幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

朝ドラ『おちょやん』と『エール』

2020-11-30 23:46:05 | テレビ・芸能
 NHKの朝ドラ『おちょやん』がスタートしました。上方の名女優浪花千栄子の生涯をモデルにした作品です。浪花千栄子は1973年に亡くなっているので、50代以下はほとんど知らないことでしょう。僕は辛うじて『細うで繁盛記』を見ていたので記憶にありますが、オロナイン軟膏のホーロー看板でしか知らないという人も多いと思います。

 『おちょやん』の第1回を見ましたが、いかにもNHK大阪制作らしいベタな人情劇のようです。浪花の生涯を忠実になぞっていくようなので、主人公が理不尽な酷い目に遭いながらも逞しく生きぬくという、大阪制作ドラマではありがちなパターンになりそう。僕は大阪制作の朝ドラは『あさが来た』以外、一度も完走したことがないので、恐らく今回も途中で挫折しそうな予感がします。杉咲花は好きなんですけど、それ以外にあまり魅力を感じなかったので。

 そもそも、その前に実は最終回を迎えた『エール』をまだ見終わっていません。スタートから順調に見続けてきたのですが、コロナでいったん中断したことで視聴習慣が途絶えてしまって、そのままハードディスクの中で眠り続けています。再開後の分をぼちぼち見始めていますが、まだ1か月半くらいは遅れていて、戦争も終わっていないところです。

 『エール』は出ている俳優陣も二階堂ふみ、唐沢寿明、山崎育三郎、松井玲奈、古田新太、柴咲コウ、薬師丸ひろ子など好きな人が多いし、音楽を題材にしている点も興味深いし、豊橋が主要な舞台になっているのも愛知県民としては嬉しいので、なんとか今年のうちに最終回までたどり着きたいと思っています。

 
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アーモンドアイ有終の美を飾る

2020-11-29 23:59:21 | スポーツ
 競馬はやりません。ゲーマーだった昔もダビスタすらやっていませんでした。ただスポーツのひとつとしての関心はあります。ハイセイコーブームで湧いた1973年からです。それ以来話題になっている人気馬が出走しているようなレースの中継は結構見てきました。印象に残っているのはタケホープ、テンポイント、トウショウボーイ、ミスターシービー、シンボリルドルフ、オグリキャップ、ナリタブライアンなど昔の名馬ばかりですが。野球にせよ相撲にせよテニスにせよ、どうしても若かった自分にとってのヒーローが強く印象に残っているのは仕方ないところです。

 今日のジャパンカップは史上初めて3冠馬3頭が集う歴史的一戦ということで話題になりました。これが引退レースとなるアーモンドアイ、7戦無敗の3冠馬コントレイル、無敗の3冠牝馬デアリングタクトの3強が人気でも1位から3位を独占。引退レースということ、そして経験がものをいうだろうということでアーモンドアイが1番人気になったのはまあ順当でしょう。

 結果は人気順通りでアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト。後輩3冠馬を寄せ付けずアーモンドアイの完勝でした。これが引退レースというのがもったいないと思うほどの惚れ惚れする強さ。ルメール騎手も「普通のアーモンドアイ」とレース後に語るほどの安定感。初黒星となったコントレイルとデアリングタクトも納得の結果でしょう。

 年度代表馬は通常なら牡馬クラシック3冠のコントレイルで決まりですが、直接対決で圧倒したアーモンドアイが選ばれる可能性も高まりました。過去シンザンからオルフェーヴルまでクラシック3冠馬6頭は全て年度代表馬に選ばれてきていますが、果たして今年はどうなることでしょうか。 

 

 
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堀未央奈MVで卒業発表

2020-11-28 23:19:30 | AKB&乃木坂
 AKB48メンバーの卒業発表は過去にいろいろな変化球がありました。特に板野友美の映画の中での卒業発表は斬新でしたが、乃木坂46メンバーの卒業発表はほとんどがブログか公式サイトでのもので、これまであまり変わった趣向はありませんでした。それが今回の堀未央奈のソロ曲『冷たい水の中』のMVをYouTubeで公開してそのMV中での卒業発表というのはインパクト大でした。MVが公開されて14時間足らずで100万回再生されたとか。僕も知ってすぐに見にいきました。

