幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

作家別買い取り価格

2018-01-31 23:53:22 | 読書
 久しぶりに文庫本をブックオフに売りに行きました。かなりたまっていたのですが、今回は単にたまってしまった本だけではなく、これまで好きで残しておいた本も思い切って売ってしまいました。どんどん置き場所がなくなっていくし、結局読み返すこともしないので。

 これまで取っておいたのは東野圭吾、万城目学、宮部みゆき、海堂尊、上橋菜穂子、清水義範、和田竜、そして司馬遼太郎など。他の作家も含めて全部で約150冊ほど売りました。司馬以外はほとんどが現役バリバリの作家ばかりなので、どんどん作品が増えていき置き場所がなくなっていくので、これはもう手放すしかないなと決断したのです。

 ブックオフでの買い取り価格は自分の予想では150冊×平均30円で4500円くらいかなと思っていましたが、結果は4485円となんとビンゴ。まあ自慢するほどのことではなく、文庫本なんてそれくらいの買い取り価格が普通なのですが、ただ興味深かったのは作家による買い取り価格の差でした。

 もちろん本の状態によって大きく差がつくのは当然ですが、まあ比較的キレイな状態であっても、東野圭吾はほぼ10円~20円。「同級生」「魔球」「時生」「流星の絆」が20円で「手紙」「宿命」「容疑者Xの献身」「ガリレオの苦悩」などは10円でした。宮部みゆきも「火車」20円、「理由」10円と、どうやら映像化されて作品の知名度も人気も高い作家は部数も多く在庫がだぶつていて安いのかなと考えられます。

 同様にバチスタシリーズで知られる海堂尊も安く、「チームバチスタの栄光」も「ジーン・ワルツ」も1冊5円、「極北クレイマー」「マドンナ・ヴェルデ」「ひかりの剣」10円、「モルフェウスの領域」20円など、どれも5~20円。万城目学は「プリンセストヨトミ」は5円でしたが「とっぴんぱらりの風太郎」「鴨川ホルモー」は20円、「鹿男あをによし」「ホルモー六景」40円などばらつきがありました。これが和田竜になるとまだ新しく発行部数が少ないせいなのか値段が上がります。「忍びの国」も「村上海賊の娘」も40円でした。

 さすがに司馬遼太郎は人気があるのでしょう。「播磨灘物語」「坂の上の雲」40円、「関ヶ原」80円などでした。「竜馬がゆく」「功名が辻」が10円と安かったのは保存状態がちょっと悪かったせいかも知れません。「竜馬がゆく」が1巻たった10円なら売るのをやめれば良かったかなと後で少し後悔しました。

 そして圧倒的に高値だったのが上橋菜穂子です。全てバルサとチャグムが主役の守り人シリーズでしたが、「天と地の守り人」や「神の守り人」は100円、「炎路を行く者」「流れ行く者」120円、「蒼路の旅人」「虚空の旅人」150円など、全作品が100円以上でした。先日まで「精霊の守り人」のドラマをNHKで放送していた影響があるのかも知れませんが、販売された部数が少ないのに作品の知名度が高く品不足気味だと高値がつくパターンでしょう。

 と言うことで、買い取り価格がどうしてそうなったのか何となく推察できたのですが、不思議だったのが清水義範。ほとんどが5円か10円とかなり安かったのに、なぜか「バールのようなもの」だけが100円と上橋並みの高値をつけてもらえました。なぜなのか謎です。もしかしたら単なる間違いかも。まあ内容は面白い本でしたけどね。

 
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次の次の曲

2018-01-30 23:37:08 | 音楽
 音楽教室に長年通っていて、一番好きなのは発表会の次の曲を何にしようかと考えている時です。自分の好きなアーティスト、好きな曲をいくつも思い浮かべて、その中で実際に演奏できそうなのはどれか、サックスならアルトのキーに合いそうかどうか、ピアノの弾き語りなら歌えそうなキーか、楽譜は見つかるのか、難しすぎたり簡単すぎたりしないか、そういう条件を加味しながら曲を絞り込んでいきます。

