幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

小笠原の初登板

2016-05-31 23:59:40 | 野球
 プロ野球は交流戦が始まりました。大混戦のセ・リーグはこの交流戦で生き残らないと、一気に下位に沈んでいきそうです。と言うか、交流戦で5割を維持できればセ・リーグの首位に立てるかも。なにせパ・リーグは強いですから。

 中日はまずソフトバンクとの3連戦。パ・リーグの絶対王者という風格のソフトバンク相手だけに、勝ち越せれば十分、1勝2敗でもいいけど3タテだけは食らわないでくれ、というところです。その大事な初戦に谷繁監督はなんと高卒ドラ1ルーキー、昨夏の甲子園優勝投手の小笠原をもってきました。プロ初登板初先発です。なかなか思い切った起用です。

 その小笠原は度胸十分。5回を投げて被安打1、しかし与四死球は7。それで結果は失点1でした。運も味方につけたようです。打線が2点を取ってくれたので、勝ち投手の権利を保持してマウンドを降りました。このまま先輩投手陣がきちんと抑えてくれれば記念すべきプロ初勝利となるはずでした。

 しかし今の中日はこのリードが守りきれません。かつての救援投手王国の面影はないのです。案の定、福谷が打たれて最悪の逆転負け。ルーキーが頑張ったのに何をやってるんだかという不甲斐ない展開でした。

 とは言え、小笠原が使えそうなことがわかっただけでも収穫でした。とにかく思い切りが良くて度胸があります。将来のエースとしてじっくり育成するのが良いか、それとも実戦でどんどん使って経験を積ませた方がいいのか、それは僕にはわかりませんが、中日に久しぶりに楽しみな選手が入ってきたなと思います。
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雨ニハマケタ、ニシコリ

2016-05-30 23:59:53 | テニス
 全仏オープンテニス男子シングルス4回戦の錦織対ガスケ戦。錦織は第1セット4-2とリードし、さらに7ゲーム目40-40としたところで降雨で中断となりました。そして雨が上がって再開されたところで、そのゲームを奪われたのみならず、そこから連続で6ゲームを連取されてしまいました。2セット目も落とし、3セット目をようやく取り返したものの、最後までガスケに主導権を奪われたままセットカウント1-3で敗退。優勝さえ期待されていたのに、昨年のベスト8にすら届かない結果となってしまいました。

 直接的な敗因は雨でした。濡れたコートでボールは水を吸って重くなり、ラリーのスピードは遅くなってしまいました。速い展開で攻め込む攻撃的なテニスが身上の錦織としては、最悪のコンディションでした。いくら打っても決まりません。相手は粘りながらチャンスを待つガスケです。しかも地元の声援を一手に受ける好調なガスケです。錦織はより無理して決めにいきミスを連発します。ペースを握られてストレスをため込み疲れも倍加してしまいました。

 その疲れが間接的な敗因だったと思います。3回戦のベルダスコ戦でフルセットの戦いを強いられました。その影響が残っていたのだろうと思います。あの試合のベルダスコはかつての世界7位だった頃を彷彿とさせるような切れ味鋭いショットを連発していました。錦織が辛うじて勝ったのは称賛すべきことでしたが、かなり疲れが残ったことは想像に難くありません。さらに言えば1回戦でも雨で途中中断して2日がかりになってしまいました。これもより錦織の体力を奪ったと思います。

 もっと言えば、マドリードやローマの前哨戦が好調だったので、試合数が多くなり、その連戦の疲れも残っていたのではないかと思います。好調さの陰に隠れていた疲れが、本番のパリで影響を及ぼしたのではないでしょうか。錦織の課題は何より体力です。明らかにライバルたちより小柄で、それをスピードと運動量とセンスでカバーしています。疲れがそれらの武器を一気に鈍らせてしまいました。

