TMSコンペ2021出品作品の中の東急6000系には、自動扉の戸袋注意の指差しマークが使われていて私はなかなか衝撃を受けました。
「T.K.K.」の時代からこの指差しマークは使われています。
紙成の競作にチャレンジの方、IMONにありますので是非どうぞ。
今日は C5527[吉]とDF50509[大]が発売されました。
日豊本線のDFはエアフィルターが混ざることと、特急牽引時にヘッドマークをつける都合から手すりが改造されています。 DF50509の場合、山陰やら秋田やらから転属してきた変わり種なので、屋根上モニターに沢山の手摺が増設されていて面白いカマです。(ディーゼルを罐というのはいかがなものかと・・・)
C5527は「流改」をやるなら考えなくてはならない大スターです。
安全弁が流線形時代の名残という感じで嵩上げされています。 嵩上げならばテンダーの石炭前寄せ囲いの後側が、溢れた石炭を前寄囲の中にスコップで戻す時にしんどく無いように嵩上げがなされています。
機炭間が狭いですがIMON自慢の伸縮ドローバーのおかげです。
伸縮ドローバーは分売されていて16番蒸機製品に交換取付を意識して開発されていますのでなかなか良いものだと思います。
左て、デハ3507にもお試し吹き付けしてみようと思い立ち、マスキングしました。
「その前に」と言って付けた乗務員扉の靴摺が、はみ出し接着剤を取るつもりが剥がれてきました。
付け直しはもちろん新しいものを切り、90度回した位置で接着しました。
試してみると大変なことになるかもしれないシルヘッダーが沢山あります。
大失敗です。
今回の工作数ヶ月の中で最大の失敗。 イモンでもかつて経験がないひどいことです。
廃車かもしれません。
暗いから、雨っぽいからとびらも開けず割合近くから吹いてしまった・・・・
サーフェーサーが殆ど終わりかけているのも災いしました。
しかし、要は、大馬鹿者です。
一発で元気を無くしてしまいました。 取り返しがつきません。
傷心のイモンは変なものを切ります。
直径10cmの海苔の缶に当ててカッターで切りました。
R=4500のデハ3500のRで切り出したものです。
薄く切り出せば丸い前面に平面の窓ガラス&窓枠が付く隙間の部材を作ろうとしているのでした。
デハ3508の外板剥がれてしまったところの修正
バローべの三角断面のヤスリを使いました。
鉄ヤスリでやってはじめて平になったかどうかがわかります。
この助士席側の前隅も試しに拭いたところです。
銀座線が現れたかと思いました。
こちらサイドもお試し吹き付けしてみます。
先程の惨事があった後なので流石にうまくできました。
アルミサッシ、一段目を裏側から見ながら二段目を「シンナー差し」で留めていきます。
デハ3507、3508の2両分を一気にやります。
二段目を勘違いから一つ少なく切ってしまいました。
「ボツ」になった戸袋を改造して次点を狙います。 ところが改造がまずかったのか寸法違いで窓セルが貼りにくい状態です。
捨てるところにあった使い古しのカッターナイフで切り込んで下敷きを作って、それで切ります。
他の部分と同じような仕上がりになりました。
デハ3500二両分です。
こんな感じです。
このまま塗装して、窓セルと接着してから塗装後の車体に貼り付けます。