 最終的には先生に相談して決めるのですが、候補曲をたくさん上げながら絞り込んでいく過程はウキウキワクワクです。実際に決まってしまうと楽譜を用意して練習を始めて、なかなかうまくいかなくて頭を悩ませたりするわけで、苦労もいろいろあるのですが、候補曲を考えているだけなら苦労もないし、自在に演奏できている妄想だけなので辛いことは何もありません。

 これはちょうど次に買う車を考えているのと同じような楽しさです。あれにしようか、これにしようかと雑誌やカタログを見て悩んでいる時が一番楽しいのと似ています。実際に買ってしまうと意外とすぐに普通に馴染んでしままって、もう次の車のことを考えていたりしますが、曲も練習を開始してそれなりに演奏できるようになるともう次の曲のことを考え始めたりします。

 で、現在4月の発表会に向けてサックス、ピアノともかなり仕上がってきています。と言うことはもう練習にも飽きてきている時期でして、さらに言えば実は次の9月の発表会の曲もそれぞれかなり前に決めて楽譜も用意できているので、後は練習するばかり、と言うか、すでにちょこちょこ練習もしています。楽しみの前借り状態です。

 ということで、さらにサックスについてはその次の曲をもう決めようとしています。「次の次」ですが、実際には「次」と「次の次」の発表会の期間が短くなりそうなので、早めに準備しておいた方が良いかなという言い訳のもと、楽しみの前借りのさらに前借りに走っているわけです。

 まあサックスに関してはさすがに9年目に入って曲を仕上げるのも早くなってきたので、複数曲を並行して練習しても何とかなるのではないかと思っています。それにその方が飽きずに楽しめそうですし。
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必ず男の子が生まれるとは限らない

2018-01-29 23:59:30 | 時事
 ちきりんが「皇位継承に男女平等を持ち込むのは変でしょ」というエントリーを書いています。連綿と続く血統こそが天皇たる正当性の証であり、それはすなわち出自による差別なのに、女性差別は容認できないにも関わらず血統による差別は容認するのは論理破綻だと。天皇制を認める以上は出自による差別を認めているわけで、「男女差別」だからと女性天皇、女系天皇を認めよという主張には矛盾があるという主張には一理あります。

 ただこの論理を進めていくと結局は天皇制廃止に行きつくことになります。なぜなら差別は「絶対的に悪」だとするのが現代の考え方であり、天皇制のみならず世界中の王制も含めて出自による差別であることは間違いないですから全て廃止した方が良いとなります。論理的にはそういう結論しかあり得ません。

 とは言え、現実的には天皇制を廃止することなど当分、と言うよりは日本と言う国が存在する限りは難しそうです。現在の天皇は素晴らしい人格者であり、天皇家も皇室としてほぼ理想的な存在である以上、天皇制を廃止しようなどと言ってもほとんど賛同は得られないと思われます。さらに言えば日本に天皇家があることによるメリットの大きさと、それを失ったら最後もう元に戻すことはとても難しいことをもってしても、差別だから天皇制廃止と言われても反対せざるを得ません。

 個人的には天皇家の人たちが国のために職業選択の自由、居住の自由、発言の自由などの諸々の基本的人権すら守られていない現状を憂いてはいます。しかも今回の退位発言からの一連の流れを見ればわかるように「天皇は個人的な感情に蓋をして国のために尽くすのが当たり前」という考えの政治家や評論家も多く、人権について改善される見込みがなさそうなことに、ますますその心中を思いご同情申し上げています。

 で、「くるりんぱ」と話は戻るのですが、差別という論点から女性天皇、女系天皇を容認するのは無理筋だというちきりんの主張には同感ですが、ではもし皇位継承権のある男子が途絶えた時に天皇制どうするのか、という現実的な運用上の課題は残ります。その時こそ天皇制を廃止すればいい、という考えならば別ですが、将来、悠仁さまが天皇になって男子を残せなかった時のことを想定しておくことは必須でしょう。

 本当に男子が途絶えた場合に、遠い血筋の明治天皇からの子孫を新たに一般人から宮家として創設してそこから男性の天皇を選ぶのか、もしくは過去にも例がある女性天皇を認めるのか、恐らく二者択一になることでしょう。どちらにしても感情的には納得できない人も多いことでしょうが、この場合、僕は女性天皇の方が過去にも例があったことですし、血筋も近く抵抗が少ないので認められやすいかも知れないと考えています。

