幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

上達するためのちょっとしたヒント

2014-08-31 11:43:00 | テニス
 昨日はサークルで久しぶりに山本麻友美プロによるレッスン会を開催しました。サークルのメンバーに事前に告知して、希望者が1人ずつ個別に自分の教えてもらいたいことをレッスンしてもらうのですが、昨日はHさんがバックボレーとスマッシュ、Sさんがバックハンドでのリターン、Yさんが平行陣のボレーボレー戦での戦略でした。それぞれについて山本プロが本人の力量を見ながらアドバイスをくれました。

 もちろんたった一人あたり10分そこそこのレッスンで全てが解決するわけではありませんが、少なくともその10分の間にプロからその人に合わせたヒントを貰っているのですから、後は自分がどこまでそれを消化して身につけられるかというのがポイントになります。人に教えてもらうというのは結局教えられる側の理解力と柔軟さ、覚えていられるかにかかっています。同じように教えられても、受け手次第でその後に大きな差がつくのです。

 なかなか上達しない人は、いろいろな言い訳をします。年齢のせいにしたり、運動神経や体力のせいにしたり、環境のせいにしたり。時には教える人が悪いとまで言い出す場合もあります。もちろん言い訳することが一概にダメとは思いません。アスリートを目指しているのならともかく、趣味でやっていることなのですから、苦しい思いをして上達するよりも、下手なままでも単純に楽しめれば良いという考え方もありです。

 問題はバランスです。上達することばかりに意識が向いてしまうと、自分で自分にプレッシャーをかけてテニスすることが苦しくなってしまいますし、全く向上心がないと、やり甲斐を感じられないし、上達していく周りとの温度差を感じて楽しさが半減してしまいます。長くテニスを続けている人は、そのバランスの取り方が上手だと思います。楽しみながら上達することが、趣味としてのテニスを長続きさせるコツのような気がします。

 ちょっとしたきっかけを掴めば自分でも驚くほど変わることがあります。プロからもらったヒントをうまく生かせれば、さほど苦労しなくても上達できるかも知れません。プロが教えてくれることの多くは頭の使い方だったり、考え方だったりするからです。長時間かけてヘトヘトになるまで反復練習をしなくても上達できる部分です。だからなるべく多くのメンバーにレッスンを受けてもらい、ちょっとしたことに気づいてテニスが簡単にランクアップしてくれたら良いなと願っています。
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同窓会的な送別会

2014-08-30 00:20:54 | 日記
 昨夜は会社の上司のO沼さんの退職送別会がありました。言ってしまえば、すでに定年された方が、2年間の再雇用期間も過ぎて、いよいよ本当に引退するというだけのことで、普通なら10人単位での送別会だろうと思いますが、なんと昨夜は140人近くもの仕事関係者が集まりました。大きな会場がいっぱいの人で埋まり、立食なのに隙間なし状態。さすがにこれだけの規模で退職される人の送別会をやったことはありません。主役の人望と幹事をした人たちの頑張りの成果でしょう。

 集まった人たちの大半はもちろん僕も知っている人たちです。親しい人も顔を知っているだけの人もいます。自分のデスクの近隣に座っている同僚もいれば、とっくの昔に東京に転勤になって久しい人もいます。デザイナー、コピーライター、プランナー、カメラマン、スタイリスト、プロデューサー、ディレクターなどなど、カタカナ職業の人たちで会場はいっぱいでした。

 僕もこの仕事をして31年目ですから、ぼんやりのんびり仕事をしてきたとは言え、それなりに多くの業界人を知っているわけで、会場の溢れかえっている人たちとすれ違うたびに「やあやあ」と声をかけ合います。蕎麦が食べたかったのに、蕎麦のコーナーにたどり着くまでにいろいろな人と話していたら、蕎麦がなくなってしまったほどです。これは昨夜の痛恨事でした。先に蕎麦を取ってから話せば良かった。

