幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

『東大王』終了

2024-09-19 23:55:17 | クイズ
 昨日で『東大王』が終了しました。7年半にわたって放送されてきましたが、後半の数年は迷走を繰り返していたと言っても良いでしょう。ピークは鈴木光が卒業した時でした。後はずっと「ポスト光ちゃん」を探し続けて失敗した歴史でした。こう書けば、いかに本筋から外れたところで番組側が努力をしていたのかわかろうというものです。クイズ番組で大事なのはクイズのクオリティであり、出演するタレントのクオリティではありません。クイズ番組を見ているのはクイズ好きなのですから、クイズそっちのけでタレントを探していたら、彼らにそっぽを向かれて人気が下がるのも当たり前です。

 『東大王』だけではなく『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』も終了が発表されました。こちらもクイズよりもタレントがいかに面白くクイズを答えるかに演出が力を入れていました。大昔のテレビのクイズ番組というのは視聴者参加型が多く、それだけクイズに真剣に取り組んでいました。僕が昔に出演した『タイムショック』や『パネルクイズアタック25』など、当然解答者は素人ですから、面白いことは言わないしボケたりもしません。それだけにクイズそのものに興味が集中していました。

 ところが今は芸能人が集まって、内輪受けやボケ回答を競い合ったりしています。なにせ彼らはクイズに答えることよりも番組を盛り上げることが役割だと思っています。またドラマや映画の宣伝で出演している俳優も多く、こちらは面白いことも言わずに、ただ番宣だからとやる気のない感じでクイズに答えていて、ファンじゃなければそんな姿を見ても好感度が上がるはずもありません。

 さらにまともなクイズを作ってもクイズ好き以外の視聴者は呼び込めないからと、観光地の紹介番組みたいなクイズばかりやっているクイズ番組も多発しています。世界遺産に動物園水族館、花の名所とかグルメとかテーマパークとかを繰り返し取り上げていて、そうじゃければ難読漢字か受験問題。問題を作る方が手間暇かけていないことが丸わかりです。

 ここまでクイズ番組がつまらなくなると、本来のファンであるクイズ好きすら見放すことになりますから、番組終了になるのも当然の帰結です。『東大王』の最終回の放送は関東圏とごく一部の地方局で放送しただけで、関西圏も中部圏もオンエアされませんでした。本当に寂しい話です。

 
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クイズノックの使い方

2023-02-27 23:58:03 | クイズ
 最近はテレビ番組にQuizKnock(クイズノック)が出演することがかなり増えています。クイズ好きなので彼らの活動は昔から見ていますが、以前は伊沢拓司とその仲間たち的な扱いでしたが、近頃は主要メンバーが伊沢抜きで出演することも多くなり、個々の知名度が随分と上がってきたことがわかります。特にふくらPとこうちゃんは良く見かける印象で、やはりキャラがわかりやすいのがテレビ的に使いやすいところなのでしょう。

 ただちょっとひっかかかるのは、特にクイズ番組における彼らの扱い方、いじり方です。お笑い芸人がMCの番組では変に芸人的ないじられ方をすることも多いのですが、それがあまりはまっていないというか、お互いに得がないなと思います。QuizKnockのメンバーは芸人ではないので、いじられても上手な返しはできないし、しかも素が人柄が良い好青年たちなので、いじったMCも単なる意地悪な大人に見えてしまいます。伊沢はさすがにテレビタレントとしての地位を築いていますから別ですが、それ以外のメンバーを厳しくいじってもおいしくはならないと思います。

 特に合ってないと思うのは「今夜はナゾトレ」の上田晋也とふくらPの絡みで、上田の意地が悪いツッコミが全然はまっていないように思います。あれではお互いに損なだけです。「Qさま」のさまーずの二人は根が明るいので、意地悪さを感じないだけ良いですが、やはり世代的にいじり方が古いです。その点「東大王」の山里亮太は少し若い分だけソフトですし、若い人に対する優しさも感じられます。なによりクイズができる若者に対するリスペクトがあるかないかの違いが大きくて、クイズのプロが間違えたら笑ってやろうと思っているのか、フォローしようと考えているのかで印象が違って見えるように感じます。

 先日「呼び出し先生タナカ」にもQuizKnockが5人(ふくらP、こうちゃん、山本、河村、須貝)揃って出演していましたが、あのおバカいじりの番組で彼らが何をするのかと思ったら、横川や島らレギュラーおバカの解答を予想するというメタ的なポジションでした。これはなかなか良い企画でした。普通にクイズをさせてしまうと単に「すごいね」になって、時としてテレビでは嫌味になりますし、かと言って「クイズのプロなのにそんなのを間違えるんだ」という上田的な意地の悪いツッコミも見ていて良い気持ちがしません。

