幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

腰痛ごまかしテニス

2024-01-31 23:50:47 | テニス
 先週水曜日は雪が降ってかなり冷え込んだ日でしたが、いつものナイターテニスをしました。屋内でしたが暖房があるわけではないので寒さが身に沁みました。そして少し改良中のサービスを頑張って打っていました。改良中ということはフォームが変わるので、日頃はあまり使わない筋肉を使います。結果として翌朝から腰痛になりました。

 これは20年以上も続くいつものテニス過多の時におきる筋肉痛で、前回は昨年10月に発症したばかりです。腰が痛いと日常生活にも影響が出ます。しかも腰を動かさないで生きていくことは大変なので、なかなか治りません。特に長い時間座って作業をしたりしていると、立ち上がろうとした時に痛みが激しく、前屈みでしか歩けなくなります。見た目はすっかりお爺さんです。年齢も前期高齢者まであと2年ですし、孫もいるからお爺さんで特に間違ってもいませんが。

 木曜日から土曜日まで暇があればベッドで横になって腰を休めていました。日曜日のテニスの時には、だましだまし少しだけやりましたが、まだかなり厳しかったです。腰を極力使わないようにゆっくり動いて全てのショットを手打ちでこなそうとするのですが、ゲームになるとどうしても逆をつかれたり、短かったり左右に振られた時にボールを追いかけてしまいます。また元コーチの30代を相手にすると手打ちでラリーを続けるのは大変です。一球だけしっかり振ってみたら、やっぱり腰が「ピキッ」となったので、慌てて手打ちに戻しました。こんな感じでとどめてもテニスすればやはり腰痛は治りません。

 仕方なく月曜日にいつもの鍼灸を急遽予約してマッサージもしてもらいました。それが効いたのか火曜日になると急に腰が軽くなって痛みが和らぎました。そして今日水曜日になってついに痛みがほとんど消えたのです。ただし腰に違和感はまだ残っているので、無理をしたらまた痛くなるぞ、というサインが出ている感じです。1週間ぶりのナイターテニス。先週ほど寒くはありませんが、暖かいわけでもありません。痛みはなくても怖くて全力ではできないので、なるべく動きはゆっくり、ラケットをフルスイングするのも禁物。目標は最後まで痛みをぶり返させずに最後までテニスをやりきることです。

 結果、2時間最後までテニスはできましたが、思いっきりできないのはストレスが溜まりました。とは言え、予定していたテニスができないことは、もっと大きなストレスになるので、それを考えたらゆっくりごまかしながらでもテニスができた方がやっぱり良いなぁと感じました。年も年だし、特に寒い時期は無理しないで、のんびりプレイしながら春を待つことにします。若い頃、そういう年配のプレーヤーをたくさん見てきましたが、自分がそうなってしまったことに感慨を覚えます。
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車のキーの電池交換

2024-01-30 23:34:39 | クルマ
 車のスマートキーがバッテリー切れのアラートが出ました。車に乗り込む時にいきなり「リモートコントロールバッテリー交換」という表示が出て「なんだこれ?」と思いましたが、すぐに「ああ、キーの電池交換か」と理解しました。今のBMWに乗り換えてもうすぐ4年になりますが、初めてのアラートです。多分よく電池がもった方なんじゃないかと思います。ちなみに妻と娘が使っているもうひとつのキーも同じタイミングでアラートが出たので、もしかしたら新車時から初めての電池交換になるのかも知れません。

 車のキーの電池切れについては、3年前に代車のゴルフでいきなり電池切れして焦ったことがありました(詳細こちら)。ナイターテニスをしていざ帰ろうという時に電池切れでドアが空かなかったのです。暗い駐車場でしかも代車。たまたま一緒にテニスをした山本麻友美プロが直前に自分の車のキーの電池交換をしたからわかります、と言ってコンビニで電池を買ってきて交換してくれたから良かったものの、じゃなければ代車を駐車場に放置してタクシーで帰るしかないところでした。