 まあ蕎麦は食べられませんでしたが、主役そっちのけでたくさんの人たちと久しぶりに話ができて楽しかったです。感覚としてはほぼ同窓会です。先日の高校の同窓会と参加者の数も同じくらいでしたし。高校の同窓会では幹事でMCでサックスプレーヤーでしたから、あまりみんなと話をしている暇もありませんでしたが、昨夜は無役の単なる隅っこにいる参加者だったので、本当にリラックスして楽しむことができました。これなら高校の同窓会でみんなが楽しかったと言うわけです。できたら次回から僕も同窓会の幹事をやらずに、のんびり楽しみたいものだなと思いました。
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ピアノとサックスの1人2役

2014-08-29 00:07:19 | 音楽
 発表会まで3ヶ月を切り、ピアノの練習にも熱が入る、と言うか、尻に火がついた感じがする今日この頃ですが、Mちゃん先生からは「次の曲も考えておいて」という指示が早くも下りました。Mちゃん先生にしてみれば「どうせ習得するのに時間がかかるんだから」と心配してのことでしょう。確かに今の曲だってもう9ヶ月も練習しているわけですから、次の曲も早めに準備をしておいた方が良いに決まっています。僕もMちゃん先生と同じように心配性で、常に先々のことを考えるタイプなので、早速あれこれと検討を始めました。

 今の曲も含めピアノの発表会はすでに3曲連続でMちゃん先生と連弾なので、次も連弾というのはさすがにないかなと思っています。もう1人で弾けよ、と言われてしまいそうだからです。僕は連弾の方が安心できるので好きなんですが。またポップス系ばかり弾いてきたので「そろそろクラシック」というMちゃん先生の意向も感じるのですが、僕としては映画音楽くらいで勘弁してもらえないかなと思っています。具体的には『SUMMER』『戦場のメリークリスマス』『ニューシネマ・パラダイス』あたりです。

 特に『ニューシネマ・パラダイス』は大好きな映画だけに、テーマ曲を弾ければテンションが上がりそうです。そう考えて楽器店で楽譜をあれこれ探していたら、中島みゆきの『糸』の楽譜がありました。以前からサックスで吹いてみたいなと思っていた曲です。ピアノ用の『糸』の楽譜には初級、中級、上級、連弾、弾き語りと5種類もの楽譜が載っていて、これは良いなぁ、弾き語りもやってみたいしと、パラパラめくっていて閃いたことがあります。

 弾き語り用の伴奏を自分で弾いて、メロディをサックスで吹くという1人2役です。もちろん同時にはできませんから、あらかじめピアノ伴奏を録音しておいて、それに合わせてサックスを吹くことになるわけですが、なんかすごく音楽ができる人みたいでカッコ良くない?と思ったのです。ピアノもサックスも1人でこなすなんて、女性が見たら「ステキ」と目がハートになりそうです。ならないかな?いや、そういう下心だけで言っていますが、それだけにモチベーションは高いです。

 うちのスクールの発表会でこの2役をやっている生徒はまだ見たことがないので、すっかりこのアイデアに乗り気になっているのですが、果たしてMちゃん先生のみならず、サックスのS先生も賛成してくれるかどうか。Mちゃん先生は真面目なので、僕の下心を悟られたらすごく冷たい目で見られそうだから、そこは隠しておかないといけませんが。とりあえずまだ10ヶ月くらい先のことなので、しごく真面目な顔で相談してみようと思っています。
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代ゼミの撤退

2014-08-28 00:13:18 | 時事
 僕は受験生の頃、勉強嫌いの試験好きでした。コツコツと地道に勉強をして実力を上げるのは面倒だし効果もすぐには感じられないので楽しくなかったのですが、試験は勝負ですから、戦略戦術を駆使してどんな手を使っても(ルールの範囲内で)高い得点を上げることが目的ですし、それはとてもゲーム性があって楽しかったのです。受験テクニック、特にマークシート問題に関しては僕たちが共通一次試験一期生であったためノウハウがなかったので、自分でそうしたテクニックを発見してブラッシュアップしていく楽しみがありました。

 幸いなことに僕は現役合格しましたが、友人の約半数は浪人生になりました。名古屋ですから地元の河合塾が浪人生には圧倒的な人気を誇っていましたが、僕たちの時から代々木ゼミナールが名古屋に進出、真新しい校舎と東京からやってきた予備校ということで、東大や一橋、東工大、早慶志望のやつらを中心にかなりの人数が代ゼミにも流れたのを覚えています。