 今回は錦織にとって不利な材料が揃ってしまいました。これはもう運がなかったと思うしかありません。運がなくても勝ち上がれるほどの実力はまだ錦織には備わっていないということです。恐らくジョコビッチならこれほど不利な状況でも何とかしてしまうことでしょう。それが世界1位との差なのだろうと思います。すぐに始まる芝の季節に早めに準備できることを幸運ととらえてウィンブルドンに期待したいと思います。
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大谷の「リアル二刀流」

2016-05-29 23:39:54 | 野球
 日本ハムの大谷がパ・リーグ公式戦では初めての「リアル二刀流」をしました。先発をするとともに6番バッターとして打者としても登場したのです。恐らく今度から始まる交流戦を見据えての起用でしょう。セ・リーグのチームの開催試合では当然打席にも入らなければならないですから。

 大谷は素晴らしい結果を残しました。投げては7回1失点、打っては3安打1打点と大活躍。勝利に貢献しました。チームの打棒が振るったので大谷一人で勝ったというわけではありませんが、それでも一番貢献したことには違いありません。

 こういう活躍を見せられると、大谷には二刀流の夢を追い続けてほしくなります。とにかく投打ともにあまりにもレベルが高く、これだけの選手は滅多に出てこないことは明らかだからです。ただ試合後に栗山監督が「2つのやるのは大変。今日見ていても、ばたつくよね」とコメントしたように、やはり大変なようです。疲れも通常の比ではないでしょうし、当然故障の不安もつきまといます。日本プロ野球の宝を簡単に壊すわけにはいきません。

 どちらかを取れと言われたら、やはり162km/hを出せる投手を取ることになるんでしょうが、今季はバッティングがあまりにも調子が良いだけに、やはりもう少し打者・大谷も見たくなります。交流戦では当然打席にも立ちますから、しばらくこの「リアル二刀流」を楽しみたいと思います。
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オバマの広島訪問

2016-05-28 21:54:16 | 政治
 伊勢志摩サミットが終わりました。名古屋もかなり警察の警備が厳しく、各所に大量の警官がいたりして物々しい雰囲気でしたが、無事に終わってホッとしているところです。

 ただ今回はサミットよりもオバマ米大統領の広島訪問の方がより重大なニュースでした。そして日本にとっては大きな成果だったと思います。オバマのスピーチ自体をいろいろと批判することはできると思います。具体的な話は乏しく抽象的な理念を語っただけです。そこには多くの各方面に対する配慮がありました。日本に対して、アメリカに対して、韓国に対して、それぞれ反発を招かないように言葉が選ばれていたので、オバマらしいスピーチの冴えも乏しかったのも確かです。

 それでも大切なことは米大統領が広島を訪れたことです。たとえ演説自体は満足がいかないものであっても、確かな変化への一歩だったと思います。オバマにとって広島訪問というのは政治的なリスクが大きい決断でした。任期が終わる直前だからできたということもあるでしょうが、核兵器を使用した唯一の国と、同じく被爆した唯一の国が、その恩讐を乗り越えて未来に向かって平和と核廃絶への道を協調して歩むことを示したのです。

 またこのオバマへの敬意とともに、彼の広島訪問を実現した安倍政権も今回は称賛すべきだと思います。安倍の経済政策を批判するのはたやすいし、また彼の復古的な思想信条も全く支持できませんが、だからと言って何でもかんでも無理やり非難すれば良いというものでもありません。少なくとも民主党政権時代より外交的にははるかに安倍政権は成功していると思います。実績は実績としてきちんと評価すべきでしょう。「是々非々」でなければ、真っ当な政治は行われず、ずっと政局が続いていくだけですから。
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ナダルの棄権と錦織の辛勝

2016-05-28 00:49:28 | テニス
 全仏オープンも3回戦。上位陣は比較的順調に勝ち上がっていますが、その中でナダルが手首の故障で棄権という衝撃的なニュースが入ってきました。今年はクレーシーズンに入って好調で、土の王者が復活かと大いに期待されていただけに残念でなりません。フェデラーも大会前に出場をとりやめ、ここにきてナダルも大会を去るということで、いよいよ時代は変わってきているのを感じます。