 斜め上をいく珍妙な解答をいろいろ考えて予想して、それでも外してガッカリ、という今回の立ち位置はちょっとYouTube的で、そこがQuizKnockを使うとしっくりきました。珍回答を考える時に5人でいろいろ話し合う姿はいつものQuizKnockらしさが出ていましたし、スタジオとは別撮りで、芸人ではなくアナウンサーとのやり取りもちょうど良いニュートラルな感じでした。テレビ局のスタッフはぜひ「呼び出し先生」の手法を参考にして取り入れてほしいと思います。

 
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『君のクイズ』感想

2022-11-28 22:26:29 | クイズ
 僕がクイズ好きになったのはいつからなのか、もはや記憶にないくらい幼い時からであることは間違いありません。テレビのクイズ番組が好きで、小学生の頃からたくさん見て解いてきました。周りに自分よりクイズが得意な子どもは小中高を通じていなかったと思います。母校の高校も大学も今ではクイズ研究会があり、そこそこレベルも高いようですが、僕らの時代にはまだなかったので、ひとりでいつもクイズに挑んでいました。大学2年生で「タイムショック」に出て9問正解しましたが惜しくも1問差で優勝を逃しました。しばらくは周囲でプチ有名人扱いされてました。

 クイズ研究会がないということは、早押しクイズなどのノウハウも体系的に開発されておらず、個人が研究を重ねているだけの時代でした。後に「アメリカ横断ウルトラクイズ」で各大学のクイズ研究会所属の参加者が競っているのを見ながら「もう少し遅く生まれていれば」と思ったものです。30代で「アタック25」で優勝した折にはクイズ研究会出身者相手に勝つことができて、少しだけ鬱憤を晴らすことができました。

 小川哲『君のクイズ』という本を読みました。まだ先月出たばかりの新刊です。競技クイズの世界を舞台にしたミステリータッチのエンターテインメント作品。ミステリーと言っても殺人事件ではなく、クイズ番組での不可解な正答について、主人公がその理由を調査して推理していくという、いわば「クイズミステリー」仕立てになっています。随所に織り込まれている「クイズあるある」がリアルで、今のクイズブームに乗っかっているところは否定できませんが、クイズ好きならかなり堪能できるのではないかと思います。

 逆に言えばクイズに全然興味がない人にしてみれば「ミステリー」だと言われて読んでも少々違和感があるかも知れません。それだけクイズの細部に入り込んでいて、半ば競技クイズの解説本になっている趣があるからです。そこが面白いのだけれども、それが足かせになるかも知れないという作品です。もちろんクイズ好きの僕にしてみたら初めての「本格クイズミステリー」ですから楽しく一気に読み終えることができました。

 巻末に徳久倫康、田村正資のふたりに謝辞が書かれていました。作者の友人であり助言があったそうです。ともにクイズの世界では有名人です。また今をときめく伊沢拓司の著作とクイズノックの動画を参考にしたともありました。こういうところで簡単に競技クイズの世界に触れられるこの時代のクイズ好きは羨ましい限りです。まあ手探りで自分なりにクイズの解き方を導き出そうとしていたあの時代も、振り返ってみれば悪くはなかったですけどね。


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クイズ甲子園に20歳はズルいのか

2022-08-25 23:59:31 | クイズ
 昨日の「東大王」は「クイズ甲子園2022」の生放送でした。10校11チームの戦いを勝ち上がって決勝に残ったのは県立浦和、栄東、松江高専の3校。連覇を狙う栄東が本命かと思って見ていましたが、松江高専が競り勝ち見事に優勝しました。ハイレベルな戦いで見応えがありました。松江高専はその後に東大王チームとのスペシャルマッチもあり、こちらも大接戦。最後は東大王がギリギリで勝ちましたが、その実力は大学のクイズ研トップクラスにもひけをとらないことを証明して見せました。

 ただネット上では優勝した松江高専に対して「ズルい」という批判が上がったようです。と言うのも、高専ですから5年生は20歳。他のチームは18歳以下なのに2学年上だから強いのは当たり前という声が出たのです。これは難しいところです。確かに10代後半の2歳の差は大きいと思います。学力であってもスポーツであっても、2年経てば確実に向上します。これが我々のような60代なら2歳差は2年分だけ老化しているので逆ハンデとなりますが。

