東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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「しんぶん赤旗」日刊紙の「潮流」、良いです

2010年01月15日 | 日本共産党

 久しぶりに「胸がすく思い」と思える文章を読みました。「しんぶん赤旗」日刊紙の1月15日付の「潮流」(1面下段のコラム)です。

 小沢民主党幹事長の土地取引の4億円の謎から文を起こし、次に「一方、2万円の使い道をきびしく監視される人がいます。」

 東京都が、「公設派遣村」に入っている人たちに2万円を支給したことに関連して、

「『持ち逃げだ』『酒を買った』。鬼の首をとったかのように報じる、新聞やテレビがあります。…2万円は、税金から出ました。けれど、ささやかな慰みコンビニでお酒をちょっと買い、そんなに非難されなければならないのか。むしろ、都が入所者に酒1杯ふるまい職探しを励ましたって、おかしくありません。公費に頼る者は酒など飲むなというのなら、人を人とみなしていません」

 こうした報道が核心を隠し、労働者を物あつかいする大企業を免罪することにつながっていることを、きびしく指摘しています。

 更に、石原都知事が生活保護を受ける入所者に「甘え」と言い放ったことも批判し、

「『自己責任』? 内部留保を積み増しながら雇用の社会的責任をはたさない、大企業の自己責任は?」

で締めくくられています。

 お金を得るすべ、すなわち仕事がないために、きびしい生活を強いられる人たちがいます。一方で、「これだけのお金があれば、どれだけの人が生活できる?」というお金について説明しない政治家や、「国際競争」という言葉を持ち出し内部留保の取り崩しを拒否する大企業がのさばっています。

 そういう状況を簡潔にまとめた名文です。

 今日ほどではなくても、「潮流」には気持ちいい文章が多い。

 「しんぶん赤旗」日刊紙、お勧めです。

 

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