと不安になってきます。

 ただ昨今の男子テニスは錦織に限らず故障者が続出しています。いまナンバー1のマレーもジョコビッチも故障していますし、錦織のライバルのラオニッチもです。いま元気なフェデラーとナダルは昨年後半を故障で休んだからです。シーズンが始まったばかりでトップ選手がこんなに故障ばかりしているというのも問題があります。もう少し大会数を減らさないと、そのうち選手はいないのに大会ばかりが増えてしまいそうです。
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お買いものデー

2017-03-29 23:59:22 | 日記
 日頃いろいろと買いたいものがたまっていても土日はテニスをしていることが多くなかなか買い物に行けません。しかも休日は混んでいて買い物の意欲が削がれてしまいます。そこで今日は有給休暇を取ってショッピングデーにしました。と言っても、先日通勤用のスーツやシャツ、靴をまとめて買ったので、今回はテニス系の買い物がメインです。

 まずアルペンに行ってテニスシューズを買いました。これは毎年春の恒例行事。アルペンの株主優待券が4000円分あるので、それを使ってテニスシューズを毎年1足買っています。メーカーもここ数年はヨネックスと決めているので、1万円前後のものを6000円くらいで買うというパターンです。

 それから足を伸ばして土岐にあるアウトレットへ。ここでの一番の目的は通勤用のバッグ。現在使っているのは数年前にやはりアウトレットで購入したコーチのショルダーバッグなのですが、使い倒していたらすっかり傷んできてしまったので、そろそろ買い替えようかという時期になっています。通勤用ですが、いわゆるビジネス仕様の黒いバッグは持ちたくないので、カジュアル感があるものでビジネスにも使えるバッグをいろいろな店に入ってあれこれ探します。

 そのかたわら、他のショップでも買い物。テニスウエアは消耗品なので安く売っていればまとめ買い。今回はワコールでスポーツウエアのCW-Xのトップスとタイツをセットで買いました。これが定価ではなかなか手が出ない価格のものなのですが、さすがにアウトレットだと上下で1万円くらいで買えます。

 他にもソックスやパンツなども買い込んで、満足したのですが、肝心の通勤用バッグが決まりません。サイズとデザインと機能性と価格のバランスで「これだ」というものがアウトレット中を探しても見つからないのです。結局10店舗以上を回って、ようやくこれで良いかなというものに決めたのですが、デザインと価格は満足したものの、サイズと機能性は少し妥協をしました。

 あれこれ買い物をしたら結構お金を使ってしまいましたから、帰りにブックオフに寄って本を売ろうと思ったのですが、春休みと引っ越しシーズンのせいか、平日なのに売りたいお客さんでいっぱい。かなり待たされそうだったので諦めて帰りました。ブックオフも株主優待券が2000円分あるので、また行って使わなければ。
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錦織にチャンスのマイアミオープン

2017-03-28 23:46:39 | テニス
 先週のインディアンウェルズに続き2週連続のマスターズ1000大会のマイアミオープン。すでにベスト16が出そろっています。今大会はマレーとジョコビッチの2強が欠場したために第1シードにバブリンカ、そして第2シードに錦織が入りました。マスターズ1000で日本人選手が第2シードなんて、もう長年のテニスファンとしては胸熱です。

 で、4回戦の組み合わせですが、バブリンカ(1)-ズべレフ(16)、キリオス(12)-ゴファン(8)、フェデラー(4)-バウティスタ・アグー(14)、ベルディヒ(10)-マンナリノ、ナダル(5)-マウー、ソック(13)-ドナルドソン、フォニーニ-ヤング、デルボニス-錦織(2)となりました。組み合わせを見ればわかるとおり、トップハーフはシード勢が多く勝ち残っていて順当ですが、ボトムハーフ、特に錦織の山はシードダウンばかりです。

 順当にいけば準決勝はバブリンカ対フェデラー、ナダル対錦織となります。一番厳しいのは実は第1シードのバブリンカで、若いズべレフも厳しい相手だし、さらにその後は好調な若手同士の勝ち上がった方。若手の挑戦を受けまくる形になってしまっています。それに比べるとフェデラーはシード選手とはいえ比較的組し易いベテラン相手ですから気楽でしょう。