 堀未央奈は乃木坂46の2期生で、不遇と呼ばれる2期生のエースです。やたらと強い1期生の陰になってしまった2期生は選抜にもましてや福神にもなれず、後輩の3期生4期生にいま追い抜かれ続けています。今回の26thシングル『僕は僕を好きになる』の選抜でも2期生は堀のほかは新内眞衣の2人だけ。1期生6人、3期生6人、そして4期生も5人が選ばれているのにこの格差は何なのかと思います。

 そんな2期生の中で唯一のセンター経験者であり福神常連メンバーであった堀は2期生の先頭に、もしくは矢面に立って頑張ってきたし、白石麻衣卒業後の世代交代を図る新しい乃木坂46を牽引するメンバーのひとりだと思っていましたから、突然の卒業発表には誰しも驚いたことでしょう。不遇の2期生を応援するファンも多いので、より堀の卒業は衝撃が大きいだろうと思われます。

 堀が卒業することで乃木坂46は2期生を飛ばしての3期生4期生へのシフトが急激に進むことでしょう。もちろんそれに伴って1期生の卒業ペースもさらに加速すると思われます。僕は以前から卒業システムはグループの弱体化をもたらすだけだと考えてきたのですが、果たしてどうでしょうか。特にいつ卒業してもおかしくない生田絵梨花の卒業が、堀の影響でいつになるのかを注目しています。
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高齢者と若年層では対策が違う

2020-11-27 23:52:40 | 時事
 第3波が広がって医療崩壊の危機が声高に叫ばれているコロナ禍ですが、相変わらず菅政権の無策ぶりが際立っています。安倍政権も後手後手に回って酷い対応だったと思っていましたが、それでも珍妙なアベノマスクも含めて何とかしようという意志は感じられました。しかし菅政権は第3波を前にして立ちすくむのみで、全く手を打たずただ神頼みをしているだけのように見えます。

 新型コロナウィルスの特徴は若年層では感染しても無症状か軽症で済む「単なる風邪」ですが、高齢者や基礎疾患のある人には重症化して死に至る可能性もある「殺人ウィルス」だということです。つまり全世代に向けて同じように自粛を求めたり経済活動を停止したりするのは無意味かつ非効率的。若年層にとってはただの風邪なのですから、どんどん経済を回してもらい、そこで空いた医療リソースをリスクの高い高齢者のために使わなければなりません。

 そのためにはまず以前から言われているように新型コロナを「指定感染症2類」から外すことです。2類のままだと無症状や軽症の人まで感染が確認されたら入院隔離措置をしなければなりません。医療現場は逼迫するし、長期間にわたり隔離されるのは困る人は検査そのものを拒否してさらに感染を広げます。それをインフルエンザ並みの自宅待機にすれば、医療リソースを高齢者や基礎疾患のある人たちに空けておくことができます。

 そして自宅待機の若い感染者から高齢者や基礎疾患のある人が感染させられるリスクを避けるための隔離施設を全国各地に作ることです。作ると言っても、ちょっと田舎にあるバブル時代に開発されて今は寂れているようなリゾートホテルが日本にはたくさんあるのでそれを活用するだけで良いのです。まだ感染していないリスクの高い人たちにリゾートでコロナが収まるまで過ごしてもらうことで、若年層と高齢者を分けることが肝心です。

 そうすればリスクの高い高齢者に感染させることを気にしないで若年層は都会で働けるし遊べます。もちろん居酒屋もカラオケボックスも休業する必要はないですし、政府も休業補償を出すよりもリスクの高い人を隔離するための補助金を出す方が安く上がります。都会の経済も地方リゾート地の経済も回すことができます。若年層は都会で大いに活動し、高齢者はリゾートでのんびり過ごせるのですから、誰も我慢する必要もありません。

 以上のアイデアは別に僕が思いついたわけではなく以前から同様なことが言われていたので繰り返しただけです。きっと他にもいろいろな「老若隔離案」は出ているはずです。なぜそれらを政府が検討しさっさとやらないのかがわかりません。高齢者はコロナで死に、若年層は経済的に死ぬのですから、それぞれに対して適した対策を考えるのが当然のはずです。僕ももうすぐ60歳になるので、沖縄とか南九州あたりの暖かいリゾート地で補助金もらってしばらく過ごさせてほしいものです。

