幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

コーカイ日誌で振り返る2011年

2011-12-31 02:18:44 | 時事
 年末恒例企画「コーカイ日誌で振り返る一年」。まずは社会的な事件から。

 年明けは比較的平和だった今年。ランドセルをプレゼントする伊達直人で始まりました(「タイガーマスクの活躍」)。しかし3月の東日本大震災(「マグニチュード8.8、その時」)以降は世の中が一変。震災と騒乱の一年になってしまいました。野田内閣が発足(「野田内閣の感想」)、名古屋(「河村たかしを勝たせたのはアンチ東京の意識かも」)と大阪(「橋下は本当に大阪を変えられるのか」)で既成政党を破る地方首長が登場しました。国内外での天災、テロや騒乱、とどめは年末の金正日の死(「金正日死去と今年の重大ニュース」)と本当に激動の一年でした。

 社会的な事件だけではなく、このコーカイ日誌で好んで取り上げるテレビの世界でも地上デジタル放送がスタート(「アナログ停波」)するという大きな転換期がありました。また夏には島田紳助が突如引退(「島田紳助の引退と鑑定団」)して、その後継者争いも注目されました。ドラマについては先日の「2011年極私的ドラマアカデミー賞」をご覧ください。

 スポーツ界では何と言っても、なでしこジャパンの優勝(「なでしこジャパン世界を制す」)が大きなトピックでしたが、テニス好きとしては錦織圭がジョコビッチを破る(「錦織が起こした「バーゼルの奇跡」)など大きな飛躍を遂げたのも素晴らしいニュースでした。

 反面、名古屋のファンとしては、中日が球団史上初の連覇(「中日辛うじてゴール」)こそ果たしたものの日本一を逃すし、グランパスは惜しくもV2を果たせず(「2年連続の名古屋ダブル優勝ならず」)、良いところまで行きながら最後の最後で手が届かなかったのが残念でした。

 個人的にはまず2月にとうとう大台(「50才という響きにいつ慣れるのだろう?」)に乗りました。年末には初めて遠近両用メガネを買ったし(「遠近両用メガネデビュー」)、確実に老いは近づいてきています(「50代はもう初老?」)。

 ただそうは言っても50代になって守りに入る気はさらさらなく、むしろ積極的に趣味の世界では攻めています。音楽では発表会とは言え、ライブハウスでの初めてのバンド演奏を経験(「初ライブでレベルアップ?」)、さらに6月の発表会では初めて満足できる演奏ができました(「練習を超える本番もある」)。コーカイ日誌には書いていませんが、新たにピアノも習い始めています。

 さらにライブにもせっせと足を運び、会社の後輩Y口のライブで小沼ようすけ(「小沼ようすけのギターと」)や中村健吾(「ウッドベースをたっぷり聴いたライブ」)を聞いたのを始め、ブルーノートで本田雅人や太田剣(「テニスとサックスの日々」)、寺久保エレナ(「名古屋ブルーノートで寺久保エレナ」)、「マンハッタン・ジャズ・クインテット」やデイブ・コーズ(「まるでニューヨークにいるかのような」)など、次々とジャズのライブに通ってみました。さらにはナゴヤドームで小田和正まで(「小田和正ドームライブ」)見に行き、本当に生涯で一番ライブに行った一年でした。

 テニスは相変わらず充実していました。単にテニスをたくさんしたというだけではなく、山本麻友美プロに何度も無謀なチャレンジしたり(「クリスマス決戦も惨敗」)、山本プロの勧めでテニスシューズ用の「オリジナル・インソール」を作ったり、プリンスカップに出たり(「プリンスカップ準優勝」)、テニスマガジンにデカデカと載ったり(「雑誌4ページ独占掲載!?」)、サークルの25周年記念のTシャツを作ったり(「オリジナルTシャツ記念撮影」)と、プレイする以外のところでもいろいろ楽しいことがあった一年でした。