 なのでネットの意見もわからないではないですが、主催者側がルール的に認めている以上、それを「ズルい」と言って松江高専の生徒を批判するのは間違っています。彼らはちゃんと参加を認められて出ているのですから、ズルくもなんともありません。むしろ2歳年上で勝って当たり前のプレッシャーをはねのけてよくぞ優勝したと思います。

 ただテレビ局はそういう批判が起きることをもっと事前に検討して配慮すべきでした。参加者は学生です。くれぐれも彼らが傷つくことがないようにきちんと対応すべきです。ちなみに「甲子園」と銘打っていますが、実際の高校野球は年齢制限があって20歳は出られません。インターハイも同様です。そう考えると「クイズ甲子園」も高専生は18歳以下に参加資格を制限することも来年以降はありかも知れません。もし来年も「東大王」が続いていたらですけど。

 
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アタック25ネクスト

2022-05-02 23:53:42 | クイズ
 3月27日からBSJapanext で始まった「パネルクイズアタック25Next」。子どもの頃からのクイズ好きであり、かつてのアタック25優勝経験者としては、番組が復活したこと自体かなり喜ばしいことだと思っています。放送時間も毎週日曜昼1~2時とほぼ以前と同じ時間帯ですし、セットも含めて朝日放送の協力により再現されています。司会も谷原章介(5月~7月は石井亮次が代役)、出題は懐かしい沢木美佳子なのも嬉しい点です。

 と言いつつ、録画することを失念していて始まったのを気づかずに1か月間完全に見逃していました。ようやく昨日放送分から見始めたのですが、放送時間がかつての35分から1時間へと大きく延長されたため、良く言えばゆったりと余裕があり、悪く言えばテンポが悪く間延びしていました。60代大会ということで余計にテンポが悪く感じたのかも知れませんが、問題数は以前と同じなのですから1時間もの尺は必要ないのではないかと思います。

 代役司会の石井亮次はそつなくこなしていました。正直、僕は谷原章介よりも薄味な分、クイズに集中できて良かったです。谷原はどうしても俳優だけに華があるため、良くも悪くも目立ちます。アナウンサーは引くところはきちんと引くのでクイズを楽しみたい視聴者には都合が良いですが、バラエティとして考えた場合は地味になる分、制作側としては難しいところでしょう。

  見たのがたまたま60代大会だったこともあって、優勝者を除いて早押しが随分と遅く感じました。僕も同じ60代ですが、昨日の回に出場したら大差で優勝できると思います。番組の中で出場者も言っていましたが、60代と言っても60代前半と後半で分けた方が良いくらいに60歳ジャストの優勝者と他の人の差がありました。60代はいろいろな面で一気に衰えていく年代だということなのでしょうか。ちょっと見ていて数年後の自分がどうなってしまっているのか怖くなりました。
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弱すぎる東大王

2022-02-02 23:39:08 | クイズ
 もう昨年あたりから「東大王」が面白くないというネット上での声が目立ちます。以前からこの番組を面白くないという人たちは「問題が難しすぎる」という声が多かったのだろうと思いますが、今は「問題が東大王らしくない」という声の方が目立ちます。難易度の高いクイズを瞬時に答える東大王たちのファインプレーを楽しむ番組だったのですから、「問題が難しすぎる」層は離れていくのは仕方ないのですが、難しいことに意味があったのに問題レベルの低下は致命的です。

 しかも最近では難易度が下がった問題を東大王たちが答えられずに芸能人に負けています。今日の2時間スペシャルなど手ひどい惨敗を喫していました。クイズ番組御用達の芸能人たちが昔よりは強くなったということもありますが、それよりも東大王たちが弱すぎることが敗因です。もはや東大王たちの常人離れしたクイズ力を見せるという番組のコンセプト自体が成立していません。

 こうなったのはもちろん初期の優秀なメンバーが次々と卒業していったせいですが、それを補うメンバーの選び方にテレビ局の邪な意向が入り過ぎました。第2の鈴木光を発掘しようとルックス優先で候補生を選んだためクイズ力が決定的に足りないのです。恐らくテレビ局のスタッフはルックスは変えられないけれどもクイズ力は優秀な東大生たちなら勉強すればすぐにアップするだろうと考えたのでしょう。だとしたらクイズ番組を作っていながらクイズを舐めています。