 こうなると、今大会で生涯グランドスラムを達成したいジョコビッチがますます有利になります。準決勝でナダルとの決戦が控えていたのに、これで決勝まで全く強敵が見当たらなくなりました。体力を温存しながら楽にジョコビッチが勝ち上がると、ボトムハーフから誰が勝ち上がったところでジョコビッチ有利は揺るぎません。

 さて、そのボトムハーフはマレーもバブリンカも錦織も苦戦をしています。錦織は3回戦のベルダスコ戦で6-3、6-4、3-6、2-6、6-4という苦戦を強いられて辛うじて勝ち上がりました。最初こそ良かったものの、2セット目からベルダスコがどんどん調子を上げてきたのに対し、錦織は何もできなくなってしまい、らしくないミスを重ねていきました。4セット目の様子を見ていたらこれはもう負けたなと覚悟するほど差がありました。

 しかしファイナルセットに入って、うまく先にブレイクできたところから流れが変わりました。錦織がようやく彼らしいテニスを取り戻し、逆にベルダスコのフォアの強打にミスが多くなったので、なんとか勝ちを拾ったという感じです。ここまで苦戦して体力を使ったことは残念ですが、こういう試合でもちゃんと勝てたということは錦織に実力がついた証明でもあります。

 4回戦の錦織の相手は予想通りにガスケに決まりました。ここのところかつての天敵に連勝していますので、錦織が有利だろうとは思いますが、なにせ場所がガスケの地元フランスです。パリの観客は贔屓が激しいので、恐らく錦織はとんでもないアウェーで試合することになります。せめてテレビの前から声援を送りたいと思います。
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AKB48選抜総選挙順位予想

2016-05-26 23:58:42 | AKB&乃木坂
 連日のAKB48ネタで申し訳ありませんが、昨年は5月14日に総選挙の順位予想をしていたので、今年も速報が出る前にやりたいと思います。

 今年の総選挙の見どころは多くありません。1位も神7もほぼ固定です。変わるとしたら選抜メンバーとなる16位までに入るのは誰か、ということと、後は「圏外」とならない80位までに入るメンバーは誰か、という言い方よりは「圏外」になってしまうのは誰か、ということくらいです。

 まず1位から。これは指原莉乃でほぼ間違いないと思います。昨年から今年にかけての指原はますますタレントとしてのパワーをつけて、完全にAKB48グループを代表する存在になりました。もともと選挙では強いですし、昨年はぶっち切りの1位でしたし、追い上げてきているメンバーも見当たらないので、昨年に続く連覇は確定的だろうと思います。票数が昨年を上回り20万を突破するかどうかが見ものなくらいです。

 2位は渡辺麻友だと予想します。本来なら新潟開催でNGTのメンバーであり昨年2位の柏木由紀と言いたいところですが、手越スキャンダルで離れたファンが多かったのが痛手。渡辺もあまり伸びる要因はなく停滞気味ですが、柏木の落ち込みと強すぎる指原に対する「アンチ」票を取り込むことにより2位になるのかなと思います。柏木は生き残ったファンの力で3位をギリギリで確保すると予想していますが、スキャンダルの影響が予想以上に大きい場合は4~6位争いに巻き込まれるかも知れません。

 4位~6位は各支店エース対決で混戦ですが、4位は山本彩ではないかと睨んでいます。この1年でもっとも活躍し目立って知名度を上げたのが彼女です。特に「365日の紙飛行機」でセンターでソロを取って多くのメディアに露出したのは大きかったと思います。選挙に弱いNMB48ですが、渡辺美優紀が今回出ないので、その票もある程度取り込んで昨年から順位を上げてくると思います。