 家族のことでは息子の就職と娘の大学進学が決まり(「娘の合格」)それは本当にホッとしましたが、その前に義父が亡くなったのは残念でした(「義父の死で東奔西走」)。また義父の遺言書で振り回される(「遺言書を作る、その前に」)なんてこともありました。

 訃報と言えば、今年は個人的に好きな著名人が次々と亡くなった年でした。4月に田中好子(「スーちゃんの訃報」)、5月に児玉清(「児玉清さんの死を悼む」)、6月にピーター・フォーク(「ピーター・フォークの死とコロンボ」)、7月に小松左京(「小松左京はヒーローだった」)、10月にスティーブ・ジョブズ(「ジョブズはキライじゃないけれど」)と北杜夫(「子どもの頃、北杜夫が人生の師だった」)、11月に立川談志(「談志で一番思い出すこと」)、12月に森田芳光(「森田芳光とその作品と」)。

 振り返ってみると、僕が青春時代に大きな影響を受けた人たちがたくさん亡くなった年でした。それも自分が50代に入り、父親もしくはアニキ世代が鬼籍に入る年齢になったからでしょう。年は取りたくないものですが、こればかりは仕方ありません。来年はどんな年になることやら。今年一年、お付き合いくださった読者の皆さま、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

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最後まで笑わせてもらった忘年会

2011-12-30 11:51:12 | 日記
 昨晩はテニスサークルの忘年会でした。今年で25周年を迎えたサークルですから、忘年会も25回目、かどうかは記憶が定かではありません。やらなかった年も二、三回あったような気がするので。ただ、ここ10数年は確実に毎年忘年会をやっています。参加者も多い時は20人以上、今年も結局19人集まりました。

 今年の忘年会は集まった人数もさりながら、新しい人から古参までバランス良く揃ったのが良かったです。古いメンバーばかりなら気心も知れて気楽ではありますが、やはり常に新陳代謝していないとグループとしてのダイナミズムが失われてしまいます。まあそんな難しいことではなく、新人さんがいた方が盛り上がるという単純な話。

 毎年忘年会の恒例で参加歴の浅い人から順番に短いスピーチをしてもらうのですが、ここ3年くらい毎回トップバッターになっていた秋田美人のK奈ちゃんが「今日は自分より前に何人もいて嬉しい」と言ったように、一気に新人の参加が増えました。サークル歴2年未満が6人、3~8年が6人、10年以上が僕も含めて7人と、新人、中堅、古参のバランスが見事でした。

 いろいろとここでは書けないような面白いネタもたくさんあったのですが、最後の最後で笑わせてくれたのが僕に次ぐ最古参メンバーのK上くん。終電に乗って帰らないと奥さんにこっぴどく怒られると言いながら、二次会の店を出た途端にダッシュで走り去っていったのですが、のんびり歩いていた僕たちと結局地下鉄の駅の入口で鉢合わせしたのです。「どうしたの?」と聞いたら、「走る方向を間違えた」と。反対の駅に向かうはずが、思いっきり逆走していたのです。

 そこからまた来た方向に猛ダッシュしていきましたが、その時点ですでに終電に間に合わないことは確定していたので、きっと奥さんから「朝まで生説教」間違いなしだと思います。相変わらずのエピソード王、最後の最後まで、本当に笑わせてくれました。

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2011年極私的ドラマアカデミー賞

2011-12-29 11:59:17 | テレビ・芸能
 コーカイ日誌年末恒例企画「極私的ドラマアカデミー賞」((2007年2008年2009年2010年)の発表です。とは言え、最近あまりドラマを見なくなってしまったので、かなり偏りがあります。それは自覚した上で書いていますので、ノークレームでお願いします。

