ツナさんの小部屋

団塊世代のおじさんの趣味や生活の一部を紹介します。同じ趣味を持つ人たちと交流できればうれしいと思います。

電波の安全性に関する説明会に行ってきました。

2012年10月05日 12時22分23秒 | 電波適正利用推進員の部屋
 先頃、中国総合通信局から「電波の安全性に関する説明会」の案内が来ていたので、昨日、お役目を頂いている電波適正利用推進員の一員として行ってきました。

 最近は、我々の生活の場にも色んな電波が氾濫をしています。

 それに伴って、色んな施設例えば携帯電話の中継局なども多数設置されるようになってきています。

 生活の場面でも、病院や航空機の中、交通機関の優先座席付近では携帯電話を切ってくれと、電波に関して行動の制限を受けることがよくあります。

 そう言うことを言われると、電波というものが体に悪いのではないかと考える人達も居て、ここ最近、電波というものの安全性に関心が高まってきています。

 というわけで、所管官庁の総務省が、全国各地で電波の安全性について説明会を行っており、電波の適正な利用を推進するお役目を頂いているものとして参加してきました。

 場所は、岡山市の国際交流センターで、150ほどの席がほぼ満席になっていました。

 頂いたのが、140ページほどのこの立派な資料です。

 

 一般の方には、なかなか難しい内容なので詳しい説明は省きます。(一応、専門家の我が輩もさっぱりわからないところも多々ありました。(^_^;))

 説明会の方は、まず中国総合通信局の電波監理部長の「電波の安全性に関する総務省の取り組み」に始まり

 

 次に、金沢医科大学の小島正美先生が「電波の生体影響について」と題して、医学面から電波が人間など生物に及ぼす影響について説明をしてくださいました。

 

 最後は、名古屋工業大学の藤原修先生が国で定めている「電波防護ガイドライン」の作成者として、熱弁をふるっていただきました。

 

 ちょっと乱暴な言い方になるかも知れませんが、電波(300GHz以下の電磁波)については、医学面及び物理面双方から研究して、現在定めている防護指針に従って、電波の発信源から距離をとれば大丈夫ということです。

 一番身近な携帯電話(900MHzの電波を使用)を耳につけて使用する際も、携帯電話側の側頭部で局部的に0.01度Cの温度上昇が見られるだけで、全く心配いらないという説明でした。

 まあ、物事には完璧と言うことはありませんので、気をつけるにこしたことはありませんが、余り神経質になる必要もないと思います。といっても、電子レンジなどは2.45GHzという非常に高い周波数を使い、ものを暖める作用のある器具ですので、直接その電波を浴びることはおすすめできませんが・・・。

 昔、外国人の方が、シャンプーをしたネコを電子レンジで乾かそうとしたことがあったそうですが、超危険です。(^_^;)こういう場合は、必ずドライヤーをお使い下さい。

 というわけで、3時間の長い説明会でしたが、高名な先生方の貴重なお話を聞くことが出来て有意義でした。

 その後、会場で出会ったアマチュア無線仲間の「TSCテレビせとうち」に勤めていらっしゃるYさんに御願いして、会社を見学させていただきました。

 

 「テレビせとうち」はテレビ東京系列の局で、和風総本家、カンブリア宮殿、ガイヤの夜明けなど我が輩の大好きな番組を放送しています。(以前は、ライバル局に勤務していましたが・・・。(^_^;))

 これは、マスターと呼ばれる放送全般をコントロールする主調整室

 

 その後、山陽新聞社屋20階にある社員食堂で、アイスコーヒーをごちそうになりました。

 

 Yさん、大変お世話になり、有り難う御座いました。m(_ _)m