日本共産党は６月議会に引き続き、総合計画審議会の委員に議員が入らないようにする条例改正を提案しています。町長の諮問機関に議員が入れば、町長と議会との独立が保たれないからです。
６月議会のときには１８人の総合計画審議会委員から議員がいなくなると委員が５人減ることに対する反対意見が相次いだため、今回は議員が５人いなくなるかわりに公募委員を５人増やせるようにしようという提案をしました。
今日の総務委員会で審議され、中川議員が提案理由説明をしました。
中川議員は提案理由説明で「“議会の代表だ”といって町長に１日当たり６５００円（特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例）で雇われることに問題を感じないか」と問いかけたそうです。
しかし条例改正に反対する議員たちからは、これに対する反論も質疑もなく、最後までダンマリのまま反対したそうです。
一方、無所属の若園ひでこ議員からは、この条例改正の内容を評価する、という内容の賛成討論がありました。
採決では賛成と反対が３対３で、委員長が「現状維持の原則」を理由に「否決」と決めました。
さて、ダンマリ議員さんたち。反対する理由もなく、反対しようとするから、何も言えなくなるんですよ？ 意見も言えない議員は住民の役に立ってるのかな？ そのクセ、議員報酬とは別の報酬がもらえる審議会とかには出たがるんですね？
そうそう、明日は診療所運営委員会が朝の１０時からあります。これにも３人の議員さんが町長に雇われています。日額６５００円で。傍聴できますよ。（東郷町役場公式ホームページの会議の公開のコーナーhttp://www.town.togo.aichi.jp/Contents/CategoryList.asp?IDXNO=110）