 まず作品賞から。ノミネート5本は『デカワンコ』、『マルモのおきて』、『JIN-仁-』、『勇者ヨシヒコと魔王の城』、『坂の上の雲』です。あまりドラマを見ていない割に良い作品が揃いました。視聴率的には最終回に40%をクリアした『家政婦のミタ』がダントツですが惜しくも5本には入りませんでした。やはりこの中では『坂の上の雲』が1位です。これはもう仕方ありませんというほどのクオリティでしたから。次点は今年見たドラマの中で一番衝撃的でクリエーティブだった『勇者ヨシヒコと魔王の城』。よくできたドラマと言うことなら『JIN-仁-』なんですが、パート2ということもあって惜しくも3位です。

 次に主演男優賞。ノミネートは本木雅弘(『坂の上の雲』)、阿部サダヲ(『マルモのおきて』)、大沢たかお(『JIN-仁-』)、山田孝之(『勇者ヨシヒコと魔王の城』)、神木隆之介(『11人もいる!』)。みんな良いのですが、ふざけた役を真面目に演じきった山田孝之に。山田はどんどん変な役にはまっていっているので今後がさらに楽しみです。次点は子役を相手にしながらうまく自分を出しドラマをまとめた阿部サダヲにします。

 続いて主演女優賞。ノミネートは多部未華子(『デカワンコ』)、天海祐希(『BOSS』)、江角マキコ(『ブルドクター』)、新垣結衣(『全開ガール』)、松嶋菜々子(『家政婦のミタ』)。多部ちゃん以外はやたらと背の高い女優ばかりになりました。主演は身長があって堂々としている方が見栄えがします。この中ではコメディエンヌとしての非凡な才能を遺憾なく発揮した多部未華子に。あの顔芸は素晴らしいものでした。彼女あってこそのドラマだったという意味でも一番です。次点は新境地を開拓した松嶋で。これで松嶋の演技の幅が広がりました。

 助演男優賞。ノミネートは沢村一樹(『デカワンコ』)、鈴木福(『マルモのおきて』『妖怪人間ベム』)、内野聖陽(『JIN-仁-』)、阿部寛(『坂の上の雲』)、香川照之(『外交官・黒田康作』『南極大陸』『坂の上の雲』)。もっとも充実した部門です。『坂の上の雲』からは他にも入れたい役者がたくさんいますが、ここは代表して阿部と香川の2人にします。シリアスとコメディの振り幅の大きさを見せた沢村も良かったし、内野の龍馬も相変わらず良かったのですが、やはり役にぴったりはまっていた阿部寛にします。次点は沢村。香川はもう常連なので敢えて外しました。

 助演女優賞。ノミネートは芦田愛菜(『マルモのおきて』)、綾瀬はるか(『JIN-仁-』『南極大陸』)、木南晴夏(『勇者ヨシヒコと魔王の城』)、杏(『妖怪人間ベム』)、広末涼子(『11人もいる!』)。ここは今年の顔である芦田以外にあり得ません。主演を食ってしまった見事な演技でした。次点はそれぞれに個性的で迷うところですが、特に美人でもないのに妙な魅力を発揮した木南に。

 最後に恒例の期待外れ賞はダントツで『江~姫たちの戦国~』に。何回も取り上げてしまいましたが、とにかく脚本がひど過ぎました。あれを演じさせられた俳優陣にも同情します。誰も彼もが下手くそでダメな役者に見えたくらいです。大河ドラマ史上に残る駄作としてここに記録しておきたいと思います。

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ゴルフに呪いの言葉を吐く男

2011-12-28 02:53:16 | Mっちゃん
 僕はゴルフをやりません。ゴルフゲームは好きだし、ゴルフマンガもよく読みますし、もちろんテレビのゴルフ中継も日曜の午後に見ていたりしますから、ゴルフに関する知識は結構ありますし、ゲームとしてのゴルフは好きです。ただ実際にプレーはしません。理由は単純で、ゴルフする時間とお金があればテニスしたいからです。