 大学生は暇でしたから、たくさん友達がいる代ゼミの授業にもこっそり忍び込ませてもらったこともあります。高校の授業と違って実践的で面白く、僕が自分で開発したような受験テクニックも惜しみなく教えてくれるので、これなら確かに成績が上がるだろうな、1ランク、いやうまくすれば2ランク上の大学にだって受かるかもと思ったのを今でも覚えています。それくらい代ゼミの授業は楽しく活気に満ちていました。

 あれから35年。子どもは減り、大学は増え、誰でも大学に入れる時代になりました。町に溢れていた浪人生もめっきり少なくなったようです。「三大予備校」の一角を占めていた代ゼミも時代の波と同業間の競争に敗れて、大幅な事業縮小を行うそうです。往時を知る人間としては少々寂しさを感じるニュースですが、実は代ゼミは早くからこういう時代が来ることを睨んで不動産事業への転換を考えていたそうで、閉鎖する多くの校舎もホテルやオフィスなどとして使えるように設計段階から考えてあったと聞いて、その抜け目なさに感心しました。

 衰退産業である予備校事業からいち早く撤退をする代ゼミと、寡占状態を狙って鎬を削る河合塾、駿台予備校、それに新進の東進ゼミナール。今後はますます厳しい戦いが彼らを待っているのでしょう。いまどきの大学全入の甘っちょろい受験をやっている受験生よりも、よほど予備校経営者の方が大変だと思います。
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おしっこマシーンの悩み

2014-08-27 00:31:33 | 健康・ダイエット
 先週の腎臓結石の破砕手術が終わってから、たくさんの人に「もう大丈夫なの?」を聞かれます。ご心配いただけるのは本当にありがたいことなんですが、なにせまだ石がどうなったのかは様子見状態なので「わからない」としか答えようがありません。医師からは普通に生活してください、と言われているので、普通に生活をしています。カテーテルが入ったままなので、手術前となんら体調も変わっていません。未だに疲れやすいし、なにより「おしっこマシーン」化が加速している感じで大変です。

 たくさん水分を取って、とにかく尿を出すというのは、腎臓結石になった患者の基本中の基本の動作。ただ頻繁にトイレに行くのは、結構生活していく上で不便です。夜寝ている時はほぼ1時間半ごとにトイレに行くために起きています。6時間睡眠だとリズムが良くて、4回目のトイレに起きたらそのまま顔を洗って身支度を始めれば良いことになります。目覚まし要らずの便利な体ではありますが、正直、睡眠の質が悪いので昼間も眠いしボーっとするのが難点です。

 そして昼間はもっと頻繁に尿意を感じます。食後は特にひどくて15分から30分おきにトイレに行っていますし、そうじゃない時間帯でも1時間が限界。だからトイレに行けない状況が1時間以上続く時の覚悟と用心はかなりのものです。例えば鍼灸院での治療は約1時間かかりますから、治療前には必ずトイレに行っておかないとなりません。鍼が刺さったままではトレイには行けないですから。テニスのゲームも30分を超えると尿意を我慢しながらになるので、先日の試合では長引いて集中力を欠き逆転負けを喫してしまいました。

 いま僕の頭の中では刻々とトイレマップのデータが蓄積&更新されつつあります。家から会社までのルートならどこにトイレがあるか、また会社周辺でキレイなトイレ、空いているトイレはどこか。テニスコートのトイレの位置はもちろん、テニスコートまでの道のりで、どこにすぐに立ち寄れるコンビニがあるかも重要な情報です。

 それにしてもコンビニは偉大です。コンビニがなかった時代は、ドライブ中にトイレに行きたくなったら公共トイレを必死に探したものですし、緊急時にはしばしば物陰で用を足したものでした。今の若者は立ちションなんてほとんど経験ないのかもなぁ。
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語り合うことも趣味の楽しみ