 そしてさらに「その次」はどうするのか、女性天皇の次は女系天皇を認めるかどうかということになるので、ここでまた大きな論議を呼ぶでしょう。ただ実はもうひとつ実効的な案があります。側室を認めることです。皇室で側室を廃し一夫一妻制を始めたのは大正天皇から。まだ天皇家の歴史の中では浅いのです。2人くらい側室をもてば男子が生まれる確率もぐっと上がるでしょう。もちろん女系天皇以上に側室は世の中の抵抗が大きいだろうとは思いますけど。

 まあその頃にはもしかしたら医学がさらに発展していて完璧な性別の産み分けができるようになっている可能性もあります。人工的に試験管で男の子を作ってしまうことも簡単かも。それはそれで倫理的にどうなんだという点では、側室とはまた別の論議が起きそうですが。結局時代の流れの中で国民が一番感情的に納得できる形をとるしかないだろうということです。そもそも天皇制自体が理屈ではなくエモーショナルな存在なのですから
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フェデラーV20

2018-01-28 22:58:21 | テニス
 全豪オープンテニス男子シングルス決勝はディフェンディングチャンピオンで第2シードのフェデラーが、第6シードのチリッチをフルセットの激闘の末に破り連覇を達成しました。これでフェデラーは全豪通算6回目の優勝になりジョコビッチと並ぶ最多タイ(オープン化以降)、そしてグランドスラム通算20個目のタイトルで自己の持つ記録をまた更新しました。

 決勝戦の立ち上がり、フェデラーは最高のプレーを見せて瞬く間に1セット目を奪取しました。この時点ではこの試合もストレートであっさりフェデラーが優勝を決めるんだろうと思って見ていましたが、2セット目に入ってチリッチが立ち直り、ここからは互角の勝負になりました。流れが両選手の間を行ったり来たりする展開で、ファイナルセットの途中までどちらに勝利が転がり込むかわかりませんでした。特に4セット目はチリッチのテニスが素晴らしく、フェデラーはサービス以外にポイントを取れないほどに追い込まれていました。

 しかしそこはさすがにフェデラーでした。苦しい展開の中からも活路を見出し、チリッチのわずかな隙を突いてリードを広げていきました。ファイナルセットはやはりチリッチとの経験の差が出たように思えました。36歳でのグランドスラム制覇はローズウォールのもつ37歳に次ぐ年長記録ですが、フェデラーならそれも今後塗り替えそうな気配が濃厚です。

 昨日の女子シングルスでは29歳のランキング2位、ウォズニアッキが初優勝。グランドスラムで初めてのタイトルを獲得しました。ウォズニアッキは20歳でランキング1位になりましたが、どうしてもグランドスラムで勝てずに長年苦しんできました。このまま無冠で終わるかと思われましたが、絶対王者がいないこの時代に再び調子を上げてきての初戴冠。そしてこれでランキング1位に返り咲きます。

 フェデラーを筆頭に男子もそうですが、女子も選手寿命が延びてベテラン選手の活躍が目立ちます。フレッシュな若手の躍進も楽しみですが、長年見続けてきた馴染み深い選手たちがいつまでも元気で頑張っている姿も、自分自身の励みになるので、これからもベテランたちの奮闘を期待したいと思います。
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ショック動画

2018-01-27 23:15:39 | テニス
 山本麻友美プロにレッスン会をしてもらいました。参加者が個々にテーマを決めて、ボレーやバックハンド、フォアハンドをもう一段階レベルアップするために丁寧に教えてもらいました。僕が選んだテーマはもちろん改良に取り組んでいるサービスです。秋からすでに3ヶ月以上、悩みながらも少しずつは良くなってきている手応えがありますが、ここで一度プロにきちんとチェックしてもらおうと思います。