  
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YDS-150は買いか待ちか

2020-11-26 23:58:10 | 音楽
 いまサックス界隈で話題沸騰中のヤマハが発売したデジタルサックスYDS-150。僕の高校時代の友人のGくんが早速入手して吹いているみたいです。さすがです。僕はというと、Gくんほどお金持ちではないので様子見をしています。と言うか、すでに年内分は予約でいっぱいらしく、いま申し込んでも年明けにしか手に入らないので、結果的に様子見になってしまったというところです。

 YDS-150がこれほど話題になっているのは、何と言ってもヤマハが初めて出した本気のデジタルサックスだということです。しかもデジタルなのに敢えて真鍮のベルをスピーカーにくっつけたということで、楽器としての実力、すなわち音の良さ、本物感はどれほどのものなのか、というところが注目されています。価格も税込95700円と、サックスとしては安い(ヤマハの入門用アルトサックスYAS-280で14万円)とは言え、玩具っぽさのないそれなりの価格設定となっています。

 すでに今月20日に発売されたのでYouTubeでは「試してみた」動画がたくさん上がってきています。全てを見たわけではありませんが、だいたいの傾向というか、感想は似たようなものでした。すなわち自宅での練習用に最適、ということ。デジタル楽器ですから音量を調節できるしヘッドホンもつけられます。サックスは自宅で練習するには音量的に制限がある楽器ですから、音量が調節できるのはとても有難いです。

 ただ練習用と言っても、指使いはアコースティックサックスと同じなので問題ありませんが、息のコントロールは別です。息さえ入れればサンプリング音が出るデジタルサックスと、きちんとアンブシュア(口の形)を作って息の量、速度、方向などをコントロールしないとちゃんとした音が出せない本来のサックスでは全く違います。なので初心者が手軽に始めるには良いとは言え、これで練習してもサックスが吹けるようになるわけではありません。

 また初心者でもちゃんとした音が出るとは言え、プロが求めるような「良い音」が出るわけではないので、あくまでも練習用であってプロがステージで使える楽器ではないようです。そう考えていくと、YDS-150の対象は初心者でもなくプロやセミプロでもない、初級者から中級者の趣味でサックスを吹いている愛好家で、かつマンション住まいなどで練習環境に制限がある人、ということになります。おー、まさにこれは僕のことではないですか。

 問題は価格だけです。僕はヤマハの電子ピアノの安いものを使って練習していますが、これは5万円でした。アップライトピアノの10分の1以下です。そう考えると練習用の位置づけのデジタルサックスの適正価格は2~3万円、高くても5万円くらいだろうと思います。お金さえあれば10万円近い金額をはたいて買ってしまいますが、給付金の10万円は電動アシスト自転車を買ってしまいました。YDS-150が中古になって出回るのを待つか、もう少し機能を落としたYDS-130(?)あたりが発売されるのを待つかと思案中です。
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巨人はロッテより弱かった

2020-11-25 23:59:38 | 野球
 かつて「巨人はロッテより弱い」という言葉に発奮して3連敗からの大逆転優勝をした巨人でしたが、今年は全くソフトバンクに良いところなく昨年に続いて2年連続で4タテを喫してしまいました。パ・リーグで今季2位のロッテはソフトバンクとの対戦成績を12勝11敗と勝ち越しています。「巨人はロッテより弱い」と今こそ言って問題はないでしょう。

 僕が第1戦を菅野で負けたので巨人は終わったも同然だと書いた通りの展開になりましたが、それにしてもここまで弱かったとはさすがに驚きました。巨人はいくつもの日本シリーズ最低記録を作りました。2005年の阪神に並ぶ4試合の合計4得点という最低得点記録。あの有名な「33-4」に比べれば「26-4」ですから辛うじてマシだったとは言え、安打数の16安打、チーム打率.132、三振41個という貧打記録を軒並み更新してしまったのですから日本シリーズでもっとも打てなかったチームとして文句なしの結果を残しました。

