幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

反撃のタイミング

2014-10-31 00:17:05 | 日記
 カテーテルが抜けたことから、ちょっと自分の運気が変わってきた予感がします。特にこの4ヶ月は基本的に運気が大幅に下がっていました。振り返ってみればかなりイヤなこと、辛いことが多い時期でした。ただこの期間にもめげず挫けずコツコツとやっていたお陰で、どん底から脱出して明るい兆しが見えてきています。

 ピンチの後にチャンスありと言いますが、攻め込まれていても凌ぎきれば次はチャンスが到来するものです。まして人生は健康が全てのベースだと考えれば、この機会にあれこれプラスに転じる可能性が大だと思うし、そう思うとまた新しいチャレンジをしたり、より前に物事を進めたりする気力も沸いてきます。

 これからやることですから具体的なことは書きませんが、きっかけを捕まえて一気に波に乗ることは大事です。そう言えば年初の占いでも今年は悪い運勢だけど我慢していれば終盤によくなると書いてあった覚えがあります。日頃はまったく占いなど信じないし気にしませんが、こういう時だけは信じて力にしてみようと思います。
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石との戦いは継続中

2014-10-30 00:33:27 | 健康・ダイエット
 7月半ばからずっと患っている腎臓結石。また新しい段階に突入しました。8月に破砕手術をしたにも関わらず大きく割れ残った石が、様子を見ていたらここにきて腎臓に逆戻りしてしまったんだそうです。しかも腎臓に現在ある石は2個。逆戻りするくらいに動きやすい石だけに、いつまた動くかわかりません。完全に爆弾を抱えているような状況になってしまいました。

 3ヵ月半の間、尿路を確保するために入れていたカテーテルはとりあえず必要なくなりました。ずっと異物が体に入っている違和感が強くあったし、カテーテルの耐用期限も過ぎているそうなので、これはいったん抜くことになりました。入れるときには「尿道がまっすぐ」だと誉めていただき、すんなり入っただけに、抜くときにはもっと楽勝だろうと余裕ぶっこいて手術に臨みました。

 ところが先生は内視鏡を尿道口から入れるところから随分と苦労しています。何度もアレを引っ張られたり乱暴に扱われて「おいおい」という感じ。麻酔はしていないので、結構イヤな痛みが繰り返されます。ようやく何とか膀胱にあるカテーテルの一端を捉えたらしく、そこから腎臓にまで届いているカテーテルを引き抜いたのですが、その時に激痛!「ええ、話が違うよ!」という滅茶苦茶な痛さとともに、カテーテルが引き抜かれました。

 先生の説明によると、長い間ずっと体内に入っていたカテーテルに、破砕手術で砕かれた細かい石がびっしりくっついていたとか。そんな凶器状態にパワーアップしているカテーテルを、狭い尿道から一気に引きずり出したのですから、そりゃあもう拷問以外の何ものでもありません。ジャリジャリと尿道を削りとりながら引き抜かれて僕が悶絶するのも当然です。

 先生が「やっちゃった」みたいな顔をしています。「えっと、これは熱が出るかもね、いや、多分出るな」「抗生剤とか化膿止めとか、あと痛み止めも強いやつ出しておくから」って、今後のヤバイ予感がぷんぷんします。しかも冒頭に書いたように、石はまだ腎臓に漂っていて、いつまた激痛とともに襲い掛かってくるかもわかりません。まだまだ石との戦いは続くようです。
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「選タクシー」中の東海テレビの停波

2014-10-29 00:07:27 | テレビ・芸能
 このクールのドラマで一番面白いと思うのは「素敵な選TAXI」です。タイムスリップできるタクシーの話で、バカリズムが脚本を書き竹野内豊が主演というだけで期待していましたが、演出もうまい具合に脱力していて、毎回豪華ゲストが登場する一話完結スタイルで楽しく見ています。演出は誰かと調べたら「ロス・タイム・ライフ」の筧昌也でした。なるほど納得です。