 性格的に恐らくゴルフをすればハマるだろうと思います。それなりに上達するまで頑張ると思いますが、幸か不幸か周りにゴルフをする人がおらず誘われることもないし、仕事上の付き合いでゴルフをする必要もないので、この年までゴルフに近づかないで過ぎてきました。かつて景気が良かった時代に、若い女性の間でゴルフがブームになっていた時は「これはやらなければ」と思ったこともありましたが、今ゴルフをしているのは、「かつて」の若い女性ばかりなので、その点でもゴルフに対するモチベーションはあまり上がりません。

 僕の友人のMっちゃんも同様にこれまでゴルフをせずに生きてきました。彼の場合は僕のテニスに代わる趣味がナンパだったわけですが、いずれにせよゴルフ以上に好きなことがあるという意味では同じです。本気で取り組める趣味はどうしてもひとつに絞り込まれてしまいます。本当に好きな異性がいたら二股なんてできません。

 そのMっちゃんが先日ゴルフをやったというのです。それもコースに出てプレイしてきたと。驚きました。ゴルフ経験は大学生時代に友達と連れだって卒業記念にコースを回ったことがあるらしいのですが、それ以来だから約30年ぶり。その間、一度たりともクラブを握ったことはないそうです。もちろん大学生の時も遊びでクラブを振り回していただけで、ちゃんとゴルフを練習したわけではないのですから、全くの初心者と同じレベルだと思います。

 Mっちゃんの新しい上司がやたらとゴルフが好きで、強引に引っ張り込まれたらしいのですが、用具一式中古で25000円という格安で買い揃え、全く練習もせずにいきなりコースに出るなんて無謀も良いところです。もちろん結果は惨憺たるもので、スコアは「230くらい」だそうです。そんな天文学的数字ですからちゃんと数えていないとか。適当に書いていたら大体そのくらいになったんだそうです。

 当然同じ組の人間だけではなく、後ろもつかえて迷惑するし、本人もあちらこちらに飛ぶボールを追いかけて走るのも疲れるし、空振りしたりダフったりして筋肉痛になるしで散々な目に遭ったそうです。最後の方はさすがのMっちゃんも「なんでこんなことをやらにゃならんのだ」と本気で不機嫌になってしまい、家に帰るなりゴルフに対する呪詛を家族に吐きまくったそうです。僕に対しても「ゴルフなんて最悪だ、やっている人間はみな人相が悪い、悪人顔ばかりだ、環境破壊で良いことなんかひとつもない」と悪口ばかりです。

 そもそも未経験者がいきなりコースに出ればそうなるのは目に見えています。Mっちゃんもせめて打ちっ放しでアイアンくらい練習しておけば、230ではなく160くらいで回れたかも知れないのに、神経が人の10倍くらい太いので「なんとかなるだろう」と思ったのでしょう。練習しなければなんともなりません。

 これに懲りてもうゴルフはきっぱり断るのかと思いきや、なんと来夏の社内コンペの幹事を押しつけられたそうです。ゴルフコンペの幹事をMっちゃんのようなズブの素人に押しつけるとは、上司も本当に良い度胸をしています。たださえMっちゃんも英会話で大変な目に遭っているのに、この上ゴルフとは受難続きです。見ているこちらは面白いから良いけど。

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遠近両用メガネデビュー

2011-12-27 01:17:47 | 日記
 メガネを新しく作りました。前回が2008年3月だったので3年9ヶ月ぶり。と言っても、前のメガネが古くなったわけでも見えなくなったわけでもありません。いや、正確には見えなくなってきたからなのですが、近視が強くなったわけではなく、老眼が入ってきたからです。つまり今回作ったのは遠近両用メガネです。

 これまでは3年前に作ったコンランのメガネでクルマの運転をしていましたが、このメガネだと暗いところで細かい文字を読むのが辛くなってきました。もちろん普段の会社のデスクワークでも新聞の文字くらいの大きさがあれば問題ないのですが、もっと小さな文字は読めても疲れるようになりました。なのでさらに前の2004年3月に作ったポール・スミスをデスクワーク用に使っています。こちらは0.3~0.4くらいしか見えない代わりに近くは楽です。もちろんクルマの運転には向きません。夜なんてかなりスリリングなドライブになってしまうので怖いです。