 確かに漢字や世界遺産の知識のような限定的な分野ならある程度ガリ勉すれば比較的短期間で覚えられるかも知れません。しかし世の中のありとあらゆる事象を対象とするクイズでは、日頃から知識に対する探究心や好奇心が旺盛で、マニアックなまでの知識のコレクターにならなければ簡単にクイズ力など上がらないのです。見た目が良くてちょっと賢いだけの東大生が、芸能界を長年生き抜いてきていて、なおかつクイズ番組で活躍してレギュラーを取ろうとしている海千山千の芸能人相手に、番組収録という特殊な環境の中で勝つと言うのは簡単なことではありません。

 かつての東大王たちのクイズ力を100とするなら(細かく言えば水上が100なら伊沢、鶴崎は95、鈴木、林は90くらいだと思いますが)、例えばクイズマニアの僕のクイズ力は75くらいなものです。カズレーザーや富永美樹、ロザン宇治原あたりのクイズ芸能人も65~75くらいでしょう。鶴崎をのぞく今の東大王たちは実力にばらつきがありますが60~80程度に思えます。それでは番組のように東大王にハンデをつけたら負けるのも仕方ありません。今は鶴崎が大将として頑張っているので勝ったり負けたりですが、もし鶴崎がいなくなったら後はちょっとクイズが得意な普通の大学生ばかりです。

 東大王を立て直すならルックス優先の今の選抜方式を改めて、本当にクイズが強い大学生を東大に限らずに集めた方が良いでしょう。「東大王」の名を捨ててでもレベルを爆上げして、「難しすぎる」と一般視聴者に言われて初めて東大王だと思います。

 
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BSで「アタック25」復活

2022-01-18 23:22:08 | クイズ
 クイズファンとしては残念でならなかった昨年の「パネルクイズ アタック25」の終了でしたが、なんとBSで復活するというニュースが飛び込んできました。しかも朝日放送が制作するものの、放送するのはジャパネットたかたが運営するBS放送局「BSJapanext」だというのです。司会は地上波時代から変わらず谷原章介で、放送時間は30分から1時間に拡大するということです。

 まず長年のクイズファンであり「アタック25」での優勝経験もある身としては素直に復活することは嬉しいです。しかも朝日放送が引き続き制作をするということなのでセットもそのままらしいですし、無茶な改変もしないだろうと思います。あのフォーマットを大きく変えて欲しくはないと願っています。正直言えば放送時間もそんなに長くする必要性を感じません。25枚のパネルを取り合うにはこれまでがちょうど良い尺の長さだったと思うので、変に間延びしてしまうのではないかと心配です。

 それと地上波時代からスポンサーだったジャパネットのオファーなら、そもそもなんで終了したのかと思います。スポンサーが続けたい、ファンも見たいと思っている番組を打ち切った朝日放送の対応が納得いきません。できることならあのまま日曜日午後のクイズ番組として続くのが一番でした。それは残念です。

 そして新たにBSとは言え放送局が開局するということにも驚きました。実はジャパネットだけではなく、他にも松竹&東急と吉本興業も参入します。それぞれ「BS松竹東急」、「BSよしもと」という放送局を3月からスタートさせ、松竹東急はドラマ、吉本は地方創生、そしてジャパネットは旅番組がメインコンテンツになるということです。テレビ離れが叫ばれている昨今ですが、果たして今さらテレビに参入してネット配信に勝てるのかなと思いますが、まあそこはお手並み拝見というところです。少なくとも「アタック25」は見ます。
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イントロクイズに弱くなった

2021-10-08 23:54:18 | クイズ
 昨日の「ドレミファドン」を見ていたら、以前に比べてイントロクイズがわからなくなっていました。理由は簡単で最近の曲をあまり知らないからです。僕はクイズの中でもイントロクイズが昔から一番自信があって、若い頃は「地元じゃ負け知らず」でした。大学生の頃に「ドレミファドン」に出たくて応募ハガキもフジテレビに送ったのですが呼ばれることはなく、今でも出られなかったことを人生の痛恨事として残念に思っています。

 子どもの頃からの長年の歌謡曲ファンで、大学生だった1980年頃から2006年頃までは月に一度くらいの頻度でその時のヒット曲をカセットにダビングしていつも車の中で流していました。自分の好き嫌いに関係なくその時々のヒット曲を片っ端からチェックして聴くようにしていたのです。それをやめたのはカーオーディオからカセットがなくなりHDDに変わったせいです。

 なので21世紀初頭までのヒット曲なら大抵わかるのですが、ここ10数年間の曲は自分が好きで聞いている曲しかわかりません。さすがに50代になってからは若者に受けている曲に感覚が合わなくなってきたのを感じているので無理して聴くのが辛くなってきたということもあります。イントロクイズで知らなかったり、知っていてもイントロですぐにわからないのも当然です。