 ところが昨夜の第3話の放送中に名古屋の東海テレビが突然の停波。その時間は10分くらいでしたが、なんとドラマの一番の見せ場であるオチにあたるところでブラックアウトしてしまったので、東海地区の視聴者は肝心なところを見られずに悲鳴を上げました。我が家でも最初はテレビが壊れたのかと思い、次にうちのマンションのケーブルテレビがおかしくなったのかと疑いましたが、ツイッターを見たらみんな同じことを呟いていたので、これは東海テレビが原因だとわかりました。

 10分後に復旧した東海テレビはお詫びテロップを出しましたが、それよりも視聴者が見たいのはドラマの続きです。ラストの肝心なところが見られなかったのですから、お詫びはいいから再放送の予定を早く出せと誰もが思います。ネット上では「東海テレビの人は選タクシーに乗って停波の10分前に戻れよ」という書き込みがすでに上がっていましたが、本当にそうしてもらいたいものです。
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「ヨルタモリ」への期待

2014-10-27 00:50:22 | テレビ・芸能
 フジテレビが「新堂本兄弟」の後釜に据えた「ヨルタモリ」。タモリが「いいとも」終了後、わずか半年でフジテレビに復帰ということで、期待したファンが多かった中、どうも視聴率も評判もパッとしないようです。なぜかと言えば、視聴者が期待しているのは「テレフォンショッキング」の夜版のようなトーク番組だったのに、実際には「今夜は最高!」のようなタモリのコアな世界を楽しむ番組寄りだったからのようです。

 「いいとも」があれだけ長く続いた以上、タモリ=いいともだと思っている視聴者が大半なのは仕方ありません。タモリは楽しいトークをゲストとする優しくて面白いオジサン、という認識なのでしょう。ただアイパッチをして中州産業大学教授とか四ヶ国語麻雀とかやっていた1970年代のタモリを知る人間としては、むしろこっちがタモリだろうと思ってしまいます。お昼の仮面(?)を被っていたタモリが、ようやく夜に戻ってきたなという感じです。

 もちろんタモリは深夜にずっと「タモリ倶楽部」もやっているわけですが、やはり「いいとも」の印象が強すぎて、70年代の毒のあるタモリはすっかり過去のものになってしまっていました。「ヨルタモリ」でもまだまだその毒が十分に発揮されているとは言いがたいのですが、それは番組自体が試行錯誤段階で中途半端なだけで、タモリの密室芸を見せる番組なのか、ゲストとのトーク番組なのかの立ち位置が定まっていないからでしょう。

 まだ始まって2回ですから、これから徐々にどこを掘れば油田があるのかを見極めつつ番組は変化していくと思います。ただせっかく「夜のタモリ」なんですから、健全なトーク番組ではなく、怪しい「密室芸人タモリ」方向でぜひお願いしたいものです。まあ70年代ではないのですから、現代風のアレンジを施された密室芸になるのでしょうが。
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我慢して頑張る限界

2014-10-26 00:33:03 | 健康・ダイエット
 ずっとここで書いていますが、今年7月初旬に風邪をひき、その風邪が治りかけた頃に尿路結石。そのまま水腎症になったのでBJカテーテル挿入、8月には体外衝撃波による砕石手術。その後も体内に残っている結石とカテーテルのせいでずっと疲れやすいし、微熱はあるし、痛みはあるしで、4ヶ月近く体調不良が続いています。

 50年以上にわたる人生で、これだけ長期間体調が悪いというのはほぼ初めての経験です。強いて言えば、小学校1年の秋に左腕を骨折して治るまでに3ヶ月かかりましたし、新入社員の時にも原付でこけて大怪我をして半年まともに歩けませんでしたが、今回の不調はそれ以来かも。もちろん骨折も足の怪我も大変でしたが、6歳の子どもと22歳の新人と53歳の大人では、世界の広さと関わり方の多様さと責任感がまったく違います。あれやこれやと多くの人と関わりながら生きている以上、体調不良だからと言って全てキャンセルできるわけでもありません。痛みを我慢して頑張っていることが大半です。