 ナダルは好調のソックとの準々決勝が厳しい組み合わせ。そしてノーシード勢しか勝ち残っていない錦織はよほど体調が悪いとか何かアクシデントがない限りは準決勝までは問題なくいけそうというか、これは負けてはいけないドローになっています。これほどドローに恵まれることも滅多にないでしょうから。

 もともとマイアミは錦織にしてみれば地元ですし、コートも適度に遅く相性が良い得意な大会で昨年も準優勝しています。マスターズ1000初制覇にはもってこいの状況になってきています。ナダルそしてフェデラーの2人を連続で倒しての優勝となれば、大いに自信もつくしテニス界における評価もさらに上がることでしょう。ぜひともこのチャンスをものにしてほしいところです。
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腹筋が割れてる女子

2017-03-27 23:20:18 | 男と女
 僕は自分がスポーツ好きなので、やはりスポーツをしている女性は好ましいと思っています。小学校の頃に好きだった女の子もクラスでもトップクラスに足が速い体育が得意な子だったりしました。まあ運動に限らず勉強が得意でも字がきれいでも絵が上手でもピアノが弾けるのでも良かったので、きっと女性の才能に魅かれる性質だったのだと思います。

 思春期になれば普通に顔が可愛い女の子が好ましくなりますし、もう少し成長するとスタイルも気になってきて、特に若い頃は「くびれ」フェチだったりもしましたが、最終的には性格だよね、みたいなところに落ち着いてきています。ただ未だにスポーツが得意な女性には思わず見とれてしまうところがあります。

 で、いま注目しているのが稲村亜美。と言ってもわかる人はわかるけど、わからない人はわからないでしょう。トヨタのCMで見せた「神スィング」で注目され、昨年あたりは始球式によく出てきて100km/hの速球を投げるタレントです。今はGoo-NetのCMで投打にわたって活躍を見せています(こちら)。

 このCMでもわかるように彼女は素晴らしい肉体美の持ち主です。しっかりと筋肉がついていて、しかもボディビルダー的な見せるためのものではなく、きちんと動ける実用的な筋肉。顔立ちは残念ながら僕の好みではないのですが、首から下を見ているだけで十分魅力的です。稲村亜美とぜひキャッチボールデートをしてみたいものです。

 残念ながら実際には腹筋が割れているような女性とお付き合いしたことはありません。これは僕が昔から好かれるのは読書好きマンガ好き映画好きの文系女子ばかりで、どうもスポーツ系女子のストライクゾーンに入らないためみたいです。彼女たちは僕みたいに微妙に屈折している面倒な男より、もっと頭まで筋肉のストレートで単純な男が好みなのでしょう(僻み)。だからこそ腹筋割れてる女子が憧れなんですけどね。
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稀勢の里の覚悟

2017-03-26 23:42:07 | 大相撲
 大相撲春場所千秋楽は、大相撲史上に残るような歴史的な稀勢の里の優勝で幕を閉じました。13日目の日馬富士戦で左肩に怪我を負った稀勢の里。出場することも危ぶまれて、実際に14日目の鶴竜戦は何もできずに負けてしまいました。この時点で大関照ノ富士と1差。優勝するためには千秋楽で照ノ富士相手に本割と決定戦の2連勝しかありません。

 普通に考えて、出ることすらやめておいた方が良い状態の稀勢の里が連勝するなどありえません。ここは無理をするよりも怪我を悪くしないために休場した方が良いんじゃないかと誰もが思ったことでしょう。

 ところが稀勢の里は本割で左右への変化を見せて苦心の末に照ノ富士に勝ちました。使えない左手を何とかカバーしようと、勝つために必死な姿がありました。照ノ富士も前日の琴奨菊戦で変化技で勝利していましたが、この日の稀勢の里の変化とはまるで意味が違いました。照ノ富士は大ブーイングを浴びたのに、稀勢の里は万雷の拍手を得ました。これが相撲の奥深さです。

