goo blog サービス終了のお知らせ 

書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

安岡正篤 『王陽明研究』

2012年10月11日 | 人文科学
 一読、題として「概説」のほうが相応しくないかと思った。それから、この内容では、小林秀雄のドストエフスキーやゴッホについての評論を読むように、評する対象そのものの分析と理解にはあまり役立たないだろう。「批評とは他人をダシにして自分を語ることだ」(小林秀雄)

(明徳出版社 1922年3月旧版 1960年3月新版初版 1981年3月新版三版)