 そういう悲劇は繰り返したくないので、以前にベンツのキーの電池交換したこともありますし、今回はさっさと自分で電池交換しようとネットで調べたら「BMW F30(3シリーズ) リモコンバッテリー交換の表示が出たので電池交換してみた!」という、そのものズバリのサイトがヒットしました。本当に便利な時代です。その通りにやってみたらあっさりと完了。ディーラーに依頼すると2000円くらい請求されるということなので、電池代だけで済むのですから自分でやるに限ります。

 とは言え、やはり何でもかんでも電気で動かすというのは怖いなとも思います。昔の車のように鍵穴にキーを差し込んでドアを開け閉めし、エンジンもかかる方が安心感は高いです。便利なのはもちろん今のスマートキーなので、戻りたいとまでは思いませんが、時々古いアナログな車を運転してみたくなる気持ちはあります。旧車がブームになって、40年くらい前の中古車がとんでもない高値で取引されているのも、わからないではありません。きっと不便で仕方ないけど、楽しい気分になるんでしょう。
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小田凱人と坂本怜

2024-01-29 23:18:15 | テニス
 予想というのがこれほど外れるものかと思った全豪オープン。アルカラスの準々決勝敗退もジョコビッチの準決勝敗退もメドベージェフの決勝敗退も全て予想の逆でした。トップ3が次々と負けて優勝したのが第4シードでイタリアの22歳ヤニック・シナー。確かに昨年からめきめきと強くなっていましたが、ジョコビッチとメドベージェフを倒しての優勝は見事としか言いようがありません。タイプ的にはハードコートだけではなくクレーにも強い選手だけに、全仏オープンでも優勝候補になってきます。

 今回日本勢は男女ともシングルスはコロコロに負けて良いところがありませんでしたが、車椅子テニスの男子シングルスでは17歳小田凱人が世界1位のヒューウェットを決勝で撃破して全豪初優勝しました。昨年全仏とウィンブルドンを制している小田はこれでグランドスラム3勝目。レジェンド国枝慎吾の後継者として着実に成長しています。また車椅子テニス女子シングルスでは世界2位の上地結衣が準優勝。車椅子テニスでは相変わらず世界トップクラスの強豪国であることを示しました。

 さらに今回ジュニア男子シングルスで17歳の坂本怜が優勝しました。グランドスラムのジュニア男子シングルスで日本選手が優勝するのは2019年ウィンブルドンの望月慎太郎以来2人目です。望月はいま20歳でアルカラスと同年代ですが、まだTOP100には入っていないものの、今回の全豪では本戦1回戦敗退と少しずつステップアップしています。いまアメリカのIMGアカデミーを本拠にしている坂本も将来どう成長していくか未知数ではありますが、190センチを超える大型選手だけにポテンシャルは高いと思います。

 坂本は来月にカイロで行われるデ杯レバノン戦にも代表メンバーに初選出されています。将来の日本を背負って立つ逸材だと認められているわけですから、デ杯でも出番があれば良い経験になることでしょう。ちなみに小田凱人も坂本怜もともに17歳で愛知県出身です。地元の子だけに余計に応援にも力が入ります。

 
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前田穂南が日本記録更新

2024-01-28 22:49:59 | スポーツ
 パリ五輪の代表枠をかけた大阪国際女子マラソン。すでに2枠はMGCで1位と2位の鈴木優花と一山麻緒に決まっていて、残り1枠を大阪と名古屋ウィメンズマラソンで日本陸連の設定タイム2時間21分41秒を突破した最速選手が獲得するわけですが、今日の大阪で前田穂南が2005年に野口みずきの記録した日本記録を19年ぶりに塗り替える2時間18分59秒で走り、最後の代表の座にぐっと近づきました。

 日本女子マラソンは有森裕子、高橋尚子、野口みずきと繋がっていた世界トップレベルからいつの間にか転げ落ちており、20年近くも記録が停滞していました。今回の前田の記録更新でようやく止まっていた時計が動き出したわけですが、まだようやく2時間18分台です。高橋尚子が世界記録をマークした2001年のタイムが2時間19分46秒。そこからようやく47秒縮めた23年間に、世界記録は2時間11分53秒と8分近くも短縮しています。今では世界トップレベルと全く勝負になりません。

