幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

バドミントンと卓球の銅メダル

2024-08-03 23:40:16 | スポーツ
 バドミントン混合ダブルスの渡辺東野の「ワタガシ」ペアが東京に続く銅メダル、卓球女子シングルスの早田ひなが銅メダルと、ラケットスポーツの2競技で惜しい銅メダルが続きました。ワタガシペアは東京で銅メダルだっただけに今回は金メダルを狙っていたと思うので悔しい銅メダルかも知れませんが、3位決定戦の韓国ペアも昨年の世界選手権王者だけに、よく競り勝ったと思います。ふたりは福島の同じ中学出身で「ゆうたくん」「先輩」と呼び合っているということで、まるでマンガのようでほっこりします。

 早田は準々決勝で利き腕を痛めてしまい、棄権するかもというピンチだったそうです。準決勝の孫穎莎は世界ランキング1位で早田もこれまで一度も勝ったことがない相手。さすがにその状態では十分に戦えるはずもありませんでした。そして今日の3位決定戦。相手は韓国のエースのシン・ユビン。準々決勝では平野美宇との激戦を制した20歳。韓国のアイドル的選手です。過去の対戦成績では早田が有利ですが、故障を抱えている早田がどこまでできるかがポイントでした。

 第1ゲームはシンが取りましたが、そのあと3ゲームを早田が連取。できることならそのまま早期決着をつけたい早田ですが、さすがにシンも次のゲームを取り返してきます。平野戦と同様にシンの力強い卓球に早田も押される場面も多かったのですが、早田の得意のフォアドライブが良い角度で決まるポイントも多く、最後は何とか勝ち切りました。試合開始5分前に痛み止め注射を打ったということでしたが、それが効いていなければ勝利はなかったことでしょう。

 早田は東京大会では代表に選ばれずにサポートメンバーとして球拾いやヒッティングパートナーをしていた姿がテレビでも映っていました。伊藤美誠、平野美宇と同学年でしたが、2人に常に先をいかれてその背中を追う立場だったのが、一気に開花して日本のエースになり、今回東京の伊藤に続く女子シングルスの銅メダル獲得に繋がりました。福原愛、石川佳純に続くこの「三人娘」の活躍が、さらに張本美和ら下の世代へと引き継がれていくことでしょう。
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