ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

まちづくり講演会に行ってきました。

2013年03月19日 17時31分25秒 | まちづくり
 今日は、午後3時から、津山商工会議所建設部会の主催による「まちづくり講演会」が実施され、本多会長、観光事業部の中川真弓さんとともに参加しました。

 場所は、津山商工会議所の1階大ホールで、共催は津山市中心市街地活性化協議会、講師は米子市の市議会議員でもあり、米子市中心市街地活性化協議会・タウンマネージャー、また米子市の中心市街地活性化事業の仕掛け人として全国的に有名な杉谷第士郎さんでした。

 会は、津山市中心市街地活性化協議会会長で津山商工会議所会頭の牧野会頭の挨拶に始まり、田村建設部会長の挨拶を経て、杉谷先生の「津山市中心市街地活性化の新たなスタートに向けて」と題した講演が始まりました。

 杉谷先生は、大手流通企業で商品開発や経営企画、新規業態開発に従事した後、イタリア・ミラアノにて大型複合専門店の開発・経営を行った後、2004年に故郷の米子市にUターン、米子コンベンションセンター館長などを務められた後、2007年よりまちづくりNPOの設立に参画、以後、米子市の中心市街地活性化基本計画の策定を推進するとともに、そのコア事業となる「にぎわいトライアングル」における民間事業の掘り起こしと事業課の推進コーディネートを行う等、様々な分野で活躍されており、現在はオフィス・コモンズ代表を務めておられます。

 講演の内容は、「米子方式」と呼ばれる地方都市の活性化をどう考えるかというお話に始まり、地方に向けた国の施策の紹介、米子の中心市街地における事業の設立とその事業が継続発展することによる市街地活性化の実例を紹介しながらの興味深い内容で、1時間半ほどがあっという間に過ぎました。

 最後は、質疑応答と言うことで、津山市における事業を担うプレーヤー不足の現状から、そうした人材の発掘についての質問もあり、若い人達のやる気を振起させる方法等について、貴重な意見を聞くことが出来ました。

 全般的には、市街地に於ける事業展開が主のお話なので、重要伝統的建造物保存地域の町並み保存を第1に目指す我々の城東地区にそのまま当てはめて考えるというわけにも行きませんが、随所に興味深いお話もあり、今後、我々のまちづくりにも参考にしていきたいものと思います。

 と言うわけで、今日の午後は有意義な時間を過ごすことが出来ました。