 この4ヶ月はほとんど我慢できる程度、頑張れる程度の不調さだったので、それで余計にメンタルを削られています。本当に重症で倒れて動けないのなら自分も周りも諦めがつくのですが、だるい、痛い、熱っぽい、疲れやすいというだけで、我慢して頑張れば何とか仕事もテニスも演奏も交友もこなせます。自分でも何とかできるとわかっているから、休んだりキャンセルするのは申し訳なくて、結果としてずっと我慢して頑張ることになります。でもそれだけ体力を補う気力が必要なので、これは本当にメンタルに負荷がかかります。

 他人の体調がどれだけ悪いかとか、辛いかとか、無理しているかということは、結局本人以外には伝わらないし理解されません。歩いているだけで痛いのですから、テニスしたらもちろん痛いのですが、それをプレイ中にずっと痛い痛いと言っていたら一緒にやっている人も気分が悪いでしょうから、最小限にとどめます。仕事の時だってそれは一緒です。挙句にそうやって頑張った割りには評価されなかったり、むしろ「もっと頑張れるんじゃないの?」とか、逆に安易に「やらなければいいじゃん」と言われたりすると、めちゃくちゃヘコみます。

 と言うことで、そろそろ自分でも頑張ることができる精神的な限界が近づいてきているのがわかります。愚痴が多くなっているし、周りにもつい痛いと言ってしまいます。とっても人に優しくしてもらいたがっていて、我ながら気持ち悪いです。いい年をして人にあまり甘えるものではないですから。早く結石が出てカテーテルが抜ければ良いのですが。
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矢口真里のこれから

2014-10-25 01:23:47 | テレビ・芸能
 先日の「ミヤネ屋」に矢口真里が1年5ヶ月ぶりにテレビに出演しました。当然のことながらミヤネ屋の視聴率は跳ね上がり、恐らくこれに味を占めたテレビ局はこぞってこれから矢口を出演させることでしょう。すっかり芸能界は復帰歓迎ムードで、テリー伊藤などはあれほど矢口バッシングをしていたのに、手の平を返して元夫の中村昌也を非難しているそうで酷いものです。本当にテレビ屋はマッチポンプというか、不倫騒動で大騒ぎして叩いてておきながら、今度は復帰歓迎で数字を稼ぐんだから大したものです。

 ただ矢口に今後のニーズがあるのかどうかはわかりません。一巡するまでは復帰ネタで数字を取れることでしょうが、それが終わってからの戦略が難しいところです。何食わぬ顔でしれっと以前と同じようにワイプ芸でひな壇タレントとして登場するにしても、不倫ネタを封印するのか、それとも逆手にとってネタにしていくのか。前者は楽ですが主婦層の反感を買って尻すぼみになる予感がします。後者はよほど本人が上手にやらないと痛いだけですが、うまくやれば今後は別の路線でも勝負できることでしょう。

 矢口の復帰には「芸能界のドン」と言われるバーニング系の周防社長が後押ししているという話ですが、いくらドンが後ろ盾になっていても、テレビには出られても売れないものは売れません。結局プライベートで何があろうとも、本人のパワーが勝れば視聴者は受け入れていくものです。なにもテレビに出ている芸能人が全て聖人君子である必要はないわけですから。ただこれだけ悪いイメージがついたのに、知らない顔では面白くないとは思いますけどね。
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今年のドラフト会議

2014-10-24 00:53:11 | 野球
 今年のプロ野球ドラフト会議が終わりました。注目の2人、早大の有原航平は4球団競合で日本ハム、済美の安楽智大は2球団競合で楽天が獲得しました。この2球団はここのところずっとドラフトでのくじ運が強く、楽天はこれで3年連続でくじで勝ちました。日本ハムはこれまでも1位でダルビッシュ、中田、斉藤、大谷と話題の有望新人を次々と獲得しています。特に日本ハムはかつて菅野を指名するなど、そのハイリスクを恐れない果敢なドラフト戦略には注目すべきものがあります。