 3月の名古屋には東京五輪代表の鈴木亜由子、昨年の世界選手権代表の加世田梨花、MGC3位の細田あいらが出場予定です。前田の記録が目標タイムになるだけに、記録突破を狙って積極的なレースを皆がするだろうと思います。かなり高い壁ではありますが、前田の記録を更新しない限り優勝してもパリ五輪代表にはなれないのですから、一か八かで記録をかけた激走を期待したいと思います。 
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BTTFと『不適切にもほどがある!』

2024-01-27 23:55:23 | テレビ・芸能
 今期ドラマで一番期待しているのがTBS系『不適切にもほどがある!』です。宮藤官九郎脚本と磯山晶プロデューサー、そして演出もこのコンビと組むことが多い金子文紀。これで面白くないわけがありません。これまで『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』、『マンハッタンラブストーリー』、『タイガー&ドラゴン』、『流星の絆』、『うぬぼれ刑事』、『ごめんね青春!』などクドカン×磯山コンビでどれだけ笑わせてもらったことか。クドカンは結構当たり外れのある脚本家ですが、磯山Pと組んだ時が一番打率が良いと思っています。

 ストーリーは1986年のシングルファーザーの教師がタイムスリップして2024年に迷い込み、そこで彼の「不適切」な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人たちにヒントを与えていくというヒューマンコメディ。主人公に阿部サダヲ、他に吉田羊、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、三宅弘城、袴田吉彦、山本耕史、古田新太ら。まだ初回では山本や古田は登場していませんでしたが、他にもクドカンドラマのレギュラーメンバーが今後もゲストなどで登場してくるのではないかと楽しみにしています。

 ドラマのテーマは昭和と令和の時代の変化と、それぞれに不都合なところを比べて、今の時代への問題提起をしようとしていることでしょうが、真正面から語ると説教臭くなるので、一番肝心なところをミュージカル仕立てにしています。おそらくミュージカルアレルギーが多い日本人には不評だろうということもわかっていてもなおクドカンはやっていると思います。たとえそれで一部の視聴者から嫌われようとも、正面から正論を展開しようとしないあたりがクドカンの「照れ」であり、それがファンにとっては嬉しいところです。

 同様に『いだてん』などで不評だった時代を行きつ戻りつする展開も、今回敢えてやっているように思われます。あの程度の時代の行き来で「複雑でわからない」などという人間は大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をどう見たのか、という話です。今回クドカンは明らかにBTTFを意識していて、1986年を選んだのはBTTFが日本公開された直後の時代だからでしょう。僕は一番好きな映画がBTTFですから、クドカンがオマージュとしてそこに拘っていることも強くシンパシーを感じます。

 実は当時の社会風俗の再現性を考えると、ちょっとおかしいと感じるところもありますが、それは時代設定を1986年にしているからです。本来ならドラマの中で登場する聖子ちゃんカットやマッチ、明菜、キョンキョンらが中高生に多大な影響を与えていたのは1982~1984年頃です。ほんの数年の違いですが、当時を生きていた人間からすると微妙に違和感があります。もちろん路線バスの車内や、ましてや教室で授業中にタバコを吸うなんてことはさすがに当時もなかったでしょう。カリカチュアした表現ですが少々違和感はあります。

 それでもクドカンは1970年代でも1982年でもなく、1986年に時代設定をしたかったんだと思います。このドラマの設定はBTTFによって影響を受けた阿部の教え子の「井上」くんが2024年にタイムマシンを完成させて、それによって登場人物たちが時代を行き来するという話だと思われます。伏線というには少々わかりやすい展開でしたが、初回にそういうシーンを盛り込んできたのもBTTFへのリスペクトであり、だからこそ1986年である必然性があるのです。僕の予想ではまだ登場していない古田新太が大人になった井上くんで、タイムマシンを発明した「ドク」になるのではないかと思っています。

