今日、5月25日に尾三消防組合(東郷町、日進市、三好町で構成)の臨時議会がありました。日本共産党の坂林たくみ議員(日進市議)は、臨時議会で議題になった視察への議員派遣について、3組合(尾三消防、尾三衛生、日東衛生の各一部事務組合)の議会が合同で行うことには問題があるとして、やるべきではないという意見を述べた上で、採決では反対を表明しました。
他にも三好町選出の水谷議員(無所属)も反対しましたが、賛成多数で可決されました。
日本共産党は、これまでは3組合合同研修に反対せず当該組合の議員になったときには参加してきました。しかし設置目的が異なる3つの一部事務組合の議会が合同で視察研修を行うことは、視察研修のあり方として問題があるとの考えを持つに至りました。
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3組合合同研修凍結の申し入れ など
私も昨年は日東衛生組合の議員として3組合合同研修に参加しましたが、し尿処理組合の議員が消防本部で研修を受けることに大きな違和感を感じました。し尿処理の組織の議会費が、消防本部での研修費に使われたらおかしいではありませんか。
実は、私が1期目のとき、3年続けて日東衛生組合議会の議員を務めましたが、このときは何の疑問もなく3組合合同研修に参加していました。「そういうもの」という感覚で…。
3期目にしてやっと問題点に気付くことができました。遅きに失したという感じがします。この点については率直に反省しております。
それでも、日東衛生組合の3月の予算審議で問題提起することができ、そして今日、尾三消防組合の議会で反対を表明する議員が現れるところまできました。少しずつですが、議会改革に向け、前進できそうな感じです。