 そして決定戦。もう変化はないだろうと思いましたが、照ノ富士もそう思ったのでしょう。一気に稀勢の里を寄り立てます。このまま稀勢の里が土俵を割るのかと思った瞬間、稀勢の里は怪我をしていない方の右手で強引に体を入れ替えての小手投げ。これぞ乾坤一擲の投げでした。たまらず土俵下に転がり落ちる2人。一瞬稀勢の里の落ち方にヒヤリとしましたが、結果は見事に稀勢の里の勝利でした。

 稀勢の里の覚悟と必死さがテレビの画面越しにもはっきり伝わってきた2番でした。それほど素晴らしい気合でした。格闘技はやはり最後は気合の勝負だなと痛感しました。照ノ富士にしてみれば相撲の厳しさを思い知った2番だったことでしょう。照ノ富士が優勝できなかったのは何といっても14日目の琴奨菊への変化がいけませんでした。あれで目先の勝利を得られても、全方面から批判された照ノ富士は平常心を失っていたと思います。

 照ノ富士にしてみれば日本中が敵に回ったような気分だったことでしょう。誰もが稀勢の里を応援している中で、どっしりと構えられずどこかオドオドしているような表情さえ浮かべていた照ノ富士。あれでは勝てるはずがありません。完璧なやられ役を演じる羽目になってしまいました。

 残る心配は稀勢の里が怪我を酷くしていないかどうか。本人は覚悟をもって臨んだのだと思いますが、くれぐれも貴乃花の二の舞にだけはならないでほしいと願っています。
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花粉な人たち

2017-03-25 23:59:02 | 日記
 いやもう周りを見ると花粉症だらけで大変です。会社にも花粉症でズビズビしている人がたくさんいますが、何よりテニスサークルに花粉症な人が目立ちます。と言うのも、この季節に屋外でテニスしたら花粉症の人は完全にやられてしまうから目立つようで、出欠連絡も「花粉症で参加できません」メールがたくさんきます。たまに頑張って参加した人は可哀想なくらい悲惨な状況です。

 花粉な人たちは性別とか出身地とか年齢とかもさまざま。僕は自分が全然花粉症にならないから田舎育ちのオジサン世代は大丈夫なのかなと思っていましたが、どうやらそういうわけでもなく、なる人はなる、ならない人はならないという体質というか遺伝子で決まるようです。まあアレルギーですから当然ですが。

 花粉な人たちに聞くと今年は特に飛んでいるそうで、そう言われると僕まで目が痒くなってきた気分がします。もちろん気分だけで実際には涙も鼻水も流してはいませんが、昨日からクシャミは連発しています。と言っても急に夜に冷え込んだのに薄着をしていたせいみたいで、風邪薬をとりあえず飲みました。

 遺伝子的にアレルギー体質ではないみたいなので、それは親に感謝していますが、周りに花粉な人が多いといろいろ気を遣うことも多いですから、早く花粉の季節が過ぎてほしいです。
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稀勢の里の怪我

2017-03-24 23:21:06 | 大相撲
 12連勝で単独で全勝を守っていた新横綱稀勢の里。このまま好調を維持して優勝できるのか、もし優勝したらこれまでの「勝負弱い」イメージを返上して強い横綱になれるだろうと思われたのに、好事魔多しという言葉がぴったり当てはまるようなアクシデントが起きてしまいました。

 横綱日馬富士に寄り倒されて土俵下まで転げ落ちた時に左側を強打したようで、左肩を抑えたまま動かせずに病院に。未だに症状は明かされていませんが、骨折でも脱臼でもないとなると大胸筋あたりの肉離れなのかも。いずれにしても大きな怪我の恐れがあり、今場所はこのまま休場する可能性が大です。

 1敗で追う照ノ富士が優勝するのは良いとして、問題は稀勢の里の怪我が長期化するかも知れないこと。すでに三十路の新横綱だけに、怪我の回復が長引けば、最悪の場合はそのまま復帰することなく引退という可能性すらあり得ます。それだけは避けてほしいところですが、なにせ横綱ですから相撲が取れなければ引退しか道はありません。ぜひとも大事を取ってしっかり休んで怪我を治してほしいと思います。