 見る人を選ぶドラマですが、それがクドカンドラマですから、またいつものように視聴率はパッとしないけど後々の評価が高いというドラマになりそうな予感がプンプンします。
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全豪準決勝

2024-01-26 23:57:14 | テニス
 全豪オープンテニスもいよいよ大詰めを迎えています。準決勝の組み合わせは第1シードのジョコビッチ対第4シードのシナー、そして第3シードのメドベージェフ対第6シードのズべレフでした。まず第2シードのアルカラスが準々決勝でズべレフに負けたことに驚きました。アルカラスは同国のナダルの後継者と位置づけられていますが、そのテニスはナダルよりもオールマイティで、ナダルにフェデラーの要素を組み合わせたより攻撃型の選手です。10代で2つのグランドスラムタイトルを獲得し、これから10年以上にわたってテニス界のトップに君臨する選手だと思いますが、まだ20歳だけに調子の波があるのは仕方ありません。

 そのアルカラスを破ったズべレフもドイツの期待の星ですが、グランドスラムの大事なところで弱いのは若い頃から。もう26歳になりましたから、アルカラスを破った勢いで、一気に勝ち上がるかと思いましたが、2セットをリードしたところからメドベージェフに大逆転されてしまいました。このあたりはさすがメドベージェフというか、ジョコビッチの後継者とも言えるメンタルの強さがメドベージェフの強みです。ズべレフとの付き合いも長いですから、ズべレフが調子を落とす瞬間を逃さなかったというところでしょう。

 本命のジョコビッチは順当に決勝に勝ち上がると予想していましたが、イタリアの新鋭22歳のシナーにあっさりと屈してしまいました。ジョコビッチらしからぬ粘りの無さでした。シナーは昨年末のATPファイナルズのラウンドロビンでジョコビッチに勝っています。ただ決勝戦でジョコビッチにリベンジされて準優勝に終わりました。グランドスラムでは昨年のウィンブルドンのベスト4が最高成績ですが、今年もっとも飛躍が期待できる選手です。ファイナルズでの勝利でジョコビッチに対する苦手意識も払拭されたのかも知れません。

 決勝の相手のメドベージェフに対してシナーは3勝6敗と負け越してはいますが、メドベージェフ6連勝のあとにシナーが3連勝しています。成長途上の若いシナーが追いつき追い越したという対戦成績に思えます。しかも準決勝でフルセットの激戦を戦ったメドベージェフは疲労の蓄積もありそうですから、現時点では若いシナーの方が勢いがあり体力も残していて優勢ではないかと思われます。ただグランドスラムの決勝戦が初めてのシナーに対して、メドベージェフは6度目の決勝戦。経験では5歳年上のメドベージェフが有利です。勢いと経験の対決。果たして勝つのはどちらでしょう。
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大相撲は上位陣総当たり戦へ

2024-01-25 23:47:30 | 大相撲
 初場所は7日目が終わったところで朝乃山が全勝をキープしていたので優勝の本命だと予想していました。ところがなんと朝乃山は中日に玉鷲に敗れ、しかも足首を捻挫して休場してしまい優勝争いから脱落。さらに幕内下位で1敗を堅持していた阿武咲と大の里が、10日目から上位陣に当てられてともに3連敗。結局、1敗の関脇琴ノ若を2敗の横綱照ノ富士と霧島、豊昇龍の両大関が追うという形になっています。番付上位の4力士の優勝争いに絞り込まれたわけで、これはこれで面白くなってきました。

 残り3日間はこの4人による総当たり戦になります。これを3戦全勝で乗り切った力士が優勝しそうですが、琴ノ若は星ひとつ分のアドバンテージがありますから2勝1敗でも優勝争いに残れます。そう考えると優勝ラインは13勝になりそうですが、12勝でも優勝決定戦の可能性もあります。勝ったり負けたりの混戦の末の決定戦になればそれはそれで面白いですが、すっきりと本割で決まる方が本来的には良い形です。