 と言うことで、この2本を使い分けるのも面倒だし不便なので、コンランとポール・スミスの両方の良さを兼備したメガネが欲しいなと思って、いつものメガネ屋さんで作ったのが、今回の遠近両用メガネです。ただし、視力をちゃんと測定したところ、僕の老眼はまだごく弱いので、本格的な遠近両用という感じではなく、レンズ上部は1.0が見えるくらいにして、下部は0.4くらいに度数を弱めたごく緩やかなレンズになりました。なのであまり掛けていても違和感もなく、もっと言えばコンランとの違いもあまりわかりません。

 もちろんちゃんと見れば「ああ、見え方が違うな」ということはわかるのですが、それよりもあまりにも自然な見え方なので、全然遠近両用メガネ感がありません。ごく普通に使えるのは大変ありがたいです。いちいち遠くを見る時には上目遣いになったりしなくても良いし、新聞を読む時にも顎を上げて見下ろすようなポーズを取らなくても済みますから。

 ちなみにフレームはドレスコードというブランドにしました。これまでより上下の幅がぐっと広くなり、デザインもいまどきな感じです。前回のコンランでも高いなと思ったのですが、このドレスコードはもっと高くて、フレームの定価は4万円台半ばです。まあメガネは本当に大事な道具なので少々金をかけても良いとは思っていますけどね、って、毎回メガネを新調するたびに書いていますが。

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いよいよ今年も押し詰まってきた

2011-12-26 01:32:56 | 日記
 今年のクリスマスも終わりました。23日から25日までの三連休で、いったいどれだけの人がクリスマスを愉しんだのでしょう?実は僕の周りにいるのは中年ばかりで若者が少ないので、話を聞くと意外に地味に過ごしていた人が多かったのですが、それは今年の全体的な傾向なのか、それとも単なる偏った人たちの傾向に過ぎないのかもよくわかりません。

 僕の場合はクリスマスというよりも単なる三連休という感じだったので、相変わらずテニス三昧で過ごしました。ただ昨日は名古屋でも雪がちらつく本格的な寒さでしたから、かなり外でのテニスは辛かったです。4時間の練習時間のうち後半2時間は屋内コートだったので助かりましたが、そうじゃなければ凍え死んでいました。

 もっともこんな厳しい寒さの中でも屋外でナイターテニスをしている人たちが結構いるのですから、それはそれで驚いてしまいます。気温は冷蔵庫以下、風が吹けば体感温度は冷凍室並み。いくら体を動かせば少しは温かくなるとは言え、基本的にはテニスをする気候ではありません。そんな中でテニスをしている人々を見ると、さすがにちょっと引いてしまいます。まあ自分たちだって、家から一歩も外に出たくないと思っている人から見れば十分におかしな人種ではあるのですが。

 ともあれ、昨日のクリスマス練習会で今年のサークルの練習会は全て終了しました。残すは忘年会のみです。一年間、一緒にテニスを楽しんだ仲間たちとわいわい語り合いながら美味しいものを食べるサークルの忘年会は、僕が一番好きで楽しみにしている忘年会です。いよいよ年の瀬、押し詰まってきました。

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クリスマス決戦も惨敗

2011-12-25 02:37:14 | テニス
 3週間前山本麻友美プロとその妹分の元インカレダブルスチャンピオンT村さんの女子ダブルスペア相手に26ゲーム連続で取られるという屈辱を味わった我々は、イヴの昨日にまたもや「炎の体育会TV」リアル版のクリスマス決戦を挑みました。メンバーはこの企画のレギュラーである僕とM原準教授とM本代表取締役社長。社会的地位も良識もある(はずの)いい年した中年オヤジ3人が、もうクリスマスイヴなんて浮ついた世間の雰囲気は一切かなぐり捨てて、20代の女性ペアに真剣勝負を挑みました。