2014-08-26 00:30:34 | 音楽
 音楽の演奏もスポーツも体を使って表現するという意味では同じです。それも反復練習をして体に徹底的に覚えさせないとできるようになりません。だから音楽もスポーツもエリートを育てるなら幼いうちから始めることが必須です。遅くとも6歳、できたら3、4歳くらいからスタートしたいところです。中学生ではもう遅いし、もちろん大人になってから始めたら時間をかけた割には進歩はなかなかしないし、限界もすぐにきてしまいます。

 僕が趣味で楽しんでいるテニスを始めたのは18歳からですから、一流になるには手遅れで、いくら頑張っても趣味のレベルにとどまります。ましてアラフィフからスタートしたサックスとピアノがなかなか上達しないのも当たり前ですし、この先も大したものにはならないでしょう。中級者どまりだろうと思っています。

 その代わり、遅く始めた趣味ほど長続きする可能性も高いです。なにせ進歩が遅いということは、いつまで経っても上達する余地があるということ。人間は「まだ上手くなれる」と思えば練習も続きます。これ以上は伸びないなと限界を感じたらモチベーションを保つことは難しいからです。だから趣味を始めるのに遅すぎるということはないと僕は信じています。さすがに死ぬ間際に始めるのは楽しむ時間が短すぎますが、それでも楽しいならやらないよりはずっとマシでしょう。

 それと年を取ってから始めると「理屈」を楽しめるのも良いところです。子どものうちは体で覚える方が早いので、理屈抜きでガンガン練習をすることになりますが、大人はそれだけの練習時間を確保できないし、体もついていかないので、その分を頭でカバーし、また頭で楽しむことができるようになります。技術解説、練習方法、道具、トッププロ、歴史。それらの理屈や薀蓄を語り合うことこそ、大人ならではなの楽しみ方であり、上達方法でもあります。

 テニスの薀蓄を語らせたら僕は多分その辺の体育会学生やコーチはもとより、テニスプロとだって互角以上に話す自信がありますし、僕だけではなく、腕はそこそこでも薀蓄だけは一人前のテニス愛好家はたくさんいると思います。サックスやピアノも最近同じような傾向が出てきています。まだまだ初級者レベルの癖に、妙に理屈の話をしたいのです。もちろんテニスと違って音楽演奏はまだ経験が浅いので、自慢気に薀蓄を語るほどのものを持っていませんが、それでも話をするのは好きです。同好の士と語り合うことこそ、大人の趣味の大きな楽しみのひとつですからね。
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いよいよ全米オープン開幕

2014-08-25 00:04:03 | テニス
 グランドスラム最後の大会、全米オープンがいよいよ始まります。日本の期待はもちろん錦織圭。今回は第10シード。強敵は4回戦で当たる予定のライバル、ラオニッチ。今年錦織はランキングを上げてきましたが、ラオニッチはそれ以上の成長を見せて、なんと第5シードです。ウィンブルドンでは負けましたが、全米ではぜひその雪辱を果たしてほしいところです。

 ただ問題は例によって錦織の体調。足の親指の故障で手術をしてまだ回復途中ということで、当日までどの程度動けるのか、試合ができるのかもわからないようです。万全のコンディションなら4強さえ倒せるほどの実力を身につけてきた錦織ですが、最大の敵はラオニッチでも4強でもなく故障のようです。

 他にも、伊藤竜馬、ダニエル太郎、西岡良仁の3人が予選を突破してきました。日本男子のレベルアップが進んでいる証拠です。できたら1つでも2つでも勝って、錦織に続くワールドクラスの選手が出てくるのを期待したいところです。ちなみに日本女子では奈良くるみ、土居美咲、クルム伊達公子の3人がストレートインしましたが、とりわけ奈良が第31シードと初めてシードがついたことがニュース。奈良がシードを守れるかどうか注目です。また43歳の伊達は34歳のヴィーナスと初戦で対戦します。年長選手ナンバー1と2のベテラン同士の対決は世界的話題になっているようです。

 優勝争いですが、男子はジョコビッチとフェデラーの決勝となる可能性が高いと思います。ナダルが欠場していて、マレーの調子が上がらないので、第3シードにバブリンカ、第4シードがフェレールですが、今のジョコビッチとフェデラーなら一蹴してしまうだろうと思います。むしろ2人に立ちふさがるかも知れないのは期待の若手。ジョコビッチは準々決勝でマレーを下せば、準決勝ではラオニッチと錦織の勝者かバブリンカが相手になります。フェデラーは準々決勝で「ベイビーフェデラー」と言われるディミトロフが相手です。フェデラーのボトムハーフはディミトロフ以外にグルビスもいますし目が離せません。

