書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「『県境なき牛団』ってなんだ?…20日に結成」 から

2010年11月17日 | 抜き書き
▲「YOMIURI ONLINE(読売新聞)」2010年11月17日11時58分、河部啓介。(部分)
 〈http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101117-OYT1T00359.htm

 牛を使ったご当地グルメで町おこしをしようと取り組む各地の団体が20日、鳥取市で「県境なき牛団(うしだん)」を結成する。
 広島県内からは府中市で牛ミンチを使ったお好み焼きの普及に取り組む「備後府中焼きを広める会」(粟根克哉会長)が参加、同会と兵庫、鳥取両県の計9団体が連携を誓う。
 牛肉は全国で生産されているが、これまでは各産地が個別にブランドをPRする動きが中心だった。牛団は、地域に根差した牛を使ったメニューを「牛食(ぎゅうしょく)」と名付け、「牛のおいしさがギューッと詰まった『牛食』をキーワードに、県境を超えて協力し、日本を楽しく豊かにする」ことを目指し、地域おこしのノウハウなどを情報交換する。
 参加するのは府中焼きを広める会のほか、牛すじ肉の入ったお好み焼き「高砂にくてん」(兵庫県)、ご飯の上に牛カツを載せた「加古川かつめし」(同)、牛の骨でだしを取った「鳥取牛骨ラーメン」(鳥取県)、牛ホルモン入りの「鳥取ホルソバ」(同)などの普及に取り組んでいる団体。事務局は鳥取市に置き、全国の「牛食」団体に参加を呼び掛けていくという。
 20、21の両日、同市の鳥取環境大学などで「第1回牛食の祭典」を開催。祭典の冒頭、午前10時から牛団の結団式を行う。会場では参加の各団体などが出店を出し、PRする。
 鳥取の畜産家らが牛について解説、講義する「牛学」や、牛の血管を使った「牛ホルン」の演奏もある。〔中略〕
 結団式を前にインターネットに公式サイト「ウシペディア」(http://usipedia.jp/)を開設、情報発信を強化した。〔後略〕


 こりゃええわ。

「День народного единства в России」 を読んでずっと考えていた

2010年11月17日 | 思考の断片
▲「ИТАР-ТАСС」04.11.2010, 16.17。
 〈http://www.itar-tass.com/level2.html?NewsID=15653686&PageNum=1

  Президент Медведев поздравил всех россиян с этим праздником. "Народное единство для всех нас - это не красивая метафора, это - неоспоримая ценность", - заявил глава государства, выступая на торжественном приеме в Кремле. "Это - основа существования и развития нашего многонационального, многоконфессионального государства, нашей богатой, впитавшей множество самых разных традиций, укладов и обычаев культуры, нашей многоязычной и многоликой российской нации", - подчеркнул он.
 

 ロシア・ポーランド戦争、しかもモスクワからポーランド兵が撤退した日がどうして“ロシアの国民統合の日”なのか。ずっと考えていた。公式説明はいろいろあるが、納得できない。
 西側諸国がモスクワ・オリンピックをボイコットした1980年の夏、私は初めてロシア(当時ソ連邦)の地を訪れた。モスクワでロシア・ポーランド戦争の立役者、ミーニンとポジャルスキーの像を見た。ロシア(ソ連)人ガイドの説明は、つまりは「祖国を守った愛国者」でしかなかった。いまだにわからない。

“親愛なるヴィエラ先生、どうやら日本にもすごい奴がいそうです”

2010年11月17日 | 思考の断片
 言わずと知れた『のだめカンタービレ』テレビ版第一話の末尾近く、千秋の独白。
 “おれはここでもっとやれることがある”と思わせられるようなすごい奴に出会えた千秋は幸せなるかな。
 すごい奴は確かにいるが、“ここでもっとやれることがある”とは、もう私には思えない。“ここでなくてもできることがもっとある”か、“ここではできないことがたくさんある”。一人遊びには飽きが来る。遊び相手が見つからぬ。