 プロには「随分良くなっていますよ」と最初から誉められましたが、自分としては気になることがいろいろとあるので、いくつか質問をしながらアドバイスをもらいました。まず指摘されたのが足の向き。体を開く癖を直すためにかなり足をクローズドにして構えていたのですが、それは窮屈過ぎると言われました。体をロックしているためにワイドにサービスが打ちにくいし、無理して打つと股関節を痛めやすいと言うことでした。少しだけ爪先を前に向けることでもっと楽に打てるようになりますよ、というアドバイスをもらったので、早速取り入れてみます。

 もうひとつはトスの位置。自分でも少し後ろになっているかなと感じていましたが、プロによればもっともっと前で良いと。特にサービスダッシュするなら、体幹が崩れないギリギリまで前にトスを上げても良いということなので、これまでより1メートルくらい前にトスを上げてもよさそうでした。ちょっと正確にヒットするのが難しくなりますが、頑張ってなるべく前にトスを上げるようにしました。

 さて、この2点を主に改良して打っているところをスマホで動画撮影。自分の中ではフェデラーみたいとまではいかなくても、少しは華麗なフォームで打っているかなと思いながら見たら、もうこれがとんでもなくブサイクなサービスでした。と言うか、基本的には以前とあまり変わっておらず、辛うじて前よりは体の開きを抑えてしっかりとボールをヒットしているかなという程度です。

 一番ショックなのは、自分ではトロフィーポーズを作っているつもりでしたが、全くできていなかったこと。そして両足でしっかりとコートを蹴ることができず、片足を軸にして打っていたこと。自分の中でこの2つは以前からできていないという忸怩たる思いがあり、今回は意識して改良していたはずだったのですが、全然直っていませんでした。結果、相変わらずカッコ悪いフォームで打っていたわけです。

 恐らくサービスのリズム自体がすっかり長年の癖で染みついてしまっているせいでしょう。今さらトロフィーポーズをしっかり作ってタメのあるフォームから一気に両足で踏み切ってボールをヒットするというリズムでは打てないのです。これをできるようになるまでには相当の練習期間が必要そうです。

 もちろん美しいサービスのフォームを手に入れるのは積年の願いなので、諦めるつもりはありません。今回のショック動画を糧にして今後も改良は続けていくつもりです。3年くらいかければ変えられるかも知れないので、60歳を目標にして頑張ります。
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フェデラー1強時代に逆戻り

2018-01-26 23:52:22 | テニス
 ノーシードが2人も準決勝に勝ち上がって驚いた全豪ですが、決勝戦の組み合わせは順当にフェデラーとチリッチの対戦となりました。過去にこの2人は8勝1敗とフェデラーが圧倒しています。相性からしてもフェデラー絶対有利なんですが、チリッチの唯一の1勝はあの錦織を決勝で倒した全米の時の準決勝ですから、大一番でチリッチがまた覚醒しないとは限りません。それほどチリッチも勢いに乗っています。

 ただフェデラーは今大会めちゃくちゃ安定しています。苦しんだのは準々決勝のベルディヒ戦の1セット目くらいで、あとは余裕の勝利を積み重ねてきています。もちろんここまで全て1セットも落としていないストレート勝利。まあラオニッチ、デルポトロ、ゴファン、ジョコビッチといった本来なら対戦するはずの強敵たちが全てフェデラー戦を前に敗退していったという幸運もありましたが、それも含めて今大会のフェデラーの強さではないかと思えてきます。

 準決勝もチョン・ヒョンのリタイアによって短いプレー時間で済みましたから、疲れもそれほど溜まっていないでしょう。そうじゃなくてもスーパースターのフェデラーはナイトマッチに組まれるので、猛暑のメルボルンの強烈な日差しに焼かれることもありませんでしたし、チリッチよりはるかに疲労度は低いのではないかと思います。予想をすれば8:2でフェデラー有利というところでしょうか。

 もしフェデラーが優勝すれば通算20度めのグランドスラム制覇。まだランキング1位の座こそナダルから奪うことはできませんが、もはや状況はフェデラー1強です。昨年フェデラーとナダルの2強時代に戻って時計が10年巻き戻されましたが、フェデラー1強となるとさらに3年ほど時間を遡ってしまいます。さすがに年齢的に大会が続くと厳しくなりますが、体調を整えることさえできれば未だに一番強い36歳なんて、もはやレジェンドというよりも人間離れしています。