 結果は1-4、0-4、0-4、1-4、1-4、1-4。トータル4-24。3週間前はエキストラゲームを含めても1-27だったのですから、少しは進歩したと考えるべきなのか、それともいずれにしても全く歯が立たなかったという意味では大差ないと考えるべきなのか。まあどちらも間違ってはいないのでしょう。

 救いは山本・T村組もそこそこ真剣だったこと。ショットの威力や精度の高さは、この2年弱の中でも最高レベルでした。特に山本プロの得意であるフォアハンドでは、センターへの強打、トップスピンロブ、ショートクロスを自在に駆使されていいようにやられてしまいましたが、以前よりもはるかに強いボールやラインギリギリを狙ったショットが多く、それだけ真剣にプロもポイントを取りにきているなとは思いました。

 このペアはネットプレーが得意なT村さんが前にいて、ストロークが得意な山本プロが後ろにいる雁行陣の場合は隙がありませんが、逆にT村さんのサービスゲームで山本プロが前の時はこれまでチャンスがありました。ところが昨日は山本プロが前にいる時はサインを出して、ポーチを多用してきていました。もちろん時々はうまく裏をかいてストレートを抜ける時もあるのですが、トータルで考えればやはり山本プロのポーチの動きにやられた部分も多く、ますますチャンスが少なくなってしまいました。

 と言うことで、せっかくのクリスマス決戦も惨敗ではありましたが、山本プロにいつかは本気を出させるというかつての目標の達成はかなり近づいてきています。本気で相手してもらってからが僕たちの力試し本番ですから、来年はもっとレベルを上げていかないとなりません。

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オダジョーは本当に5番手か?

2011-12-24 01:31:06 | 広告
 いよいよクリスマスイベントが最盛期を迎えました。イルミネーションは輝き、クリスマスソングは鳴り響き、レストランはカップルで満ちています。それを横目に「リア充死ね!」と呪いの言葉を浴びせている人たちもいて、相変わらず日本のクリスマスは何ともおかしなことになっています。

 と言っても、バブル期の狂騒に比べればこのご時世のクリスマスは静かなものです。あの頃はクリスマスパーティが連日各地で繰り広げられていて、ビンゴで豪華な賞品が乱舞していました。タクシーは全くつかまらず、タクシー券や札束を振り回してタクシーをつかまえるという連中もいたくらい。僕もタクシーをつかまえられずに1時間くらい歩いたことも何度かありました。

 もっとも「恋人たちのクリスマス」というような印象的な思い出は特にありません。クリスマスは大昔は家族で祝うもの、後にみんなでパーティをするものであって、恋人と過ごす日ということになったのはそれほど古い話ではないからです。少なくとも僕が結婚する頃まではカップルがうじゃうじゃ街を練り歩く日ではありませんでした。クリスマスプレゼントは1000円程度のものを買ってきて交換会をすることはあっても、何万円もするアクセサリーやバッグをプレゼントしたことはありませんでした。

 それがいつの間にかカップルの日になってから随分とおかしなことになりました。NTTドコモのCMで、オダギリジョーが26日ならOKという女性からのメールに「3番手じゃん」と思ったら、渡辺謙に「5番手です」と諭される内容のものがオンエアされています。面白いなと思いましたが、これもクリスマスは常にカップルで過ごすものだ、という前提が存在していなければ成立しません。昔のように家族や仲間とパーティをするのが当たり前だったら、「5番目の男」という話にはならないからです。

 ま、26日はもうクリスマスは終わっていますから、本当に5番目かどうかも疑わしいですけどね。僕が女性なら5番目と会うのはその前の週の週末、今年なら17日か18日に過ごします。祭りの後の26日よりは一週間前の土曜日の夜の方が気分は盛り上がるでしょうからね。と言うか、今年のような三連休になるなら、本当にモテる人は昼と夜の二部制にするんじゃないかな。24日夜、25日夜、25日昼、24日昼、23日夜、23日昼、22日夜で7番までこなせます。26日なんて順番もつかないくらいどうでも良い相手でしょ、やっぱり。

