東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

期末手当増額分を受け取らず、町に返したい!

2005年12月10日 | 議員活動

 11月29日に書いた「12月議会初日。職員の給与を減らす一方、議員や町長・助役らの期末手当が増える!」の続報です。
 本当は、ある程度方法が定まった後に報告しようと思っていたのですが、10日付の「中日新聞」なごや東版の記事になったので、私の方からも経過を報告します。
 期末手当が銀行口座に振りこまれる9日を前に、8日に「期末手当の引上げ分の受け取り拒否について」という文書を町長と議長宛てに提出しました。提出者は川瀬雅喜(無所属)、中川雅夫(日本共産党)、門原武志(日本共産党)、橋本洵子(無所属)の4人です。議員と特別職の期末手当引上げに反対した6名のうち、4人が期末手当引上げ分の受け取り拒否の意思表示をしました。
 受け取り拒否の通告を町長と議長に提出したものの、町長と議長からは文書の受け取りを拒否されました。また、期末手当の振りこみの手続きは、当然というか、既に終わっていたとのことで、技術的には無理な要求だったようです。しかし、ともかく、私たちが反対した期末手当の引上げ分は受け取りたくない、という意思表示はできました。
 9日の朝、先の議決通り0.05ヵ月分引上げられた期末手当が(税金や年金保険料を差し引かれて)振りこまれたのを確認し、その分を下しました。
 私たち4人は、それを供託すべく法務局に行ったわけですが、「条例どおりに振りこまれ違法性がない金は、供託する理由がない」ということで、供託はできませんでした。
 行き当たりばったり、うかつ、といわれればその通りですが、4人にとっては初めてのことであり、手探りの状態です。
 本当は町に返納したいのですが、公職選挙法の「寄附行為」になってしまうため、役場に返すわけにもいかず、法務局まで行ったのですが、空振りに終わってしまいました。
 今後は、なんとか供託する方法がないかと知恵を出し合うのと同時に、引上げ分は使わずに、議員を辞めるときに町に返すことも考えていきます。
 私は、期末手当を元に戻す条例案を出せないかも研究したいと思います。

コメント
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