2月22日

2022-02-23 | 鉄道模型

海苔の缶を使って外板と窓枠のスペーサーを考えます。


こうやって貼ることになるのですが


なんだかうまくいきません。

0.2mm厚のいさみやペーパーですが、ちゃんと向きを正しくしてもなんだかうまくないです。


マッハのリーターダーシンナーの缶(6掛け7掛けの寸法)でも切ってみます。


結果それではRがきつ過ぎて当初の紙で行きます。

瞬間接着剤も使いました。

あまりうまくいかないので3508の前窓だけで止めます。

いい考えだと思ったのですが。


エーワンの強粘着シール


裏、台紙の2箇所に全長に渡り切り込みが入っていて剥がしやすくなっています。


何もないと感覚が掴めないので罫書きしてみます。

ステッドラーの水性0.05mmのペンで書いてみたのですが・・・2mmの間に点が5つ(両端を数えれば6つ)つまり0.4mm幅に切りたいのです。

靴摺は0.4mm幅と思ってそうしたいのです。


切りました。 切り込みのところから剥がしました。


思ったより遥かに上手く行きそうです。

しかし、これでよくよくみるともっと丁寧に車体を仕上げなければ先へ進めません。


こちらデハ3508もこの状態でやるのはあかん感じがしてきました。


3508は靴摺剥がしてマスキングしてサーフェーサーを角に吹きます。


こういう支え方を考えました。

これまでは大きな長いペンチで車体中央の板を掴んでいました。


吹きました。 マスキングもさっさと剥がしています。


デハ3507の仕上げ、

ひどいものです。 深い傷がありますね。 最善を尽くします。


薄めたTAMIYAパテを使います。


突然サハ3254が出てきます。 サラサラに近く薄めたTAMIYAパテが余ったので雨樋の隙間(なんとなく以前より開いたか・・・目の贅沢化か?)

そして、サラサラのパテを流し込んで、不要なはみ出しはアクリルシンナーとキムワイプで拭き取ってしまいます。

これは最強かもしれません。


毛細管現象のようにしてどんどん染み込ませ、10分程経って隙間ができたらさらにそこに流し込み・・・

結局20回程3時間それを繰り返し、薄めたTAMIYAパテの使い方は色々あるのだと思い知ったのでした。


靴摺、3度目の正直で貼りました。


20回目の流し込み直前の情景です。

結局今日よかったのは靴摺2枚貼っただけです。 相当厳しい戦いです。




2月21日

2022-02-22 | 鉄道模型
今日はサハのアルミサッシの組立をします。


二段目を壊してしまったところ、切り継ぎで乗り切ります。


仕上がりはこんな感じです。

車体に取り付けるともっと違う見え方になるはずです。


サハのサッシ全体です。

失敗が多い!「失敗=桟が細過ぎたもの」です。


注意深く吹き過ぎないように試し吹きしてあった3508をヤスリ掛けしました。


廃車が心配された3507です。 乾いて仕舞えばまあこんな感じ(垂れないように360度色々な角度動かして踊らせ続けたから垂れていません)


時間を目一杯かけてヤスリで治す努力をしましたが、木片と一緒に擦る方法について開眼しました。

知識としてはありましたし、それなりにやっていましたが、その真髄に目覚めた感じです。

目覚めてもデハ3507は所詮ポテポテかもしれませんが。


これらのサンドペーパーは#2000です。

シルヘッダーに囲まれた途中の窓柱は長く細く切ったサンドペーパーでヤスリます。


やっとある一定レベルに到達しました。

ここからやや「楽しい段階」に入ります。 

ようやくです。

残された時間はわずかです。

ママにも「難しい模型は講師失格ヨ!」と言われていますが・・・・

見込みで言うなら

「間に合う」3分

「間に合わない」7分

という厳しい見方をしていますが、意地で頑張ります。




2月20日

2022-02-21 | 鉄道模型

TMSコンペ2021出品作品の中の東急6000系には、自動扉の戸袋注意の指差しマークが使われていて私はなかなか衝撃を受けました。

「T.K.K.」の時代からこの指差しマークは使われています。

紙成の競作にチャレンジの方、IMONにありますので是非どうぞ。


今日は C5527[吉]とDF50509[大]が発売されました。


日豊本線のDFはエアフィルターが混ざることと、特急牽引時にヘッドマークをつける都合から手すりが改造されています。 DF50509の場合、山陰やら秋田やらから転属してきた変わり種なので、屋根上モニターに沢山の手摺が増設されていて面白いカマです。(ディーゼルを罐というのはいかがなものかと・・・)

C5527は「流改」をやるなら考えなくてはならない大スターです。
安全弁が流線形時代の名残という感じで嵩上げされています。 嵩上げならばテンダーの石炭前寄せ囲いの後側が、溢れた石炭を前寄囲の中にスコップで戻す時にしんどく無いように嵩上げがなされています。
機炭間が狭いですがIMON自慢の伸縮ドローバーのおかげです。
伸縮ドローバーは分売されていて16番蒸機製品に交換取付を意識して開発されていますのでなかなか良いものだと思います。