 それにしても稀勢の里だけではなく相撲協会もツキがありません。白鵬も日馬富士も豪栄道も故障が増えて力が衰えていますし、関脇に陥落した琴奨菊ももう5敗で大関復帰には後がありません。鶴竜はパッとしないし、なによりみんな30代で、若いのは照ノ富士だけでは、1年後2年後に今の上位陣が一気にいなくなった時に大相撲を支える若手が早く出てきてくれないと大変なことになります。

 いま三役にいる高安、御嶽海、正代、さらに遠藤や逸ノ城、北勝富士というところが、今年のうちにどこまで力をつけて成長するかがポイントになりそうです。
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本気のアメリカが優勝

2017-03-23 23:21:21 | 野球
 WBCの決勝戦、プエルトリコとアメリカの試合は8-0とアメリカが快勝してWBC初優勝をしました。4回目にしてようやく地元アメリカが優勝したわけで、これまでになくメジャーの選手を並べた甲斐があったというものです。本気になればアメリカはやはり強いです。

 ただ準決勝でそのアメリカに2-1で敗れた日本が果たして本当にアメリカより弱かったのかと言えば、そんなことはないでしょう。なにせアメリカはホームでした。日本は完全にアウェーの上に、慣れないグラウンド(そのせいで守備の乱れから失点)、それに時差もありました。明らかにハンデがあった中で僅差で競り負けたのですから実力的にはほぼ差はなかったのではないかと思います。

 もしメジャーリーグにいる選手たちをもっと召集できていたら、もしかしたら日本が勝っていたかもと思います。いや、多分勝っていたことでしょう。ダルビッシュとマーくんとマケケンと上原の継投ならまず点は取られません。そもそも今大会の侍ジャパンだってサッカーのようにホーム&アウェイ方式でやれば勝てる気がします。

 という負け惜しみはともかく、今回のWBCの最大の収穫はアメリカがようやく本気で勝ちにきたということです。やはり興行主であるアメリカが本気で臨んでいないようでは真剣勝負とは言えません。まだまだ完全な「国別世界一決定戦」にはなっていませんが、まずはアメリカが本気で勝負することが第一歩でしたから、これはWBCにとって大きな前進だったと言えましょう。

 次回大会がもっと盛り上がるためにも、メジャーリーグのもっと全面的な協力が必要ですし、メジャーが本気になれば日本プロ野球だってもっと日本代表をバックアップすることでしょう。現状ではまだWBCの裏で日米ともオープン戦をやっているわけで、サッカーのW杯期間中に国内リーグ戦なんかやらないわけですから、そのあたりはまだWBCは本気度が低いと言わざるを得ません。このあたりは次回に期待したいと思います。
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WBCベスト4

2017-03-22 23:32:27 | 野球
 WBCで日本はアメリカとの準決勝で1-2で敗れ2大会連続ベスト4という結果になりました。1回目と2回目を優勝しているだけに、ベスト4では物足りないという思いもありますが、正直今回のメンバーを考えたらベスト4は大健闘だと思います。

 なにせアメリカは今回はかなり本気のチームを組んできています。それに比べてメジャーリーガーをほとんど召集できなかった日本が互角にアメリカと戦っただけでも大したものです。日本以外のベスト4であるアメリカ、プエルトリコ、オランダはみなメジャーリーガーが主体なのですから、日本人野球選手のレベルの高さを示したとも言えます。

 さて、WBCで活躍した選手の多くがこれまでレギュラーシーズンで調子を落としてきています。ピークを3月にもっていったために夏に入る前にすっかり疲労がたまってしまっているのかも知れません。今回大活躍した選手と言えば投手なら千賀や牧田、菅野、野手なら筒香、山田、坂本、中田、菊池、小林あたりでしょうか。

 みなチームの主力選手ばかりですから、もし調子を落としたり怪我をしたりしたら、チームの構想はガタガタに崩れてしまいます。巨人はピンチです。逆に岡田と平田の2人をWBCに出しながら、2人がほとんど出場しなかった中日の影響は最小限でしょう。シーズン成績にどうWBCが影響するのか、開幕後はWBC組にも注目していきたいと考えています。
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