またまた、1週間遅れの記事になりましたが、今年度も東京ビッグサイトで実施された標記のイベントに、お役目を頂いて行ってまいりました。
フェイスブックでは、既にご報告済みですので、フェイスブックをご覧の皆様には重ねてのご報告となります。
画像は、21日(日)の様子ですが、例年、二日目は初日に比べお客さんの数も少ないのですが、今年は昨年以上の人手で、大盛況でした。
やはり、中国地方と比べるとアマチュア無線人口も多くて、羨ましい限りです。
私達、理事連中は、「何でも相談コーナー」に交代で勤務し、会員の皆さんの質問やご要望にお応えするという役目を頂いておりますが、今年最も多かったのが、やはり新スプリアス基準に関するものでした。
特に、古い無線機を大切に使っていらっしゃるアマチュア無線家の皆さんも多いことから、一番の関心事は御自分の保有している機材が、新スプリアス基準に適合するのかと言うことでしょう。
これについては、一般財団法人「日本アマチュア無線振興協会(JARD)」のブースに、
1 「スプリアス確認保証のご案内」
2 「スプリアス確認保証可能機器リスト」
が配布されており、これを見ると相当古い無線機についても、平成34年以降も若干の経費はかかりますが、JARDの保証認定を受ければ使用することが可能です。
この資料については、JARDのWebにて入手可能ですので、JARDで検索していただきたいと思います。
下の写真は、アマチュア無線家の原点とも言える自作品コーナーで、各地のアマチュア無線家の皆さんの力作が並んでおりました。
ただ一つ心配なのは、上の新スプリアスと関連して、自作の無線機がこの基準に該当しないこととなり、こうした力作をアマチュア無線局で使用するには、かなり厳重なスプリアス測定検査を通過しなければなりません。
このようなことが、自作という活動に水を差すようなことにならなければいいと思っております。
自作派の皆さん、頑張っていい無線機を作って下さいね。
各メーカーも様々なブースを出展して、活発な営業活動を実施していました。
折から、夏休み終盤の土日と言うことで、宿題の自由研究にするのでしょうか、多くの子供達がご父兄と一緒に工作教室で汗を流しておられました。
この右側の方は、徳間ジャパン・水戸大使のJI1BTL 水田かおりさんで、歌手でもあります。
最近、とみに活発にアマチュア無線の普及発展のため活動をされており、今後の活躍に大いに期待しているところです。
と言うことで、2日間のお勤めを終わり、その日のうちに帰ってきましたが、もう一日ゆっくりとされた方々は、翌日の荒天のため、公共交通機関が乱れて大変だったようです。
ともあれ、来年もこのハムフェア、時期は9月初旬にずれ込むようですが実施されますので、また是非おいで下さい。
会場でアイボールQSO(アマチュア無線家が電波の上ではなく、直接会って話しをすることをこう言います。)出来ることを楽しみにしております。
多くの皆様のご来場に、心からお礼を申し上げます。有り難う御座いました。