東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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12月議会一般質問、終わる。

2005年12月13日 | 東郷町議会

 随分遅くなったけど、12月議会の一般質問の報告をします。私が一般質問をしたのは、8日の木曜日。その夜、中川議員と急いで「こんにちは」の記事を作った(ネタはそれぞれの一般質問報告)ので、改めて報告する気持ちがなかなか沸きませんでした。週末からいろいろあったということもあります。16日の議会最終日は議会発行の「議会だより」用の一般質問の原稿の締め切りでもあります。その内容もどうしようかと考えているところですが、とりあえず、「こんにちは」や「議会だより」では伝わらない部分を書いてみましょうか。

町長、誤解しないで
 平和行政について町長の見解を聞きました。「非核平和自治体の宣言」をしてはどうか、ということと、戦没者追悼式を大人から子どもまで広く町民で戦争・平和について思い起こす「平和式典」に発展させては、ということを聞きました。
 町長は「宣言のあるなしが自治体の価値を決めるものではなく、何をするかが大切」と、宣言する考えがないことを改めて表明しました。だからといって「宣言する考えがない」とするかどうかはともかく、「何をするかが大切」というのはその通りだと思うので、それ以上つっこみませんでした。
 一方、「戦没者追悼式は誰でも参加してくださいと広報している。私も平和についての思いを語っている。既に平和的な式典だ」という答弁に対して、私は「11月4日という平日に行われた。それよりも子どもも参加しやすい日程にしてはどうか。8月は夏休みで終戦記念日や原爆忌という節目の日もある」と再質問したところ、町長は何を思ったか「子どもも参加してお祭り気分というのは、あのつらい戦争を思い出す行事にはふさわしくない。少なくとも私の目の黒いうちはやらない」とムキになって「反論」してきました。私は「町長、誤解してもらっては困る。誰もお祭り気分で、とは言っていない。誤解を解いた上で答弁をやり直して欲しい」と再答弁を求めました。町長は「子どもも参加しやすい日程というのは、検討に値する」と修正しました。
 余談ですが、中川議員が隣の席の川瀬議員(非自民無所属)に「町長、誤解してるね」と話し掛けたら、川瀬議員は「ゴカイどころじゃない、ロッカイだよ」と。傍聴席に行くと、議員同士のオチャラケも聞こえてくるかもしれませんよ。

「国民健康保健、減税は難しい」と
 基金に残金があることを示して、これを使えば減税が可能だと追求しました。これまで基金に残金があるという状態はなかったのに、現在4500万円も残金があるからです。当局は「なにがあるか分からない」と述べ、それに備えるためには残金に手をつけたくない、従って減税は難しい、という認識を示しました。「じゃあ、せめて増税しない、と答弁してください」と再質問しても「難しい」と。2年連続で増税、払いたくても払えないほど高くなった国保税です。住民の医療を守る仕事とは何か、という基本を外さず、国保の運営に当たってもらいたいものです。
 申請減免については、納税相談でお知らせしてきたが、これからはもっと広報したい、という答弁でした。
 また、国保法44条に基づく窓口負担金の減免、免除、徴収猶予については、規定を整備するため、先進事例を研究したい、と前向きな答弁が出ました。

西部保育園、開園準備期間に雇用契約がなかったことについて
 私の指摘や、従業員からの連絡により事実を知り、児童課が明生会に対し、指導した。解決について、明生会と従業員との間で話し合われ納得が得られた、という報告がされました。
 また、災害がおこっても労災保険の対象外で、対処しようがなかった、との認識が示されました。
 私は再発防止を求め、当局もそのように努める旨、答弁がありました。

 残り3項目ありますが、明日は委員会があるので、続きはまた。

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