 全米はもっとも日本では見るのに辛い時間帯です。あまりたくさんの試合は放送を見られないかなと思っていますが、ネットの発達で結果はすぐにわかりますから、それを楽しみに2週間過ごそうと考えています。
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クジ運の強いリーダー

2014-08-24 15:48:33 | テニス
 この週末は雨の中を縫って毎年参加している「テニスマガジン・ゼビオカップ東海大会」に参加してきました。かれこれ15年くらい連続参加している団体戦です。女子ダブルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3本勝負。レベルは年々高くなっていて、我々のレベルも高くはなっているのですが、なかなか思うようには勝ち上がれません。大抵の場合は4チームのリーグ戦で3位か4位になり、順位別トーナメントで優勝もしくは準優勝。たまに間違って2位トーナメントにいくと、あっさり初戦敗退の憂き目に遭います。

 土曜日は1チームだけ抜きん出て強いところがあり、そこにあっさりやられましたが、残る2チームに何とか勝てそうな感じだったので、2位トーナメントかな、ヤバイなと思っていたら、2試合目途中で雨が降り出して中止。試合が半分も消化できていないということで、全部チャラになって日曜日に改めて全32チームでトーナメント戦をやることになりました。そしてここから僕の元来持っているクジ運の強さが遺憾なく発揮されました。

 トーナメントのドローはシードがなく完全にクジ。我々の実力はよく見積もっても32チーム中20位前後。つまり半分以上は格上です。しかしシードがないドローはどうしても強豪同士の潰し合いが生じます。逆に言えば弱者同士の対戦もあるわけで、その中でもかなりラッキーな対戦相手を引きました。なんと昨年、一昨年と対戦して勝っている相手を今年もまた引いたのです。これで1回戦突破の可能性がかなり高くなりました。

 実際に今日対戦したら、相手が2年連続で負けていると意識し過ぎてくれたのか、なんと女子ダブルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3本とも6-0の完勝。1ゲームも落とさずに3本取ったのです。テニスやっている人ならわかると思いますが、かなり実力差があっても、こういう展開ではどこかで気が緩んで1ゲームくらいは取られるものなのですが、まさかの「トリプルベーグル」達成。なかなかできない快挙です。

 続く2回戦の相手は若手の強豪チーム。辛うじて男子ダブルスこそ競り合いましたが、女子ダブルスと混合ダブルスは完敗してあっさり2回戦敗退になりました。まあこんなものです。とは言えベスト16。本部に「なんか賞品ないの?」と交渉したら、ベスト16進出チームにも賞品を用意したとのこと。普通は32チームの大会ならせいぜいベスト8以上だと思うのですが、このあたりもラッキーでした。ずらりと並んだベスト16用の賞品には急ごしらえらしくかなり差があり、本来ならこのレベルでは出さないようなものも出ているようです。

 その中でも特にチームのみんなが欲しいと思ったのがヘッドのテニス用リュック。ポーチやシューズ入れ、ましてやタオルやソックスに比べたらずっと豪華だし使えそうです。どの賞品が当たるかはまたクジだったのですが、僕には予感がありました。「今日はついてる!」と。そしてクジを引いたら予感通り8分の1の確率をくぐり抜けてリュックが当たったのです。チームのメンバーも大喜びで「クリタさん、すごい!」と誉めてくれます。持つべきものは引きの強いリーダーです、と自画自賛の2日間でした。
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ピアノの発表会まで3ヶ月

2014-08-23 00:00:01 | 音楽
 ずっとサックスの話ばかり書いていましたが、もちろん相変わらずピアノも練習しています。と言ってもMちゃん先生の恒例のお盆休みもあって、2週間もレッスンが空いてしまったので、最近はあまり進歩もありませんでしたが、コツコツと一人でも練習は続けています。