 逆に中日はいつも単独指名狙いではないかと思うほど消極的で、競合を避けてきた印象です。今年もまた単独指名。まあたまに競合しても大抵負けているのでこれも仕方ないことなのかも知れません。今年は即戦力狙いで1位の野村亮介をはじめ9人全員が大学か社会人と極端でした。高校生を指名している余裕はないのでしょう。逆にパの王者ソフトバンクは5人中4人が高校生と投打の層の厚さから余裕を見せつけています。巨人は1位で高校ナンバー1スラッガーの智弁学園・岡本和真を単独指名しました。こちらも層が厚いだけに本当に将来性が高い有力な選手だけしかいらないのでしょう。

 他に京大から初のプロ野球選手なるかと話題だった田中英祐はロッテが2位指名しました。これまで東大からは5人もプロになりましたが、ほぼ成功はしていません。かつて中日で活躍した井出が辛うじて「飯が食えた」程度ですが、果たして田中はどこまで活躍できるのか注目です。また阪神は有原を1位で外し、さらに外れ1位でも亜大の山崎康晃をDeNAに取られてしまいました。もっとも外れ1位の方がプロ入り後に活躍した例はいくらでもあります。有原を外した広島が1位指名した中部学院大・野間峻祥も東海地区では注目の選手です。広島らしいスピードのある選手だけに楽しみです。
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痛みは延長戦に入りました

2014-10-23 00:26:52 | 健康・ダイエット
 ここ数日続いている下腹部の痛み。歩いただけでも響くような痛みは日常生活にも支障をきたしているので、昨日は仕事が忙しいにも関わらず休暇を取って病院に行ってきました。予約がないのでかなり待たされるかなと思ったら、やはり診察を受けるまでに3時間近く待たされました。ずっと小説を読んでいたので読書は進みましたが、痛みはなかなか収まりません。

 ようやく診察室に呼ばれましたが、昨日は担当の先生が不在で、知らない若い先生。もちろん電子カルテを見ればある程度はわかるとは言え、難しい判断はできないだろうなと思っていたら、本当に案の定の対応でした。レントゲン写真を見ても痛い原因は特定できず、「石が動いたのか、カテーテルが原因かわかりませんね」だと。石の痛みとカテーテルの痛みの違いくらい、患者自身はよくわかっています。これはカテーテルの痛みです。問題はなぜこの数日、急に痛くなってきたのかと、どういう処置を取ってくれるのかということだったのですが、どちらもスルーです。

 カテーテルを抜いてもらえればよかったのですが、来週精密な検査をすることになっているので、それまでは様子を見て担当医に判断してもらいましょう、ということに。まあ緊急を要する症状ではないのなら医師もそう言うようなとは思いますが、これからまだ数日間もこの痛みに耐えなければならないのかと思うと、本当にうんざりします。痛みの原因はカテーテルの位置が変わっていない以上、僕の推測ではストレスと疲れだと思っています。立て続けに仕事が入って急にバタバタしているので。だからそれらが区切りがつく来週の今頃には、きっとストレスから解放されて痛みもスッキリしているはずです。
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膀胱痛で集中力ゼロ

2014-10-22 00:20:18 | 健康・ダイエット
 相変わらず膀胱が痛いです。先日書いたようにカテーテルが膀胱を刺激し続けていて、特に体を動かすと痛みが強くなります。しかも痛みを感じる場所が膀胱ではなく睾丸だったりするから余計にややこしいし。実際に触ってみると痛いのはやっぱり膀胱だということがわかりますが、脳がいつまでも勘違いをしているので、どっちも痛いことには変わりありません。