 5位は昨年に続き松井珠理奈。昨年4位の高橋みなみの卒業により順当に繰り上がるかと思いましたが、昨年松井と山本の票差は8千弱。これだと山本の伸びに追い抜かれてしまいそうです。選挙に強いSKEですが、宮澤佐江の引退や柴田阿弥・松村香織・大矢真那の不出馬で余る票を珠理奈に回すよりも多くの若手メンバーを圏内に入れる方に回すと思います。山本だけではなく宮脇にも追い抜かれる可能性も十分ですが、支店エース対決に完敗するのはさすがに栄としてもプライドに関わるので食い止めそうな気がします。

 6位には宮脇咲良。彼女も今年は山本と同様に票を伸ばす可能性が高いメンバーですが、果たして珠理奈に届くかどうか。昨年は約2万4千票の差がありました。これを逆転するのはかなり厳しいと思います。なにせ「名古屋票」は手堅いので、仮に速報で宮脇が珠理奈を上回っていても、それを見て一気に栄陣営が押し返してきそうです。ただこれまでも彼女は予想を上回る票の伸びを積み重ねてきているので、山本、松井どころか柏木も追い抜き一気に3位くらいまでジャンプアップする可能性も否定はできません。

 そして神7最後の7位に島崎遥香。正直、伸びはあまり期待できませんが、「最後の総選挙」というフレーズが出てきているので、そうするとギリギリ神7は確保できそうな気がします。昨年の票数や実績から考えても、上には届かず下から追い抜かれることがない安定の7位だろうと予想しています。

 ただ唯一島崎を脅かす可能性があるダークホースがいます。それが「にゃんにゃん仮面」。謎のメンバーがどこまで票を獲得するのかが全く予想できません。本来持っているであろう「こじはる」票に、卒業した「たかみな」票を加えて、さらに面白がって入れる浮動票が加わるようなことがあれば、一気に上位に食い込んできそうです。最高4位くらいまで可能性があると思いますが、ここはギリギリ神7入りを逃す8位に予想しておきます。

 9位からは以下の通り。9位横山結衣、10位須田亜香里、11位北原里英、12位児玉遥、13位武藤十夢、14位入山杏奈、15位峯岸みなみ、16位古畑奈和。ここまでが選抜入りです。総監督は安定した票が入るでしょうし、須田は辞退した松村の票も取り込んで一気に昨年の雪辱を果たすでしょう。また北原は地元新潟開催のアドバンテージで余裕の選抜入り。児玉も昨年17位だった悔しさをバネに一気に選抜入りしそうです。13位武藤は選挙に強いので安泰。14位入山は昨年不参加だったので判断が難しいですが、一昨年20位でしたから、あれから卒業したメンバーの多さを考えると、抜けたところに入って順当に初ランクインしそうです。

 ここで注目は15位以下。峯岸はたかみな票も加えて今年は確実に選抜復帰と思っていましたが、まさかの「にゃんにゃん仮面」参戦で古参票が割れるので微妙な雲行きになってきました。また16位古畑は同じSKEの高柳明音と票の食い合いになりそうで、これも予想がつきません。もしかしたら峯岸が落選してSKE2人とも選抜に食い込むことも十分にあり得ます。

 17位以下の予想ですが、選抜入りの可能性もあるのは、僕の予想順位17位の高柳以外に18位小島真子、19位岡田奈々、20位朝長美桜、21位加藤玲奈、22位高橋朱里、23位木崎ゆりあ、24位向井地美音あたりですが、このあたりの順位はちょっとの票差で明暗が分かれますから果たしてどうなることか。シングルセンターの向井地がどこまで票を伸ばしてくるかも見どころです。
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「翼はいらない」はあの曲のアンサーソング

2016-05-25 23:58:48 | AKB&乃木坂
 AKB48の44枚目のシングル「翼はいらない」のMVが公開されました。と言っても、まだ発売前なのでショートバージョンですが、雰囲気は十分にわかります。それを見ると、なんと設定は1972年の大学紛争。全共闘世代が舞台になっていて、そこで頑張る4人の女性のストーリー仕立てのMVなのです。