 今年はいくつグランドスラムを取るのか、そして1位返り咲きはあるのか、フェデラーの活躍が楽しみです。 
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怪我人多数のテニス界

2018-01-25 23:29:42 | テニス
 全豪オープンもいよいよ大詰めです。男子のベスト4はフェデラー、チョン・ヒョン、チリッチ、エドマンドの4人でした。フェデラーのみシードを守って順調に勝ち進みましたが、ナダルはチリッチとの準々決勝で途中棄権。ジョコビッチはチョン・ヒョンに負けてしまいました。ノーシードの選手が2人もベスト4に残るというのは、長年続いた4強時代には考えられなかったことです。

 4強時代が終止符を打ったように思えるのは、もちろん彼らが揃って30歳をこえて年齢的にピークを過ぎたせいもありますが、それよりも大きな故障を抱えているからです。フェデラーは一足先に故障の治療のため一昨年に半年休みを取り昨年から奇跡のカムバックを果しました。ナダルも同じく一昨年の後半休んで昨年から復活しランキング1位に返り咲きましたが、昨年終盤に再び故障してしまいました。今大会はやはり故障明けだったのが災いしたようです。

 ジョコビッチは昨年後半からフェデラーやナダルのように休みを取り、今大会で復帰をかけましたが、昨年のフェデラーのような完全復活とはいきませんでした。そしてマレーは昨年から休みに入ったままいつ復帰できるのかわかりません。さらにワウリンカも完調ではなく2回戦で大会から姿を消しました。故障明けのラオニッチは初戦敗退。錦織にいたっては下部大会に出場しましたが200位台の選手に初戦で負けてしまいました。ずっと元気なのはチリッチくらいなものです。

 2014~2015年あたりにトップ10を占めていたこれらの選手たちが次々に故障でドロップアウトしている現状は由々しき状況です。いまトップ10にいる選手たちは実力で上がってきたというよりは、上位が欠けていった繰り上がりという感じで、その証拠に今大会でもシードダウンが相次ぎました。最初に書いたようにノーシードが2人も準決勝に進む戦国時代の到来です。

 意外な選手が勝ちあがってくる状況は、もちろんこれはこれで面白いのですが、やはり真の実力者たちが覇権を争う構図が王道でしょう。もう少し大会数を減らすとか、コートの硬さを改善するとか、選手の健康を守る施策を取り入れていかないと、このままでは試合数が多いスター選手ほど早く潰れてしまうのではないかと危惧しています。
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大雪でテニス中止

2018-01-24 23:55:54 | テニス
 水曜日の夜から木曜日にかけて雪が降るという予報はすでに1週間以上前から出ていました。とは言え、きっと名古屋の雪なんて大したことはないから大丈夫だろうと甘く見ていました。コートは屋内ですし、少々降っても道路に積もるような雪でなければ問題はないと。

 実際、今日は午後4時半頃までは晴れていました。昼間に雪がちらつくことはありましたが、それも一瞬のことで、ちぎれて飛んできた雪雲が過ぎ去ればまた晴れ間が覗きます。この調子なら夜もなんとかいけるだろうと思い、夕方を前にしてメンバーに集合を連絡しました。

 ところが午後5時を過ぎた頃から一転して雲行きが怪しくなってきました。どんどん青空を黒い雲が浸食していきます。南の空はまだ明るいのですが、もうその一角を除いてほぼ真っ暗。と、思う間もなく雪が一気に降り出しました。あっという間のことです。

 5時半頃には「こりゃダメだ」という様相になりました。すでにテニスウエアに着替えてコートに向かって出発するばかりだったのに。メンバーに急いで連絡をします。すでにコートに着いている人、車で向かっている人、家を出ようとしている人、まだ職場にいる人。状況はそれぞれながら、みんな「うん、これは危ないね」という点では同意。屋内コートでテニスをしている間に車が雪で埋もれてしまって帰ってこられないことも十分にあり得るからです。

 しかもコートは窪地にあって、四方を坂に囲まれています。もし雪が積もってから脱出しようとしても坂から出られないかも知れません。以前にも似たようなことがあって、屋内コートから出てきたら一面の銀世界に変わっていました。その時はみんな帰るのに苦労しました。