 2年連続で1勝もできずに日本シリーズ敗退が決まったのはプロ野球史上初、 2013年第7戦から日本シリーズ9連敗はワーストタイ記録。主軸の坂本の打率が.214、岡本.077、丸.133で3人揃って「逆シリーズ男」。彼らはソフトバンクのパワー系投手に完全にやられていました。野球の質が違うのですから、DH制を取り入れたらどうにかなるという問題ではなさそうです。

 逆にソフトバンクは黄金時代を迎えています。この10年で7度目の日本一。パ・リーグではかつての西武黄金時代に匹敵する強さです。日本のプロ野球史上でもV9巨人に次ぐ圧倒的な強さだと言っても良いでしょう。しかもソフトバンクの素晴らしさはよそのチームから主力を搔き集めたわけではなく、スカウトと育成の力でチームの柱を作ったところにあります。特に千賀、石川、甲斐という育成出身の選手がこれほど活躍するというのは本当にすごいことだと思います。
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GoToやめたら?

2020-11-24 23:59:36 | 時事
 コロナ感染第3波の拡大によって医療崩壊の危険性がまた叫ばれています。ところが春と違って政府は特に対策を取る姿勢を見せません。学校を一斉休校したり緊急事態宣言をしたりした、あの騒ぎはなんだったのかというくらいの放置ぶりです。特にGoToに関しては本来コロナ禍が収束したら始めるという建前だったと思うのですが、第3波が高波となって押し寄せているにも関わらず「海に行こう」と旗を振っているような有様です。

 ようやく大阪と札幌を3週間GoToトラベルから除外すると発表しましたが、肝心の東京はそのままです。しかも出発地の制限はしていないので、東京だけではなく大阪からも札幌からも地方へ旅行は行き放題。当然感染はますます広がっていくことになります。税金を使って金をばら撒いているだけではなく、コロナウィルスも撒き散らしているわけです。

 もちろん、政府が規制に及び腰なのは経済への影響を恐れていることだとは理解できます。しかし、このまま感染が拡大していけば結局日本の経済はずっと大きなダメージを受け続けることも間違いありません。どちらの道が正しいのか判断が難しいことはわかりますが、少なくともGoToを続ける以上は「外出しよう」「コロナは怖くない」という「トランプ的」メッセージを政府が発信しつづけているのと同じです。一時的でも良いから全面的にGoToをストップした方が良いのではないかと思います。

 それに僕の周りを見渡していてもGoToを利用している人は、お金に余裕があって時間もある恵まれた人ばかりです。そういう人が税金で得をして楽しんでいて、コロナで大変な思いをしている人たちは全く恩恵を受けられていません。かなり不公平感がある制度だと思いますから、とりあえずやめて制度設計を見直しても良いんじゃないでしょうか。

 
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男子テニスもついに世代交代か

2020-11-23 23:50:33 | テニス
 テニスシーズンを締めくくるツアーファイナルが終わりました。メドベージェフが初優勝、準優勝はティエム。ベスト4がナダルとジョコビッチという結果になりました。ナダルとジョコビッチはラウンドロビンでも2位通過でしたから、今の実力順ということになったと言ってもいいのかも知れません。いよいよ長らく続いたレジェンドたちの時代が終焉を迎えようとしているかのような最終戦の結果でした。

 もっともグランドスラムと違ってツアーファイナルはBIG4は近年優勝できていません。昨年はチチパス、一昨年はズべレフ、その前はディミトロフが優勝でした。短期決戦のツアーファイナルと違って、5セットマッチで2週間にわたる長丁場のグランドスラムは戦い方、調子の上げ方にやはり経験がものをいう部分があるのだろうと思います。

 逆に言えば、そろそろ20代前半の選手たちが着々と経験を積んでグランドスラムを取れる時期が訪れようとしているという見方も可能です。今年の全米を制したティエムだけは中堅の年齢だけに少し経験値が豊富ですが、メドベージェフ、チチパス、ズべレフもこうしてツアーファイナルを順番に勝って来年にはグランドスラムでも優勝できる機運が高まってきたように思います。

 毎年のように「今年こそ世代交代か」と言われながら結局それを許さなかったレジェンド3人も来年こそ本当に正念場となりそうな予感がします。来年はフェデラーの復活がなるか、ナダルとジョコビッチは王者の座を守れるのか、ティエムが1位の座を奪うのか、そしてメドベージェフ、チチパス、ズべレフの誰かがグランドスラム初制覇を果たすのかという見どころいっぱいのシーズンになりそうです。願わくばここに錦織の復活も期待したいところですが、かなり厳しそうな気がします。