 4人の中では横綱の照ノ富士が実力的に頭ひとつ抜け出しているとは言え、体調の問題、勢いもありますから、ほぼ4人は拮抗していると見ていいでしょう。強いて言えば実力の照ノ富士、横綱昇進をかける霧島、勢いに乗る琴ノ若と比べると、豊昇龍がやや不利かもしれません。僕の予想では本命霧島、対抗が照ノ富士です。霧島は13勝の優勝なら横綱昇進確定でしょうが、12勝で決定戦の末の優勝だと少し昇進については揉めるかも知れません。

 それにしても朝乃山は残念でした。個人的には早く上位に戻ってきて欲しいのにツキがない感じがします。いま7勝2敗3休なので、明日から土俵に戻って勝ち越しを目指すようですが、無理してさらに怪我を悪化させないか心配です。

 
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大雪警報が珍しくなる時代

2024-01-24 23:57:50 | 時事
 今日が雪になることは1週間前の天気予報から知っていました。ただ僕としてはこの暖冬での雪なんて大したことはないんじゃないかと高を括っていました。ところが前日の天気予報で警報級の大雪になるとか、東海地方の平野部でも積雪があるとか、いろいろと言われたので、にわかに心配になってきました。水曜日夜恒例のテニスは屋内コートなので雨も雪も関係ないのですが、警報が発令されるとテニス場自体が閉場になることがありますし、そうじゃなくても道路が凍結するとノーマルタイヤでは移動できなくなります。

 朝起きて恐る恐る窓を開けて外を見てみました。「あれ?」と首を捻るほどいつもの朝の景色です。確かに雪がチラチラと舞ってはいますが、積雪の「せ」の字もありません。道路は普通に車が行き交っています。拍子抜けするほど平常通りです。なんだと思いながらテレビをつけたら、テレビの中は大雪でした。特に北陸は大変なことになっています。ただ愛知県も大雪警報が出ている割には、名古屋駅からの中継も特に雪が積もっている様子もありません。

 愛知県でも岐阜に近い地域ではそれなりに積雪があったようですし、少し離れた名神高速関ケ原インター付近では大雪で立ち往生しているというニュースもあって大変なようです。ただ名古屋の市街地は全然問題ありませんでした。テニス場に電話をかけて尋ねても「通常通り営業しています」とのこと。お陰で今日は普通に外出もできましたし、テニスをすることもできました。さすがに気温は低かったですが、それでも氷点下になるわけではありませんから、50年以上前の子どもの頃の真冬の寒さに比べたら、この程度は寒いうちに入らないくらいです。

 これからの天気予報を見ても雪は今日限りで、明日からはずっと晴れな上に、最高気温も週末には10℃を超えてくるようです。来週の今頃は14℃の予想です。1年で一番寒いはずのこの時期に連日10℃以上とは本当に暖冬だなと改めて実感します。もしかしたら今年の雪は今日だけで、このまま春が来てしまうことだってあり得ます。この調子ならもう10年もしたら、名古屋では大雪警報どころか雪が降ること自体が珍しくなり、雪を見たことがない子どもたちが増えている可能性もあります。暖冬の分だけ、夏の暑さはますますヒートアップしますから、暑さに強い体に自分を改造していかないと生き残れなくなりそうです。
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全豪オープン準々決勝

2024-01-23 23:56:53 | テニス
 フェデラーと錦織のファンとしては、近年の男子テニスは物足りなくて、wowowも解約してしまったし、あまり見ていないのですが、一応結果だけは気にしています。いま開催中の全豪はベスト8が出揃って準々決勝に入っています。8強はジョコビッチ、フリッツ、シナー、ルブレフ、メドベージェフ、ホルカシュ、ズべレフ、アルカラス。かなり順当な勝ち上がりで、第1シードから第6シードまでの6人がシードを守り、残る2人も第9シードと第12シードです。