左て、デハ3507にもお試し吹き付けしてみようと思い立ち、マスキングしました。


「その前に」と言って付けた乗務員扉の靴摺が、はみ出し接着剤を取るつもりが剥がれてきました。

付け直しはもちろん新しいものを切り、90度回した位置で接着しました。


試してみると大変なことになるかもしれないシルヘッダーが沢山あります。


大失敗です。

今回の工作数ヶ月の中で最大の失敗。 イモンでもかつて経験がないひどいことです。

廃車かもしれません。

暗いから、雨っぽいからとびらも開けず割合近くから吹いてしまった・・・・

サーフェーサーが殆ど終わりかけているのも災いしました。

しかし、要は、大馬鹿者です。


一発で元気を無くしてしまいました。 取り返しがつきません。

傷心のイモンは変なものを切ります。

直径10cmの海苔の缶に当ててカッターで切りました。

R=4500のデハ3500のRで切り出したものです。

薄く切り出せば丸い前面に平面の窓ガラス&窓枠が付く隙間の部材を作ろうとしているのでした。


デハ3508の外板剥がれてしまったところの修正


バローべの三角断面のヤスリを使いました。

鉄ヤスリでやってはじめて平になったかどうかがわかります。


この助士席側の前隅も試しに拭いたところです。

銀座線が現れたかと思いました。


こちらサイドもお試し吹き付けしてみます。

先程の惨事があった後なので流石にうまくできました。


アルミサッシ、一段目を裏側から見ながら二段目を「シンナー差し」で留めていきます。

デハ3507、3508の2両分を一気にやります。


二段目を勘違いから一つ少なく切ってしまいました。

「ボツ」になった戸袋を改造して次点を狙います。 ところが改造がまずかったのか寸法違いで窓セルが貼りにくい状態です。


捨てるところにあった使い古しのカッターナイフで切り込んで下敷きを作って、それで切ります。


他の部分と同じような仕上がりになりました。


デハ3500二両分です。


こんな感じです。

このまま塗装して、窓セルと接着してから塗装後の車体に貼り付けます。





2月19日

2022-02-20 | 鉄道模型

上は測ってみたら0.7mmのマイナスドライバーかもしれません。

下は昔から使っている1mmのマイナスドライバー。

キサゲとして使うので砥石で研ぎます。


TAMIYAパテを薄めて塗る事を多用していますが、軽率にゴム系が乾き切っていない状態でそれを使ってしまうとこんな感じの変な削りカスが出て嫌な感じです。


右後のドア、パテを盛った状態、これからヤスります。


右後のドア、ヤスリ掛けしました。


右中のドア、ヤスり済み。


右前ヤスり済み。


左前ヤスり済み。


左中ヤスり済み。


左後ヤスり済み。


デハ3508に転じてぐるりとヤスリ掛けしています。


右の後寄り、瞬着が前に染み込んで大惨事になった部分、パテを盛った状態。


雨樋をマスキングしてヤスリ掛けしました。

もちろん万一に備えて(本当は十一くらいですが)マスキングしているわけで、マスク以外のところを一所懸命に削るのですが・・・

これはサーフェーサーをちょっと吹いて仕上げてみます。 とすると、その前にちょっとだけやります。


そのちょっとだけの前に確認です。 十六番エコーの幌吊がそのままドンピシャです。


国鉄の幌枠とは全然違う形状だからドンピシャなのです。(ポップアップします)

30年前の乘工社の設計はちゃんとしていたですね

エッチングして曲げる厄介なパーツがちゃんと残っていたのが助かります。


前にやっておく作業は、乗務員室の靴摺です。 0.3mm厚の紙を0.3mm幅で切ります。


長さ5.6mmに切って


ゴム系クリアで貼ります。

接着剤の口からドア下部にどろっと付けて、その海の中に0.3✖️0.3mmの靴摺を沈めて、しかるのちに余ったゴム系を取り去るわけです。


これが友釣りで絡め取った状態です。

この先はヤスリで削って尖らせた爪楊枝で擦るとほんの0.05mm位の残りも丸めて取り去ることができます。


反対側、右も同じ手順で貼りました。


改めてマスキングしてサーフェーサー吹きます。


お遊びで裏からドアマスクを固定してみました。

こんなことしなくてもピッタリサイズなので動かないのですが。


吹きました。

試しにどんな具合か後右隅、前右隅に軽く吹いてみました。

削り過ぎのような仕上がりが通用するかどうかテストです。



2月18日

2022-02-19 | 鉄道模型

今日本社に行ったらこれ(上の2つ)が届いていました。


横から見るとこんな感じです。

新幹線/在来線の大きさの感覚はこれでなくてはなりません。

客室窓やドアの感じでスケール統一の意味が感じられるかと思います。

新幹線を中に入れたのは大変な事です。

KTMよりは良いかと思います。 造形村には負けます・・・並べて比較したいですね。(今は忙しいからNGです)

確認しなきゃいけないのはD51のバルブギアがどうなっているか?ですがこれもお預けです。


左て、長さが足りてないシルヘッダーに継ぎ足すパーツを作っています。

0.8mm幅の上のヘッダーに継ぎ足すのですが、幅が微妙に大きくて0.05mm削ぎ落としたところです。

細かいことやっていますが、全体のレベルは人様にお見せできるものになるかどうかは疑問です。


継ぎ足しました。 うわっ!周りもど汚い!


少し整理しました。


その反対サイド(公式サイド)の真ん中に足すものを切ろうとしています。


ドア上も含めて貼り付けました。


こちら側は終了。


非公式サイド、ドア上を貼る前に改めて幕板部分のヤスリ掛けをします。 だから再び水切りとシルヘッダーにマスクです。


悍ましい事故が発生しました。

ヤスリ対策のマスキングに耐えられなかったようです。

ここはゴム系クリア接着剤で接着します。


人様(ひとさま)に見せられるようになるかどうか???


こちらサイドも貼り終わって、シルヘッダー終了です。


アクリルシンナーで薄めて筆塗りでパテを塗ります、


辛抱強くヤスリ掛けをしなくてはなりません。