 何よりコロナ禍でツアー自体がちゃんと開催できるのかという不安がまず大きいです。1月の全豪も延期の可能性が取りざたされています。今の状況では残念ながら予定通りの開催は厳しいかも知れません。
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サービスの配球

2020-11-22 23:58:47 | テニス
 今日の山本麻友美プロのレッスン会では、サービスの配球について教わりました。と言っても、組み立て方自体は頭では理解しているつもりでも技術不足のためにできないので、じゃあ実戦でどうしたら良いかというアドバイスになりました。

 サービスの配球はセンター、ワイド、ボディの3つのコースと、フラット、スライス、スピンの3つの球種の組み合わせになります。ただ実際に3つのコースと球種を全部自在に操れるという人はごく一部で、一般のテニス愛好家は得意なコースと球種が限られていますから、少し相手を観察していれば大抵どこにどんなサービスを打ってくるかはわかるようになります。

 逆にサーバーとしては限られた技術の中でどう相手の読みを外すか、的を絞らせないかがカギになります。僕の場合は年齢的筋力的にスピンは無理ですし、フラットも大したスピードが出るわけではありません。唯一使いものになるスライスを軸にしていくしかないのです。スピードがないのでサービスエースも取れません。ワイドに切れるスライスが入った時にたまにエースが取れるくらいです。

 山本プロによれば、そのワイドへのスライスを活かす配球として、真逆のセンターへのフラットが一番有効ということで、今日のレッスンではセンターへのフラットをどう打つと良いかというレッスンになりました。細かな技術的なアドバイスは割愛しますが、とにかくワイドへのスライスを活かすためだから、入らなくてもいいので相手にセンターへのフラットを意識さえさせてしまえばOKということでした。野球で外角低めのスライダーで空振りさせるために内角高めにストレートを投げておくという攻め方と全く同じです。

 レッスンのお陰でそれほど速くはないですが、センターへフラット系のサービスを少し確率よく打つことができるようになりました。これを磨いていくことで、今後はセンター、ワイド、たまにボディという配球でサービスゲームをもっと緻密に組み立てられるようにしたいところです。
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今年も巨人4タテの危機

2020-11-21 23:59:15 | 野球
 巨人とソフトバンクによる日本シリーズが始まりました。どちらも独走でリーグ優勝を果たしましたが、同じ独走と言っても内容が違います。ソフトバンクは強いパ・リーグの各球団を捻じ伏せての優勝でしたが、巨人は他の5球団が勝手にこけてこけてこけ続けての優勝でした。そもそも近年の日本シリーズの勝敗や交流戦の勝敗からわかるように、いまやセとパではレベルに大きな差があります。同じ独走ならソフトバンクの方が強いことは明らかです。

 昨年も同じカードでソフトバンクの4タテでしたから、今年も初戦を巨人が落とせば昨年の再現もあるかもと予想していました。巨人の先発は菅野。唯一パ・リーグでも通用しそうなエースです。ソフトバンクのエース千賀を巨人が簡単に打ち崩せるはずもないので、菅野がゼロで抑え続けるしか勝ち目はありません。

 ところが菅野が良かったのは初回だけで、2回に栗原から2ランを浴びてしまい、結局6回4失点で降板。千賀は7回を3安打無失点では巨人に勝機はありません。辛うじて完封負けを逃れるのがやっとという完敗の試合になってしまいました。エース菅野を打ち崩したソフトバンクとしては、これで実質的にはもう日本シリーズ4連覇に王手をかけたようなものです。ちなみに今年ソフトバンクが勝てばパ・リーグはなんと8年連続のシリーズ制覇です。

 セとパの実力差がこれだけ開いてしまったら日本シリーズも楽しくありません。もういっそJリーグのようにパをB1、セをB2とかにして(Bリーグと被るけど)入れ替え制にしたらどうでしょうか?1位と最下位は自動で入れ替わり、2位と5位が日本シリーズの代わりに入れ替え戦をやれば良いんじゃないかと思います。日本シリーズよりも必死になるので盛り上がりそうな気がします。
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