 いよいよ強豪同士となる準々決勝ですが、トップハーフではジョコビッチがやはり頭一つ抜け出しています。今日はフリッツに1セットを奪われ少し苦戦したものの3-1で勝利して準決勝進出を決めました。シナーとルブレフは準々決勝で一番接戦になると予想されていましたが、シナーが3-0のストレートで完勝。準決勝でジョコビッチと対戦します。準々決勝の試合ぶりからするとジョコビッチも安泰とは言えません。

 ボトムハーフの準々決勝は明日になりますが、メドベージェフとアルカラスが順当に勝ち上がって、準決勝でジョコビッチへの挑戦権獲得を目指して激突することになりそうです。いまの男子テニスではジョコビッチ、アルカラス、メドベージェフがBIG3という形なので、今回のドローが少しジョコビッチに有利かなと思っていましたが、シナー次第ではそうとも言えない可能性もあります。

 かつてのBIG4を中心にした世界はすっかり世代交代しているのですが、なぜかジョコビッチだけが生き残っていて、しかも未だにナンバー1をキープしていることが異次元過ぎます。本来なら20代後半のメドベージェフやズべレフ、チチパスらの世代と、ハタチそこそこのアルカラスやシナー、ルーネらの世代で争うところなのに、そこに36歳のジョコビッチが参戦して3世代間抗争になっています。まあさすがにそれも今年くらいで見納めかなと思いますが、なにせ人類ではなくテニス星生まれの3超人の生き残りだけに予想不可能です。
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戦地に行かない老人が戦争を煽る

2024-01-22 23:55:19 | 政治
 櫻井よしこが大炎上しています。Xに『「あなたは祖国のために戦えますか」。多くの若者がNOと答えるのが日本です。安全保障を教えてこなかったからです。元空将の織田邦男教授は麗澤大学で安全保障を教えています。100分の授業を14回、学生たちは見事に変わりました』と自分の有料動画コンテンツの宣伝と思われる投稿をしたのですが、当然ながら若者を中心に「お前が戦争に行け」と批判が殺到しているということです。

 もともと櫻井よしこは保守派というには過激すぎる極右的な発言が多く、安倍一強時代には論客として重宝されてきていました。そういう人間だと知っていても、さすがにこれはスルーできません。若者はみなお国のために戦地に行けというのは、第二次世界大戦に突入した時の「軍国日本」の悲劇としてドラマや映画などで描かれてきましたが、いよいよ櫻井よしこはその時代の悲劇をヒロイックに肯定するようなことを言い始めたのです。「赤紙」とか「学徒動員」とか「特攻隊」などという単語が思い浮かびます。

 何より戦争することを当然の前提にしていることが引っかかります。どんな戦争であっても戦争は回避するというのがまず大前提であり、そのためにあらゆる外交的な努力をするというのが現代の「普通」の国家の基本方針でしょう。何か気に入らないことがあれば戦争でやっつければ良い、と言うプーチン的発想でなければ、こんな発言が出てくるはずがありません。どうせ頭の中には、台湾有事が起きれば日本もアメリカと一緒に中国と一戦交えて思い知らせてやらねば、などと勇ましい妄想しているんでしょう。そして戦地に行き「英霊」になるのは20代30代の若者であって、老人であり権力側の人間である櫻井は安全な場所で偉そうに説教を垂れるつもりなのです。戦地に行かない老人が戦争を煽るような発言をするなんて、本当に最低です。

 もちろんどんな戦争であれ日本が参戦するというのは「現時点では」妄想に近いです。勇ましい戦争を夢見ている老人の戯言です。しかし組織ぐるみで脱税して起訴もされない自民党が、増税やらインボイス制度やらで国民から金をむしり取ろうとしているのは現実に起きていることです。どうしてそんな身勝手な老人ばかりが権力を握っているのでしょうか。もっとまともな老人もこの国にはいるはずなのに、まともでは権力を握れないということだとしたら、日本という国はかなりマズイ状況にある気がします。

 
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