 体の中心部分にある膀胱が痛いのは、日常生活においてかなり厄介です。これが例えば左膝であるとか、右肩であるとかだったら、その部位を使わない時は問題ないのですが、センターラインは常に意識してしまうので、何をしていても集中力が削がれて仕方ありません。全く微動だにしないのならともかく、ちょっと体を捻るだけでも影響が出ます。歩いているだけでもシクシクと痛みを感じるのに、テニスのような激しい運動をするとどうにもなりません。お陰でここのところ動きも鈍いし、モチベーションも低いし、あまりテニスを楽しめていません。

 この解決策はカテーテルを抜いてもらうことしかないのでしょうが、その前に結石がどうなっているか検査をしないとカテーテルも抜いてもらうこともできません。検査が予約してある来週まで我慢して待つのか、病院に駆け込んでとりあえず先生に何とかしてくれと文句を言うのか。まだ1週間もこの痛みを我慢するのは辛いので、やっぱり病院に行ってこようかなぁ。
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若手の高齢化

2014-10-21 00:41:48 | テニス
 先日平成元年生まれがすでに部下にいて、という話を某社の人と話していたのですが、考えてみればうちの息子も平成元年生まれでした。もうすぐ25歳になります。なんと僕が結婚した年齢です。もうそんな年になるのかと改めて驚きました。当時の自分はすっかり一人前の気分でしたから。結婚とマンション購入を同時にしたのが25歳です。

 いまの25歳は昔よりはるかに子どもだよなぁと思ったのですが、そう言えば錦織圭も息子と同じ年でした。彼は今年一段と飛躍して、すっかり世界のテニス界の顔のひとりになりました。うちの息子と生まれた年が一緒というだけで、比較にもならないほどの大活躍ですが、ただテニス界では未だに「若手」扱い。これまでテニス界では「25歳ピーク説」というのがあって、この年齢は全盛期であって若手ではなかったのですが、現在のテニス界では最年少のグランドスラム優勝者が錦織の1歳上のデル・ポトロとチリッチ。そして錦織は現時点でもっとも若いグランドスラムファイナリスト。つまり錦織以下の年齢の選手は誰もまだグランドスラムで優勝した経験がないのです。

 これはフェデラーを筆頭に、ナダル、ジョコビッチ、マレーのいわゆる「ビッグ4」が長らく君臨しているせいですが、かつてなら若手とは10代のことで、20代半ばは中堅扱いだったのに、今では「若手の高齢化」という不思議な現象が起きています。まるで日本の老舗企業みたいで、上がつかえているから下がポスト不足でいつまでも昇進できない状況に似ています。もっともフェデラーのことをさすがに「老害」扱いはしませんが、でも「とっとと引退しろよ」と思っている中堅以下の選手はいることでしょう。

 そう言えば日本のお笑い界も似たような状況です。タモリ、たけし、さんまのいわゆる「お笑いビッグ3」が30年以上も君臨してきたせいで、本来ならベテランの域に入るはずの40歳以上の芸人たちが中堅扱いされ、30代がまだ若手です。50代のとんねるずやダウンタウン、ウッチャンナンチャンたちに至ってはいつまでも上がつかえた感じの中途半端なポジションになっています。

 大相撲にしてもプロ野球にしても、本来なら引退している年齢なのに現役で頑張っているから、若返りがなかなか進みません。将棋の世界も40歳を超えてなお勝ちまくる羽生世代のような棋士たちがいますし、探せばこんな事例はいくらでも出てくることでしょう。

 こういう状況は一気にひっくり返って、中抜きでポーンと世代交代するのか、それとも今後もずっとこの「若手の高齢化」が続いていくのか?僕は高齢化社会の影響だと思うので、これからもベテランの頑張りと、若手時代の延長が続くような気がしています。現役期間が長くなるのは良いことでしょうが、若手にとってはいつまでも下っ端でいるのは大変です。

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