 昨年末から1年がかりでずっと練習しているレ・フレールの『エンドロール』(下記リンク参照)。僕の技術の割にはかなりの難曲で、無謀なチャレンジだと思いながらもすでに練習を始めて8ヵ月。ようやく少しずつカタチになりつつあります。頭から最後まで楽譜を覚えて弾くことはできるようになりましたが、問題はとにかく細かくて速い部分。16分音符が続くところが多く、そこをきちんとリズムに合わせて正確に弾くことがまだできません。レ・フレールは「キャトルマンスタイル」(4手連弾)なので、きちんと2人のリズムが合わないと意味がないのです。

 もちろんゆっくり弾けばある程度(それでもある程度です)は弾けますが、元来テンポの速い曲なので、それでは曲になりません。本来の指定は119ですが、せめて100できちんと弾けるようになりたいと頑張っています。それくらいのスピードで弾ければ一応レ・フレールっぽく聴こえますが、それ以上遅くなると軽快さがなくなり、重たく眠い感じになってしまいます。レ・フレールならではなの華麗さや華やかさは皆無です。

 発表会まで残り3ヵ月を切りました。しかし、まだ人前で聴かせるにはほど遠い状態なので、ここから死ぬ気で頑張らないと仕上がらない可能性が高くなってきました。と言うことで、これまで以上にレッスンを入れられるように9月からはコース変更をしました。月会費は2000円ほど高くなりますが、発表会までの間は仕方ありません。正直、Mちゃん先生はそこまでしなくても、という感じでしたけど、自分の才能は自分がよくわかっていますから。天才じゃない人間は努力あるのみです。

参照:エンドロール ピアノ連弾(手元)

Youtubeにはレ・フレールが「エンドロール」を演奏している動画がなかったので、他の人が演奏している動画をリンクしておきます。
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30年前に戻った飲み会

2014-08-22 07:55:09 | 日記
 退院したその日の夜にテニスして、周りからバカ呼ばわりされています。もちろん覚悟の上です。で、昨日は退院後初出社で夜は飲み会でした。いよいよバカも極まったかのように思われるかも知れませんが、なにせ20数年前に東京に転勤した懐かしい先輩が名古屋に来るというので、それは顔を出さねばというのが大義名分。そうは言っても、なんだかんだで連絡はちょこちょことっていたし、たまに顔も見ていたので、単に集まるメンバーが楽しそうだったからというのが本音です。

 東京から名古屋のお墓に納骨のためにやってきたY田さんは会社で僕の3年先輩(高校の4年先輩)。同じコピーライターとして、彼が東京に転勤するまでの10年足らずの間に随分と仲良くさせてもらいました。仕事もいくつか引き継ぎましたが、主に仲良くさせてもらったのは遊び、特に当時大流行していたゲーム、とりわけファミコン、その中でも「ファミスタ」でした。いま振り返れば、いや当時から自分たちでも呆れるくらい熱心に2人でずっとファミスタをやっていて、その700試合以上の試合結果を全て記録していたのですから、これは紛れもなく「バカ」でした。

 そんな話を含めて、昨日は昔の懐かしい話に熱中していました。ちなみに集まったのは、僕とY田さん、Y田さんの同期のN島さん、僕の1年上のN山さんとY田2さん。Y田さん以外はみんな新入社員から今に至るまで、ずっと今の部署に一緒にいる気心の知れた同世代。30年以上一緒に仕事も遊びもしてきたし、奥さんも子どものこともよく知っているのですから、話が盛り上がらないわけがありません。一気に自分たちが若手だった30年前に戻ってしまった気分です。

 なんにも当時と変わらない雰囲気で盛り上がり、あっという間に4時間以上が過ぎていました。最後の精算の時に割り勘して、少し余ったからと僕が安くしてもらいました。「一番若手だから」という理由で。入社31年目53歳ですが、久々の若手扱いも嬉し恥ずかしな気分です。昨夜のメンバーはY田さん以外は全員家も近所。そしてY田さんがこれから墓参りのために来る霊園も近所。と言うことで、来年のお盆はうちのすぐ近くにある「味仙」集合にしようということになりました。飲んでもみんな歩いて帰れますから。今から楽しみです。
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