 1970~90年代縛りの懐メロイントロクイズをやってくれたら今でも無双をする自信はありますが、そんな年寄りしか喜ばない企画は今どきのテレビでは通らないので残念です。「イミテーションゴールド!」「異邦人!」「白いパラソル!」「燃えろいい女!」「飾りじゃないのよ涙は!」「渚のシンドバッド!」「涙のキッス!」「空も飛べるはず!」「仮面舞踏会!」「あー夏休み!」「メリーアン!」「夏の日の1993!」などと答えまくってみたいものです。
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アタック25最終回

2021-09-27 22:51:46 | クイズ
 昨日の放送をもって「パネルクイズアタック25」が最終回となりました。46年の歴史に幕を閉じたわけですが、それは長年テレビの世界で続いてきた視聴者参加型のクイズ番組が幕を閉じたということで、本当に残念でなりません。視聴者層が年配に偏っているために若者向けの番組にチェンジするということですが、せめて「クイズ!脳ベルSHOW 」のようにBS放送とかでも良いから続けられなかったのかと思います。予算が足りないなら司会は谷原章介ではなくても局アナで良いのですから。

 最終回は1時間スペシャルでしたが、やっていることはいつもと同じアタック25でした。東西それぞれで過去のトップ賞獲得者による予選を行い各6名が早押しクイズをして2名ずつ勝ち抜けて本番という構成です。トップ賞獲得者の予選会には僕も資格があるので応募したのですが、どうやら抽選でかすりもしなかったようで声がかからず残念でした。クイズ作家の日高大介や女王石野まゆみなどクイズ界のレジェンドや有名人も多く参加していたようなので、抽選と言ってもシード勢がいたのではないかと思われますから呼ばれなかったのも仕方ありませんが、せめて一緒に予選を戦ってみたかったという思いは残ります。

 ベテランクイズプレーヤーが多くいる中で、優勝したのは若いプレーヤーでしたが、それもまた未来を感じられて良かったと思います。「タイムショック」がレギュラー放送が終わってからもスペシャルで復活して時々やっているように、アタック25もどこかでまた復活しないだろうかと願っています。

 
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アタック25で東大王敗退

2021-08-15 23:55:47 | クイズ
 今秋で番組終了が発表されている「アタック25」ですが、今日はクイズ好き大学生大会でした。全員がクイズ研究会所属ということで、ハイレベルな大会になると期待して見ていたのですが、残念ながらクイズ研に出すには問題のレベルが易しすぎて単なる早押し競争になっていた感があり、しかも意外に早押しがみんな遅くて長年のクイズファンとしては少々物足りない回でした。

 出場者は京大、駒大、熊大、東大の4人。東大と京大のクイズ研は有名ですが、他のふたつは知られていないので、東大と京大の争いになるのかと予想していました。京大の出場者はクイズ作家をしていると言うし、東大の出場者の川上諒人は「東大王」にも出演していて、しかも伊沢と並ぶほどの実力の持ち主だと紹介されている有名人です。東大王ではいまひとつ言われているような実力をまだ見せていないので、ここでの活躍を期待していました。

 ところが実際の展開は全然思っていたのとは違いました。駒大や熊大がリードしていく展開で、京大も答えはするのですが角が取れずに思うように枚数を伸ばせません。東大川上は最初出遅れたものの、アタックチャンス後にはパネル運が良く優勝争いに加わってきました。どうなるかと思ったのですが、最終的には熊大が優勝、京大もそれなりの実力およびちょっとユニークなキャラクターは見せたと思います。

 残念だったのは東大川上で、伝えられるその実力を発揮することなく終わってしまった印象です。アタック25はパネルを取るタイミングと戦略が重要なので、クイズの実力があったとしても勝てるとは限りません。ただ実力が一番重要なファクターであることも確かです。その実力にはペーパーテストの実力以外に、早押しの技術と出題傾向の読み、さらに対戦相手との駆け引きが加わります。そして最終的には「運」がモノをいうのですが、その運をどれだけ自分で引き寄せるかという勝負です。

 東大川上には今回そのトータルな意味での実力がなかったということでしょう。テレビ慣れしているという点では他の3人よりもはるかに有利だったはずですが、逆に東大王という立場がプレッシャーになって足を引っ張ってしまったのかもという気もして、そう考えると少々気の毒な気がしました。以前に宇治原が出てゼロ枚で惨敗した回を思い出してしまった番組ファンは僕だけではないと思います。
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