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森田芳光とその作品と

2011-12-23 02:13:18 | 映画
 映画監督の森田芳光が亡くなりました。まだ61才。早すぎると思います。今年はどんどん個人的に思い入れのある著名人が亡くなっていきます。森田も日本の映画監督の中でも五指に入るくらい好きでした。もっと映画を撮って欲しかったのに残念でなりません。

 森田の映画を最初に観たのは『の・ようなもの』でした。当時は大学生で映画館に入り浸っていて、上映している映画で少しまともそうなものは全部見るというくらいフリークでした。年間に100本以上の映画を劇場で見るなんてことは、今の僕には考えられません。『の・ようなもの』は映画評で高く評価されていたので遅ればせながらという感じで見に行きましたが、まだ10代の僕には正直それほどピンとはきませんでした。

 次に見たのが『家族ゲーム』です。これにははまりました。松田優作を単なるアクションスターじゃないなと思ったのも、伊丹十三を見直したのもこの映画からです。ATGの映画としても独りよがりになっていない作品として素晴らしいと思います。続けて『メイン・テーマ』も見ました。ATGから角川映画という落差に森田芳光という映画監督の融通無碍さを感じました。

 そして『それから』です。夏目漱石の世界が森田監督独特の非現実感とうまくマッチしていて、これも面白いと思いました。その後『おいしい関係』とか『未来の思い出』とか僕は好きだったんですが、あまり評価されない作品が続きます。『キッチン』なんて興行的に大失敗でした。数年、森田は映画を撮らない時期が続きました。

 そんな中で黎明期のパソコン通信を描いた傑作『(ハル)』が発表されました。当時パソコン通信にはまっていた僕は、パソコン通信上でこの映画を絶賛していました。この映画は本当に青春映画としてもデジタル世界を描いた映画としても傑作です。当時まだ新人だった内野聖陽と深津絵里の初々しい演技も見事でした。

 森田監督作品はその後も『失楽園』『阿修羅の如く』『間宮兄弟』『サウスバウンド』『武士の家計簿』など話題作が続きましたが、結局僕には『家族ゲーム』と『(ハル)』です。この2本があるだけで、森田芳光は日本映画史に残ります。森田の映画はどんな原作、どんな脚本、どこの配給会社であっても森田らしさが常にありました。「なにを描く」かよりも「どう描くか」を追求した監督だったと思います。まさに映画における監督の力を感じさせる人でした。ご冥福をお祈りします。

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オリジナルTシャツ記念撮影

2011-12-22 01:35:16 | テニス
 サークルの創設25周年記念オリジナルTシャツも完成し、メンバーの大半にも行き渡りました。昨夜は山本麻友美プロと一緒にサークルのナイターテニス会メンバーで集まって、みんなでTシャツを着て記念写真を撮りました(カメラは山本プロのiPhone)。オリジナルTシャツは23色あるので、今回写真を撮った6人も全員が違う色にしてみました。僕がホワイト、山本プロがグリーン、他のメンバーはブラック、バーガンディ、ネイビー、オレンジ。僕のホワイトだけサークル名がオレンジになっていて、他の色は全てサークル名が白です。

 25周年のロゴマークは背中についているので、前から見ると結構シンプルですが、色が華やかなので印象は派手だと思います。もちろん背中から見ると、大きなマークが目立つのでちょっとオッという感じに仕上がっています。過去2回作ったオリジナルTシャツよりも生地もプリントもしっかりしているし、実際着心地も良いです。デザインもより洗練されてきたと思うので、かなり満足な出来映えです。

 今年で25周年は終わってしまいますが、このTシャツを着て来年はいろいろなテニス大会にみんなで出ていければ楽しいだろうと思います。まずはサークルのメンバーに大集合をかけて、記念写真を撮影したいものです。23色のうち何色集まることができるかわかりませんが、きっと華やかな写真になりそうです。

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