 映画監督志望の向井地美音、フォークシンガーを目指す山本彩、詩を書く渡辺麻友、バレーボール選手の柏木由紀。それぞれが夢に向かって歩み続ける姿を描いています。これまでにもAKB48のMVではこういう映画のようなものはいくつもありましたが、今回はまた特に凝って作ったなぁという感想。とにかく当時の再現度が高いのです。

 と言っても、僕も1972年はまだ小学校6年生ですからキャンパスの中を実際に歩いたわけではありませんが、クオリティが高いのはわかります。この映画がどういう展開なのか、本編を見たいなぁと思ってしまいました。

 さて、そうなるとこの「翼はいらない」は、かの名曲「翼をください」へのアンサーソングなのかと思い当ります。赤い鳥が歌った「翼をください」は1971年に発表されました。テレビではほとんど放送されていないと思いますが、ラジオを通じて徐々に若者に浸透していった、我々の世代にはとても馴染み深い曲です。当然、「翼はいらない」もフォークソング調でヒットした「365日の紙飛行機」の系譜です。

 なぜ新しい世代に切り替えていくAKB48が、いまこのタイミングでこの曲を歌うのか、そこがわかりません。今回は向井地美音を単独センターに起用したように、かなり世代交代を意識したシングルです。しかも次の総選挙の投票券がつく恒例の夏曲。本来なら水着で砂浜で踊るようなアップテンポの明るい曲にするところを、わざわざ懐古趣味のフォークソングにして、楽曲にもMVにも夏らしさの欠片も感じられません。

 総選挙投票券付きの曲ですから最初からミリオンは間違いないでしょう。だからこそ攻めた曲でいくというならともかく、ちょっと秋元康も迷走しているんじゃないかと思ってしまいます。いや、悪い曲ではないと思うのですが。
 
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MINI クーパーS クロスオーバー

2016-05-24 23:27:00 | クルマ
 先日息子が追突されたので、クルマを修理中です。で、代車がミニでした。「ゴルフとミニとどっちが良い?」と聞かれたので、ミニと答えたのですが、用意されていたのは「MINI クーパーS クロスオーバー」。なるほど、そうきたかという感じです。

 僕だけではなく家族も乗るので、運転が下手な妻や娘のためにあまり大きなクルマだと危なっかしいからとミニにしたのに、このクルマは全幅なんと1790mm。全然小さくありません。堂々たるボディサイズです。お蔭で中も広いのは良いのですが、小回りもあまり効かないし、妻や娘がこすらないかと少々心配です。

 ただ、さすがBMWミニ。走りはしっかりしています。かつて乗っていたBMW330iMスポーツほどではないにしろ、きびきびと気持ちよく走ってくれます。思うように走り、曲り、止まるというのは運転していて本当に気持ちが良いものです。もちろんドライバーにとっては気持ちが良いですが、乗せられている方にとっては決して乗り心地が良いとは言えません。そのあたりも含めてBMWだなぁと感じます。

 もし今後MINIを買うとしたら、やはりドライバーズカーとして使いたいので、クロスオーバーやクラブマンではなく2ドアのベーシックなタイプが良いです。それで自分1人もしくは助手席に1人乗せるだけで軽快に走りたいものです。

 
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錦織初戦突破

2016-05-24 00:52:16 | テニス
 全仏オープンが開幕し錦織が順調に初戦を突破しました。今大会最低でもベスト8、できたら決勝まで進んでほしいところなので、1週目はできる限り体力を温存しながら勝ち上がっていきたいところ。そういう意味ではボレッリを相手に6-1、7-5、6-3のストレート勝利は悪くない結果です。