 あまり雪が降らない名古屋ですが、なぜかテニスの時に限って大雪が降ることが年に1回はあります。この冬はこれが最初で最後になると良いのですが。
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松坂中日入団

2018-01-23 23:45:39 | 野球
 松坂大輔が中日にテストを受けて合格、入団することになりました。もっともテストは形だけで、最初から入団することは決まっていたようです。つまり中日は松坂を最初から戦力としては計算していないということです。森監督が松坂が西武にプロ入りした当時の投手コーチだった縁から、引退の花道を作ってやろうということでしょう。年俸も1500万円と格安です。

 もちろんそれだけで選手枠を1つ潰すことになるのはどうかという意見もありますが、今日のテストだけでナゴヤ球場には100人の報道陣が集まったそうですから、いかに松坂にまだニュースバリューがあるかということです。最近の中日はセ・リーグの中でも一番目立っていない地味な球団と言って良いでしょう。成績が振るわずスター選手もおらず、全国ニュースになるような話題はひとつもありません。

 そこで松坂に客寄せパンダをやってもらうということなら悪くありません。キャンプやオープン戦まではマスコミも客も引っ張れるし、グッズも作れば売れます。プロである以上、これは大事なことです。しかも中日で松坂が引退すれば、松坂の現役時代の所属球団はずっと「中日」と表示されますし、中日OBとして引退後に評論家活動をしたり、中日のコーチや監督として登場する日もあるかも知れません。しかも松坂はメジャーともパイプがありますから、中日とメジャーをつなぐラインにもなり得ます。これらのメリットを考えれば安い買い物です。

 さらに松坂が早速イチローにも「同じユニフォームを着たい」とラブコールを送っていましたが、未だに去就が決まらないイチローが地元の中日に戻ってきたらさらに話題沸騰です。まあイチローは日本球界に戻ってきてもオリックスということになるかも知れませんが、まずは松坂で注目を浴びることができるだけでもよしとしましょう。

 もちろん、松坂が戦力として役に立てば言うことなしですが、そこはさすがに多くを期待しないでおこうと思います。若い投手たちに何らかの良い刺激やアドバイスを与えてくれるだけで十分だと思いますから。
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次の試合に向けて

2018-01-22 23:50:36 | テニス
 ここでも書きました(「久しぶりの試合」)が、先月本当に久しぶりにミックスダブルスの大会に出ました。長年試合には出てなかったので、勝ち負け以上に楽しむことと怪我をしないことを優先して、お蔭で5試合で2勝3敗ながら楽しく一日を終えることができました。まあこの年齢になって勝負にカッカして頭に血が上るような修行の足りない人間ではみっともないですからね。特にミックスダブルスですしジェントルさが必要です。
 
 とは言え、テニスについては反省点もたくさんありました。何より朝が弱いという昔からの弱点がまったく改善されていなかったこと。と言うよりも、ますますエンジンがかかるのが遅くなっていた気がします。またスタミナ切れして1日の最後まで体力が持たないこと。さらにメンタル的にも冷静で余裕があったのは良かった反面、集中力が低く試合勘を失っていたかなという反省点もありました。

 技術的にもいくつも課題があり、特にサービスは改良途中だったのでまだまだ中途半端でしたし、肝心なところで決めボレーが決めきれずに返されてしまったポイントがいくつかありました。きちんと決めていれば勝てたのにと思うと、いくら勝ち負けにはあまりこだわらないとは言え、これはやはり残念です。ペアのS香ちゃんにも申し訳ないことをしました。

 と言うことで、ペアは変わりますが来月にまたミックスダブルスの大会にエントリーしているので、それまでに課題を少しでも改善していこうと思っています。来月の大会は先月の大会よりももっと真剣というか、イベント色が薄めのマジ大会なので、「勝ち負け」と「楽しむ」の混合比率も変わります。前回が3:7くらいだったとしたら、今回は7:3くらいで「勝ち負け」が優先です。

 まずは試合勘を取り戻すところからかな。いや、その前に早起き対策かも。冬は特に厳しいですけど、頑張って早起きしないと。あくまでも怪我をしない範囲内で頑張りたいと思います。
 
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