 強いて言えば2日がかりの試合になってしまい、2回戦まで中2日となるところが中1日になったのは誤算でした。これはもちろん雨による順延があったので仕方なかったのですが、第2セットでちょっと調子を下げて接戦に持ち込まれたから終わらせられなかったわけで、もし1セット目と同様にさくっと終わらせていたらと思うと、そこがちょっと残念でした。

 しかしグランドスラムのような大きな大会の初戦というのは、優勝を狙うような選手にとってはまだピークを先に置いているだけに難しいものですから、ストレートで勝てただけでも十分でしょう。とにかく3回戦まではギアを上げずエネルギーを使わずに勝てればいいのです。

 問題は2週目、4回戦からです。4回戦で対戦が予想されるガスケもしくはキリオス戦で、しっかりしたテニスをして勝ち上がっていければ、今大会最大の山場となる準々決勝のマレー戦でも十分チャンスはあるでしょう。マレーに勝てれば決して現在調子が良いとは言えない準決勝のバブリンカにも勝てる可能性が高いです。そうすれば2014年全米以来のグランドスラムの決勝戦です。

 あの時は4回戦のラオニッチからバブリンカ、ジョコビッチと死闘を3連続で繰り広げてしまったために、決勝のチリッチ戦ではすっかり抜け殻のようになっていました。あの時の二の舞にならないように、この調子で勝ち上がっていってほしいものです。
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独占欲が生む不幸

2016-05-22 23:59:48 | 男と女
 女性アイドルが男性ファンに20か所以上刺されて重体という悲惨な事件が起きました。ファンというよりもストーカーになっていたようで、虚像としてのアイドルではなく、実物の本人と付き合えると勘違いして起こした悲劇という気がします。AKB48が「会いにいけるアイドル」を標榜して以来、アイドルとファンの距離感がぐっと縮まった結果、ファンはアイドルに対して何らかの妄想を抱くようになり、それが行き過ぎるとこういう事件が起きるのかなと思います。

 これは暴走してしまうファンだけを批判すれば済む問題ではありません。ファンにそういう妄想を抱かせるようなシステムを作り上げたのはアイドル側ですから、時には妄想をこじらせてしまうようなファンが生まれるリスクも当然抱えていることを認識すべきです。「僕だけの○○ちゃん」だと思い詰めた時に、彼女が思い通りになってくれないから刺す、という安易な飛躍にたどりついてしまうことだってあるということです。

 嫉妬から生まれる独占欲はまず碌なことになりません。人は誰であっても他人を思い通りにすることなどできないということを学校できちんと教え込むべきです。それを学ばずに大人になると、思い通りになってくれない他人を傷つける行為に走ります。これは本当に誰でも簡単にそうなります。独占欲ほど人を簡単に歪めるものはなかなかありません。

 ゴールデンボンバーの新曲のタイトルが「水商売をやめてくれないか」です。何とも切ないタイトルです。タイトルだけでほぼ歌詞の内容の推察がつきますが、実際その通りの歌詞です。男は彼女の水商売をやめさせるほどの財力もないけれど、でもイヤなんです、仕事であっても彼女が他の男と仲良くするのが。頭ではわかっていても、気持ちがそれについていけない、むしろ気持ちが上回ってしまうのが独占欲なのです。

 水商売ではなくても男性相手に営業や販売の仕事をしている女性は、彼氏から見たらきっと心配だし不安でしょう。「お客さんだから仕方ないでしょ」などと言われても、嫉妬心と独占欲がむくむくと頭をもたげてきます。「モテそうな男の人はイヤ」という女性は意外なほど多いです。これも独占欲に支配されてしまう自分がイヤなのでしょう。

 それだけ強い力があるからこそ、そこに目を付けたアイドル商売が儲かるわけですが、独占欲は不幸しか生まないということをくれぐれも肝に銘じておかないと、本当に人生をダメにしかねません。ま、半分は僕自身に言い聞かせていることです。なにせ思い通りにならないような女性は峰不二子以来ずっと魅力的ですから。
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